JP5967407B2 - 吸収式冷温水機 - Google Patents

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Description

本発明は、バーナの失火を検知する失火検知センサを備えた吸収式冷温水機に関する。
吸収式冷温水機においては、通常、高温再生器においてバーナにより燃料を燃焼させて稀吸収液を加熱し、この稀吸収液から分離した冷媒蒸気を冷媒管を介して低温再生器に供給し、中濃度となった吸収液(以下、中間吸収液と称する)を、吸収液管を介して低温再生器内を通過させるようにしている。吸収式冷温水機は、バーナの失火を検知する失火検知センサを備えているが、失火検知センサに不具合が生じるとバーナの失火を検知することができず、未燃燃料が高温再生器内部に溜まるおそれがある。
そこで、従来、例えば、高温再生器の温度が130℃以上、燃料制御弁の開度が100%、冷温水の蒸発器出入口温度差が1℃以下の状態が30分継続するという条件が成立した場合に、COP(成績係数)が異常であって失火の可能性がある、すなわち、失火検知センサが異常であると判断していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−078298号公報
しかしながら、従来の構成では、失火が発生していても条件が不成立となる場合が多いことに加え、失火の検知に時間(約30分)を要するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、バーナの失火をすみやかに検知可能な吸収式冷温水機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機において、前記高温再生器内の吸収液を加熱するバーナと、前記バーナの失火を検知する失火検知センサと、前記高温再生器の温度を検出する高温再生器温度センサと、開度の大小を設定可能に構成され、前記バーナに供給する燃料の量を調整する燃料制御弁と、前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止し、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下しても、前記燃料制御弁の開度が所定開度以上で所定時間継続しなければ、前記バーナの燃焼を継続する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
上記構成において、前記凝縮器の出口側の冷媒の温度を検出する冷媒凝縮温度センサを備え、前記制御装置は、冷房運転時には、前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下し、かつ、前記冷媒凝縮温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断してもよい。
また、本発明は、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機において、前記高温再生器内の吸収液を加熱するバーナと、前記バーナの失火を検知する失火検知センサと、前記高温再生器からの排ガスを外部に排気する排ガス管と、前記排ガス管を流れる排ガスの温度を検出する排ガス温度センサと、開度の大小を設定可能に構成され、前記バーナに供給する燃料の量を調整する燃料制御弁と、前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記排ガス温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止し、前記排ガス温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下しても、前記燃料制御弁の開度が所定開度以上で所定時間継続しなければ、前記バーナの燃焼を継続する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
上記構成において、前記制御装置は、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止した後、再度前記バーナの燃焼を開始させ、前記バーナの燃焼の停止に伴い前記失火検知センサが失火を検知し、前記バーナの燃焼の開始に伴い前記失火検知センサが失火を検知しなくなった場合、吸収式冷温水機の運転を継続してもよい。
本発明によれば、燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する判断手段を備えたため、バーナの失火をすみやかに検知することができる。
本発明の実施の形態に係る吸収式冷温水機を示す概略構成図である。 失火判定制御を示す説明図である。 本発明の変形例に係る吸収式冷温水機を示す概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る吸収式冷温水機を示す概略構成図である。
