JP3227740U - 物干し竿用ピンチ - Google Patents
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Abstract
【課題】物干し竿に掛けられた洗濯物を挟む際、あまり力を使わず片手で容易に着脱することができ、使用後の収納性にも優れ、更にはハンガー掛け及び物干し竿と物干し竿受けとの係止をも兼ね備える物干し竿用ピンチを提供すること。
【解決手段】線条材の両先端部の其々を折り曲げることにより第1把持部20を一対に形成し、前記線条材の中心部で第2把持部30を形成し、前記第1把持部20と第2把持部30の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部40を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されていることを特徴とする物干し竿用ピンチ10とした。
【選択図】図1
【解決手段】線条材の両先端部の其々を折り曲げることにより第1把持部20を一対に形成し、前記線条材の中心部で第2把持部30を形成し、前記第1把持部20と第2把持部30の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部40を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されていることを特徴とする物干し竿用ピンチ10とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、物干し竿等に使用され、洗濯物を挟む際や取り外す際に、あまり力を使わず片手で容易に着脱することができる物干し竿用ピンチに関する。更に言えば、ハンガー係止や物干し竿と物干し竿受けとの係止をも兼ねる改良された物干し竿用ピンチに関するものである。
現在、一般的に使用されている摘まみはさみ型の物干し竿用ピンチは、意外と気づき難いことであるが、衣類など洗濯後の濡れた洗濯物を挟むために物干し竿用ピンチの先端部を開く際、思ったよりも大きな力が必要である。乾いた洗濯物を取り外すために再度竿ピンチの先端部を開くのにも、一般的に使用されている物干し竿用ピンチであれば、同様の動作を行わなければならないため、面倒な動作が重なり無駄な家事時間の消費や肉体的負担が強いられている。特に長持ちする丈夫なステンレス製の従来品では、その構造上、洗濯物を挟む箇所の摩擦抵抗が小さいことから、洗濯物を挟む際の把持力を向上させるために物干し竿用ピンチのバネ力を強く設定してあり、摘むのに大きな力を必要とし、結果的に力一杯摘んでも洗濯物を挟む箇所が大きく開かず洗濯物を挟みにくい状況である。現在のように高齢化が進んでいく状況で、健常者ならずとも高齢者や若くても手先の不自由な人が、この動作を毎日のように行うのは結構大変なことである。
この他にも摘まみはさみ型の物干し竿用ピンチの問題点として、部品点が非常に多く、完成品の性能、特に重量アップ及び、使い勝手の低下や製造コスト等との兼ね合いにおいて、製造工程が容易に簡略化できず、更に煩雑になりコストアップや製造ラインの複雑化に繋がるという問題も指摘されている。また、その他の洗濯物用ピンチは樹脂製であることが多いため、紫外線によって劣化しやすく、マイクロプラスチックによる環境への悪影響が懸念されている。更に言えば、従来の洗濯物用ピンチは、個々の容積率が高いため、収納性に難があり、不使用時の扱いが非常に手間の掛かる物であった。かかる現状を鑑みて、種々の物干し竿用ピンチが開発されている。
これらの現状の問題点を解決すべく、特許文献1には、「物干し竿に挾持される洗濯はさみを構成する洗濯はさみ本体の適所に、ハンガーのフック部を吊下するパイプ、又は係止孔等の係止部を設けてなる洗濯はさみ」が開示されている。
特許文献2には、「従来の洗濯ばさみのように持ち手兼開閉操作部分、支点、挟む部分を持った一対の本体部品と、バネ部材を備えていて、竿を挟むための湾曲した部分を二股として、その間にハンガーのフックを納めて横ずれを防ぎ、ハンガーが竿から外れるのを防ぐためフックを大きくカバーする覆いを設けた固定金具」が開示されている。
特許文献3には、「CC形スプリングの先端部がハサミ部の開閉に対応してスライドすることを特徴とする。ハサミ部が閉じているときはC形スプリングの両先端部はヒンジ部よりもハサミ部寄りに位置し、握り部を閉じる方向に操作することによりハサミ部が開くに従って、C形スプリングの先端部はスライドしヒンジ部よりも握り部寄りに位置しハサミ部は開いた状態で保持され、片手で洗濯物を両方のハサミ部の間に挿入し、片手で容易にハサミ部を閉じて洗濯物を干すことができる竿ピンチ」が開示されている。
