JPH08286475A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH08286475A
JPH08286475A JP8688195A JP8688195A JPH08286475A JP H08286475 A JPH08286475 A JP H08286475A JP 8688195 A JP8688195 A JP 8688195A JP 8688195 A JP8688195 A JP 8688195A JP H08286475 A JPH08286475 A JP H08286475A
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JP
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developing
voltage
bias voltage
component
gap
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JP8688195A
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English (en)
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Shinji Sasahara
慎司 笹原
Takeshi Saikawa
健 済川
Nobumasa Furuya
信正 古谷
Shigehito Andou
滋仁 安東
Hirakazu Ezure
平和 江連
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電潜像担持体2に対して間隔をあけて配置
され、その静電潜像担持体表面に対して非接触状態とな
るように現像剤7を担持して搬送する現像剤担持体3
と、その静電潜像担持体3と現像剤担持体2との間に直
流電圧を重畳した交流電圧からなる現像バイアス電圧を
印加する現像バイアス用電源4とを備えた現像装置にお
いて、現像ギャップが変動しても濃度むらの発生を安価
に且つ迅速的確に防止して高品質な現像を行うことがで
きるようにする。 【構成】 現像バイアス電圧の交流成分の電流値を検出
する電流検知手段5と、その電流検知手段5からの検知
情報に基づいて現像条件を補正する現像制御手段6とを
具備させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単色あるいは多色画像
を形成する電子写真方式等を利用した複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる現像装
置に係り、特に、非接触現像型の現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機等の画像形成装置にお
いて静電潜像担持体上の静電潜像を現像するために使用
される現像装置としては、静電潜像担持体表面にトナー
及び磁性キャリアからなる二成分現像剤を接触させるこ
とにより現像を行う所謂二成分ブラシ現像法による接触
型の現像装置が、画質特性、維持性が良好であるという
観点から主流となっている。しかしながら、上記のよう
な接触型二成分ブラシ現像方法では、静電潜像担持体の
表面を磁気ブラシが摺擦するため磁気ブラシによる所謂
刷毛あとや掃き寄せ等の画像欠陥が発生しやすいという
難点がある。
【0003】そこで、従来においては、その磁気ブラシ
による画像欠陥の発生を回避するために、静電潜像担持
体表面に現像剤接触させずに現像を行う所謂非接触型の
現像方法が数多く提案されている。
【0004】ところが、この非接触型の現像方法を用い
た現像装置は、現像を行うと、静電潜像担持体の回転軸
と同方向に縞状の濃度むらが発生するという問題があっ
た。特にこの濃度むらは、中間調の画像再現を重視した
画像形成装置において顕著に発生する傾向がみられた。
また、この濃度むらの主な発生原因は、現像装置の現像
剤担持体と静電潜像担持体との間隙即ち現像ギャップが
変動することにより静電潜像担持体上の静電潜像をトナ
ー現像する電界(以下、現像電界という)が変動するこ
とであると考えられている。そして、この濃度むらを低
減するための対応策としては静電潜像担持体や現像剤担
持体の加工精度や組み立て精度を向上させることにより
現像ギャップの変動を極力なくすことが有効であるが、
そのような加工精度や組み立て精度の向上には自ずと限
界があり、しかも、これらの精度を追求した場合にはコ
スト上昇の原因になる。そのため、近年においては、下
記のごとき別のアプローチによる対応策が提案されてい
る。
【0005】例えば、特開平4−208957号公報に
は、現像ロールと感光体との間の静電容量をLCRメー
タにより実測して、その静電容量より現像ギャップを算
出し、この現像ギャップに応じて現像ロールに印加され
