JP2013141594A - 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー - Google Patents
洗濯バサミ一斉開放式ハンガー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013141594A JP2013141594A JP2012014639A JP2012014639A JP2013141594A JP 2013141594 A JP2013141594 A JP 2013141594A JP 2012014639 A JP2012014639 A JP 2012014639A JP 2012014639 A JP2012014639 A JP 2012014639A JP 2013141594 A JP2013141594 A JP 2013141594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clothespins
- clothespin
- holes
- opening
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
【課題】簡素な機構で複雑な機構を設けず強度的に無理なく操作がスムーズに行える洗濯バサミ一斉開放式ハンガーを提供する。
【解決手段】ツマミ部1に通し穴2を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサ3を設置し、各個のツマミ片10の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ部片10両片の距離の約半分程度の長さの細く短い円筒状の開度調節具4を設置し、これらの通し穴2・開度調節具4・スペーサ3全てに2本の連結紐5を通して連結する。この連結紐5の各々の先端は互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴2から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片10に結設される。一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐5の引張り部7の末端には、ループまたはカギ状等の握りやすいグリップ8を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】ツマミ部1に通し穴2を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサ3を設置し、各個のツマミ片10の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ部片10両片の距離の約半分程度の長さの細く短い円筒状の開度調節具4を設置し、これらの通し穴2・開度調節具4・スペーサ3全てに2本の連結紐5を通して連結する。この連結紐5の各々の先端は互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴2から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片10に結設される。一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐5の引張り部7の末端には、ループまたはカギ状等の握りやすいグリップ8を設ける。
【選択図】図1
Description
洗濯物を干す洗濯バサミハンガーの一斉開放に関する
従来の洗濯バサミハンガーは上方からみて四角形状や丸形状のハンガーフレームから多数の洗濯バサミを垂下させ、ハンガーフレーム上部に吊り下げ用フックを付設したものが知られている。これらの洗濯バサミハンガーは、一般的にひとつひとつの洗濯バサミは独立しており個別に洗濯物を挟支開放させるようになっている。
また、それとは別に既存の発明においては、様々な方法で洗濯バサミを一斉に開放する構造が公知となっている。例えば、適宜位置に突状部を施した紐状体を、連設する任意数のピンチ摘み部の適宜位置に並行状に挿通し、各両端部を柄状体に接続し、一方を着脱可能にすることを特徴とするものがある(特許文献5)。
しかしながら、特許文献5のように紐体に突状部を設けた場合、2本の紐の突状部と全てのピンチ摘み部とが常に正確に接触していない場合は、一斉開放に支障が生じる。また、そのように製作する面倒さとコストをさしおいたとしても、使用回数を重ねるごとに進行する劣化によって微小なズレが必ず蓄積していき確実に機能的なスムーズさを損なってしまう。また、2本の紐体がむき出しにしているので各部品と絡むため使用しにくい。
既存の発明の特許文献5を含む特許文献1〜9では洗濯バサミを一斉開放するための機構をハンガーフレームの一部に含んでいるため、ハンガーフレームには操作によって繰返しかかる力に十分耐え動くような強度を有しなければならず製作が困難になる課題があった。また、回転機構やカム機構やスライド機構を有する場合には精度よく製作しないと滑らかに動かず些細な引っかかりで操作不能になり、せっかくの一斉開放機構が働かずにかえってストレスを感じるといったことも考えられた。
他の課題として、1つの洗濯バサミの開放する時に必要な力はツマミ部でおおよそ1kgfであるが、従来の発明では複数の洗濯バサミを握力によって開放する機構になっており、同時に開放する洗濯バサミが多くなってくると重くなるといったことがあった。
そこで本発明では以上の問題点を解決しようとするものである。
ツマミ部に通し穴を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサを設置し、各個のツマミ片の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ片両片の距離の約半分程度の長さの細く短い円筒状の開度調節具を設置し、これらの通し穴・開度調節具・スペーサ全てに2本の連結紐を通して連結する。この連結紐の各々の先端は互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片に結設される。一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐の引張り部の末端には、ループまたはカギ状等の握りやすいグリップを設ける。このように形成された一連は単独で利用されることもできるが、複数組み合わせて、様々な形状のハンガーフレームに吊るす等の形で自由に繋設される。
以上を特徴とする洗濯バサミ一斉開放式ハンガーである。
以上を特徴とする洗濯バサミ一斉開放式ハンガーである。
請求項1の発明によって、位置決め機構や回転機構やカム機構やスライド機構などの部品の組み合わせによる機構を排除し、基本的に各部材の精度を必要としない。そしてハンガーフレームに依存する機構がなく引っかかりによる操作の不具合を最小限にとどめ、同時に強度確保のための補強も最小限に留めることができる。また、スペーサが連結紐を保護するので他の部品と絡むことがなく使いやすい。また、派生的な効果として、各洗濯バサミは緩やかに連結紐でつながれているだけなので、洗濯物や洗濯バサミに無理な力をかけることなく、痛みを防ぎながら洗濯バサミの一斉開放が可能となる。さらに本発明を複数組み合わせて、様々な形状のハンガーフレームに繋設すれば、より多くの洗濯バサミを一つのハンガーフレームに吊るすことができ洗濯物干しと取り込みの作業が簡便にできる。つまり従来の一般に使用されている丸や四角のフレームに吊り下げフックを付設した洗濯バサミハンガーと同じような使い勝手でありながら一斉開放を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
ツマミ部(1)に通し穴(2)を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサ(3)を設置し、個々のツマミ片(10)の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ片(10)両片の距離の約半分の長さの細く短い円筒状の開度調節具(4)を設置し、これらの通し穴(2)・開度調節具(4)・スペーサ(3)全てに2本の連結紐(5)を通して連結する。この連結紐(5)の各々の先端には互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴(2)から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片である連結紐結設部(6)に結設される。一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐(5)の引張り部(7)の末端には、ループまたはカギ状等の握りやすいグリップ(8)を設ける。このように形成された一連は単独で利用されることもできるが、複数組み合わせて、様々な形状のハンガーフレーム(9)に吊るす等の形で自由に繋設される。以上を特徴とする洗濯バサミ一斉開放式ハンガー(S)である。本発明は以上のような構成であり、以下、図面に則って具体的に実施の形態を説明する。
ツマミ部(1)に通し穴(2)を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサ(3)を設置し、個々のツマミ片(10)の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ片(10)両片の距離の約半分の長さの細く短い円筒状の開度調節具(4)を設置し、これらの通し穴(2)・開度調節具(4)・スペーサ(3)全てに2本の連結紐(5)を通して連結する。この連結紐(5)の各々の先端には互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴(2)から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片である連結紐結設部(6)に結設される。一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐(5)の引張り部(7)の末端には、ループまたはカギ状等の握りやすいグリップ(8)を設ける。このように形成された一連は単独で利用されることもできるが、複数組み合わせて、様々な形状のハンガーフレーム(9)に吊るす等の形で自由に繋設される。以上を特徴とする洗濯バサミ一斉開放式ハンガー(S)である。本発明は以上のような構成であり、以下、図面に則って具体的に実施の形態を説明する。
図1は本発明の斜視図である。図1に示すように各洗濯バサミは、2つのツマミ片(10)とバネ(11)とでなり、2つのツマミ片(10)は洗濯物を挟支開放する程度に蝶番部(12)で回転自在に連設されていてバネ(11)の力によって、挟支部(13)に洗濯物を挟支垂下することができる。そしてツマミ部(1)を摘むことで挟支部(13)は開放し洗濯物を取り外すことができる。スペーサ(3)の端面は通し穴(2)より大きく通り抜けないようになっていて洗濯バサミ同士を適当な間隔に配置するのと同時に、中に通してある連結紐(5)を保護し他の部品と絡みにくくする役割がある。開度調節具(4)は挟支部(13)を一斉開放するときに一定以上開くのを防ぎスペーサ(3)と同様に端面は通し穴(2)よりも大きく通り抜けなくなっていて洗濯バサミを適度な開度に保つ役割がある。
この状態でグリップ(8)をお互いに反対方向に引張ると複数の洗濯バサミは一斉に開放できる。そして力を抜くとそれぞれの洗濯バサミのバネ(11)の力で挟支部(13)は閉じ、もとにもどる。洗濯バサミを一斉開放した時の様子を図2に示す。
各々の洗濯バサミは通し穴(2)に連結紐(5)を通されているだけで固定されていないので単独で洗濯物を挟支開放できることを補足しておく。
各部材の特徴について説明する。連結紐(5)は、丈夫で切れにくく伸縮性の少ない素材が好ましい。さらに滑りやすい方が動作の際に引っかかりを少なくできるのでより好ましい。グリップ(8)は手で握りやすい形状となっており一斉開放作業をしやすくする役割を持っている。例えば図1ではループ形状をしていて握りやすいようになっている。スペーサ(3)は、柔軟性はあるが伸縮性が少ない素材が好ましい。柔軟性があれば誤って折り曲げたり踏んでしまったり思わぬ力がかかっても破損しない。そして伸縮性に少なければ、連結紐(5)を引張って洗濯バサミを一斉開放するときに縮まずに力が伝わりやすい。
次に図3を用いて本発明を複数組み合わせた実施例を説明する。既に説明した内容で重複している部分は省略する。
グリップ(8)は親指が入る程度の円型となっている。より多くの洗濯バサミを配置するときには、グリップ(8)を小型にして隣接の部材と絡みにくくするのが好ましい。各々の開度調節具(4)には鎖状連結具(14)が繋設されていて、さらにハンガーフレーム(9)に繋設されている。ハンガーフレーム(9)には吊り下げ具(15)が備えてあり物干し竿などに吊り下げる事ができる。このようにして、より多くの洗濯バサミを具備できているので洗濯物干し作業がより簡便に行えるようになる。
以上のように、本発明の実施例を説明したが、実施例に限定されることなく、本発明の範囲での構成であれば種々の実施例が可能である。例えば、連結紐(5)は機能を満たす意味では金属ワイヤーなどでもよく、その他にも使用に耐えられるものであれば材質については特に指定しない。開度調節具(4)は洗濯バサミの開度を一定に保てればよいので、洗濯バサミを摘みやすいように取付位置や形状は設定可能である。グリップ(8)は洗濯バサミ一斉開放を楽に行うことが目的であるのでベランダの手すりに引掛けられるようなカギ状のものでもよい。洗濯バサミの数は図1では8個、図2では32個であるが、数量を指定するものではなく使用できる範囲で増減してよい。鎖状連結具(14)は開度調整具(4)に繋設されているが洗濯物を垂下する荷重に耐えればよいので、例えばツマミ片(10)などに繋設されていてもよい。