特許文献4には、「二個の組合せからなる物干し竿固定はさみの本体のア―ム部を、それぞれ、物干し竿の軸長方向に、竿受及び竿受腕木をまたぐ任意の間隔をもつ二股を形成し、その竿つかみ部をそれぞれ、竿の外周になじむ締め付可能な曲部なもつ竿の横ずれ、及び上下のはずれ防止可能な、着脱自在の物干し竿固定はさみ」が開示されている。
特許文献5には、「従来の洗濯挟みに形成突出された、角状のつまみを無くし、スマートな形状にしたことにより、洗濯挟みハンガーを閉じる、重ねるなどして収納したときに、角状のつまみが他のものと引っかかり、絡み合うという問題を解決」したことにより、「絡みをほぐす手数がなくなり、忙しい主婦等の使い手がいらいらすることもなく、また、絡みをほぐすために無理に引っ張って洗濯挟みを壊し、怪我をしたり衣類を破ったりするという危険がないため、安心して使用することが出来、更に、洗濯挟み全体を一体にしたことで、複数の部品を必要とせず、一種類の素材で、且つ、一工程で一体成型が出来るからまらない洗濯挟みを提供する(特許文献1:要約より抜粋)。」ことを課題として、「洗濯挟み本体を逆U字型に湾曲させてばね部とし、両端に挟み部を設け、ばね部を適宜な位置で交差させる、ことによって生じるばねの作用で洗濯ものを挟む構造とする」洗濯挟みが開示されている。
特許文献1に係る洗濯はさみは、吊下られた洗濯物が、風にあおられても落下することがなく、また洗濯はさみの挾持部に、あおり力による衝撃が作用せず、洗濯はさみの挾持力の低下を回避できるだけでなく、物干竿、当該洗濯はさみを利用して、多くのハンガーを吊下げることができるが、着脱時の労力、即ち少ない力で片手のみで容易に着脱できることには何ら触れられておらず、複雑な機構で部品点数も多く製造コストも良いとは言えない。
特許文献2に係る固定金具は、高い位置での作業の負担を減らすよう、片手でも着脱が簡単におこなえるとあるが、従来の洗濯ばさみのように持ち手兼開閉操作部分、支点、挟む部分を持った一対の本体部品と、バネ部材を備えていて、竿を挟むための湾曲した部分を二股として構成されているので、従来の洗濯ばさみ同様に、少ない力で片手のみで容易に着脱できることは不可能だと考えられる。更には、ハンガーが竿から外れるのを防ぐためフックを大きくカバーする覆いが設けられているため、非常に高コストだと言える。
特許文献3に係る竿ピンチは、C形スプリングの先端部がハサミ部の開閉に対応してスライドすることを特徴としており、ハサミ部が閉じているときはC形スプリングの両先端部はヒンジ部よりもハサミ部寄りに位置し、握り部を閉じる方向に操作することによりハサミ部が開くに従って、C形スプリングの先端部はスライドしヒンジ部よりも握り部寄りに位置しハサミ部は開いた状態で保持され、片手で洗濯物を両方のハサミ部の間に挿入し、片手で容易にハサミ部を閉じて洗濯物を干すことができるようになったと記載されている。しかし、C形スプリング及びC形スプリングをスライドさせる機構を設ける必要があり、製造コストは非常に良くないことが考えられる。また、複雑な機構であるため製品寿命が短いことが容易に予測できる。
特許文献4に係る物干し竿固定はさみは、竿の横ずれ、及び上下のはずれ防止可能ではあるが、物干し竿のズレ防止のみに特化した機能しか有しておらず、最近の収納型の竿受けアームには大きさの問題で適用できない。
特許文献5に係る洗濯挟みは、従来の略V字形状の洗濯挟みの角状の部分を無くした形状にしたことにより、確かに、洗濯挟みハンガーを閉じる等して収納したときに、角状の部分どうしが絡み合うという問題を解決することができるし、洗濯挟みの形状を工夫したことで複数の部品を必要とせず、一種類の素材で、一工程で製造することができるようになった。しかしながら、洗濯バサミの構造が、テコの原理(第3種)を応用しているため先端の挟み部(すなわち作用点)で洗濯物を挟むために、摘み部(すなわち力点)に加わる力は、テコの原理(第1種)を使った略V字型より更に必要になり、少しの力で摘まんで開くことができないものであることに変わりは無く、洗濯物を洗濯バサミから取り外す際も同様に、洗濯バサミの先端を摘まんで開く必要があり、現在のように高齢化が進んでいく状況で、健常者ならずとも高齢者や若くても手先の不自由な人が、かかる動作を日常的に行うのは大変なことであり問題があると言える。
