JP6189253B2 - 運搬装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、運搬装置に関する。
自動生産ラインなどにおいて、箱などの定形対象物や食品などの柔軟物である不定形対象物を持ち上げたり搬送したりする場合、工作機械、多関節マニピュレータおよび産業用ロボットなどに取り付けられる把持機構により把持し運搬動作が行われる。
不定形対象物を把持する場合には把持力により対象物形状が変形するため、不定形対象物を挟むハンドの材料を弾性体で構成する手法や、環状の移載ベルトを回転させて不定形対象物を移載する手法がある。
特開2009−72209号公報 特開2013−158888号公報
しかしながら、弾性体で形成されるハンドにより不定形対象物を把持する場合でも、対象物の形状は変形するため、少しの変形により破裂および破損が生じるような物体である場合は利用することができない。また、環状の移載ベルトを回転させて不定形対象物を移載する場合は、カーペットなどの高摩擦が生じる場所の上にある不定形対象物を移載する場合、環状移載ベルトが摩擦により不定形対象物の下に入り込みにくく、移載が困難である。また、積層された紙など低摩擦で動きやすい場所にある不定形対象物を移載する場合は、移載時に積層された紙の方が動いてしまうため、不定形対象物の移載が困難である。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、柔軟性および難掴持性を有する不定形対象物を適切に把持し運搬することができる運搬装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る運搬装置は、第1支持部、爪部、駆動ベルト、第1移載ベルトおよび第2移載ベルトを含む。爪部は、第1回転部および第2回転部を有し、先端が突出する。駆動ベルトは、一端が前記爪部に固定され、該爪部を進行方向に沿って進行させる。第1移載ベルトは、前記駆動ベルトの第1面に沿って並設され、一端が該第1面から離れるように前記第1回転部で折り返して前記第1支持部に固定される。第2移載ベルトは、前記第1面に対向する前記駆動ベルトの第2面に沿って並設され、一端が該第2面から離れるように前記第2回転部で折り返して前記第1支持部に固定される。第1移載ベルトおよび第2移載ベルトは、駆動ベルトが進行方向に沿って進行する場合に連動して延在する。
第1の実施形態に係る運搬装置を示す図。 爪伸縮部をx軸方向からみた図。 第1の実施形態に係る運搬装置の運搬処理を示す図。 第1の実施形態に係る運搬装置の運搬処理に関する第1の別例を示す図。 爪部の変形例を示す図。 第1の実施形態に係る運搬装置の運搬処理に関する第2の別例を示す図。 第2の実施形態に係る運搬装置を示す図。 第2の実施形態に係る運搬装置の運搬処理を示す図。 第2の実施形態に係る運搬装置の運搬処理に関する第1の別例を示す図。 第2の実施形態に係る運搬装置の運搬処理に関する第2の別例を示す図。 第2の実施形態に係る運搬装置の運搬処理に関する第3の別例を示す図。 第3の実施形態に係る運搬装置を示すブロック図。 運搬装置の動作制御を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら本開示の一実施形態に係る運搬装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行なうものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る運搬装置について図1を参照して説明する。図1では、運搬装置100が載置台151に載置された運搬の対象となる物体である対象物150を運搬する例である。
対象物150は、柔軟性および難掴持性の少なくともどちらか一方を有する物体であり、不定形対象物とも呼ぶ。不定形対象物としては、例えば、液体または粉末が入った袋、パン生地、果物、豆腐またはこんにゃくなどの物体が挙げられ、押圧することにより変形しやすく、押圧を中止すると元の状態に戻る形態である。従って、例えば対象物150の対向する側面を挟みこんで把持する場合は、対象物150が変形するため把持するのが難しい。なお、図1では、対象物150が1つである場合を示すが、複数存在してもよい。
第1の実施形態に係る運搬装置100は、マニピュレータ101、間隔調整部102、第1支持部103、爪伸縮部104、爪先端部105、駆動ベルト106、第1移載ベルト107、第2移載ベルト108、第1爪回転ローラ109、第2爪回転ローラ110および方向変更部111を含む。
爪伸縮部104は、駆動ベルト巻回部112、回転駆動部113、押圧回転ローラ114、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116を含む。方向変更部111は、第1変更回転ローラ117および第2変更回転ローラ118を含む。
また、爪先端部105、第1爪回転ローラ109および第2爪回転ローラ110をあわせて爪部とも呼ぶ。
マニピュレータ101は、複数の関節(図示せず)を有し、これらの関節を回動または直動させることにより、各部を移動させることができる。
間隔調整部102は、マニピュレータ101に接続され、直動機構により第1支持部103をx軸方向に移動可能とする。なお、直動機構の構成は、ステップモータとボールねじとの組み合わせで構成すればよいが、これに限らず第1支持部103を移動可能であればよい。
第1支持部103は、間隔調整部102に接続される棒状の垂直部材であり、図1では、z軸方向に沿って配置される。第1支持部103は、金属、シリコーン樹脂など、洗浄および消毒に耐える材質であればどのような材質でもよい。洗浄は、例えば洗浄液に浸漬して超音波洗浄する方法とブラッシングなどの機械的洗浄とを組み合わせた方法を用いることができる。また、消毒は、煮沸消毒および塩素消毒を行えばよい。
爪伸縮部104は、第1支持部に接続され、爪先端部105の進退を行う。
爪先端部105は、先端が突出した形状であり、第1爪回転ローラ109および第2爪回転ローラ110に接続される。爪先端部105は、ここではxy平面に沿った三角柱状であるが、スプーン形状、シャベル形状でもよい。すなわち、爪先端部105が駆動ベルト106により進行する際に、対象物150の下面に潜入しやすくかつ対象物150を破損しない形状であれば、どのような形状でもよい。
駆動ベルト106は、一端が爪先端部105に固定され、他端が駆動ベルト巻回部112に巻回配置される。駆動ベルト106の材質は、例えばスチールベルトなどの高強度の材質を用いることが望ましいが、どのような材質でもよい。
第1移載ベルト107は、駆動ベルト106の上面(第1面)に並設され、一端が駆動ベルト106の上面から離れるように第1爪回転ローラ109で折り返して第1支持部103に固定され、他端が第1移載ベルト巻回部115に巻回配置される。第1移載ベルト107は、例えばテフロン(登録商標)等の合成樹脂からなる耐久性および可撓性のある材質を用いることが望ましいが、どのような材質でもよい。
第2移載ベルト108は、駆動ベルト106の下面に並設され、一端が駆動ベルト106の下面(第2面)から離れるように第2爪回転ローラ110で折り返して第1支持部103に固定され、他端が第2移載ベルト巻回部116に巻回配置される。第2移載ベルト108は、第1移載ベルト107と同様に、例えばテフロン等の合成樹脂からなる耐久性および可撓性のある材質を用いることが望ましいが、どのような材質でもよい。
また、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108は、帯状の平面である場合を想定するが、対象物150を積載できればよく、紐を複数並列させたものでもよい。
第1爪回転ローラ109は、爪先端部105と接続され、爪部が進退するのに応じて回転する。これにより、第1爪回転ローラ109に巻かれる第1移載ベルト107が爪先端部105の進行方向に沿って進退することになる。進行方向は、対象物150を第1移載ベルト107に移動させて積載する(以下、移載ともいう)ために延伸する方向である。図1の例では、進行方向はx軸方向である。
第2爪回転ローラ110は、爪先端部105と接続され、爪部が進行方向に沿って進退するのに応じて回転する。これにより、第2爪回転ローラ110に巻かれる第2移載ベルト108が爪先端部105の進行方向に沿って進退することになる。
なお、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108の面のうち、それぞれ第1爪回転ローラ109および第2爪回転ローラ110に接する側の面が摩擦がない材質で形成される場合は、第1爪回転ローラ109および第2爪回転ローラ110自体が回転せず、支点となる状態でもよい。
駆動ベルト巻回部112は、駆動ベルト106を巻回するローラであり、バネなどの弾性部材により駆動ベルト106を巻き取る方向に常にトルクが働くよう付勢巻回配置する。
回転駆動部113は、回転することにより駆動ベルト106にトルクを付加し、駆動ベルト106を進行方向に沿って進退させる。
押圧回転ローラ114は、駆動ベルト106を挟んで回転駆動部113に対向する位置に配置され、駆動ベルト106が進行方向に延伸する際のぶれやたわみを低減するように回転する。
第1移載ベルト巻回部115は、第1移載ベルト107を巻回するローラであり、バネなどの弾性部材により第1移載ベルト107を巻き取る方向に常にトルクが働くよう付勢巻回配置する。
第2移載ベルト巻回部116は、第1移載ベルト107を巻回するローラであり、バネなどの弾性部材により第2移載ベルト108を巻き取る方向に常にトルクが働くよう付勢巻回配置する。
第1移載ベルト107と駆動ベルト106と第2移載ベルト108との端部をそれぞれ付勢巻回配置することにより、爪伸縮部104は、より小型に構成することが可能である。
第1変更回転ローラ117は、第1移載ベルト107を所望の方向に経路変更するためのローラであり、図1では、第1移載ベルト巻回部115からz軸方向に延びる第1移載ベルト107をx軸方向に方向転換して延伸させるために設けられる。
第2変更回転ローラ118は、第2移載ベルト108を所望の方向に経路変更するためのローラであり、図1では、第2移載ベルト巻回部116からz軸方向に延びる第2移載ベルト108をx軸方向に方向転換して延伸させるために設けられる。
次に、爪伸縮部104について図2を参照して説明する。図2は、運搬装置100をx軸方向から見た図である。
駆動ベルト巻回部112、押圧回転ローラ114、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116は、回転駆動部113の回転トルクに応じて、それぞれ連動して回転する。回転駆動部113の回転は、例えばモータ201を直接接続することによりトルクを付加して動作させればよい。また、回転駆動部113とモータ201を直接接続せずに、例えば間にベルトとプーリとを介して間接的に接続してもよい。
次に、第1の実施形態に係る運搬装置100の運搬処理について図3を参照して説明する。
図3に示すように、図3(a)の初期状態から回転駆動部113が回転することで、図3(b)に示すように、駆動ベルト106が進行方向に沿って進行し、爪先端部105が第1支持部103から進行方向に沿って進行することになる。このとき、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108も連動して第1支持部103から進行方向に沿って進行する。ここで、爪先端部105の進行方向に位置する対象物150は、爪先端部105が進行するに従って対象物150の下面と載置面151との間に潜入する。
さらに、爪先端部105が進行方向に沿って進行することにより、図3(c)に示すように、対象物150が第1移載ベルト107に移載される。対象物150が第1移載ベルト107に移載されるとき、対象物150の下面に接する第1移載ベルト107の面は、次々と対象物150の下面に潜り込むように出てくる、すなわち、第1移載ベルト107が進行方向に次々と延在することになる。よって、対象物150と摩擦を生じず、不定形対象物のような対象物150でも傷つけることがなく移載できる。同様に、第2移載ベルト108についても、載置台151の面に接する第2移載ベルト108の面が、次々と載置台151の面に接するように出てくる、すなわち、第2移載ベルト108が進行方向に次々と延在することになる。よって、載置台151の面とも摩擦を生じない。これによって、爪先端部105がスムーズに対象物150の下面に進行し、対象物を容易に移載することができる。
なお、対象物150を積載したままマニピュレータ101がx−y軸で形成される平面方向に移動することにより、対象物150を運搬できる。なお、対象物150の質量による負荷が駆動ベルト106の曲げ剛性に対して十分に小さい場合は、対象物150を積載したままマニピュレータ101をz軸方向につり上げることにより、対象物150を運搬できる。
次に、運搬装置100の運搬処理に関する第1の別例について図4を参照して説明する。
図4(a)から図4(d)では、対象物401として、例えば、曲がったパイプであり、円筒状かつ内部が空洞である物体を想定する。爪部、駆動ベルト106、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108はある程度柔軟性を有するため、このような対象物401の内部に爪部を進行方向に沿って進行させることで、対象物401の形状に沿って進行させることができる。図4の例では、進行方向は、円筒形状である対象物401の中心軸に沿った方向である。対象物401の質量による負荷が駆動ベルト106の曲げ剛性に対して十分に小さい場合は、図4(d)に示すように、対象物401の進入側の反対側まで爪部が進行することによりつり上げて運搬することができる。対象物401の質量による負荷が駆動ベルト106の曲げ剛性に対して大きい場合は、対象物401の接地面に対して対象物401を引きずるように運搬することが可能である。
次に、爪部の変形例について図5を参照して説明する。
図5に示す爪先端部は、爪部に表面回転ローラ501を含み、第1移載ベルト107が表面回転ローラ501で折り返し、爪先端部105の表面を覆いつつ第1支持部103に固定される。
表面回転ローラ501部分において、爪先端部105が対象物150の下面に進行する際に第1支持部103側に対象物150を移載するように、第1移載ベルト107に回転が発生する。これによって、より容易に対象物150を移載することができる。
次に、運搬装置100の運搬処理に関する第2の別例について図6を参照して説明する。
図6(a)および図6(d)では、爪先端部105が真空吸着可能な吸着機構を有し、対象物150を吸着することで運搬する例を示す。対象物150と対象物150が載置される載置台または床面との間の摩擦が無視できるほど小さい場合は、爪先端部105が対象物150を真空吸着して進行方向に沿って退行することで、対象物150を運搬することもできる。なお、吸着機構は爪先端部105に1個だけ配置しても良いし、複数配置しても良い。
なお、駆動ベルト106、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108は、それぞれの端部を、付勢巻回配置ではなく、付勢直動配置されてもよい。さらに、回転駆動部113の駆動に合わせて、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116が連動して回転可能であり、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116の回転が制御できる場合は、付勢配置されなくてもよい。
以上に示した第1の実施形態によれば、駆動ベルト、第1移載ベルトおよび第2移載ベルトにより爪部を進行させ、対象物の下面に爪部を潜入させるように駆動することで、対象物を第1移載ベルトに移載し、運搬することができる。さらに、駆動ベルトの上面に並設される第1移載ベルトの一端が、第1支持部に固定されていることにより、柔軟性および難掴持性を有する不定形対象物を破損することなく第1移載ベルトに移載することができる。また、および第2移載ベルトの下面に並設される第2移載ベルトの一端が、第1支持部に固定されていることにより、対象物が積載される載置台の面の摩擦が大きい場合でも、摩擦を生じずにスムーズに対象物を第1移載ベルトに移載することができる。また第1移載ベルト107と駆動ベルト106と第2移載ベルト108との端部を付勢巻回配置することにより、爪伸縮部104の構成が小型で、より大きな爪先端部105の進行量を得ることが可能である。
なお、第1の実施例では第1支持部103は直方体形状としたが、円弧状形状でも良く、第1支持部103が円弧状形状の場合、爪先端部105が円弧端部に締結し、対象物150を駆動ベルト106で抱え込むようにして把持してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、運搬装置が、第1支持部に対向する第2支持部と、爪部と締結する締結部とを含む点が第1の実施形態と異なる。
このようにすることで、爪部を締結部に固定でき、より安定した状態で対象物を移載および運搬することができる。
第2の実施形態に係る運搬装置について図7を参照して説明する。
第2の実施形態に係る運搬装置700は、マニピュレータ101、間隔調整部102、第1支持部103、爪伸縮部104、爪先端部105、駆動ベルト106、第1移載ベルト107、第2移載ベルト108、第1爪回転ローラ109、第2爪回転ローラ110、方向変更部111、第2支持部701および締結部702を含む。
マニピュレータ101、第1支持部103、爪伸縮部104、爪先端部105、駆動ベルト106、第1移載ベルト107、第2移載ベルト108、第1爪回転ローラ109、第2爪回転ローラ110および方向変更部111は、第1の実施形態と同様の動作を行うので、ここでの説明を省略する。
間隔調整部102は、第1支持部103および第2支持部701をx軸方向に移動させ、第1支持部103と第2支持部701との間隔を調整する。
第2支持部701は、第1支持部103と同様であり、図7のz軸方向に沿って配置される垂直部材である。第2支持部701もまた、洗浄および消毒に耐える材質であればどのような材質でもよい。また、第1支持部103と第2支持部701とのどちらか一方を間隔調整部102に固定としてもよい。
締結部702は、第2支持部701に配置され、爪先端部105と結合する。例えば、爪先端部105の一部分が鉄製材料で形成されていれば、締結部702を電磁石で形成することにより、互いに磁気結合することができ、締結部702と爪先端部105とを固定することができる。なお、図5に示すように、爪先端部105に表面回転ローラ501を含む場合は、表面回転ローラ501を挟んで、爪先端部105と締結部702とが磁気結合して固定することもできる。これにより、運搬時において、第1移載ベルト107が回転することを防止できる。その他、例えば、締結部702の吸引機構で爪先端部105を吸引して締結する方法なども考えられる。
次に、第2の実施形態に係る運搬装置700の運搬処理について図8を参照して説明する。図8(a)から図8(d)では、対象物150として箱などの定形対象物を想定する。
図8(a)は、初期状態を示す。なお、爪先端部105が対象物150に対して進行する前に、間隔調整部102が第2支持部701を対象物150側に移動させ、第1支持部103と第2支持部701との間隔を調整してもよい。また、第2支持部701が対象物150の側面に接してもよい。
図8(b)および図8(c)は、図3(b)および3図(c)と同様に爪先端部105が進行すればよいので、ここでの説明を省略する。
図8(d)では、爪先端部105が、締結部702に結合する場合を示す。このように爪先端部105が第2支持部701に固定されることにより、より安定して対象物150を運搬することができる。
次に、運搬装置700の運搬処理の第1の別例について図9を参照して説明する。図9(a)から図9(d)では、対象物150として柔軟性および難掴持性を有する不定形対象物を想定する。
不定形対象物に対しても、図8(a)から図8(d)と同様の処理により、対象物150を第1移載ベルト107に移載し、爪先端部105が第2支持部701に固定されることにより、より安定して対象物150を運搬することができる。
次に、運搬装置700の運搬処理の第2の別例について図10を参照して説明する。
図10(a)から図10(d)は、載置台1001が平面ではなく、半球状である場合を想定し、載置台1001に対象物150が載置されている場合を想定する。
例えば、爪先端部105の質量を増加させておくことにより、鉛直下方向(z軸負方向)に爪先端部105を進行させることができる。よって、図10(b)および図10(c)に示すように、載置台1001の形状に沿って爪先端部105を進行させることができ、対象物150を第1移載ベルト107に移載することができる。
さらに、図8(d)に示すように、対象物150を移載した後に爪先端部105が締結部702に締結することで、対象物150をつり下げて運搬できる。
次に、運搬装置700の運搬処理の第3の別例について図11を参照して説明する。
対象物150が定形対象物であり、押圧に耐性を有するものであれば、図11(a)および図11(b)に示すように、第1支持部103と第2支持部701とで挟持して運搬することもできる。
なお、第2の実施形態では、締結部702が第2支持部701に配置される場合を想定するが、締結部702が第1支持部103に配置されてもよい。締結部702が第1支持部701に配置される場合は、爪部が対象物150の下面に潜入し、対象物150を第1移載ベルト107に移載したのちに爪部が締結部702に締結することで、対象物150を駆動ベルト106で抱え込むようにして把持することができる。
以上に示した第2の実施形態によれば、第2支持部および締結部を有することにより、爪部を締結部に締結でき、より安定した状態で柔軟性および難掴持性を有する対象物を移載および運搬することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、作業命令に応じて運搬装置の動作を制御する制御部を含む場合について説明する。
第3の実施形態に係る運搬装置のブロック図について図12を参照して説明する。
第3の実施形態に係る運搬装置1200は、動作コマンド生成部1201、目標指令値生成部1202、アクチュエータ駆動制御部1203、ドライバ1204、開閉用アクチュエータ1205、開閉量検出センサ1206、爪部進退量アクチュエータ1207、進退量検出センサ1208、締結用アクチュエータ1209、締結検出センサ1210、信号処理部1211、動作モード格納部1212および判定部1213を含む。動作コマンド生成部1201、目標指令値生成部1202、アクチュエータ駆動制御部1203、信号処理部1211、動作モード格納部1212および判定部1213を合わせて単に制御部とも呼ぶ。
動作コマンド生成部1201は、作業命令に応じて各作業プロセスで必要となる動作手順に分解し、動作手順を、開閉用アクチュエータ1205、爪部進退量アクチュエータ1207および締結用アクチュエータ1209に対する動作コマンドレベルの命令列に展開する。動作コマンド生成部1201は、実行される動作コマンドに応じた動作モード情報を判定部1213に送る。作業命令は、運搬装置1200の一連の動作に関する命令であり、例えばプログラムの形態である。作業命令は、入力装置によりパネル表示された命令コマンドをユーザがタッチすることで指示してもよいし、音声により指示してもよい。また、入力装置は、運搬装置と一体であってもよいし、有線または無線で運搬装置1200に命令を送信できるものでもよい。
目標指令値生成部1202は、動作コマンド生成部1201から各アクチュエータに対する動作コマンドレベルの命令列を受け取る。目標指令値生成部1202は、命令列に応じて、開閉用アクチュエータ1205、爪部進退量アクチュエータ1207および締結用アクチュエータ1209のそれぞれの目標軌道および目標値を算出し、各アクチュエータの駆動に関する目標指令値を生成する。
アクチュエータ駆動制御部1203は、目標指令値生成部1202から各アクチュエータの目標指令値を受け取り、目標指令値に応じて各アクチュエータを駆動するためのアクチュエータ駆動指示をそれぞれ生成する。
ドライバ1204は、アクチュエータ駆動制御部1203から各アクチュエータのアクチュエータ駆動指示を受け取り、各アクチュエータのアクチュエータ駆動出力を生成する。
開閉用アクチュエータ1205は、ドライバ1204からアクチュエータ駆動出力を受け取り、間隔調整部102を動作させて、第1支持部103および第2支持部701の少なくともどちらか一方を移動させる。開閉用アクチュエータ1205は、例えば、電磁回転モータとボールねじとを組み合わせた構成でもよいし、電磁回転モータとラックピニオン機構とを組み合わせた構成でもよい。
開閉量検出センサ1206は、開閉用アクチュエータ1205の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。開閉量検出センサ1206としては、例えば、ポテンショメータ、静電容量型センサ、レーザ変位計測計またはエンコーダを用いればよい。
爪部進退量アクチュエータ1207は、ドライバ1204からアクチュエータ駆動出力を受け取り、爪伸縮部104を動作させ、駆動ベルト106により爪部を進退させる。
進退量検出センサ1208は、爪部進退量アクチュエータ1207の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。進退量検出センサ1208としては、例えば、ポテンショメータ、静電容量型センサ、レーザ変位計測計、フォトセンサ、エンコーダまたはパルスコーダを用いればよい。なお、駆動ベルト巻回部112、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116において、駆動ベルト106、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108をそれぞれ付勢巻回配置する場合は、各巻回部の直径をフォトセンサなどで計測した値をセンサ信号としてもよい。
締結用アクチュエータ1209は、ドライバ1204からアクチュエータ駆動出力を受け取り、締結部702と爪先端部105との締結動作を調整する。
締結検出センサ1210は、締結用アクチュエータ1209の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。締結用アクチュエータ1209としては、例えば、マイクロスイッチ、近接センサ、無線アンテナ、RFIDタグ、レーザ変位計測計またはフォトセンサを用いることができる。
信号処理部1211は、開閉量検出センサ1206、進退量検出センサ1208および締結検出センサ1210から各センサ信号を受け取り、各センサ信号に対して信号増幅処理およびアナログデジタル変換処理などの信号処理を行う。
動作モード格納部1212は、動作モードごとに定義されたアクチュエータ動作を格納する。動作モード格納部1212は、対象物の形状、重量、柔軟性などの属性データも格納する。動作モードとしては、例えば、各アクチュエータの動作を停止させる動作、およびつり下げて運搬する際にサーボロックを維持して姿勢を保持する動作など、それぞれの動作モードに従って異なる処理が定義される。
