JP2010038926A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前処理に要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】エンジン制御部203は、プレコマンドを受信すると(S200)、前回のページの印字モードを取得して、準備シーケンスで印字準備を行う際のデフォルト設定の印字モードとして設定し(S201)、定着部をデフォルト設定の印字モードで温度調整し(S202)、スキャナ部をデフォルト設定の印字モードで起動する(S203)構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、複写機・レーザプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
中間転写体を使用したカラーの画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ)は、次のような工程を経てフルカラー画像を得ている。まず、感光ドラム(像担持体)上にトナー像(可視像)を形成しこのトナー像を中間転写体に一次転写する工程を複数色のトナーについて繰り返して中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせる。そして、その後、これらトナー像を紙等の転写材上に一括して二次転写することで、フルカラー画像を得る。
これまでの電子写真技術を用いたプリンタ、コピー機、複合機などの画像形成装置においては、スタンバイ状態(待機状態)から印字動作を開始すると、スキャナモータの駆動、定着器(定着手段)の昇温などに時間がかかっていた。これにより、ファーストプリントアウトタイム(1枚目の印刷に要する時間)が長くなり印刷が遅くなるために、スキャナモータの駆動、定着温度調整等を印字開始前に実行する先行準備指示(以下、プレコマンドと呼ぶ)が用意されている。先行準備指示、すなわちプレコマンドを実行することで、印字開始前に予め準備をすることによってファーストプリントアウトタイムの向上を図ることが可能な場合がある。
コピー機もしくはスキャナユニットを備えた複合プリンタにおいては、ユーザがオペレーションパネルを操作したり、スキャナユニットを開いたり、オートフィーダーに用紙を装着するなど、実際に機器操作を始めたことをトリガとしている。そして、コントローラ部がエンジン制御部に対してプレコマンドを発行し、エンジン制御部が印刷準備に入るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
プリンタにおいては、ホストコンピュータから送信された画像情報をコントローラ部が解析するのに時間を要する場合に、コントローラ部がエンジン制御部に対して印字予約コマンドを送信する前にプレコマンドを発行する場合がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平08−314661号公報 特開2006−260185号公報
プレコマンドは主にユーザが機器操作を始めたことをトリガとしてコントローラ部がエンジン制御部に発行するので、エンジン制御部がコントローラ部からプレコマンドを受信した時点では、エンジン制御部は1枚目の印字モードをまだ確定できない。印字モードとは、Normal(1/1速)(ノーマルモード)、Heavy(1/2速)(ヘヴィモード)、Gloss(1/3速)(グロスモード)等といった転写材の種類や、転写材の種類に対応付けられた転写材の搬送速度である。そのためエンジン制御部は印字準備を行う際に、どの印字モードでスキャナモータの駆動や定着温度調整をしてよいかが確定できない。
そこで従来の発明では、エンジン制御部が印字準備を行う際には、スキャナモータの駆動や定着温度調整を予め決められた所定の印字モードで実行している。その結果、最適なファーストプリントアウトタイムを実現できない場合があった。具体的には、エンジン制御部が印字準備を行う際に、スキャナモータの駆動や定着温度調整を例えばNormal(1/1速)モードで実行した場合を考える。この場合、その後コントローラ部からNormalモード以外の印字モード、例えばHeavy(1/3速)モードを指定された場合には、次のようなことが発生してしまう。すなわち、エンジンは一旦Normalモードで起動したスキャナモータの駆動や定着温度調整をHeavy(1/3速)モードで実行しなおす必要が発生してしまう。
このように、エンジン制御部がスキャナモータや定着等の印字準備を行う際に、エンジン制御部が印字準備用に設定した印字モードと、印字準備後にコントローラ部から指定された実際の印字モードが異なった場合には、次のような問題があった。すなわち、スキャナモータや定着を指定された印字モードで起動しなおすために、無駄なダウンタイムが発生し、最適なファーストプリントアウトタイムを実現できない場合があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、画像形成装置の使用状況に応じて、画像形成を行うまでに必要な前処理全体にかかる時間を最適化して、最適なファーストプリントアウトタイムを実現させることが可能な画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)画像形成部に転写材を搬送する搬送手段と、一様に帯電された感光体に露光して静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像を現像して可視像とする現像手段と、前記可視像を前記転写材に転写する転写手段と、前記可視像を転写