本考案の目的は、物干し竿等に使用され、洗濯物を挟む際や取り外す際に、あまり力を使わず片手で容易に着脱することができ、更にハンガー係止や物干し竿と物干し竿受けとの係止をも兼ねる改良された物干し竿用ピンチを提供することにある。つまり、世の中の毎日行われる面倒な洗濯家事作業を軽減して、世の中の人々が労力をあまり使わず、末永く使える製品を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された考案は、一本の線条材を任意形状に曲げることにより形成される物干し竿用ピンチであって、前記線条材の両先端部の其々を折り曲げることにより第1把持部を一対に形成し、前記線条材の中心部で第2把持部を形成し、前記第1把持部と第2把持部の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されていることを特徴とする物干し竿用ピンチであることを特徴とするものである。
請求項2に記載された考案は、前記第1把持部若しくは第2把持部線同士をチェーンで連結することにより、物干し竿と物干し竿受けとを固定する機能を有することを特徴とするものである。
本考案に係る物干し竿用ピンチは、一本のステンレス鋼等を素材とする線条材を任意形状に曲げることにより形成される物干し竿用ピンチである。より詳細に説明すれば、線条材の両先端部の其々を略円形状に折り曲げることにより第1把持部(着脱時に摘まむ部位)を形成し、前記した線条材の中心部で第2把持部(着脱時に摘まむ部位)を形成し、前記第1把持部と第2把持部の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されていることを特徴とする。
従って、本考案に係る物干し竿用ピンチによれば、固定部で物干し竿に掛けられた洗濯物を係止する際は、第1把持部から固定部にかけてなだらかな円弧状になっているので、第1把持部を摘まんで物干し竿下方にスライドするだけで、洗濯物上を滑るように固定部が開いてスムーズに取り付けることができるようになった。取り付け作業後半は、固定部が左右に閉じる方向に付勢されているので、同じく洗濯物上を滑るように元の形状に戻ろうとするため、何らの労力も必要としない。これらの作業は、第2把持部を摘まんで行うことも可能であり、その取り付け作業は第1把持部を摘まんで行う作業と同様である。
また、本考案に係る物干し竿用ピンチを取り外す際には、第1把持部を摘まんで物干し竿上方に引き抜くだけで、取り付ける際と同様に洗濯物上を滑るように固定部が開いてスムーズに取り外すことができるようになった。取り外し作業後半は、固定部が左右に閉じる方向に付勢されているので、同じく洗濯物上を滑るように元の形状に戻ろうとするため、何らの労力も必要としない。これらの作業は、第2把持部を摘まんで行うことも可能であり、この作業も第1把持部を摘まんで行う作業と同様である。
更に、本考案に係る物干し竿用ピンチは、前記第1把持部若しくは第2把持部線同士をチェーンで連結し、物干し竿受けの左右方向の位置に取り付ける(物干し竿上に)ことにより、物干し竿と物干し竿受けとを固定することが可能となった。
<物干し竿用ピンチの構造>
以下、本考案に係る物干し竿用ピンチ10の一実施形態について、図1〜図5に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る物干し竿用ピンチ10の正面図である。本実施例に係る物干し竿用ピンチ10は、一本の線条材(一例として、ステンレス鋼:φ0.8mm〜φ4.0mm程度であり、ステンレス鋼についても、材質等により分類された各グレードを自由に選択することができる)を、図1に記載したような形状に曲げ加工することにより形成される物干し竿用ピンチ10である。線条材の両先端部の其々を略円形状に折り曲げることにより第1把持部20を形成し、前記した線条材の中心部で第2把持部30を形成し、前記第1把持部20と第2把持部30の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部40を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されている。
以下、本考案に係る物干し竿用ピンチ10の一実施形態について、図1〜図5に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る物干し竿用ピンチ10の正面図である。本実施例に係る物干し竿用ピンチ10は、一本の線条材(一例として、ステンレス鋼:φ0.8mm〜φ4.0mm程度であり、ステンレス鋼についても、材質等により分類された各グレードを自由に選択することができる)を、図1に記載したような形状に曲げ加工することにより形成される物干し竿用ピンチ10である。線条材の両先端部の其々を略円形状に折り曲げることにより第1把持部20を形成し、前記した線条材の中心部で第2把持部30を形成し、前記第1把持部20と第2把持部30の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部40を形成し、更に、左右に閉じる方向に付勢されている。
