JP3080651U - ハンガー掛け用フック - Google Patents
ハンガー掛け用フックInfo
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- JP3080651U JP3080651U JP2001001669U JP2001001669U JP3080651U JP 3080651 U JP3080651 U JP 3080651U JP 2001001669 U JP2001001669 U JP 2001001669U JP 2001001669 U JP2001001669 U JP 2001001669U JP 3080651 U JP3080651 U JP 3080651U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物干しロープからハンガー掛け用フックが不
用意に外れることを防止出来る。 【解決する手段】 扁平胴部1にハンガー8を掛ける掛
かり部10を設け、該胴部1の上部両端に横向きから下方
に屈曲する腕部2、2を突設し、一方の腕部2と胴部1
との間にロープ6を通し該ロープを他方の腕部2と胴部
1との間を通してロープ6に支持せしめるハンガー掛け
用フック7において、胴部1及び両と腕部2、2に、張
った状態のロープ6が嵌まる溝4、41がロープの張り方
向に形成されている。
用意に外れることを防止出来る。 【解決する手段】 扁平胴部1にハンガー8を掛ける掛
かり部10を設け、該胴部1の上部両端に横向きから下方
に屈曲する腕部2、2を突設し、一方の腕部2と胴部1
との間にロープ6を通し該ロープを他方の腕部2と胴部
1との間を通してロープ6に支持せしめるハンガー掛け
用フック7において、胴部1及び両と腕部2、2に、張
った状態のロープ6が嵌まる溝4、41がロープの張り方
向に形成されている。
Description
【0001】
本考案は、ロープに引っ掛けて使用し、洋服ハンガーを安定して吊すことがで きるハンガー掛け用フックに関する。
【0002】
図4は、ロープ(6)にハンガー掛け用フック(7)(以下、単に「フック」と呼ぶ) を取り付けて、該フック(7)にハンガー(8)を吊した状態を示している。 従来の斯種フック(7)は合成樹脂にて形成され、図5に示す如く、扁平胴部( 1)の両端に横向きから下方に屈曲する腕部(2)(2)を突設して胴部(1)と腕部( 2)(2)との間に下向きに開口する切欠(3)(3)を形成し、胴部(1)の下部にハ ンガー(8)を掛ける掛かり部(10)を有している。
【0003】 胴部(1)の一方の面にロープ(6)を沿わせ、両切欠(3)(3)の下向き開口(31) (31)から無理にロープ(6)を切欠(3)(3)に嵌め込む。 フック(7)は、胴部(1)と腕部(2)(2)が同一平面にあるため、図7に示す如 く、胴部(1)と腕部(2)(2)との間を通過する近傍でロープが屈曲する。このた めロープ(6)に張り力が働くと腕部(2)(2)に曲げ力が作用する。
【0004】 フック(7)の材料樹脂が劣化すると、図6に2点鎖線で示す如く、腕部(2)( 2)が弾性復帰せずに胴部(1)を含む平面から外れる方向に曲がってしまったま まとなる。このため切欠(3)の下向き開口(31)が開いて、フック(7)とロープ( 6)の引っ掛かりが緩くなり、ハンガー(8)やロープ(6)が風で揺れるとフック( 7)がロープ(6)から外れ易くなる。 本考案は上記問題を解決できるフックを明らかにするものである。
【0005】
本考案は、扁平胴部(1)にハンガー(8)を掛けるための掛かり部(10)を設け、 該胴部(1)の上部両端に横向きから下方に屈曲する腕部(2)(2)を突設して胴部 (1)と腕部(2)(2)との間に下向きに開口した切欠(3)(3)を形成し、両切欠( 3)(3)にロープ(6)を通して該ロープ(6)に取り付けるハンガー掛け用フック( 7)において、胴部(1)及び両腕部(2)(2)に、張った状態のロープ(6)が嵌ま る溝(4)(41)(41)がロープの張り方向に形成されている。
【0006】 一方の腕部(2)側から該腕部、胴部(1)及び他方の腕部(2)の溝(41)(4)(41) を見通したロープ通し空間は、望ましくは縦方向の幅長さW1はロープ(6)の直 径と同程度であり、横方向の幅長さW2はロープ(6)の直径よりも小さくする。
【0007】 望ましくは、溝にはロープとの滑りを小さくするために突起(5)を設ける。
【0008】
ロープ(6)にフック(7)を掛けてロープ(6)を張ったとき、フック(7)の胴部 (1)及び腕部(2)(2)の溝(4)(41)(41)にロープ(6)が嵌まるため、胴部(1)と 腕部(2)(2)との近傍でロープ(6)が無理に屈曲することはなく、腕部(2)(2) に大きな曲げ力は作用しない。 従って、従来の様に腕部(2)(2)が胴部(1)の平面から外れて曲がったまま弾 性復帰しない状態をなくすことができ、ロープ(6)とフック(7)の引っ掛かりが 緩くなってフック(7)が外れることを防止できる。
【0009】 一方の腕部(2)側から該腕部、胴部(1)及び他方の腕部(2)の溝(41)(2)(41) を見通したロープ通し空間は縦方向の幅長さW1はロープ(6)の直径と同程度で あり、横方向の幅長さW2はロープ(6)の直径よりも小さいとすれば、ロープ( 6)を張ったときに、ロープ(6)を溝底に押圧する力が作用するため、ロープ(6 )上をハンガー掛け用フック(7)が簡単に滑ることはない。
【0010】 溝(4)(41)に突起(5)を設けてロープ(6)との滑りをなくせば、ハンガー掛け 用フック(7)をロープ上の所定の位置に保持できる。
【0011】
図1に示す如く、フック(7)は合成樹脂にて形成され、扁平縦長の胴部(1)の 両端に横向きから下方に屈曲する腕部(2)(2)を有し、胴部(1)の下部にハンガ ー(8)を掛ける掛かり部(10)を有している。
【0012】 胴部(1)と腕部(2)(2)との間はロープ挿通切欠(3)(3)となっている。 該切欠(3)は、ロープ(6)の直径よりも狭い幅で下向きに開口(32)し外側に徐 々に拡大している。切欠(3)の奥側はロープ直径よりも少し大きな丸孔(31)に拡 大している。
【0013】 切欠(3)の開口(32)は、外側に徐々に拡大しているから、ロープ(6)を無理に 押し込んで切欠(3)の奥に嵌め込むことは簡単にできるが、開口(32)から外側に ロープ(6)を抜き出すことは困難である。
