JP5473792B2 - ウェビング巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スプールにトーションシャフトが組み付けられたウェビング巻取装置に関する。
ウェビング巻取装置においては、スプールの内側にトーションシャフトとしてのメインシャフト及びサブシャフトの二本のエネルギー吸収部材が配置されているものがある(例えば、特許文献1参照)。これらのメインシャフト及びサブシャフトは、スプールに対して同軸的に配置されており、その軸位置精度が高められると、ウェビングベルトの引出しフィーリングが良好になる。
特開2009−113551公報
しかしながら、メインシャフト及びサブシャフトのそれぞれをスプール内の軸方向中間部に保持させる場合、スプール内に通されるウェビングベルトの領域を確保するためにトーションシャフトの被保持部の形状が制約されるので、スプール内の軸方向中間部側でトーションシャフトのスプールに対する軸位置精度を高めるのは難しい。
本発明は、上記事実を考慮して、トーションシャフトの軸方向一端側がスプール内の軸方向中間部に保持される場合に当該トーションシャフトのスプールに対する軸位置精度を高めることができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のウェビング巻取装置は、筒状に形成されてウェビングベルトが層状に巻き取られるスプールと、前記スプールの軸心部に収容されて前記スプールの軸方向に沿って配置され、軸方向の一端部に前記スプール内の軸方向中間部に保持される被保持部を備えると共に、前記被保持部とは軸方向の反対側の端部に自らの軸線に同軸でかつ外周側に複数の雄スプラインが形成された嵌挿部を備えたトーションシャフトと、筒状に形成され、前記嵌挿部が配置される側から前記スプールに嵌入された被嵌入部を備えて前記スプールと同軸に配置され、筒内側に自らの軸線に同軸でかつ内周面に複数の雌スプラインが形成された嵌挿孔が形成され、前記嵌挿孔に前記トーションシャフトの前記嵌挿部が嵌挿されたスリーブと、前記スリーブをその軸線回りに回転変位させかつ前記トーションシャフトの回転を規制することで前記嵌挿孔の軸心に前記嵌挿部の軸心を一致させた状態で、前記トーションシャフトの前記嵌挿部側を前記スリーブに対して固定可能な固定手段と、前記スプール内で前記スリーブの前記被嵌入部が嵌入される側となる軸方向一側の部位に形成され、前記スプールの軸方向に延在する挿入溝と、前記スプール内で前記挿入溝とスプール軸回りにずれてかつ前記挿入溝よりも軸方向他側寄りに形成され、前記スプールの軸方向に延在する係止溝と、前記スプール内で前記係止溝の軸方向一側の終端部を形成する係止面と、前記トーションシャフトの前記被保持部に設けられ、前記被保持部が前記スプール内に挿入されて前記挿入溝を通過した状態で前記トーションシャフトが前記スプールに対して自らの軸回りに相対回転させられることで前記係止面に対面しかつ前記係止溝の側面に当接された係止状態とされる係止突起と、を有する。
請求項1に記載する本発明のウェビング巻取装置によれば、トーションシャフトは、スプールの軸心部に収容されてスプールの軸方向に沿って配置され、軸方向の一端部に設けられた被保持部がスプール内の軸方向中間部に保持される。また、トーションシャフトにおいて被保持部とは軸方向の反対側の端部に設けられた嵌挿部は、トーションシャフト自らの軸線に同軸でかつ外周側に複数の雄スプラインが形成されている。これに対して、嵌挿部が配置される側からは筒状のスリーブの被嵌入部がスプールに嵌入され、スリーブがスプールと同軸に配置されている。スリーブは、筒内側に自らの軸線に同軸でかつ内周面に複数の雌スプラインが形成された嵌挿孔が形成されており、この嵌挿孔にトーションシャフトの嵌挿部が嵌挿されている。
ここで、トーションシャフトの組付時において、スリーブの嵌挿孔にトーションシャフトの嵌挿部が嵌挿された状態で、スリーブがその軸線回りに回転変位させられ、かつトーションシャフトの回転が規制されると、スリーブの回転変位に伴って嵌挿孔の雌スプラインから嵌挿部の雄スプラインがそれぞれ抜け出そうとする力の各分力で、嵌挿部は、嵌挿部の軸心が嵌挿孔の軸心に一致する方向に変位(センタリング)される。そして、本発明では、スリーブをその軸線回りに回転変位させかつトーションシャフトの回転を規制することで嵌挿孔の軸心に嵌挿部の軸心を一致させた状態で、トーションシャフトの嵌挿部側をスリーブに対して固定手段によって固定可能となっている。このため、前記の状態でトーションシャフトの嵌挿部側がスリーブに対して固定手段によって固定されることで、トーションシャフトは、スリーブと同軸に配置された状態、換言すれば、スプールと同軸に配置された状態が保持される。
また、このウェビング巻取装置によれば、スプール内でスリーブの被嵌入部が嵌入される側となる軸方向一側の部位に挿入溝が形成されてスプールの軸方向に延在している。これに対して、係止溝は、スプール内で挿入溝とスプール軸回りにずれてかつ挿入溝よりも軸方向他側寄りに形成されてスプールの軸方向に延在しており、スプール内で係止溝の軸方向一側の終端部が係止面によって形成されている。また、トーションシャフトの被保持部に係止突起が設けられ、被保持部がスプール内に挿入されて挿入溝を通過した状態でトーションシャフトがスプールに対して自らの軸回りに相対回転させられることで、被保持部に設けられた係止突起が係止面に対面しかつ係止溝の側面に当接された係止状態となる。
ここで、トーションシャフトの組付時において、スリーブの嵌挿孔にトーションシャフトの嵌挿部が嵌挿された状態で、スリーブがその軸線回りに回転変位させられると、トーションシャフトも回転することになるので、トーションシャフトの係止突起をスプール内で係止させることができる。また、トーションシャフトの係止突起がスプール内で係止されると、スリーブをその軸線回りに回転変位させかつトーションシャフトの回転を規制する状態になるので、嵌挿孔の軸心に嵌挿部の軸心を一致させることができる。すなわち、トーションシャフトの係止突起がスプール内で係止された後、これに連続して、トーションシャフトがスリーブと同軸に配置される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のウェビング巻取装置によれば、トーションシャフトのスプールに対する軸位置精度を高めることができるという優れた効果を有する。
また、このウェビング巻取装置によれば、トーションシャフトの係止突起をスプール内で係止させた後、これに連続して、当該トーションシャフトをスリーブと同軸に配置することができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係るウェビング巻取装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るウェビング巻取装置の要部を示す分解斜視図である。 サブトーションシャフトをスリーブと同軸に配置させるための作用を説明するための作用図である。図3(A)は、スリーブの嵌挿孔にサブトーションシャフトの嵌挿部を嵌挿させた状態を示す。図3(B)は、スリーブをその軸線回りに回転変位させかつサブトーションシャフトの回転を規制することで嵌挿孔の軸心に嵌挿部の軸心を一致させた状態を示しており、図1の3B−3B線に沿った拡大断面図に対応する。 図1の5B−5B線に沿った断面のうちスプールのみを示す断面図である。 図4のスプールにサブトーションシャフトを組み付ける状態を説明するための断面図である。図5(A)はスプールにサブトーションシャフトを挿入した状態を示す。図5(B)は図5(A)の状態からサブトーションシャフトを回転変位させた状態を示し、図1の5B−5B線に沿った断面図に相当する。
(実施形態の構成)
図1には、本発明の一実施形態に係るウェビング巻取装置10が断面図にて示されており、図2には、ウェビング巻取装置10の要部(シャフトアッシー)が分解斜視図にて示されている。なお、図中では、ウェビング巻取装置10におけるスプール12の軸方向一側を矢印Aで示し、スプール12の軸方向他側を矢印Bで示している。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るウェビング巻取装置10は、巻取軸を構成するスプール12を備えている。スプール12は、鋳造により略円筒形状に形成されており、車両に固定されたフレーム(図示省略)に軸方向両端部が回転自在に支持されている。
図2に示されるように、スプール12には、軸方向に沿って長尺矩形状に開口するウェビング挿通孔15が形成されている。スプール12の側断面図である図4に示されるように、ウェビング挿通孔15は、スプール12の軸心よりも外周側に形成され、スプール12の弦方向に沿って貫通されている。図2に示されるウェビング挿通孔15には、長尺帯状のウェビングベルト14の基端側端部が抜け止めされた状態で挿通されている。ウェビングベルト14は、スプール12に基端側から層状に巻き取られている。ここで、スプール12が巻取方向(図2の矢印C方向)へ回転させられることで、ウェビングベルト14がスプール12に巻き取られる。また、ウェビングベルト14がスプール12から引き出されることで、スプール12が引出方向(図2の矢印D方向)へ回転させられる。
スプール12には、軸心部に組付孔として貫通孔16が貫通形成されている。スプール12内における貫通孔16の軸方向一側(図中右側)の部位には挿入孔18(図1参照)が設けられている。図1の5B−5B線に沿った断面のうちスプール12のみを示す断面図である図4に示されるように、挿入孔18の外周側には、断面略台形状の挿入溝18Aが複数個(本実施の形態では4個)形成されている。挿入溝18Aは、スプール12の軸方向に延在しており(図1参照)、スプール12の周方向に等間隔に並んで配置されている。
図1に示されるように、スプール12内における貫通孔16で挿入溝18Aよりも軸方向他側寄り(図中左側)には、係止孔20が形成されている。図4に示されるように、係止孔20の外周側には、断面略台形状の係止溝20Aが複数個(本実施の形態では4個)形成されている。係止溝20Aは、挿入溝18Aとスプール軸回りに一部ずれてスプール12の軸方向に延在しており(図1参照)、挿入溝18Aに連通している。複数個の係止溝20Aは、スプール12の周方向に等間隔に並んで配置されている。また、図1に示されるように、スプール12内で係止溝20Aの軸方向一側(図中右側)の終端部に係止面20Bが形成されている。係止面20Bは、図1の断面視において、挿入溝18Aと係止溝20Aとの境界部分に配置されている。
また、挿入孔18に対して係止孔20とは反対側にはスリーブ装着部22が形成されている。スリーブ装着部22は、内周形状がスプール12の軸心(中心軸線)に対して同軸の円形に形成されており、スプール12の軸方向一端部で開口している。スリーブ装着部22の内周形状は、挿入孔18の内周形状よりも十分に大きく設定されている。このため、スリーブ装着部22における挿入孔18の側には底壁部22Aが形成されている。
スプール12の軸心部には、フォースリミッタ機構を構成するメイントーションシャフト24及びサブトーションシャフト30(これらは広義には「エネルギー吸収部材」として把握される要素である。)が収容されてスプール12の軸方向に沿って直列に並んで配置されている。また、サブトーションシャフト30は、メイントーションシャフト24に比べて軸方向の長さが短く設定され、軸方向一端側の径方向へのずれがメイントーションシャフト24に比べて軸方向の傾きに大きく影響する部材である。本実施形態では、サブトーションシャフト30が請求項1記載の「トーションシャフト」の構成を備えた部材となっている。
メイントーションシャフト24は、サブトーションシャフト30に対向する側の端部24Aがスプール12内の軸方向中間部に保持されている。なお、詳細な説明は省略するが、メイントーションシャフト24の端部24Aにはサブトーションシャフト30側に突出する凸部が設けられてワッシャ28A及びプッシュナット28Bが装着されている。
メイントーションシャフト24の軸方向中間部には、スプール12の軸方向他側(図中左側)において第1ロック機構60を構成するロックギア26が取り付けられており、メイントーションシャフト24に対するロックギア26の相対回転は不能とされている。ロックギア26の外周部には外歯のラチェット歯26Aが形成されている。ラチェット歯26Aに対応してフレーム(図示省略)には第1ロック機構60を構成するロックプレート(図示省略)が設けられている。このロックプレートはラチェット歯26Aに対して接離移動可能とされており、車両の急減速状態や引出方向へスプール12が急激に回転することで第1ロック機構60が作動した状態では、前記ロックプレートがラチェット歯26Aに噛み合い、引出方向へのラチェット歯26Aの回転が規制される構成になっている。
図2に示されるように、サブトーションシャフト30は、スプール12の軸方向に沿って配置された略円柱形状の本体32を備えると共に、メイントーションシャフト24に対向する側の端部(軸方向の一端部)に被保持部34を備えている。被保持部34は、本体32よりも径が大きく、外周側には略三角柱状の係止突起34Aが複数個(本実施の形態では4個)形成されている。係止突起34Aは、サブトーションシャフト30の周方向に等間隔に並んで配置されている。また、図1の5B−5B線に沿った断面図に相当する図5(B)に示されるように、被保持部34は、スプール12内の軸方向中間部におけるウェビングベルト14の挿通部を確保するために、外周側の一部が直線状に切り欠かれたようになっている。このため、被保持部34は、軸直交方向に沿って切断した断面形状が非点対称の形状とされている。