る現像バイアスの電圧を調整することにより濃度むらを
低減せしめる非接触型の現像装置が開示されている。ま
た、特開平5−333685号公報には、感光体ドラム
と現像剤担持体とが対向する上下位置にそれぞれ配置し
た発光素子と受光素子により現像ギャップを光学的に検
出した後、その検出信号を一旦メモリに格納し、その格
納データに基づいて現像バイアス電圧、帯電電圧又はレ
ーザ光量を変化させることにより濃度むらを低減せしめ
る非接触型の現像装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た新たな現像装置においても、次のような問題点があ
る。すなわち、特開平4−208957号公報に開示さ
れた現像装置の場合には、現像ギャップの検出手段を別
途新たに設ける必要があり、コスト上昇の原因となる。
また、現像ギャップの検出手段としてLCRメータを用
いると、現像ロールと感光体との間に接続されるLCR
メータの入力信号が現像バイアス電圧に干渉し、これに
より新たな濃度むらの原因となる可能性がある。
【0007】また、特開平5−333685号公報に開
示された現像装置の場合には、現像ギャップ検出手段や
その検出信号を格納する格納手段を別途新たに設ける必
要があり、コスト上昇の原因となる。また、現像ギャッ
プ検出手段として前記のような光学系手段を用いると、
現像剤担持体が現像剤担持している状態において現像ギ
ャップを正確に測定することは困難であり、しかも、か
かる光学系手段を現像ギャップ付近に配置するためのス
ペースの確保が必要となり、装置の小型化に大きな障害
となる。更に、現像ギャップの測定値を一旦メモリに
(例えば感光体1周期分を順次)格納するため、現像ギ
ャップを保持するために現像剤担持体の両端部に同軸に
取付けられる補助ロールの磨耗や感光ドラム等の静電潜
像担持体の磨耗による現像ギャップの経時的な変動や、
外部からの振動等の外因による突発的な変動に追従した
的確な制御ができないという致命的な問題があった。
【0008】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を克服し、現像ギャップが変動しても濃度むらの
発生を安価に且つ迅速的確に防止して良好な現像を行う
ことができる現像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、静
電潜像が形成される静電潜像担持体に対して間隔をあけ
て配置され、その静電潜像担持体表面に対して非接触状
態となるように現像剤を担持して搬送する現像剤担持体
と、その静電潜像担持体と現像剤担持体との間に直流電
圧を重畳した交流電圧からなる現像バイアス電圧を印加
する現像バイアス用電源とを備えた現像装置において、
前記現像バイアス電圧の交流成分の電流値を検出する電
流検知手段と、その電流検知手段からの検知情報に基づ
いて現像条件を補正する現像制御手段とを具備すること
を特徴とするものである。
【0010】この技術的手段は、現像ギャップが変動す
ると現像バイアス電圧の交流成分の電流値の変化となっ
て現れることに着目したものであり、その交流成分の電
流値を検出した情報に基づいて現像条件を調整すること
により現像ギャップの変動に応じた現像条件の調整を迅
速的確に行うことができるものである。以下に、現像バ
イアス電圧の交流成分の電流値を検出することにより現
像ギャップが推測できる点について説明する。
【0011】すなわち、まず、静電潜像担持体と現像剤
担持体との間の現像領域において両者が平行状態にある
平板であると仮定すると、その両者間における静電容量
C(単位:F)は、現像ギャップをd(単位:m)、現
像領域面積をA(単位:m2)、真空の誘電率をε0(単
位:F/m)とした場合、次式:C=ε0A/d …
(1)で表される。この(1)式より、現像ギャップd
が変動すると静電潜像担持体と現像剤担持体との間の静
電容量Cが変化することがわかる。次に、現像剤担持体
に周波数f(単位:Hz)の現像バイアス電圧が印加さ
れるたときに流れる電流I(単位:A)は、次式:I=
kfCVAC …(2)で表される。ここで、kは現像バ
イアス電圧の波形に依存する比例定数を、VACは現像バ
イアス電圧の交流成分の振幅をそれぞれ表す。この式
(2)より、VACを一定にした場合、電流Iは静電潜像
担持体と現像剤担持体との間の静電容量Cに比例するこ
とがわかる、そして、式(1)及び式(2)をまとめて
整理すると、次式:I=(kfε0AVAC)/d …
(3)となり、この式(3)より、現像バイアス電圧の
交流成分の電流Iは現像ギャップdと反比例の関係にあ
ることがわかる。以上のことから、現像バイアス電圧の
交流成分の電流Iを検出することにより現像ギャップd
を推測することが可能である。
【0012】また、本発明の現像装置は、上記現像制御
手段について、電流検知手段からの検知情報に基づいて
現像バイアス電圧(直流成分)の平均値を制御するよう
に構成したものである。このように現像バイアス電圧の
