JP3184034B2 - 吸収冷温水機の制御方法 - Google Patents
吸収冷温水機の制御方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
特に一般のビルなどの空調設備に使用する吸収冷温水機
の制御方法に関するものである。
を図2に示す。図2において、1は蒸発器、2は吸収
器、3は高温再生器、4は低温再生器、5は凝縮器であ
り、このような吸収冷温水機の運転の制御は、冷水温度
を冷水出口温度センサー12により検出し、それに基づ
いて高温再生器3の熱源量を熱源量調節弁で制御する方
式であった。ところで、吸収冷温水機は高真空のもとで
運転される機械であるが、不凝縮ガスの発生や、わずか
な漏れから吸収冷温水機内部の真空度が低下すると、冷
媒の蒸発ができなくなり、そのため冷凍効果を発揮でき
なくなり、冷水温度が高くなる。
な状態の場合、制御盤は冷水出口温度が上昇するため、
熱源量を増加する信号を熱源調節弁に送ることになる。
すなわち、熱源を最大消費しながら、冷水は冷えないま
まで、熱源の無駄使いとなる。そして、従来はこれに気
付くまで時間がかかり、省エネルギーに反していた。こ
のように、従来技術では燃料を無駄に消費したり、不具
合に気付くのが遅れたりするという問題点があった。
点を解決し、冷温水機の運転状況を的確に判断すること
により、省エネルギーで、機械の異常現象を初期の段階
で知らせ、事故を未然に回避することのできる吸収冷温
水機の制御方法を提供することを課題とするものであ
る。
に、本発明では、冷水出口温度を検出する手段と冷凍能
力を検出する手段と熱源消費量を検出する手段とを有す
る吸収冷温水機において、該吸収冷温水機を運転中に、
前記検出値が、熱源消費量≧所定値で、冷凍能力≦所定
値でかつ、冷水出口温度≧冷水目標値+所定値の状態を
一定期間続けた場合に警報を発するように制御する吸収
冷温水機の制御方法としたものである。
る手段と冷凍能力を検出する手段と熱源消費量を検出す
る手段と冷媒ポンプを制御する手段とを有する吸収冷温
水機において、該吸収冷温水機を運転中でかつ、冷媒ポ
ンプ運転中に、前記検出値が、熱源消費量≧所定値で、
冷凍能力≦所定値でかつ、冷水出口温度≧冷水目標値+
所定値の状態を一定期間続けた場合、警報を発するよう
に制御する吸収冷温水機の制御方法としたものである。
また、本発明では、上記の制御方法において、警報を発
するとともに、冷温水機を停止するように制御すること
としたものである。
不凝縮ガスの発生や、わずかな漏れから吸収冷温水機内
部の真空度が低下し、冷媒の蒸発ができなくなり、その
ため冷凍効果を発揮できなくなり、冷水温度が高くなっ
た状態を、冷水出口温度、冷凍能力及び熱源消費量を検
出することによって把握し、それによって警報を発する
ように制御しているので、運転状況を的確に判断でき機
械の異常現象を初期のうちに知ることができる。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1に本発明の制御方法に用いる吸収冷温水機の概略フ
ロー構成図を示す。図1において、吸収冷温水機は1は
蒸発器、2は吸収器、3は高温再生器、4は低温再生
器、5は凝縮器で構成している。
1チューブにスプレーし、冷水から熱を奪って、冷凍効
果を発揮する。7は溶液ポンプで蒸発器1で蒸発した冷
媒蒸気を吸収して薄くなった溶液を高温再生器3に送
り、濃くする。これによりサイクルを形成する。8は冷
水ポンプで負荷9に吸収冷温水機で製造した冷水を供給
する。10は冷却水ポンプで、吸収器2及び凝縮器5で
発生する熱を冷却塔11に送り循環する。12は冷水出
口温度センサー、13は熱源量調節弁、14は制御盤、
15は冷水入口温度センサー、16は高温再生器溶液出
口温度である。
の制御方法について説明する。制御盤14は、冷水出口
温度が一定(例えば7℃)となるように、高温再生器3
への熱源量を調節するとともに、冷凍効果を発揮するた
めの必要条件をチェックし、さらに実際に冷凍効果が発
揮されているかどうかをチェックする。すなわち、前記
の必要条件は、「熱源がある程度消費されていること」
である。ここで、熱源の消費量は、 (1)熱源には、ガス・油・蒸気などが使用されるの
で、各々の流量計を用いる (2)高温再生器溶液出口温度、排ガス温度、熱源調節
弁の開度で代用する 等の方法でチェックできる。
示してあり、この温度が約120℃以上が目安である。
一方、この条件(高温再生器溶液出口温度≧120℃)
においては、冷水温度は所定の範囲まで冷えるはずであ
り、冷水温度が冷えていれば問題ない。例えば、冷水温
度は冷水出口温度≦冷水目標温度+所定値であり、具体
例として7℃目標で10℃以下の冷水出口温度となる。
ただし、冷温水機の能力以上に負荷がかかると冷水温度
は上昇していくが、冷凍能力が発揮されていれば正常で
ある。
量」で算出される。通常は、冷水流量は一定値であるの
で冷水出入口温度差で簡易的に評価できるが、変流量シ
ステムにおいては、冷凍能力(=冷水出入口温度差×冷
水流量)で評価する。図1では、15として冷水入口温
度センサーを取り付け、冷水出入口温度差で行う簡易的
な方法を示している。この場合、冷水出入口温度差は通
常5℃で約1.5℃以上が正常運転の目安である。
