JP5480340B2 - ローラ装置を用いた取出しロボットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドの指部にローラ装置を設けたロボットを用いて、対象物を取出すロボットシステムに関する。
従来、バラ積みされたワークを1つずつ取出す装置として、取出し対象ワークを検出するカメラと、把持式のハンドとを備えたロボットが知られている。例えば特許文献1には、把持手段を備えたハンドとセンサヘッドとをロボットアームの先端に取付け、センサヘッドにより得られたワーク画像に基づいてハンド姿勢を適宜切り替えるようにしたワーク取出し装置が記載されている。
また特許文献2には、板状のワークを水平に保持するハンドに、複数のローラと該ローラを駆動する回転駆動機構とを設け、該ワークを水平方向に搬送するようにしたトランスファロボットが記載されている。
特開2004−230513号公報 特開2005−317854号公報
特許文献1に記載の装置は、ワークの姿勢や重なり状態に応じてハンドの姿勢を適宜切り替えて取出し対象ワークを把持することができるが、ワークを積極的にハンド内に取り込む機能はなく、故にワークが隣接した状態で供給される場合等においては、取出し対象ワークに隣接する他のワークが障害となって把持ミスが生じることがある。
また、特許文献2のローラ装置付ハンドは、ハンド接触面が平らであるので、整然と供給されるワークを搬送することはできても、バラ積みなどのランダム配置された、さまざまな形状のワークに対応することは難しい。
そこで本発明は、ワークを積極的にハンド内に引込む機能を備え、バラ積み状態であってもワークを逐次的に効率よく取出すことができるロボットを備えたロボットシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願第1の発明は、ロボットアームの先端に取付けられたハンドを用いてワークを1つずつ取出すように構成されたロボットを有する取出しロボットシステムであって、前記ハンドは、前記ロボットアームの先端に固定される基部と、前記基部にそれぞれ揺動可能に取り付けられた2つ又は3つの指部により構成され、それらの指部の内側の把持空間内に取出し対象ワークを把持する把持部と、前記指部の各々の先端に設けられた、モータにより駆動されるローラを有するローラ装置と、を備え、前記ローラ装置の各々は、前記ローラを正転させることにより、対向するローラ間に取出し対象ワークを把持して前記把持空間内に引込むように構成され、前記ハンドはさらに、前記把持部が所定の把持力を生じさせるように前記指部が拘束された拘束状態と、前記指部の拘束が解除された拘束解除状態とを、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることにより切り替えられるように構成された把持部拘束機構を備える、取出しロボットシステムを提供する。
第2の発明は、第1の発明において、前記把持部拘束機構は、前記2つ又は3つの指部の全てが貫通する枠状部材を有し、前記枠状部材は、前記基部から前記ローラ装置に向かう方向に沿ってスライドすることにより、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることができるように構成されている、ロボットシステムを提供する。
第3の発明は、第1の発明において、前記把持部拘束機構は、前記基部上であって前記指部の各々の外側に近接配置されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダの各々は、前記指部に外側から当接して加圧することにより、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることができるように構成されている、取出しロボットシステムを提供する。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、バラ積みされた複数のワークの夫々の位置と姿勢を検出する視覚センサと、基準となるワークに対して予め教示され、前記ハンドにより前記基準となるワークを取出すための、一連の教示点列を含むロボット動作指令及び前記ハンドへの指令が記述された基準動作プログラムと、前記視覚センサからの情報に基づいて、前記基準動作プログラムの一連の教示点列の各教示点における位置情報と姿勢情報を補正する機能を備えた制御装置と、をさらに備えた、取出しロボットシステムを提供する。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記ワークが前記把持空間内に引込まれたことを検知する検知装置を有する、取出しロボットシステムを提供する。
第6の発明は、第5の発明において、前記検知装置は、前記指部の開度を検出することにより前記把持空間内のワークの介在を間接的に検知する光電センサである、取出しロボットシステムを提供する。
第7の発明は、第5の発明において、前記検知装置は、前記把持空間内に介在するワークの有無を直接検知する光電センサである、取出しロボットシステムを提供する。
第8の発明は、第1〜第7のいずれか1つの発明において、前記ローラ装置は、モータと、該モータに回転駆動される駆動ローラと、ベルトを介して該駆動ローラとともに回転する従動ローラと、を有する回転ベルト装置である、取出しロボットシステムを提供する。
第9の発明は、第1〜第7のいずれか1つの発明において、前記ローラ装置が、モータと、該モータに回転駆動される2つの駆動ローラとを有する、取出しロボットシステムを提供する。
第10の発明は、第1〜第9のいずれか1つの発明において、前記ローラ装置の各々は、前記ローラを逆転させることにより、前記把持空間内に把持した取出し対象ワークを、対向するローラ間を経由して排出するように構成される、取出しロボットシステムを提供する。
第11の発明は、第1〜第10のいずれか1つの発明において、前記ハンドは、前記2つ又は3つの指部が前記拘束解除状態にあるときに、前記指部間の間隔が所定の値以下となるように前記指部の各々を内側に向けて付勢する付勢手段を備える、取出しロボットシステムを提供する。
第12の発明は、第11の発明において、前記付勢手段は、前記指部の各々を互いに連結するスプリングである、取出しロボットシステムを提供する。
本発明によれば、ワークに指部先端のローラ装置が接することで、取出し対象のワークを積極的にハンド内に引込み、さらに拘束機構によって該ワークを確実に把持できるため、バラ積み供給されるワークに対しても把持ミスを削減し、ハンドリング作業の効率を高めることができる。またローラ装置の正転及び逆転によって、ワークの引込み及び排出がそれぞれ行われるので、把持部にアンクランプ機構を設ける必要がなく、ハンドの単純化やコストダウンが図られる。
視覚センサにより得られた画像に基づいてハンドの位置及び姿勢を適宜補正でき、バラ積みされたワークに対しても適切な取出しが可能となる。
ワークが把持空間内に引込まれたことを検知する検知装置を用いることにより、取出し作業の信頼性を向上させることができる。さらに、指部の開度を検知して間接的にワークの検知を行うことにより、ワーク形状に依存しない検知を実現できる。
ローラ装置を回転ベルト装置として構成することにより、ローラ装置と取出し対象ワークとの接触面積を増加させ、より確実な引込みが可能となる。一方、ローラ装置をベルトのないシンプルな構造とした場合は、コストの低減とメンテナンス性の向上が図られる。
指部が前記拘束解除状態にあるときに、指部間の間隔が所定の値以下となるように指部の各々を内側に向けて付勢する付勢手段により、ワークを取出す際のローラ装置の空回りを防止できる。
付勢手段を安価なバネで実現することにより、コストダウンが図られる。
本願発明に係るワーク取出しロボットシステムの一実施形態を示す図である。 図1のロボットハンドの具体例を示す図である。 ロボットハンドの他の具体例を示す図である。 ハンドの拘束機構として作用する枠状部材を示す図である。 ハンドの拘束機構として作用するエアシリンダを示す図である。 ワークの取出し手順を示すフローチャートである。 ロボットをアプローチ開始位置に移動させた状態を示す図である。 枠状部材の位置を光電センサによって検出する具体例を説明する図である。 枠状部材の位置を光電センサによって検出する具体例を説明する図である。 把持部内にワークを引込む過程を説明する図である。 把持部内にワークが介在していることを光電センサで直接検出する具体例を説明する図である。 把持部内にワークが介在していることを光電センサで直接検出する具体例を説明する図である。 把持部内にワークが介在していることを光電センサで間接的に検出する具体例を説明する図である。 把持部内にワークが介在していることを光電センサで間接的に検出する具体例を説明する図である。 把持部内からワークを排出する過程を説明する図である。 ハンドが3つの指部を備える例を模式的に示す図である。
図1は、本願発明に係る取出しロボットシステムの要部を示す図である。ロボットシステムは、例えば6軸の自由度を持つ多関節ロボット10を有し、ロボット10は、部分的にのみ示すロボットアーム12と、ロボットアーム12の先端に取付けられたハンド14とを有し、ハンド14の位置及び姿勢は概略図示した制御装置15からの指令等により任意に変更できるようになっている。ハンド14は、少なくとも2つの指部16を有する把持式のハンドであり、対向する指部間に取出し対象ワーク18を把持して逐次的に(本実施形態では1つずつ)取出すことができる。なお本実施形態では、容器20内に複数の同種のワーク18がバラ積み状態で収容されており、これらのワーク18をハンド14を用いて1つずつ取出し、所定の場所に搬送するものとする。
