JP6754981B2 - 吸収式冷凍機 - Google Patents
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Description
このような吸収式冷凍機においては、従来、例えば、冷温水出口温度などのデータを取得し、冷温水機本体の運転台数に応じた運転量の増減値に加算し、この加算した値をもとにして冷温水機本体の運転台数を制御することで、負荷急変時の挙動を低減させ、安定した制御を行なうことができるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、高負荷運転時など吸収式冷凍機の運転状態が不安定な状態でもデータを取得する場合があり、このように不安定な運転状態で取得したデータを用いて、例えば、COPなどの運転性能を判断する場合、運転性能に誤差が生じるおそれがあるという問題がある。
そのため、吸収式冷凍機の運転性能を適正に判断することができ、不具合があれば早期発見が可能で、適切なメンテナンス対応を行うことが要望されている。
これにより、安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これにより、安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これにより、安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これにより、制御部により算出された熱バランスが所定の範囲内であると判断した場合の冷凍機データを採用することで、確実に安定運転時における冷凍機データを利用することができる。
これにより、アダプタ用制御部により安定運転が行われているか否かの判断を行うことができる。
これにより、遠隔監視センターのセンター用制御部により確実に安定運転時における冷凍機データを利用することができる。
図1は、本実施形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。吸収式冷凍機100は、冷水または温水を図示しない負荷に循環供給することのできる吸収冷温水機であり、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用したものである。
また、吸収式冷凍機100は、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱回収器17と、稀吸収液ポンプ45と、濃吸収液ポンプ47と、冷媒ポンプ48とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜25および冷媒管31〜35などを介して配管接続されて循環経路が構成されている。
吸収器2および凝縮器7には、吸収器2および凝縮器7に順次冷却水を流通させるための冷却水管15が設けられており、この冷却水管15の一部に形成された各伝熱管15A、15Bがそれぞれ吸収器2および凝縮器7内に配置されている。
この分岐稀吸収液管21Aは冷媒ドレン熱回収器17を経由した後に、稀吸収液管21の低温熱交換器12の下流側で再び稀吸収液管21に合流する。この稀吸収液管21の他端は、高温熱交換器13を経由した後、高温再生器5内に形成された熱交換部5Aの上方に位置する気層部5Bに開口している。
稀吸収液管21は、低温熱交換器12の下流側で第2分岐管21Bに分岐され、第2分岐管21Bは低温再生器6内に開口している。
第2中間吸収液管23の他端は、低温再生器6と吸収器2とを繋ぐ濃吸収液管25に接続されている。また、第2中間吸収液管23の高温熱交換器13上流側と吸収器2とは開閉弁V1が介在する吸収液管24により接続されている。
低温再生器6の吸収液溜り6Aには、濃吸収液管25の一端が接続され、この濃吸収液管25の他端は、吸収器2の気層部2B上部に設けられる濃液散布器2Cに接続されている。濃吸収液管25には濃吸収液ポンプ47および低温熱交換器12が設けられている。この低温熱交換器12は、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した濃吸収液の温熱で稀吸収液管21を流れる稀吸収液を加熱するものである。
濃吸収液ポンプ47の運転が停止した場合には、低温再生器6の吸収液溜り6Aに溜った吸収液は、濃吸収液管25およびバイパス管27を通じて吸収器2内に供給される。
また、凝縮器7の冷媒液溜り7Aには、この冷媒液溜り7Aから流出した冷媒が流れる冷媒管34の一端が接続され、この冷媒管34の他端は、下方に湾曲したUシール部34Aを介して蒸発器1の気層部1Aに接続されている。
蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1Aの上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプ48が介在するに冷媒管35により接続されている。