した転写材を定着させる定着手段と、前記搬送手段、前記潜像形成手段、前記現像手段、前記転写手段及び前記定着手段を制御するエンジン制御部と、前記エンジン制御部と通信可能に接続されたコントローラ部と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記転写材毎の印字モードの予約を行う印字モード予約手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字モード予約手段によって予約された印字動作の開始を指示する印字開始指示手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字開始指示手段によって印字開始を指示する前に、印字準備を行うことを指示する印字準備指示手段と、前記コントローラ部から前記印字準備指示手段によって印字準備を行うことを指示された場合に印字準備を行う印字準備手段と、を備える画像形成装置であって、前記エンジン制御部は、先に画像形成された際の前回の印字モードに応じて、前記印字準備手段によって印字準備を行う際のデフォルト印字モードを設定し、前記印字準備手段は、前記エンジン制御部によって設定した前記デフォルト印字モードに応じて印字準備を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、前処理に要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
<画像形成装置の構成について>
図1で画像形成装置としてのレーザプリンタ全体の構成についての概略を説明する。
レーザプリンタ(以下、単にプリンタということもある)は、図1に示すように画像形成部において、図示しないコントローラ部から送信された画像信号に基づいて形成される画像光により静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像して可視画像(可視像)を重畳転写してカラー可視画像を形成する。そして、このカラー可視画像を転写材2へ転写し、その転写材2上のカラー可視画像を熱定着させるものである。また、画像形成部は、次のように構成される。まず、現像色分並置したステーション毎の感光体である感光ドラム5Y、5M、5C、5K、一次帯電手段としての注入帯電器7Y、7M、7C、7K、現像手段である現像器8Y、8M、8C、8Kによって構成される。また、トナーカートリッジ11Y、11M、11C、11K、中間転写体である中間転写ベルト12、給紙部1、転写部及び定着部13(定着手段)によって構成されている。ここで、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを表す符号である。なお、30は手差し給紙口である。
感光ドラム5Y、5M、5C、5K、注入帯電器7Y、7M、7C、7K、現像器8Y、8M、8C、8Kは、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ22Y、22M、22C、22Kに搭載されている。
この感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するものである。そして、駆動モータは感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。感光ドラム5Y、5M、5C、5Kへの露光光はスキャナ部10Y、10M、10C、10K(潜像形成手段)から送られ、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光ドラム5Y、5M、5C、5Kを一様に帯電させるための4個の注入帯電器7Y、7M、7C、7Kを備える構成である。そして、各注入帯電器7Y、7M、7C、7Kにはスリーブ7YS、7MS、7CS、7KSが備えられている。
現像手段として、静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器8Y、8M、8C、8Kを備える構成である。そして、各現像器8Y、8M、8C、8Kには、スリーブ8YS、8MS、8CS、8CKが設けられている。各々の現像器8Y、8M、8C、8Kは脱着可能に取り付けられている。
中間転写ベルト12は、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kに接触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に回転し、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの回転に伴って回転し、可視画像の転写を受ける。また、中間転写ベルト12は画像形成時に後述する転写ローラ9a(転写手段)が接触して転写材2を狭持搬送することにより転写材2に中間転写ベルト12上にカラー可視画像を同時に重畳転写する。なお、18は中間転写ベルト12を駆動する駆動ローラ、21は中間転写ベルト12上の残トナーを除去するクリーナである。
転写ローラ9aは、中間転写ベルト12上にカラー可視画像を重畳転写している間は、中間転写ベルト12に当接させるが、印字処理終了時は、9bの位置に離間する。
定着部13は、転写材2を搬送させながら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、転写材2を加熱する定着ローラ15と転写材2を定着ローラ15に圧接させるための加圧ローラ14とを備えている。定着ローラ15と加圧ローラ14は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。すなわち、カラー可視画像を保持した転写材2は定着ローラ15と加圧ローラ14により搬送されるとともに、熱及び圧力を加えることによりトナーが表面に定着される。可視画像定着後の転写材2は、排紙部に排出して画像形成動作を終了する。
プリンタは、転写材搬送路上の下段搬送センサA 23、上段搬送センサA 24、下段搬送センサB 25、上段搬送センサB 26、レジストセンサ19、定着前センサ27、定着排紙センサ20、排紙センサ28を備える構成である。そして、これらのセンサによって、搬送路に配設された複数の搬送ローラ対(搬送手段)による転写材2の搬送状況を管理する。また、転写材2の両面印刷を行う場合は、片面の印刷後に両面ユニット31で転写材2が反転され、印刷されていないもう片面に先に説明した工程で二面目の印刷が行われる。
<画像形成装置のシステム構成について>
図2は、画像形成装置のシステム構成を説明するためのブロック図である。コントローラ部201は、ホストコンピュータ200、エンジン制御部203と相互に通信可能に接続されている。コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受け取る。そして、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換し、ビデオインターフェイス部210を介して、転写材毎に印字予約コマンド(印字モード予約手段)、印字開始コマンド(印字開始指示手段)、及び、ビデオ信号をエンジン制御部203に送出する。
コントローラ部201は、エンジン制御部203へ、ホストコンピュータ200からの印字命令に従って印字予約コマンドを送信し、印字可能な状態となったタイミングで、エンジン制御部203へ印字開始コマンドを送信する。また、この時、コントローラ部201は、ホストコンピュータ200からの指示に基づいて、排紙オプション制御部202へ排紙制御オプションの使用に関する指示、さらに、給紙オプション制御部204へ給紙制御オプションの使用に関する指示も送出する。
エンジン制御部203は、コントローラ部201からの印字予約コマンドの順に印字の実行準備を行い、コントローラ部201からの印字開始コマンドを待つ。エンジン制御部203は、印字指示を受信すると、コントローラ部201に、ビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を出力し、印字予約コマンドに従って印字動作を開始する。
なお、211はCPU、220はROM、212は画像処理GA、213は画像制御部、214は定着制御部、215は用紙制御部、216は駆動制御部、217は両面制御部である。
(エンジン制御部203がプレコマンドを受信した際の動作概要)
図3は、エンジン制御部203がコントローラ部201からプレコマンドを受信してから画像形成動作を行うまでのタイミングチャートである。ここで、プレコマンド(印字準備指示手段)とは、スキャナモータの駆動、定着温度調整等を印字開始前に実行する先行準備指示のことである。なお、Y、M、C、Kを表す符号を省略して(例えば、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kとすべきところを感光ドラム5等)表記する場合もある。
ユーザが機器操作を始めた際(t0)、コントローラ部201からエンジン制御部203にプレコマンドが送信される(t1)。ここで、ユーザが機器操作を始めた際(t0)とは、具体的には不図示のオペレーションパネルを操作したり、不図示のスキャナユニットを開いたり、手差し給紙口30に転写材2(用紙)を装着したりした際のことである。エンジン制御部203(印字準備手段)はコントローラ部201からプレコマンドを受信すると、準備シーケンスを実行する。準備シーケンスでは、エンジン制御部203はスキャナ部10を起動させたり、定着部13の温度調整を行ったりして、画像形成動作を行うための印字準備を予め行っておく。
コントローラ部201は、エンジン制御部203に対してプレコマンドを送信した後、画像形成を行う当該転写材の情報が確定した時点で、印字予約コマンドを送信する(t2)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信した時点で、当該転写材の印字モードを確定することができる。ここで印字モードとは、Normal(1/1速)、Heavy(1/2速)、Gloss(1/3速)等といった転写材2の種類や、また転写材2の種類に対応付けられた転写材2の搬送速度のことを指している。
コントローラ部201はエンジン制御部203に対して印字予約コマンドを送信した後、コントローラ部201における画像形成準備ができた時点で、エンジン制御部203に印字開始コマンドを送信する(t3)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字開始コマンドを受信すると、コントローラ部201から指定された印字モードに応じた前回転シーケンスを実行する。前回転シーケンスとは画像形成動作に必要な準備動作の中で、準備シーケンスでまだ行っていない動作を行うシーケンスであり、前回転シーケンスの区間t3〜t4をTpreとする。具体的には、給紙部1のモータの駆動や中間転写ベルト12の駆動、感光ドラム5の駆動等を、コントローラ部201から指定された印字モードに応じて動作させることを指している。エンジン制御部203は前回転シーケンスが完了し、画像形成動作ができる状態になった時点で、コントローラ部201に対して/TOP信号302を出力し(t4)、画像形成動作を行う(プリントシーケンス)。