図1に示されるサブトーションシャフト30は、係止突起34Aが係止溝20Aの係止面20Bに対面しかつ係止溝20Aの側面120A(図5(B)参照、巻取方向側面)に当接された係止状態とされてサブトーションシャフト30がスプール12から離脱不能にされている。すなわち、この状態では、サブトーションシャフト30がスプール12から軸方向一側への抜け止め(スラスト方向の規制)がされると共に、スプール12のサブトーションシャフト30に対する引出方向への回転が阻止されている。被保持部34は、スプール12内の軸方向中間部に保持されている。
一方、図2に示されるように、サブトーションシャフト30において、被保持部34とは軸方向の反対側の端部には、嵌挿部36が設けられ、この嵌挿部36には、サブトーションシャフト30の軸線(自らの軸線)に同軸でかつ外周側に複数の(本実施形態では6個の)雄スプライン36Aが形成されている。図1の3B−3B線に沿った拡大断面図に対応する図3(B)に示されるように、嵌挿部36の雄スプライン36Aは、サブトーションシャフト30の軸直交方向に切断した断面形状の外周側で径方向外側へスプライン形状(湾曲凸状)に形成されている。
図1に示されるように、サブトーションシャフト30にはスリーブ40が装着される。スリーブ40は、筒状に形成され(図2参照)、スプール12へ嵌入するための被嵌入部42を備えている。被嵌入部42は、サブトーションシャフト30の嵌挿部36が配置される側からスプール12に嵌入され、これにより、スリーブ40はスプール12と同軸に配置されている。被嵌入部42の外形は円形状となっており、被嵌入部42の外径寸法は、スリーブ装着部22の内径寸法に略等しく(厳密には極僅かに小さく)設定されている。すなわち、被嵌入部42の外径寸法及びスリーブ装着部22の内径寸法によってラジアル方向の位置決めがされている。なお、本実施形態では、スプール12内でスリーブ40の被嵌入部42が嵌入される側がスプール12の軸方向一側となっている。
また、スリーブ40には、筒内側に自らの軸線に同軸の嵌挿孔44が被嵌入部42とは軸方向の反対側に形成されている。スリーブ40の軸方向に沿う嵌挿孔44は、図3に示されるように、その内周形状がサブトーションシャフト30の嵌挿部36の外周形状に対して僅かに大きい相似形状とされており、内周面に複数の(本実施形態では6個の)雌スプライン44Aが形成されている。このような構成により、スリーブ40には、サブトーションシャフト30が挿入されると共に、スリーブ40の嵌挿孔44にサブトーションシャフト30の嵌挿部36が嵌挿(ラジアル嵌合)されている。
また、図1に示されるように、サブトーションシャフト30にスリーブ40が装着された状態でサブトーションシャフト30には固定手段を構成するスクリュー50(雄ねじ部材)が取り付けられる。スクリュー50は、フランジ部52を備えている。フランジ部52は外周形状が嵌挿孔44の内周形状よりも大きな円板状とされている。フランジ部52の一方の端面には軸状の雄ねじ部54がフランジ部52に対して同軸的に形成されている。
これに対して、サブトーションシャフト30の嵌挿部36側には、本体32とは反対側の端面部で開口したねじ穴部38が形成されている。このねじ穴部38は本体32に対して同軸に形成されている。ねじ穴部38の雌ねじ部はスクリュー50の雄ねじ部54が螺合可能とされている。また、フランジ部52の雄ねじ部54とは反対側の端部には、摘み部56がフランジ部52や雄ねじ部54に対して同軸に形成されている。
スクリュー50の雄ねじ部54がサブトーションシャフト30のねじ穴部38の雌ねじ部に螺合されて締め付けられた状態では、スクリュー50のフランジ部52及びサブトーションシャフト30の係止突起34Aが、スリーブ40及びスプール12における挿入孔18の周縁部を挟み付けてスプール軸方向に締結荷重を付与すると共に、サブトーションシャフト30をスクリュー50側へ引き寄せる荷重を発生させることになり、サブトーションシャフト30の軸方向両端がそれぞれ固定される。すなわち、本実施形態では、スクリュー50、サブトーションシャフト30のねじ穴部38、サブトーションシャフト30の係止突起34A、及びスプール12における挿入孔18の周縁部を含んで固定手段としての固定機構58が構成されている。これによって、固定機構58は、サブトーションシャフト30の嵌挿部36側をスリーブ40に対して固定可能とされている。
なお、詳細な説明を省略するが、スプール12の側方でスリーブ40の外周側には、第2ロック機構62を構成する複数のクラッチ部品が配置されている。すなわち、スリーブ40には、スリーブ40と共に一体的に回転する回転体が嵌め込まれ、この回転体に対しては直接又は間接的に係合して当該回転体の引出方向への回転を規制する機構が設けられている。また、本実施形態では、第1ロック機構60に連動して第2ロック機構62が作動可能な構成になっていると共に、例えば、ウェビング巻取装置10が設けられた座席に着座した乗員の体重等の体格情報を検出する体格検知手段での検出結果に基づき第2ロック機構62が作動可能な状態又は作動不可能な状態を切り換えることができるような構成になっている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
まず、ウェビング巻取装置10の機能面での作用及び効果を簡単に説明する。
ウェビング巻取装置10では、車両が急減速状態を第1ロック機構60の加速度センサが検出し、又は、このような急減速の慣性で車両前方側へ急速に移動しようとする乗員の身体が、装着されているウェビングベルト14を急速に引っ張ることで、スプール12が急速に引出方向に回転すると、先ず、第1ロック機構60のロックギア26のラチェット歯26Aにロックプレート(図示省略)が噛み合う。これにより、第1ロック状態となり、引出方向へのロックギア26の回転が規制される。ロックギア26の引出方向への回転が規制されることで、メイントーションシャフト24の引出方向への回転が規制される。また、メイントーションシャフト24の引出方向への回転が規制されることで、スプール12の引出方向への回転が規制される。この状態で、メイントーションシャフト24の捩じり剛性を超える大きさの引出方向への回転力がスプール12に付与されると、メイントーションシャフト24が捩じれ変形し、これに応じて、スプール12の回転が許容されると共に、エネルギーが吸収される。
一方、第1ロック機構60が作動した状態で、第2ロック機構62が作動すると、第2ロック状態となり、スリーブ40と共に一体的に回転する前記回転体の引出方向への回転が規制される。スリーブ40には嵌挿孔44にサブトーションシャフト30の嵌挿部36が入り込んでおり、嵌挿部36とスリーブ40とは互いに回り止めされている。したがって、回転体と共にスリーブ40の引出方向への回転が規制されることで、サブトーションシャフト30の引出方向への回転が規制される。また、サブトーションシャフト30とスプール12とは互いに回り止めされているので、サブトーションシャフト30の引出方向への回転が規制されることで、スプール12の引出方向への回転が規制される。この状態で、メイントーションシャフト24及びサブトーションシャフト30の双方の捩じり剛性の和を超える大きさの引出方向への回転力がスプール12に付与されると、メイントーションシャフト24及びサブトーションシャフト30の双方が捩じれ変形する。これに応じて、スプール12の回転が許容されると共に、エネルギーが吸収される。
また、第2ロック機構62は、第1ロック機構60に連動する構成で、しかも、例えば、ウェビング巻取装置10が設けられた座席に着座した乗員の体重等の体格情報を検出する体格検知手段での検出結果に基づき第2ロック機構62は作動可能な状態又は作動不可能な状態を切り換えることができる。第2ロック機構62を作動可能な状態とした場合には、メイントーションシャフト24及びサブトーションシャフト30の双方の捩じり剛性の和を超える大きさの引出方向への回転力でスプール12の回転が許容される。一方、第2ロック機構62を作動不可能な状態とした場合には、メイントーションシャフト24の捩じり剛性を超える大きさの引出方向への回転力でスプール12の回転が許容される。よって、吸収できるエネルギーの大きさも変えることができる。
次に、ウェビング巻取装置10の組み立て方(サブトーションシャフト30の組付方法)の説明を通して本実施形態の作用及び効果について説明する。なお、以下においては、スプール12にメイントーションシャフト24及び第1ロック機構60が組み付けられた状態以降の組付けを説明する。