【0014】 胴部(1)には前記切欠(3)(3)よりも下位置にハンガー(8)を引っ掛ける2つ の掛かり部(10)(11)が設けられ、上方の掛かり部(10)は円形孔であり、下方の掛 かり部(11)は胴部(1)の下端に突設した鉤片である。
【0015】 本考案の特徴は、胴部(1)及び腕部(2)(2)に、ロープ(6)が嵌まる溝(4)(4 1)(41)を開設した点である。 溝(4)(41)(41)は両切欠(3)(3)の丸孔(31)(31)の中心を通る仮想線上にロー プ(6)に開設され、胴部(1)の溝(4)を開設した面に対して、腕部(2)(2)は反 対側の面に溝(41)(41)を開設している。図2に示す如く、胴部(1)及び腕部(2) (2)は、溝(4)(41)(41)に対応する部分が外側に膨らんでいる。
【0016】 一方の腕部(2)側から該腕部、胴部(1)及び他方の腕部(2)の溝(41)(4)(41) を見通したロープ通し空間の縦方向の幅長さW1は、ロープ(6)の直径と同程度 であり、横方向の幅長さW2は、ロープ(6)の直径よりも小さい。
【0017】 上記各溝(4)(41)(41)には、ロープ(6)との摩擦抵抗を大きくしてロープ(6) の滑りを防止する突起(5)が突設されている。
【0018】 然して、ロープ(6)を張り、フック(7)の両切欠(3)(3)にロープ(6)を嵌め 込み、溝(4)(41)(41)にロープ(6)を沿わせる。 図3に示す如く、溝(4)(41)(41)に嵌まったロープ(6)は、胴部(1)と腕部( 2)(2)との近傍で無理に屈曲することはなく、腕部(2)(2)に大きな曲げ力は 作用しない。 従って、従来の様に腕部(2)(2)が胴部(1)の平面から外れて曲がったまま弾 性復帰しない状態をなくすことができ、ロープ(6)とフック(7)の引っ掛かりが 緩くなって、フック(7)が外れることを防止できる。
【0019】 一方の腕部(2)側から該腕部、胴部(1)及び他方の腕部(2)の溝(41)(4)(41) を見通したロープ通し空間の縦方向の幅長さW1は、ロープ(6)の直径と同程度 であり、横方向の幅長さW2は、ロープ(6)の直径よりも小さいとすれば、ロー プ(6)を張ったときに、ロープ(6)を溝底に押圧する力が作用するため、ロープ (6)上をフック(7)が簡単に滑ることはない。
【0020】 溝(4)(41)に突起(5)を設けてロープ(6)との滑りをなくせば、フック(7)を ロープ上の所定の位置に保持できる。
【0021】 本考案は、上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図1】ハンガー掛け用フックの正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】使用状態の正面図である。
【図5】従来のフックの正面図である。
【図6】同上の側面図である。
【図7】同上の平面図である。
(1) 胴部 (2) 腕部 (3) 切欠 (4) 溝 (41) 溝 (5) 突起 (6) ロープ
Claims (3)
- 【請求項1】 扁平胴部(1)にハンガー(8)を掛けるた
めの掛かり部(10)を設け、該胴部(1)の上部両端に横向
きから下方に屈曲する腕部(2)(2)を突設して胴部(1)
と腕部(2)(2)との間に下向きに開口した切欠(3)(3)
を形成し、両切欠(3)(3)にロープ(6)を通して該ロー
プ(6)に取り付けるハンガー掛け用フック(7)におい
て、胴部(1)及び両腕部(2)(2)に、張った状態のロー
プ(6)が嵌まる溝(4)(41)(41)がロープの張り方向に形
成されているハンガー掛け用フック。 - 【請求項2】 一方の腕部(2)側から該腕部、胴部(1)
及び他方の腕部(2)の溝(41)(4)(41)を見通したロープ
通し空間の縦方向の幅長さW1はロープ(6)の直径と同
程度であり、横方向の幅長さW2はロープ(6)の直径よ
りも小さい請求項1に記載のハンガー掛け用フック。 - 【請求項3】 溝にはロープとの滑りを小さくするため
に突起(5)が設けられている請求項1又は2の何れかに
記載のハンガー掛け用フック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001669U JP3080651U (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ハンガー掛け用フック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001669U JP3080651U (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ハンガー掛け用フック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3080651U true JP3080651U (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=43213470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001669U Expired - Fee Related JP3080651U (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ハンガー掛け用フック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080651U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018521723A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-08-09 | 沈政憲 | 両側フック |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001001669U patent/JP3080651U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018521723A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-08-09 | 沈政憲 | 両側フック |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |