JP5506360B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子写真方式、静電記憶方式の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置では、カラー画像を形成する場合、コンピュータ等の外部装置からの印字情報を解析して、印字情報に含まれる画像情報をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報に展開する。そして、画像展開により得た画像情報を基に、画像形成を行うための準備動作を行った後、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーで、感光ドラムにトナー像を順次形成し、中間転写体又は記録媒体に多重転写を行う。
このように画像が形成されるまでの時間には画像形成を行うための準備動作にかかる時間が影響してくる。そこで、特許文献1のように、準備動作を開始するタイミングを制御することで、準備動作にかかる時間を短縮する方法が提案されている。
特開平6−175514
しかしながら、準備動作を行った後、画像形成を行うタイミングは、記録媒体のどこから画像形成がなされてもいいように、記録媒体のサイズを基準として記録媒体の先端から画像形成が開始できるようになっていた。よって、同じ記録媒体のサイズであれば、記録媒体の先端部分のみに画像形成を行うような画像でも、記録媒体の後端部分にのみ画像形成を行うような画像でも、画像形成にかかる時間はほぼ変わりないという課題があった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、形成する画像サイズに応じて画像形成を開始するタイミングを制御することで、画像形成にかかる時間を短くすることを目的とする。
上記目的を達成するために、画像情報を受信する受信手段と、前記画像情報を受信するための要求信号を送信する送信手段と、前記画像情報に基づき画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段により画像形成が終了した後、画像形成を終了させるための終了動作を行う終了手段と、前記受信手段により受信した前記画像情報に含まれる画像の余白に関する情報のうち画像の先端余白に関する情報に応じて、副走査方向における第1の先端余白の長さに応じた前記要求信号を送信する第1のタイミングより、前記第1の先端余白の長さより長い第2の先端余白の長さに応じた前記要求信号を送信する第2のタイミングの方が早くなるように前記送信手段によって前記要求信号を送信するタイミングを制御し、前記画像の余白に関する情報のうち画像の後端余白に関する情報に応じて、副走査方向における第1の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第3のタイミングより、前記第1の後端余白の長さより長い第2の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第4のタイミングの方が早くなるように前記終了手段による終了動作を開始させるタイミングを制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、形成する画像サイズに応じて画像形成を開始するタイミングを制御することで、画像形成にかかる時間を短くすることができる。
本発明における画像形成装置の構成を示す断面図 本発明における画像形成装置の制御を示すブロック図 印字動作を示したフローチャート 前回転シーケンスと/TOP信号の出力タイミングを示すタイミングチャート 第1の実施形態におけるコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンス 第1の実施形態における画像の位置情報を示した図 第1の実施形態における画像形成の開始から終了までの流れを示したフローチャート 後回転シーケンスのタイミングを示すタイミングチャート 第2の実施形態におけるコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンス 第2の実施形態における画像の位置情報を示した図 第2の実施形態における画像形成の開始から終了までの流れを示したフローチャート 第3の実施形態におけるコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンス 第3の実施形態における画像の書き出し位置を示した図 第3の実施形態におけるTOP信号短縮時間の計算方法を示したフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1で、画像形成装置としてのレーザプリンタ全体の構成についての概略を説明する。なお、説明の便宜上、以下ではイエローに関してのみ説明するが、各色は同様の構成であり、イエローだけでなく、シアン、マゼンタ、ブラックも同様の構成を持つ。
(画像形成及び一次転写)
