JP5449862B2 - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5449862B2
JP5449862B2 JP2009128949A JP2009128949A JP5449862B2 JP 5449862 B2 JP5449862 B2 JP 5449862B2 JP 2009128949 A JP2009128949 A JP 2009128949A JP 2009128949 A JP2009128949 A JP 2009128949A JP 5449862 B2 JP5449862 B2 JP 5449862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
cold
flow rate
control valve
fuel control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009128949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010276265A (ja
Inventor
佑太 増渕
秀明 小穴
隼介 佐藤
俊之 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2009128949A priority Critical patent/JP5449862B2/ja
Priority to CN201010159416XA priority patent/CN101900451B/zh
Publication of JP2010276265A publication Critical patent/JP2010276265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5449862B2 publication Critical patent/JP5449862B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

本発明は、冷水を供給する吸収式冷凍機、冷水又は温水を供給する吸収式温水機等の吸収式冷凍装置に関する。
従来、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環サイクルをそれぞれ形成し、入熱量制御弁によって高温再生器の入熱量を制御する吸収式冷温水機が知られている。この吸収式冷温水機では、熱負荷に供給する冷/温水の出口温度に基づき、入熱量制御弁の開度を調整することにより、高温再生器の入熱量が制御される(例えば、特許文献1参照)。
特許第3748950号公報
ところで、上記従来の構成では、省エネ等の目的で冷/温水流量を定格流量よりも減らした場合、高温再生器の入熱量の定格時のままであることから入熱量が過度になり、冷/温水出口温度が上下に変動を繰り返すハンチングが発生するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、冷/温水流量を定格値より減らした状態でも冷/温水温度を安定させる吸収式冷凍装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環サイクルをそれぞれ形成し、入熱量制御弁によって高温再生器の入熱量を制御する吸収式冷凍装置において、蒸発器出口側の冷/温水温度に応じて前記入熱量制御弁の開度を決定する決定部と、冷/温水流量に基づいて、前記決定部で決定した開度を補正する補正部とを備え、前記補正部は、前記決定部が決定した開度に、定格流量に対する冷/温水流量の比率を乗じて補正することを特徴とする。
上記構成によれば、冷/温水温度に応じて入熱量制御弁の開度を決定する決定部と、冷/温水流量に基づいて、決定部で決定した開度を補正する補正部とを備えるため、冷/温水流量に基づいて入熱量が補正されるので、冷/温水温度の変化幅を定格流量時に近づけることができ、冷/温水温度の安定化を図ることができる。
また、上記構成によれば、補正部は、決定部が決定した開度に、定格流量に対する冷/温水流量の比率を乗じて補正するため、冷/温水流量に比例して入熱量が補正されるので、冷/温水温度をより確実に安定化できる。
本発明によれば、冷/温水温度に応じて入熱量制御弁の開度を決定する決定部と、冷/温水流量に基づいて、決定部で決定した開度を補正する補正部とを備えるため、冷/温水流量に基づいて入熱量が補正されるので、冷/温水温度の変化幅を定格流量時に近づけることができ、冷/温水温度の安定化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
〔第一の実施の形態〕
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る吸収式冷温水機(吸収式冷凍装置)を示す回路図である。
吸収式冷温水機100は、例えば、冷媒に水、吸収液に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた二重効用吸収式冷温水機である。この吸収式冷温水機100は、高温再生器1、低温再生器2、凝縮器3、蒸発器4、吸収器5、高温熱交換器6、及び低温熱交換器7等が配管接続され、吸収液及び冷媒の循環サイクルが構成されている。
高温再生器1には、インバータ8Aにより周波数可変に制御される第1吸収液ポンプ8により、冷媒が吸収液に吸収された稀釈吸収液(以下、稀液と言う。)を吸収器5から導く稀液管20が接続されている。高温再生器1内には、第1吸収液ポンプ8によって吸収器5から稀液管20を介して導かれた稀液が収容されており、この稀液の液面を検知する液面検知器1Aが設けられている。この稀液は、例えば都市ガスを燃料とするバーナ10によって加熱されるようになっている。バーナ10は、燃料に点火する点火器10Aと、燃料量を制御して入熱量を可変にする燃料制御弁(入熱量制御弁)10Bとを備えて構成されている。高温再生器1には、排ガスを排気する排気管11が設けられている。
また、高温再生器1には、稀液が加熱されることで生じた冷媒蒸気を凝縮器3へと導く冷媒蒸気管21と、冷媒蒸気が分離されて濃度が高くなった中間液を低温再生器2へと導く吸収液管22とが接続されている。冷媒蒸気管21は、第1冷媒蒸気管21Aと第2冷媒蒸気管21Bとに分岐され、第1冷媒蒸気管21Aは、低温再生器2を伝熱管として経由し、凝縮器3に接続されている。第2冷媒蒸気管21Bは、開閉弁31を備え、吸収器5に接続されている。吸収液管22は、第1吸収液管22Aと第2吸収液管22Bとに分岐され、第1吸収液管22Aには高温熱交換器6が設けられ、第2吸収液管22Bは開閉弁32を備え、吸収器5に接続されている。
低温再生器2には、第1冷媒蒸気管21Aを流通する冷媒蒸気によって中間液が加熱されることで生じた冷媒蒸気を凝縮器3へと流入させるエリミネータ12が仕切壁の上部に設けられている。また、低温再生器2には、冷媒蒸気が分離された濃縮吸収液(以下、濃液と言う。)を吸収器5へと導く吸収液管23が接続されている。この吸収液管23は、低温熱交換器7を備え、吸収器5内の上部に設けられた散布器5Aに接続されている。
凝縮器3には、この凝縮器3の下部から蒸発器4へ、途中にU字部を備えた冷媒管25が接続され、重力の作用により冷媒管25を介して流下する凝縮器3内の液冷媒が蒸発器4内に流入するようになっている。また、凝縮器3内には、冷却水が流通する冷却水管26が伝熱管として配置されている。
蒸発器4には、凝縮器3から流入した冷媒が溜まる冷媒溜まり4Bが形成され、この冷媒溜まり4Bから上部に設けられた散布器4Aへと液冷媒を循環させる冷媒ポンプ14を備えた冷媒管27が接続されている。蒸発器4内には、冷温水管28が伝熱管として配置され、この冷温水管28を介して、ブライン(例えば、冷水又は温水)が図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給される。冷温水管28と冷却水管26とは、開閉弁33が設けられた接続管29によって接続されている。
蒸発器4及び吸収器5の内部は高真空に保持されている。蒸発器4と吸収器5との間は仕切壁15Aで仕切られており、仕切壁15Aの上部には、蒸発器4において散布器4Aから冷温水管28に散布されて蒸発した冷媒蒸気が吸収器5へと流入するエリミネータ15Bが設けられている。
吸収器5の下部には、蒸発器4からの冷媒蒸気が散布器5Aから散布された濃液に吸収された稀液が溜まる稀液溜まり5Bが形成されている。この稀液溜まり5Bには、冷温水管28から分岐して開閉弁34が設けられた分岐管30と、上記稀液管20とが接続されている。吸収器5内には、冷却水が流通する冷却水管26が伝熱管として配置されている。この冷却水管26は、この吸収器5内を経由して上記凝縮器3内を経由するように配設されている。
吸収式冷温水機100には、冷温水管28の蒸発器4出口側に設けられて冷/温水出口温度を検出する温度センサ51と、冷温水管28の蒸発器4入口側に設けられて冷/温水流量Qを検出する流量センサ52とが設けられている。この流量センサ52は、冷温水管28の蒸発器4出口側に設けられてもよい。
また、吸収式冷温水機100には、吸収式冷温水機100の制御を行う制御装置60が設けられている。この制御装置60は、図示しない計時手段を備えている。制御装置60は、液面検知器1Aにより検出される高温再生器1における吸収液の液面の高さ、温度センサ51により検出される冷/温水の温度、流量センサ52により検出される冷/温水流量Q等を取得する。そして、制御装置60は、取得した値に基づいて、点火器10Aの点火制御、燃料制御弁10Bの開閉及び開度制御、インバータ8Aのインバータ制御等を実行する。
吸収式冷温水機100は、制御装置60の制御により、冷温水管28から冷水を取り出す冷房運転と、冷温水管28から温水を取り出す暖房運転とに運転モードが切り替えられる。
冷房運転時には、冷温水管28を介して熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の蒸発器4出口側温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷温水機100に投入される入熱量が制御装置60により制御される。具体的には、制御装置60は、ポンプ8,14を起動し、冷却水管26に冷却水を流し、バーナ10で燃料を燃焼させ、温度センサ51が検出するブラインの温度が所定の7℃となるようにバーナ10の火力を制御する。なお、冷房運転時には、開閉弁31〜34は閉じられる。
この場合、高温再生器1内の吸収液は、バーナ10により加熱され、濃縮して中間液と冷媒蒸気とに分離する。この中間液は、吸収液管22,22Aを流通して高温熱交換器6を経由し、吸収器5から流出する稀液によって冷却された後、低温再生器2に入る。高温再生器1で発生した冷媒蒸気は、冷媒蒸気管21,21Aを流通して低温再生器2を経由し、低温再生器2に供給された中間液を加熱して、凝縮して液冷媒となって凝縮器3に入る。高温再生器1からの冷媒蒸気によって加熱された低温再生器2の中間液は、濃縮して濃液と冷媒蒸気とに分離する。この冷媒蒸気は、エリミネータ12を通って凝縮器3に入る。
低温再生器2から凝縮器3に入った冷媒蒸気は、冷却水管26内を流通する冷却水によって冷却されて液冷媒となる。この液冷媒及び高温再生器1からの液冷媒は、冷媒管25を流通して蒸発器4に入り、一部蒸発しながらも冷媒溜まり4Bに溜まる。冷媒溜まり4Bに溜まった液冷媒は、冷媒ポンプ14によって冷媒管27を流通して蒸発器4内の散布器4Aに供給され、散布器4Aから冷温水管28の表面に散布される。このとき、冷媒は気化熱により、冷温水管28内を流通する温水の熱を奪い取り、温水が冷却されて冷水となる。この冷水は、熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。蒸発器4で蒸発した冷媒蒸気は、エリミネータ15Bを通って吸収器5に入る。
一方で、低温再生器2で濃縮された濃液は、吸収液管23を流通して低温熱交換器7を経由し、第1吸収液ポンプ8によって吸収器5から流出した稀液によって冷却された後、吸収器5内の散布器5Aに供給され、散布器5Aから冷却水管26の表面に散布される。吸収器5では、蒸発器4で発生した冷媒蒸気が濃液に吸収され、濃度の低下した稀液となって稀液溜まり5Bに溜まる。なお、冷媒蒸気が濃液に吸収される際に発生する熱は、冷却水管26内を流通する冷却水により冷却される。
吸収器5の稀液溜まり5Bに溜まった稀液は、第1吸収液ポンプ8によって稀液管20から流出される。この稀液は、稀液管20を流通して低温熱交換器7を経由し、吸収液管23を流通する濃液によって加熱された後、高温熱交換器6を経由し、第1吸収液管22Aを流通する中間液によって加熱され、高温再生器1に入る。
暖房運転時には、冷温水管28を介して熱負荷に循環供給されるブライン(例えば温水)の蒸発器4出口側温度が所定の設定温度、例えば55℃になるように吸収式冷温水機100に投入される入熱量が制御装置60により制御される。具体的には、制御装置60は、第1吸収液ポンプ8だけを起動し、冷却水管26に冷却水を流さないで、バーナ10で燃料を燃焼させ、温度センサ51が計測するブラインの温度が所定の55℃となるようにバーナ10の火力を制御する。なお、暖房運転時には、開閉弁31〜33は開かれ、開閉弁34は閉じられる。
この場合、高温再生器1内の吸収液は、バーナ10により加熱され、濃縮して中間液と冷媒蒸気とに分離する。この中間液は、吸収液管22,22Bを流通して吸収器5に入って稀液溜まり5Bに溜まり、冷媒蒸気は、冷媒蒸気管21を流通し、主に流路抵抗の小さい第2冷媒蒸気管21Bを流通して吸収器5に入る。吸収器5に入った冷媒蒸気は、エリミネータ15Bを通って蒸発器4に入り、冷温水管28を流通する冷水により冷却されて液冷媒となって冷媒溜まり5Bに溜まる。このとき、冷温水管28を流通する冷水は、蒸発器4に入った冷媒蒸気によって加熱されて温水となる。この温水は、熱負荷に供給されて暖房等の暖房運転が行われる。冷媒溜まり4Bに溜まった冷媒は、冷媒管27及び分岐管30を流通して吸収器5に入って稀液溜まり5Bに溜まる。稀液溜まり5Bでは、冷媒が中間液に吸収されて濃度の低下した稀液となり、この稀液は、第1吸収液ポンプ8によって稀液管20を流通して高温再生器1に供給される。
なお、本実施の形態の吸収式冷温水機100は、蒸発器4で凝縮した冷媒が冷媒管27、分岐管30を流通して吸収器5に入るように構成されているが、開閉弁34を閉じ、蒸発器4で凝縮して冷媒溜まり4Bに溜まった冷媒を冷媒溜まり4Bからオーバーフローさせて吸収器5に入るように構成することもできる。
この吸収式冷温水機100では、温度センサ51が検出した冷/温水温度に基づいて、燃料制御弁10Bの開度が調整されることにより、高温再生器1の入熱量が制御されている。
ところで、この吸収式冷温水機100は、省エネ等の目的で冷/温水流量Qが定格流量Q0よりも減らされて運転される場合がある。この状態で、高温再生器1の入熱量を定格時のままに設定すると、高温再生器1の入熱量が過度になり、冷/温水温度が上下に変動を繰り返すハンチングが発生するおそれがある。
このため、吸収式冷温水機100は冷/温水流量Qを検出する流量センサ52を備え、この流量センサ52が検出した冷/温水流量Qに基づいて、制御装置60が冷/温水温度に基づいて決定された燃料制御弁10Bの開度を補正する開度補正処理を実行し、冷/温水温度のハンチングを防止するように構成されている。
図2は、開度補正処理に係わる制御装置60の構成を示す機能ブロック図である。
制御装置60は、流量センサ52が出力する冷/温水流量Qの多さを判定する一又は複数(本実施の形態では、3つ)の判定部61A〜61Cと、温度センサ51が出力する冷/温水温度に基づき燃料制御弁10Bの開度(燃料制御弁開度D)を決定する決定部62と、判定部61A〜61Cが出力する信号に基づき、決定部62が決定した燃料制御弁開度Dを補正する補正部63と、これら判定部61A〜61C、決定部62、及び補正部63の動作を制御するマイコン64とを備えて構成されている。
各判定部61A〜61Cは、流量センサ52に接続されており、マイコン64の制御下、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qの多さを判定するものである。判定部61Aは、流量センサ52が出力する冷/温水流量Qが所定流量A(例えば、定格流量Qの40%)未満になった場合に補正部63に信号を出力する。判定部61Bは、流量センサ52が出力する冷/温水流量Qが所定流量B(例えば、定格流量Qの60%)未満になった場合に補正部63に信号を出力する。判定部61Cは、流量センサ52が出力する冷/温水流量Qが所定流量C(例えば、定格流量Qの80%)未満になった場合に補正部63に信号を出力する。したがって、これら判定部61A〜61Cは、所定流量A〜C未満になった場合にのみ信号を出力するようにON/OFF制御されるよう構成されている。
決定部62は、温度センサ51に接続されており、マイコン64の制御下、温度センサ51が検出した冷/温水温度に基づいて、燃料制御弁10Bの開度(燃料制御弁開度D)を決定するものである。決定部62は、決定した燃料制御弁開度Dを補正部63に出力する。
補正部63は、いずれかの判定部61A〜61Cから信号が出力された場合、その信号に応じた所定乗数KA〜KCを、決定部62から出力された燃料制御弁開度Dに乗じて補正するものである。これらの所定乗数KA〜KCは、「1」未満の値であり、設定流量A〜C時において、冷/温水の変動を抑制する開度となるように、予め実験等によって取得されている。補正部63は、冷/温水流量Qが少なくなるほど、燃料制御弁開度Dが小さくなるように補正する。
次に、燃料制御弁10Bの開度補正処理について説明する。
図3は、開度補正処理を示すフローチャートである。
マイコン64は、吸収式冷温水機100の運転中、計時手段によって時間をカウントし、所定の間隔で開度補正処理を実行する。開度補正処理では、マイコン64は、まず、冷/温水流量Qが所定流量A未満か否か判別する(ステップS1)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが所定流量A未満になったことを示す信号が判定部61Aから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量A以上の場合(ステップS1:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが所定流量B未満か否か判別する(ステップS2)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが設定流量B未満になったことを示す信号が判定部61Bから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量B以上の場合(ステップS2:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが所定流量C未満か否か判別する(ステップS3)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが設定流量C未満になったことを示す信号が判定部61Cから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量C以上の場合(ステップS3:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが十分に多いと判別し、決定部62から出力された燃料制御弁10Bの開度(燃料制御弁開度D)を補正部63に補正させず、燃料制御弁開度Dを燃料制御弁10Bに出力する燃料制御弁開度Dとさせる(ステップS4)。そして、マイコン64は、燃料制御弁開度Dを燃料制御弁10Bに出力し、燃料制御弁10Bを動作させ(ステップS5)、開度補正処理の処理を終了する。
一方、冷/温水流量Qが所定流量A未満の場合(ステップS1:Yes)、マイコン64は、冷/温水流量Qが若干少ないと判別し、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS6)。このとき、補正部63は、燃料制御弁開度Dに所定乗数KAを乗じることにより、燃料制御弁開度Dを小さくて補正し、補正した値を燃料制御弁開度Dとする。そして、マイコン64は、処理をステップS5に移行する。
また、冷/温水流量Qが所定流量B未満の場合(ステップS2:Yes)、マイコン64は、冷/温水流量Qが少ないと判別し、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS7)。このとき、補正部63は、燃料制御弁開度Dに所定乗数KBを乗じることにより、燃料制御弁開度Dを小さく補正し、補正した値を燃料制御弁開度Dとする。そして、マイコン64は、処理をステップS5に移行する。
さらに、冷/温水流量Qが所定流量C未満の場合(ステップS3:Yes)、マイコン64は、冷/温水流量Qがさらに少ないと判別し、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS8)。このとき、補正部63は、燃料制御弁開度Dに所定乗数KCを乗じることにより、燃料制御弁開度Dを小さく補正し、補正した値を燃料制御弁開度Dとする。そして、マイコン64は、処理をステップS5に移行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、冷/温水温度に応じて燃料制御弁10Bの燃料制御弁開度Dを決定する決定部62と、冷/温水流量Qに基づいて、決定部62で決定した燃料制御弁開度Dを補正する補正部63とを備えるため、冷/温水流量Qに基づいて入熱量が補正されるので、冷/温水温度の変化幅を定格流量Q時に近づけることができ、冷/温水温度の安定化を図ることができる。
また、補正部63は、冷/温水流量Qが所定流量A〜Cより小さい場合、すなわち、判定部61A〜61Cから信号が出力された場合のみ、決定部62が決定した燃料制御弁開度Dに所定乗数KA〜KCを乗じて補正するため、燃料制御弁開度Dを補正する頻度を抑え、開度補正処理に係わる制御ロジックを簡素化できる。
〔第二の実施の形態〕
次いで、第二の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に係る吸収式冷温水機の構成は、図1で示すものと同一である。
本実施の形態の補正部63は、いずれかの判定部61A〜61Cから信号が出力された場合、且つ、この信号に応じた上限値MA〜MCより決定部62が決定した燃料制御弁開度Dが大きい場合に、燃料制御弁開度Dを上限値MA〜MCに補正するように構成されている。これらの上限値MA〜MCは、設定流量A〜C時において、冷/温水の変動を抑制する開度となるように、予め実験等によって取得されている。この補正部63は、冷/温水流量Qが少なくなるほど、燃料制御弁開度Dが小さくなるように補正する。
次に、燃料制御弁10Bの開度補正処理について説明する。
図4は、開度補正処理を示すフローチャートである。
マイコン64は、吸収式冷温水機100の運転中、計時手段によって時間をカウントし、所定の間隔で開度補正処理を実行する。開度補正処理では、マイコン64は、まず、冷/温水流量Qが所定流量A未満か否か判別する(ステップS11)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが所定流量A未満になったことを示す信号が判定部61Aから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量A以上の場合(ステップS11:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが所定流量B未満か否か判別する(ステップS12)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが設定流量B未満になったことを示す信号が判定部61Bから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量B以上の場合(ステップS12:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが所定流量C未満か否か判別する(ステップS13)。すなわち、マイコン64は、流量センサ52が出力した冷/温水流量Qが設定流量C未満になったことを示す信号が判定部61Cから補正部63に出力されたか否か判別する。
冷/温水流量Qが所定流量C以上の場合(ステップS13:No)、マイコン64は、冷/温水流量Qが十分に多いと判別し、決定部62から出力された燃料制御弁10Bの開度(燃料制御弁開度D)を補正部63に補正させず、燃料制御弁開度Dを燃料制御弁10Bに出力する燃料制御弁開度Dとさせる(ステップS14)。そして、マイコン64は、燃料制御弁開度Dを燃料制御弁10Bに出力し、燃料制御弁10Bを動作させ(ステップS15)、開度補正処理の処理を終了する。
一方、冷/温水流量Qが所定流量A未満の場合(ステップS11:Yes)、マイコン64は、燃料制御弁開度Dが所定流量Aに応じた上限値MAより大きいか否か判別する(ステップS16)。燃料制御弁開度Dが上限値MA以下の場合(ステップS16:No)、マイコン64は、処理をステップS14に移行する。
燃料制御弁開度Dが上限値MAより大きい場合(ステップS16:Yes)、マイコン64は、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS17)。このとき、補正部63は、上限値MAを燃料制御弁開度Dとすることにより、燃料制御弁開度Dを小さく補正する。そして、マイコン64は、処理をステップS15に移行する。
また、冷/温水流量Qが所定流量B未満の場合(ステップS12:Yes)、マイコン64は、燃料制御弁開度Dが所定流量Bに応じた上限値MBより大きいか否か判別する(ステップS18)。燃料制御弁開度Dが上限値MB以下の場合(ステップS18:No)、マイコン64は、処理をステップS14に移行する。
燃料制御弁開度Dが上限値MBより大きい場合(ステップS18:Yes)、マイコン64は、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS19)。このとき、補正部63は、上限値MBを燃料制御弁開度Dとすることにより、燃料制御弁開度Dを小さく補正する。そして、マイコン64は、処理をステップS15に移行する。
