JP3140186B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3140186B2 JP04194967A JP19496792A JP3140186B2 JP 3140186 B2 JP3140186 B2 JP 3140186B2 JP 04194967 A JP04194967 A JP 04194967A JP 19496792 A JP19496792 A JP 19496792A JP 3140186 B2 JP3140186 B2 JP 3140186B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を使用し
た複写機・プリンタ等の画像記録装置に関するもので、
特に像担持体に接触した接触転写手段を備えた画像記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】担持体と、これに当接する転写手段と
を備え、これら両者間に転写材を通過させるとともに、
このとき各転写手段に転写バイアスを印加して、予め像
担持体表面に形成したトナー像を転写材に転写するよう
に構成した画像記録装置が既に提案されている。
【0003】図2はこのような画像記録装置の典型的な
一例を示す要部の概略側面図であって、紙面に垂直方向
に延在配置され、矢印X方向に回転する感光体1表面
が、高圧電源2に接続された帯電ローラ3によって一様
に帯電され、該帯電面に画像信号によって変調されたレ
ーザビーム4が付与されて静電潜像が形成される。この
潜像に現像器5からトナーが供給されてトナー像となっ
て転写部位6に到来する。現像器5に高圧電源7から現
像バイアスが印加されている。
【0004】転写部位6は感光体1とこれに当接する導
電性転写ローラ9とのニップ部からなり、感光体1上の
トナー像部分がこの転写部位6に到来するタイミングを
合わせて、転写材8が供給されて前記ニップ部を通過す
る。この時、転写ローラ9には電源10によって転写バ
イアスが印加され、感光体1側のトナー像は転写材8に
転移する。
【0005】その後、トナー像を担持した転写材8は転
写部位6を離れて不図示の定着部位に搬送される。
【0006】このような画像記録装置において、転写手
段たる転写ローラ9に印加されるバイアスは、定電圧制
御または定電流制御されているのが普通である。ところ
が半導電性のゴム材等でできている転写ローラ9の抵抗
値は環境によって大きく変化する。低湿環境において
は、抵抗値が大きくなり、高湿環境においては抵抗値が
小さくなる。
【0007】このため、転写手段を定電圧制御した場合
は、低湿環境では転写電流が少くなり転写不良を生じ、
高湿環境では転写電流が多くなり過ぎ画質劣化をきた
す。
【0008】また、定電流制御の場合には、転写に必要
な電荷量を確保することは可能であるが、一般に感光体
の容量は転写材8の容量に比べて大きいから、画像記録
装置で使用可能な最大サイズの転写材8より小さいたと
えば葉書などを転写材8として使用し、感光体1と転写
ローラ9とが直接接触する非通紙部が存在するような場
合、非通紙部に大部分の電流が流れてしまい、特に、低
湿環境下では電荷が不足して転写不良を発生する恐れが
ある。
【0009】このため、画像記録装置の記録開始時即ち
感光体前回転時に転写ローラ9に定電流バイアスを印加
し、その時の電圧をホールドして、該電圧に所定の定数
をかけた値を転写電圧とし、転写材が転写部位に存在す
る通紙部では該転写電圧を印加することによって、すべ
ての環境下で、良好な転写性を得ることを可能としてい
る。
【0010】この場合の一般的な前回転シーケンスを図
3に示す。画像記録装置にコントローラ等の外部機器か
らプリント信号100が入力される。それと同時に、帯
電ローラ3のACバイアス101とDCバイアス102
がONする。帯電ローラ3や転写ローラ9のONは、感
光体1に不要なトナーの付着や帯電メモリーを持たせな
い為に、次のようなタイミングになっている。
【0011】帯電ローラ3により帯電された感光体1の
帯電部分が現像器5の位置する現像部位に到達するタイ
ミングに合わせ、現像バイアス104がONされ、ま
た、感光体1の帯電部分が転写ローラ9の位置する転写
部位に到達するタイミングに合わせ、転写定電流バイア
ス105がONする。転写定電流バイアス105は少な