またロボット10は、バラ積みされた複数のワーク18の各々の位置及び姿勢を検出する視覚センサを有する。具体的には、該視覚センサは、ロボットアーム12の先端に取付けられ、容器20内のワーク18の画像を撮像するように構成されたカメラ等の撮像部22と、カメラ22が撮像した画像を画像処理する画像処理装置(例えば制御装置15に内蔵)とを有し、該画像処理によって容器20内のワーク18の各々の位置及び姿勢を求めることができる。なお図示例ではカメラ22はロボットアーム12に取付けられているが、カメラ22は容器20内を撮像できるものであればロボットアームのような可動部に取付けられる必要はなく、例えばロボット以外の固定部位に設けられてもよい。
ロボット10の制御装置15は、基準となるワークに対して予め教示され、ハンド14により該基準となる対象物を取出すための、一連の教示点列を含むロボット動作指令及びハンドへの指令が記述された基準動作プログラムを、ROM又はRAM等に予め記憶しておく。また制御装置15は、上記視覚センサからの情報に基づいて、該基準動作プログラムの一連の教示点列の各教示点における位置情報と姿勢情報を補正し、ロボット動作指令及びハンドへの指令を適宜補正することができる。
図2は、ハンド14の詳細構造を説明する図である。ハンド14は、ロボットアーム12の先端に取付けられる基部24と、基部24に揺動可能に取付けられた(より具体的には枢支された)少なくとも2つ(図示例では2つ)の指部(把持部)16と、指部16の各々の先端に設けられたローラ装置26とを有する。ローラ装置26は、図2の部分拡大図(円2A内)に示すように、指部16内に設けた小型のモータ28と、プーリベルト等の駆動伝達手段30を介してモータ28により回転駆動される駆動ローラ32と、平ベルト又はタイミングベルト等のベルト34を介して駆動ローラ32とともに回転する従動ローラ36とを有する回転ベルト装置である。駆動ローラ32及び従動ローラ36の回転軸は互いに平行であり、また該回転軸は指部16の長手方向に概ね垂直である。またモータ28は双方向に回転可能であり、故に両ローラ32、36及びベルト34の回転方向も切替可能である。
図3は、ローラ装置の代替例を説明する図である。図3のローラ装置26aが図2のローラ装置26と異なる点は、ベルト34が省略されて駆動ローラが2つである点であり、より具体的には図3の部分拡大図(円3A内)に示すように、指部16の先端側のローラ36aが従動ローラではなく、ローラ32と同様にプーリベルト等の駆動伝達手段38を介してモータ28により回転駆動される駆動ローラである。なお図3のローラ装置26aでも、モータ28は双方向に回転可能であり、故に両駆動ローラ32及び36の回転方向も切替可能である。
図4は、ハンド14に設けた指部の拘束機構について説明する図である。ハンド14は、指部16の全てが貫通する枠状部材40を有し、部分拡大図(円4A内)に示すように、枠状部材40は基部24からローラ装置26に向かう方向(図示例では概ね上下方向)に沿って、図示しない駆動手段によってスライドするように移動可能に構成されている。枠状部材40が基部24に向かって移動したとき(図示例では基部24を囲繞する位置に移動したとき(2点鎖線で図示))は、指部16の各々の揺動範囲は枠状部材40によって拘束されず、故に複数の指部16が構成する把持部は実質的に把持力を生じない。一方、枠状部材40が指部16の先端側に向かって移動していくと(拡大図において実線で図示)、2つの指部16の間隔が徐々に減少していき、故に指部16の間にワークが把持されているときはその把持力が徐々に上昇することになる。このように、枠状部材40のスライド動作により、把持部が生じさせる把持力を適宜調整することができる。
また図4に示すように、ハンド14は、2つの指部16を互いに接近する方向に付勢するスプリング等の付勢部材42を有することが好ましく、図示例では両指部16の基部24近傍の部位がスプリング42によって互いに連結されている。ワークを取出すためにハンドが該ワークにアプローチする際、把持部が必要以上に開いている(指部の間隔がワークの寸法以上である)と、ローラ装置を正転させてもローラが空回りしてワークを引込めない場合があるが、スプリング42の使用により、枠状部材40が指部16の各々の揺動範囲を規制していないときでも、両指部16の間隔をスプリング42によって所定の値以下にすることができ、ワークを取出す際のローラ装置の空回りが防止される。但し、指部の形状や重量によっては、スプリング42を使用しなくても重力によって指部の間隔が所定値以下となるようにすることも可能であり、その場合はスプリングは不要である。
