JP2001129778A - ハンド - Google Patents

ハンド

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Publication number
JP2001129778A
JP2001129778A JP31478199A JP31478199A JP2001129778A JP 2001129778 A JP2001129778 A JP 2001129778A JP 31478199 A JP31478199 A JP 31478199A JP 31478199 A JP31478199 A JP 31478199A JP 2001129778 A JP2001129778 A JP 2001129778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
hand
rollers
work
vacuum
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31478199A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryohei Sato
良平 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP31478199A priority Critical patent/JP2001129778A/ja
Publication of JP2001129778A publication Critical patent/JP2001129778A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空吸着できない袋物のワークでも確実に掴
むことができるハンドを提供する。 【解決手段】 挟み込み方向に回転して袋物を挟み込む
とともに前記挟み込み方向と逆方向に回転して挟み込ん
だ袋物を放すように近接して配置した一対のローラ3,
4と、これらのローラ3,4を回転駆動するエアモータ
又はトルクモータ6,7とを備えてハンド1を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンドに関し、特
に、パレットに積載された袋物のワークをデパレタイズ
する自動化設備において、前記袋物を掴み上げるための
ハンドに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】袋物のワークに限らず、パレット上には
隙間なくワークが積み上げられているため、これらのワ
ークをデパレタイズする場合には、ワークを掴むための
爪を入れることができない。従って、この場合にはワー
クの上面を使ってワークを持ち上げることになるが、こ
の方法としては、従来、殆どの場合、真空吸着が用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】真空吸着式のハンドで
は、吸着パッドをワークに密着させて吸着パッド内の真
空度を保持することによりワークを持ち上げる。従っ
て、箱物のように形状が安定しているワークの場合には
殆ど問題なく真空吸着することができるが、袋物のワー
クについては、次の理由から、真空吸着ができない場合
がある。
【0004】 袋にしわが寄り、吸着パッドと袋との
間に隙間ができることで真空破壊が起きる。 袋の中身が流動し、袋物を持ち上げたときに袋物の
形状が釣り鐘状になることで同様の真空破壊が起きる。 袋の材質が空気を通しやすいもの(麻布袋等)の場
合には真空度が上がらない。
【0005】現状、このようなものについては自動化が
できないため、人手扱いとなっている。
【0006】従って、本発明は上記の問題点に鑑み、真
空吸着できない袋物のワークでも確実に掴むことができ
るハンドを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のハンドは、挟み込み方向に回転して袋物を挟み込む
とともに前記挟み込み方向と逆方向に回転して挟み込ん
だ前記袋物を放すように、近接して配置した少なくとも
一対のローラと、これらのローラを回転駆動する回転駆
動手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態に係るハンドの
構成を示す正面図、図1は前記ハンドの構成を示す下面
図、図3は前記ハンドの動作順序を示す説明図である。
【0010】図1及び図2に示すように、本実施の形態
のハンド1はベース5の上面に装着部2を有しており、
この装着部2においてロボットのアーム先端部等に装着
される。
【0011】そして、ベース5の下面には、一対のロー
ル3,4が近接して平行に且つ回転自在に取り付けられ
ている。また、ロール3,4の外周にはゴムライニング
3a,4aがそれぞれ設けられている。なお、ローラは
二対以上設けてもよい。一方、ベース5の上面には、回
転駆動手段としてエアモータ又はトルクモータ(以下、
単にモータという)6,7が取り付けられている。
【0012】ローラ3,4の回転軸にはプーリ3b,4
bがそれぞれ設けられ、モータ6,7の回転軸にはプー
リ6a,7aがそれぞれ設けられており、プーリ3bと
プーリ6aにはベルト8が巻回され、プーリ4bとプー
リ7aにはベルト9が巻回されている。即ち、一対のロ
ーラ3,4は、ベルト8,9を介して、モータ6,7に
より回転駆動(正転又は逆転)されるようになってい
る。
【0013】また、ベース5の下面には袋検知センサー
10が取り付けられている。この袋検知センサー10
は、ロボット等によってハンド1をデパレタイズする袋
物の上方まで移動したときに当該袋物を検知する。
【0014】上記構成のハンド1の動作順序は、図5に
示す通り、 ロボット等でハンド1のローラ3,4を、図中に矢
印Aで示すようにデパレタイズする袋物11に押し付け
る。 モータ6,7によって、図中に矢印B,Cで示すよ
うにローラ3,4を袋物11を挟み込む方向に回転させ
る。その結果、袋物11は図示のようにローラ3,4に
よって挟み込まれる。 ロボット等でハンド1とともに袋物11を図中に矢
印Dで示すように持ち上げて、荷下ろし位置まで搬送す
る。 荷下ろし位置では、モータ6,7により、図中に矢
印E,Fで示すようにローラ3,4を前記挟み込み方向
と逆方向に回転させて袋物11を放す。
【0015】以上のように、本実施の形態のハンド1に
よれば、真空吸着できない袋物のワークでも、ローラ
3,4で挟み込むことによって確実に掴むことができ
る。そして、このハンド11を用いることにより、デパ
レタイズの自動化が容易にできるようになる。
【0016】なお、袋のサイズ・強度・重量が異なって
も、この袋のサイズ・強度・重量に応じて、ローラを二
対以上設けたり、ローラ径や駆動トリクを変化させるこ
とで対応が可能である。
【0017】
【発明の効果】以上発明の実施の形態とともに具体的に
説明したように、本発明のハンドによれば、挟み込み方
向に回転して袋物を挟み込むとともに前記挟み込み方向
と逆方向に回転して挟み込んだ前記袋物を放すように近
接して配置した少なくとも一対のローラと、これらのロ
ーラを回転駆動する回転駆動手段とを備えたことによ
り、真空吸着できない袋物のワークでも、ローラで挟み
込むことによって確実に掴むことができる。そして、こ
のハンドを用いることにより、デパレタイズ等の自動化
が容易にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るハンドの構成を示す
正面図である。
【図2】前記ハンドの構成を示す下面図である。
【図3】前記ハンドの動作順序を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハンド 2 装着部 3,4 ローラ 3a,4a ゴムライニング 3b,4b プーリ 5 ベース 6,7 エアモータ又はトルクモータ 6a,7a プーリ 8,9 ベルト 10 袋検知センサー 11 袋物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 DS01 ES03 ET03 EU11 EV08 EW03 GU03 HS27 KS30 3F004 AD01 AD07 EA40 LA08 LC08 NA02 3F061 AA01 BA03 BB03 BC15 BD04 BE13 BF04 DC03 DD03 3F343 FA17 FB13 JC12 JC17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挟み込み方向に回転して袋物を挟み込む
    とともに前記挟み込み方向と逆方向に回転して挟み込ん
    だ前記袋物を放すように、近接して配置した少なくとも
    一対のローラと、 これらのローラを回転駆動する回転駆動手段とを備えた
    ことを特徴とするハンド。
JP31478199A 1999-11-05 1999-11-05 ハンド Withdrawn JP2001129778A (ja)

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JP31478199A JP2001129778A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 ハンド

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014024143A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Fanuc Ltd ローラ装置を用いた取出しロボットシステム
JP2018016425A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 太平電業株式会社 袋巻込み吊り治具
WO2023213777A3 (de) * 2022-05-03 2024-03-28 Tt Innovation Ag Vorrichtung zum manipulieren von behälter enthaltenden beuteln

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JP2018016425A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 太平電業株式会社 袋巻込み吊り治具
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109