なお、転写材2の後端が機外に排出するタイミングに同期して、排紙センサ28の信号のレベルが変化する(t6)。本実施例においては、ファーストプリントアウトタイム(Tfpot)とは、エンジン制御部203がコントローラ部201から印字開始コマンドを受信してから転写材2の後端が機外に排出するまでの区間(t3からt6までの区間)を指すこととする。エンジン制御部203は、画像形成動作が完了した時点(t5)で、後回転シーケンスを実行し、高圧及びアクチュエータの駆動を停止する。
エンジン制御部203は準備シーケンスを実行する際(t1)には、前述したように転写材2の印字モードを確定することができない。従って、エンジン制御部203は準備シーケンスを実行する際にはデフォルト設定されているデフォルト設定の印字モード(デフォルト印字モード)を設けて、デフォルト設定の印字モードに応じてスキャナ部10の起動や定着部13の温度調整を行う。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字開始コマンドを受信して前回転シーケンスを行う際(t3)、エンジン制御部203が設定しているデフォルト設定の印字モードと、コントローラ部201から指定された印字モードを比較する。もしも両者の印字モードが一致している場合には、エンジン制御部203は準備シーケンスで予め起動しているスキャナ部10や定着部13をコントローラ部201から指定された印字モードで改めて実行しなおす必要がない。このケース(A)における前回転シーケンスに要する時間(t3からt4までの区間)をTpre(A)とする。
一方、両者の印字モードが異なっている場合には、エンジン制御部203は準備シーケンスで予め起動しているスキャナ部10や定着部13を、コントローラ部201から指定された印字モードに応じて実行しなおす必要が生じる。このケース(B)における前回転シーケンスに要する時間(t3からt4までの区間)をTpre(B)とする。そうすると、Tpre(B)はスキャナ部10や定着部13を指定された印字モードに応じて実行しなおす際に発生するダウンタイムの分だけ、Tpre(A)よりも時間を要してしまう(Tpre(B)>Tpre(A))。その結果、ファーストプリントアウトタイム(B)(Tfpot(B)とする)はファーストプリントアウトタイム(A)(Tfpot(A)とする)よりも時間を要してしまう(Tfpot(B)>Tfpot(A))。
従って本実施例では、エンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際に、コントローラ部201から指定されるであろう最も可能性の高い印字モードを予測し、予測した印字モードに応じて準備シーケンスを実行する構成とする。このように構成することで、前回転シーケンスに要する時間(Tpre)を最適化し、ファーストプリントアウトタイム(Tfpot)を最適化することを実現させる。エンジン制御部203は最も可能性の高い印字モードを予測する方法として、前回のページの印字モードを用いる。ユーザが給紙部1にセットされている転写材2を印字する場合、コントローラ部201からエンジン制御部203に対して同じ印字モードが指定される可能性が高いためである。
(前回のページの印字モードを用いた準備シーケンスの実行)
〜前回のページの印字モードの記憶〜
図4、図5、図6は、実施例1を実現するためのフローチャートである。
図4は、エンジン制御部203が画像形成動作を1枚あるいは連続で行っている際のフローチャートである。コントローラ部201からエンジン制御部203に対して指定された印字予約はそれぞれのページに対して一意に識別するために、ID1、ID2といったようにIDが順に割り振られている。
エンジン制御部203は、コントローラ部201から指定される印字予約の「有り」「無し」やエンジン制御部203内の情報を基に、画像形成を継続するか、すなわち終了するかどうかを判断する(ステップ100、以降S100のように記す)。画像形成を継続する場合、エンジン制御部203はコントローラ部201に対して/TOP信号を出力するタイミングかどうかを判断する(S101)。そして、/TOP信号を出力するタイミングになっていれば、ID1に対する/TOP信号をコントローラ部201に対して出力する(S102)。エンジン制御部203は、S102でコントローラ部201に対して/TOP信号を出力した後、S103で次の処理を行う。すなわち、コントローラ部201から指定されたID1の、すなわち現在画像形成を行っている当該転写材の印字モードを前回のページの印字モードとして、CPU211内の不図示の印字モード記憶手段であるメモリ等に記憶する(S103)。エンジン制御部203は次の画像形成対象のID(例えば、ID2)に対して画像形成を継続するかどうかを判断し(S100)、画像形成終了と判断した場合には、エンジン制御部203は後回転シーケンスを行って画像形成を終了する。
〜記憶された前回のページの印字モードをデフォルト設定の印字モードとして設定〜
図5は、エンジン制御部203が後回転シーケンスを行ってスタンバイ状態になっている際に、コントローラ部201からプレコマンドを受信して、画像形成動作を行う場合のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信したかどうかを監視する(S200)。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信した場合、印字モード記憶手段であるメモリ等に記憶している前回のページの印字モードを取得し(図4 S103参照)、デフォルト設定の印字モードとする(S201)。エンジン制御部203はデフォルト設定の印字モードに応じて準備シーケンスを行う。準備シーケンスではまず定着部13をデフォルト設定の印字モードに応じて温度調整を行い(S202)、そしてスキャナ部10をデフォルト設定の印字モードに応じて起動を行う(S203)。