まず、図5(A)に示されるように、サブトーションシャフト30の被保持部34の係止突起34Aをスプール12の挿入溝18Aに合わせつつ、図1及び図2に示されるサブトーションシャフト30をスプール12の貫通孔16に挿入して挿入溝18A(図1参照)を通過させる。このとき、図1に示されるサブトーションシャフト30の被保持部34は、係止孔20内のプッシュナット28B近くまで挿入し、係止孔20が形成された位置まで到達させる。なお、サブトーションシャフト30の嵌挿部36側は、スプール12から突出するように配置される。
次に、図1及び図2に示されるスリーブ40の被嵌入部42を、サブトーションシャフト30の嵌挿部36が配置される側からスプール12のスリーブ装着部22に嵌入させる。これによって、スリーブ40は、スプール12と同軸に配置されると共に、スリーブ40の嵌挿孔44にサブトーションシャフト30の嵌挿部36が嵌挿される。スリーブ40の嵌挿孔44とサブトーションシャフト30の嵌挿部36との間には僅かな隙が存在するため、図3(A)に示されるように、嵌挿孔44の軸心44Xと嵌挿部36の軸心36Xとは、必ずしも一致せず、基本的には僅かにずれている。なお、詳細説明を省略するが、スリーブ40の外周側には予め複数のクラッチ部品が組み付けられて一体化されている(図示省略)。
次に、この状態で、スリーブ40をスプール12(図1等参照)に対して巻取方向へ所定角度回転変位させる。このとき、スリーブ40に連動して、図5(B)に示されるように、サブトーションシャフト30がスプール12に対して自らの軸回りに(巻取方向へ)所定角度相対回転する。これによって、サブトーションシャフト30の被保持部34の係止突起34Aが、係止溝20Aの係止面20Bに対面しかつ係止溝20Aの巻取方向の側面120Aに当接された係止状態となる。
このように、サブトーションシャフト30の係止突起34Aがスプール12内で係止され、かつ、図1等に示されるスリーブ40に回転トルクが付与され続けると、スリーブ40をその軸線回りに回転変位させかつサブトーションシャフト30の回転を規制する状態になる。ここで、仮にスリーブ40の嵌挿孔44とサブトーションシャフト30の嵌挿部36との隙が完全にゼロであれば、スリーブ40の回転は止められることになるが、実際には図3に示されるように、スリーブ40の嵌挿孔44とサブトーションシャフト30の嵌挿部36との間には僅かな隙が存在するため、スリーブ40は僅かに回転変位することになる。この状態では、図3(B)に示されるように、スリーブ40の回転変位に伴って嵌挿孔44の雌スプライン44Aから嵌挿部36の雄スプライン36Aがそれぞれ抜け出そうとする力の各分力で、嵌挿部36は、嵌挿部36の軸心36Xが嵌挿孔44の軸心44Xに一致する方向に変位(センタリング)される。
この状態で、図示しない回り止め手段を用いて、図1に示されるスリーブ40をスプール12に対して回り止めし、スクリュー50の雄ねじ部54をサブトーションシャフト30のねじ穴部38の雌ねじ部に螺合させて締め付ける。これによって、スクリュー50のフランジ部52及びサブトーションシャフト30の係止突起34Aが、スリーブ40及びスプール12における挿入孔18の周縁部を挟み付けてスプール軸方向に締結荷重を付与すると共に、サブトーションシャフト30をスクリュー50側へ引き寄せる荷重を発生させることで、サブトーションシャフト30の軸方向両端がそれぞれ固定される。すなわち、スリーブ40をその軸線回りに回転変位させかつサブトーションシャフト30の回転を規制することで嵌挿孔44の軸心44X(図3(B)参照)に嵌挿部36の軸心36X(図3(B)参照)を一致させた状態で、サブトーションシャフト30の嵌挿部36側が固定機構58によりスリーブ40に対して固定される。最後に図示しない回り止め手段を外す。