図5は、指部の拘束機構の代替例を説明する図である。図5に示す拘束機構は、図4のような枠状部材ではなく、基部24上であって各指部16の外側に近接配置したエアシリンダ44である。エアシリンダ44は、部分拡大図(円5A又は5B内)に示すように、基部24に取付けられる本体46と、本体46から指部16に向けて変位可能に延びるピストン48とを有する。ピストン48が本体46内に引き込まれて指部16に当接していないとき(5B)は、指部16の各々の揺動範囲はエアシリンダ44によって拘束されず、故に複数の指部16が構成する把持部は実質的に把持力を生じない。一方、ピストン48が本体46から所定距離突出して指部16に外側から当接し、さらに指部16に加圧していくと(5A)、2つの指部16の間隔が徐々に減少していき、故に指部16の間にワークが把持されているときは把持部の把持力が徐々に上昇することになる。このように、エアシリンダ44により、把持部が生じさせる把持力を適宜調整することができる。なお図4に示したスプリング等の付勢部材42は、図5の形態に適用してもよい。
以下、取出しロボットシステムを用いたワークの取出し方法について、図6のフローチャート等を参照しつつ説明する。なお以下の記載では、ローラ装置及び拘束機構はそれぞれ図2及び図4に示した具体例に相当するものとして説明されているが、図3及び図5の具体例も同様に適用できることは自明であろう。
先ず、図1に示すように、ロボット10を操作して容器20内のワーク18(好ましくは容器内全体)を撮像できる位置(ビジョン撮像位置)にカメラ22を移動させ(ステップS1)、次にカメラ22を用いてワーク18の画像を撮像する(ステップS2)。
次のステップS3では、カメラ22が得た画像を画像処理し、ハンド14を用いて取出すべき対象ワークを検出する。この検出方法自体は周知のものが適用可能なので詳細は省略するが、例えば、互いに重なり合った複数のワークのうち最も位置の高いものが取出し対象ワークとして検出される。取出し対象ワークが検出されたら、図7に示すように、ロボット10をアプローチ開始位置に移動させる(ステップS4)。具体的には、ハンド14を取出し対象として検出された1つのワーク18に接近させ、ハンド14の指部16の先端(該先端に設けたローラ装置26)が取出し対象ワーク18の直近上方に位置し、かつハンド14がワーク18を取出せるように適宜補正された姿勢となるようにロボットアーム12が操作される。
次のステップS5では、指部16の先端に設けたローラ装置26を、ワーク引込み方向に回転(正転)させる。なおワーク引込み方向とは、互いに対向するベルト34の面50が、指部16の先端側から基部24側に移動する方向(図2の例では上方向)であり、後述するように、両ベルト面間に把持されたワークは指部間に引込まれることになる。
次にステップS6において、上述の拘束機構による指部(把持部)16の拘束を解除し、次のステップS7では、指部16が拘束されていない状態(拘束解除状態)であるかを判定する。この判定のための具体的手段としては、例えば図8A及び図8Bに示すような光電センサ52が挙げられる。光電センサ52は、枠状部材40とともに移動しない部位(基部24等)に設けられ、枠状部材40が、指部16を拘束する位置(図8A)にあるか拘束しない位置(図8B)にあるかを検出できる。
把持部が拘束解除状態にあることが確認されたら、次のステップS8において、ハンド14を取出し対象ワークに接近(移動)させ、図9(a)に示すように、指部先端のローラ装置26を対象ワークに当接させる。すると、ステップS5で述べたようにローラ装置26は矢印で示す方向に回転(正転)しているので、ワーク18は対向するベルト34間に引込まれる。その結果、図9(b)に示すように、指部16が開いてワーク18を指部間の把持空間内にさらに引込んでいく。
次のステップS9では、把持部内にワーク18が介在しているか、より具体的には図9(c)に示すように、指部16間の把持空間内の所定位置にワーク18が把持されているかを判定する。この判定のための具体的手段としては、例えば図10A及び図10Bに示すような、把持空間内の物体の存在を直接検知する検知装置、具体的には光電センサ54が挙げられる。光電センサ54は、例えば2つの指部の内側にそれぞれ設けた発光素子及び受光素子を有し、両素子間に物体(ワーク)が存在するか(図10B)否か(図10A)を検出することができる。