〜デフォルト設定の印字モードと指定された印字モードとの比較〜
図6は、エンジン制御部203がコントローラ部201からプレコマンドを受信し、準備シーケンスを行った後のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信したかどうかを監視する(S300)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信した場合、次に印字開始コマンドを受信したかどうかを監視する(S301)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字開始コマンドを受信した場合、次のように判断する。すなわち、準備シーケンスを行う際に設定したデフォルト設定の印字モードと(図5 S201参照)、コントローラ部201から指定された実際の印字モードが同じかどうかを判断する(S302)。デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが同じ場合、エンジン制御部203は次に前回転シーケンスを行う(S303)。
デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが異なる場合、次のような処理が必要となる。すなわち、エンジン制御部203は準備シーケンスにおいてデフォルト設定の印字モードで起動している定着部13とスキャナ部10を、指定された印字モードで改めて起動しなおす必要がある(S306、S307)。具体的には、S306で、定着部13をコントローラ部201から指定された印字モードで温度調整しなおす。そして、S307で、スキャナ部10をコントローラ部201から指定された印字モードで起動しなおす。そしてエンジン制御部203は前回転シーケンスを行う(S303)。エンジン制御部203は前回転シーケンスを行った後、画像形成準備が完了したかどうかを判断し(S304)、画像形成準備が完了した場合にはコントローラ部201に/TOP信号を出力して(S305)画像形成動作を行う。
以上述べたように、本実施例によれば、前回転シーケンスに要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。本実施例では、エンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際に、前回のページの印字モードに応じて準備シーケンスを実行する構成とした。
なお、本発明は本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
実施例2では実施例1で説明した内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
本実施例では、実施例1と同様にエンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際に、コントローラ部201から指定されるであろう最も可能性の高い印字モードを予測し、予測した印字モードに応じて準備シーケンスを実行する構成とする。これにより、前回転シーケンスに要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することを実現させることが可能な画像形成装置を提案する。
〜本実施例におけるデフォルト設定の印字モードの予測方法〜
エンジン制御部203は最も可能性の高い印字モードを予測する方法として、過去に印字した複数枚のページの履歴の中で最も指定される頻度の高い印字モードを用いる。例えば給紙部1にグロス紙(Gloss紙)がセットされている場合、あるユーザAはGlossモード(1/3速)で50枚印字を行う。その後、ユーザBは手差し給紙口30に厚紙をセットし、Heavyモード(1/2速)で1枚印字を行う。ここで、その後、ユーザCが再び給紙部1からGlossモード(1/3速)で印字を行おうとする場合を考える。この場合、実施例1の方法に従うと、エンジン制御部203は準備シーケンスを前回のページの印字モードであるHeavyモード(1/2速)(ユーザBにより印刷されたもの)で実行する。しかしながら、上記のケースではエンジン制御部203は準備シーケンスをGlossモード(1/3速)で実行した方が、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。上述のケースでは、エンジン制御部203は過去例えば50ページの中で最も頻度の高い印字モードで準備シーケンスを実行する方法を用いれば、エンジン制御部203は準備シーケンスをGlossモード(1/3速)で実行することができる。そして、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。
(過去の印字履歴の中で最も頻度の高い印字モードを用いた準備シーケンスの実行)
図7、図8、図9は、実施例2を実現するためのフローチャートである。
〜最頻出の印字モードの記憶〜
図7は、エンジン制御部203が画像形成動作を連続で行っている際のフローチャートである。エンジン制御部203は、コントローラ部201から指定される印字予約の「有り」「無し」やエンジン制御部203内の情報を基に、画像形成を継続するか、すなわち終了するかどうかを判断する(S400)。画像形成を継続する場合、エンジン制御部203はコントローラ部201に対して/TOP信号を出力するタイミングかどうかを判断する(S401)。ここで、/TOP信号を出力するタイミングになっていれば、ID1に対する/TOP信号をコントローラ部201に対して出力する(S402)。エンジン制御部203はコントローラ部201に対して/TOP信号を出力した後、コントローラ部201から指定されたID1の印字モードを記憶する(S403)。本実施例では現在印字しようとしている転写材を含めて過去20ページ分の印字モードをCPU211内の不図示の印字モード一時記憶手段であるメモリ等に記憶し、/TOP信号を出力する毎に、メモリ等の内容を更新する。過去20ページ分の印字モードを印字モード一時記憶手段であるメモリ等に記憶した様子を図10に示す。
エンジン制御部203は次の画像形成対象のIDに対して画像形成を継続するかどうかを判断する(S400)。そして、画像形成終了と判断した場合には、エンジン制御部203はCPU211内の不図示の印字モード算出手段である最頻出印字モード算出部によって、過去20ページ分の中で最も頻度の高い印字モードを算出する(S404)。最頻出印字モード算出部では、例えば、印字モード一時記憶手段であるメモリ等に記憶した過去20ページ分の印字モードをサーチし、印字モード毎に印字モードの登場回数をカウントする。例えば、印字モード一時記憶手段であるメモリ等に図10のようなデータが記憶されているとすると、印字モードがNormalであったのは18回、Glossであったのは2回であるので、最頻出の印字モードはNormalということが算出される。
このようにすることで、記憶された過去のデータから最頻出の印字モードを算出することができる。エンジン制御部203は最頻出印字モード算出部によって算出した最も頻度の高い印字モードを印字モード記憶手段であるメモリ等に記憶した後(S405)、エンジン制御部203は後回転シーケンスを行って画像形成を終了する。
〜記憶された最頻出の印字モードをデフォルト設定の印字モードとして設定〜
図8は、エンジン制御部203が後回転シーケンスを行ってスタンバイ状態になっている際に、コントローラ部201からプレコマンドを受信して、画像形成動作を行う場合のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信したかどうかを監視する(S410)。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信した場合、印字モード記憶手段であるメモリ等に記憶している最頻出の印字モードを取得し(図7 S405参照)、デフォルト設定の印字モードとする(S411)。エンジン制御部203はデフォルト設定の印字モードに応じて準備シーケンスを行う。準備シーケンスではまず定着部13をデフォルト設定の印字モードに応じて温度調整を行い(S412)、そしてスキャナ部10をデフォルト設定の印字モードに応じて起動を行う(S413)。
〜デフォルト設定の印字モードと指定された印字モードとの比較〜
図9は、エンジン制御部203がコントローラ部201からプレコマンドを受信し、準備シーケンスを行った後のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信したかどうかを監視する(S420)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信した場合、次に印字開始コマンドを受信したかどうかを監視する(S421)。
エンジン制御部203はコントローラ部201から印字開始コマンドを受信した場合、次のように判断する。すなわち、準備シーケンスを行う際に設定したデフォルト設定の印字モードと(図8 S411参照)、コントローラ部201から指定された実際の印字モードが同じかどうかを判断する(S422)。デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが同じ場合、エンジン制御部203は次に前回転シーケンスを行う(S423)。デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが異なる場合、次のような処理が必要となる。すなわち、エンジン制御部203は準備シーケンスにおいてデフォルト設定の印字モードで起動している定着部13とスキャナ部10を、改めて指定された印字モードで起動しなおす必要がある(S426、S427)。具体的には、S426で、定着部13をコントローラ部201から指定された印字モードで温度調整しなおす。そして、S427で、スキャナ部10をコントローラ部201から指定された印字モードで起動しなおす。そしてエンジン制御部203は前回転シーケンスを行う(S423)。
エンジン制御部203は前回転シーケンスを行った後、画像形成準備が完了したかどうかを判断し(S424)、画像形成準備が完了した場合にはコントローラ部201に/TOP信号を出力して(S425)画像形成動作を行う。
以上述べたように、本実施例によれば、前回転シーケンスに要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。本実施例では、エンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際に、過去に印字した複数枚のページの履歴の中で最も頻度の高い印字モードに応じて準備シーケンスを実行する構成とした。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
実施例3では実施例1、2で説明した内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
実施例1、2は、エンジン制御部203がコントローラ部201から指定されるであろう最も可能性の高い印字モードを予測した。そして、このように印字モードを予測することで、準備シーケンスを実行する際に設けるデフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードを一致させる確率を向上させていた。
実施例3では、エンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際は予め決めた印字モードをデフォルト設定の印字モードとする。そしてデフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが異なった場合に、次のような処理を行う。すなわち、エンジン制御部203が準備シーケンスで予め起動しているスキャナ部10や定着部13を、コントローラ部201から指定された印字モードに応じて実行しなおす。本実施例では、このようにコントローラ部201から指定された印字モードに応じて実行しなおすのに要する時間をできるだけ短くすることを目指す。そのための方法として、エンジン制御部203は、実現できる搬送速度の中で最も搬送速度の遅い印字モードで準備シーケンスを実行する。これにより、前回転シーケンスに要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することが可能な画像形成装置を提案する。エンジン制御部203が最も搬送速度の遅い印字モードで準備シーケンスを実行するのは、次のような理由による。すなわち、搬送速度の遅い印字モードで起動しているアクチュエータをスローアップさせて動作が安定するまでの時間の方が、搬送速度の早い印字モードで起動しているアクチュエータをスローダウンさせて動作が安定するまでの時間よりも短いためである。
(最も搬送速度の遅い印字モードを用いて準備シーケンスを実行する)
図11、図12は、実施例3を実現するためのフローチャートである。
〜最も搬送速度の遅い印字モードをデフォルト設定の印字モードとして設定〜
図11は、エンジン制御部203が後回転シーケンスを行ってスタンバイ状態になっている際に、コントローラ部201からプレコマンドを受信して、画像形成動作を行う場合のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信したかどうかを監視する(S500)。エンジン制御部203はコントローラ部201からプレコマンドを受信した場合、エンジン制御部203は最も搬送速度の遅い印字モードをデフォルト設定の印字モードとする(S501)。エンジン制御部203はデフォルト設定の印字モードに応じて準備シーケンスを行う。準備シーケンスではまず定着部13をデフォルト設定の印字モードに応じて温度調整を行い(S502)、そしてスキャナ部10をデフォルト設定の印字モードに応じて起動を行う(S503)。
〜デフォルト設定の印字モードと指定された印字モードとの比較〜
図12は、エンジン制御部203がコントローラ部201からプレコマンドを受信し、準備シーケンスを行った後のフローチャートである。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信したかどうかを監視する(S509)。エンジン制御部203はコントローラ部201から印字予約コマンドを受信した場合、次に印字開始コマンドを受信したかどうかを監視する(S510)。
エンジン制御部203はコントローラ部201から印字開始コマンドを受信した場合、準備シーケンスを行う際に設定したデフォルト設定の印字モードと、コントローラ部201から指定された実際の印字モードが同じかどうかを判断する(S511)。デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが同じ場合、エンジン制御部203は次に前回転シーケンスを行う(S512)。デフォルト設定の印字モードとコントローラ部201から指定された印字モードが異なる場合、次のような処理が必要となる。すなわち、エンジン制御部203は準備シーケンスにおいてデフォルト設定の印字モードで起動している定着部13とスキャナ部10を、改めて指定された印字モードで起動しなおす必要がある(S515、S516)。具体的には、S515で、定着部13をコントローラ部201から指定された印字モードで温度調整しなおす。そして、S516で、スキャナ部10をコントローラ部201から指定された印字モードで起動しなおす。そしてエンジン制御部203は前回転シーケンスを行う(S512)。
エンジン制御部203は前回転シーケンスを行った後、画像形成準備が完了したかどうかを判断し(S513)、画像形成準備が完了した場合にはコントローラ部201に/TOP信号を出力して(S514)画像形成動作を行う。
以上述べたように、本実施例によれば、前回転シーケンスに要する時間を最適化し、ファーストプリントアウトタイムを最適化することができる。本実施例では、エンジン制御部203が準備シーケンスを実行する際に、最も搬送速度の遅い印字モードに応じて準備シーケンスを実行する構成とした。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、複写機・レーザプリンタ等の画像形成装置に関する産業上の利用が見込まれる。
実施例1〜3にかかる画像形成装置の概略構成図 実施例1〜3にかかる画像形成装置のシステム構成を説明するためのブロック図 実施例1〜3にかかるエンジン制御部がコントローラ部からプレコマンドを受信してから画像形成動作を行うまでのタイミングチャート 実施例1にかかるエンジン制御部が画像形成動作を行っている際の処理を説明するフローチャート 実施例1にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信して画像形成動作を行う場合の処理を説明するフローチャート 実施例1にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信し準備シーケンスを行った後の処理を説明するフローチャート 実施例2にかかるエンジン制御部が画像形成動作を行っている際の処理を説明するフローチャート 実施例2にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信して画像形成動作を行う場合の処理を説明するフローチャート 実施例2にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信し準備シーケンスを行った後の処理を説明するフローチャート 実施例2にかかる印字モードを記憶した様子を示す図 実施例3にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信して画像形成動作を行う場合の処理を説明するフローチャート 実施例3にかかるエンジン制御部がプレコマンドを受信し準備シーケンスを行った後の処理を説明するフローチャート
符号の説明
1 給紙部
2 転写材
5 感光ドラム(感光体)
7 注入帯電器
8 現像器(現像手段)
9 転写ローラ(転写手段)
10 スキャナ部(潜像形成手段)
12 中間転写ベルト
13 定着部(定着手段)
19 レジセンサ
20 定着排紙センサ
21 クリーナ
27 定着前センサ
28 排紙センサ
30 手差し給紙口
200 ホストコンピュータ
201 コントローラ部
203 エンジン制御部
211 CPU(印字モード算出手段)
221 ROM

Claims (7)

  1. 画像形成部に転写材を搬送する搬送手段と、一様に帯電された感光体に露光して静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像を現像して可視像とする現像手段と、前記可視像を前記転写材に転写する転写手段と、前記可視像を転写した転写材を定着させる定着手段と、
    前記搬送手段、前記潜像形成手段、前記現像手段、前記転写手段及び前記定着手段を制御するエンジン制御部と、前記エンジン制御部と通信可能に接続されたコントローラ部と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記転写材毎の印字モードの予約を行う印字モード予約手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字モード予約手段によって予約された印字動作の開始を指示する印字開始指示手段と、前記コントローラ部から前記エンジン制御部に対して前記印字開始指示手段によって印字開始を指示する前に、印字準備を行うことを指示する印字準備指示手段と、前記コントローラ部から前記印字準備指示手段によって印字準備を行うことを指示された場合に印字準備を行う印字準備手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記エンジン制御部は、先に画像形成された際の前回の印字モードに応じて、前記印字準備手段によって印字準備を行う際のデフォルト印字モードを設定し、
    前記印字準備手段は、前記エンジン制御部によって設定した前記デフォルト印字モードに応じて印字準備を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記印字モード予約手段によって予約された印字モードを記憶する印字モード記憶手段を備え、
    前記エンジン制御部は、前記印字モード記憶手段によって記憶した前記前回の印字モードを前記デフォルト印字モードとして設定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    複数の転写材の各々に対応する複数の印字モードを記憶する印字モード一時記憶手段と、
    前記印字モード一時記憶手段で記憶した複数の印字モードの中で最も多く記憶された印字モードを算出する印字モード算出手段と、
    を備え、
    前記エンジン制御部は、前記印字モード算出手段によって算出した印字モードを前記デフォルト印字モードとして設定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記エンジン制御部は、前記搬送手段が実現できる搬送速度の中で最も搬送速度の遅い印字モードを前記デフォルト印字モードとして設定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記エンジン制御部は、前記印字開始指示手段によって印字動作の開始が指示された際に、前記デフォルト印字モードが前記印字モード予約手段によって予約された印字モードと異なるか否かを判断し、前記デフォルト印字モードと前記予約された印字モードとが異なる場合には、前記印字準備手段により前記予約された印字モードに応じて印字準備を行うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記印字準備手段は、前記潜像形成手段と前記定着手段の印字準備を行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記印字モードは、前記転写材の種類又は前記転写材の種類に対応付けられた該転写材の搬送速度であることを特徴とする画像形成装置。
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