JP2001301274A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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JP2001301274A
JP2001301274A JP2000119160A JP2000119160A JP2001301274A JP 2001301274 A JP2001301274 A JP 2001301274A JP 2000119160 A JP2000119160 A JP 2000119160A JP 2000119160 A JP2000119160 A JP 2000119160A JP 2001301274 A JP2001301274 A JP 2001301274A
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Japan
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image
image forming
forming apparatus
signal
unit
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JP2000119160A
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Shoichi Koyama
正一 小山
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを/TOP信号と誤認識することによ
る異常画像の形成を防止すること。 【解決手段】 画像形成部2からコントローラ3に送出
される/TOP信号に対しTop Mask部11から
送出される/TOPMSK信号を用いてORゲート13
によりノイズ除去処理を施す構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成手段から
送出される画像書き出し信号に応じて画像データを画像
形成手段に送出する画像処理手段を有する画像形成装置
及び画像形成装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の単色の画像形成装置(以下モノク
ロ画像形成装置と記す)では、転写材(紙等)の搬送タ
イミングに応じて、画像書き出し信号(以下TOP信号
と記す)を画像データ形成部(以下コントローラと記
す)に送出し、転写材上への画像形成位置を合わせるよ
うに感光ドラム上に画像を形成する。また、上記搬送タ
イミングによって、所定時間の画像マスクの解除及び設
定を行っている。
【0003】ここで画像マスクとは、コントローラから
画像領域外に画像信号が送られてきても、感光ドラム上
に画像を形成しないようにレーザもしくはLEDの点灯
を禁止するものである。なお、所定時間は画像形成装置
が許可する転写材に応じた最大画像領域サイズとユーザ
設定のマージン設定とのOR論理で決定される。
【0004】しかしながら、搬送タイミングや、転写材
の挿入口のばらつきにより、画像形成位置と転写材の位
置がずれてしまい、画像が転写材からはみ出して形成さ
れ、裏汚れや画像不良が発生した。このような問題に対
しては特開平5−216333号公報等で開示される発
明で解消されているのでここでは説明を省略する。
【0005】また、複数色の画像形成装置(以下カラー
画像形成装置と記す)においては、複数の現像材を用い
て画像を形成するので、複数回のTOP信号もしくは複
数のTOP信号を用いて画像を形成する。画像のマスク
は転写材の搬送タイミングもしくは、画像形成装置内で
所定のタイミングで、モノクロ画像形成装置同様に所定
時間の画像マスクの解除及び設定を行っている。
【0006】また複数色のそれぞれにおいて上記処理を
行い、かつ、TOP信号に対し複数色の書き出し位置が
ずれないように補正をかける手段は、特開平8−305
108号公報や特開平9−244332号公報に開示さ
れているので、ここでは説明を省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、正規のTOP信号が正常に送信されている場
合においては有効であるが、画像形成装置が画像形成中
である場合に、ユーザが画像形成装置に触った際の静電
気や雷サージなどによって、TOP信号ラインに対して
ノイズが乗る可能性がある。
【0008】また上述したような出来事が、ちょうどT
OP信号を送信しようとした瞬間であれば、TOP信号
がノイズによる通信エラー等で送信できない場合が考え
られる。その場合、上記ノイズをコントローラ側が、正
規のTOP信号と認識した場合、データが途中から形成
されるもしくは形成途中で終了する等の異常画像が発生
し、またTOP信号が送信されない場合は色抜けといっ
た異常画像が形成されてしまうという問題点があった。
【0009】さらにその後、連続印字中のため画像形成
装置が画像形成を続行した場合、形成色順のずれてしま
った異常画像が引き続き形成されてしまうという問題点
があった。
【0010】さらには、ネットワーク環境下で複数のユ
ーザに共有使用される画像形成装置では、画像形成中に
TOP信号ライン上に発生したノイズにより画像形成順
が不整合になった場合、複数のユーザの指定した印字枚
数分だけ画像が不整合になったまま印字が続行されてし
まい、ユーザの消耗品の損害は莫大なものになってしま
うという問題点があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、画像形成部からコン
トローラに送出される/TOP信号に対しノイズ除去処