S 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー、 1 ツマミ部、 2 通し穴、 3 スペーサ
4 開度調節具、 5 連結紐、 6 連結紐結設部、 7 引張り部
8 グリップ、 9 ハンガーフレーム、 10 ツマミ片、 11 バネ
12 蝶番部、 13 挟支部、 14 鎖状連結具、 15 吊り下げ具
4 開度調節具、 5 連結紐、 6 連結紐結設部、 7 引張り部
8 グリップ、 9 ハンガーフレーム、 10 ツマミ片、 11 バネ
12 蝶番部、 13 挟支部、 14 鎖状連結具、 15 吊り下げ具
Claims (1)
- ツマミ部に通し穴を設けた複数の洗濯バサミを一列に一定の間隔で並べ、洗濯バサミ同士の間には一定の長さの細い円筒状のスペーサを設置し、各々のツマミ片の間には、洗濯バサミが閉じた状態におけるツマミ片両片の距離の約半分程度の細く短い円筒状の開度調節具を設置し、これらの通し穴・開度調節具・スペーサ全てに2本の連結紐を通して連結し、この連結紐の各々の先端は互いに対向端に在る洗濯バサミの通し穴から挿入され、共に挿入側から最も遠い対向端にある洗濯バサミの外側のツマミ片に結設され、一連に連結設置された洗濯バサミの両端から出ている連結紐の引張り部の末端には、ループまたはカギ状の握りやすいグリップを設け、このように形成された一連は単独で利用されることもできるが、複数組み合わせて、様々な形状のハンガーフレームに吊るす等の形で自由に繋設されることを特徴とする洗濯バサミ一斉開放式ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012014639A JP2013141594A (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012014639A JP2013141594A (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013141594A true JP2013141594A (ja) | 2013-07-22 |
Family
ID=49038478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012014639A Pending JP2013141594A (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013141594A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014054507A (ja) * | 2012-03-09 | 2014-03-27 | Kuroda Masami | 衣類ハンガー |
CN107435222A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-12-05 | 广州雅松智能设备有限公司 | 一种安全晾衣架调控装置 |
CN107435221A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-12-05 | 广州雅松智能设备有限公司 | 一种平稳式晾衣架调控装置 |
-
2012
- 2012-01-10 JP JP2012014639A patent/JP2013141594A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014054507A (ja) * | 2012-03-09 | 2014-03-27 | Kuroda Masami | 衣類ハンガー |
CN107435222A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-12-05 | 广州雅松智能设备有限公司 | 一种安全晾衣架调控装置 |
CN107435221A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-12-05 | 广州雅松智能设备有限公司 | 一种平稳式晾衣架调控装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013141594A (ja) | 洗濯バサミ一斉開放式ハンガー | |
US2483303A (en) | Clasping means for frictionally holding articles in suspension | |
JP2008237851A (ja) | 物干しハンガ | |
US1874871A (en) | Clothespin | |
US3048311A (en) | Garment hanger lock | |
JP4556914B2 (ja) | 衣料用ハンガー | |
US20110198308A1 (en) | Clothes Hanger System | |
JP3176234U (ja) | 洗濯ハンガー安定用補助器具 | |
JP2016016236A (ja) | 洗濯挟み、洗濯物用棒状部材、洗濯挟み用ストッパー、及び洗濯物用ハンガー | |
JP3155744U (ja) | 絡まない洗濯ハンガー | |
JP3899358B2 (ja) | 開閉式ハンガー | |
US1355376A (en) | Clothes and line grip | |
JP3104854U (ja) | 万能ロープ | |
US1406007A (en) | Garment hanger | |
TW201438790A (zh) | 可調整配重的啞鈴 | |
US2075063A (en) | Coat hanger | |
CN206439338U (zh) | 一种省力拉直稳固的新型活动绳扣 | |
JP2011250968A (ja) | 竿ピンチ | |
US866464A (en) | Garment-support. | |
JPH0747112Y2 (ja) | 物干し挾み一斉開閉式小物干し具 | |
JP3099210U (ja) | ハンガー引掛洗濯バサミ | |
US819363A (en) | Cord and rope holder. | |
JP3131174U (ja) | ハンガー | |
JP2008279187A (ja) | 物干し具 | |
JP2006230966A (ja) | 小物干し具 |