JPH07255995A - ハンガー式洗濯物干し具 - Google Patents

ハンガー式洗濯物干し具

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Publication number
JPH07255995A
JPH07255995A JP7528294A JP7528294A JPH07255995A JP H07255995 A JPH07255995 A JP H07255995A JP 7528294 A JP7528294 A JP 7528294A JP 7528294 A JP7528294 A JP 7528294A JP H07255995 A JPH07255995 A JP H07255995A
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JP
Japan
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hanger
clothespins
supporting
laundry
clothes
Prior art date
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Pending
Application number
JP7528294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kogure
皓一 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOGURE SANGYO KK
Original Assignee
KOGURE SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 干し終えた洗濯物を一度に洗濯ばさみから外
して取り込むことができるハンガー式洗濯物干し具の提
供。 【構成】 開方向へと付勢された一対の操作片部32
a,32bを押圧操作することで洗濯物42を咬持する
咬持部34a,34bの拡開を自在とした複数個の洗濯
ばさみ31をハンガー本体部11を構成する支杆材15
の側に配設して形成されており、しかも、前記洗濯ばさ
み31は、各操作片部32a,32bに設けた通孔33
を介して導入される前記支杆材15に遊動自在に保持さ
れているので、一端側の洗濯ばさみ31を支杆材15に
沿わせて他端側の洗濯ばさみ31方向へと押し進めて片
寄せることで、隣り合う洗濯ばさみ31相互がその操作
片部32a,32bを介して当接するに至り、ついに
は、操作片部32a,32bが閉方向へと加圧されて個
々の洗濯ばさみ31の咬持部34a,34bの側が一斉
に拡開して一度に洗濯物42を取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンガー式洗濯物干し具
に係り、さらに詳しくは、各洗濯ばさみに挟んで干し終
えた洗濯物を一度に洗濯ばさみから外して取り込むこと
ができるハンガー式洗濯物干し具に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯物を干す際に用いられるハンガー式
洗濯物干し具については、従来より種々の構造のものが
提供されており、その主なものは、円環状に形成されて
いる枠材に洗濯ばさみを配設し、枠材を吊持して連結さ
せたフック部を物干し竿に掛止させるようにした小型タ
イプのものと、外周部に洗濯ばさみを配設した矩形枠材
(二つ折り可能に二分割されたものを含む)を吊持する
フック部を物干し竿に掛止させるようにした大型タイプ
のものとに大別することができる。
【0003】そして、これらタイプのものは、そのいず
れもが枠材に洗濯ばさみを個々独立して取り付けられて
おり、洗濯物を干す際はもとより、洗濯ばさみから洗濯
物を取り外す際も洗濯ばさみを1個ずつ手指を用いて操
作する必要のあるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記タイプ
のハンガー式洗濯物干し具によっても、比較的量の多い
洗濯物を一度に干し、しかる後、これらの洗濯物を取り
込むことはできる。
【0005】しかし、上記タイプのものは、干し終えた
後に洗濯物を洗濯ばさみから取り外す際、各洗濯ばさみ
を1個ずつ手指を用いて開操作しなければならず、非常
に手間暇がかかってしまう不都合があった。
【0006】しかも、個々の洗濯ばさみは、枠材の側に
対し連結用線材を介在させて取り付けられるものである
ため、繰り返して使用するうちに連結用線材が腐食する
などして、枠材の側から洗濯ばさみが脱落してしまうと
いう不具合もあった。