<物干し竿用ピンチの使用方法>
図2は、物干し竿用ピンチ10の使用方法を説明するための図であり、(a)は取り付け作業前、(b)は取り付け作業中、(c)は取り付け作業後をそれぞれ表している。第1把持部20を摘まみ下方へスライドすると、図2(b)に示す通り固定部40が左右方向に開き、そのまま洗濯物と物干し竿を挟み込んで、図2(c)に示す通りしっかりと固定される。この作業は第2把持部30を摘まんで行っても良い。またこれらの作業は握力などをあまり使わず、極めて低労力で行うことができる。
図2は、物干し竿用ピンチ10の使用方法を説明するための図であり、(a)は取り付け作業前、(b)は取り付け作業中、(c)は取り付け作業後をそれぞれ表している。第1把持部20を摘まみ下方へスライドすると、図2(b)に示す通り固定部40が左右方向に開き、そのまま洗濯物と物干し竿を挟み込んで、図2(c)に示す通りしっかりと固定される。この作業は第2把持部30を摘まんで行っても良い。またこれらの作業は握力などをあまり使わず、極めて低労力で行うことができる。
図3は物干し竿用ピンチ10にハンガーを掛けた状態を説明するための図である。図3(a)に記載したように、片方若しくは両方の第1把持部にハンガーを掛けることができる。また図3(b)に記載したように、第2把持部を通してハンガーを掛けることも可能となっている。この際、物干し竿用ピンチ10は物干し竿を締め付けるように固定されているため、洗濯物を掛けたハンガーが左右にずれたりすることは無い。
図4は物干し竿と物干し竿受けとを固定する状態を説明するための図である。図4(a)に記載したように、2個の物干し竿用ピンチ10同士をチェーンで連結(一例として第2把持部同士を連結)して使用する。チェーンが物干し竿受けを周回するようにして物干し竿用ピンチ10を物干し竿の長手左右方向にそれぞれ設置すると、物干し竿用ピンチ10は物干し竿に強固に固定されるため、物干し竿と物干し竿受けのズレ防止となり、強風などであおられて物干し竿が落下するような事故を防ぐことができる。また、穴が設けられているアーム式の物干し竿受けであっても、図4(b)に記載したように同じくズレ防止となる。
<物干し竿用ピンチの効果>
本考案に係る物干し竿用ピンチ10は、一本の(ステンレス鋼を素材とする)線条材を任意形状に曲げることにより形成されており、ステンレス鋼を素材としているので、例えば、線条材の径を小さくすることで、摘んだ際の感覚において柔らかく、製品重量を軽くすることもできる。更に、製造工程において、物干し竿用ピンチ10の形状を一本のステンレス鋼から製作することができるようにしたことで、部品点数を最低限まで減らすことができ、かつ、単純な折り曲げ工程で製造することができるようになった。また、布団や分厚い毛布などの大型の洗濯物に対しても柔軟に対応できる物干し竿用ピンチ10を提供できるようになった。
本考案に係る物干し竿用ピンチ10は、一本の(ステンレス鋼を素材とする)線条材を任意形状に曲げることにより形成されており、ステンレス鋼を素材としているので、例えば、線条材の径を小さくすることで、摘んだ際の感覚において柔らかく、製品重量を軽くすることもできる。更に、製造工程において、物干し竿用ピンチ10の形状を一本のステンレス鋼から製作することができるようにしたことで、部品点数を最低限まで減らすことができ、かつ、単純な折り曲げ工程で製造することができるようになった。また、布団や分厚い毛布などの大型の洗濯物に対しても柔軟に対応できる物干し竿用ピンチ10を提供できるようになった。
本考案に係る物干し竿用ピンチ10の具体的な製造工程としては、ステンレス鋼等の線条材の両先端部の其々を(略円形状に)折り曲げることにより第1把持部20を一対に形成する工程、前記線条材の中心部で第2把持部30を形成する工程であり、この工程は前記第1把持部20と第2把持部30の中間部に、互いに交差させて設けられた一対の固定部40を形成する工程も含まれるし、工程の順序は問わない。かかる工程を採用することで、例えば樹脂の一体成形の如く極めて単純な工程ではないものの、バネの組み付け工程も不要であり、従来品のステンレス鋼製品の様な複雑な曲げ加工工程を必要としない比較的単純な曲げ加工のみの工程で、物干し竿用ピンチ10を製造することができるようになった。製品サイズは元より線条材の径や固定部40の形状設計で挟み力や、摘み力、使用感等の仕様変更が簡単に設定できることも本考案の特徴である。