平均値を制御して現像条件を制御する現像制御手段は、
検出する電流値が基準値よりも増加した(即ち、現像ギ
ャップが小さくなった)場合には現像バイアス電圧の平
均値を減少させ、反対に、検出する電流値が基準値より
も減少した(即ち、現像ギャップが大きくなった)場合
には現像バイアス電圧の平均値(絶対値)を増加させる
ように構成すればよい。
【0013】また、上記現像制御手段について、電流検
知手段からの検知情報に基づいて現像バイアス電圧の交
流成分の電圧レベルが現像バイアス電圧の平均値以上で
ある時間の交流成分の一周期に占める比率(以下、デュ
ーティー比と称す)を制御するように構成したものであ
る。このようにデューティー比を制御して現像条件を制
御する現像制御手段は、検出する電流値が基準値よりも
増加した場合にはデューティー比を減少させ、反対に、
検出する電流値が基準値よりも減少した場合にはデュー
ティー比を増加させるように構成すればよい。
【0014】更に、上記現像制御手段について、電流検
知手段からの検知情報に基づいて現像剤搬送速度を制御
するように構成したものである。現像剤搬送速度の制御
は、具体的には、例えば現像剤担持体の駆動速度を調整
することにより行うことができる。このように現像剤搬
送速度を制御して現像条件を制御する現像制御手段は、
検出する電流値が基準値よりも増加した場合には現像剤
搬送速度を低減させ、反対に検出する電流値が基準値よ
りも減少した場合には現像剤搬送速度を増加させるよう
に構成すればよい。
【0015】また、本発明においては、現像制御手段に
ついて、現像バイアス電圧の平均値、現像バイアス電圧
の交流成分のデューティー比及び現像剤搬送速度のうち
の2つ以上を同時に制御するように構成してもよい。こ
の場合には、よりきめ細かい現像条件の調整を行うこと
ができるため濃度むらの発生をより的確に防止すること
が可能になる。また、本発明において使用し得る現像剤
は、非接触型の現像法が適用可能であれば、一成分現像
剤、二成分現像剤のいずれであってもよい。
【0016】
【作用】本発明によれば、電流検知手段により現像バイ
アス電圧の交流成分の電流値を検出することは、前記し
たように当該電流値と現像ギャップの間には反比例の関
係が成り立つことから現像ギャップを間接的に検出して
いることになるため、電流検知手段からの検出情報に応
じて現像条件を適宜調整することにより、現像ギャップ
の変動による濃度むらの発生を防止することができる。
【0017】そして、現像条件の制御を、電流検知手段
からの検知情報(つまり現像ギャップの変動量)に基づ
き現像バイアス電圧の平均値を制御することにより行う
場合には、例えば、その現像バイアス電圧の平均値を減
少させると、静電潜像担持体上の露光部電位が一定であ
れば、現像剤(トナー)を静電潜像担持体側に移動させ
るための現像電界が小さくなるため、現像される現像剤
の量が少なくなり現像される画像濃度を低下させること
ができる。反対に現像バイアス電圧の平均値を増加させ
ると、静電潜像担持体上の露光部電位が一定であれば、
現像される画像濃度を増加させることができる。
【0018】また、現像条件の制御を、電流検知手段か
らの検知情報に基づき現像バイアス電圧の交流成分のデ
ューティー比を制御することにより行う場合には、ま
ず、デューティー比は現像剤が静電潜像担持体側に移動
する加速度が最大から最小に変化するまでの時間の交流
成分一周期に占める比率に対応しているため、例えば、
このデューティー比を減少させると現像に寄与する現像
剤量が減少して現像される画像濃度を低下させることが
できる。反対にデューティー比を増加させると、現像さ
れる画像濃度を増加させることができる。
【0019】また、現像条件の制御を、電流検知手段か
らの検知情報に基づき現像剤搬送速度を制御することに
より行う場合には、例えば、現像剤の搬送速度を低減さ
せると、単位時間当たりに現像領域に供給される現像剤
の量が減少するため現像に寄与する現像剤が少なくなり
現像される画像濃度を低下させることができる。反対
に、現像剤搬送速度を増加させると、現像される画像濃
度を増加させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0021】図1〜4は、本発明の現像装置の基本的な
構成を示すものであり、図1はその現像装置の全体構成
を、図2は現像剤担持体の周辺構成を、図3はその現像
装置を適用した画像記録装置の一例をそれぞれ概念的に
示すものである。
【0022】図1において符号1は現像装置であり、こ
の現像装置1は、静電潜像担持体2に対して間隔をあけ
て配置される、現像剤担持体としての現像ロール3と、
静電潜像担持体2と現像ロール3との間に直流電圧を重
畳した交流電圧からなる現像バイアス電圧を印加する現
像バイアス用電源4と、現像バイアス用電源4における
交流成分の電流値を検出する電流検知手段5と、電流検
知手段5からの検知情報に基づいて所定の現像条件を調