冷温水管14には、冷温水管14を流れる冷温水の入口側の温度を検出する冷温水入口温度センサ38および冷温水の出口側の温度を検出する冷温水出口温度センサ39が設けられている。
また、冷温水管14の入口側と出口側とを連結する配管14Bが設けられ、この配管14Bには、冷温水管14の入口側と出口側との圧力差を検出する冷温水差圧センサ76が設けられている。
さらに、冷却水管15の吸収器2の入口側と出口側とを連結する配管15Bが設けられ、この配管15Bには、冷却水管15の入口側と出口側との圧力差を検出する冷却水差圧センサ77が設けられている。
そして、エジェクタポンプ74を駆動することにより、吸収液管75を介して稀吸収液管21の稀吸収液をタンク71に取り込む。吸収液管75により流れ込んだ稀吸収液により、タンク71の内部が負圧となり、これにより、吸収器2の上部に貯留されている不凝縮ガスのみならず冷媒蒸気、気化した吸収液などが抽気管72を通ってタンク71の上方に導かれる。
図2は、本実施形態の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の吸収式冷凍機100は、コントローラ50を備えており、コントローラ50は、冷凍機用制御部51を備えている。冷凍機用制御部51は、吸収式冷凍機100の各部を中枢的に制御するものであり、演算実行部としてのCPU、このCPUによって実行可能な基本制御プログラムや所定のデータ等を不揮発的に記憶するROM、RAMなどのメモリ52、その他の周辺回路などを備えている。
また、冷凍機用制御部51には、冷却水入口温度センサ36、冷却水出口温度センサ37、冷温水入口温度センサ38、冷温水出口温度センサ39、ガス流量計65、冷温水差圧センサ76および冷却水差圧センサ77の検出信号がそれぞれ入力されるように構成されている。
また、コントローラ50は、タイマ53と、操作部54と、報知部55とをそれぞれ備えている。
遠隔監視アダプタ56は、アダプタ用制御部57を備えており、アダプタ用制御部57は、演算実行部としてのCPU、このCPUによって実行可能な基本制御プログラムや所定のデータ等を不揮発的に記憶するROM、RAMなどのメモリ、その他の周辺回路などを備えている。
ここで、冷凍機データとしては、例えば、冷温水入口温度、冷温水出口温度、高温再生器温度、凝縮温度、冷却水入口温度、冷却水出口温度、吸収液温度、吸収液濃度、冷媒温度、制御弁開度など各種データが含まれる。
遠隔監視センター58のセンター用制御部59は、遠隔監視アダプタ56から送られる冷凍機データを取得し、この冷凍機データに基づいてメンテナンスが必要か否かの判断や、過去に取得した経年冷凍機データを比較することによる劣化判断などを行うように構成されている。
遠隔監視アダプタ56のアダプタ用制御部57は、冷凍機データを取得したら、冷温水出口温度センサ39により検出される冷温水出口温度T1および冷温水設定温度T0に基づいて、冷温水出口温度T1−冷温水設定温度T0により冷温水温度差T2を算出する。
そして、アダプタ用制御部57は、冷温水温度差T2が、所定範囲にあるか否かを判断する。所定範囲は、例えば、±0.1℃から±0.5℃の範囲のうち任意の温度に設定される。所定範囲を−0.1℃から0.1℃に設定した場合には、以下の式により判断される。
−0.1℃≧T2(冷温水出口温度T1−冷温水設定温度T0)≧0.1℃
アダプタ用制御部57は、冷温水温度差T2が、この範囲にある状態が所定時間(例えば、10分)継続しているか判断し、所定時間継続していると判断した場合には、冷房または暖房の安定運転が行われていると判断する(第1の条件)。
この場合において、例えば、所定範囲を−0.1から0.1の範囲に設定した場合と、−0.5から0.5の範囲に設定した場合とでは、安定運転が行われているか否かの判断が異なることが予想される。すなわち、所定範囲を−0.1から0.1の範囲に設定した場合では、安定運転と判断される可能性が低くなり、−0.5から0.5の範囲に設定した場合では安定運転と判断される可能性が高くなる。そのため、季節や運転負荷などに応じて所定範囲を適宜設定する必要がある。
アダプタ用制御部57は、冷温水出入口温度差T3と冷温水出入口温度差T4との差T5が、所定範囲にあるか否かを判断する。所定範囲は、例えば、±0.1℃から±0.5℃の範囲のうち任意の温度に設定される。所定範囲を−0.1℃から0.1℃に設定した場合には、以下の式により判断される。
−0.1≧T5(冷温水出入口温度差T3−冷温水出入口温度差T4)≧0.1℃
アダプタ用制御部57は、温度差T5が、この範囲にある状態が所定時間(例えば、10分)継続しているか判断し、所定時間継続していると判断した場合には、冷房または暖房の安定運転が行われていると判断する(第2の条件)。
この場合においても、運転負荷などに応じて、所定範囲を±0.1℃から±0.5℃の範囲で適宜変更することができる。
冷房時における冷凍能力比Qは、例えば、以下の式で算出される。