さらに、冷/温水流量Qが所定流量C未満の場合(ステップS13:Yes)、マイコン64は、燃料制御弁開度Dが所定流量Cに応じた上限値MCより大きいか否か判別する(ステップS20)。燃料制御弁開度Dが上限値MC以下の場合(ステップS20:No)、マイコン64は、処理をステップS14に移行する。
燃料制御弁開度Dが上限値MBより大きい場合(ステップS20:Yes)、マイコン64は、決定部62から補正部63に出力された燃料制御弁開度Dを補正部63に補正させる(ステップS21)。このとき、補正部63は、上限値MCを燃料制御弁開度Dとすることにより、燃料制御弁開度Dを小さく補正する。そして、マイコン64は、処理をステップS15に移行する。
本実施の形態によれば、冷/温水流量Qに基づいて入熱量が補正されるので、冷/温水温度の変化幅を定格流量Q時に近づけることができ、冷/温水温度の安定化を図ることができる。
また、本実施の形態では、補正部63は、冷/温水流量Qが所定流量A〜Cより小さい場合、且つ、所定流量A〜Cに応じた上限値MA〜MCより決定部62が決定した燃料制御弁開度Dが大きい場合のみ、決定部62が決定した燃料制御弁開度Dを上限値MA〜MCに補正するため、燃料制御弁開度Dを補正する頻度をさらに抑え、開度補正処理に係わる制御ロジックをより簡素化できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、3つの判定部61A〜61Cが設けられていたが、判定部は1つでもよいし、2つ以上であってもよい。判定部を多く設けるほど、冷/温水流量Qに追従して入熱量が補正されるので、冷/温水温度を確実に安定化できる。
また、上記実施の形態では、補正部63は、いずれかの判定部61A〜61Cから信号が出力された場合、決定部62が決定した燃料制御弁開度Dを補正するように構成されていたが、判定部61A〜61Cを設けずに、定格流量Qに対する冷/温水流量Qの比率(Q/Q)を燃料制御弁開度Dに乗じて補正するように補正部63を構成してもよい。この構成によれば、冷/温水流量Qに比例して入熱量が補正されるので、冷/温水温度をより確実に安定化できる。
また、判定部61A〜61Cを設けずに、定格流量Qに対する冷/温水流量Qの比率に応じた上限値より燃料制御弁開度Dが大きい場合、燃料制御弁開度Dを上限値に補正するように補正部63を構成してもよい。この構成によれば、冷/温水流量Qに比例した上限値に入熱量が補正されるので、冷/温水温度をより確実に安定化できる。また、上限値の設定数を少なくすることで、燃料制御弁開度Dを補正する頻度を抑え、制御ロジックを簡素化できる。
さらに、上記実施の形態では、冷温水管28を流通する冷/温水流量Qは、冷温水流量センサを用いて計測されていたが、冷温水管28の蒸発器4入口側と出口側との差圧を検出する圧力計を設け、圧力計が検出した差圧により、冷/温水流量Qを測定してもよい。この場合、冷/温水流量Qを安価な圧力計で測定できるので、開度補正処理を実行することによるコストアップを抑えることができる。
本発明の第一の実施の形態に係る吸収式冷温水機を示す回路図である。 開度補正処理に係わる制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 開度補正処理を示すフローチャートである。 第二の実施の形態に係わる開度補正処理を示すフローチャートである。
1 高温再生器
2 低温再生器
3 凝縮器
4 蒸発器
5 吸収器
62 決定部
63 補正部
10B 燃料制御弁(入熱量制御弁)
100 吸収式冷温水機(吸収式冷凍装置)

Claims (1)

  1. 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環サイクルをそれぞれ形成し、入熱量制御弁によって高温再生器の入熱量を制御する吸収式冷凍装置において、
    蒸発器出口側の冷/温水温度に応じて前記入熱量制御弁の開度を決定する決定部と、冷/温水流量に基づいて、前記決定部で決定した開度を補正する補正部とを備え
    前記補正部は、前記決定部が決定した開度に、定格流量に対する冷/温水流量の比率を乗じて補正することを特徴とする吸収式冷凍装置。
JP2009128949A 2009-05-28 2009-05-28 吸収式冷凍装置 Expired - Fee Related JP5449862B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009128949A JP5449862B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 吸収式冷凍装置
CN201010159416XA CN101900451B (zh) 2009-05-28 2010-03-31 吸收式冷热水机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009128949A JP5449862B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 吸収式冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010276265A JP2010276265A (ja) 2010-12-09