【0007】本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑
みてなされたものであり、その目的は、干し終えた洗濯
物を効率よく取り外すことができ、かつ、耐久性にも富
むハンガー式洗濯物干し具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、そのうち、請求項1記
載の発明の構成上の特徴は、開方向へと付勢された一対
の操作片部をその付勢力に抗して押圧操作することで洗
濯物を咬持する咬持部の拡開を自在とした複数個の洗濯
ばさみをハンガー本体部を構成する支杆材の側に配設し
て形成されるハンガー式洗濯物干し具において、前記洗
濯ばさみのそれぞれは、各操作片部に設けた通孔を介し
て導入される前記支杆材にその遊動を自在にして保持さ
せたことにある。なお、この場合、隣り合う洗濯ばさみ
相互間に位置する支杆材の部位には、それぞれ遊動自在
な筒状スペーサを介装させておくのが好ましい。
【0009】また、請求項3記載の発明の構成上の特徴
は、開方向へと付勢された一対の操作片部をその付勢力
に抗して押圧操作することで洗濯物を咬持する咬持部の
拡開を自在とした複数個の洗濯ばさみをハンガー本体部
にあって支枠部を構成している各支杆材の側に配設する
ことで形成されるハンガー式洗濯物干し具において、前
記洗濯ばさみのそれぞれは、各操作片部に設けた通孔を
介して導入される前記支枠部のコーナー部を除く各支杆
材にその遊動を自在にして保持させたことにある。な
お、この場合、隣り合う洗濯ばさみ相互間に位置する支
杆材の部位には、それぞれ遊動自在な筒状スペーサを介
装させておくのが好ましく、さらには、前記支枠部のい
ずれか一方の側にて対向する支杆材相互間には、これら
支杆材に配設されている各洗濯ばさみを内側に位置させ
て一対の操作用把持部材をその遊動を自在にして架設配
置しておくのが望ましい。
【0010】一方、請求項6記載の発明の構成上の特徴
は、開方向へと付勢された一対の操作片部をその付勢力
に抗して押圧操作することで洗濯物を咬持する咬持部の
拡開を自在とした複数個の洗濯ばさみをハンガー本体部
にあって支枠部を構成している各支杆材の側に配設する
ことで形成されるハンガー式洗濯物干し具において、前
記支枠部は、ヒンジ部を介して折り上げ自在に連結され
た一側囲枠部と他側囲枠部とで二分割して形成し、前記
洗濯ばさみのそれぞれは、各操作片部に設けた通孔を介
して導入される前記支枠部におけるコーナー部を除く各
支杆材にその遊動を自在にして保持させるとともに、前
記支枠部にあって長辺部の側に位置して対向している一
側囲枠部の支杆材相互と、他側囲枠部の支杆材相互との
それぞれには、これら支杆材に配設されている各洗濯ば
さみが内側に位置する配置関係のもとで操作用把持部材
を各別に遊動自在に架設配置したことにある。なお、こ
の場合、隣り合う洗濯ばさみ相互間に位置する支杆材の
部位には、それぞれ遊動自在な筒状スペーサを介装させ
ておくのが好ましい。
【0011】
【作用】このため、請求項1記載の発明によれば、各洗
濯ばさみは、それぞれの操作片部に設けた通孔を介して
導入される前記支杆材により遊動自在に保持されている
ので、いずれか一方の側の端部に位置している洗濯ばさ
みを支杆材に沿わせて他方の側へと手指で押し進めて片
寄せることで、隣り合う洗濯ばさみ相互がその操作片部
を介して当接するに至り、ついには、操作片部が閉方向
へと加圧されて個々の洗濯ばさみの洗濯物を咬持してい
る咬持部の側が一斉に拡開されるに至り、一度に洗濯物
を取り外すことができる。なお、洗濯ばさみ相互間に筒
状スペーサを介装させてある場合には、洗濯物を常に一
定の間隔を保持させて干すことができるはもとより、隣
り合う洗濯ばさみの操作片部に対し押圧力を確実に伝達
することで各咬持部を一度に円滑に拡開することができ
る。
【0012】また、請求項3記載の発明によれば、各洗
濯ばさみは、支枠部のコーナー部を除く各支杆材にその
遊動を自在にして保持されているので、いずれの支杆材
においても、一方の側の端部に位置している洗濯ばさみ
を支杆材に沿わせて他方の側へと手指で押し進めて片寄
せることで、隣り合う洗濯ばさみ相互がその操作片部を
介して当接するに至り、ついには、操作片部が閉方向へ
と加圧されて個々の洗濯ばさみの洗濯物を咬持している
咬持部の側が一斉に拡開されるに至り、一度に洗濯物を
取り外すことができる。なお、洗濯ばさみ相互間に筒状
スペーサを介装させてある場合には、洗濯物を常に一定
の間隔を保持させて干すことができるはもとより、いず
れの支杆材においても、隣り合う洗濯ばさみの操作片部
に対し押圧力を確実に伝達することで各咬持部を一度に
円滑に拡開することができる。
【0013】しかも、前記支枠部のいずれか一方の側に
て対向する支杆材相互間に一対の操作用把持部材をその
遊動を自在にして架設配置されている場合には、これら
の操作用把持部材を把持し、前記支杆材に沿わせて相互
に近接する方向へと押し縮めることで、対向している2
本の支杆材に配設されているすべての洗濯ばさみの咬持
部を一度に拡開させて洗濯物を取り外すことができ、洗
濯物の取り込みをより効率的に行うことができる。
【0014】一方、請求項6記載の発明によれば、ハン
ガー本体部における支枠部は、二分割された一側囲枠部
と他側囲枠部とで形成され、しかも、一側囲枠部の支杆
材相互と、他側囲枠部の支杆材相互とのそれぞれには、
操作用把持部材が各別に遊動自在となって架設されてい
るので、これらの操作用把持部材を把持し、前記支杆材
に沿わせて相互に近接する方向へと押し縮めることで、
支枠部において長辺部の側に位置して対向している計4
本の支杆材に配設されているすべての洗濯ばさみの咬持
部を一斉に拡開させて洗濯物を一度に取り外すことがで
き、より大量の洗濯物の取り込みを効率的に行うことが
できる。なお、洗濯ばさみ相互間に筒状スペーサを介装
させてある場合には、支枠部を構成しているいずれの支
杆材においても、隣り合う洗濯ばさみの操作片部に対し
押圧力を確実に伝達することで各咬持部を一度に円滑に
拡開することができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明における請求項6記載の発明
についての一実施例を示す全体斜視図であり、開方向へ
と付勢された一対の操作片部26a,26bをその付勢
力に抗して押圧操作することで洗濯物42を咬持する咬
持部28a,28bの拡開を自在とした複数個の洗濯ば
さみ31をハンガー本体部11にあって支枠部12を構
成している各支杆材15(15a,15b,15c)の
側に配設することで形成されている。
【0016】この場合、前記支枠部12は、ヒンジ部2
0,20を介して折り上げ自在に連結された一側囲枠部
13と他側囲枠部14とに二分割して形成されており、
これら一側囲枠部13と他側囲枠部14とのそれぞれ
は、ヒンジ部20,20が位置する側に配設されている
連結支持部材16を除く3辺が支杆材15a,15b,
15cにより形成されている。なお、ハンガー本体部1
1の全体は、前記支枠部15における各コーナー部12
aに配設した支片部17を介してそれぞれ吊持用鎖材1
8の一端部18aを連結し、他端部18bを物干し竿4
1等に支持させるためのフック材19の側に収束させて
連結するとともに、前記各ヒンジ部20,20とフック
材19との間にフック支承材21を介在させることで形
成されている。
【0017】また、前記洗濯ばさみ31のそれぞれは、
各操作片部32a,32bに設けた通孔33を介して導
入される前記支枠部12におけるコーナー部12aを除
く各支杆材15(15a,15b,15c)にその遊動
を自在にして保持されている。なお、図示は省略してあ
るが、前記洗濯ばさみ31は、必要により一側囲枠部1
3と他側囲枠部14とにおけるそれぞれの連結支持部材
16にも配設しておくことができる。
【0018】さらに、前記支枠部12にあって長辺部の
側に位置して対向している一側囲枠部13の支杆材15
b,15c相互と、他側囲枠部14の支杆材15b,1
5c相互とのそれぞれには、これら支杆材15b,15
cに配設されている各洗濯ばさみ31が内側に位置する
配置関係のもとで操作用把持部材22が各別に遊動自在
に架設配置されている。
【0019】この場合、前記操作用把持部材22(22
a,22b)の支杆材15b,15cに対する遊動性
は、両端部に設けた通孔23に支杆材15b,15cを
導入することで確保されており、また、各操作用把持部
材22a,22bには取手部24を付設しておくのが望
ましい。
【0020】なお、本発明において隣り合う洗濯ばさみ
31,31相互間に位置する支杆材15の部位には、図
2に示すようにそれぞれ遊動自在な筒状スペーサ25が
介装配置されているが、筒状スペーサ25を介装させる
ことなく複数個の洗濯ばさみ31のみを支杆材15の側
に配設するものであってもよい。
【0021】一方、図3は、本発明における請求項1記
載の発明についての一実施例を示す全体斜視図であり、
開方向へと付勢された一対の操作片部32a,32bを
その付勢力に抗して押圧操作することで洗濯物42を咬
持する咬持部34a,34bの拡開を自在とした複数個
の洗濯ばさみ31をハンガー本体部11を構成している
支杆材15の側に配設することで形成されている。な
お、この場合のハンガー本体部11は、1本の前記支杆
材15の両端部にそれぞれの一端部18aを連結させ、
各他端部18bをフック材19の側に取着することで形
成されている。
【0022】また、前記洗濯ばさみ31のそれぞれは、
各操作片部32a,32bに設けた通孔32を介して導
入される前記支杆材15にその遊動を自在にして保持さ
れており、隣り合う洗濯ばさみ31,31相互間に位置
する支杆材15の部位にはそれぞれ遊動自在な筒状スペ
ーサ25を介装配置しておくのが望ましい。
【0023】さらには、図示は省略したが、図1に示す
支枠部12を二分割タイプとせずに一体に形成し、前記
洗濯ばさみ31のそれぞれは、各操作片部32a,32
bに設けた通孔33を介して導入される前記支枠部のコ
ーナー部12aを除く各支杆材15a,15b,15c
にその遊動を自在にして保持させたものであってもよい
(請求項3記載の発明に対応)。
【0024】しかも、この場合、隣り合う洗濯ばさみ3
1,31相互間に位置する支杆材15の部位にはそれぞ
れ遊動自在な筒状スペーサ25を介装させるのが望まし
く、さらには、前記支枠部12の例えば支杆材15b,
15c相互間のようないずれか一方の側にて対向する支
杆材15相互間には、これら支杆材15b,15cに配
設されている各洗濯ばさみ31を内側に位置させて図1
に置けると同様に一対の操作用把持部材22をその遊動
を自在にして架設配置するのが望ましい。
【0025】次に、このようにして構成されている本発
明(請求項1〜7記載の発明)について、請求項6記載
の発明の一実施例を示す図1とその操作状況を示す図4
とを例にその作用を説明する。
【0026】すなわち、請求項6記載の発明は、ハンガ
ー本体部11における支枠部12は、二分割された一側
囲枠部13と他側囲枠部14とで形成され、しかも、一
側囲枠部13の支杆材15b,15c相互と、他側囲枠
部14の支杆材15b,15c相互とのそれぞれには、
操作用把持部材22が各別に遊動自在となって架設され
ている。
【0027】このため、これらの操作用把持部材22
は、図4に示すように取手部24を両手で把持し、前記
支杆材15b,15cに案内させながら相互に近接する
方向へと押し縮めることで、支枠部12において長辺部
の側に位置して対向している計4本の支杆材15b,1
5c,15b,15cに配設されているすべての洗濯ば
さみ31の咬持部34a,34b相互を一斉に拡開させ
ることができる。
【0028】したがって、各洗濯ばさみ31の咬持部3
4a,34bの咬持されている洗濯物42は、洗濯ばさ
み31から一度に取り外すことができ、大量の洗濯物4
2の取込み作業を効率的に行うことができる。なお、洗
濯ばさみ31,31相互間に筒状スペーサ25を介装さ
せてある場合には、支枠部12を構成しているいずれの
支杆材15においても、隣り合う洗濯ばさみ31の操作
片部32a,32bに対し押圧力を確実に伝達すること
で各咬持部34a,34bを一度に円滑に拡開すること
ができる。
【0029】また、二分割された一側囲枠部13と他側
囲枠部14とにおいて支杆材15aの側の洗濯ばさみ3
1の側に咬持されている洗濯物42については、やはり
図4に示すように一方の側の端部に位置している洗濯ば
さみ31を支杆材15aに沿わせて他方の側へと手指で
押し進めて片寄せることで、隣り合う洗濯ばさみ31,
31相互がその操作片部32a,32bを介して当接す
るに至り、ついには、操作片部32a,32bが閉方向
へと加圧されて個々の洗濯ばさみ31の洗濯物42を咬
持している咬持部34a,34bの側が一斉に拡開され
るに至り、一度に洗濯物42を取り外すことができる。
なお、このような一連の操作は、請求項1記載の発明に
ついての実施例を示す図3の場合においても同様に行わ
れる。
【0030】なお、図示は省略したが、支枠部12を図
1におけるような二分割タイプとせずに一体に形成し、
隣り合う洗濯ばさみ31相互間に位置する支杆材15の
部位にはそれぞれ遊動自在な筒状スペーサ25を介装さ
せ、かつ、前記支枠部12のいずれか一方の側にて対向
する支杆材15b,15c相互間に各洗濯ばさみ31を
内側に位置させて一対の操作用把持部材22,22を遊
動自在に架設配置してある場合(請求項3〜5記載の発
明に対応)には、その取手部24を把持し、前記支杆材
に沿わせて相互に近接する方向へと押し縮めることで、
対向している2本の支杆材15b,15cに配設されて
いるすべての洗濯ばさみ31の咬持部34a,34bを
一度に拡開させて洗濯物42を取り外すことができ、洗
濯物42の取り込みをより効率的に行うことができる。
【0031】また、支杆材15aに保持されている各洗
濯ばさみ31は、一方の側の端部に位置している洗濯ば
さみ31を支杆材15aに沿わせて他方の側へと手指で
押し進めて片寄せることで、隣り合う洗濯ばさみ31,
31相互がその操作片部32a,32bを介して当接す