Q=(冷温水出口温度−冷温水入口温度)÷冷温水定格温度差×
(冷温水差圧センサ検出値÷冷温水差圧定格値)0.5×100%
−3%≧(冷凍能力比Q1−冷凍能力比Q2)≧3%
アダプタ用制御部57は、冷凍能力比差が、この範囲にある状態が所定時間(例えば、10分)継続しているか判断し、所定時間継続していると判断した場合には、冷房または暖房の安定運転が行われていると判断する(第3の条件)。
遠隔監視センター58のセンター用制御部59は、取得した冷凍機データに基づいて、熱バランスを算出し、算出された熱バランスが95%から105%の範囲にあるか否かを判断する。そして、熱バランスが95%から105%の範囲にあると判断した場合には、安定運転時に取得された冷凍機データであるとして、当該冷凍機データを採用する。一方、熱バランスが前述の範囲外であると判断した場合には、安定運転時に取得された冷凍機データでないとして、当該冷凍機データを採用せず、再度冷凍機データの取得を行う。
また、本実施形態においては、安定運転が行われているか否かの判断をアダプタ用制御部57が行い、熱バランスが所定範囲か否かの判断をセンター用制御部59が行うようにしているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、冷凍機データを取得した制御部がすべての判断を行い、安定運転時に取得された冷凍機データであると判断した場合に、遠隔監視アダプタ56を介して遠隔監視センター58に冷凍機データを送るようにしてもよいし、すべての冷凍機データを遠隔監視アダプタ56を介して遠隔監視センター58に送り、センター用制御部59により、安定運転が行われているか否かの判断、熱バランスが所定範囲か否かの判断を行うようにしてもよい。
冷房などの冷却運転時においては、冷温水管14を介して図示しない熱負荷にブライン(例えば、冷水)が循環供給される。冷凍機用制御部51は、ブラインの蒸発器1の出口側温度(冷温水出口温度センサ39にて検出される温度)が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷凍機100に投入される熱量が制御される。
具体的には、冷凍機用制御部51は、全てのポンプ45,47,48を起動し、かつ、ガスバーナ4におけるガスの燃焼制御を行うことで、冷温水出口温度センサ39が計測するブラインの温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。
高温再生器5に送られた吸収液は、この高温再生器5でガスバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、高温熱交換器13を経由して濃吸収液管25に送られ、低温再生器6を経由した吸収液と合流する。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するため、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷温水管14から熱負荷に供給されて冷房などの冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2に入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプ45によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。
まず、吸収式冷凍機100の運転を開始し、ガスバーナ4による燃焼が開始されたら(ステップS1)、冷凍機用制御部51は、冷温水入口温度センサ38により検出される冷温水入口温度、冷温水出口温度センサ39により検出される冷温水出口温度、ガス流量計65により検出されるガス流量、冷温水差圧検出センサにより検出される冷温水差圧、冷却水入口温度センサ36により検出される冷却水入口温度、冷却水出口温度センサ37により検出される冷却水出口温度、冷却水差圧検出センサにより検出される冷却水差圧などの各種冷凍機データを取得し、遠隔監視アダプタ56に送る。
そして、アダプタ用制御部57は、冷温水温度差T2が、この範囲にある状態が所定時間継続しているか判断し、所定時間継続していると判断した場合には、アダプタ用制御部57は、冷温水出入口温度差T3と冷温水出入口温度差T4との差T5が、例えば、−0.1℃から0.1℃の範囲にあるか否かを判断する(ステップS3)。
そして、アダプタ用制御部57は、冷凍能力比差が、この範囲にある状態が所定時間継続しているか判断し、所定時間継続していると判断した場合には、冷房または暖房の安定運転が行われていると判断する。
遠隔監視センター58のセンター用制御部59は、取得した冷凍機データに基づいて、熱バランスを算出し、算出された熱バランスが95%から105%の範囲にあるか否かを判断する(ステップS6)。
