JP2012202589A - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents

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義孝 坂野
Shuichiro Uchida
修一郎 内田
Noriyuki Nishiyama
教之 西山
Kiyoyuki Mori
清幸 森
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Abstract

【課題】
温水或いは冷却水温度が上昇した場合でも高温再生器の圧力上昇を抑えて、能力向上を図ることができる吸収式ヒートポンプ装置を得る。
【解決手段】
吸収式ヒートポンプ装置は、蒸発器1,11,12、吸収器2,21,22、凝縮器3、高温再生器5及び低温再生器4とを有する。前記蒸発器1は第1蒸発器11、第2蒸発器12の二段に、また前記吸収器2も第1吸収器21,第2吸収器22の二段に設けられ、二段蒸発吸収構造に構成されている。温水または冷却水は、前記凝縮器に流され、その後前記吸収器に流れるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、臭化リチウム水溶液と水を使用して吸収サイクルを構成する吸収式ヒートポンプ装置に係り、特に高温再生器と低温再生器を備え温水の製造に好適な二重効用吸収式ヒートポンプ装置に関する。
従来、冷房負荷が大きい夏期には冷房運転を行い、暖房負荷が大きくなる冬期には暖房若しくは冷房と暖房の同時運転を行う吸収式ヒートポンプ装置が知られており、このような吸収式ヒートポンプ装置では、通常、温水或いは冷却水を、まず吸収器に流し、その後凝縮器に流れるように構成されている。
上記通常の吸収式ヒートポンプ装置とは異なる温水或いは冷却水の流し方として、特許第2959210号公報(特許文献1)に開示されているものがある。これは吸収式冷凍機において、吸収器の冷却水パスを前段パスと後段パスに分け、冷却水を、吸収器の前記前段パスに流し、その後凝縮器に流し、最後に吸収器の前記後段パスへと流すものであり、伝熱面積を増やすことなく、冷却水入口温度32℃、出口温度40℃の冷却水仕様を満足させることができるようにしている。
特許第2959210号公報
上述した従来の吸収式ヒートポンプ装置における温水或いは冷却水の流し方では、冷却水温度が上昇した場合や、ヒートポンプのように温水の取り出し温度が高い場合など、或いは廃熱を回収利用する場合などでは、高温再生器の圧力が上昇してしまい、吸収式ヒートポンプ装置として運用できないという課題があった。
本発明の目的は、温水或いは冷却水の温度が上昇した場合でも、高温再生器の圧力上昇を抑えて、能力向上を図ることができる吸収式ヒートポンプ装置を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、蒸発器、吸収器、凝縮器、高温再生器及び低温再生器とを有する吸収式ヒートポンプ装置において、前記蒸発器及び吸収器はそれぞれ二段に設けられた二段蒸発吸収構造に構成されていると共に、温水または冷却水を、前記凝縮器に流し、その後前記吸収器に流れるように構成したことを特徴とする。
また、本発明の他の特徴は、蒸発器、吸収器、凝縮器、高温再生器及び低温再生器とを有する吸収式ヒートポンプ装置において、前記蒸発器及び吸収器はそれぞれ二段に設けられた二段蒸発吸収構造に構成されていると共に、温水または冷却水を、前記凝縮器から前記吸収器の順、及び前記吸収器から前記凝縮器の順の何れの順序にでも流すことができるように通水経路切替手段を備えていることにある。
ここで、冷房運転時には、前記温水または冷却水を、前記吸収器側から前記凝縮器側の順に流し、暖房運転時には、前記温水または冷却水を、前記凝縮器側から前記吸収器側の順に流すようにすると良い。
或いは、高温再生器の圧力を検出し、その圧力が予め定めた設定値以下であれば、前記温水または冷却水を前記吸収器から前記凝縮器の順に流し、前記高温再生器の圧力が設定値を超えたら、前記温水または冷却水を、前記凝縮器から前記吸収器の順に流すように前記通水経路切替手段を制御するようにしても良い。
前記蒸発器には、冷水または熱源水が流れる冷水/熱源水配管が設けられ、前記冷水/熱源水配管には、冷房運転時には冷水を流して温度の低下した冷水を冷房用途に供給し、暖房運転時には河川水、地下水或いは下水処理水からの熱源水を流すようにすると良い。
前記低温再生器には外部熱源からの廃熱が導入され、低温再生器内の溶液からの冷媒蒸発量を増大させて能力向上を図る廃熱回収サイクルを備えるようにすることもできる。この場合、前記外部熱源としては、ガスエンジン廃熱、太陽熱温水器、或いは産業プロセス廃熱の何れかを用いると良い。
本発明によれば、温水或いは冷却水の温度が上昇した場合でも、高温再生器の圧力上昇を抑えることができるので、圧力が大気圧を超えるのを回避するために能力を抑制する必要がなく、能力向上を図ることができる吸収式ヒートポンプ装置が得られる効果がある。
本発明の吸収式ヒートポンプ装置の実施例1を示す系統図である。 本発明の吸収式ヒートポンプ装置の実施例1における取り扱い熱量の増大効果を説明する線図である。 本発明の吸収式ヒートポンプ装置の実施例2を示す系統図で、冷房運転の状態を説明する図である。 本発明の吸収式ヒートポンプ装置の実施例2を示す系統図で、暖房運転の状態を説明する図である。
以下、本発明の具体的実施例を、図面を用いて説明する。
図1は本発明の吸収式ヒートポンプ装置の実施例1を示す系統図である。
本実施例の吸収式ヒートポンプ装置は、蒸発器、吸収器、凝縮器、高温再生器及び低温再生器を有し、更に前記蒸発器及び吸収器はそれぞれ二段に分けられた二段蒸発吸収構造に構成されており、これによって吸収器出口の溶液濃度を低下し、低濃度サイクルの吸収式ヒートポンプ装置としているものである。以下、図面に従い詳細に説明する。
図において、1は蒸発器、2は蒸発器1と連結された吸収器、3は凝縮器、4は凝縮器3と連結された低温再生器、5は高温再生器、61は低温溶液熱交換器、62は高温溶液熱交換器、71は冷媒ポンプ、72は溶液循環ポンプ、73は溶液散布ポンプである。
前記蒸発器1は、仕切り13により第1蒸発器11と第2蒸発器12の二段に設けられ、また吸収器2も、仕切り23により第1吸収器21と第2吸収器22の二段に設けられて構成されている。この二段蒸発吸収構造により、低温再生器4と高温再生器5をもつ二重効用の吸収式ヒートポンプ装置を低濃度の吸収ヒートポンプサイクルで運転可能にしている。
前記蒸発器1は、仕切り13により第1蒸発器11(高段側蒸発器)と第2蒸発器12(低段側蒸発器)に分割され、前記吸収器2は、仕切り23により第1吸収器21(高段側吸収器)と第2吸収器22(低段側吸収器)にそれぞれ分割されている。前記仕切り13には前記第2蒸発器12を流下した冷媒液を集めて第1蒸発器11に散布する冷媒散布装置14が設けられている。また、仕切り23には第2吸収器22を流下した溶液を集めて第1吸収器21に散布する溶液散布装置24が設けられている。前記第1蒸発器11と第1吸収器21とはエリミネータを介して冷媒蒸気が流れるように連通されており、第2蒸発器12と第2吸収器22もエリミネータを介して冷媒蒸気が流れるように連通されている。
第1蒸発器11の下部には冷媒液溜めが設けられ、またこの冷媒液溜めの底部と前記第2蒸発器12の上部に設置された冷媒散布装置15とを接続する配管18が設けられている。前記配管18には、冷媒ポンプ71と、第1蒸発器11の下部の冷媒液溜めに設置されたフロートを有するフロート弁16とが設けられ、冷媒液溜め内の冷媒液を前記第2蒸発器12の上部に設置された冷媒散布装置15から前記第2蒸発器12内に散布する。冷媒散布装置15から散布された冷媒液は第2蒸発器12を流下する間に蒸発器内を流れる冷水から熱を奪って蒸発し、蒸発しきれなかった冷媒は前記冷媒散布装置14に集められ、この冷媒散布装置14から前記第1蒸発器11に散布される。第1蒸発器11に散布された冷媒液は該第1蒸発器を流下する間に蒸発器内を流れる冷水から熱を奪って蒸発し、蒸発しきれなかった冷媒液は第1蒸発器11の下部に貯められる。
前記高温再生器5及び低温再生器4で濃縮された濃溶液は第2吸収器22の上部に設置された溶液散布装置25から散布され、第2吸収器22を流下する間に第2蒸発器12で蒸発した冷媒蒸気を吸収し、その吸収熱で吸収器内を流れる温水を加熱する。冷媒蒸気を吸収して濃度の薄くなった溶液は溶液散布装置24に集められ、第1吸収器21に散布される。この散布された溶液は、第1吸収器21を流下する間に、第1蒸発器11で蒸発した冷媒蒸気を吸収し、その吸収熱で吸収器内を流れる温水を加熱する。また、冷媒蒸気を吸収して更に濃度の薄くなった希溶液は、第1吸収器21の下部に一旦貯められ、その後、溶液循環ポンプ72により高温再生器5及び低温再生器4に送られる。
前記配管18のフロート弁16出口部側には、ここから分岐し前記第1吸収器21に接続される配管19が設けられており、この配管19には制御弁17が設けられている。
前記溶液循環ポンプ72を出た希溶液は低温溶液熱交換器61で高温再生器5及び低温再生器4からの濃溶液と熱交換して温度上昇した後、一部は低温再生器4に送られ、残りは高温溶液熱交換器62で高温再生器5からの濃溶液と更に熱交換して温度上昇した後、高温再生器5に送られる。高温再生器5には溶液加熱用のバーナ51が備えられており、このバーナ51の燃焼熱により溶液を加熱して冷媒蒸気を発生させると共に、溶液は濃縮される。濃縮された濃溶液は、高温再生器5から前記高温溶液熱交換器62に送られ、吸収器2からの希溶液と熱交換して冷却され、低温再生器4からの濃溶液と合流して、溶液散布ポンプ73に送られる。溶液散布ポンプ73を出た溶液は前記低温溶液熱交換器61で吸収器2からの希溶液と熱交換して更に冷却され、第2吸収器22の上部に設置された溶液散布装置25に送られる。
前記高温再生器5で発生した冷媒蒸気は前記低温再生器4に送られる。この低温再生器4には、高温再生器5からの冷媒蒸気が流れる低温再生器伝熱管41、外部熱源9からの加熱水が流れる外部熱源伝熱管93及び低温再生器4の上部に設置された溶液散布装置43が設置されており、この溶液散布装置43には、前記低温溶液熱交換器61の出口側から分岐した希溶液の一部が供給されて低温再生器4内に散布される。この散布された希溶液は、前記外部熱源伝熱管93を流下する間に外部熱源9からの加熱水により加熱されて冷媒蒸気を発生し、更に低温再生器伝熱管41を流下する間に、高温再生器1からの冷媒蒸気により加熱されて冷媒蒸気を発生する。冷媒蒸気を発生して濃度が高くなった溶液は、低温再生器4の下部に一旦貯められた後、溶液散布ポンプ73の上流側で、高温再生器5から高温熱交換器62を経由して送られてきた濃溶液と合流し、溶液散布ポンプ73により、低温溶液熱交換器61を経由して、前記溶液散布装置25に送られる。
外部熱源9からの加熱水は、外部熱源ポンプ91により低温再生器4内の外部熱源伝熱管93に送られ、低温再生器4内を流下する希溶液を加熱し、温度が低下した加熱水は外部熱源9に戻される。外部熱源9と外部熱源伝熱管93の間を循環する加熱水の経路には、外部熱源9を流れる加熱水量を制御する三方制御弁92が設置されており、この三方制御弁92により外部熱源伝熱管93での加熱量が調整される。外部熱源9は、例えばガスエンジン廃熱、太陽熱温水器、或いは産業プロセス廃熱などである。
高温再生器5から低温再生器4の低温再生器伝熱管41に送られた冷媒蒸気は、低温再生器4内を流下する希溶液を加熱して凝縮し、この凝縮した冷媒液は絞り42により減圧されて凝縮器3に送られる。
低温再生器4で発生した冷媒蒸気は、エリミネータ通路を通って凝縮器3に送られ、凝縮器3内を流れる温水に熱を与えて凝縮する。凝縮した冷媒液は凝縮器3の下部に一旦溜められて、減圧機構(図示せず)を通って蒸発器1に送られる。
前記蒸発器1内には、冷水/熱源水配管(以下、冷水配管という)100が設けられており、この冷水配管100には入口配管101から冷水(または熱源水)が流入する。この流入した冷水は、前記第1蒸発器11及び前記第2蒸発器12で冷媒を蒸発させて所定の冷水供給温度に冷却された後、出口配管102から取り出され、冷房運転時には、空気調和機などの冷房用途(冷水負荷)などに供給される。また、冷水取出しでなく、暖房運転が行われる場合には、例えば河川水、地下水または下水処理水などからの熱源水が前記冷水配管100に流され、その熱源水の熱が暖房用途などに利用される。
また、前記吸収器2内には温水/冷却水配管(以下、温水配管という)110が設けられており、更に前記凝縮器3にも温水/冷却水配管(以下、温水配管という)120が設けられている。この実施例では、温水(または冷却水)は、入口配管111から、最初に、凝縮器3に設けられた温水配管120に流入し、蒸気を凝縮させて自らは昇温された後、次に、接続配管112を介して前記吸収器2に設けられた温水配管110の第1吸収器21側に流入し、第1吸収器21側から第2吸収器22側へと流れて吸収器2内を冷却すると共に自らは更に所定の温水供給温度まで昇温された後、出口配管113から空気調和機などの暖房用途など(温水負荷)に供給される。なお、温水取出しでなく、冷却水が流れる場合には、昇温された冷却水は冷却塔などに戻されて放熱される。
例えば、温水取出しの場合、前記入口配管111からは約40℃の温水が流入して、前記出口配管113からは約45℃の温水を供給できる。冷水取出しの場合には、冷水の入口配管101から約12℃の冷水が流入して出口配管102から約7℃の冷水を供給できる。
二段蒸発吸収構造を採用していない従来の二重効用吸収式ヒートポンプ装置では、温水/冷却水は、最初吸収器2に入り、次に凝縮器3に入るように構成(以下「A−Cフロー」とも称す)されている。また、吸収器2に入る溶液濃度は約62%であり、吸収器2から出る溶液濃度は一般に約58%程度のサイクルとなり、濃度幅が大きくないために溶液循環量が多くなり、熱交換損失が大きいために効率が低い。また、温水の取出し温度を高くすると凝縮器の圧力が上昇し、その結果、高温再生器の圧力が大気圧を越えてしまい、吸収式ヒートポンプ装置として運用することができなくなるため、40℃程度の温水取出しが限界であった。
なお、温水/冷却水を、最初凝縮器3に流し、次に吸収器2に流す(以下「C−Aフロー」とも称す)ようにすると、取出し温水の温度は若干高くできるものの、吸収器に入る冷却水温度が高くなるため、吸収器の溶液温度と濃度が上昇してしまい、冷房運転時の効率が著しく低下するという不具合がある。
また、二段蒸発吸収構造を採用している従来の二重効用吸収式ヒートポンプ装置でも、温水/冷却水は、最初吸収器2に入り、次に凝縮器3に入るように構成(A−Cフロー)されていた。二段蒸発吸収構造にすることにより、吸収器2に入る溶液濃度は約62%で、吸収器2から出る溶液濃度は約54%程度まで希釈して使用可能な低濃度サイクルにできるから、冷房運転時の効率は高い。しかし、高温の温水を取り出そうとすると、凝縮器の圧力が上昇し、その結果、高温再生器の圧力が大気圧を越えてしまうため、やはり40℃程度の温水取出しが限界であった。
これに対して、本実施例では、二段蒸発吸収構造を採用した二重効用吸収式ヒートポンプ装置にすると共に、温水(または冷却水)を、最初凝縮器3に流し、次に吸収器2に流すように構成(C−Aフロー)して、低濃度サイクルによるヒートポンプ運転を行うので、暖房運転時(温水製造時)に凝縮圧力を下げることができ、その結果、高温再生器圧力を低下させることができるから、例えば温水出口温度が45℃という高温の温水取出しが可能となる。
一方、本実施例では、冷房運転時にも、冷却水(または温水)は凝縮器3から吸収器2へと流れる構成(C−Aフロー)となっているため、吸収器2における温度や濃度がA―Cフローの場合に比べて上昇する。つまり、A−CフローからC−Aフローに切り替えた場合、吸収ヒートポンプサイクル全体の濃度が高濃度側にシフトし、高温再生器の濃溶液濃度が結晶ラインに近づく危険がある。このため、吸収ヒートポンプサイクルを前記結晶ラインに近い高濃度側で構成している場合には、結晶を回避するために濃度幅を小さくし、その分溶液循環量を増やす必要があった。このため、吸収ヒートポンプサイクルでの熱交換損失が増大し、冷房COP(成績係数)が低下するという課題が生じる。
しかし本実施例では、蒸発器と吸収器を二段階に構成し、異なる二段階の圧力で蒸発吸収を行わせる二段蒸発吸収ヒートポンプサイクルとしているので、サイクル全体を低濃度側に大きくシフトすることができる。この結果、吸収ヒートポンプサイクルの濃度幅を小さくする必要がなく、結晶を回避するためにCOPを低下させてしまうという課題も解決できる。
また、低温再生器4に外部熱源9から廃熱を導入して、溶液からの冷媒の蒸発量を増大して能力向上を図る廃熱回収サイクルを備えている。この場合、低温再生器4での溶液濃縮幅が大きくなり、溶液を加熱するための温度が上昇する。これに伴い、凝縮器3での凝縮熱量も増大することにより、熱交換温度差が増大して凝縮圧力の上昇につながる。この結果、低温再生器4の飽和溶液温度及び溶液を加熱するための温度が上昇し、高温再生器5の圧力が大気圧を超えてしまうおそれがある。これを回避するため、従来は廃熱回収量を制限せざるを得なかった。これに対し本実施例では、C−Aフローの構成としていることにより、凝縮器3の圧力を低下させることができるから、これに伴い高温再生器5の圧力も下げることが可能となる。この結果、廃熱投入量を従来のものより増加できる効果も得られる。
水−臭化リチウムを作動媒体とする二重効用吸収ヒートポンプの場合、例えば冷却水の入口温度が32℃、出口温度が37℃で動作するものが標準的である。冷却熱量の比率から冷却水を、吸収器2から凝縮器3に流すようなA−Cフローの場合、冷却水の温度変化はおよそ吸収器で32→35.5℃、凝縮器で35.5→37℃となる。これを凝縮器3から吸収器2へ流すC−Aフローに変更すると、冷却水の温度変化は、およそ凝縮器で32→33.5℃、吸収器で33.5℃→37℃となる。即ち、吸収器で1.5℃上昇し、凝縮器で3.5℃低下する。
一方、吸収ヒートポンプサイクルにおける濃度が60%前後の臭化リチウム水溶液の飽和温度は、濃度が1%高くなると約2℃高くなるような特性を持っている。従って、A−CフローからC−Aフローに切り替えることにより、吸収器2での溶液濃度は0.75%上昇することになる。結果として吸収ヒートポンプサイクル全体としては0.75%高濃度側にシフトする。
凝縮器では冷却温度が3.5℃低下するので、その分圧力が低下し、低温再生器4で再生する溶液の飽和温度も約3.5℃低下する。吸収ヒートポンプサイクル全体が高濃度側に0.75%シフトして低温再生器4の溶液飽和温度は約1.5℃上昇し、凝縮器3の圧力が低下することにより低温再生器4の溶液飽和温度は3.5℃低下する。結局、低温再生器4の溶液飽和温度は約2℃低下するので、これを加熱するための高温再生器4の飽和蒸気温度も2℃低下させることができ、高温再生器4の圧力を低下できる。
例えば、水蒸気の飽和温度が98→96℃に低下した場合、飽和圧力は94.3→87.7kPaに低下させることができる。但し、溶液濃度は0.75%上昇する。
冷却水温度が上昇した場合やヒートポンプ運転による温水取り出しの場合には、サイクル全体が高温、高圧側にシフトするが、C−Aフローを採用することにより高温再生器4の圧力を低下させて、大気圧を超えないように構成できる。また、ヒートポンプ運転で温水を発生している場合に、高温再生器の圧力を維持しつつ2℃の温度差の余裕を有効に用いることにより、温水出力を増大することができる効果もある。通常の吸収ヒートポンプサイクルでは、吸収器2や凝縮器3での熱交換温度差は2〜10℃程度、蒸発器1の熱交換温度差は2〜7℃程度の範囲にある。前記2℃の余裕を使って吸収ヒートポンプサイクルを高温、高濃度側に移動することにより、吸収器2、凝縮器3及び蒸発器1での熱交換温度差を拡大でき、それに比例して吸収式ヒートポンプ装置の取り扱い熱量も増大できるから、温水出力を増大できる。
図2は、本実施例の吸収式ヒートポンプ装置における取り扱い熱量の増大効果を説明する線図で、冷水と温水を同時に発生する吸収式ヒートポンプ装置の例を示す。冷水と温水を同時に発生する吸収式ヒートポンプ装置では、吸収器2と凝縮器3に用いる冷却水は、45℃程度に高くされて温水として用いられる。図2において、横軸は温水出口温度、縦軸は冷温水熱量比率で、A−Cフローで且つ温水出口温度が45℃の場合の冷温水熱量(冷水熱量と温水熱量の合計値)を100とした比率で示している。
前述した冷却水出口温度が37℃の場合と温度変化、即ち熱量変化の比率は異なってくるが、傾向は同じである。冷水出口温度45℃の場合は、C−Aフロー(点線の曲線)ではA−Cフロー(実線の曲線)に比較して約13%冷温水熱量が増大している。冷水及び温水の熱量増大比率は同程度である。温水出口温度が高くなると、吸収ヒートポンプサイクルの圧力も高くなるので、入力を絞る必要がある。このため、A−Cフロー及びC−Aフロー共に冷温水熱量は低下しているが、両者の比率は増大しており、C−Aフロー採用による効果は温水出口温度が高くなるほど大きくなっている。
以上のように、本実施例では、二段蒸発吸収構造を採用した低濃度サイクルと、温水/冷却水の流れを、凝縮器から吸収器へと流す構成とを組み合わせることにより、より高温の温水を取出す場合や冷却水温度が上昇した場合でも、高温再生器の圧力上昇を抑えることができるので、二重効用吸収式ヒートポンプ装置への入熱量を大きくすることができ、同一型式でも従来より大きな能力の吸収式ヒートポンプ装置を得ることができる。
また、本実施例によれば、高温再生器の圧力を下げることができるため、ガスエンジン発電機などの廃熱を回収することにより高温再生器圧力が上昇してしまう廃熱投入型の吸収式ヒートポンプ装置においても廃熱投入量をより増加させることができから、廃熱投入量を増やした廃熱投入型の吸収ヒートポンプ装置を得ることが可能となり、廃熱回収を効果的に行うこともできる。
図1に示した実施例では、温水或いは冷却水を、凝縮器3から吸収器2の順に流す構造とした例について説明したが、図3及び図4に示す実施例は、温水或いは冷却水の流れる順序を、凝縮器3から吸収器2の順、及び吸収器2から凝縮器3の順の何れの順序にでも流すことができるように通水経路切替手段を備えているものである。なお、図3、図4において、図1と同一符号を付した部分は同一または相当する部分を示す。
即ち、本実施例では、図3に示すように、温水または冷却水の入口配管111と出口配管113の間の接続配管112を、112a及び112bで示すように2本並列に設け、接続配管112aには上流側から下流側に向かって3個の切換弁201a,201b,201cを設け、接続配管112bには上流側から下流側に向かって同じく3個の切換弁202a,202b,202cをそれぞれ設ける。また、吸収器2に設けた温水/冷却水配管(以下、温水配管と略す)110の入口側(第1吸収器21側)は前記接続配管112aの切換弁201aと201bの間に接続され、前記温水配管110の出口側(第2吸収器22側)は前記接続配管112bの切換弁202bと202cとの間に接続されている。更に、凝縮器3に設けた温水/冷却水配管(以下、温水配管と略す)120の入口側は前記接続配管112bの切換弁202aと202bとの間に接続され、また前記温水配管120の出口側は前記接続配管112aの切換弁201bと201cとの間に接続されている。
これらの切換弁201a〜201c、202a〜202cを開閉することにより、温水或いは冷却水を、吸収器2側から凝縮器3側に流したり、逆に凝縮器3側から吸収器2側に流すことのできる通水経路切替手段が構成されている。
即ち、冷房運転時には、図3に示すように、切換弁201a,201c,202bを開き、切換弁201b,202a,202cを閉じることにより、温水または冷却水(以下、温水と略す)を吸収器2側から凝縮器3側の順に流すことができ、冷房運転時の効率をより向上できる。
一方、暖房運転時(温水製造時)には、図4に示すように、切換弁201b,202a,202cを開き、切換弁201a,201c,202bを閉じることにより、温水を凝縮器3側から吸収器2側の順に流すことができ、高温再生器の圧力上昇を抑えつつ高温水を取り出すことができ、暖房能力を向上させることができる。
このように、本実施例によれば、高温再生器の圧力が上昇する暖房運転時(ヒートポンプ運転時)のみ温水を凝縮器側から吸収器側への順に流すように切り換え、冷房運転時(冷水製造時)は高温再生器の圧力が許容値以上にはなり難いので、温水を吸収器側から凝縮器側へ流すことにより、効率をより向上できるようにしたものである。
なお、高温再生器の圧力を検出する圧力検出手段を設け、この圧力検出手段で検出された圧力が予め定めた設定値以下であれば、前記温水(または冷却水)を前記吸収器から前記凝縮器の順に流し、前記高温再生器の圧力が設定値を超えたら、前記温水を凝縮器から吸収器の順に流すように、前記切換弁(通水経路切替手段)を制御するように構成しても良い。
以上説明したように、上述した各実施例によれば、温水または冷却水を凝縮器側から吸収器側へ流すようにしたことにより、温水或いは冷却水温度が上昇した場合でも、高温再生器の圧力上昇を抑えることができる。これにより二重効用吸収式ヒートポンプ装置への入熱量を大きくすることができ、能力向上を図れる吸収式ヒートポンプ装置を得ることができる。即ち、同一型式であれば従来よりも大きな能力の吸収式ヒートポンプ装置を得ることができる。
また、45℃程度の高温の温水取出しが可能となり、冷房運転時の効率低下も抑制できる。更に、廃熱回収量を増やした廃熱投入型の吸収ヒートポンプ装置を得ることも可能となる。
1:蒸発器(11:第1蒸発器、12:第2蒸発器、13:仕切り)、
2:吸収器(21:第1吸収器、22:第2吸収器、23:仕切り)、
3:凝縮器、
4:高温再生器、
5:低温再生器、
61:冷水/熱源水配管(冷水配管)、
62,63:温水/冷却水配管(温水配管)、
101:冷水/熱源水の入口配管、
102:冷水/熱源水の出口配管、
111:温水/冷却水の入口配管、
112,112a112b:温水/冷却水の接続配管、
113:温水/冷却水の出口配管、
201a,201b,201c,202a,202b,203b:切換弁(通水経路切替手段)。

Claims (8)

  1. 蒸発器、吸収器、凝縮器、高温再生器及び低温再生器とを有する吸収式ヒートポンプ装置において、
    前記蒸発器及び吸収器はそれぞれ二段に設けられた二段蒸発吸収構造に構成されていると共に、
    温水または冷却水を、前記凝縮器に流し、その後前記吸収器に流れるように構成した
    ことを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  2. 蒸発器、吸収器、凝縮器、高温再生器及び低温再生器とを有する吸収式ヒートポンプ装置において、
    前記蒸発器及び吸収器はそれぞれ二段に設けられた二段蒸発吸収構造に構成されていると共に、
    温水または冷却水を、前記凝縮器から前記吸収器の順、及び前記吸収器から前記凝縮器の順の何れの順序にでも流すことができるように通水経路切替手段を備えている
    ことを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  3. 請求項2に記載の吸収式ヒートポンプ装置において、冷房運転時には、前記温水または冷却水を、前記吸収器側から前記凝縮器側の順に流し、暖房運転時には、前記温水または冷却水を、前記凝縮器側から前記吸収器側の順に流すことを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  4. 請求項2に記載の吸収式ヒートポンプ装置において、高温再生器の圧力を検出し、その圧力が予め定めた設定値以下であれば、前記温水または冷却水を前記吸収器から前記凝縮器の順に流し、前記高温再生器の圧力が設定値を超えたら、前記温水または冷却水を、前記凝縮器から前記吸収器の順に流すように前記通水経路切替手段を制御することを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の吸収式ヒートポンプ装置において、前記蒸発器には、冷水または熱源水が流れる冷水/熱源水配管が設けられていることを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  6. 請求項5に記載の吸収式ヒートポンプ装置において、前記冷水/熱源水配管には、冷房運転時には冷水を流して温度の低下した冷水を冷房用途に供給し、暖房運転時には河川水、地下水或いは下水処理水からの熱源水を流すことを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の吸収式ヒートポンプ装置において、前記低温再生器には外部熱源からの廃熱が導入され、低温再生器内の溶液からの冷媒蒸発量を増大させて能力向上を図る廃熱回収サイクルを備えていることを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
  8. 請求項7に記載の吸収式ヒートポンプ装置において、前記外部熱源は、ガスエンジン廃熱、太陽熱温水器、或いは産業プロセス廃熱の何れかであることを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
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