1aは、像担持体としての感光ドラムである。感光ドラム1aは、金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、発生した電荷を輸送する電荷輸送層などからなる機能性有機材料が複数層積層されたものであり、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。感光体ドラム1aは、その両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。2aは、帯電手段として帯電ローラである。帯電ローラ2aは、感光ドラム1aに当接され、感光ドラム1aの回転にともない従動回転しなから感光ドラム1aの表面を均一に帯電する。帯電ローラ2aには直流電圧又は交流電圧を重畳した電圧が印加され、帯電ローラ2aと感光ドラム1a表面の当接ニップ部から上下流側の微小な空気ギャップで放電が発生することにより感光ドラム1aは帯電される。
3aは、感光ドラム1aの残トナーをクリーニングするクリーニングユニットである。4aは、感光ドラム1aにトナー像である画像を形成するための現像ローラである。5aは、画像を形成するための非磁性一成分である現像剤である。7aは、現像剤5aを現像ローラ4aに塗布するための現像剤塗布ブレードである。現像ローラ4a、現像剤5a、現像剤塗布ブレード7aをまとめて、現像剤ユニット8aとする。また、ここまで説明した各部材をまとめたものが、画像形成装置から着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9aである。また、以降は現像ローラと感光ドラムから成る構成を画像形成ステーションと定義し、イエローのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション1(1stとも表記する)と定義する。同様に、マゼンタのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション2(2st)、シアンのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション3(3st)、ブラックのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション4(4st)とする。
11aは、感光ドラム1aを露光する露光手段である。レーザ光を多面鏡によって走査させるスキャナユニット、又はLEDアレイから構成され、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12aを照射する。20aは、帯電ローラ2aにバイアスを印加する帯電バイアス電源である。21aは、現像ローラ4aにバイアスを印加する現像バイアス電源である。84aは、1次転写ローラ81aにバイアスを印加する一次転写バイアス電源84aである。
中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより中間転写ベルト80は、感光ドラム1aから1dの方向に対して決められた速度で移動する。一次転写ローラ81aは、感光ドラム1aと対向する位置に配置されている。一次転写ローラ81aは、一次転写バイアス電源84aに接続されており、感光ドラム1a上の画像が中間転写ベルト80に転写される。これを色毎に行うことで、中間転写ベルト80に色毎の画像が転写され多色画像が形成される。また、一次転写ローラ81aの中間転写ベルト80の回転方向の下流側には除電部材23aが配置されている。駆動ローラ14、テンションローラ15及び除電部材23a、二次転写対向ローラ86は電気的に接地されている。
(記録媒体給送)
本体カセット16から記録媒体Pを給紙する際には、カセットピックアップローラ17を駆動させることによって、本体カセット底板29が上昇し、本体カセット16内に積載された記録媒体Pを押し上げる。押し上げられた記録媒体Pが、カセットピックアップローラ17と当接し、カセットピックアップローラ17の回転により、一枚ずつ記録媒体Pが分離給送され、レジストローラ18まで搬送される。
手差しトレイ30から給紙する際には、記録媒体有無センサ33によって手差し給紙トレイ30に記録媒体Pがセットされていることを検知する。手差しトレイ30に記録媒体Pがセットされていると、手差しトレイ引き込みローラ31によって、記録媒体Pの給送が開始される。そして、記録媒体Pをカセットピックアップローラ17の直下まで搬送する。手差しトレイ30から搬送された記録媒体Pの先端がカセットピックアップローラ17の直下に到達したところで、カセットピックアップローラ17を駆動させることによって、手差し給紙トレイ30から搬送した記録媒体Pをレジストローラ18に搬送する。
(二次転写)
レジストローラ18まで搬送された記録媒体Pは、レジストローラ18によって二次転写部に搬送される。中間転写ベルト80に形成された画像は、二次転写位置である二次転写ローラ82と中間転写ベルト80の当接部まで搬送される。二次転写ローラ82と二次転写対向ローラ86により電界を形成し、中間転写ベルト80の画像が記録媒体Pに二次転写される。画像が転写された記録媒体Pは、定着手段19へと搬送される。
(定着)
定着手段19は、記録媒体Pの画像に熱及び圧力を加えて、画像を定着させるものであり、図示しない定着ベルトと図示しない弾性加圧ローラとを有している。弾性加圧ローラは定着ベルトを挟み、図示しないベルトガイド部材と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部を形成している。定着ニップ部が所定の温度に立ち上がって温調された状態において、記録媒体Pが定着ニップ部の定着ベルトと弾性加圧ローラとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して搬送され、定着ニップ部において定着される。定着された記録媒体Pは、排出トレイ36へと排出される。
図2は、カラー画像形成装置のシステム構成の一例を説明するためのブロック図である。ホストコンピュータ200は、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記載された印刷データ(文字コードや図形データ、イメージデータやプロセス条件など)をコントローラ201に送信する。
コントローラ201は、ホストコンピュータ200、エンジン制御部202と相互に通信が可能となっている。コントローラ201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受信し、受信した画像情報を解析してビットデータに変換する。そして、ビデオインターフェイス部210を介して、記録媒体P毎に予約情報である予約コマンド、印字開始コマンド、ビデオ信号をエンジン制御部202に送信する。コントローラ201は、エンジン制御部202へ、ホストコンピュータ200からの印字命令に従って予約コマンドを送信し、印字可能な状態となったタイミングで、エンジン制御部202へ印字開始コマンドを送信する。
エンジン制御部202は、コントローラ201からの予約コマンドの順に印字の実行準備を行い、コントローラ201からの印字開始コマンドを待つ。エンジン制御部202は、印字指示を受信すると、コントローラ201に、各色のビデオ信号出力の基準タイミングとなる要求信号である/TOP信号Y、M、C、Kを送信し、予約コマンドの情報に従って印字動作を開始する。なおコントローラ201は、ホストコンピュータ200,エンジン制御部202へのインターフェースと、プロセッサ、メモリなどにより構成できる。
図3は印字動作を示したフローチャートである。コントローラ201は、画像形成に先だってまずエンジン制御部202に対して予め予約コマンドを送信しておく。予約コマンドには、これから送信される画像情報の順序や記録媒体Pのサイズ等の情報が含まれる。予約コマンドを送信した後、予約した内容で画像形成を行うべく、印字開始コマンドをエンジン制御部202に対して送信する。
S301において、エンジン制御部202は、予約コマンドを受信すると印字開始コマンドの受信を待つ。印字開始コマンドを受信すると、S302において、印字動作を行うための前処理(以後、「前回転シーケンス」という)を実行する。S303において、前回転シーケンス終了後、/TOP信号を出力して、1枚目の画像情報に従って画像形成を開始する。ここで、/TOP信号とは、コントローラ201とエンジン制御部202との間における垂直同期信号に相当し、コントローラ201からエンジン制御部202へのページごとの画像情報を送信するためのトリガとなる。
S304において、エンジン制御部202は、スループットを維持するための次の印字動作開始タイミング(以後、「通常印字開始タイミング」という)までに次の予約コマンドを受信するかを判断する。受信している場合は、S305により、印字開始コマンドの受信を待ち、受信するとS303に移行する。S304又はS305でコマンドを受信しなかった場合は、S306において、画像形成の後処理(以下、「後回転シーケンス」という)を実行し、画像形成を終了する。
図4(a)、図4(b)は、エンジン制御部202による前回転シーケンスと/TOP信号の出力タイミングを表すタイミングチャートである。図4(a)が従来のタイミングチャート、図4(b)が本実施例のタイミングチャートである。図4(a)では、前回転シーケンスでは画像形成動作を開始するために、中間転写ベルト80や感光ドラム1a、スキャナユニット、定着ベルト等を回転させる複数のモータの駆動(401)や、感光ドラム1aを帯電させるバイアスの出力(402)、感光ドラム1aに現像される画像を中間転写ベルト80に転写する一次転写バイアスの出力(403)、感光ドラム1a上の潜像を現像するバイアスの出力(404)、現像ローラ4aを感光ドラム1aに当接させる処理(405)を順次行っている。よって、/TOP信号を出力するためには画像形成を開始するための準備が整うまでの所定の時間(T1)が必要である。そのため、前回転シーケンスの時間が画像形成時間を決定する一つの大きな要因となっている。また、T2は画像情報を受信してから実際に画像を書き始めるまでの時間であり、この時間は画像の先端余白によって可変する。画像形成の準備は整っているが、余白部分のため実際に画像を書き始めていないT2の時間は、画像形成においてのロスタイムとなってしまっている。
一方、図4(b)においては、画像情報を受信してから画像を書き始めるまでの時間T2の分だけ、/TOP信号を前倒して送信している。これにより画像形成準備と画像受信を並行して行うことができ、画像形成準備と画像受信のタイムラグを少なくすることで、画像形成準備が行われた後にすぐに画像形成を開始することが可能となっている。
なお、不図示ではあるが、/TOP信号を前倒して送信したことにより記録媒体の所定の位置に画像が形成されなくなることを防ぐために、前倒した/TOP信号に記録媒体の給紙が間に合わないときは、/TOP信号応じて記録媒体の給紙タイミングも前倒しする。/TOP信号に応じて給紙タイミングも早めることにより、タイムラグを少なくし、且つ記録媒体の所定の位置に画像形成を行うことが可能となる。記録媒体に充分な余裕がある場合は、詳しくは後述するが、レジストローラ18に記録媒体を待機させ、画像形成にあわせて搬送を再開する制御を行う。
図5を用いて、本実施形態のコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンスについて説明する。コントローラ201は、画像形成装置で画像形成を行うために、画像情報の展開を行い、記録媒体Pのどこに画像を形成するかを示した位置情報を生成する(601)。生成した位置情報をエンジン制御部202に対して1枚目の予約コマンドと共に送信する(602)。
ここで、図6を用いてコントローラ201が生成する画像の位置情報について説明する。コントローラ201は、画像の位置情報を、記録媒体Pの先端を原点として画像が書き始める座標を始点座標とし生成する。図6では、始点座標は(X1、Y1)となる。これより、記録媒体Pの先端から距離Y1分は、画像形成が行われない余白部分であることがわかる。
エンジン制御部202は、受信した予約コマンドから画像形成が開始される座標を取得し、座標から計算した先端余白サイズを元に/TOP信号を出力するまでの時間を算出する(603)。/TOP信号を出力するまでの時間の具体的な算出方法は後述する。
その後、コントローラ201がエンジン制御部202に対して印字開始コマンド(604)を送信することにより、エンジン制御部202は前回転シーケンスを開始し、603で計算したタイミングで1枚目の/TOP信号を出力する(605)。
図7のフローチャートを用いて、本実施形態における画像形成の開始から終了までの流れについて説明する。S701において、エンジン制御部202は、予約コマンドを受信すると、S702において、先端余白サイズと印字速度を用いて前回転シーケンスを開始してから/TOP信号を出力するまでの時間を求める。具体的な計算式は以下の通りである。
前回転シーケンスにかかる時間T1>画像形成の準備が完了したのち、余白部分のため実際に画像形成が行われていない時間T2が成立する場合、
前回転シーケンス開始から/TOP信号を出力するまでの時間=前回転シーケンス開始から画像形成可能になるまでの時間−(先端余白の搬送方向距離Y1÷印字速度) (1)となる。例えば、印字速度が115.5mm/sec、先端余白が100mmである場合、先端余白100mmを搬送する時間は866msとなり、前回転シーケンス開始から通常の/TOP信号が出力可能となるまでの時間が4743msである場合、先の式(1)より、4743−866=3877msで/TOP信号を出力することができる。これより、画像形成時間は先端余白の搬送時間分、つまり866ms短縮される。なお、/TOP信号を出力してから画像形成終了までの時間は、記録媒体のサイズと搬送距離と印字速度によって決まるため、これらの条件が変わると短縮時間も変更となる。
前回転シーケンスにかかる時間T1>画像形成の準備が完了したのち、余白部分のため実際に画像形成が行われていない時間T2が成立しない場合、
前回転シーケンス開始から/TOP信号を出力するまでの時間=0 (2)
S703において、エンジン制御部202は、前回転シーケンス開始から/TOP信号を出力するまでの時間を計算した後、印字開始コマンドの受信すると、S704において、前回転シーケンスを開始する。前回転シーケンスでは、中間転写ベルト80や感光ドラム1aを回動するモータの駆動、感光ドラム1aを帯電するバイアスの印加、現像ローラ4aにトナーを供給するバイアスの印加や、現像ローラ4aを感光ドラム1aに当接させる等が行われる。
S705において、前回転シーケンスを行っている間にS702で算出した/TOP信号を出力するタイミングになるかを監視する。S706において、S702で算出した時間になると/TOP信号を出力し、コントローラ201から画像情報を受信する。
S707において、/TOP信号を出力したタイミングを基にして、レジストローラ18にニップされている記録媒体Pの搬送開始タイミングを算出する。搬送開始タイミングの具体的な計算式は以下の通りである。
/TOP信号を出力してから記録媒体Pの搬送開始までの時間=1stのレーザ照射位置から二次転写部までの距離(Limg)を搬送する時間−レジストローラ18から二次転写部までの距離(Lpap)を搬送する時間 (3)
S708において、前回転シーケンスが終了したかを確認し、前回転シーケンスが終了すると、S709において画像形成を開始する。このとき、前回転シーケンスが終了する前から/TOP信号の出力を行っているため、コントローラ201から受信した画像情報に基づき、先端余白により画像形成が行われない時間を短縮して画像形成を開始することができる。
S710において、記録媒体Pの搬送開始タイミングになると、S711において、レジストローラ18で待機していた記録媒体Pの搬送を開始する。S712において、すべてのジョブの画像形成が終了すると、S713において、後回転シーケンスを実行する。後回転シーケンスでは、中間転写ベルト80に形成された画像が二次転写され、中間転写ベルト80のクリーニングを行った後、画像形成のために印加しているバイアスやモータの駆動をOFFする処理を実行する。
このように、形成する画像の先端余白に基づき、/TOP信号を出力するタイミングを、前回転シーケンスが行われている最中に早めることで、画像情報を受け取るタイミングも早くなり前回転シーケンスが終了した後、画像形成が行われるまでの時間を短縮することが可能となる。これにより、従来どおり前回転シーケンスが終了してから/TOP信号の出力を行っていた制御に比べて、画像形成にかかる時間を短縮することができる。
なお、本実施形態においては、予約コマンドと同時に形成する画像の位置情報を送信する場合を説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像の位置情報を送信するための専用のコマンドを用いて予約コマンドの前後のタイミングで送信しても良いし、印字開始コマンドと同時に送信する、等の送信タイミングでも良い。
(第2の実施形態)
本実施形態は、画像の先端余白に応じて、/TOP信号を出力するタイミングを制御するだけでなく、さらに画像の後端余白に応じて、後回転シーケンスの開始タイミングの制御を行う。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
図8は、エンジン制御部202による後回転シーケンスのタイミングを表すタイミングチャートである。後回転シーケンスでは画像形成動作が終了したのち、中間転写ベルト80や感光ドラム1a、スキャナユニット、定着ベルト等を回転させる複数のモータの駆動を停止(401)や、感光ドラム1aを帯電させるバイアスの出力を停止(402)や、感光ドラム1aに現像される画像を中間転写ベルト80に転写する一次転写バイアスの出力を停止(403)や、感光ドラム1a上の潜像を現像するバイアスの出力を停止(404)や、現像ローラ4aを感光ドラム1aから離間させる処理(405)を順次行っている。後回転シーケンスは、画像形成が終了した後、一定時間後に開始されるため、例えば後端余白があるような画像では、画像情報の受信が終わってから後回転シーケンスが開始されるまでの時間(T3)や、画像形成が終わった後の余白の時間(T4)が発生する。
図9を用いて、本実施形態のコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンスについて説明する。コントローラ201は、画像の位置情報を生成し(901)、エンジン制御部202に対して1枚目の予約コマンド(902)と共に送信する。
ここで、図10を用いて、コントローラ201が生成する画像の位置情報について説明する。コントローラ201は、画像の位置情報を、記録媒体Pの先端を原点として画像が書き始める座標を始点座標、画像を書き終える座標を終点座標とし生成する。図10では、始点座標は(X1、Y1)となり、終点座標は(X2、Y2)となる。これより、記録媒体Pの先端から距離Y1分は、画像形成が行われない余白部分であり、画像書き終えてから記録媒体Pの後端までの距離Y2も、画像形成が行われない余白部分であることがわかる。
エンジン制御部202は、受信した予約コマンドから画像形成が開始される座標を取得し、座標から計算した先端余白のサイズに基づき/TOP信号を出力するまでの時間を算出する(903)。また、受信した予約コマンドから画像形成が終了する座標を取得し、座標から計算した後端余白サイズに基づき後回転シーケンスを開始する時間を算出する(904)。
図11のフローチャートを用いて、本実施形態における画像形成の開始から終了までの流れについて説明する。なお、先の第1の実施形態の図7と同様のシーケンスに関しては、説明を省略する。
S1101乃至S107については、先の図7のS701乃至S707と同様であるため、ここでの説明は省略する。
S1108において、エンジン制御部202は、予約コマンドから得た記録媒体Pのサイズと画像形成が終了する座標と印字速度を用いて、/TOP信号を出力してから画像形成が終了するまでの時間を求める。画像データの出力が終了し、中間転写ベルト80上の画像後端が、4stの直下を通過すると、後回転シーケンスが実行可能となる。
後回転シーケンス開始タイミングの具体的な計算式は以下の通りである。
/TOP信号を出力してから後回転シーケンス開始までの時間=(記録媒体Pの先端から画像形成が終了する座標までの搬送距離+1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離)÷印字速度 (4)
例えば、印字速度が115.5mm/sec、後端余白が100mmである場合、後端余白100mmを搬送する時間は866msとなる。記録媒体のサイズ(副走査方向)が297mm、先端余白0mmとして、1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離が36.1mm、1stと中間転写ベルト80の接点から4stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離が234mmである場合は、/TOP信号を出力してから後回転シーケンス開始までの時間は、先の式(3)より、
(36.1+234+(297−100))÷115.5×1000=4044ms
となる。
後端余白を考慮しない場合は、先の式(3)より、
(36.1+234+297)÷115.5×1000=4910ms
となるため、後回転シーケンス開始までの時間は後端余白0mmの時と比べて866ms早くなる。つまり、後端余白によって後回転シーケンス開始タイミングを早めた866ms分、画像形成時間が短縮される。
なお、先の第1の実施形態で説明した前回転シーケンスと本実施形態で説明した後回転シーケンスの制御を組み合わせることで、画像の先端余白及び後端余白の夫々において画像形成時間を短縮することが可能となる。
S1109乃至S1112は、先の図7のS708乃至S711と同様のため、ここでの説明は省略する。S1113において、現在行っている画像形成が最後のジョブであるかを判断する。最後のジョブでなければ、S1110に戻り画像形成を継続し、最後のジョブであれば、S1114において、先のS1108で算出した後回転シーケンスの開始タイミングであるかを判断する。後回転シーケンスの開始タイミングであれば、S1115で後回転シーケンスを開始する。
このように、形成する画像の後端余白に基づき、後回転シーケンスを開始するタイミングを早めることにより、前回転シーケンスを開始してから後回転シーケンスが終了するまでの所要時間が短縮される。よって、後回転シーケンスを行っている最中に次のジョブを受け取ったような場合においても、通常の制御より早く後回転シーケンスを開始しているため、次のジョブの印刷開始タイミングを早くすることができる。
なお、本実施形態においては、後端余白を用いて後回転シーケンスのタイミングを制御する方法について説明したが、これに限られるものではない。例えば、後端余白から算出したタイミングで現像バイアスを印加するタイミングを制御しても良い。現像バイアスを制御する場合は、先の式(4)に基づき、
/TOP信号を出力してから現像バイアスをOFFまでの時間=(記録媒体Pの先端から画像形成が終了する座標までの搬送距離+1stのレーザ照射位置から現像ローラ4aとの接点までの搬送距離)÷印字速度 (5)
で求めることができる。さらにカラーモードへの変更のタイミングを制御する等の連続プリントのための接続シーケンスを制御しても良い。
(第3の実施形態)
本実施形態は、各色の画像情報(先端余白)を受信し、各色のvideo信号(余白を除いた画像先頭)の書き出しタイミングを計算し、/TOP信号の前倒し時間を計算することで、画像形成が行われるまでの時間を短縮する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
図12を用いて、本実施形態のコントローラ201とエンジン制御部202の間の通信シーケンスについて説明する。コントローラ201は、画像形成装置で画像形成を行うために、画像情報の展開を行い、記録媒体Pのどこに画像を形成するかを示した複数色の位置情報(画像位置情報Y(1201)、画像位置情報M(1202)、画像位置情報C(1203)、画像位置情報K(1204))を生成する。コントローラ201は、生成した位置情報をエンジン制御部202に対して1枚目の予約コマンドと共に送信する(1205)。
エンジン制御部202は、受信した予約コマンドから各色の画像形成が開始される座標を取得し、座標から計算した各色の先端余白サイズを元に/TOP信号を出力するまでの時間を算出する(1206)。/TOP信号を出力するまでの時間の具体的な算出方法は後述する。
その後、コントローラ201がエンジン制御部202に対して印字開始コマンド(1207)を送信することにより、エンジン制御部202は前回転シーケンスを開始し、1206で計算したタイミングで1枚目の/TOP信号を出力する(1208)。
図13の画像余白情報と図14のフローチャートを用いて、/TOP信号前倒し時間の計算方法について説明する。なお、本実施形態における画像形成の開始から終了までの流れは図7と同様のシーケンスであり、図7におけるS702の部分を図14のフローチャートを用いて説明し、その他の部分の説明は省略する。
エンジン制御部202は、カラー画像を形成する際は各色の画像を重ね合わせるために、各ステーションのvideo信号を出力するタイミングを各ステーションが配置されている位置に応じてずらしている。エンジン制御202は、/TOP信号(1311)に同期してYのvideo信号(1321)を出力し、M,C,Kは、/TOP信号(1311)を基準にして、video信号を出力するタイミングを各ステーションが配置されている位置に応じてずらしたvideo信号出力位置0で出力する。各色のvideo信号出力位置0は以下の式から求めることができる。
video信号出力位置0(M)(1331)=1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離+1stと中間転写ベルト80の接点から2stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離−2stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離 (6)
video信号出力位置0(C)(1341)=1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離+1stと中間転写ベルト80の接点から3stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離−3stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離 (7)
video信号出力位置0(K)(1351)=1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離+1stと中間転写ベルト80の接点から4stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離−4stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離 (8)
エンジン制御部202は、色毎の画像の位置情報(始点座標(X1、Y1))を取得する(図6参照)。各色の先端余白は、以下の式から求めることができる。