JP5449862B2 true JP5449862B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43226212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009128949A Expired - Fee Related JP5449862B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 吸収式冷凍装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5449862B2 (ja)
CN (1) CN101900451B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7019597B2 (ja) 2016-05-11 2022-02-15 ストーン・マウンテン・テクノロジーズ,インコーポレーテッド 収着ヒートポンプ及び制御方法
JP6765056B2 (ja) * 2016-11-10 2020-10-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 吸収式冷凍機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61235654A (ja) * 1985-04-10 1986-10-20 三洋電機株式会社 吸収冷温水機
US5477696A (en) * 1990-04-10 1995-12-26 Kawaju Reinetsu Kogyo Kabushiki Kaisha Control device for absorption chiller or absorption chiller/heater
JPH07225061A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Sanyo Electric Co Ltd 吸収式冷温水機の制御装置
JP2000274862A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 吸収式冷凍機の温度制御装置
JP2002115929A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 制御装置
JP2003279186A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 吸収式冷凍機及びその制御方法
JP2007218495A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Hitachi Ltd 吸収冷温水機

Also Published As

Publication number Publication date
CN101900451B (zh) 2012-11-28
CN101900451A (zh) 2010-12-01
JP2010276265A (ja) 2010-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3883838B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP6434730B2 (ja) 吸収式熱源機
JP2003279186A (ja) 吸収式冷凍機及びその制御方法
JP5449862B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP5575519B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP5405335B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP2012202589A (ja) 吸収式ヒートポンプ装置
JP2019190708A (ja) 吸収式冷凍機
JP5484784B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP2010276244A (ja) 吸収式冷温水機
JP2017207218A (ja) 吸収式冷凍機
JP4922872B2 (ja) 吸収式冷温水機
JP2011094910A (ja) 吸収式冷凍機
JP6364238B2 (ja) 吸収式冷温水機
JP4090262B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP5456368B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP2019190709A (ja) 吸収式冷凍機
JP4971929B2 (ja) 吸収式冷凍機の吸収液循環量制御方法
JP5967407B2 (ja) 吸収式冷温水機
JP2011094911A (ja) 吸収式冷凍機
JP2011033261A (ja) 吸収式冷凍機
JP2003287315A (ja) 吸収式冷凍機
JP6078898B2 (ja) 吸収式システム
JPH05312429A (ja) 吸収冷温水機
JP2900609B2 (ja) 吸収式冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees