JP5498296B2 - 超高分子量ポリエチレン粒子、その製造方法、およびそれを用いた成形体 - Google Patents
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Description
[1]. (1)極限粘度[η]が10dL/g以上20dL/g以下であり、
(2)嵩密度が0.35g/cm3以上0.48g/cm3以下であり、
(3)50gの粒子が漏斗を落下する際の時間が20秒以上60秒以下であり、
(4)示差走査型熱量計により測定される一回目の融解熱量(ΔH1)と二回目の融解熱量(ΔH2)との関係が、下記数式1を満たし、
1.15≦ΔH1/ΔH2≦1.35 ・・・数式1
(5)ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和が40ppm以上200ppm以下である、
ことを特徴とする超高分子量ポリエチレン粒子。
[2]. 固体触媒成分[A]および有機金属化合物成分[B]を含む重合用触媒であって、固体触媒成分[A]が、下記式(1)で表される不活性炭化水素溶媒に可溶である有機マグネシウム化合物と、下記式(2)で表される塩素化剤との反応により調製された担体(A−1)に、下記式(3)で表されるチタン化合物(A−2)を担持することにより調製されるものであり、有機金属化合物成分[B]がトリエチルアルミニウムである重合用触媒を用いること、並びに、500g/g/h以上6000g/g/h以下の重合活性で、エチレンを含む単量体を重合させることを特徴とする、上記[1]項に記載の超高分子量ポリエチレン粒子の製造方法。
(M1)α(Mg)β(R2)a(R3)b(OR4)c (1)
(式中、M1は周期律表第1族、第2族、第12族および第13族からなる群に属するマグネシウム以外の金属原子であり、R2、R3およびR4はそれぞれ炭素数2以上20以下の炭化水素基であり、α、β、a、bおよびcは次の関係を満たす実数である。0≦α、0<β、0≦a、0≦b、0≦c、0<a+b、0≦c/(α+β)≦2、kα+2β=a+b+c(ただし、kはM1の原子価))
HdSiCleR5 (4−(d+e)) (2)
(式中、R5は炭素数1以上12以下の炭化水素基であり、dとeは次の関係を満たす実数である。0<d、0<e、0<d+e≦4)
Ti(OR6)fX(4−f) (3)
(式中、fは0以上4以下の実数であり、R6は炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子である。)
[3]. 上記[1]項に記載の超高分子量ポリエチレン粒子を用いて得られる成形体。
まず、超高分子量ポリエチレン粒子について説明する。本発明においては、極限粘度[η]が10dL/g以上のポリエチレンであり、これが粒子状のものを超高分子量ポリエチレン粒子と称する。本発明においては、超高分子量ポリエチレンには、エチレンと、炭素数3〜20のα−オレフィン、炭素数3〜20の環状オレフィン、式CH2=CHR1(但し、R1は炭素数6〜20のアリール基である。)で表される化合物、及び炭素数4〜20の直鎖状、分岐状または環状のジエンよりなる群から選ばれる少なくとも1種のオレフィンとを共重合させたものも含まれる。共重合されるオレフィンとしては、ポリマー鎖の絡み合いを増大させないという観点から、プロピレンが好ましい。単量体に占めるエチレンのモル比は、典型的には、50%以上100%以下、より好ましくは80%以上100%以下である。
Mv=(5.34×104)×[η]1.49 ・・・数式A
(M1)α(Mg)β(R2)a(R3)b(OR4)c (1)
(式中、M1は周期律表第1族、第2族、第12族および第13族からなる群に属するマグネシウム以外の金属原子であり、R2、R3およびR4はそれぞれ炭素数2以上20以下の炭化水素基であり、α、β、a、bおよびcは次の関係を満たす実数である。0≦α、0<β、0≦a、0≦b、0≦c、0<a+b、0≦c/(α+β)≦2、kα+2β=a+b+c(ただし、kはM1の原子価))
HdSiCleR5 (4−(d+e)) (2)
(式中、R5は炭素数1以上12以下の炭化水素基であり、dとeは次の関係を満たす実数である。0<d、0<e、0<d+e≦4)
Ti(OR6)fX(4−f) (3)
(式中、fは0以上4以下の実数であり、R6は炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子である。)
(1)R2、R3の少なくとも一方が炭素数4〜6である二級または三級のアルキル基であること、好ましくはR2、R3がともに炭素数4〜6であり、少なくとも一方が二級または三級のアルキル基であること。
(2)R2とR3とが炭素数の互いに相異なるアルキル基であること、好ましくはR2が炭素数2または3のアルキル基であり、R3が炭素数4以上のアルキル基であること。
(3)R2、R3の少なくとも一方が炭素数6以上の炭化水素基であること、好ましくはR2、R3に含まれる炭素数を加算すると12以上になるアルキル基であること。
(i)無機酸化物;
(ii)無機炭酸塩、珪酸塩、硫酸塩;
(iii)無機水酸化物;
(iv)無機ハロゲン化物;
(v)(i)〜(iv)からなる複塩、固溶体ないし混合物
チタン化合物(A−2)としては、上記式(3)で表されるチタン化合物が用いられる。上記式(3)中のR6で表される炭化水素基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシル、アリル基等の脂肪族炭化水素基、シクロヘキシル、2−メチルシクロヘキシル、シクロペンチル基等の脂環式炭化水素基、フェニル、ナフチル基等の芳香族炭化水素基等が挙げられるが、脂肪族炭化水素基が好ましい。Xで表されるハロゲンとしては、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられるが、塩素が好ましい。上記から選ばれた(A−2)を、2種以上混合して使用することが可能である。
(M2)γ(Mg)ε(R7)h(R8)iYj (4)
(式中、M2は周期律表第1族、第2族、第12族および第13族からなる群に属するマグネシウム以外の金属原子であり、R7およびR8はそれぞれ炭素数2以上20以下の炭化水素基であり、Yはアルコキシ、シロキシ、アリロキシ、アミノ、アミド、−N=C(R9)(R10)、−SR11(ただし、R9、R10およびR11は炭素数2以上20以下の炭化水素基を表し、jが2以上の場合はそれぞれ異なっていても同じでも良い。)、及びβ−ケト酸残基から選ばれ、γ、ε、h、iおよびjは次の関係を満たす実数である。0≦γ、0<ε、0≦h、0≦i、0<h+i、0≦j/(γ+ε)≦2、nγ+2ε=h+i+j(ただし、nはM2の原子価))
(1)R7、R8の少なくとも一方が炭素原子数4〜6である二級または三級のアルキル基であること、好ましくはR7、R8がともに炭素原子数4〜6であり、少なくとも一方が二級または三級のアルキル基であること。
(2)R7とR8とが炭素原子数の互いに相異なるアルキル基であること、好ましくはR7が炭素原子数2または3のアルキル基であり、R8が炭素原子数4以上のアルキル基であること。
(3)R7、R8の少なくとも一方が炭素原子数6以上の炭化水素基であること、好ましくはR7、R8に含まれる炭素原子数を加算すると12以上になるアルキル基であること。
M3R12 sQ(t−s) (5)
(式中、M3は周期律表第1〜3族に属する金属原子、R12は炭素数1〜20の炭化水素基であり、QはOR13、OSiR14R15R16、NR17R18、SR19およびハロゲンからなる群に属する基を表し、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19は水素原子または炭化水素基であり、sは0より大きな実数であり、tはM3の原子価である。)
20ミリリットルのデカリン(BHTを1g/リットル含む)に超高分子量ポリエチレン粒子20mgをいれ、150℃、2時間攪拌してポリマーを溶解させた。その溶液を135℃の高温糟で、キャノン−フェンスケ粘度計(SO)を用いて、標線間の落下時間(ts)を測定した。なお、ブランクとしてポリマーを入れていない、デカヒドロナフタレンのみの落下時間(tb)を測定した。以下の式に従いポリマーの比粘度(ηsp/C)をプロットし、濃度0に外挿した極限粘度[η]を求めた。
(ηsp/C) = (ts/tb−1)/0.1
この[η]から以下の式に従い、粘度平均分子量(Mv)を求めた。
Mv=(5.34×104)×[η]1.49
圧縮条件は、温度130℃、圧力10MPa、圧縮時間120秒である。厚み調節用の金型として、外寸280×280mm、内寸200×200mm、厚さ1.5mmの金属板を用いた。ASTM D1928 Procedure Cに従って、圧縮成形体を作成した。まず、厚さ5mmの平滑な鉄板に厚さ0.1mmのアルミニウム板を載せ、さらにセロファンでコーティングされていない厚さ0.1mmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製 ルミラー)を載せた。この上に内径40mm、太さ4mmのポリプロピレン製リングを載せ、これに2.0gの超高分子量エチレン系共重合体を入れ、この上に前述のポリエチレンテレフタレートフィルムを載せ、さらに前述のアルミニウム板を載せ、さらに前述の鉄板を載せた。これを130℃に温度調節された圧縮成型機(株式会社神藤金属工業所製 SFA−37)に入れ、10MPaで120秒の加圧を行った。加圧終了後サンプルを取り出し、取り出してから5秒後に、25℃に温度調節された圧縮成型機(株式会社神藤金属工業所製 SFA−37)に入れ、25℃で1MPaにて180秒間加圧しながら冷却した。冷却速度は金型を厚紙で挟むことにより調節した。冷却後、取り出した圧縮成形体を以下の要領で圧延することにより圧延成形体を得た。
(装置仕様)
ロール形状:ロール径305mmφ、面長500mm
ロール数:1対
ロール間隔:0.18mm
得られた圧縮成形体を、雰囲気温度140℃の槽内で3分間加熱した後、温度130℃、回転周速度1.00m/分のロール間に水平方向から供給して圧延を行い、圧延倍率5.5倍の圧延成形体を得た。圧延倍率(a)の算出は、圧縮成形体中央部に直線状に10mm間隔で油性マジックを用いて印をつけ、この印がロールの回転軸に垂直になるように圧縮成形体をロールに導入し、圧延後の印の間隔を測定し、圧延後の印の間隔を10mmで除すことにより算出した。測定は5回行い、最も圧延倍率が大きい値を圧延倍率とした。