整する現像制御手段6とを備えた構成からなる非接触型
の現像装置である。また、図1において符号7は現像
剤、40は交流電圧発生部、45は直流電圧発生部、8
は現像ロール3を駆動する駆動用モータ、80は駆動用
モータ8の駆動を制御するドライバである。
【0023】現像ロール3は、図2に示すように磁極が
適宜配され固定された磁石ロール30の回りを回転する
非磁性円筒スリーブ31により構成されている。また、
現像ロール3は、そのロール両端部に間隙保持用の補助
ロール32が同軸に配設されており、これにより現像ロ
ール3(スリーブ31)が静電潜像担持体2と一定の間
隔をあけて配置されるようになっている。そして、この
現像ロール3は、磁石ロール30の磁力によりひきつけ
られて非磁性円筒スリーブ31上に供給される現像剤7
を、層厚規制部材33によって一定の厚さに規制した
後、スリーブ31の駆動用モータによる回転に伴って静
電潜像担持体2と対向する現像領域Gに非接触状態でも
って搬送するようになっている。
【0024】この現像装置1は、例えば、図3に示すよ
うな画像記録装置の現像手段として適用される。図3に
おいて、符号2は静電潜像担持体としての感光体ドラム
であり、この感光体ドラム2の周囲にはその回転方向に
沿って、電子写真記録手段としての、帯電器10、潜像
形成手段11、現像装置1、転写前コロトロン12、転
写コロトロン13、剥離コロトロン14、クリーナー1
5及び光除電器16が順次配設されている。また、図3
において符号17は記録シートである。潜像形成手段1
1としては、例えば、レーザ書き込み装置が使用され
る。この画像記録装置は、帯電器10により回転する感
光体ドラム2の表面を一様に帯電した後、そのドラム表
面に対して潜像形成手段11により画像情報に応じた静
電潜像を形成し、次いで、その静電潜像を現像装置1に
より現像してトナー像とした後に、転写前コロトロン1
2による前処理を施してから転写コロトロン13の作用
により記録シート17に転写させ、定着することにより
画像記録を行うようになっている。
【0025】また、この現像装置1における現像制御手
段6は、図4に示すように、減算器60、増幅器61及
び加算器62とで構成されている。そして、この現像制
御手段6は、電流検知手段5により検出された交流成分
の電流値が電圧換算され、検知信号として入力端子aか
ら減算器60に入力される一方、感光体ドラム2と現像
ロール3の間隙(現像ギャップ)が所定の値である場合
における交流成分の基準電流値が、基準信号として入力
端子bから減算器60に入力されるようになっている。
減算器60では検知信号と基準信号の差が求められ、そ
の差分信号が増幅器61に入力されて増幅された後、増
幅信号として加算器62に入力される。また、この加算
器62には、調整すべき現像条件に係る要素の標準設定
値が基準信号として入力端子cから入力されるようにな
っている。そして最後に、加算器62において入力端子
cから入力される現像条件に係る要素の標準設定値に対
して増幅器61からの増幅信号が加算され、それが現像
条件補正信号として出力端子dから現像条件制御対象で
ある部品に送られるようになっている。
【0026】ここで、現像剤7として二成分現像剤を用
い、また画像記録装置及び現像装置を以下の条件内容に
設定した。
【0027】二成分現像剤は、スチレンーアクリル共重
合体、マグネタイト及びニグロシンを溶融混練した後に
微粉砕してなる重量平均粒径50μm、密度2.5g/
cm 3の正帯電性の磁性粉分散型樹脂キャリアと、平均
粒径7.5μmの負帯電性のポリエステル系トナーとか
らなるものを用いた。
【0028】画像記録装置における感光体ドラム2とし
ては、導電性材料からなる円筒部材の表面に感光体層を
薄層に形成したものを使用し、また、その感光体層とし
て例えば負帯電の有機感光体(OPC)を用い、ドラム
の外径を100mmに設定するとともに、その表面移動
線速度即ちプロセススピードを160mm/sに設定し
た。また、この画像記録装置は、反転現像を行うように
設定され、潜像形成手段11により露光される感光体ド
ラム2の画像部は−300V、露光されない非画像部は
−550Vになるように設定した。
【0029】現像装置4において、18mmφの非磁性
スリーブ31と19mmφの補助ロール32を使用し、
現像ギャップが500μmとなるようように初期設定し
た(但し、この現像ギャップの値は補助ロールが感光体
ドラムの表面両端部に接し、すべての部品とその組み立
てが寸法誤差のない理想的な状態にある場合に得られる
ものである)。層厚規制部材33により非磁性スリーブ
31上に形成される現像剤7の層厚は、200μmにな
るように設定した。また、ドライバ80は、非磁性スリ
ーブ31が駆動用モータ8により例えば5.66rps
で回転するように標準設定した。
【0030】このような設定条件(標準設定)のもとで
は、現像バイアス電圧用電源4は、交流電圧発生部40
から出力される周波数6kHz、デューティー比0.