そして、熱バランスが95%から105%の範囲にあると判断した場合には、安定運転時に取得された冷凍機データであるとして、当該冷凍機データを採用する(ステップS7)。一方、熱バランスが前述の範囲外であると判断した場合には、安定運転時に取得された冷凍機データでないとして、当該冷凍機データを採用せず、再度冷凍機データの取得を行う。
これによれば、アダプタ用制御部57により、蒸発器1の冷温水出口温度と冷温水の設定温度との差が所定温度の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した冷凍機データを取得することで、確実に安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これによれば、アダプタ用制御部57により、所定時間毎に取得した蒸発器1の冷温水出入口温度の差が所定温度の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した冷凍機データを取得することで、確実に安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これによれば、アダプタ用制御部57により、蒸発器1の冷温水温度差と冷温水流量値から算出した所定時間毎の冷凍能力比差が、所定の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した冷凍機データを取得することで、安定運転が行われていると判断した場合の冷凍機データを取得することができる。
これによれば、センター制御部により算出された熱バランスが所定の範囲内であると判断した場合の冷凍機データを採用することで、確実に安定運転時における冷凍機データを利用することができる。その結果、吸収式冷凍機の運転性能を適正に判断することができ、不具合があれば早期発見が可能で、適切なメンテナンス対応を行うことが可能となる。
これによれば、アダプタ用制御部57により安定運転が行われているか否かの判断を行うことができる。
これによれば、遠隔監視センター58のセンター用制御部59により確実に安定運転時における冷凍機データを利用することができる。
例えば、本実施形態では、高温再生器にて吸収液を加熱する加熱手段として燃料ガスを燃焼させて加熱を行うガスバーナ4を備える構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、灯油やA重油を燃焼させるガスバーナを備える構成や、蒸気や排気ガスなどの温熱を用いて加熱する構成としてもよい。
2 吸収器
4 ガスバーナ
5 高温再生器
6 低温再生器
7 凝縮器
14 冷温水管
15 冷却水管
36 冷却水入口温度センサ
37 冷却水出口温度センサ
38 冷温水入口温度センサ
39 冷温水出口温度センサ
45 稀吸収液ポンプ
47 濃吸収液ポンプ
48 冷媒ポンプ
50 コントローラ
51 冷凍機用制御部
52 メモリ
53 タイマ
54 操作部
55 報知部
56 遠隔監視アダプタ
57 アダプタ用制御部
58 遠隔監視センター
59 センター用制御部
65 ガス流量計
70 抽気装置
76 冷温水差圧センサ
77 冷却水差圧センサ
100 吸収式冷凍機
Claims (3)
- 高温再生器、低温再生器、蒸発器、凝縮器および吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液および冷媒の循環経路をそれぞれ形成してなる吸収式冷凍機において、
制御部を備え、前記制御部は、前記蒸発器の冷温水出口温度と冷温水の設定温度との差が所定温度の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した第1の条件と、所定時間毎に取得した前記蒸発器の冷温水出入口温度の差が所定温度の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した第2の条件と、前記蒸発器の冷温水温度差と冷温水流量値から冷凍能力比を算出し、所定時間毎の冷凍能力比差が、所定の範囲内である状態が所定時間継続していると判断した第3の条件と、を全て満たしていると判断した場合、安定運転が行われていると判断し、冷凍機データを取得し、
前記制御部は、前記冷凍機データに基づいて熱バランスを算出し、この熱バランスが所定の範囲内であると判断した場合、前記冷凍機データを前記安定運転時に取得した冷凍機データとして採用することを特徴とする吸収式冷凍機。 - 遠隔監視センターとの通信を行う遠隔監視アダプタを備え、前記制御部は、前記遠隔監視アダプタが備えるアダプタ用制御部であることを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 熱バランスを算出する前記制御部は、前記遠隔監視センターが備えるセンター用制御部であることを特徴とする請求項2に記載の吸収式冷凍機。
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