くとも転写ローラ9の1回転分の間ONする。この転写
ローラ1回転の出力電圧平均値をホールドし、そのホー
ルド値に所定の係数を乗じた電圧をトナー像転写時のト
ナー像転写用電圧とする。
【0012】画像信号103のONするタイミングは、
転写ローラ9が定電流バイアス印加状態で少なくとも1
回転した時、画像信号により画像露光された感光体1部
分が転写部位6に到達するタイミングである。画像露光
された感光体部分が転写部位6に到達するタイミングに
合わせ、転写材8の先端は転写部位6に到達し、そのと
き転写定電圧信号106をONし、トナー像転写用電圧
が出力される。
【0013】なお、転写ローラ9を定電流バイアス印加
状態で少なくとも1回転させるのは、転写ローラ9の回
転方向の抵抗ムラの影響を除くためである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、転写
ローラの環境による抵抗変化を検知するのに転写ローラ
以外の要因が入ってしまい検知精度が悪くなるという欠
点があった。転写定電流バイアス105が感光体1の帯
電ローラ3により帯電された部分で印加される。その
為、検出される電圧は感光体1の表面電位により変化す
る。表面電位は環境により変化する為、検出電圧は転写
ローラ9の環境による抵抗変化に表面電位の変化を加え
たものになってしまう。
【0015】また、コンピュータ等の画像出力装置とし
てはそのファーストプリントタイム(プリントON信号
から転写材が画像記録装置を排出されるまでの時間)を
短くしたいという要望が高い。
【0016】本発明の目的は、上述した課題を解決する
もので、ファーストプリントタイムを短くする大きな要
因となる像担持体の前回転時間(プリントON信号から
画像データを入力できるようになるまでの時間)を短く
した、高品質の画像出力を得られる画像記録装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体と、
該像担持体を帯電する帯電手段と、像担持体に圧接する
転写手段とを備え、像担持体と転写手段との圧接部とし
て形成された転写部位に転写材を通過させるように構成
した画像記録装置において、記録開始時、帯電手段によ
る像担持体帯電部分が転写部位に到達するまでの間に、
転写手段に環境検知用転写バイアスとして所定の電流ま
たは電圧を印加し、その時の出力電圧または電流を検知
し、その値を元に画像記録装置の記録条件を制御すると
共に、前記環境検知用転写バイアスが印加された像担持
体部分が、像担持体帯電部位を通過するのに合わせて前
記帯電手段の帯電電圧を補正することを特徴とする。
【0018】また、像担持体と、該像担持体を帯電する
帯電手段と、像担持体に圧接する転写手段とを備え、像
担持体と転写手段との圧接部として形成された転写部位
に転写材を通過させるように構成した画像記録装置にお
いて、前記転写手段の外周長が前記帯電手段から前記転
写手段までの前記像担持体表面長より小となるよう設け
ると共に、記録開始時、帯電手段による像担持体帯電部
分が転写部位に到達するまでの間に、転写手段に環境検
知用転写バイアスとして所定の電流または電圧を印加
し、その時の出力電圧または電流を検知し、その値を元
に画像記録装置の記録条件を制御したことを特徴とす
【0019】また、環境検知用転写バイアスが印加され
た時の出力電圧または電流を検知し、その値を元に像転
写用転写バイアスを制御することを特徴とする。
【0020】転写手段を転写ローラとしたことを特徴と
する。
【0021】転写手段を転写ベルトとしたことを特徴と
する。
【0022】
【作用】録開始時、帯電手段による像担持体帯電部分
が転写部位に到達するまでの間に、即ち帯電されていな
い像担持体が転写手段に接触しているときに、転写手段
に環境検知用転写バイアスとして所定の電流または電圧
を印加し、その時の出力電圧または電流を検知し、その
値を元に、像転写用転写バイアスを制御し、さらに、環
境検知用転写バイアスが印加された像担持体部分が像担
持体帯電部位を通過するのに合わせて帯電手段の帯電電
圧を補正する事により、記録開始時の前回転時間を短く
し、又、最適の像転写用転写出力とし、高品質の画像を
得ることができる。
【0023】