吸収式冷温水機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した二重効用型の吸収式冷温水機である。吸収式冷温水機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された吸収器2と、これら蒸発器1及び吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴3と、バーナ4を備えた高温再生器5と、低温再生器6と、この低温再生器6に並設された凝縮器7と、これら低温再生器6及び凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴8と、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱交換器16と、稀吸収液ポンプP1と、濃吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜25及び冷媒管31〜35などを介して配管接続されている。
また、符号14は、蒸発器1内で冷媒と熱交換したブラインを、図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給するための冷/温水管であり、この冷/温水管14の一部に形成された伝熱管14Aが蒸発器1内に配置されている。冷/温水管14の伝熱管14A下流側には、当該冷/温水管14内を流通するブラインの温度を計測する温度センサ61が設けられている。符号15は、吸収器2及び凝縮器7に順次冷却水を流通させるための冷却水管であり、この冷却水管15の一部に形成された各伝熱管15A、15Bがそれぞれ吸収器2及び凝縮器7内に配置されている。符号50は、吸収式冷温水機100全体の制御を司る制御装置である。
吸収器2は、蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させ、蒸発器吸収器胴3内の圧力を高真空状態に保つ機能を有する。この吸収器2の下部には、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜る稀吸収液溜り2Aが形成され、この稀吸収液溜り2Aには、インバータ55により周波数可変に制御される稀吸収液ポンプP1が設けられた稀吸収液管21の一端が接続されている。この稀吸収液管21は、稀吸収液ポンプP1の下流側で第1稀吸収液管21Aと第2稀吸収液管21Bとに分岐され、第1稀吸収液管21Aは冷媒ドレン熱交換器16を経由し、第2稀吸収液管21Bは低温熱交換器12を経由した後に再び合流する。稀吸収液管21の他端は、高温熱交換器13を経由した後、第3稀吸収液管21Cと第4稀吸収液管(吸収液管)21Dとに分岐され、第3稀吸収液管21Cは高温再生器5内に形成された熱交換部(燃焼室)5Aの上方に位置する気層部5Bに開口し、第4稀吸収液管21Dは排ガス熱回収器40を経由した後、高温再生器5の気層部5Bに開口している。
高温再生器5の下部には、例えば都市ガス等の燃料に点火する点火器4Aと、燃料量を制御して熱源量を可変にする燃料制御弁4Bとを備えるバーナ4が収容されている。バーナ4は制御装置50が出力した燃焼信号を受信すると燃料を燃焼させ、バーナ4の火力を制御は、制御装置50の制御の下、温度センサ61が計測した温度に応じて燃料制御弁4Bの開度を調節することにより、燃料及び空気の供給量を変えることで行われる。高温再生器5には、バーナ4の上方に当該バーナ4の火炎を熱源として吸収液を加熱再生する熱交換部5Aが形成されている。この熱交換部5Aには、バーナ4で燃焼された排気ガスが流通する排気経路17が接続され、この排気経路17には、排ガス熱回収器40が設けられている。熱交換部5Aの側方には、この熱交換部5Aで加熱再生された中間吸収液が溜る中間吸収液溜り5Cが形成されている。
中間吸収液溜り5Cの下端には、中間吸収液管22の一端が接続され、この中間吸収液管22の他端は、高温熱交換器13を介して、低温再生器6内の上部に形成された気層部6Aに開口している。高温熱交換器13は、中間吸収液溜り5Cから流出した高温の吸収液の温熱で稀吸収液管21を流れる吸収液を加熱するものであり、高温再生器5におけるバーナ4の燃料消費量の低減を図っている。また、中間吸収液管22の高温熱交換器13上流側と吸収器2とは開閉弁V1が介在する吸収液管23により接続されている。
低温再生器6は、高温再生器5で分離された冷媒蒸気を熱源として、気層部6Aの下方に形成された吸収液溜り6Bに溜った吸収液を加熱再生するものであり、吸収液溜り6Bには、高温再生器5の上端部から凝縮器7の底部への延びる冷媒管31の一部に形成される伝熱管31Aが配置されている。この冷媒管31に冷媒蒸気を流通させることにより、上記伝熱管31Aを介して、冷媒蒸気の温熱が吸収液溜り6Bに溜った吸収液に伝達され、この吸収液が更に濃縮される。
