JP2006075325A - 開閉式ハンガー - Google Patents

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Abstract


【課題】 従来のようなハンガーでは衣類を裾から脱着する場合は手間が掛かり、襟元から脱着する場合には、襟元を広げなければならないため、衣類が伸びてしまい、その上、干している間にも風や衣類の自重等によって襟元が伸びてしまうといった問題がある。又、タオル等を掛ける為の固定用クリップが付いている物もあるが、留めの効果が甘く、結局洗濯バサミを併用しなければならない。
【解決手段】 衣類を掛ける左右一対の上部可動アーム3・4と下部可動アーム5・6を回転自在に連結し、その上部に上部可動アーム3・4同士が開く方向に付勢する力を制御する働きをする固定アーム2を設けて開閉式のハンガーにすることと、下部可動アーム5・6が略水平状態の際に、下部可動アーム5・6に一部が接する状態となるストッパー12を設けた開閉式ハンガー。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ハンガーに関するものである。
従来から、合成樹脂・鋼・木製等の図10のような一体型成形のハンガーが大半を占めており、左右に延びたアームは完全な固定型となっている。
このハンガーに丸首型の衣類を掛けるには、裾からハンガーを挿入し、さらに左右のアームを両袖に通す作業が必要となり面倒となるため、衣類の襟元を広げながら、ここからハンガーを挿入して掛けることが多いが、このようにすると衣類の襟元が広がり変形してしまう。
このような問題を解決するために、開閉機能を持ったハンガーがある(例えば特許文献1参照)。
上記の特許文献1に記載のハンガーは、本願明細書に添付した図面の図11・図12に示すように、衣類を掛けるアーム30・31が閉じて、衣類の襟元からハンガーの着脱が容易にできるように、アーム30・31の両先端を回転軸27で軸着し、回転軸27を支点としてアーム30・31が開閉する状態にし、グリップ26の下端に回転軸28・29でアーム30・31を軸着した。グリップ26は、二股に開閉し内部にバネ25を介在させ回転軸24で軸着した機構であるため、バネ25の反発する力がグリップ26に作用して、そのためグリップ26には常時閉じようとする力が働き、グリップ26の下端に軸着したアーム30・31にも連動して同じ力が作用し、アーム30・31が折曲し閉じた状態を保持し、アーム30・31が開いた状態を保持させるのがストッパー23である。ストッパー23は、作動部23Aとストッパー23先端の突出部23Bから成り、フック21が備わるグリップ26の上部に回転軸22でストッパー23を軸着するように構成されている。
この構成によれば、片手で容易にハンガーの開閉作業ができ、丸首型の衣類も襟元を広げずにハンガーの脱着できる。
特開2003-299565号公報
しかしながら、上記のような従来のハンガーでは、衣類を取外す際に裾から通す手間が掛かり、襟元からハンガーを通す際には、襟元を広げるようにしなければならないため、衣類を変形させてしまうことになる。
その上、タオルなどは風で飛ばされやすく、図10のような従来のハンガーに付いているクリップだけでは留めの効果が甘い為、結局洗濯バサミを併用しなければならず意味がない。本発明は、この点も解決することを課題としている。
又、特許文献1のものは、ハンガーに掛けられる対象物が衣類に限定され、その上、衣類を掛けている間にも、風や衣類の自重等によって襟元が伸びてしまうといった問題は解決できていない。
その上、アームの動きを制するロック機能を持たせるために、部品の点数が増え製造コストの増加を招きやすい。本発明はこれらの問題も解決することを課題としている。
この課題を解決するための請求項1の発明は、胴体部に開閉自在に枢支した状態で取付けた、衣類を掛ける左右一対の上部可動アームと、上部可動アーム同士が開く方向に付勢する開方向付勢手段と、上部可動アームの開方向付勢力を制御する為に、胴体部に上部可動アームの上部に位置する形で左右一対に突出した固定アームと、胴体部より上方に突出する形で取付けたフックを備えたことを特徴としている。
このような構成により、上部可動アームが開閉自在に枢支されているので、上部可動アームを閉状態に折畳み、丸首型の衣類の襟元を広げることなく衣類に挿入でき、上部可動アーム同士が開く方向に付勢する開方向付勢手段によって容易に上部可動アームが開き、衣類を掛けることができる。
その上、掛けると同時に固定アームと上部可動アームとの間に、衣類が挟まれる形となり、衣類がハンガーに固定でき、風や衣類の自重による衣類の変形を防ぐことができる。
又、固定アームは、上部可動アームの上部に設けることで、上部可動アーム同士が開く方向に付勢する力を制御する働きと、衣類を固定する働きの両方を兼ねているため、部品の点数も低減され、製造コストを抑えることができる。
請求項2の発明は、各上部可動アームの端部間またはその近傍間に、中央が回転自在に連結され上部可動アームが開いた状態になった際、略水平状態となる下部可動アームの端部が連結されていることを特徴としている。
この構成により、上部可動アームが開状態の際、下部可動アームが略水平状態になり、これにタオル等を掛けることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載のハンガーにおいて、各上部可動アームに両端が回転自在に連結された下部可動アームが略水平状態の際、下部可動アームに接する状態となるストッパーを有していることを特徴としている。
この構成によれば、下部可動アームが略水平状態の際、これにタオル等を掛けるとストッパーが上から押える働きをするため、洗濯バサミを使用せずに落下防止ができる。
請求項1の発明によれば、胴体部に開閉自在に枢支した状態で取付けた、衣類を掛ける左右一対の上部可動アームと、上部可動アーム同士が開く方向に付勢する開方向付勢手段と、上部可動アームの開方向付勢力を制御する為に、胴体部に上部可動アームの上部に位置する形で左右一対に突出した固定アームにより、衣類を掛ける際や掛けている期間に襟元が伸びてしまうなどの衣類の変形を抑制出来るうえ、固定アームが、上部可動アームの付勢力を制御する働きと、衣類を固定する働きの両方を兼ねているため、部品の点数も低減され、製造コストを抑えることができる。