≧10℃ かつ冷水出入口温度差≦1.5℃ の時警報を発報して知らせるとともに、必要に応じて冷
温水機を停止させる。ここで「必要に応じて」とは、ど
うしても空調を利かせたい要求の強い場合は、冷えない
なりに運転を続行する場合があるからである。なお、吸
収冷温水機の運転状況を考慮するならば、一定時間継続
して条件が成立した場合とするのがよい。一定時間は1
5分位が適当である。
能力発揮するまでの応答時間や冷却水温度の変動等をい
う。また、冷却水温度が低下した場合など冷媒量が少な
くなった場合、冷媒ポンプを停止することがある。冷媒
ポンプが運転してない場合は、冷水から熱を奪うことが
できなくなるため、冷凍効果を発揮できなくなる。そこ
で、一定時間確認する要因の1つとして、冷媒ポンプの
発停を考慮しているが、冷媒ポンプの運転状況を条件と
して入れることにより、より正確に判断が可能となる。
エネルギーで、しかも的確な情報を使用者に与えるもの
である。
フロー構成図。
生器、5:凝縮器、6:冷媒ポンプ、7:溶液ポンプ、
8:冷水ポンプ、9:負荷、10:冷却水ポンプ、1
1:冷却塔、12:冷水出口温度センサー、13:熱源
量調節弁、14:制御盤、15:冷水入口温度センサ
ー、16:高温再生器溶液出口温度。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷水出口温度を検出する手段と冷凍能力
を検出する手段と熱源消費量を検出する手段とを有する
吸収冷温水機において、該吸収冷温水機を運転中に、前
記検出値が、熱源消費量≧所定値で、冷凍能力≦所定値
でかつ、冷水出口温度≧冷水目標値+所定値の状態を一
定期間続けた場合に警報を発するように制御することを
特徴とする吸収冷温水機の制御方法。 - 【請求項2】 冷水出口温度を検出する手段と冷凍能力
を検出する手段と熱源消費量を検出する手段と冷媒ポン
プを制御する手段とを有する吸収冷温水機において、該
吸収冷温水機を運転中でかつ、冷媒ポンプ運転中に、前
記検出値が、熱源消費量≧所定値で、冷凍能力≦所定値
でかつ、冷水出口温度≧冷水目標値+所定値の状態を一
定期間続けた場合、警報を発するように制御することを
特徴とする吸収冷温水機の制御方法。 - 【請求項3】 前記制御方法において、警報を発すると
ともに、冷温水機を停止するように制御することを特徴
とする請求項1又は2記載の吸収冷温水機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34280893A JP3184034B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 吸収冷温水機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34280893A JP3184034B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 吸収冷温水機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07174433A JPH07174433A (ja) | 1995-07-14 |
JP3184034B2 true JP3184034B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=18356658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34280893A Expired - Lifetime JP3184034B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 吸収冷温水機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3184034B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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JP4223917B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-02-12 | 川重冷熱工業株式会社 | 流量センサー機能付き冷暖房機 |
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JP6078898B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2017-02-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 吸収式システム |
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-
1993
- 1993-12-16 JP JP34280893A patent/JP3184034B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH07174433A (ja) | 1995-07-14 |
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