低温再生器6の吸収液溜り6Bの下端には、濃吸収液管24の一端が接続され、この濃吸収液管24の他端は、濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12を介して、吸収器2の気層部2B上部に設けられる濃液散布器2Cに接続されている。低温熱交換器12は、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した濃吸収液の温熱で第2稀吸収液管21Bを流れる稀吸収液を加熱するものである。また、濃吸収液ポンプP2の上流側には、この濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12をバイパスするバイパス管25が設けられており、濃吸収液ポンプP2の運転が停止している場合には、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した吸収液は、バイパス管25通じて低温熱交換器12を経由することなく吸収器2内に供給される。
上述のように、高温再生器5の気層部5Bと凝縮器7の底部とは、低温再生器6の吸収液溜り6Bに配管された伝熱管31A及び冷媒ドレン熱交換器16を経由する冷媒管31により接続され、この冷媒管31の伝熱管31A上流側と吸収器2の気層部2Bとは開閉弁V2が介在する冷媒管32により接続されている。また、凝縮器7の底部と蒸発器1の気層部1AとはUシール部33Aが介在する冷媒管33により接続されている。また、蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1A上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプP3が介在する冷媒管34により接続されている。この冷媒管34の冷媒ポンプP3下流側と吸収器2の吸収液溜り2Aとは冷媒管35により接続されている。また、冷却水管15の伝熱管15B出口側との冷/温水管14の伝熱管14Aの出口側とは、開閉弁V3が介在する連通管36により接続されている。
吸収式冷温水機100は、制御装置50の制御により、冷/温水管14から冷水を取り出す冷房運転と、この冷/温水管14から温水を取り出す暖房運転とに切り替え運転される。
冷房運転時には、冷/温水管14を介して図示しない熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の蒸発器1出口側温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷温水機100に投入される熱量が制御装置50により制御される。具体的には、制御装置50は、すべてのポンプP1〜P3を起動し、且つ、バーナ4においてガスを燃焼させ、温度センサ61が計測するブラインの温度が所定の7℃となるようにバーナ4の火力を制御する。なお、冷房運転時には、開閉弁V1〜V3は閉じられる。
吸収器2から稀吸収液管21を介して、稀吸収液ポンプP1により揚液された稀吸収液は、冷媒ドレン熱交換器16又は低温熱交換器12と、高温熱交換器13とを経由するとともに、一部は排ガス熱回収器40を経由して高温再生器5へ送られる。高温再生器5に搬送された稀吸収液は、この高温再生器5でバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この稀吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、高温熱交換器13を経由して低温再生器6へ送られる。この低温再生器6において、中間吸収液は、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、さらに冷媒が分離して濃度が一段と高くなり、この濃吸収液が濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12を経由して吸収器2へ送られ、濃液散布器2Cの上方から散布される。
一方、低温再生器6で分離生成した冷媒は凝縮器7に入って凝縮する。そして、凝縮器7で生成された冷媒液は冷媒管33を経由して蒸発器1に入り、冷媒ポンプP3の運転により揚液されて散布器1Cから冷/温水管14の伝熱管14Aの上に散布される。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するので、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷/温水管14から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2へ入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。なお、吸収液が冷媒を吸収する際に発生する熱は、吸収器2内に配置される冷却水管15の伝熱管15Aにより冷却される。
暖房運転時には、冷/温水管14を介して熱負荷に循環供給されるブライン(例えば温水)の蒸発器1出口側温度が所定の設定温度、例えば55℃になるように吸収式冷温水機100に投入される熱量が制御装置50により制御される。具体的には、制御装置50は、すべてのポンプP1〜P3を起動し、且つ、バーナ4においてガスを燃焼させ、温度センサ61が計測するブラインの温度が所定の55℃となるようにバーナ4の火力を制御する。また、冷却水管15への冷却水の流通が止められる。なお、暖房運転時には、開閉弁V1〜V3は開かれる。