圧延成形性は、圧延成形体の形状を観察し、圧延成形体の周囲の形状により評価した。
圧延成形性が良○:圧延成形体の周囲に白濁したギザギザした部分が無い、またはほとんど無い。
圧延成形性が悪×:圧延成形体の周囲に白濁したギザギザした部分が多い。
得られた圧延成形体を長辺50mm、短辺5mmの長方形に切り出し、圧延方向と同方向に延伸ができるように引張試験機(インストロン社製、万能材料試験機5564型)を用いて延伸を行った。チャック間隔を10mmとなるように引張試験機にセットし、雰囲気温度150℃、引張速度50mm/分で延伸を行った。延伸倍率(b)は、切り出した圧縮成形品の中央部分に、圧延方向に直線状に2mm間隔で油性マジックペンを用いて印をつけ、延伸後の印の間隔を2mmで除すことにより算出し、延伸倍率(b)とした。
延伸成形体を恒温恒湿実験室(温度23℃、湿度50%)内で一昼夜放置した後、インストロン社製万能材料試験機5564型を用いて引張試験を行い、成形体が破断した際の応力を測定した。成形体の万能材料試験機への固定は、その両端各々2cmをチャックに挟み込んで行い、成形体に弛みが生じないようにチャック間を調節した後、速度100mm/分で引張した。測定された試料破断時の荷重(N)は、延伸成形体の断面積で除し、破断時応力(MPa)に換算した。
超高分子量ポリエチレン粒子をヘキサンおよびメタノールで洗浄した後、90℃で1時間乾燥させた粒子50gが、JIS K−6721:1997に記載されたかさ比重測定装置の漏斗を用いて、落下する時間を測定した。ヘキサンによる洗浄は、粒子100gに25℃のヘキサン2000ミリリットルを添加してスラリー化し、十分に攪拌した後に静置し、粒子が沈降した後の上澄み液1500ミリリットルを除去し、その後のスラリーを300メッシュの金網でろ過して粒子を分離することにより行った。メタノールによる洗浄は、ヘキサンによる洗浄後の粒子100gに、ヘキサンの替わりにメタノールを使用する以外はヘキサンによる洗浄と同様の操作を行うことにより行った。
示差走査熱量計(パーキンエルマー社製DSC−7型装置)を用い、以下の条件で測定した。
1)超高分子量ポリエチレン粒子8〜9mgをアルミパンに詰め、50℃で5分間保持した後、10℃/分で180℃まで昇温し、180℃で5分間保持した。2)次いで、180℃から10℃/分の降温速度で50℃まで降温し、降温完了後5分間保持した。3)次いで、50℃から10℃/分の昇温速度で180℃まで昇温した。この1)の過程において観察される吸熱曲線の吸熱ピークの面積から算出された熱量を、使用した超高分子量ポリエチレン粒子の重量で除すことによりΔH1を算出した。また、この3)の過程において観察される吸熱曲線の吸熱ピークの面積から算出された熱量を、使用した超高分子量ポリエチレン粒子の重量で除すことによりΔH2を算出した。
超高分子量ポリエチレン粒子をヘキサンおよびメタノールで洗浄した後、90℃で1時間乾燥させたパウダーの嵩密度を、JIS K−6721:1997に従い測定した。ヘキサンおよびメタノールによる洗浄は、漏斗落下時間の測定に記載の方法と同様の操作で行った。
超高分子量ポリエチレン粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は、超高分子量ポリエチレン粒子に含まれるマグネシウム含有量、チタン含有量、およびアルミニウム含有量をそれぞれ測定し、それぞれの含有量を加算することにより算出された。なお、上記金属の各含有量は公知のICP法により測定された値である。
超高分子量ポリエチレン粒子の結晶化度は、以下の装置および条件にて、広角X線回折透過法により測定した。なお、サンプルとして、重合により得られた粒子をそのまま用いた。
X線結晶解析装置:株式会社リガクUltima−IV装置(集中光学系)
X線源:Cu Kα
出力:40kV、40mA
検出器:D/rex Ultra検出器(一次元検出器)
具体的には、アルミ製粉末セルに超高分子量ポリエチレン粒子を0.1gを入れ、セルを試料として設置して広角X線回折透過測定を行った。得られた回折パターンから、公知の方法に従い結晶化度を算出した。
超高分子量ポリエチレン粒子の平均粒径は、JIS Z8801で規定された9種類の篩(目開き:710μm、500μm、425μm、300μm、212μm、150μm、106μm、75μm、53μm)を用いて、100gの粒子を分級した際に得られる各篩に残った粒子の重量を目開きの大きい側から積分した積分曲線において、50%の重量になる粒子径として算出された。
超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μmの篩を通過しない粒子の含有率は、上記の超高分子量ポリエチレン粒子の平均粒径の測定において、目開き425μmよりも目開きが大きい篩に残った粒子の重量の和として算出した。
固体触媒A−1(UTB)の製造
(1)担体(A−1)の合成