判定部1213は、信号処理部1211から変換されたセンサ信号を受け取り、各変換されたセンサ信号に応じて、間隔の調整、対象物の移載、爪部の締結が行われたかどうかを判定する。また、判定部1213は、判定結果に応じて、動作コマンド生成部1201から動作モード情報を受け取り、動作モード情報に対応する動作モードに応じたアクチュエータ動作を動作モード格納部1212から抽出し、アクチュエータ駆動停止およびサーボロックなどのコマンドを生成する。または、動作コマンド生成部1201に対して目標値を修正する戻り値コマンドを生成する。戻り値コマンドにより、現状の動作に適した対応処理動作を実行でき、運搬装置全体の動作の信頼性および確実性を確保する駆動制御を行うことができる。
次に、運搬装置1200の運搬処理について図13のフローチャートを参照して説明する。ここでは、図8、図9および図10に示すような運搬処理を想定する。
ステップS1301では、マニピュレータ101が、対象物を移載可能な位置に、運搬装置1200を移動する。
ステップS1302では、間隔調整部102が、第1支持部103および第2支持部701の少なくともどちらか一方を移動させ、間隔を調整する。具体的には、開閉用アクチュエータ1205を駆動させることにより、第1支持部103および第2支持部701を直動駆動させる。
ステップS1303では、判定部1213が、第1支持部103および第2支持部701が所望位置に到達したかどうかを判定する。所望位置に到達したかどうかは、例えば開閉量検出センサ1206のセンサ信号により予め定められた位置情報に到達したかどうかを判定する。位置情報は、予め定められた間隔距離でもよいし、カメラなどの外部情報収集機器またはユーザが目視により確認した位置でもよいし、第1支持部103および第2支持部701に設置した接触センサからの情報でもよい。第1支持部103および第2支持部701が所望位置に到達した場合は、ステップS1304に進み、第1支持部103および第2支持部701が所望位置に到達していない場合は、ステップS1302に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS1304では、間隔調整部102が、第1支持部103および第2支持部701の移動を停止する。具体的には、アクチュエータ駆動制御部1203が判定部1213からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ1204を介して開閉用アクチュエータ1205を停止させる。
ステップS1305では、駆動ベルト106が、爪部を対象物の下面へ進行させる。具体的には、爪部進退量アクチュエータ1207により回転駆動部113が回転し、駆動ベルト106が進行方向に沿って進行する。これに応じて、爪部が進行するとともに、第1移載ベルト107および第2移載ベルト108も進行方向に沿って進行する。
ステップS1306では、判定部1213が、爪部と締結部702とが締結したかどうかを判定する。締結したかどうかは、締結検出センサ1210からのセンサ信号により、爪部と締結部702とが締結しているかどうか判定すればよい。爪部と締結部702とが締結したと判定すればステップS1307に進み、爪部と締結部702とが締結していないと判定すればステップS1305に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS1307では、爪部進退量アクチュエータ1207が、駆動ベルトの駆動を停止する。具体的には、アクチュエータ駆動制御部1203が判定部1213からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ1204を介して爪部進退量アクチュエータ1207を停止させる。
ステップS1308では、マニピュレータ101が、第1移載ベルト107に移載された対象物を運搬する。例えば、マニピュレータがz方向に移動することにより、対象物をつり下げ保持することができる。以上で運搬装置1200の動作制御を終了する。
なお、第3の実施形態では、制御部における処理を、CPU(中央演算処理装置)を用いてメモリなどの外部記憶装置内のプログラムソフトで実現することを想定するが、CPUを用いない単独の電子回路(ハードウェア)によって実現してもよい。
以上に示した第3の実施形態によれば、制御動作により、運搬装置全体の動作の信頼性および確実性を確保しつつ、柔軟性および難掴持性を有する不定形対象物を移載および運搬することができる。
第2の実施形態および第3の実施形態では、第1支持部103および第2支持部701の2本の支持部を想定するが、対象物を移載する際の安定性を考慮して、例えば4本および6本と支持部の数を増加してもよい。例えば、4本の支持部を有する場合は、爪部が進退する第1支持部と、第1支持部に対向しかつ締結部を有する第2支持部とを1組として、長方形の各頂点に90度ごとに第1支持部、第2支持部、第1支持部、第2支持部と位置するように2組を配置すればよい。
また、上述の実施形態では、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116が、爪伸縮部104に存在する場合を示すが、爪部の第1爪回転ローラ109および第2爪回転ローラ110の位置に、第1移載ベルト巻回部115および第2移載ベルト巻回部116が存在してもよい。具体的には、第1移載ベルト107の一端が第1支持部103に固定され、第1移載ベルト107の他端が爪部に存在する第1移載ベルト巻回部115に付勢巻回配置される。同様に、第2移載ベルト108の一端が第1支持部103に固定され、第2移載ベルト108の他端が爪部に存在する第2移載ベルト巻回部116に付勢巻回配置される。よって、上述の実施形態と同様に、駆動ベルト106に連動して第1移載ベルト107および第2移載ベルト108も延在するように動作させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,700,1200…運搬装置、101…マニピュレータ、102…間隔調整部、103…第1支持部、104…爪伸縮部、105…爪先端部、106…駆動ベルト、107…第1移載ベルト、108…第2移載ベルト、109…第1爪回転ローラ、110…第2爪回転ローラ、111…方向変更部、112…駆動ベルト巻回部、113…回転駆動部、114…押圧回転ローラ、115…第1移載ベルト巻回部、116…第2移載ベルト巻回部、117…第1変更回転ローラ、118…第2変更回転ローラ、150,401…対象物、151,1001…載置台、201…モータ、501…表面回転ローラ、701…第2支持部、702…締結部、1201…動作コマンド生成部、1202…目標指令値生成部、1203…アクチュエータ駆動制御部、1204…ドライバ、1205…開閉用アクチュエータ、1206…開閉量検出センサ、1207…爪部進退量アクチュエータ、1208…進退量検出センサ、1209…締結用アクチュエータ、1210…締結検出センサ、1211…信号処理部、1212…動作モード格納部、1213…判定部。

Claims (8)

  1. 第1支持部と、
    第1回転部および第2回転部を有し、先端が突出する爪部と、
    一端が前記爪部に固定され、該爪部を進行方向に沿って進行させる駆動ベルトと、
    前記駆動ベルトの第1面に沿って並設され、一端が該第1面から離れるように前記第1回転部で折り返して前記第1支持部に固定される第1移載ベルトと、
    前記第1面に対向する前記駆動ベルトの第2面に沿って並設され、一端が該第2面から離れるように前記第2回転部で折り返して前記第1支持部に固定される第2移載ベルトと、を具備し、
    前記第1移載ベルトおよび前記第2移載ベルトは、前記駆動ベルトが前記進行方向に沿って進行する場合に連動して延在する運搬装置。
  2. 前記爪部が、前記駆動ベルトに伴って運搬対象となる対象物の下面に潜入または該対象物内部に進行することにより、前記第1移載ベルトに該対象物が移載される請求項1に記載の運搬装置。
  3. 前記第1支持部に配置され、前記爪部と締結する締結部をさらに具備し、
    前記爪部は、前記第1移載ベルトに運搬対象となる対象物が移載されたのち、前記締結部に締結する請求項1または請求項2に記載の運搬装置。
  4. 前記第1支持部に対向する第2支持部と、
    前記第2支持部に配置され、前記爪部と締結する締結部と、
    前記爪部は、前記第1移載ベルトに運搬対象となる対象物が移載されたのち、前記締結部に締結する請求項1または請求項2に記載の運搬装置。
  5. 前記爪部と前記締結部との締結を検出するセンサ信号を生成するセンサと、
    前記センサ信号に応じて、前記駆動ベルトの駆動を停止する制御部と、をさらに具備する請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の運搬装置。
  6. 前記爪部は、少なくとも一部分が鉄製材料であり、前記締結部は、電磁石である請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の運搬装置。
  7. 前記爪部は、吸引機構を有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の運搬装置。
  8. 前記駆動ベルト、前記第1移載ベルトおよび前記第2移載ベルトのそれぞれの他端は、付勢巻回配置される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の運搬装置。
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