以上によって、サブトーションシャフト30は、スリーブ40と同軸に配置された状態、換言すれば、スプール12と同軸に配置された状態が保持される。すなわち、本実施形態に係るウェビング巻取装置10によれば、サブトーションシャフト30のスプール12に対する軸位置精度を高めることができる。これにより、スプール12やサブトーションシャフト30を含むシャフトアッシーがスムーズに回転するので、ウェビングベルト14の引出しフィーリングが良好になる。また、本実施形態に係るウェビング巻取装置10によれば、サブトーションシャフト30の係止突起34Aをスプール12内で係止させた後、これに連続して、サブトーションシャフト30をスリーブ40と同軸に配置することができる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、メイントーションシャフト24に比べて軸方向の長さが短く設定されたサブトーションシャフト30が請求項1記載の「トーションシャフト」の構成を備えた部材となっているが、例えば、スプールの内側に収容されてスプールの軸方向に沿って直列に並ぶ二本のトーションシャフトのうち軸方向の長さが長いほうのトーションシャフト(メイントーションシャフト)が請求項1記載の「トーションシャフト」の構成を備えた部材とされてスプールに対する軸位置精度が高められてもよい。
また、上記実施形態では、サブトーションシャフト30の被保持部34に設けられた係止突起34Aが、スプール12内で係止面20Bに対面しかつ係止溝20Aの側面120A(図5(B)参照)に当接された係止状態とされているが、本発明の実施形態ではない参考例として、トーションシャフトの被保持部は、例えば、トーションシャフトの回り止め用兼抜け止め用としてスプールを径方向に圧入状態で貫通したピン状部材等の先端部に当接されることでスプール内の軸方向中間部に保持されてもよい。
また、上記実施形態では、雄スプライン36A及び雌スプライン44Aの数がいずれも6個とされているが、雄スプライン及び雌スプラインの数はこれに限定されない。
また、上記実施形態では、固定手段としての固定機構58がサブトーションシャフト30の嵌挿部36側をスリーブ40に対して固定しているが、スリーブをその軸線回りに回転変位させかつトーションシャフトの回転を規制することで嵌挿孔の軸心に嵌挿部の軸心を一致させた状態でトーションシャフトの嵌挿部側をスリーブに対して固定可能とされた固定手段は、例えば、スクリュー50及びサブトーションシャフト30のねじ穴部38と、スクリュー50をスリーブ40に固定する固定具と、を含んで構成された固定機構等のような他の固定手段であってもよい。
10 ウェビング巻取装置
12 スプール
14 ウェビングベルト
18A 挿入溝
20A 係止溝
20B 係止面
30 サブトーションシャフト(トーションシャフト)
34 被保持部
34A 係止突起
36 嵌挿部
36A 雄スプライン
36X 嵌挿部の軸心
40 スリーブ
42 被嵌入部
44 嵌挿孔
44A 雌スプライン
44X 嵌挿孔の軸心
58 固定機構(固定手段)

Claims (1)

  1. 筒状に形成されてウェビングベルトが層状に巻き取られるスプールと、
    前記スプールの軸心部に収容されて前記スプールの軸方向に沿って配置され、軸方向の一端部に前記スプール内の軸方向中間部に保持される被保持部を備えると共に、前記被保持部とは軸方向の反対側の端部に自らの軸線に同軸でかつ外周側に複数の雄スプラインが形成された嵌挿部を備えたトーションシャフトと、
    筒状に形成され、前記嵌挿部が配置される側から前記スプールに嵌入された被嵌入部を備えて前記スプールと同軸に配置され、筒内側に自らの軸線に同軸でかつ内周面に複数の雌スプラインが形成された嵌挿孔が形成され、前記嵌挿孔に前記トーションシャフトの前記嵌挿部が嵌挿されたスリーブと、
    前記スリーブをその軸線回りに回転変位させかつ前記トーションシャフトの回転を規制することで前記嵌挿孔の軸心に前記嵌挿部の軸心を一致させた状態で、前記トーションシャフトの前記嵌挿部側を前記スリーブに対して固定可能な固定手段と、
    前記スプール内で前記スリーブの前記被嵌入部が嵌入される側となる軸方向一側の部位に形成され、前記スプールの軸方向に延在する挿入溝と、
    前記スプール内で前記挿入溝とスプール軸回りにずれてかつ前記挿入溝よりも軸方向他側寄りに形成され、前記スプールの軸方向に延在する係止溝と、
    前記スプール内で前記係止溝の軸方向一側の終端部を形成する係止面と、
    前記トーションシャフトの前記被保持部に設けられ、前記被保持部が前記スプール内に挿入されて前記挿入溝を通過した状態で前記トーションシャフトが前記スプールに対して自らの軸回りに相対回転させられることで前記係止面に対面しかつ前記係止溝の側面に当接された係止状態とされる係止突起と、
    を有するウェビング巻取装置。
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