【実施例】下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0024】<参考例> 図1は参考例を示すシーケンスチャートである。
【0025】画像記録装置の概略断面図は、先に説明し
た図2を使用して説明する。
【0026】本参考例は反転現像方式の画像記録装置で
あり、使用した感光体1は直径Φ30mmの有機光導電体
(OPC)であり、矢印の方向に47mm/secの速度で回
転している。帯電ローラ3の位置から転写ローラ9の位
置までは約170度であり、感光体1円周上の距離は約
44.5mmである。帯電ローラ3の位置から像露光部2
1までは約30度であり、感光体1円周上の距離では約
7.9mmである。転写ローラは直径Φ30mmで、感光体
1と同じ周速度で回転しており、アスカーC硬度25度
のEPDMに導電性をもたせる為カーボンを分散させ体
積抵抗を105〜106 Ωcm程度に調整されたものを使
用した。
【0027】画像記録装置にコントローラ等の外部機器
からプリント信号200が入力される。それと同時に、
転写ローラ9の転写定電流バイアス(本参考例の場合2
μAとした)205がONする。転写定電流バイアス2
05は転写ローラ9の回転方向抵抗ムラの影響を除く
為、転写ローラ9の1回転分(約1.3sec )の出力電
圧平均値を検出する。検出された出力電圧平均値に1.
2を乗じた値をトナー像転写用電圧とする。
【0028】帯電ローラ3のACバイアス201とDC
バイアス202は、転写ローラ9が1回転した後の感光
体1表面を帯電ローラ3によって帯電し始めるというタ
イミングでONする。すなわち、本参考例の場合、転写
ローラ9の円周は62.8mmであり、帯電ローラ3から
転写ローラ9までの感光体1表面距離が44.5mmであ
り、(62.8−44.5)÷47=0.38なる計算
から、帯電ローラ3の信号201と202はプリント信
号入力から約0.38sec 後にONすれば良い。
【0029】画像信号203のONするタイミングは、
帯電ローラ3により帯電された感光体1の帯電部分がレ
ーザ露光部位21に到達したとき(本参考例の場合、帯
電ローラがONされてから約0.17sec 後)である。
【0030】転写ローラ9の転写定電流バイアス205
は画像露光された感光体部分が、転写部位6に到達する
タイミング(これは、帯電ローラ3により帯電された感
光体1の帯電部分が転写部位に到達するタイミングでも
ある)に合わせOFFされ、それと同時にトナー像転写
用電圧である転写定電圧信号206がONされる。ま
た、このタイミングに合わせ転写材8の先端が転写部位
に到達し、感光体1上のトナー像が転写材8に転写され
始める。
【0031】なお、転写ローラ9の転写定電流バイアス
の値2μAは、感光体1に転写帯電による転写メモリー
を発生させない値としている。また、本参考例では高圧
電源や感光体回転用モーターに立ち上がりの速いものを
使用し、これらの立ち上がり時間を無視しているが、コ
ストダウン等から遅い立ち上がりのものを使用した場
合、その立ち上がり時間を考慮してシーケンスを組まな
ければならない。
【0032】本参考例ではプリント信号入力から画像露
光ONまでの時間(これを感光体前回転時間と呼ぶ)は
0.55secとできた。本構成の画像記録装置に従来の
シーケンスを適用した場合は1.5sec かかり、本シー
ケンスにより約1秒短くなったことになる。
【0033】又、本参考例は環境検知用転写定電流バイ
アスを感光体1の帯電されていない部分に印加してい
て、帯電電位の影響を受けずに転写ローラ9のみの環境
変化を検知している為、トナー転写用転写高圧の精度良
い補正が可能となり、高品質の画像を得ることができ
た。
【0034】前記参考例では環境検知用転写バイアスを
定電流高圧としたが、定電圧高圧としてその時の出力電
流値を検知し、その値を元にトナー転写用転写高圧を制
御しても良い。
【0035】転写定電流バイアス205は転写ローラ1
回転分(約1.3sec )ONさせ、その出力電圧平均値
を検出したが、必ずしも1回転分ONさせる必要ない。
転写ローラの材質による。
【0036】<第1実施例> 図4は第の実施例のシーケンスチャートである。
【0037】本実施例は環境検知用転写バイアスの電流
値または電圧値を大きくとることを可能にし、より正確
な環境補正用データを得られるようにしたものである。
【0038】環境検知用転写バイアスを大きな値にする
と、感光体1に強いプラス帯電がかかりその部分は帯電
ローラ3によるマイナス帯電を不均一にしてしまい、所
謂転写メモリーを生じさせる。
【0039】この現象を図5を用いて説明する。図5は
現像位置で測定したときの感光体表面電位変化を示し、
縦軸は感光体表面電位を、横軸は転写ローラ9に環境検
知用転写バイアスが印加された位置をスタートとした時
間を表わす。まず、プラス極性の環境検知用転写バイア
スが転写ローラ9に1回転分印加され、それに対応した
感光体表面にはプラス電位が発生する(a部)。
【0040】続いて、帯電ローラ3によりマイナス電位
に帯電される。図は画像露光されない時の表面電位(以
後Vd電位と呼ぶ)を示している。感光体1の2回転目
に入る(b点)とa部がVd電位に影響し、図のように
△Vd低下する。この量は環境検知用転写バイアスの値
により異なり、20〜30Vより大きくなると出力画像
に濃度変化として現れてしまう。これを転写メモリーと
呼び、実験では転写メモリーは転写帯電幅約220mm、
転写ローラと感光体との接触幅約2mmでプロセススピー
ド47mm/secの場合、転写定電流バイアスが約5μAを
越えると画像上問題となった。
【0041】図4のタイミングチャートはこのような転
写メモリーを防止した本発明の実施例であり、画像記録
装置としては前記参考例と同じものを使用した。図4に
おいて、帯電ローラ3のDCバイアス202以外は前記
参考例と同じである。帯電ローラDCバイアス202
ONするタイミングは前記参考例と同じ様に、プリント
信号200がONしてから0.38sec である。その後
0.68sec (プリント信号200がONしてからは約
1.1sec になる)後、帯電ローラ3に印加されるDC
高圧は少し強い設定になる。
【0042】そのポイントが図4,図5のb点である。
その後、転写ローラ1回転分の約1.3sec して通常の
DC高圧出力に戻る(図4,図5のc点)。
【0043】このように、転写ローラ9に環境検知用転
写バイアスを印加した感光体表面部分の表面電位を、帯
電ローラ出力にて補正することにより、環境検知用転写
バイアスの電流値または電圧値を大きくとることを可能
にし、より正確な環境補正用データを得られるようにで
きた。
【0044】<第実施例> 本実施例は転写出力の外周長を帯電手段から転写手段ま
での像担持体表面長より小さくなるような画像記録装置
構成としている。
【0045】図6は本実施例のシーケンスチャートであ
る。画像記録装置の概略断面図は図7を使用して説明す
る。装置構成としては転写ローラ3の外径が14mmであ
るという以外前記参考例と同じである。画像記録装置に
コントローラ等の外部機器からプリント信号400が入
力される。それと同時に、帯電ローラACバイアス40
1、帯電ローラDCバイアス402と転写ローラ19の
転写定電流(本実施例の場合前記参考例と同じ2μAと
した)バイアス405がほぼ同時にONする。転写定電
流バイアス405は転写ローラの回転方向抵抗ムラの影
響を除く為、転写ローラ1回転分(約0.94sec )の
出力電圧平均値を検出する。検出された出力電圧平均値
に1.2を乗じた値をトナー像転写用電圧とする。
【0046】画像信号403がONするタイミングは、
帯電ローラ3により帯電された感光体1の帯電部分がレ
ーザ露光部位21に到達したとき(本実施例の場合、帯
電ローラがONされてから約0.17sec 後)である。
転写ローラ19の転写定電流バイアス405は画像露光
された感光体部分が転写部位6に到達するタイミング
(これは、帯電ローラ3により帯電された感光体1の帯
電部分が転写部位6に到達するタイミングでもある)に
合わせOFFされ、それと同時にトナー像転写用電圧で
ある転写定電圧信号406がONされる。
【0047】また、このタイミングに合わせ転写材8の
先端が転写部位6に到達し、感光体1上のトナー像が転
写材に転写される。
【0048】本実施例では、転写手段の外周長を帯電手
段から転写手段までの像担持体表面長より小さくした構
成により、環境検知用転写定電流バイアスを感光体1の
帯電されていない部分に印加するという条件のまま、プ
リント信号入力から画像露光ONまでの時間(感光体前
回転時間)を0.17sec とすることができた。
【0049】これまで転写手段として転写ローラ9で説
明してきたが転写ベルトを使用しても良い。帯電手段と