るに至り、ついには、操作片部32a,32bが閉方向
へと加圧されて個々の洗濯ばさみ31の洗濯物42を咬
持している咬持部34a,34bの側が一斉に拡開され
るに至り、一度に洗濯物42を取り外すことができる。
なお、洗濯ばさみ31,31相互間に筒状スペーサ25
を介装させてある場合には、洗濯物25を常に一定の間
隔を保持させて干すことができるはもとより、いずれの
支杆材15においても、隣り合う洗濯ばさみ31の操作
片部32a,32bに対し押圧力を確実に伝達すること
で各咬持部34a,34bを一度に円滑に拡開すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明において、請求
項1記載の発明によれば、各洗濯ばさみは、それぞれの
操作片部に設けた通孔を介して導入される前記支杆材に
より遊動自在に保持されているので、いずれか一方の側
の端部に位置している洗濯ばさみを支杆材に沿わせて他
方の側へと手指で押し進めて片寄せることで、隣り合う
洗濯ばさみ相互がその操作片部を介して当接するに至
り、ついには、操作片部が閉方向へと加圧されて個々の
洗濯ばさみの洗濯物を咬持している咬持部の側が一斉に
拡開されるに至り、一度に洗濯物を取り外すことができ
る。なお、洗濯ばさみ相互間に筒状スペーサを介装させ
てある場合には、洗濯物を常に一定の間隔を保持させて
干すことができるはもとより、隣り合う洗濯ばさみの操
作片部に対し押圧力を確実に伝達することで各咬持部を
一度に円滑に拡開することができる。
【0033】また、請求項3記載の発明によれば、各洗
濯ばさみは、支枠部のコーナー部を除く各支杆材にその
遊動を自在にして保持されているので、いずれの支杆材
においても、一方の側の端部に位置している洗濯ばさみ
を支杆材に沿わせて他方の側へと手指で押し進めて片寄
せることで、隣り合う洗濯ばさみ相互がその操作片部を
介して当接するに至り、ついには、操作片部が閉方向へ
と加圧されて個々の洗濯ばさみの洗濯物を咬持している
咬持部の側が一斉に拡開されるに至り、一度に洗濯物を
取り外すことができる。なお、洗濯ばさみ相互間に筒状
スペーサを介装させてある場合には、洗濯物を常に一定
の間隔を保持させて干すことができるはもとより、いず
れの支杆材においても、隣り合う洗濯ばさみの操作片部
に対し押圧力を確実に伝達することで各咬持部を一度に
円滑に拡開することができる。
【0034】しかも、前記支枠部のいずれか一方の側に
て対向する支杆材相互間に一対の操作用把持部材をその
遊動を自在にして架設配置されている場合には、これら
の操作用把持部材を把持し、前記支杆材に沿わせて相互
に近接する方向へと押し縮めることで、対向している2
本の支杆材に配設されているすべての洗濯ばさみの咬持
部を一度に拡開させて洗濯物を取り外すことができ、洗
濯物の取り込みをより効率的に行うことができる。
【0035】一方、請求項6記載の発明によれば、ハン
ガー本体部における支枠部は、二分割された一側囲枠部
と他側囲枠部とで形成され、しかも、一側囲枠部の支杆
材相互と、他側囲枠部の支杆材相互とのそれぞれには、
操作用把持部材が各別に遊動自在となって架設されてい
るので、これらの操作用把持部材を把持し、前記支杆材
に沿わせて相互に近接する方向へと押し縮めることで、
支枠部において長辺部の側に位置して対向している計4
本の支杆材に配設されているすべての洗濯ばさみの咬持
部を一斉に拡開させて洗濯物を一度に取り外すことがで
き、より大量の洗濯物の取り込みを効率的に行うことが
できる。なお、洗濯ばさみ相互間に筒状スペーサを介装
させてある場合には、支枠部を構成しているいずれの支
杆材においても、隣り合う洗濯ばさみの操作片部に対し
押圧力を確実に伝達することで各咬持部を一度に円滑に
拡開することができる。
【0036】また、本発明によれば、いずれの場合にお
いても洗濯ばさみは支杆材の側にその操作片部を介して
直付けされているので、支杆材の側からの脱落をなくし
た耐久性に富む構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における請求項6記載の発明の一実施例
を示す全体斜視図である。
【図2】本発明における洗濯ばさみと支杆材と筒状スペ
ーサとの関係を示す説明図である。
【図3】本発明における請求項1記載の発明の一実施例
を示す全体斜視図である。
【図4】図1に示す本発明の実施例についての操作状況
を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ハンガー本体部 12 支枠部 12a コーナー部 13 一側囲枠部 14 他側囲枠部 15,15a,15b,15c 支杆材 16 連結支持部材 17 支片部 18 吊持用鎖材 18a 一端部 18c 他端部 19 フック材 20 ヒンジ部 21 フック支承材 22 操作用把持部材 23 通孔 24 取手部 25 筒状スペーサ 31 選択ばさみ 32a,32b 操作片部 33 通孔 34a,34b 咬持部 41 物干し竿 42 洗濯物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開方向へと付勢された一対の操作片部を
    その付勢力に抗して押圧操作することで洗濯物を咬持す
    る咬持部の拡開を自在とした複数個の洗濯ばさみをハン
    ガー本体部を構成する支杆材の側に配設して形成される
    ハンガー式洗濯物干し具において、前記洗濯ばさみのそ
    れぞれは、各操作片部に設けた通孔を介して導入される
    前記支杆材にその遊動を自在にして保持させたことを特
    徴とするハンガー式洗濯物干し具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハンガー式洗濯物干し具
    において、隣り合う洗濯ばさみ相互間に位置する支杆材
    の部位にはそれぞれ遊動自在な筒状スペーサを介装させ
    たことを特徴とするハンガー式洗濯物干し具。
  3. 【請求項3】 開方向へと付勢された一対の操作片部を
    その付勢力に抗して押圧操作することで洗濯物を咬持す
    る咬持部の拡開を自在とした複数個の洗濯ばさみをハン
    ガー本体部にあって支枠部を構成している各支杆材の側
    に配設することで形成されるハンガー式洗濯物干し具に
    おいて、前記洗濯ばさみのそれぞれは、各操作片部に設
    けた通孔を介して導入される前記支枠部のコーナー部を
    除く各支杆材にその遊動を自在にして保持させたことを
    特徴とするハンガー式洗濯物干し具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のハンガー式洗濯物干し具
    において、隣り合う洗濯ばさみ相互間に位置する支杆材
    の部位にはそれぞれ遊動自在な筒状スペーサを介装させ
    たことを特徴とするハンガー式洗濯物干し具。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のハンガー式洗濯物
    干し具において、前記支枠部のいずれか一方の側にて対
    向する支杆材相互間には、これら支杆材に配設されてい
    る各洗濯ばさみを内側に位置させて一対の操作用把持部
    材をその遊動を自在にして架設配置したことを特徴とす
    るハンガー式洗濯物干し具。
  6. 【請求項6】 開方向へと付勢された一対の操作片部を
    その付勢力に抗して押圧操作することで洗濯物を咬持す
    る咬持部の拡開を自在とした複数個の洗濯ばさみをハン
    ガー本体部にあって支枠部を構成している各支杆材の側
    に配設することで形成されるハンガー式洗濯物干し具に
    おいて、前記支枠部は、ヒンジ部を介して折り上げ自在
    に連結された一側囲枠部と他側囲枠部とで二分割して形
    成し、前記洗濯ばさみのそれぞれは、各操作片部に設け
    た通孔を介して導入される前記支枠部におけるコーナー
    部を除く各支杆材にその遊動を自在にして保持させると
    ともに、前記支枠部にあって長辺部の側に位置して対向
    している一側囲枠部の支杆材相互と、他側囲枠部の支杆
    材相互とのそれぞれには、これら支杆材に配設されてい
    る各洗濯ばさみが内側に位置する配置関係のもとで操作
    用把持部材を各別に遊動自在に架設配置したことを特徴
    とするハンガー式洗濯物干し具。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のハンガー式洗濯物干し具
    において、隣り合う洗濯ばさみ相互間に位置する支杆材
    の部位にはそれぞれ遊動自在な筒状スペーサを介装させ
    たことを特徴とするハンガー式洗濯物干し具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014054507A (ja) * 2012-03-09 2014-03-27 Kuroda Masami 衣類ハンガー

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JP2014054507A (ja) * 2012-03-09 2014-03-27 Kuroda Masami 衣類ハンガー

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