充分に窒素置換された内容量8リットルのステンレス製オートクレーブに2モル/リットルのヒドロキシトリクロロシランのヘキサン溶液1460ミリリットルを仕込み、50℃で攪拌しながら組成式AlMg5(C4H9)11(OC3H7)2で表される有機マグネシウム化合物のヘキサン溶液3730ミリリットル(マグネシウム2.68モル相当)を4hかけて滴下し、さらに50℃で1h攪拌しながら反応させた。反応終了後、上澄み液を除去し、2600ミリリットルのヘキサンで4回洗浄した。この固体を分析した結果、固体1g当たりに含まれるマグネシウムが8.43ミリモルであった。
上記担体160gを含有するヘキサンスラリー2880ミリリットルに、50℃で攪拌しながら1モル/リットルの1−プロパノールのヘキサン溶液270ミリリットルを20分かけて添加した。添加後、50℃で1時間反応を継続した。反応終了後、上澄み液を1600ミリリットル除去し、温度を65℃にして1モル/リットルのジエチルアルミニウムクロリドのヘキサン溶液1340ミリリットルを1時間30分かけて添加した。添加後、65℃で1時間反応を継続した。反応終了後、上澄み液1600ミリリトルを除去し、ヘキサン1600ミリリットルで4回洗浄した。次いで50℃で攪拌しながら1モル/リットルのジエチルアルミニウムクロリドのヘキサン溶液168ミリリットルを20分かけて添加し、引き続き1モル/リットルの四塩化チタンのヘキサン溶液168ミリリットルを20分かけて添加した。添加後、50℃で2時間反応を継続した。反応終了後、上澄み液1600ミリリットルを除去し、ヘキサン1600ミリリットルで4回洗浄することにより、固体触媒A−1を調製した。この固体触媒1g中に含まれるチタン量は0.94ミリモルであった。
固体触媒A−2(NUR)の製造
(1)担体(A−1)の合成
充分に窒素置換された内容量8リットルのステンレス製オートクレーブに2モル/リットルのヒドロキシトリクロロシランのヘキサン溶液1460ミリリットルを仕込み、65℃で攪拌しながら組成式AlMg5(C4H9)11(OC3H7)2で表される有機マグネシウム化合物のヘキサン溶液3730ミリリットル(マグネシウム2.68モル相当)を4時間かけて滴下し、さらに65℃で1時間攪拌しながら反応を継続させた。反応終了後、上澄み液を除去し、2600ミリリットルのヘキサンで4回洗浄した。この固体を分析した結果、固体1g当たりに含まれるマグネシウムは8.43ミリモルであった。
上記担体160gを含有するヘキサンスラリー2880ミリリットルに、5℃で攪拌しながら1モル/リットルの四塩化チタンのヘキサン溶液160ミリリットルと1モル/リットルの組成式AlMg5(C4H9)11(OC3H7)2で表される有機マグネシウム化合物のヘキサン溶液160ミリリットルとを同時に1時間かけて添加した。添加後、10℃で1時間反応を継続させた。反応終了後、上澄み液を1600ミリリットル除去し、ヘキサン1600ミリリットルで2回洗浄することにより、固体触媒A−2を調製した。この固体触媒成分1g中に含まれるチタン量は0.98ミリモルであった。
[重合]
ヘキサン、エチレン、窒素、水素、触媒を、連続的に攪拌装置が付いたベッセル型300リットル重合反応器に供給した。重合温度はジャケットにて74℃に保った。溶媒としてのヘキサンは65リットル/Hrで供給した。触媒はトリエチルアルミニウムと固体触媒A−1を、ポリマー製造速度が9kg/Hrとなるようにポンプで連続的に供給した。エチレン分圧が0.2MPaになるように、エチレンを連続的に供給した。また窒素を重合活性が2000gPE/g触媒/時間(2000g/g/h)となるように、連続的に供給した。重合スラリーは、重合反応器のレベルが一定に保たれるように連続的に抜き取られ、抜き取られたスラリーは、溶媒分離工程を経て、乾燥工程へ送られた。塊状のポリマーの存在も無く、スラリー抜き取り配管も閉塞することなく、安定して連続運転ができた。
窒素を用いない以外は実施例1と同様な方法で重合を行った。その結果、重合活性が7000gPE/g触媒/時間(7000g/g/h)となった。得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は11.7dL/g、Mvは209万であった。嵩密度は0.38g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は39秒であった。ΔH1/ΔH2は1.32であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は3.8重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は28ppmであった。圧延性は悪く延伸までできなかった。その他の物性値も含めて表1に示す。
重合温度を69℃とした以外は、実施例1と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は13.3dL/g、Mvは252万であった。嵩密度は0.39g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は47秒であった。ΔH1/ΔH2は1.27であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.6重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は82ppmであった。圧延性は良好であった。その他の物性値も含めて表1に示す。また、圧縮試験及び圧延試験の結果について、表2に示す。