しては帯電ローラ3以外にコロナ帯電でも構わない。ま
た、制御する部分は転写手段のバイアスとは限らず、帯
電手段や現像手段等のバイアスでも有効であることは言
うまでもない。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、転写手段に環境検知用
転写バイアスとして所定の電流または電圧を印加し、転
写手段の環境による抵抗変化をその出力電圧または電流
の変化として検出することにより、その環境の補正デー
タを得、その値を元に像転写用転写バイアスの制御を行
うことによって、記録開始時の前回転時間を短くでき、
最適の像転写用転写出力となり、高品質の画像を得るこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例を示すタイミングチャートである。
【図2】画像記録装置を説明する概略断面図である。
【図3】従来例を説明するタイミングチャートである。
【図4】本発明第1の実施例を示すタイミングチャー
トである。
【図5】転写メモリーの説明図である。
【図6】本発明第2の実施例を示すタイミングチャー
トである。
【図7】本発明の一実施例である画像記録装置を説明す
る概略断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体である感光体 3 帯電手段 4 レーザー露光 5 現像手段 6 転写部位 8 転写材 9,19 転写手段である転写ローラ 21 レーザー露光部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−264278(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 303 G03G 15/02 G03G 21/00 370

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、該像担持体を帯電する帯電手
    段と、像担持体に圧接する転写手段とを備え、 像担持体と転写手段との圧接部として形成された転写部
    位に転写材を通過させるように構成した画像記録装置に
    おいて、 記録開始時、帯電手段による像担持体帯電部分が転写部
    位に到達するまでの間に、転写手段に環境検知用転写バ
    イアスとして所定の電流または電圧を印加し、その時の
    出力電圧または電流を検知し、その値を元に画像記録装
    置の記録条件を制御すると共に、 前記環境検知用転写バイアスが印加された像担持体部分
    が、像担持体帯電部位を通過するのに合わせて前記帯電
    手段の帯電電圧を補正する ことを特徴とする画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】像担持体と、該像担持体を帯電する帯電手
    段と、像担持体に圧接する転写手段とを備え、 像担持体と転写手段との圧接部として形成された転写部
    位に転写材を通過させるように構成した画像記録装置に
    おいて、前記転写手段の外周長が前記帯電手段から前記転写手段
    までの前記像担持体表面長より小となるよう設けると共
    に、 記録開始時、帯電手段による像担持体帯電部分が転写部
    位に到達するまでの間に、転写手段に環境検知用転写バ
    イアスとして所定の電流または電圧を印加し、その時の
    出力電圧または電流を検知し、その値を元に画像記録装
    置の記録条件を制御したことを特徴とする画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の画像記録装置に
    おいて、前記記録条件は像転写用転 写バイアスを含む
    とを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の画像記録装
    置において、転写手段を転写ローラとしたことを特徴と
    する画像記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2または3に記載の画像記録装
    置において、転写手段を転写ベルトとしたことを特徴と
    する画像記録装置。
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