請求項2の発明によれば、各上部可動アームの端部間またはその近傍間に、中央が回転自在に連結され上部可動アームが開いた状態になった際、略水平状態となる下部可動アームの端部が連結されていることにより、ハンガーの開閉作業がさらに容易になり、下部可動アームが略水平状態の際、これにタオル等を掛けることが出来る。
請求項3の発明によれば、下部可動アームが略水平状態の際、これにタオル等を掛けた際、ストッパーがこれを押える働きをするため、洗濯バサミを使用せずに、風等の影響での落下を防止できるため、大変使い勝手が良くなる。
以下、本発明の実施の最良の形態を図によって説明する。
請求項1のハンガーの一実施例としては、図1〜図2のように、衣類を掛ける左右一対の上部可動アーム3・4と、これらのアームを開閉自在に枢支した状態で取付けた胴体部16と、上部可動アームの上部に位置する形で胴体部16より左右に突出する一対の固定アーム2と、胴体部16より上方に突出する形で取付けたフック1と、上記の上部可動アーム同士が開く方向に付勢する開方向付勢手段として取付けたバネ11で構成されている。
本実施例では、各アーム・胴体部・フックは合成樹脂性で、バネ11はネジリバネとし、全体の長さLは約40センチメートル、高さHは約12センチメートル、固定アームの内角度θを約130°としている。
尚、全体の大きさは衣類の様々なサイズを考慮して、全体の長さLは25〜50センチメートル、高さHは5〜25センチメートル、固定アームの内角度θ100〜180°の範囲で適宜変更可能である。
上記の構成において、上部可動アーム3・4が開いた状態では、図1のように上部可動アーム3・4が、ネジリバネ11により上方に付勢され、固定アーム2と接した状態で開姿勢を維持する。
この状態から衣類を脱着する際には、上部可動アーム3・4を引き下げ、図2のようなハンガーを閉じた状態にすると、襟元を広げずに容易に挿入でき、その後ハンガーを開いた状態にすると衣類がハンガーに固定されるため、掛けている間の風や自重等による変形も防ぐことができる。
又、固定アーム2を上部可動アームの上部に設けたことで、上部可動アーム3・4の付勢力を制御する働きと、衣類を固定する働きの両方を兼ねているため、部品の点数も低減され、製造コストを抑えることができる。
請求項2のハンガーの実施例としては、図3〜図4のように、上記の請求項1のハンガーの上部可動アーム3・4の端部間またはその近傍間に、中央部10が回転自在に連結され上部可動アームが開いた状態になった際、略水平状態となる下部可動アーム5・6の端部が軸8・9で連結された構成となっている。
この構成で衣類を掛ける際にハンガーを閉じた状態にするには、下部可動アーム5・6を連結した中央部10付近を片手の親指や人差し指や中指で持ちながら引下げることで、連結された上部可動アーム3・4と下部可動アーム5・6が連動して、図4のような略菱形の閉じた状態となり、図8のように衣類の襟元を広げずに容易に挿入できる。
そして、下部可動アーム5・6を連結した中央部10付近を持って引下げた力を緩めると、ネジリバネ11の付勢力によって上部可動アーム3・4が開いた状態となり、図7のように固定アーム2との間に衣類17をはさんだ格好でハンガーが開いた状態を維持する。
このように、請求項2の発明によれば、ハンガーの開閉動作を片手で容易にでき、上部可動アーム3・4が開状態の際、下部可動アーム5・6が略水平状態になり、これにタオル18等を掛けることができるため、さらに便利である。
次に請求項3のハンガーは、図3のように請求項2のハンガーの上部可動アーム3・4に、弾力性を備えた樹脂性の板状のストッパー12が、下部可動アーム5・6が略水平状態の際、下方向に弓形の状態で下部可動アーム5・6の一部に接するように、両端を可動軸13・14に枢支した状態で取付けられた構成となっている。
このように、請求項3の発明によれば、図7のように下部可動アーム5・6が略水平状態の際、これにタオル18を掛けると、ストッパー12が上から押える力を加えるため、洗濯バサミを使用しなくても落下防止ができ、大変に便利である。
又、図5・6に示した固定アーム2の形状にすることで、図5のように衣類の襟元部分を押えずに固定でき、その上、通気孔15を設けることにより、衣類を固定している部分の換気を促すことができる。
又、フック1を胴体部に回転自在な構造で取付けることにより利便性が高くなる。
胴体部16、上部可動アーム3・4、下部可動アーム5・6、固定アーム2、フック1、ストッパー12、回転軸7・8・9・10・13・14の材質は樹脂・鋼等に変更でき、形状についても適宜変更可能であり、バネ11についてもネジリバネ・板バネ等、使用する形状や材質は適宜変更可能である。
請求項1の発明の実施例となる開閉式ハンガーを開いた状態の正面図である。 同ハンガーを閉じた状態の正面図である。 請求項2・3の発明の実施例となる開閉式ハンガーを開いた状態の正面図である。 同ハンガーを閉じた状態の正面図である。 同ハンガーを開いた状態の全体斜視図である。 同ハンガーの構成部品を展開した斜視図である。 同ハンガーに衣類を掛けた状態の正面図である。 同ハンガーに衣類を脱着する際中の正面図である。 同ハンガーにタオルを掛けた状態の正面図である。 従来の一体型成形のハンガーの正面図である。 特許文献1の開閉式ハンガーの閉じた状態の正面図である。 特許文献1の開閉式ハンガーの開いた状態の正面図である。
符号の説明
1 フック 2 固定アーム
3 上部可動アーム 4 上部可動アーム
5 下部可動アーム 6 下部可動アーム
7 回転軸 8 回転軸
9 回転軸 10 回転軸
11 バネ 12 ストッパー
13 可動軸 14 可動軸
15 通気孔 16 胴体部
17 衣類 18 タオル
21 フック 22 回転軸
23 ストッパー 23A ストッパー作動部
23B ストッパー突出部 24 回転軸
25 バネ 26 グリップ
27 回転軸 28 回転軸
29 回転軸 30 アーム
31 アーム 32 クリップ
L 全体長さ H 高さ
θ 固体アーム内角度