更に本考案に係る物干し竿用ピンチ10は、従来の樹脂製の同様製品と比べると、紫外線耐性も強く錆びることも無いため、半永久的に使用できるのでコスト的にも優れているだけでなく、近年問題となっているマイクロプラスチックによる環境への影響問題についても貢献することができる。また、側方から見て非常に薄く作られているため、不使用時に無駄なスペースが必要にならないだけで無く、いくつかの把持部はそのまま収納時のリングとしての用途も持ち合わせているため、トータル的に考えるとこれ以上収納性に優れた同用途の製品は存在しないと言っても過言では無い。
<物干し竿用ピンチの変更例>
本考案に係る物干し竿用ピンチは、上記した各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、把持部、固定部の構成を、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。(一例として図5参照)例えば、線条材(ステンレス鋼等)の径についても、必要に応じて種々の材質(表面メッキ処理を含む)や寸法のものを自由に選択することができる。
本考案に係る物干し竿用ピンチは、上記した各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、把持部、固定部の構成を、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。(一例として図5参照)例えば、線条材(ステンレス鋼等)の径についても、必要に応じて種々の材質(表面メッキ処理を含む)や寸法のものを自由に選択することができる。
本考案に係る物干し竿用ピンチは、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、
物干し竿に掛けられた洗濯物を挟む際、あまり力を使わず片手で容易に着脱することができ、低コストで環境にも配慮され、使用後の収納性にも優れ、更にはハンガー掛け及び物干し竿と物干し竿受けとの係止をも兼ね備える物干し竿用ピンチとして好適に用いることができる。
物干し竿に掛けられた洗濯物を挟む際、あまり力を使わず片手で容易に着脱することができ、低コストで環境にも配慮され、使用後の収納性にも優れ、更にはハンガー掛け及び物干し竿と物干し竿受けとの係止をも兼ね備える物干し竿用ピンチとして好適に用いることができる。
10・・物干し竿用ピンチ
20・・第1把持部
30・・第2把持部
40・・固定部
20・・第1把持部
30・・第2把持部
40・・固定部
Claims (2)
- 一本の線条材を任意形状に曲げることにより形成される物干し竿用ピンチであって、
前記線条材の両先端部の其々を折り曲げることにより第1把持部を一対に形成し、
前記線条材の中心部で第2把持部を形成し、
前記第1把持部と第2把持部の中間部に、互いに交差させて成る一対の固定部を形成し、
更に、左右に閉じる方向に付勢されていることを特徴とする物干し竿用ピンチ。 - 前記第1把持部若しくは第2把持部線同士をチェーンで連結することにより、物干し竿と物干し竿受けとを固定する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の物干し竿用ピンチ。
Priority Applications (1)
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JP2020002682U JP3227740U (ja) | 2020-06-08 | 2020-06-08 | 物干し竿用ピンチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3227740U true JP3227740U (ja) | 2020-09-17 |
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Family Applications (1)
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JP2020002682U Active JP3227740U (ja) | 2020-06-08 | 2020-06-08 | 物干し竿用ピンチ |
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JP (1) | JP3227740U (ja) |
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2020
- 2020-06-08 JP JP2020002682U patent/JP3227740U/ja active Active
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