先端余白(Y)(1322)=搬送方向距離Y1(Y) (9)
先端余白(M)(1332)=搬送方向距離Y1(M) (10)
先端余白(C)(1342)=搬送方向距離Y1(C) (11)
先端余白(K)(1352)=搬送方向距離Y1(K) (12)
/TOP信号(1311)を基準にした画像部分(余白を除く)のvideo信号が出力されるvideo信号出力位置1は、以下の式から求めることができる。
video信号出力位置1(Y)(1323)=先端余白(Y)(13)
video信号出力位置1(M)(1333)=先端余白(M)+video信号出力位置0(M)(14)
video信号出力位置1(C)(1343)=先端余白(C)+video信号出力位置0(C)(15)
video信号出力位置1(K)(1353)=先端余白(K)+video信号出力位置0(K)(16)
図14のS1401、S1402、S1403、S1404で、式(13)、(14)、(15)、(16)を用いて、video信号出力位置1(Y)、video信号出力位置1(M)、video信号出力位置1(C)、video信号出力位置1(K)を算出する。エンジン制御202は、通常/TOP信号(1311)が出力される時に画像形成準備が整っている必要がある。しかし、余白部分はトナーによる画像形成不要であることを考慮すると、video信号出力位置1(Y)(1323)、video信号出力位置1(M)(1333)、video信号出力位置1(C)(1343)、video信号出力位置1(K)(1353)、の中で最も早く画像形成を開始するタイミングまでに画像形成準備が整っていればよいことになる。図14のフローチャートでは、このもっと早く画像形成を開始するステーションの画像形成の開始タイミングを求める。この結果から/TOP信号を前倒しすることができる時間を求めることができる。
図13に示した例では、エンジン制御部202は、最小となるvideo信号出力位置1(C)(1343)の時間だけ、/TOP信号の発信タイミングを前倒すことができる。具体的に、/TOP信号の前倒しタイミングは、以下の式で求めることができる。
/TOP信号前倒し時間 = 最小となるvideo信号出力位置1 ÷ 印字速度 (17)
図14のS1405で、式(17)より、/TOP信号前倒し時間を算出する。例えば、印字速度が115.5mm/sec、先端余白=20mm、先端余白(Y)=200mm、先端余白(M)=150mm、先端余白(C)=30mm、先端余白(K)=20mmとする。また、1stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=36.1mm、2stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=36.1mm、3stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=36.1mm、4stのレーザ照射位置から中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=36.1mmとする。また、1stと中間転写ベルト80の接点から2stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=78mm、1stと中間転写ベルト80の接点から3stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=156mm、1stと中間転写ベルト80の接点から4stと中間転写ベルト80との接点までの搬送距離=234mmとする。
このような条件において、図14のフローチャートを実行する。S1401において、エンジン制御部202は、式(9)、(13)からvideo信号出力位置1(Y)=200mmを求める。S1402において、エンジン制御部202は、式(6)、(10)、(14)からvideo信号出力位置1(M)=(36.1mm+78mm−36.1mm)+150mm=238mmを求める。
S1403において、エンジン制御部202は、式(7)、(11)、(15)からvideo信号出力位置1(C)=(36.1mm+156mm−36.1mm)+30mm=186mmを求める。S1404において、エンジン制御部202は、式(8)、(12)、(16)からvideo信号出力位置1(K)=(36.1mm+234mm−36.1mm)+20mm=254mmを求める。S1401乃至S1404によって算出した結果から、video信号出力位置1(C)が最も早く画像形成を開始すると判断することができる。
S1405において、エンジン制御部202は、最も早く画像形成を開始すると判断したvideo信号出力位置1(C)と式(17)から/TOP信号前倒し時間=186mm÷115.5mm/s=1610msを求める。前回転シーケンス開始から通常の/TOP信号が出力可能となるまでの時間が4743msである場合、先の式(17)より、4743−1610=3133msで/TOP信号を出力することができる。これにより、画像形成時間は、1610ms短縮される。
このように、形成する色毎の画像の先端余白に基づき、最も早く画像形成を行う色にあわせて/TOP信号を送信することにより、各色が重ね合わさった後の画像にあわせて/TOP信号を送信するよりも、さらに画像形成を終了するまでの時間を短縮することができる。
なお、本実施形態においては、予約コマンドと同時に形成する画像の位置情報を送信する場合を説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像の位置情報を送信するための専用のコマンドを用いて予約コマンドの前後のタイミングで送信しても良いし、印字開始コマンドと同時に送信する、等の送信タイミングでも良い。また、本実施形態では、最も早く画像形成を行う色にあわせて/TOP信号を送信する制御について説明したが、複数色の夫々において/TOP信号を出せるような構成であれば、上記で計算した夫々の色の書き出しタイミングにあわせて/TOP信号を送信することも可能である。
201 コントローラ
202 エンジン制御部

Claims (6)

  1. 画像情報を受信する受信手段と、
    前記画像情報を受信するための要求信号を送信する送信手段と、
    前記画像情報に基づき画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像形成が終了した後、画像形成を終了させるための終了動作を行う終了手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像情報に含まれる画像の余白に関する情報のうち画像の先端余白に関する情報に応じて、副走査方向における第1の先端余白の長さに応じた前記要求信号を送信する第1のタイミングより、前記第1の先端余白の長さより長い第2の先端余白の長さに応じた前記要求信号を送信する第2のタイミングの方が早くなるように前記送信手段によって前記要求信号を送信するタイミングを制御し、
    前記画像の余白に関する情報のうち画像の後端余白に関する情報に応じて、副走査方向における第1の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第3のタイミングより、前記第1の後端余白の長さより長い第2の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第4のタイミングの方が早くなるように前記終了手段による終了動作を開始させるタイミングを制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成のための準備を行う準備手段を備え、
    前記制御手段は、前記準備手段により画像形成のための動作が終了する前に、前記送信手段により前記要求信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数色の画像情報を受信する受信手段と、
    複数色の画像情報に基づき画像形成を行う画像形成手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像情報に含まれる複数色の画像の余白に関する情報は、複数色の画像の位置情報を含み、
    前記制御手段は、前記複数色の画像の余白に関する情報のうち画像の先端余白に関する情報から色の画像を形成するタイミングを算出し、前記算出された結果に応じて前記要求信号を送信するタイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 複数色の画像情報を受信する受信手段と、
    複数色の画像情報に基づき画像形成を行う画像形成手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像情報に含まれる複数色の画像の余白に関する情報は、複数色の画像の位置情報を含み、
    前記制御手段は、前記複数色の画像の余白に関する情報のうち画像の後端余白に関する情報から色の画像の形成が終了するタイミングを算出し、前記算出された結果に応じて前記終了手段による終了動作を開始させるタイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段により形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、
    記録媒体を前記転写手段に搬送する搬送手段を備え、
    前記制御手段は、前記要求信号を送信するタイミングに応じて前記搬送手段により前記転写手段に記録媒体を搬送するタイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像情報を受信する受信手段と、
    前記画像情報を受信するための要求信号を送信する送信手段と、
    前記画像情報に基づき画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像形成が終了した後、画像形成を終了させるための終了動作を行う終了手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像情報に含まれる画像の余白に関する情報のうち画像の後端余白に関する情報に応じて、副走査方向における第1の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第1のタイミングより、前記第1の後端余白の長さより長い第2の後端余白の長さに応じた前記終了手段による終了動作を開始させる第1のタイミングの方が早くなるように前記終了手段による終了動作を開始させるタイミングを制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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