Claims (3)

  1. 胴体部に開閉自在に枢支した状態で取付けた、衣類を掛ける左右一対の上部可動アームと、前記上部可動アーム同士が開く方向に付勢する開方向付勢手段と、前記上部可動アームの開方向付勢力を制御する為に、前記胴体部に前記上部可動アームの上部に位置する形で左右一対に突出した固定アームと、前記胴体部より上方に突出する形で取付けたフックを備えたことを特徴とする開閉式ハンガー。
  2. 前記上部可動アームの端部間またはその近傍間に、中央が回転自在に連結され前記上部可動アームが開いた状態になった際、略水平状態となる下部可動アームの端部が連結されていることを特徴とする請求項1記載の開閉式ハンガー。
  3. 前記上部可動アームに両端が回転自在に連結され、前記下部可動アームが略水平状態の際、前記下部アームに接する状態となるストッパーを有していることを特徴とした請求項2に記載の開閉式ハンガー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103284560A (zh) * 2013-06-04 2013-09-11 无锡同心塑料制品有限公司 一种防止衣物滑落的衣架
CN104939643A (zh) * 2015-06-19 2015-09-30 谢桂生 一种可收纳的防风衣架
CN105433724A (zh) * 2014-09-16 2016-03-30 骆元郡 一种活动防风防滑衣架

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