或いは、図11A及び図11Bに示すような、指部の開度を検出することにより間接的に把持空間内の物体の存在を検知する検知装置、具体的には光電センサ56を用いてもよい。光電センサ56は、指部16とともに移動しない部位(例えば基部24)に設けられ、把持部の開度(指部間の間隔)が、一定値以下であるか(図11A)否か(図11B)を検出できる。すなわち、把持部の開度が一定値以下(図11A)であれば、指部16間(把持空間)にワークは介在していないと判定でき、逆に把持部の開度が一定値を超えていれば(図11B)、指部16間にワークは介在していないと判定できる。
ステップS9において、把持部内にワークが介在していることが確認されたら、拘束機構によって把持部を拘束する(ステップS10)。具体的には、図9(d)に示すように、枠状部材40を下降させて把持部に所定の把持力を生じさせる。次にステップS11において、指部16が拘束状態であるかを判定する。この判定には、上述の光電センサ52が使用できる。つまり、指部16間にワーク18が把持されているときは枠状部材40はある高さまでしか下降できない(図8B)ので、これを検出することにより、指部間にワークが介在した状態で把持部が拘束されていることを検出できる。
次のステップS12では、ロボットを操作して、把持したワークを所定の搬送先へ移動させる。その後、ハンド14の拘束を解除し(ステップS13)、指部16が拘束されていない状態(拘束解除状態)であるかを判定する(ステップS14)。具体的には、図12(a)に示す状態(図9(d)に相当)から、枠状部材40を上昇させて指部16の拘束を解除する(図12(b))。この拘束解除状態の判定も、上述の光電センサ52を用いて行うことができる。
次に、指部16の先端に設けたローラ装置26を、ワーク排出方向に回転(逆転)させる(ステップS15)。なおワーク排出方向とは、互いに対向するベルト34の面50が、基部24側から指部16の先端側に移動する方向(図12の例では下方向)であり、図12(c)及び(d)に示すように、両ベルト面間に把持されたワークは把持部から排出されることになる。
なおステップS15においてローラ装置26を逆転させる代わりに、拘束機構による拘束を解除することによって把持したワークを排出こともできる。例えば、図4のような枠状部材40を利用したハンドの場合、枠状部材14を上昇(基部24側に移動)させることのみによって、指部16に把持したワークが自重で落下するようにすることができる。一方、図5のようなエアシリンダ44を利用したハンドの場合、ピストン48を本体46内に引込ませることによって、指部16に把持したワークが自重で落下するようにすることができる。或いは、エアシリンダ44を利用した場合は、ピストン48の先端を指部16と接続(接着等)しておくことにより、ピストン48の引込み動作によって指部16を強制的に開くようにすることもできる。
次のステップS16では、把持部内にワーク18が介在しているか否かを判定する。この判定には、上述の光電センサ54又は56を使用できる。ワーク18がハンド14から排出されたこと、すなわち把持部内にワーク18が介在していないことが確認されたら、拘束機構によって把持部を拘束する(ステップS17)。そして把持部が拘束状態にあることが光電センサ52等により確認されたら(ステップS18)、1つのワークの把持及び搬送が完了したことになる。そして新たなワークの把持・搬送を行うべく、ステップS1〜S18が繰り返される。
なおスプリング42のばね定数を適宜調整すれば、スプリング42が把持部の拘束機能も具備することも可能であり、その場合は上述の枠状部材40やエアシリンダ44は不要となる。但しその場合は、ワークを把持空間内に引込むとき(図9(a)から(b))は指部16がスプリングの付勢力に反して適切に開きかつ、ワークを把持している間(図9(c))はワークが落下しないような適切な把持力を生じさせ、さらにワークを把持空間内から排出するとき(図12(c)から(d))も指部16がスプリングの付勢力に反して適切に開くような、ばね定数のスプリング42を選定する必要がある。
上述の実施形態では、2つの指部がワークの把持部を構成するが、図13に略示するように、3つの指部60を用いたいわゆる3ツ爪式のハンド(把持部)62を構成することも可能である。この場合、120度の角度位置に配置された3つの指部60の各々が径方向に移動可能であり、各指部60の先端に上述のローラ装置が設けられる。また上述の実施形態では各指部間を連結するスプリングは1つあればよいが、指部が3つの場合は最大3つのスプリング64を設けることができる。いわゆる3ツ爪式の把持部は、取出し対象ワークが球形又はそれに近い形状である場合の把持に適している。また上述のエアシリンダ44が、指部が3つの場合でも適用でき、かつ上述の枠状部材40も、その形状を適宜変更すれば指部が2つの場合と同様に適用できることは明らかであろう。
10 ロボット
12 ロボットアーム
14、62 ハンド
16、60 指部
18 ワーク
22 カメラ
24 基部
26 ローラ装置