理を施すことにより、ノイズを/TOP信号と誤認識す
ることなく、コントローラは画像形成部が送出したTO
P信号を正しく認識することができ、画像書き出し位置
のずれ等による異常画像の形成を防止することができる
画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像形成手段(図2に示す画像形成部2)から送出
される画像書き出し信号(図2に示す/TOP信号)に
応じて画像データを前記画像形成手段に送出する画像処
理手段(図2に示すコントローラ3)を有する画像形成
装置であって、前記画像形成手段から前記画像処理手段
に送出される画像書き出し信号に対しノイズ除去処理を
施す信号処理手段(図2に示すTopMask部11,
ORゲート13)を有するものである。
【0013】本発明に係る第2の発明は、前記信号処理
手段は、前記画像処理手段に備わるものである。
【0014】本発明に係る第3の発明は、前記ノイズ除
去処理は、前記画像書き出し信号に対するマスク処理
(図3のタイミングチャートに示す/TOPMSK信号
によるマスク処理)である。
【0015】本発明に係る第4の発明は、前記ノイズ除
去処理は、所定時間(図3に示す時間S)内における前
記画像書き出し信号に対するマスク処理である。
【0016】本発明に係る第5の発明は、前記所定時間
は、前回の画像書き出し信号受信時から、予測される次
の画像書き出し信号の受信時前までの期間である。
【0017】本発明に係る第6の発明は、前記所定時間
は、前記画像形成手段で画像が形成される記録媒体のサ
イズに応じたものである。
【0018】本発明に係る第7の発明は、前記画像形成
手段は、光ビームにより感光体上を走査する走査部(図
1に示す光学ユニット107)を備え、前記所定時間
は、前記走査部の走査周期(図2に示す/LSYNC信
号)を用いて計測されるものである。
【0019】本発明に係る第8の発明は、前記画像形成
手段は、感光体上を露光する発光ダイオード(不図示)
を備え、前記所定時間は、前記発光ダイオードの発光周
期を用いて計測されるものである。
【0020】本発明に係る第9の発明は、前記所定時間
は、タイマ(図2に示すタイマ部12)を用いて計測さ
れるものである。
【0021】本発明に係る第10の発明は、前記画像形
成手段は、前記画像書き出し信号を送出する際に、所定
の付加情報(図5に示す画像形成色の情報M,C,Y,
K)を前記画像処理手段に送出するものである。
【0022】本発明に係る第11の発明は、画像形成手
段(図2に示す画像形成部2)から送出される画像書き
出し信号(図2に示す/TOP信号)に応じて画像デー
タを前記画像形成手段に送出する画像処理手段(図2に
示すコントローラ3)を有する画像形成装置であって、
前記画像形成手段は、前記画像書き出し信号を送出する
際に、所定の付加情報(図5に示す画像形成色の情報
M,C,Y,K)を前記画像処理手段に送出するもので
ある。
【0023】本発明に係る第12の発明は、前記所定の
付加情報は、前記画像形成手段における画像形成順序情
報(図7に示すM1,C1,Y1,K1)を含むもので
ある。
【0024】本発明に係る第13の発明は、前記所定の
付加情報は、前記画像形成手段における画像形成色情報
(図5に示すM,C,Y,K)を含むものである。
【0025】本発明に係る第14の発明は、前記画像書
き出し信号を正規のタイミングで受信しなかったことを
検出する検出手段(図2に示すコントローラ3)を有す
るものである。
【0026】本発明に係る第15の発明は、前記検出手
段により画像書き出し信号が正規のタイミングで受信し
ていないと検出した場合に、画像形成動作を中断する制
御手段(図2に示すコントローラ3)を有するものであ
る。
【0027】本発明に係る第16の発明は、前記制御手
段は、前記画像書き出し信号の受信が正規のタイミング
に復帰した場合に、画像形成動作を再開させるものであ
る。
【0028】本発明に係る第17の発明は、前記画像形
成手段は、外部からの画像情報に応じて感光体を露光走
査するレーザスキャナ(図1に示す光学ユニット10
7)またはLED(不図示)と、前記感光体上に形成さ
れる潜像を現像する現像部(図1に示す各色現像器保持
体108)と、前記感光体上の現像された画像が転写さ
れる像担持体(図1に示す像担持体103)と、前記像
担持体に転写された画像を記録媒体に転写する転写部
(図1に示す転写および搬送ベルト150)と、該転写
された画像を記録媒体に定着させる定着部(図1に示す
定着ユニット104)とを有するものである。
【0029】本発明に係る第18の発明は、画像形成手
段(図2に示す画像形成部2)から送出される画像書き
出し信号に応じて画像データを前記画像形成手段に送出
する画像処理手段(図2に示すコントローラ3)とを有
する画像形成装置の制御方法であって、前記画像書き出
し信号を送出する際に、所定の付加情報を前記画像処理
手段に送出する送出工程(図5に示すタイミングチャー
トにおけるSDATAの送出)と、前記画像書き出し信
号に対してノイズ除去処理を行う除去工程(図5に示す
タイミングチャートにおける/TOPMSK信号がFa
lseとなる期間)と、前記画像書き出し信号を正規の
タイミングで受信しなかったことを検出する検出工程
(図6に示すタイミングチャートにおける/ERR信号
がTRUE)と、前記検出工程により前記書き出し信号
を正規のタイミングで受信しなかったと検出された場合
に画像形成動作を中断する停止工程(図6に示すタイミ
ングチャートの/PRT信号の立ち上がり)とを有する
ものである。
【0030】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の実施形態を示す画像形成装置の概略構成を説明する断
面図である。以下、画像形成装置の一例として、カラー
LBP(レーザビームプリンタ)を用いて説明する。
【0031】まず、図1を参照しながらカラーLBPの
要部構成を説明する。図1において、1000はカラー
LBPである。100は感光ドラムで、TOP信号を基
準に各色毎に送出される画像情報に応じた光学ユニット
107からの光ビームにより潜像が形成される。108
は各色現像器保持体で、感光ドラム100上に形成され
た潜像を各色現像器保持体108内の現像器Dm(マゼ
ンタ),Dc(シアン),Dy(イエロー),Dk(ブ
ラック)により順次現像化する。103は像担持体で、
感光ドラム100上の各色現像器保持体108により現
像された画像が複数回転写され、像担持体103上に多
色画像が形成される。なお、各色現像器保持体108は
軸110を中心として回転可能に構成されている。
【0032】201〜204は転写材保持体で、転写材
Pを格納する。150は転写及び搬送ベルトで、像担持
体103との間に搬送される転写材保持体201〜20
4より選択抽出された転写材Pに像担持体103上の多
色画像を転写させる。104は定着ユニットで、転写材
P上に転写させた多色画像を転写材Pに熱定着させる。
105は排紙部で、多色画像が定着された転写材Pを上
部排紙トレイ部106に排出する。115は下部排紙ト
レイである。
【0033】次に、カラーLBP1000の動作につい
て具体的に説明する。
【0034】まず、帯電器111によって感光ドラム1
00が所定の極性(例えば−600V)の電圧に均一に
帯電され、TOP信号を基準にコントローラから送出さ
れる画像データにより、レーザビーム光Lによる露光に
より潜像が形成され、例えばM(マゼンタ)色現像器D
mにより感光ドラム100上の潜像が現像され、感光ド
ラム100上に第1の現像剤像が形成される。
【0035】一方、所定のタイミングで現像剤像と反対
極性(例えばプラス極性)の1次転写高電圧(例えば+
200V)が像担持体103に印加され、感光ドラム1
00上の第1の現像剤像が像担持体103に転写され
る。その後、感光ドラム100上に残留する第1の現像
剤はクリーナ112によって除去され、次の潜像形成及
び現像工程に備える。
【0036】第1の現像色の現像剤像の像担持体の転写
が終了したのち、感光ドラム100上にレーザビーム光
Lにより、第2色(例えばシアンC)の潜像が形成さ
れ、第2の現像器により第2の現像剤像が形成される。
そして、この第2の現像剤像は、先に像担持体103に
転写された第1の現像剤像の先端位置に合わせて像担持
体103に前述と同様に転写を行う。
【0037】同様にして第3,第4の潜像(例えばイエ
ローY,ブラックK)が感光ドラム100上に順次形成
され、それぞれが第3,第4の現像器によって順次現像
され、像担持体103に先に転写された現像剤像と位置
を合わせて、第3,第4の各現像剤像が順次転写され、
かくして、像担持体103上に4色の現像剤像が重なっ
た状態で形成されることになる。
【0038】この後、4色の現像剤像が重畳転写された
像担持体103の画像先端部が転写材転写位置に近づく
と、転写及び搬送ベルト150に高電圧(例えば+2K
V)を印加し、転写及び搬送ベルト150を像担持体1
03に接触させる。その後、像担持体103と転写及び
搬送ベルト150間に両面ユニット90,転写材保持体
201,202,203,204又はマルチ給紙トレイ
160のいずれかからピックアップした転写材Pを、像
担持体103上の現像材像の先端位置に合わせて搬送さ
せ転写を行う。
【0039】さらに転写及び搬送ベルト150後部に配
置した除電針151に、転写及び搬送ベルト150に印
加したバイアスの逆極性(例えば−1KV)の電圧を印
加するかもしくは接地させ、転写材Pの後端が転写及び
搬送ベルト150を離れるまで作動し、転写材P上の蓄
積電荷を除去する。なお、転写材Pの後端が転写終了位
置(像担持体103と転写及び搬送ベルト150が形成
するニップ部の出口)に達したとき、像担持体103に
印加する1次転写高電圧をオフ(接地電位)にする。
【0040】さらに、転写材Pの後端が転写及び搬送ベ
ルト150から搬送されたとき、転写及び搬送ベルト1
50及び除電針151に印加していた高電圧をオフにす
る。またこの時、転写及び搬送ベルト150は像担持体
103より離間させる。
【0041】次に、転写及び搬送ベルト150より分離
した転写材Pは定着ユニット104に搬送され、ここで
転写材P上の現像剤像が熱定着させられる。それから転
写材Pは、下部排紙トレイ115もしくは上部排紙トレ
イ106上に排出される。
【0042】なお、像担持体103から転写材Pへの現
像剤像の転写が始まり、転写後の転写部の先端がクリー
ニングローラ130に近づくと、クリーニングローラ1
30は像担持体103に接触する。このクリーニングロ
ーラ130には、転写及び搬送ベルト150と同極性の
バイアスを印加させ、像担持体103上の逆極性の転写
残現像剤をクリーニングローラ130に引き寄せてクリ
ーニングを行い、また同極性に極性転換した像担持体1
03上の転写残現像材へは、さらに極性を強めることで
感光ドラム100へ戻し、像担持体103の次の印字シ
ーケンスに備える。
【0043】また、転写材Pに両面印字を行う際は、マ
ルチ給紙トレイ160に上述した印字シーケンスを終え
た転写材Pを定着した面を裏面にして載せて前述の印字
シーケンスを再び行うか、転写材保持体201〜204
のいずれかに前述の印字シーケンスを終えた転写材Pを
定着した面を表面にして載せて前述の印字シーケンスを
再び行うか、もしくは前述の印字シーケンスの転写材P
上の現像剤像を定着後、両面ユニット90側へ転写材P
を搬送し、両面ユニット90のスイッチバックローラ1
70を紙送り方向に回転させることにより、転写材Pを
保持し、転写材Pの後端がスイッチバックローラ170
に差し掛かる前にスイッチバックローラ170を前述の
逆方向に回転させ、定着ユニット104下部の両面ユニ
ット90内の転写材搬送経路80へ転写材を搬送する。
【0044】その後、両面ユニット90より転写材Pを
ピックアップして、前述の印字シーケンスを行った後、
両面に現像剤画像を定着させた転写材Pは、下部排紙ト
レイ115もしくは上部排紙トレイ106上に排出さ
れ、両面印字された転写材Pが形成される。
【0045】以上が本実施形態で一例に用いたカラーL
BP1000における印字工程の概要である。このカラ
ーLBP1000を用いると、非常に高精密で色彩の再
現性の良いフルカラー画像が得られる。
【0046】しかしながら、図1に示したカラーLBP
1000には、上述した問題点が残されている。そこ
で、その問題を解決するために本実施形態の画像形成装
置の基本構成を図2に示し、これを参照しながら説明す
る。
【0047】図2は、図1に示したカラーLBP100
0の内部に備わる制御構成を説明するブロック図であ
る。
【0048】図2において、1は画像形成装置で、図1
に示したカラーLBP1000等である。画像形成装置
1は実際に画像形成する画像形成部2と画像データを形
成するコントローラ3に分類することができる。10は
画像データ送出部で、図示しないコンピュータ等の外部
装置から受け取った画像データをData Busを介
して画像形成部2に送出する。11はTop Mask
部、12はTimer部(タイマ部)で、詳細は後述す
る。
【0049】以下、動作について説明する。画像形成装
置1は不図示のホストコンピュータ等の外部から画像形
成要求を受けた場合、コントローラ3が画像データを受
け取り、画像形成部2に対して印字開始信号である/P
RT信号を送信することにより、画像形成動作を開始す
る。
【0050】その後、画像形成部2はコントローラ3に
対し、画像先端書き出し位置の基準となる/TOP信号
と画像端部書き出し位置の基準となる/LSYNC信号
を送信する。コントローラ3は各/TOP信号,/LS
YNC信号に同期させて、Data Busから画像形
成部2に画像データを送出することにより画像を形成す
る。
【0051】本実施形態では画像形成部2からコントロ
ーラ3に送信される/TOP信号に対し、Top Ma
sk部11を用いて例えばORゲート13を追加するこ
とにより、図2中の/RTOP信号を生成し、この信号
を用いて画像形成を行う。Top Mask部11は/
LSYNC信号(主走査周期、即ち図1に示した光学ユ
ニット107のレーザビーム走査周期(本発明をLED
プリンタに適用する場合はLED発光周期))もしくは
コントローラ3内のTimer部12を用いて時間的管
理を行っている。
【0052】以下、図3のタイミングチャートを参照し
ながら、本実施形態の画像形成装置の動作についてさら
に詳しく説明する。
【0053】図3は、図2に示した各信号のタイミング
の一例を説明するタイミングチャートである。
【0054】図3において、画像形成装置1における画
像形成は前述したように図2に示したコントローラ3か
ら画像形成部2に送出される/PRT信号より開始され
る。コントローラ3が/PRT信号をTrueにした時
(T0)にTop Mask部11はこの/PRT信号
を受け取り、/TOPMSK信号をTrueにする。
【0055】そして、画像形成部2からの第1画像形成
色用の/TOP信号(1stTOP)を受信するのを待
ち、/TOP信号を受信するとその/TOP信号がFa
lseになった際(T1)に/TOPMSK信号もFa
lseにする。
【0056】そして/TOPMSK信号は時間SだけF
alse状態を続け、その後次の画像形成色用の/TO
P信号(2ndTOP)を待つため再びTrueにす
る。その後/TOP信号を受信すると、上記の動作を画
像形成終了を示す/PRT信号がFalseになるまで
繰り返し行い、そのたびごとに/RTOP信号を生成し
て、コントローラ3は画像形成,画像データ送出を/R
TOP信号と/LSYNC信号を基に行う。なお、時間
Sは、例えば印字を行う転写材Pのサイズ(長さ)に応
じて予測されるつぎの/TOP信号を受信する時間とし
ても良い。
【0057】上述したように本実施形態の画像形成装置
は、たとえ/TOP信号ラインに図3に示したようなN
oiseが発生しても、Top Mask部11によ
り、正規の/TOP信号とNoiseとを切り分けてい
る為、Noiseを/TOP信号と誤認識することな
く、正常な画像形成を行うことが出来る。
【0058】また、フルカラー画像形成の場合、通常4
回の/TOP信号で1つの画像を形成するが、転写材P
のサイズや画像データによる必要な画像形成色数によ
り、1つの画像を形成する/TOP数が4回でない場合
(1回又は複数回)もあるが、このような時でも、本実
施形態で示した技術を適用することができる。
【0059】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
図2に示したTop Mask部11からの/TOPM
SK信号を用いて/TOP信号ラインに発生するNoi
seを遮断する場合について説明した。本実施形態で
は、/TOP信号ラインに発生するNoiseにより、
コントローラ3が/TOP信号を受信できなかった場合
について説明する。
【0060】なお、本実施形態でも図1に示したカラー
LBP1000を一例に用いて説明する。
【0061】図4は、図1に示したカラーLBP100
0の内部に備わる制御構成を示すブロック図である。な
お、図2と同一のものには同一の符号を付してある。以
下、動作について説明する。
【0062】図4において、画像形成装置1は不図示の
ホストコンピュータ等の外部から画像形成要求を受けた
場合、コントローラ3が画像データを受け取り、画像形
成部2に対して印字開始信号である/PRT信号を送信
することにより、画像形成動作を開始する。
【0063】その後、画像形成部2はコントローラ3に
対し、画像先端書き出し位置の基準となる/TOP信号
と画像端部書き出し位置の基準となる/LSYNC信号
を送信する。コントローラ3は各/TOP信号,/LS
YNC信号に同期させて、Data Busから画像形
成部2に画像データを送出することにより画像を形成す
る。
【0064】本実施形態では画像形成部2からコントロ
ーラ3に送信される/TOP信号に対し、Top Ma
sk部11を用いて例えばORゲート13を追加するこ
とにより、図1中の/RTOP信号を生成し、この信号
を用いて画像形成を行う。Top Mask部11は/
LSYNC信号(主走査周期、即ち図1に示した光学ユ
ニット107のレーザビーム走査周期(本発明をLED
プリンタに適用する場合はLED発光周期))もしくは
コントローラ3内のTimer部12を用いて時間的管
理を行っている。
【0065】また画像形成部2は/TOP信号送出前
に、画像形成部2で次に行う画像形成色の情報、例えば
図4に示したSDATA(シリアル通信データ)をSC
LKに同基してコントローラ3へ送出する。
【0066】以下、図5のタイミングチャートを参照し
ながら、本実施形態の画像形成装置の動作についてさら
に詳しく説明する。
【0067】図5は、図4に示した各信号のタイミング
の一例を説明するタイミングチャートである。
【0068】図5において、画像形成装置1における画
像形成は前述で説明したように図4に示したコントロー
ラ3から画像形成部2に送出される/PRT信号より開
始される。コントローラ3が/PRT信号をTrueに
した時(T0)にTop Mask部11はこの/PR
T信号を受け取り、/TOPMSK信号をTrueにす
る。
【0069】そして、画像形成部2からの第1画像形成
色用の/TOP信号(1stTOP)を受信するのを待
ち、/TOP信号を受信するとその/TOP信号がFa
lseになった際(T1)に/TOPMSK信号もFa
lseにする。
【0070】そして/TOPMSK信号は印字を行う転
写材Pのサイズに応じた時間Sの期間だけFalse状
態を続け、その後次の画像形成色用の/TOP信号(2
ndTOP)を待つため再びTrueにする。その後/
TOP信号を受信すると、上記の動作を画像形成終了を
示す/PRT信号がFalseになるまで繰り返し行
い、そのたびごとに/RTOP信号を生成して、コント
ローラ3は画像形成,画像データ送出を/RTOP信号
と/LSYNC信号を基に行う。
【0071】また、画像形成部2は/TOP信号送出前
に、画像形成部2で次に行う画像形成色の情報(/TO
P信号の付加情報)を例えばSDATA(シリアル通信
データ)で第1画像形成色の場合は例えば「M」を第2
画像形成色の場合は例えば「C」を示す情報、即ち画像
形成色を示す情報を画像形成順に送出する。
【0072】よって本実施形態で示したカラーLBP1
000は、第1実施形態と同様の効果が得られる他に、
図4に示したコントローラ3側は次に画像形成する画像
データの色の情報と画像形成部2で行う画像形成の色の
情報とが確認できる為、後述する図6のタイミングチャ
ートで示したような場合においても、/TOP信号の受
信をチェックすることにより、エラー確認信号である/
ERR信号でエラーを検知した場合、異常画像の発生を
最低限に防ぐことが出来、また画像形成装置内でエラー
と認識できる為、正常画像形成への復帰が容易である。
【0073】図6は、図4に示した各信号のタイミング
の一例を説明するタイミングチャートである。
【0074】図6では、/TOP信号の1stTOPを
受信した後、時間Sが経過した後に、/TOPMSK信
号がTrueになるが、ノイズの影響によりコントロー
ラ3は2ndTOPを受信できなかった場合を示してい
る。
【0075】図6に示した場合において、1stTOP
の受信後、時間Sが経過した後に、Top Mask部
11は/TOPMSK信号をTrueにする。次に、/
TOPMSK信号をTrueにした後、時間S1が経過
するまでに2ndTOPが受信できなかった場合に、/
ERR信号をTrueにして次のTOP信号の受信を待
ち、SDATAの「Y」を受信した後にTOP信号を受
信すると、画像形成部2が要求する画像データの色
(Y)と画像データ送出部10が送出する画像データの
色(例えば画像データ送出部10における画像データの
送出順序は、M,C,Y,Kの順序で決まっているとす
ると、ここでは画像データ送出部10は2回目のTOP
信号を受信したのでCの画像データを送出する予定であ
る)とを比較し、一致しなかった場合に、コントローラ
3は受信すべき2ndTOP信号が受信できなかったこ
とを検知して、/PRT信号をFalseにして、画像
形成部2の画像形成動作を中断させる。
【0076】また、図6に示したタイミングチャートで
はエラーを検知した際、/PRT信号をFalseにし
て画像形成を中断させているが、TOP信号が正規のタ
イミングに復帰した後、コントローラ3内で画像形成部
2に既に送出した画像情報を再送して、画像形成を引き
続き行ってもよい(画像形成を再開してもよい)。
【0077】以下、図7を参照しながら、図4に示した
画像形成部2から画像形成色情報とともに他の情報を送
出する場合について説明する。
【0078】図7は、図4に示した各信号のタイミング
の一例を説明するタイミングチャートである。
【0079】図7において、SDATAのM1,C1,
Y1,K1は画像形成色情報と画像形成ページ情報が含
まれている。例えば1ページ目であれば、”M1”,”
C1”,”Y1”,”K1”、2ページ目であれば、”
M2”,”C2”,”Y2”,”K2”といった情報を
送出する。
【0080】このように、画像形成色情報に転写材のサ
イズに応じて例えば図7で示されるような画像形成色情
報だけでなく画像形成ページ情報も加えて行えば、さら
に効果が上がる。
【0081】このように上記各実施形態で示したカラー
画像形成装置(カラーLBP1000)等の複数の現像
材を用いて、複数回のTOP信号もしくは複数のTOP
信号を用いて画像を形成する画像形成装置において、画
像形成装置内のTOP信号ラインに対して、図2に示し
た画像形成部2から送出される正規のTOP信号とTO
P信号ラインに発生するノイズとを切り分け、コントロ
ーラ3がノイズをTOP信号と誤認識しないようにし、
また画像形成色情報をあらかじめコントローラヘ送信す
ることにより、形成色の画像データがTOP信号を基準
にして正確に画像形成部2に送出することが出来るよう
にし、上述した問題点である異常のある画像が引き続い
て形成することを防止することができるとともに、画像
形成装置本体の制御系に関わるコストアップを最小限に
押さえながら、ユーザの損害となるトナー,転写紙等の
消耗材の無駄な使用を防止することができる。
【0082】また、上記各実施形態では1つの感光ドラ
ム100に対して4色現像器(各色現像器保持体10
8)を持つのカラーLBP1000を用いて説明した
が、単色の画像形成装置もしくは複数の感光ドラムを有
する画像形成装置に上記各実施形態で示した技術を適用
しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0083】なお、上述した各実施形態で示した画像形
成装置は、外部機器からデータが送出された画像を形成
するプリンタ等の画像形成装置に関するものであり、特
に、メディアが多岐に渡るカラー画像形成装置に適用し
て有用なものである。
【0084】さらに上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0085】さらに、上記各実施形態では、カラーLB
P1000等のカラー画像形成装置を一例に挙げて説明
しているが、種々の画像形成装置、例えば電子写真装
置,デジタル複写機,モノクロ複写機,カラーレーザ複
写機,レーザビームプリンタ,カラーレーザプリンタ,
LEDプリンタ,インクジェットプリンタ,熱転写プリ
ンタ,ファクシミリ装置,コピー機能および/またはプ
リント機能および/またはファクシミリ機能等を備える
複合複写機等、および種々の画像形成装置を制御する制
御装置,情報処理装置,データ処理装置等に対し本実施
形態で示した技術を適用するように構成してもよい。
【0086】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステム、例えば情報処理システム,印刷システム,
画像処理システム,画像形成システム,制御システム,
印刷制御システム,画像処理制御システム,画像形成制
御システム等に適用しても、1つの機器からなる装置,
例えば情報処理装置,印刷装置,画像処理装置,画像形
成装置,制御装置,印刷制御装置,画像処理制御装置,
画像形成制御装置等に適用してもよい。
【0092】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を
達成するためのソフトウエアによって表されるプログラ
ムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み
出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発
明の効果を享受することが可能となる。
【0093】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、画像形成手段から送出される画像書き
出し信号に応じて画像データを前記画像形成手段に送出
する画像処理手段を有する画像形成装置であって、前記
画像形成手段から前記画像処理手段に送出される画像書
き出し信号に対しノイズ除去処理を施す信号処理手段を
有するので、/TOP信号に対するノイズの影響を除去
することができ、/TOP信号の誤認識による異常画像
の形成を防止することができる。
【0095】第2の発明によれば、前記信号処理手段
は、前記画像処理手段に備わるので、より有効にノイズ
を除去することができる。
【0096】第3の発明によれば、前記ノイズ除去処理
は、前記画像書き出し信号に対するマスク処理であるの
で、TOP信号ライン上のノイズを遮断して、画像デー
タ送出部におけるTOP信号の誤認識を防止することが
できる。
【0097】第4の発明によれば、前記ノイズ除去処理
は、所定時間内における前記画像書き出し信号に対する
マスク処理であるので、所定期間内で発生するTOP信
号ライン上のノイズを遮断することができる。
【0098】第5の発明によれば、前記所定時間は、前
回の画像書き出し信号受信時から、予測される次の画像
書き出し信号の受信時前までの期間であるので、画像形
成部から/TOP信号が送出されるはずのない期間内に
おいてTOP信号ライン上で発生するノイズの画像デー
タ送出部による受信を確実に防止することができる。
【0099】第6の発明によれば、前記所定時間は、前
記画像形成手段で画像が形成される記録媒体のサイズに
応じたので、TOP信号が送出されるはずのない記録媒
体の長さに応じた時間内に発生するノイズを遮断するこ
とができる。
【0100】第7の発明によれば、前記画像形成手段
は、光ビームにより感光体上を走査する走査部を備え、
前記所定時間は、前記走査部の走査周期を用いて計測さ
れるので、簡単な構成で画像形成動作に関連する走査周
期を用いてマスク処理を実行する時間を実際の画像形成
動作とずれることなく計測することができる。
【0101】第8の発明によれば、前記画像形成手段
は、感光体上を露光する発光ダイオードを備え、前記所
定時間は、前記発光ダイオードの発光周期を用いて計測
されるので、簡単な構成で画像形成動作に関連する発光
周期を用いてマスク処理を実行する時間を実際の画像形
成動作とずれることなく計測することができる。
【0102】第9の発明によれば、前記所定時間は、タ
イマを用いて計測されるので、所定時間を容易にかつ簡
単に計測できる。
【0103】第10の発明によれば、前記画像形成手段
は、前記画像書き出し信号を送出する際に、所定の付加
情報を前記画像処理手段に送出するので、画像形成部で
実行される画像形成動作の情報をコントローラに通知す
ることができる。
【0104】第11の発明によれば、画像形成手段から
送出される画像書き出し信号に応じて画像データを前記
画像形成手段に送出する画像処理手段を有する画像形成
装置であって、前記画像形成手段は、前記画像書き出し
信号を送出する際に、所定の付加情報を前記画像処理手
段に送出するので、画像形成部で実行される画像形成動
作の情報をコントローラに通知することができる。
【0105】第12の発明によれば、前記所定の付加情
報は、前記画像形成手段における画像形成順序情報を含
むので、コントローラは画像形成部で実行される画像形
成の順序を知ることができる。
【0106】第13の発明によれば、前記所定の付加情
報は、前記画像形成手段における画像形成色情報を含む
ので、コントローラは画像形成部で形成される画像の色
を知ることができる。
【0107】第14の発明によれば、前記画像書き出し
信号を正規のタイミングで受信しなかったことを検出す
る検出手段を有するので、コントローラにおけるTOP
信号の誤受信,未受信を検知することができる。
【0108】第15の発明によれば、前記検出手段によ
り画像書き出し信号が正規のタイミングで受信していな
いと検出した場合に、画像形成動作を中断する制御手段
を有するので、以後継続される異常画像の形成を中断さ
せることができ、消耗品の損害を最低限に防止すること
ができる。
【0109】第16の発明によれば、前記制御手段は、
前記画像書き出し信号の受信が正規のタイミングに復帰
した場合に、画像形成動作を再開させるので、中断され
た画像形成動作を自動的に再開させることができ、ユー
ザの操作負担を格段に低減させることができる。
【0110】第17の発明によれば、前記画像形成手段
は、外部からの画像情報に応じて感光体を露光走査する
レーザスキャナまたはLEDと、前記感光体上に形成さ
れる潜像を現像する現像部と、前記感光体上の現像され
た画像が転写される像担持体と、前記像担持体に転写さ
れた画像を記録媒体に転写する転写部と、該転写された
画像を記録媒体に定着させる定着部とを有するので、電
子写真方式により画像を形成できる。
【0111】第18の発明によれば、画像形成手段から
送出される画像書き出し信号に応じて画像データを前記
画像形成手段に送出する画像処理手段とを有する画像形
成装置の制御方法であって、前記画像書き出し信号を送
出する際に、所定の付加情報を前記画像処理手段に送出
する送出工程と、前記画像書き出し信号に対してノイズ
除去処理を行う除去工程と、前記画像書き出し信号を正
規のタイミングで受信しなかったことを検出する検出工
程と、前記検出工程により前記書き出し信号を正規のタ
イミングで受信しなかったと検出された場合に画像形成
動作を中断する停止工程とを有するので、TOP信号に
混入するノイズを除去できるとともに、TOP信号の異
常受信を検出した場合に、異常画像が形成されつづけて
しまう画像形成動作を停止して消耗品の損害を最低限に
抑えることができる。
【0112】したがって、ノイズをTOP信号と誤認識
することなく、コントローラは画像形成部が送出したT
OP信号を正しく認識することができ、画像書き出し位
置のずれ等による異常画像の形成を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す画像形成装置の概略構
成を説明する断面図である。
【図2】図1に示したカラーLBPの内部に備わる制御
構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示した各信号のタイミングの一例を説明
するタイミングチャートである。
【図4】図1に示したカラーLBPの内部に備わる制御
構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示した各信号のタイミングの一例を説明
するタイミングチャートである。
【図6】図4に示した各信号のタイミングの一例を説明
するタイミングチャートである。
【図7】図4に示した各信号のタイミングの一例を説明
するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 画像形成部 3 コントローラ 10 画像データ送出部 1l Top Mask部 100 感光ドラム 103 像担持体 107 光学ユニット 108 現像器保持体 150 転写及び搬送ベルト

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段から送出される画像書き出
    し信号に応じて画像データを前記画像形成手段に送出す
    る画像処理手段を有する画像形成装置であって、 前記画像形成手段から前記画像処理手段に送出される画
    像書き出し信号に対しノイズ除去処理を施す信号処理手
    段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記信号処理手段は、前記画像処理手段
    に備わることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ除去処理は、前記画像書き出
    し信号に対するマスク処理であることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ除去処理は、所定時間内にお
    ける前記画像書き出し信号に対するマスク処理であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記所定時間は、前回の画像書き出し信
    号受信時から、予測される次の画像書き出し信号の受信
    時前までの期間であることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は、前記画像形成手段で画
    像が形成される記録媒体のサイズに応じたものであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、光ビームにより感
    光体上を走査する走査部を備え、 前記所定時間は、前記走査部の走査周期を用いて計測さ
    れることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成手段は、感光体上を露光す
    る発光ダイオードを備え、 前記所定時間は、前記発光ダイオードの発光周期を用い
    て計測されることを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記所定時間は、タイマを用いて計測さ
    れることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段は、前記画像書き出
    し信号を送出する際に、所定の付加情報を前記画像処理
    手段に送出することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 画像形成手段から送出される画像書き
    出し信号に応じて画像データを前記画像形成手段に送出
    する画像処理手段を有する画像形成装置であって、 前記画像形成手段は、前記画像書き出し信号を送出する
    際に、所定の付加情報を前記画像処理手段に送出するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の付加情報は、前記画像形成
    手段における画像形成順序情報を含むことを特徴とする
    請求項10又は11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の付加情報は、前記画像形成
    手段における画像形成色情報を含むことを特徴とする請
    求項10又は11記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記画像書き出し信号を正規のタイミ
    ングで受信しなかったことを検出する検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1,10,11のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記検出手段により画像書き出し信号
    が正規のタイミングで受信していないと検出した場合
    に、画像形成動作を中断する制御手段を有することを特
    徴とする請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記画像書き出し信
    号の受信が正規のタイミングに復帰した場合に、画像形
    成動作を再開させることを特徴とする請求項15記載の
    画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記画像形成手段は、外部からの画像
    情報に応じて感光体を露光走査するレーザスキャナまた
    はLEDと、前記感光体上に形成される潜像を現像する
    現像部と、前記感光体上の現像された画像が転写される
    像担持体と、前記像担持体に転写された画像を記録媒体
    に転写する転写部と、該転写された画像を記録媒体に定
    着させる定着部とを有することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 画像形成手段から送出される画像書き
    出し信号に応じて画像データを前記画像形成手段に送出
    する画像処理手段を有する画像形成装置の制御方法であ
    って、 前記画像書き出し信号を送出する際に、所定の付加情報
    を前記画像処理手段に送出する送出工程と、 前記画像書き出し信号に対してノイズ除去処理を行う除
    去工程と、 前記画像書き出し信号を正規のタイミングで受信しなか
    ったことを検出する検出工程と、 前記検出工程により前記書き出し信号を正規のタイミン
    グで受信しなかったと検出された場合に画像形成動作を
    中断する停止工程と、を有することを特徴とする画像形
    成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011100088A (ja) * 2009-10-06 2011-05-19 Canon Inc 画像形成装置

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