5、Vp−p1.6kVの矩形波からなる交流電圧に、
直流電圧発生部45から出力される−500Vの直流成
分を重畳した現像バイアス電圧を、現像ロール3に印加
するようになっている。そして、このとき交流電圧発生
部40から出力される交流電圧の電流値は、理論上、2
80mAとなる。
【0031】上記のような標準設定下において、まず、
現像ギャップと画像濃度の関係を調べた。すなわち、現
像制御手段6を作動させず、現像バイアス電圧を一定
(標準設定のまま)にし、補助ロール32の直径を変更
することにより現像ギャップを強制的に変化させ、その
ときに得られた画像の反射濃度を測定し(測定器:商品
名X−Rite310)、その結果を図5に示した。こ
の図5は、現像ギャップがわずか20μmでも変化する
と、画像上で0.1程度の濃度変動が現れることを示し
ている。
【0032】また、現像ギャップと現像バイアス電圧の
交流成分の電流の平均値との関係を調べた。すなわち、
上記のように現像ギャップを変化させたときの交流成分
の電流値を測定し(その平均値をとり)、その結果を図
6に示した。この図6は、交流成分の電流平均値は現像
ギャップが広がると減少し、反対に狭まると増加するこ
とを示している。また、現像ギャップが50μmの場
合、交流成分の電流平均値は約280mVになることも
示している。
【0033】従って、図5と図6の結果から、現像バイ
アス電圧の交流成分の電流値と、現像現像ギャップの変
動による画像濃度の変動との間には因果関係があり、そ
のため、その交流成分の電流値を検出し、その電流値の
変動に応じて所定の現像条件を調整すれば、現像現像ギ
ャップの変動による画像濃度の変動を防止できることが
予測される。
【0034】次に、調整すべき現像条件を具体的に例示
した実施例を挙げて、本発明について更に詳述する。
【0035】実施例1:図7は、前記の基本的構成から
なる現像装置1において、現像バイアス電圧の平均値を
制御することにより現像条件を調整するタイプの現像装
置例を示すものである。この実施例1に係る現像装置で
は、現像バイアス電圧用電源4における交流電圧発生部
40が交流初期電圧パルス信号発生器41と交流用高圧
アンプ42とで、その直流電圧発生部45が直流初期電
圧パルス信号発生器46と直流用高圧アンプ47とでそ
れぞれ構成されており、各アンプからの電圧を重畳した
電圧が現像ロール3(スリーブ31)に印加されるよう
になっている。また、この実施例装置では、交流用高圧
アンプ42に内蔵されている電流検知手段としての電流
測定器5の検知結果出力用端子が現像制御手段6の入力
端子aと接続されているとともに、現像制御手段6の出
力端子dが直流初期電圧パルス信号発生器46に接続さ
れている。更に、現像制御手段6の入力端子bには、現
像バイアス電圧の交流成分の標準電流値(280mA)
が電圧換算されて280mVが基準信号として入力さ
れ、また、その入力端子cには、現像バイアス電圧の標
準電圧値(−500V)が例えば500mVという基準
信号で入力されるようになっている。
【0036】そして、この実施例1に係る現像装置は次
のように作動する。すなわち、現像制御手段6におい
て、電流測定器5で測定された現像バイアス電圧の交流
成分の電流値X(mA)が電圧換算(XmV)されて入
力端子aを介して減算器60に入力される。この検出さ
れる電流値は、現像ギャップの変動に応じて変化する
が、前記した標準設定(現像ギャップが500μm、交
流成分が周波数6kHz、デューティー比0.5、Vp
−p1.6kVの矩形波)のときには、理論上は280
mAとなる。そして、減算器60では、入力端子aから
の入力信号(XmV)と入力端子bから入力される基準
信号(280mV)との差分S(=X−280)が求め
られ、その差分信号が増幅器61に入力される。この減
算器60から出力される信号は現像ギャップ(500μ
m)に対する変動量に対応している。そして、増幅器6
1では減算器60からの差分信号Sが増幅されて加算器
62に入力され、その加算器62では増幅器61からの
増幅信号αS(α:増幅率)が入力端子cから入力され
る基準信号(500mV)に加算され、その加算された
信号が出力端子dから現像補正信号として出力される。
【0037】次いで、その現像補正信号は、現像バイア
ス用電源4の直流初期電圧パルス信号発生器46に入力
されて補正後の電圧値からなるパルス信号に変換された
後、直流用高圧アンプ47により例えば1000倍に反
転増幅され、これが直流電圧として出力される。そし
て、この直流電圧を重畳した交流電圧が現像バイアス電
圧として現像ロール3のスリーブ31に供給される。こ
れにより、現像バイアス電圧の平均値は、加算器62で
加算された分が高圧アンプ47により増幅された補正電
圧値(αS×1000)(−V)だけ補正されることに
