JP2011094911A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

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修司 石崎
Takahiro Kobayashi
崇浩 小林
Tetsuya Tokuda
徹哉 徳田
Tsunehito Momose
恒仁 百瀬
Jun Kudo
惇 工藤
Atsushi Ebisawa
篤 海老澤
Akira Hatayama
朗 畑山
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Abstract

【課題】稀液分配による高温再生器の温度の過度上昇を回避する吸収式冷凍機を提供する。
【解決手段】高温再生器と低温再生器とに分岐して流れる稀液の比率を可変する比率可変手段を設け、比率可変手段は、高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御される構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸収器からの稀液を高温再生器と低温再生器とに分岐する吸収式冷凍機に関する。
従来、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を配管接続して吸収液及び冷媒の循環サイクルを形成した吸収式冷凍機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この吸収式冷凍機では、高温再生器内の吸収液の量が少なくなり、高温再生器の温度が高くなると、吸収式冷凍機の運転を停止していた。
特開2008−106955号公報
ところで、冷媒が吸収液に吸収された稀釈吸収液(以下、稀液と言う。)を吸収器から高温再生器と低温再生器とに分配する吸収式冷凍機においては、高温再生器に流れる稀液の比率が低下し、高温再生器の温度が上昇する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、稀液分配による高温再生器の温度の過度上昇を回避する吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、高温再生器及び低温再生器を備え、これら高温再生器と低温再生器とに稀液を分岐して流す吸収式冷凍機において、前記高温再生器と前記低温再生器とに分岐して流れる稀液の比率を可変する比率可変手段を設け、前記比率可変手段は、前記高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されることを特徴とする。
上記構成において、前記高温再生器に稀液を供給する吸収液ポンプを備え、前記比率可変手段は、前記吸収液ポンプの運転周波数に応じて調整されるものであり、前記高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、調整された前記比率可変手段は、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されてもよい。
上記構成において、前記比率可変手段は、該比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度を下回らない場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されてもよい。
上記構成において、前記比率可変手段は、該比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度より高い第2温度を超えた場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されてもよい。
上記構成において、前記高温再生器の入熱量を制御する入熱量制御弁を備え、前記入熱量制御弁の開度は、冷温水出口温度に応じて調整されるものであり、前記比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度を下回らない場合に、調整された開度が小さく制御されてもよい。
上記構成において、前記入熱量制御弁は、前記比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度より高い第2温度を超えた場合に、調整された開度が小さく制御されてもよい。
本発明によれば、前記高温再生器と前記低温再生器とに分岐して流れる稀液の比率を可変する比率可変手段を設け、前記比率可変手段は、前記高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されるため、高温再生器に流れる稀液の量が多くなるので、高温再生器の温度の過度上昇を回避できる。
本発明の実施の形態に係る吸収式冷凍機を示す回路図である。 第1吸収液ポンプの運転周波数と稀液分配弁の開度との関係を示す図である。 高温回避処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る吸収式冷凍機を示す回路図である。
吸収式冷凍機100は、例えば、冷媒に水、吸収液に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた二重効用吸収式冷凍機である。この吸収式冷凍機100は、高温再生器1、低温再生器2、凝縮器3、蒸発器4、吸収器5、高温熱交換器6、低温熱交換器7、及び冷媒ドレン熱回収器9等が配管接続され、吸収液及び冷媒の循環サイクルが構成されている。
高温再生器1には、インバータ8Aで周波数可変に制御される第1吸収液ポンプ(吸収液ポンプ)8により、稀液を吸収器5から導く稀液管20が接続されている。この稀液管20は、第1稀液管20Aと第2稀液管20Bとに分岐され、第1稀液管20Aは低温熱交換器7内を通過し、第2稀液管20Bは冷媒ドレン熱回収器9内を通過している。第1稀液管20A及び第2稀液管20Bは再度合流して稀液管20となり、稀液管20は、さらに第3稀液管20Cと第4稀液管20Dとに分岐している。第3稀液管20Cは高温再生器1に接続され、第4稀液管20Dは低温再生器2に接続されている。
高温再生器1内には、第1吸収液ポンプ8によって吸収器5から稀液管20を介して導かれた稀液が収容されており、この稀液の液面を検知する液面検知器1Aが設けられている。この稀液は、例えば都市ガスを燃料とするバーナ10によって加熱されるようになっている。バーナ10は、燃料に点火する点火器10Aと、燃料量を制御して入熱量を可変にする燃料制御弁(入熱量制御弁)10Bとを備えて構成されている。高温再生器1には、排ガスを排気する排気管11が設けられている。また、高温再生器1には、稀液が加熱されることで生じた冷媒蒸気を凝縮器3へと導く冷媒蒸気管21と、冷媒蒸気が分離されて濃度が高くなった濃縮吸収液(以下、濃液と言う。)を吸収器5へと導く吸収液管22とが接続されている。冷媒蒸気管21は、第1冷媒蒸気管21Aと第2冷媒蒸気管21Bとに分岐され、第1冷媒蒸気管21Aは、低温再生器2を伝熱管として経由し、低温再生器2の下流に冷媒ドレン熱回収器9を備え、凝縮器3に接続されている。第2冷媒蒸気管21Bは、開閉弁31を備え、吸収器5に接続されている。吸収液管22は、第1吸収液管22Aと第2吸収液管22Bとに分岐され、第1吸収液管22Aには高温熱交換器6が設けられ、第2吸収液管22Bは開閉弁32を備え、吸収器5に接続されている。
低温再生器2には、第1冷媒蒸気管21Aを流通する冷媒蒸気によって稀液が加熱されることで生じた冷媒蒸気を凝縮器3へと流入させるエリミネータ12が仕切壁の上部に設けられている。また、低温再生器2には、冷媒蒸気が分離された濃液を吸収器5へと導く吸収液管23が接続されている。この吸収液管23と、高温再生器1に接続された第1吸収液管22Aとは、合流して吸収液管24となる。この吸収液管24は、途中、第1吸収液管24Aと第2吸収液管24Bとに分岐している。第1吸収液管24Aには、高温再生器1及び低温再生器2の下部に貯留された濃液を吸収液管24へ流通させる第2吸収液ポンプ13と、吸収器5から流出して高温再生器1へと戻る稀液の一部を加熱する低温熱交換器7とが設けられている。吸収液管24は、吸収器5内の上部に設けられた散布器5Aに接続されている。
凝縮器3には、この凝縮器3の下部から蒸発器4へ、途中にU字部を備えた冷媒管25が接続され、重力の作用により冷媒管25を介して流下する凝縮器3内の液冷媒が蒸発器4内に流入するようになっている。また、凝縮器3内には、冷却水が流通する冷却水管26が伝熱管として配置されている。
蒸発器4には、凝縮器3から流入した冷媒が溜まる冷媒溜まり4Bが形成され、この冷媒溜まり4Bから上部に設けられた散布器4Aへと液冷媒を循環させる冷媒ポンプ14を備えた冷媒管27が接続されている。蒸発器4内には、冷温水管28が伝熱管として配置され、この冷温水管28を介して、ブライン(例えば、冷水又は温水)が図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給される。冷温水管28と冷却水管26とは、開閉弁33が設けられた接続管29によって接続されている。
蒸発器4及び吸収器5の内部は高真空に保持されている。蒸発器4と吸収器5との間は仕切壁15Aで仕切られており、仕切壁15Aの上部には、蒸発器4において散布器4Aから冷温水管28に散布されて蒸発した冷媒蒸気が吸収器5へと流入するエリミネータ15Bが設けられている。
吸収器5の下部には、蒸発器4からの冷媒蒸気が散布器5Aから散布された濃液に吸収された稀液が溜まる稀液溜まり5Bが形成されている。この稀液溜まり5Bには、冷媒管27から分岐して開閉弁34が設けられた分岐管30と、上記稀液管20とが接続されている。吸収器5内には、冷却水が流通する冷却水管26が伝熱管として配置されている。この冷却水管26は、この吸収器5内を経由して上記凝縮器3内を経由するように配設されている。
吸収式冷凍機100には、冷温水管28の蒸発器4出口側に設けられて冷温水出口温度を検出する温度センサ51が設けられている。
さらに、吸収式冷凍機100には、吸収式冷凍機100の制御を行う制御装置60が設けられている。制御装置60は、液面検知器1Aにより検出される高温再生器1における吸収液の液面の高さ、温度センサ51により検出されるブラインの温度等を取得する。そして、制御装置60は、取得した値に基づいて、点火器10Aの点火制御、燃料制御弁10Bの開閉及び開度制御、第1吸収液ポンプ8、第2吸収液ポンプ13及び冷媒ポンプ14の運転/停止制御、インバータ8Aの周波数制御等を実行する。
吸収式冷凍機100は、制御装置60の制御により、冷温水管28から冷水を取り出す冷房運転が実行される。冷房運転時には、冷温水管28を介して熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の冷温水出口温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷凍機100に投入される入熱量が制御装置60により制御される。具体的には、制御装置60は、ポンプ8,14を起動し、冷却水管26に冷却水を流し、バーナ10で燃料を燃焼させ、温度センサ51が検出する冷温水出口温度が所定の7℃となるようにバーナ10の火力を制御する。なお、冷房運転時には、開閉弁31〜34は閉じられる。
高温再生器1内の吸収液は、バーナ10により加熱され、濃縮して濃液と冷媒蒸気とに分離する。この冷媒蒸気は、冷媒蒸気管21,21Aを流通して低温再生器2を経由し、低温再生器2に供給された稀液を加熱する。第1冷媒蒸気管21Aを流通する冷媒蒸気は、さらに冷媒ドレン熱回収器9を経由し、第1吸収液ポンプ8によって吸収器5から流出した稀液の一部を加熱し、凝縮して液冷媒となって凝縮器3に入る。高温再生器1からの冷媒蒸気によって加熱された低温再生器2の稀液は、濃縮して濃液と冷媒蒸気とに分離する。この冷媒蒸気は、エリミネータ12を通って凝縮器3に入る。
低温再生器2から凝縮器3に入った冷媒蒸気は、冷却水管26内を流通する冷却水によって冷却されて液冷媒となる。この液冷媒及び高温再生器1からの液冷媒は、冷媒管25を流通して蒸発器4に入り、一部蒸発しながらも冷媒溜まり4Bに溜まる。冷媒溜まり4Bに溜まった液冷媒は、冷媒ポンプ14によって冷媒管27を流通して蒸発器4内の散布器4Aに供給され、散布器4Aから冷温水管28の表面に散布される。このとき、冷媒は気化熱により、冷温水管28内を流通する温水の熱を奪い取り、温水が冷却されて冷水となる。この冷水は、熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。蒸発器4で蒸発した冷媒蒸気は、エリミネータ15Bを通って吸収器5に入る。
一方で、高温再生器1で濃縮された濃液は、吸収液管22を流通して高温熱交換器6を経て冷却された後、吸収液管23を通る低温再生器2からの濃液と吸収液管24で合流する。この濃液は、第2吸収液ポンプ13によって低温熱交換器7を経由し、第1吸収液ポンプ8によって吸収器5から流出した稀液の残りを加熱する。その後、この濃液は、吸収器5内の散布器5Aに供給され、散布器5Aから冷却水管26の表面に散布される。吸収器5では、蒸発器4で発生した冷媒蒸気が濃液に吸収され、濃度の低下した稀液となって稀液溜まり5Bに溜まる。なお、冷媒蒸気が濃液に吸収される際に発生する熱は、冷却水管26内を流通する冷却水により冷却される。
吸収器5の稀液溜まり5Bに溜まった稀液は、第1吸収液ポンプ8によって稀液管20から流出される。この稀液の一部は、第2稀液管20Bを流通して冷媒ドレン熱回収器9を経由し、第1冷媒蒸気管21A内を流通する冷媒蒸気によって加熱される。残りの稀液は、第1稀液管20Aを流通して低温熱交換器7を経由し、吸収液管24内を流通する濃液によって加熱される。第1稀液管20A及び第2稀液管20Bを流通する稀液は、稀液管20で合流した後、一部が第3稀液管20Cを流通して高温再生器1に入り、残りが第4稀液管20Dを流通して低温再生器2に入る。
吸収式冷凍機100の冷房運転時に、熱負荷の負荷が下がり、高温再生器1に投入される入熱量が減少すると、第4稀液管20Dの出口20D1が配置される低温再生器2内の空間Sの圧力が大きく低下する。したがって、高温再生器1に比べて低温再生器2に流れる稀液の量が多くなり、高温再生器1と低温再生器2とに分配される稀液の比率のバランスが崩れて、性能が低下してしまうおそれがある。
本実施の形態の吸収式冷凍機100は、第4稀液管20Dに設けられ、高温再生器1と低温再生器2とに分岐して流れる稀液の比率を可変する稀液分配弁(比率可変手段)41を備えている。
また、本実施の形態の吸収式冷凍機100は、高温再生器1に設けられて高温再生器1内の吸収液の温度(高温再生器1の温度)を検出する温度センサ52と、冷却水管26の吸収器5入口側に設けられて冷却水入口温度を検出する冷却水入口温度センサ54とを備えている。第1吸収液ポンプ8は、温度センサ52,54が検出した高温再生器1の温度及び冷却水入口温度に応じて、運転周波数が調整されるように構成されている。換言すれば、第1吸収液ポンプ8の運転周波数は、熱負荷の負荷、すなわち、低温再生器2内の圧力に応じて変化する。具体的には、低温再生器2内の圧力が低下するほど、第1吸収液ポンプ8の運転周波数は低下する。
制御装置60は、低温再生器2内の圧力、すなわち、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて、稀液分配弁41の開度を制御(調整)している。
図2は、第1吸収液ポンプ8の運転周波数と稀液分配弁41の開度との関係を示す図である。
本実施の形態では、100%負荷時に、第1吸収液ポンプ8の運転周波数は、例えば60Hzに設定され、稀液分配弁41の開度は、例えば50%に設定される。これにより、本実施の形態では、100%負荷時に、低温再生器2に流れる稀液の量と、高温再生器1に流れる稀液の量とが略同一となる。
第1吸収液ポンプ8の運転周波数が低下するほど、制御装置60は、稀液分配弁41をより閉じる。より詳細には、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が第1低下閾値(例えば45Hz)まで低下すると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度を50%から所定開度α小さくして50%−αとする。ここで、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が50%に設定される場合を段階A、50%−αに設定される場合を段階Bとする。なお、所定開度αは、吸収式冷凍機100の能力等によって設定されるもので、例えば5〜15%に設定される。
第1吸収液ポンプ8の運転周波数が第2低下閾値(例えば35Hz)まで低下すると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度をさらに所定開度α小さくして50%−2αとする。ここで、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が50%−2αに設定される場合を段階Cとする。
第1吸収液ポンプ8の運転周波数が第3低下閾値(例えば25Hz)まで低下すると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度をさらに所定開度α小さくして50%−3αとする。ここで、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が50%−3αに設定される場合を段階Dとする。
これに対し、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が上昇するほど、制御装置60は、稀液分配弁41をより開く。より詳細には、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が、第3低下閾値(25Hz)より例えば5Hz高い第3上昇閾値(30Hz)まで上昇すると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度を所定開度α大きくして50%−2αとする(段階C)。
第1吸収液ポンプ8の運転周波数が、第2低下閾値(35Hz)より例えば5Hz高い第2上昇閾値(40Hz)まで上昇すると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度をさらに所定開度α大きくして50%−αとする(段階B)。
第1吸収液ポンプ8の運転周波数が、第1低下閾値(45Hz)より例えば5Hz高い第1上昇閾値(50Hz)になると、制御装置60は、稀液分配弁41の開度をさらに所定開度α大きくして50%とする(段階A)。
このように、第1吸収液ポンプ8の運転周波数が低下するほど、制御装置60は、稀液分配弁41をより閉じて低温再生器2に流れる稀液を規制するので、熱負荷の負荷が下がって低温再生器2の圧力が低下しても、高温再生器1と低温再生器2とに分岐して流れる稀液の比率を100負荷時の状態で維持して、部分負荷性能を向上できる。
ところで、本実施の形態の吸収式冷凍機100では、高温再生器1に流れる稀液の比率が低下し、高温再生器1の温度が上昇する可能性がある。
そこで、制御装置60は、温度センサ52が検出した高温再生器1の温度に応じて、稀液分配弁41及び燃料制御弁10Bの開度を制御し、高温再生器1の温度の過度上昇を回避する高温回避処理を実行する。
燃料制御弁10Bの開度は、制御装置60により、温度センサ51が検出した冷温水出口温度に応じて制御(調整)されている。本実施の形態の制御装置60は、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて制御された稀液分配弁41、及び、冷温水出口温度に応じて制御された燃料制御弁10Bの開度を補正する補正部61を構成している。
図3は、高温回避処理を示すフローチャートである。
制御装置60は、まず、温度センサ52が検出した高温再生器1の温度(高温再生器温度T)が第1温度以上か否か判別する(ステップS1)。第1温度は、高温再生器1が高温状態であることを示す温度であり、本実施の形態では、例えば160℃に設定されている。
制御装置60は、高温再生器温度Tが160℃未満の場合(ステップS1:N)、処理を最初に戻し、高温再生器温度Tが160℃以上の場合(ステップS1:Y)、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて制御された稀液分配弁41の開度(稀液分配弁開度M)を、例えば第1開度だけ縮小補正する(ステップS2)。第1開度は、高温再生器温度Tを所望温度だけ低下させように、予め実験等によって取得されるものであり、本実施の形態の第1開度は、例えば高温再生器温度Tを約2℃低下させるべく、例えば10%に設定されている。これにより、高温再生器1に流れる稀液の量が増加するので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。
ここで、稀液分配弁開度Mを縮小した場合、高温再生器温度Tが低下するまでには、ある程度の時間が掛かる。例えば、稀液分配弁開度Mを縮小したことによって高温再生器温度Tに影響が生じるまでの間だけ待機する待機時間をステップS2の後に設けた場合、この待機時間の間は、高温再生器温度Tを監視できない。
そこで、制御装置60は、高温再生器温度Tが第2温度以上か否か判別する(ステップS3)。第2温度は、第1温度以上、かつ、吸収式冷凍機100の運転を直ちに停止すべき状態を示す温度未満に設定されるものであり、本実施の形態では、例えば第1温度である160℃より1℃高い161℃に設定されている。このように、第2温度を第1温度より高く設定することで、稀液分配弁開度Mの縮小後に待機時間を設けることなく、高温再生器温度Tを監視できるので、制御ロジックを簡素化できる。
制御装置60は、高温再生器温度Tが161℃未満の場合(ステップS3:N)、高温再生器温度Tの高温状態が回避されたと判断して処理を最初に戻し、高温再生器温度Tが161℃以上の場合(ステップS3:Y)、稀液分配弁開度Mを第2開度だけ縮小補正するとともに、燃料制御弁10Bの開度(燃料制御弁開度N)に所定乗数を掛けて燃料制御弁開度Nを縮小補正する(ステップS4)。第2所定開度は、高温再生器温度Tを所望温度だけ低下させるように、予め実験等によって取得されるもので、本実施の形態の第2開度は、第1開度と略同一に設定されている。また、所定乗数は、高温再生器温度Tを所望温度だけ低下させるように、予め実験等によって取得されるもので、本実施の形態の所定乗数は、例えば高温再生器温度Tを約5℃低下させるべく、例えば0.8に設定されている。これにより、高温再生器1に流れる稀液の量が増加し、高温再生器1に投入される入熱量が減少するので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。
ここで、稀液分配弁開度Mだけでなく、燃料制御弁開度Nを縮小した場合も、高温再生器温度Tが低下するまでには、ある程度の時間が掛かる。
そこで、制御装置60は、高温再生器温度Tが第3温度以上か否か判別する(ステップS5)。第3温度は、第2温度以上、かつ、吸収式冷凍機100の運転を直ちに停止すべき状態を示す温度未満に設定されるものであり、本実施の形態では、例えば第2温度である161℃より1℃高い162℃に設定されている。このように、第3温度を第2温度より高く設定することで、稀液分配弁開度M及び燃料制御弁開度Nの縮小後に待機時間を設けることなく、高温再生器温度Tを監視できるので、制御ロジックを簡素化できる。
制御装置60は、高温再生器温度Tが162℃未満の場合(ステップS5:N)、高温再生器温度Tの高温状態が回避されたと判断して処理を最初に戻し、高温再生器温度Tが162℃以上の場合(ステップS5:Y)、高温再生器温度Tが過度に上昇したと判断して、吸収式冷凍機100の運転を安全停止する(ステップS6)。
なお、高温回避処理において縮小された稀液分配弁41の開度は、高温回避処理終了後、すなわち、ステップS3又はステップ5から最初に戻った後、図2に示す第1吸収液ポンプ8の運転周波数が閾値を越えて変化したときに、100%負荷時の開度(本実施の形態では、50%)に戻される。高温回避処理において縮小された燃料制御弁10Bの開度は、稀液分配弁41の開度が100%負荷時の開度に戻されたときに、同期して、冷温水出口温度に応じた元の開度に戻ってもよいし、高温回避処理終了後に高温再生器1の温度が所定温度(例えば、158℃)になったときに冷温水出口温度に応じた元の開度に戻ってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高温再生器1と低温再生器2とに分岐して流れる稀液の比率を可変する稀液分配弁41を設け、稀液分配弁41は、高温再生器1の温度が第1温度を超えた場合に、高温再生器1に流れる稀液の量を増加させるように制御されるため、高温再生器1に流れる稀液の量が多くなるので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。
また、本実施の形態によれば、高温再生器1に稀液を供給する第1吸収液ポンプ8を備え、稀液分配弁41は、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて調整されるものであり、調整された稀液分配弁41は、高温再生器1の温度が第1温度を超えた場合に、高温再生器1に流れる稀液の量を増加させるように制御されるため、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて高温再生器1に流れる稀液の量を調整しつつ、高温再生器1に流れる稀液の量を多くできるので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。
また、本実施の形態によれば、稀液分配弁41は、稀液分配弁41が制御されても、高温再生器1の温度が第1温度を下回らない場合に、高温再生器1に流れる稀液の量を増加させるように制御されるため、高温再生器1に流れる稀液の量がさらに多くなるので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。また、稀液分配弁41を制御しても高温再生器1の温度が第1温度を下回らないときに、直ちに吸収式冷凍機100の運転を安全停止する場合に比べ、高温再生器1の温度の上昇による頻繁な安全停止を回避できる。
また、本実施の形態によれば、稀液分配弁41は、稀液分配弁41が制御されても、高温再生器1の温度が第1温度より高い第2温度を超えた場合に、高温再生器1に流れる稀液の量を増加させるように制御されるため、稀液分配弁41の開度を縮小したことによる影響が生じるまでの待機時間を設ける必要がなくなるので、制御ロジックを簡素化できる。
また、本実施の形態によれば、高温再生器1の入熱量を制御する燃料制御弁10Bを備え、燃料制御弁10Bの開度は、冷温水出口温度に応じて開度が決定され、稀液分配弁41が制御されても、高温再生器1の温度が第1温度を下回らない場合に、調整された開度が小さく制御されるため、高温再生器1に投入される入熱量が減少するので、高温再生器1の温度の過度上昇を回避できる。また、稀液分配弁41を制御しても高温再生器1の温度が第1温度を下回らないときに、直ちに吸収式冷凍機100の運転を安全停止する場合に比べ、高温再生器1の温度の上昇による頻繁な安全停止を回避できる。
また、本実施の形態によれば、燃料制御弁10Bは、稀液分配弁41が制御されても、高温再生器1の温度が第1温度より高い第2温度を超えた場合に、調整された開度が小さく制御されるため、稀液分配弁41及び燃料制御弁10Bの開度を縮小したことによる影響が生じるまでの待機時間を設ける必要がなくなるので、制御ロジックを簡素化できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、稀液分配弁41は、低温再生器2へとつながる第4稀液管20Dに設けられていたが、高温再生器1へとつながる第3稀液管20Cに設けられてもよい。この場合、ステップS2及びステップS4において、稀液分配弁開度Mを、第1開度又は第2開度だけ拡大すればよい(M=M+10%)。
また、上記実施の形態では、高温回避処理が実行される前の稀液分配弁41は、第1吸収液ポンプ8の運転周波数に応じて制御されていたが、高温回避処理が実行される前の稀液分配弁41の開度は、一定開度(例えば50%)に設定されてもよい。この場合、稀液分配弁41の開度は、高温回避処理の終了後、所定の条件を満たした場合に、一定開度に戻されればよい。
また、上記実施の形態では、ステップS4において、稀液分配弁開度M及び燃料制御弁開度Nの両方を縮小したが、一方だけを縮小するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、高温再生器1にて吸収液を加熱する加熱手段として都市ガスを燃焼させて加熱を行うバーナ10を備える構成について説明したが、これに限るものではなく、灯油やA重油を燃焼させるバーナを備える構成や、蒸気や排気ガス等の温熱を用いて加熱する構成としてもよい。
1 高温再生器
2 低温再生器
8 第1吸収液ポンプ(吸収液ポンプ)
8A インバータ
10B 燃料制御弁(入熱量制御弁)
41 稀液分配弁(比率可変手段)
51,52 温度センサ
60 制御装置
100 吸収式冷凍機

Claims (6)

  1. 高温再生器及び低温再生器を備え、これら高温再生器と低温再生器とに稀液を分岐して流す吸収式冷凍機において、
    前記高温再生器と前記低温再生器とに分岐して流れる稀液の比率を可変する比率可変手段を設け、
    前記比率可変手段は、前記高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されることを特徴とする吸収式冷凍機。
  2. 前記高温再生器に稀液を供給する吸収液ポンプを備え、
    前記比率可変手段は、前記吸収液ポンプの運転周波数に応じて調整されるものであり、
    前記高温再生器の温度が第1温度を超えた場合に、調整された前記比率可変手段は、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
  3. 前記比率可変手段は、該比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度を下回らない場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収式冷凍機。
  4. 前記比率可変手段は、該比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度より高い第2温度を超えた場合に、前記高温再生器に流れる稀液の量を増加させるように制御されることを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  5. 前記高温再生器の入熱量を制御する入熱量制御弁を備え、
    前記入熱量制御弁の開度は、冷温水出口温度に応じて調整されるものであり、
    前記比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度を下回らない場合に、調整された開度が小さく制御されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の吸収式冷凍機。
  6. 前記入熱量制御弁は、前記比率可変手段が制御されても、前記高温再生器の温度が前記第1温度より高い第2温度を超えた場合に、調整された開度が小さく制御されることを特徴とする請求項5に記載の吸収式冷凍機。
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