28 モータ
32、36a 駆動ローラ
34 ベルト
36 従動ローラ
40 枠状部材
42、64 スプリング
44 エアシリンダ
50 ベルト面
52、54、56 光電センサ

Claims (12)

  1. ロボットアームの先端に取付けられたハンドを用いてワークを1つずつ取出すように構成されたロボットを有する取出しロボットシステムであって、
    前記ハンドは、
    前記ロボットアームの先端に固定される基部と、
    前記基部にそれぞれ揺動可能に取り付けられた2つ又は3つの指部により構成され、それらの指部の内側の把持空間内に取出し対象ワークを把持する把持部と、
    前記指部の各々の先端に設けられた、モータにより駆動されるローラを有するローラ装置と、を備え、
    前記ローラ装置の各々は、前記ローラを正転させることにより、対向するローラ間に取出し対象ワークを把持して前記把持空間内に引込むように構成され、
    前記ハンドはさらに、
    前記把持部が所定の把持力を生じさせるように前記指部が拘束された拘束状態と、前記指部の拘束が解除された拘束解除状態とを、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることにより切り替えられるように構成された把持部拘束機構を備える、取出しロボットシステム。
  2. 前記把持部拘束機構は、前記2つ又は3つの指部の全てが貫通する枠状部材を有し、前記枠状部材は、前記基部から前記ローラ装置に向かう方向に沿ってスライドすることにより、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることができるように構成されている、請求項1に記載の取出しロボットシステム。
  3. 前記把持部拘束機構は、前記基部上であって前記指部の各々の外側に近接配置されたエアシリンダを有し、前記エアシリンダの各々は、前記指部に外側から当接して加圧することにより、前記2つ又は3つの指部の互いの間隔を徐々に変化させることができるように構成されている、請求項1に記載の取出しロボットシステム。
  4. バラ積みされた複数のワークの夫々の位置と姿勢を検出する視覚センサと、
    基準となるワークに対して予め教示され、前記ハンドにより前記基準となるワークを取出すための、一連の教示点列を含むロボット動作指令及び前記ハンドへの指令が記述された基準動作プログラムと、
    前記視覚センサからの情報に基づいて、前記基準動作プログラムの一連の教示点列の各教示点における位置情報と姿勢情報を補正する機能を備えた制御装置と、
    をさらに備えた、請求項1〜3のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  5. 前記ワークが前記把持空間内に引込まれたことを検知する検知装置を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  6. 前記検知装置は、前記指部の開度を検出することにより前記把持空間内のワークの介在を間接的に検知する光電センサである、請求項5に記載の取出しロボットシステム。
  7. 前記検知装置は、前記把持空間内に介在するワークの有無を直接検知する光電センサである、請求項5に記載の取出しロボットシステム。
  8. 前記ローラ装置は、モータと、該モータに回転駆動される駆動ローラと、ベルトを介して該駆動ローラとともに回転する従動ローラと、を有する回転ベルト装置である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  9. 前記ローラ装置は、モータと、該モータに回転駆動される2つの駆動ローラとを有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  10. 前記ローラ装置の各々は、前記ローラを逆転させることにより、前記把持空間内に把持した取出し対象ワークを、対向するローラ間を経由して排出するように構成される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  11. 前記ハンドは、前記2つ又は3つの指部が前記拘束解除状態にあるときに、前記指部間の間隔が所定の値以下となるように前記指部の各々を内側に向けて付勢する付勢手段を備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載の取出しロボットシステム。
  12. 前記付勢手段は、前記指部の各々を互いに連結するスプリングである、請求項11に記載の取出しロボットシステム。
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