この場合、高温再生器5で稀吸収液から蒸発した冷媒は、冷媒管31の途中から主に流路抵抗の小さい冷媒管32を通って吸収器2、蒸発器1に入り、冷/温水管14から供給される水と伝熱管14Aを介して熱交換して凝縮し、このときの凝縮熱によって伝熱管14Aの内部を流れる水が加熱される。こうして温度を上げたブラインが冷/温水管14から熱負荷に供給されて暖房運転が行われる。
蒸発器1で加熱作用を行って凝縮した冷媒は、蒸発器1の底部の冷媒液溜り1Bから冷媒ポンプP3によって、冷媒管35を通って吸収器2に入り、この吸収器2内で、吸収液管23及び開閉弁V1を通って高温再生器5から流入する吸収液と混合され、稀吸収液ポンプP1の運転によって、稀吸収液管21から冷媒ドレン熱交換器16又は低温熱交換器12と、高温熱交換器13とを経由するとともに、一部は排ガス熱回収器40を経由して高温再生器5へ送られる。
本実施の形態のバーナ4は、バーナ4の失火を検知する失火検知センサ71を備えている。失火検知センサ71は、バーナ4の火炎を検知して火炎信号を制御装置50に出力するセンサであり、失火検知センサ71には、例えば、バーナ4の火炎中の紫外線を検知するUVセンサを用いることができる。この失火検知センサ71が故障し、常に火炎信号を出力し続ける、いわゆる自己放電不具合が生じると、バーナ4の失火を検知することができず、未燃燃料が高温再生器5内部に溜まってしまうおそれがある。
失火検知センサ71の動作は、吸収式冷温水機100の起動時に、燃焼信号のOFFからONへの切り替わりに応じて、失火検知センサ71の火炎信号がOFFからONに切り替わるか否かによって確認される。吸収式冷温水機100の起動時に、失火検知センサ71の火炎信号がOFFのままであれば、制御装置50は、吸収式冷温水機100の運転を停止するとともに、バーナ4の失火が発生した旨を表示装置(不図示)に表示する。
しかしながら、吸収式冷温水機100の起動時だけの確認では、吸収式冷温水機100の運転中に、失火検知センサ71が故障した場合には、例えば24時間に1回の運転停止時間になるまでバーナ4の失火を検知することができない。
そこで、本実施の形態では、吸収式冷温水機100の運転中に、常時、バーナ4の失火を判定する失火判定制御が実行されている。
吸収式冷温水機100では、バーナ4の燃焼が停止すると、冷房運転時には高温再生器5の温度及び凝縮器7の出口側の冷媒の温度が、暖房運転時には高温再生器5の温度が、運転負荷にかかわらず計時的に低下するという実験結果が得られている。
そのため、本実施の形態では、高温再生器5(或いは、高温再生器5内の吸収液)の温度(高温再生器温度T1)を検出する高温再生器温度センサ62と、凝縮器7の出口側の冷媒管33を流れる冷媒の温度(冷媒凝縮温度T2)を検出する冷媒凝縮温度センサ63と、これらの温度T1,T2に基づき失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する判断手段51とを備えている。この判断手段51は制御装置50に設けられ、制御装置50は、さらに、失火検知センサ71の動作を確認する動作確認手段52を備えている。
以下、失火判定制御について詳細に説明する。
図2は、失火判定制御を示す説明図である。
まず、判断手段51は、燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続したか否か判別する。ここで、所定開度Mは、燃料制御弁4Bの開度や、高温再生器温度T1、冷媒凝縮温度T2が安定する開度であり、例えば70%以上に設定される。
燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上で所定時間t1継続した場合、吸収式冷温水機100の運転が冷房運転の場合には、判断手段51は、燃焼信号がONであって燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上の状態において、高温再生器温度センサ62が検出した高温再生器温度T1が所定時間t2(目安3分)以内に所定温度α(目安2℃)以上低下したか否か、且つ、冷媒凝縮温度センサ63が検出した冷媒凝縮温度T2が所定時間t2(目安3分)以内に所定温度β(目安1℃)以上低下したか否かを判別する。これらの判別条件を満たした場合には、判断手段51は、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火の可能性があると判断する。
一方、吸収式冷温水機100の運転が暖房運転の場合には、判断手段51は、燃焼信号がONであって燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上の状態において、高温再生器温度センサ62が検出した高温再生器温度T1が所定時間t2(目安3分)以内に所定温度(目安2℃)以上低下したか否かを判別する。これらの判別条件を満たした場合には、判断手段51は、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火の可能性があると判断する。
なお、所定時間t2内に、燃焼信号がOFFになったり、燃料制御弁4Bの開度が所定開度M未満になったりした場合には、判断手段51は、燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続したか否か判別する工程に処理を戻す。