重合温度を65℃とし、窒素を重合活性が4500gPE/g触媒/時間(4500g/g/h)となるように連続的に供給した以外は、実施例1と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は15.2dL/g、Mvは308万であった。嵩密度は0.38g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は33秒であった。ΔH1/ΔH2は1.30であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.0重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は45ppmであった。圧延性は良好であった。その他の物性値も含めて表1に示す。また、圧縮試験及び圧延試験の結果について、表2に示す。
重合温度を55℃とし、水素を1.2モル%となるように連続的に供給した以外は、実施例1と同様な方法で重合を行った。水素濃度(モル%)は、気相部分のGC分析により得られたエチレン濃度(モル/リットル)と水素濃度(モル/リットル)とを用い、下記の数式に従って算出される値である。
水素濃度(モル%)=水素濃度(モル/リットル)/{エチレン濃度(モル/リットル)+水素濃度(モル/リットル)}
その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は11.4dL/g、Mvは201万であった。嵩密度は0.38g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は35秒であった。ΔH1/ΔH2は1.21であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は2.0重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は70ppmであった。圧延性は良好であった。その他の物性値も含めて表1に示す。また、圧縮試験及び圧延試験の結果について、表2に示す。
水素を添加しない以外は、実施例4と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は20.4dL/g、Mvは477万であった。嵩密度は0.37g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は56秒であった。ΔH1/ΔH2は1.34であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.1重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は69ppmであった。圧延性は悪く延伸できなかった。その他の物性値も含めて表1に示す。
水素を0.7モル%となるように連続的に供給した以外は、実施例4と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は13.2dL/g、Mvは250万であった。嵩密度は0.38g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は36秒であった。ΔH1/ΔH2は1.22であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.8重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は67ppmであった。圧延性は良好であった。その他の物性値も含めて表1に示す。また、圧縮試験及び圧延試験の結果について、表2に示す。
水素を0.2モル%となるように連続的に供給した以外は、実施例4と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は15.1dL/g、Mvは305万であった。嵩密度は0.38g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は35秒であった。ΔH1/ΔH2は1.28であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.9重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は66ppmであった。圧延性は良好であった。その他の物性値も含めて表1に示す。また、圧縮試験及び圧延試験の結果について、表2に示す。
固体触媒A−2を使用し、重合温度を70℃にした以外は実施例1と同様な方法で重合を行った。その結果、得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は11.5dL/g、Mvは203万であった。嵩密度は0.44g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は測定不可であった。ΔH1/ΔH2は1.26であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.0重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は125ppmであった。圧延性は悪く延伸までできなかった。その他の物性値も含めて表1に示す。
固体触媒A−2を使用し、重合温度を70℃にし、窒素を用いない以外は実施例1と同様な方法で重合を行った。その結果、重合活性が5500gPE/g触媒/時間(5500g/g/h)となった。得られた超高分子量ポリエチレンの[η]は11.3dL/g、Mvは198であった。嵩密度は0.47g/cm3であった。50gの粒子が漏斗を落下する際の時間は52秒であった。ΔH1/ΔH2は1.22であった。超高分子量ポリエチレン粒子の目開き425μm(35メッシュ)の篩を通過しない粒子の含有率は1.0重量%であった。ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和は102ppmであった。圧延性は悪く延伸までできなかった。その他の物性値も含めて表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、旭化成ケミカルズ株式会社製サンファインTM(登録商標)UH900を用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、三井化学株式会社製ハイゼックスミリオン(登録商標)240Sを用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、Ticona社製GUR(登録商標)4120を用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、Ticona社製GUR(登録商標)2122を用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、Ticona社製GUR(登録商標)2126を用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
超高分子量ポリエチレン粒子として、DSM社製Stamylan(登録商標)UH210を用いて圧縮・圧延・延伸を行った。圧延性は悪く評価できなかった。当該粒子の物性値を表1に示す。
Claims (3)
- (1)極限粘度[η]が10dL/g以上20dL/g以下であり、
(2)嵩密度が0.35g/cm3以上0.48g/cm3以下であり、
(3)JIS K−6721:1997に記載されたかさ比重測定装置の漏斗を用いて測定された、50gの粒子が漏斗を落下する際の時間が25秒以上50秒以下であり、
(4)示差走査型熱量計により測定される一回目の融解熱量(ΔH1)と二回目の融解熱量(ΔH2)との関係が、下記数式1を満たし、
1.15≦ΔH1/ΔH2≦1.35 ・・・数式1
(5)ポリマー粒子に含まれるマグネシウム、チタン、およびアルミニウムの含有量の和が40ppm以上200ppm以下である、
ことを特徴とする超高分子量ポリエチレン粒子。 - 固体触媒成分[A]および有機金属化合物成分[B]を含む重合用触媒であって、固体触媒成分[A]が、下記式(1)で表される不活性炭化水素溶媒に可溶である有機マグネシウム化合物と、下記式(2)で表される塩素化剤との反応により調製された担体(A−1)に、下記式(3)で表されるチタン化合物(A−2)を担持することにより調製されるものであり、有機金属化合物成分[B]がトリエチルアルミニウムである重合用触媒を用いること、並びに、500g/g/h以上6000g/g/h以下の重合活性で、エチレンを含む単量体を重合させることを特徴とする、請求項1に記載の超高分子量ポリエチレン粒子の製造方法。
(M1)α(Mg)β(R2)a(R3)b(OR4)c (1)
(式中、M1は周期律表第1族、第2族、第12族および第13族からなる群に属するマグネシウム以外の金属原子であり、R2、R3およびR4はそれぞれ炭素数2以上20以下の炭化水素基であり、α、β、a、bおよびcは次の関係を満たす実数である。0≦α、0<β、0≦a、0≦b、0≦c、0<a+b、0≦c/(α+β)≦2、kα+2β=a+b+c(ただし、kはM1の原子価))
HdSiCleR5 (4−(d+e)) (2)
(式中、R5は炭素数1以上12以下の炭化水素基であり、dとeは次の関係を満たす実数である。0<d、0<e、0<d+e≦4)
Ti(OR6)fX(4−f) (3)
(式中、fは0以上4以下の実数であり、R6は炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子である。) - 請求項1に記載の超高分子量ポリエチレン粒子を用いて得られる成形体。
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