JP5543302B2 - 化合物半導体ウェーハの製造方法及び化合物半導体素子 - Google Patents

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本発明は、マイクロ波帯以上の周波数領域で作動する高速通信用の半導体素子のための化合物半導体ウェーハの製造方法及びこれを用いて製作された化合物半導体素子に関するものである。
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)は、エミッタ注入効率を高めるため、エミッタ層にベース層よりもバンドギャップの大きい物質を用いてエミッタ−ベース接合をヘテロ接合としたバイポーラトランジスタであり、マイクロ波帯以上の周波数領域で使用する半導体素子として好適なため、次世代携帯電話用の半導体素子として期待されている。
HBTの構造は、例えばGaAs系HBTの場合、一般的には半絶縁性GaAs基板上に有機金属熱分解法(MOCVD法)を用いて、n+ −GaAs層(サブコレクタ層)、n−GaAs層(コレクタ層)、p−GaAs層(ベース層)、n−InGaP層(エミッタ層)、n−GaAs層(サブエミッタ層)を次々に結晶成長させることにより、エミッタ−ベース接合であるpn接合がヘテロ接合の構造となっている上述した層構造の薄膜結晶ウェーハを形成し、これを用いてHBTが製造されている。
図4は、従来における一般的なGaAs系HBTの構造を模式的に示す図である。HBT100は、半絶縁性のGaAs基板101上にn+ −GaAs層から成るサブコレクタ層102、n−GaAs層から成るコレクタ層103、p−GaAs層から成るベース層104、n−InGaP層から成るエミッタ層105及びn+ −GaAs層から成るサブエミッタ層106、n+ −InGaAs層から成るエミッタコンタクト層107がこの順序でMOCVD法等の適宜の気相成長法を用いて半導体薄膜結晶層として形成されており、サブコレクタ層102上にはコレクタ電極108が、ベース層104上にはベース電極109が、そしてエミッタコンタクト層107上にはエミッタ電極110がそれぞれ形成された構造となっている。
ここで、サブコレクタ層102は、所定の導電性を確保するためにそのキャリア濃度を3×1018〜5×1018cm-3程度にすることが必要であり、このためドナーとしてシリコン(Si)を高ドープしている。一方、コレクタ層103にはドナーとして同じくSiをドープするが、そのキャリア濃度はサブコレクタ層102のそれに比べて100分の1程度であるからSiのドープ量は少ない。そして、ベース層104にはアクセプタとしてカーボン(C)等をドープするがベース層104のキャリア濃度は通常4×1019cm-3程度と高くなっている。
このように構成されるHBTにあっては、そのスイッチング時間はベース抵抗を通してコレクタ容量(コレクタ−ベース接合の静電容量)を充放電する時間により決まるので、ベース抵抗を下げることによってHBT素子はより高速・高周波で動作することができる。したがって、より高い周波数での動作を良好に行うことができるようにするには、ベース抵抗の低減が必要であることは勿論、各層における結晶欠陥が少なく、それらの結晶性が高品質なものであることが必要である。
しかし、MOCVD法によりサブコレクタ層を気相成長させる場合に添加するSiの如
きn型不純物の量が多いと気相成長時に欠陥が生じやすくなり、これによりサブコレクタ層の結晶性が損なわれる傾向を有している。このようにして、所定のキャリア濃度を確保するためにドープしたn型不純物によってサブコレクタ層内に生じた格子欠陥は、その上に順次形成されるコレクタ層及びベース層へと受け継がれ、結局ベース層を構成する結晶層内にも欠陥を生じさせる原因となっている。
このため、従来においては、トランジスタ特性の改善のためにサブコレクタ層の導電性を改善しようとするとベース層の結晶性を低下させてしまい、これによって、出来上がった半導体素子の電流増幅率が低下してしまうという問題点を有している。
本発明の目的は、したがって、サブコレクタ層のキャリア濃度を高めるために不純物を高ドープしても、得られたHBT半導体素子の電流利得特性を良好なものとすることができる、化合物半導体ウェーハの製造方法及びこれを利用した化合物半導体素子を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明者等は種々の実験、研究を積み重ねた結果、化合物半導体基板上にサブコレクタ層、コレクタ層、ベース層及びエミッタ層をMOCVD法を用いた気相成長により順次成膜して半導体素子を形成しようとする場合、サブコレクタ層を形成するための気相成長条件を選ぶことにより、サブコレクタ層に不純物を高ドープしてそのキャリア濃度を高めるようにしても、従来に比べて極めて良好な電流利得特性を得ることができることを見い出したものである。
サブコレクタ層をMOCVD法によりエピタキシャル結晶成長させて成膜する場合、その成長条件を選ぶことにより、その上に形成されるコレクタ層及びベース層に悪影響が生じるのを抑制する効果が得られるものと考えられる。
請求項1の発明によれば、化合物半導体基板上にサブコレクタ層、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層をこの順序でMOCVD法を用いて気相成長させてHBT製造用の化合物半導体ウェーハを製造するための方法であって、前記サブコレクタ層として、キャリア濃度が3×1018cm-3〜4×1018cm-3のn型GaAs層を前記化合物半導体基板上にV/III比を1.0を超え5以下の範囲内として成長させるようにしたことを特徴とする化合物半導体ウェーハの製造方法が提案される。
請求項2の発明によれば、化合物半導体基板上にサブコレクタ層、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層をこの順序でMOCVD法を用いて気相成長させてHBT製造用の化合物半導体ウェーハを製造するための方法であって、前記サブコレクタ層として、キャリア濃度が3×1018cm-3〜4×1018cm-3のn型GaAs層を成長温度を620℃〜550℃の範囲内として成長させるようにしたことを特徴とする化合物半導体ウェーハの製造方法が提案される。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2に記載の化合物半導体ウェーハの製造方法を用いて製作されたことを特徴とする化合物半導体素子が提案される。
サブコレクタ層をMOCVD法による気相成長で結晶成長させる場合、成長温度を若干低い温度にすることで、及び又はV/III比を小さくすることで、Ga欠陥の発生が抑制される結果、電流増幅率を低下させることがないものと考えられる。ここで、サブコレクタ層のキャリア濃度を所要のレベルとするために添加する不純物は、公知の適宜のもの、例えば、Siを用いることができ、特別な不純物を用いる必要はない。
本発明によれば、上述の如く、成長条件を制御するだけで、サブコレクタ層のキャリア濃度により半導体素子の電流利得が大きな影響を受けるのを有効に抑えることができるので、低コストにて電気的特性に優れた化合物半導体ウェーハの製造が可能になると共に、低コストで高性能の半導体素子を提供できる。
本発明の一実施形態の説明のために、HBT用半導体ウェーハの構造を模式的に示す断面図。 図1に示した半導体ウェーハをMOCVD法により製造するのに使用される気相成長半導体製造装置の要部を概略的に示す図。 本発明によるHBT素子の実施例の電流増幅率とサブコレクタ層のキャリア濃度との関係を示す特性を比較例の特性と共に示す図。 従来における一般的なGaAs系HBTの構造を模式的に示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本発明の方法によって製造されたHBT用薄膜結晶ウェーハの一例を模式的に示す層構造図である。この薄膜結晶ウェーハはGaAs系HBTの製造に用いる化合物半導体ウェーハであり、図1に示した層構造の半導体ウェーハを本発明の方法により製造する場合の実施の形態の一例について説明する。したがって、本発明の方法を図1に示した構造の化合物半導体ウェーハの製造にのみ限定する趣旨ではない。
図1に示した半導体ウェーハ1の構造は次の通りである。半導体ウェーハ1は、半絶縁性のGaAs化合物半導体結晶であるGaAs基板2上にMOCVD法を用いて複数の半導体薄膜結晶成長層を次々と積層させて構成されたものである。図1を参照して半導体ウェーハ1について説明すると、GaAs基板2は半絶縁性GaAs(001)層から成り、GaAs基板2上にi−GaAs層から成るバッファ層3が形成されている。
次に、バッファ層3の上に形成されているHBT機能層4の構成について説明する。HBT機能層4は、バッファ層3の上に、サブコレクタ層41として働くn+ −GaAs層及びコレクタ層42として働くn- −GaAs層が、順次半導体エピタキシャル成長結晶層として所定の厚さに形成されている。そして、コレクタ層42の上にベース層43として働くp+ −GaAs層が同じく半導体エピタキシャル成長結晶層として形成されており、ベース層43の上にはエミッタ層44として働くn−InGaP層が形成されている。そしてエミッタ層44の上にはn- −GaAs層がサブエミッタ層45として、n+ −GaAs層及びn+ −InGaAs層がエミッタコンタクト層46、47として形成されている。
上述した各層をMOCVD法によるエピタキシャル成長半導体薄膜結晶層として形成するための方法について詳しく説明する。
図2には、図1に示した半導体ウェーハ1をMOCVD法により製造するのに使用される気相成長半導体製造装置10の要部が概略的に示されている。気相成長半導体製造装置10は、図示しない原料供給系統からの原料ガスが原料供給ライン11を介して供給される反応器12を備え、反応器12内にはGaAs基板2を載せて加熱するためのサセプタ13が設けられている。本実施の形態では、サセプタ13は多角柱体でその表面にはGaAs基板2が複数枚取り付けられており、サセプタ13は回転装置14によって回転できる公知の構成となっている。符号15で示されるのはサセプタ13を高周波誘導加熱する
ためのコイルである。コイル15に加熱用電源16から加熱用の電流を流すことによりGaAs基板2を所要の成長温度に加熱することができる。この加熱により、原料供給ライン11を介してバッファ層3内に供給される原料ガスがGaAs基板2上で熱分解し、GaAs基板2上に所望の半導体薄膜結晶を気相成長させることができるようになっている。使用済みのガスは排気ポート12Aより外部に排出され、排ガス処理装置へ送られる。
反応器12内のサセプタ13上にGaAs基板2を載せた後、キャリアガスとして水素を用い、原料としてアルシン、トリメチルガリウム(TMG)を用い、650℃でGaAsをバッファ層3として約500nm成長させる。しかる後、サブコレクタ層41をバッファ層3上にn+ −GaAs層として成長温度620℃、V/III比15のようにして1400nm成長させて形成する。
このように、従来の一般的な成長温度である640℃よりも若干低い620℃の成長温度でサブコレクタ層41となるn+ −GaAs層を成長させることにより、その成長中にGa欠陥が発生するのを良好に抑え、サブコレクタ層41の結晶性を従来に比べて大幅に改善することができる。また、これに加えて、V/III比を20以下の適宜の値に設定する構成としたので、これによってもサブコレクタ層41に欠陥が生じるのを有効に抑え、サブコレクタ層41の結晶性を大幅に改善することができる。
上記実施の形態では、成長温度を620℃と低い値にすると共に、同時にV/III比を20と小さくすることによりサブコレクタ層41における欠陥の発生をより一層効果的に抑えるようにした。しかし、成長温度を620℃とし、V/III比は従来の値とすることによっても欠陥の発生を充分に抑えることができる。このようにしてサブコレクタ層41での欠陥の発生を抑えることによりHBTの電流増幅利得がサブコレクタ層41の高キャリア濃度化のために低下してしまうのを有効に抑えるのに役立つものと考えられる。
一方、V/III比を20以下とし、成長温度は従来通り640℃とすることによっても、欠陥の発生を充分に抑え、HBTの電流増幅利得がサブコレクタ層41の高キャリア濃度化のために低下してしまうのを有効に抑えることができる。成長温度が620℃〜550℃の範囲であれば、Ga欠陥の発生を十分抑制することが可能である。550℃以下では、TMGの分解が成長温度により律促されるために、成長機構が不安定な状態となる。V/III比は20以下の範囲であれば、V/III比を下げる程、Ga欠陥の発生をより一層抑制できるようになる。V/III比は、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。V/III比の下限値は、1.0以下では、反応律則の成長機構になるため不安定な状態になる。
このようにして、サブコレクタ層41を欠陥の発生を少なくして良好な半導体薄膜結晶層として形成した後、コレクタ層42〜エミッタコンタクト層47までをMOCVD法により形成する。コレクタ層42〜エミッタコンタクト層47までの成長条件は、成長温度を620℃〜550℃の範囲内の適宜の値とすることができ、サブコレクタ層41の成長温度には依存しない。
上述のようにして形成されたコレクタ層42及びベース層43は、結晶性の良好な、すなわち欠陥の少ない状態に形成されたサブコレクタ層41の上に気相成長により形成されるので、コレクタ層42及びベース層43もまた欠陥が少なく、極めて良好な結晶性を有する半導体薄膜結晶層として形成される。
したがって、サブコレクタ層41に不純物であるSiを高ドープしてそのキャリア濃度を3×1018〜4×1018cm-3と高くして、半導体ウェーハ1を用いて図4に示す如きHBT素子を製造した場合、その電流増幅率は従来に比べて高くすることができる。
図1に示した構造の半導体ウェーハを製造し、これにより得られた半導体ウェーハを用いてHBT素子を次のように製作した。エミッタサイズは100μm×100μmである。ここでは、コレクタ電流を1kA/cm2 流したときのコレクタ電流/ベース電流を電流増幅率βとする。
(参考例1)
サブコレクタ層41の成長条件を、成長温度が620℃で、そのときの原料ガスの供給においてV/III比を15とした。上記成長条件の下で、ドーパントであるSiのドープ量を調節してサブコレクタ層41のキャリア濃度を3×1018cm-3とした。このときのHBT素子の電流増幅率βは84であった。
(参考例2)
参考例1とは、サブコレクタ層41のキャリア濃度が4.00×1018cm-3である点でのみ異なるHBT素子を参考例1と同様にして製作した。このときのHBT素子の電流増幅率βは80であった。
このようにして製作されたHBT素子によると、サブコレクタのキャリア濃度を3×1018cm-3から4×1018cm-3に増大させても、電流増幅率βは僅か4だけ小さくなったにすぎなかった。
(比較例1)
サブコレクタ層41の成長条件を成長温度640℃、V/III比30としたことを除いて実施例1と同一の条件でHBT素子を製作した。電流増幅率βを測定したところ75であった。
(比較例2)
サブコレクタ層41の成長条件を成長温度640℃、V/III比30としたことを除いて実施例2と同一の条件でHBT素子を製作した。電流増幅率βを測定したところ55であった。
図3にこれらの結果をまとめて示した。本発明の方法によると、キャリア濃度を3×1018cm-3とした場合においても電流増幅率βの値は従来に比べて大きく改善される上に、キャリア濃度を4×1018cm-3と大きくしても電流増幅率βの低下は僅かであることが確認できた。
(実施例1)
サブコレクタ層41の成長条件を、成長温度620℃で、そのときのV/IIIを5とした。上記成長条件の下でドーパントであるSiのドープ量を調整し、サブコレクタ層41のキャリア濃度を3.7×1018cm-3とした。このときのHBT素子の電流増幅率βを測定したところ90であった。
(実施例2)
サブコレクタ層41の成長条件を、成長温度620℃で、そのときのV/IIIを5とした。上記成長条件の下でドーパントであるSiのドープ量を調整し、サブコレクタ層41のキャリア濃度を4.1×1018cm-3とした。このときのHBT素子の電流増幅率βを測定したところ86であった。
(実施例3)
サブコレクタ層41の成長条件を、成長温度640℃で、そのときのV/IIIを5とした。上記成長条件の下でドーパントであるSiのドープ量を調整し、サブコレクタ層41のキャリア濃度を3.85×1018cm-3とした。このときのHBT素子の電流増幅率βを測定したところ81であった。
上記実施の形態及び実施例においては、InGaP系のHBTのための半導体ウェーハの製造を例にとって説明したが、本発明は、InGaP系のHBTに限定されるものではなく、AlGaAs系のHBT用の半導体ウェーハの製造の場合においても、本発明を同様にして適用することができ、同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、V/III比を所定の条件としてサブコレクタ層を成長させることにより、サブコレクタ層のキャリア濃度を高めるために不純物を高ドープしても、得られたHBT半導体素子の電流利得特性を良好なものとすることができる。したがって、上述した本発明による化合物半導体ウェーハの製造方法を用いて、化合物半導体素子であるHBT半導体素子を作製することにより電気的特性の極めて優れたものを得ることができる。
以上のように、本発明の方法は、低コストにて電流利得特性に優れた化合物半導体ウェーハの製造を可能とし、低コストで高性能の半導体素子を製造するのに有用である。
1 半導体ウェーハ
2 GaAs基板
3 バッファ層
4 HBT機能層
10 気相成長半導体製造装置
11 原料供給ライン
12 反応器
12A 排気ポート
13 サセプタ
15 コイル
41 サブコレクタ層
42 コレクタ層
43 ベース層
44 エミッタ層
45 サブエミッタ層
46、47 エミッタコンタクト層

Claims (2)

  1. 化合物半導体基板上にサブコレクタ層、コレクタ層、ベース層、及びエミッタ層をこの順序でMOCVD法を用いて気相成長させてHBT製造用の化合物半導体ウェーハを製造するための方法であって、
    前記サブコレクタ層として、キャリア濃度が3×1018cm-3〜4×1018cm-3のn型GaAs層を前記化合物半導体基板上にV/III比を1.0を超え5以下の範囲内として成長させ
    前記サブコレクタ層は、成長温度を620℃〜550℃の範囲内として成長させるようにしたことを特徴とする化合物半導体ウェーハの製造方法。
  2. 請求項1に記載の化合物半導体ウェーハの製造方法を用いて製作されたことを特徴とする化合物半導体素子。
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