判断手段51により、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火の可能性があると判断されると、動作確認手段52は、バーナ4への燃焼信号の出力を一旦停止し、その後(例えば、3秒後に)再度バーナ4に燃焼信号を出力して、バーナ4を再燃焼させる。このようにバーナ4をOFF−ON制御(以下、燃焼OFF−ON制御と称する)したときに、失火検知センサ71が火炎信号を出力したままであれば、動作確認手段52は、失火検知センサ71に不具合が生じていると判定し、吸収式冷温水機100の運転を停止するとともに、失火検知センサ71の不具合が生じている旨を表示装置(不図示)に表示する。
バーナ4の燃焼OFF−ON制御時に、失火検知センサ71が火炎信号を停止したままであれば、動作確認手段52は、失火検知センサ71に不具合が生じている、及び/又は、バーナ4が失火していると判定し、吸収式冷温水機100の運転を停止するとともに、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火が発生した旨を表示装置(不図示)に表示する。
バーナ4の燃焼OFF−ON制御焼時に、失火検知センサ71が火炎信号を停止し、再度失火検知センサ71が火炎信号を出力した場合、動作確認手段52は、失火検知センサ71の不具合が無く、バーナ4の失火もしておらず、異常が無いと判定し、吸収式冷温水機100の運転を継続する。なお、動作確認手段52は、上記判別条件が成立した旨を表示装置(不図示)に表示してもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高温再生器5内の吸収液を加熱するバーナ4と、バーナ4の失火を検知する失火検知センサ71と、高温再生器温度T1を検出する高温再生器温度センサ62と、バーナ4に供給する燃料の量を調整する燃料制御弁4Bの開度が、所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続した後に、高温再生器温度センサ62が検出した高温再生器温度T1が所定時間t2(目安3分)内に所定温度α(目安2℃)以上低下する場合に、失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する判断手段51とを備える構成とした。この構成により、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火の可能性を比較的短時間(本実施の形態では、所定時間t1,t2の約6分)で判断できるので、失火の判断に30分を要していた従来に比べ、バーナ4の失火をすみやかに検知することができ、吸収式冷温水機100の安全性をより高めることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、凝縮器7の出口側の冷媒凝縮温度T2を検出する冷媒凝縮温度センサ63を備え、判断手段51は、冷房運転時には、燃料制御弁4Bの開度が、所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続した後に、高温再生器温度センサ62が検出した高温再生器温度T1が所定時間t2(目安3分)内に所定温度α(目安2℃)以上低下し、かつ、冷媒凝縮温度センサ63が検出した冷媒凝縮温度T2が所定時間t2(目安3分)内に所定温度β(目安1℃)以上低下する場合に、失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する構成とした。この構成により、高温再生器温度T1及び冷媒凝縮温度T2に基づいて判断するので、失火検知センサ71の不具合及び/又はバーナ4の失火が生じていない場合に判別条件が成立することを防止でき、失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性をより正確に判断できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、判断手段51は、判別条件に高温再生器温度T1を用いていたが、判別条件に用いる温度は、バーナ4の失火時に運転負荷にかかわらず計時的に低下する温度であればよく、例えば、高温再生器温度T1に代えて高温再生器5から外部に排気される排ガスの温度(排ガス温度T3)を用いてもよい。この場合、高温再生器温度センサ62に代えて、図3に示すように、排気経路17に排ガス温度センサ64を設ければよい。
図3の吸収式冷温水機200では、判断手段51は、冷房運転時には、燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続した後に、排ガス温度T3が所定時間t2(目安3分)内に所定温度γ(目安2℃)以上低下し、且つ、冷媒凝縮温度T2が所定時間t2(目安3分)内に所定温度β(目安1℃)以上低下する場合に、失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する。また、判断手段51は、暖房運転時には、燃料制御弁4Bの開度が所定開度M以上で所定時間t1(目安3分)継続した後に、排ガス温度T3が所定時間t2(目安3分)内に所定温度γ(目安2℃)以上低下する場合に、失火検知センサ71の不具合及び/又は失火の可能性ありと判断する。
なお、図3では、排ガス温度センサ64を排ガス熱回収器40の下流側に設けたが、排ガス熱回収器40の上流側に設けてもよい。また、排ガス熱回収器40を設けない場合、排気経路17の任意の位置に排ガス温度センサ64を設ければよい。
また、上記実施の形態では、冷房運転時に、高温再生器温度T1又は排ガス温度T3と、冷媒凝縮温度T2とに基づいて判別していたが、冷房運転時の判別条件に冷媒凝縮温度T2の条件を使用しなくてもよい。
また、上記実施の形態では、バーナ4は、燃料としてガスを燃焼させるガスバーナであったが、灯油やA重油を燃焼させるバーナであってもよい。
また、上記実施の形態では、高温再生器5から流出した吸収液を低温再生器6に供給するいわゆるシリーズフローサイクルに形成されていたが、これに限定されず、例えば、吸収器から延びる高温再生器及び低温再生器へと2つに分岐するいわゆるパラレルフローサイクルや、低温再生器から流出した吸収液を高温再生器に供給するいわゆるリバースフローサイクルに形成された吸収式冷温水機に本発明を適用してもよい。
1 吸収器
2 蒸発器
4 バーナ
4B 燃料制御弁
5 高温再生器
6 低温再生器
7 凝縮器
17 排ガス管
50 制御装置
51 判断手段
71 失火検知センサ
62 高温再生器温度センサ
63 冷媒凝縮器温度センサ
64 排ガス温度センサ
100,200 吸収式冷温水機

Claims (4)

  1. 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機において、
    前記高温再生器内の吸収液を加熱するバーナと、
    前記バーナの失火を検知する失火検知センサと、
    前記高温再生器の温度を検出する高温再生器温度センサと、
    開度の大小を設定可能に構成され、前記バーナに供給する燃料の量を調整する燃料制御弁と、
    前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止し、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下しても、前記燃料制御弁の開度が所定開度以上で所定時間継続しなければ、前記バーナの燃焼を継続する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする吸収式冷温水機。
  2. 前記凝縮器の出口側の冷媒の温度を検出する冷媒凝縮温度センサを備え、
    前記制御装置は、冷房運転時には、前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記高温再生器温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下し、かつ、前記冷媒凝縮温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断することを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷温水機。
  3. 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機において、
    前記高温再生器内の吸収液を加熱するバーナと、
    前記バーナの失火を検知する失火検知センサと、
    前記高温再生器からの排ガスを外部に排気する排ガス管と、
    前記排ガス管を流れる排ガスの温度を検出する排ガス温度センサと、
    開度の大小を設定可能に構成され、前記バーナに供給する燃料の量を調整する燃料制御弁と、
    前記燃料制御弁の開度が、所定開度以上で所定時間継続した後に、前記排ガス温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下する場合に、前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止し、前記排ガス温度センサが検出した温度が所定時間内に所定温度以上低下しても、前記燃料制御弁の開度が所定開度以上で所定時間継続しなければ、前記バーナの燃焼を継続する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする吸収式冷温水機。
  4. 前記制御装置は、
    前記失火検知センサの不具合及び/又は失火の可能性ありと判断して前記バーナの燃焼を停止した後、再度前記バーナの燃焼を開始させ、
    前記バーナの燃焼の停止に伴い前記失火検知センサが失火を検知し、前記バーナの燃焼の開始に伴い前記失火検知センサが失火を検知しなくなった場合、吸収式冷温水機の運転を継続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吸収式冷温水機。
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