なる。実際には、現像バイアス電圧の直流成分の標準設
定値(−500V)に対して現像ギャップの変動量に対
応した補正電圧値が付加されることになる。
【0038】次に、この実施例1の現像装置における現
像バイアス電圧の平均値と画像濃度との関係について調
べた。すなわち、現像バイアス電圧の平均値を強制的に
変化させたときに得られる画像の反射濃度を測定し、そ
の結果を図8に示す。この図8は、現像バイアス電圧の
平均値を増加(低下)させると画像濃度は増加(低下)
する傾向を示しており、このことから、現像バイアス電
圧の平均値を適宜制御すれば現像ギャップの変動による
画像濃度の変動を防止できることが予測できる。
【0039】そこで、この実施例1の現像装置を用い、
現像制御手段6を作動させた場合の画像濃度の変動特性
について調べた。すなわち、A4版サイズの記録シート
に対して80%の面積率となるベタ画像を記録し、その
ときの出力画像の濃度変動について走査型濃度計により
測定した。走査型濃度計は、その走査方向に対して垂直
に設定された寸法10μm×5mmの長方形アパチャを
有し、10μm間隔の濃度測定が可能なものである。こ
れにより、記録シートの搬送方向(現像ロールの周方
向)に対して10μm間隔で0〜240mmの範囲にわ
たって反射濃度の測定を行い、その結果を図9に示し
た。比較のため、現像制御手段6を作動させない場合に
おける画像濃度の変動特性についても同様に調べ、その
結果を図10に示した。
【0040】その結果、両者を比較すると、現像制御手
段6を作動させた場合(図9)には濃度変動が大きく改
善されることが明白に認められる。実際、現像制御手段
6を作動させない場合(図10)は濃度変動の最大濃度
差が0.33でその標準偏差が0.07であったのに対
し、現像制御手段6を作動させた場合は最大濃度差が
0.09でその標準偏差が0.02であった。また、濃
度変動について周波数解析を行ったところ、現像制御手
段6による現像条件を調整しない場合には得られる画像
の0.035Cycle/mmに特に大きな濃度変動の
ピークが現れるのに対し、現像条件を調整した場合には
その画像に特に目立った濃度変動のピークが現れなかっ
た。ここで、0.035Cycle/mmの周波数は現
像ロール3の1周分に相当するため、上記濃度変動のピ
ークは現像ギャップが現像ロールの軸偏心により現像ロ
ールの回転周期で変動することによって発生するものと
推測される。実際に現像ロール3(スリーブ31)の軸
偏心を触針式変移計で計測したところ、最大振れ幅で2
0μm程度の振れ(軸偏心)があることが確認された。
【0041】また、この実施例1の現像装置において
は、実際に現像ギャップが基準値の500μmから10
μm広がった場合、現像バイアス電圧の平均値が基準値
−500Vから約22V減少する制御がなされることが
確認された。更に、現像制御手段6を作動させて出力し
た画像には、下地かぶり等の画質上問題となる画像欠陥
と特に発生しなかった。
【0042】実施例2:図11は、前記の基本的構成か
らなる現像装置1において、デューティー比を制御する
ことにより現像条件を調整するタイプの現像装置例を示
すものである。この実施例2に係る現像装置1は、現像
制御手段6の出力端子dが交流初期電圧パルス信号発生
器41に接続され、また現像制御手段6の入力端子cに
現像バイアス電圧の交流成分の基準デューティー比
(0.5)に相当するパルス信号電圧(例えば2.5
V)が基準信号として入力される以外は実施例1と同じ
構成からなるものである。
【0043】そして、この実施例2に係る現像装置は次
のように作動する。すなわち、現像制御手段6におい
て、電流測定器5で測定された現像バイアス電圧の交流
成分の電流値X(mA)が電圧換算(XmV)されて入
力端子aを介して減算器60に入力されると、実施例1
と同様に、減算器60で入力端子aからの入力信号(X
mV)と入力端子bから入力される基準信号(280m
V)との差分S(=X−280)が求められ、その差分
信号Sが増幅器61に入力されて増幅された後に加算器
62に入力される。そして、加算器62では増幅器61
からの増幅信号αS(α:増幅率)が入力端子cから入
力される基準信号(2.5V)に加算され、その加算さ
れた信号が出力端子dから現像補正信号として出力され
る。
【0044】次いで、その現像補正信号は、現像バイア
ス用電源4の交流初期電圧パルス信号発生器41に入力
されて補正後のデューティー比からなるパルス信号に変
換された後、交流用高圧アンプ42により増幅され、こ
れが交流電圧として出力される。そして、この交流電圧
に標準の直流電圧(−500V)を重畳した交流電圧が
現像バイアス電圧として現像ロール3のスリーブ31に
供給される。この実施例では、現像補正信号として2.
5Vの直流電圧信号が交流初期電圧パルス信号発生器4
1に入力されたときにデューティー比が標準設定である
0.5となり、5.0Vの直流電圧信号が入力されたと
きにデューティー比が1.0になるように設定した。こ
れにより、現像バイアス電圧の交流成分のデューティー
比は、加算器62で加算された分(αS)に対応する比
率だけ補正されることになる。実際には、交流成分の基
準デューティー比(0.5)に対して現像ギャップの変
動量に対応した比率が付加されることになる。
【0045】次に、この実施例2の現像装置における現
像バイアス電圧の交流成分のデューティー比と画像濃度
との関係について調べた。すなわち、交流成分のデュー
ティー比を強制的に変化させたときに得られる画像の反
射濃度を測定し、その結果を図12に示す。この図12
は、交流成分のデューティー比を増加(低下)させると
画像濃度は増加(低下)する傾向を示しており、このこ
とから、交流成分のデューティー比を適宜制御すれば現
像ギャップの変動による画像濃度の変動を防止できるこ
とが予測できる。
【0046】そこで、この実施例2の現像装置を用い、
現像制御手段6を作動させた場合とさせなかった場合の
画像濃度の変動特性について実施例1と同じようにして
調べたところ、実施例1とほぼ同様の結果(図9及び図
10参照)が得られた。また、この実施例2の現像装置
においては、実際に現像ギャップが基準値の500μm
から10μm広がった場合、デューティー比が約0.5
8になる制御がなされることが確認された。更に、現像
制御手段6を作動させて出力した画像には、下地かぶり
等の画質上問題となる画像欠陥と特に発生しなかった。
【0047】実施例3:図13は、前記の基本的構成か
らなる現像装置1において、現像剤の搬送速度(本例で
は現像ロールの回転速度)を制御することにより現像条
件を調整するタイプの現像装置例を示すものである。こ
の実施例3に係る現像装置1は、現像制御手段6の出力
端子dが現像ロール3(スリーブ31)の駆動用モータ
8を制御するドライバ80に接続され、また現像制御手
段6の入力端子cに現像ロール3の基準回転速度(5.
66rps)に相当する速度設定用制御信号電圧(例え
ば1.8V)が基準信号として入力される以外は実施例
1と同じ構成からなるものである。
【0048】そして、この実施例3に係る現像装置は次
のように作動する。すなわち、現像制御手段6におい
て、電流測定器5で測定された現像バイアス電圧の交流
成分の電流値X(mA)が電圧換算(XmV)されて入
力端子aを介して減算器60に入力されると、実施例1
と同様に、減算器60で入力端子aからの入力信号(X
mV)と入力端子bから入力される基準信号(280m
V)との差分S(=X−280)が求められ、その差分
信号Sが増幅器61に入力されて増幅された後に加算器
62に入力される。そして、加算器62では増幅器61
からの増幅信号αS(α:増幅率)が入力端子cから入
力される基準信号(1.8V)に加算され、その加算さ
れた信号が出力端子dから現像補正信号として出力され
る。
【0049】次いで、その現像補正信号は、ドライバ8
0の速度可変信号入力端子に入力されて補正後の速度設
定用制御信号に変換された後、駆動用モータ8に送られ
る。これにより、現像ロール3はモータ8により補正後
の速度設定用制御信号に応じた回転速度で回転する。こ
の実施例では、現像補正信号として1.8Vの直流電圧
信号がドライバ80に入力されたときに現像ロール3の
回転速度が標準設定である5.66rpsになるように
設定した。従って、現像ロール3の回転速度は、加算器
62で加算された分(αS)に対応する電圧値の増減分
だけ補正されることになり、実際には、基準回転速度に
対して現像ギャップの変動量に対応した速度分が付加さ
れることになる。
【0050】次に、この実施例3の現像装置における現
像ロールの回転速度と画像濃度との関係について調べ
た。すなわち、現像ロール3の回転速度を強制的に変化
させたときに得られる画像の反射濃度を測定し、その結
果を図14に示す。この図14は、現像ロールの回転速
度を増加(低下)させると画像濃度は増加(低下)する
傾向を示しており、このことから、現像ロールの回転速
度を適宜制御すれば現像ギャップの変動による画像濃度
の変動を防止できることが予測できる。
【0051】そこで、この実施例3の現像装置を用い、
現像制御手段6を作動させた場合とさせなかった場合の
画像濃度の変動特性について実施例1と同じようにして
調べたところ、実施例1とほぼ同様の結果(図9及び図
10参照)が得られた。また、この実施例3の現像装置
においては、実際に現像ギャップが基準値の500μm
から10μm広がった場合、回転速度が約6.01rp
sになる制御がなされることが確認された。更に、現像
制御手段6を作動させて出力した画像には、下地かぶり
等の画質上問題となる画像欠陥と特に発生しなかった。
【0052】なお、前記実施例では、現像制御手段6と
して、電流検知手段からの検知信号(電流値)をアナロ
グ信号のまま利用して制御補正信号を加工して出力する
構成例の場合について説明したが、本発明ではこれに限
定されず、例えば、上記検知信号をA/Dコンバータを
用いて一旦デジタル化してから制御補正信号を加工して
出力するように構成してもよい。この場合には、微妙な
現像条件の調整が可能となり、より一層的確な濃度むら
の防止ができる。
【0053】また、前記実施例では、現像剤7として二
成分現像剤を使用する場合について説明したが、本発明
では一成分現像剤を使用することが可能であり、その場
合、一成分現像剤は磁性、非磁性のいずれも適用可能で
ある。更に、前記実施例では単色画像用の現像装置を例
示したが、本発明は多色画像用の現像装置であってもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電流検知手段により現像バイアス電圧の交流成分の電流
値を検出し、その検出情報に応じて現像条件(現像バイ
アス電圧の平均値、交流成分のデューティー比、現像剤
搬送速度など)を適宜調整することにより、現像ギャッ
プの変動による濃度むらの発生を防止することができ
る。また、本発明装置は、現像ギャップの変動を検知す
るための(高価であったり或いは現像電界に悪影響を与
えるような)検出手段を新たに増設する必要がなく、き
わめて簡易な構成で、しかも安価に提供できる。更に、
電流検知手段による電流値の検出とその検知情報に基づ
く現像条件の調整をリアルタイムで行うため、前記した
現像ギャップの経時的変動や突発的変動に対しても十分
に対応でき、現像ギャップの変動による濃度むらの発生
を迅速かつ的確に防止することができる。従って、本発
明の現像装置は、現像ギャップが変動したとしても濃度
むらのない高品質の現像ひいては画像形成を行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像装置の基本的な構成を示す概念
図である。
【図2】 現像ロールの周辺部の構成を示す断面図であ
る。
【図3】 現像装置を画像記録装置に適用した例を示す
概念図である。
【図4】 現像制御手段の一例を示すブロック図であ
る。
【図5】 標準設定時における現像ギャップと画像濃度
との関係を示すグラフである。
【図6】 標準設定時における現像ギャップと現像バイ
アス電圧の交流成分の平均電流値との関係を示すグラフ
である。
【図7】 実施例1に係る現像装置の現像制御手段の構
成を示すブロック図である。
【図8】 実施例1における現像バイアス電圧の平均値
と画像濃度との関係を示すグラフである。
【図9】 実施例1において現像制御手段を作動した場
合の画像濃度の変動特性を示す測定図である。
【図10】 実施例1において現像制御手段を作動させ
ない場合の画像濃度の変動特性を示す測定図である。
【図11】 実施例2に係る現像装置の現像制御手段の
構成を示すブロック図である。
【図12】 実施例2におけるデューティー比と画像濃
度との関係を示すグラフである。
【図13】 実施例3に係る現像装置の現像制御手段の
構成を示すブロック図である。
【図14】 実施例3における現像ロールの回転速度と
画像濃度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…現像装置、2…静電潜像担持体、3…現像剤担持
体、4…現像バイアス用電源、5…電流検知手段、6…
現像制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安東 滋仁 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 江連 平和 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される静電潜像担持体に
    対して間隔をあけて配置され、その静電潜像担持体表面
    に対して非接触状態となるように現像剤を担持して搬送
    する現像剤担持体と、その静電潜像担持体と現像剤担持
    体との間に直流電圧を重畳した交流電圧からなる現像バ
    イアス電圧を印加する現像バイアス用電源とを備えた現
    像装置において、 前記現像バイアス電圧の交流成分の電流値を検出する電
    流検知手段と、その電流検知手段からの検知情報に基づ
    いて現像条件を補正する現像制御手段とを具備すること
    を特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、現像制御
    手段が、電流検知手段からの検知情報に基づいて現像バ
    イアス電圧の平均値を制御するものであることを特徴と
    する現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、現像制御
    手段が、電流検知手段からの検知情報に基づいて現像バ
    イアス電圧の交流成分の電圧レベルが現像バイアス電圧
    の平均値以上である時間の交流成分の一周期に占める比
    率を制御することを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、現像制御
    手段が、電流検知手段からの検知情報に基づいて現像剤
    の搬送速度を制御するものであることを特徴とする現像
    装置。
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