JPH04369359A - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents

吸収式ヒートポンプ装置

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JPH04369359A
JPH04369359A JP14220591A JP14220591A JPH04369359A JP H04369359 A JPH04369359 A JP H04369359A JP 14220591 A JP14220591 A JP 14220591A JP 14220591 A JP14220591 A JP 14220591A JP H04369359 A JPH04369359 A JP H04369359A
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JP
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heat
heat exchange
exchange fluid
absorber
evaporator
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Application number
JP14220591A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Furukawa
哲郎 古川
Masaharu Kodera
雅晴 古寺
Sanae Omori
大森 早苗
Tatsuhiko Umeda
梅田 辰彦
Takeshi Yano
猛 矢野
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式ヒートポンプ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収式ヒートポンプサイクルを使
用した吸収式冷温水装置としては、図7に示すようなも
のがある。
【0003】すなわち、この吸収式冷温水装置は、冷媒
を蒸発させる蒸発器201と、この蒸発器201で蒸発
された冷媒蒸気を吸収液に吸収して熱を発生させる吸収
器202と、この吸収器202で冷媒蒸気を吸収して希
釈された稀吸収液を加熱装置206により加熱して冷媒
を蒸発させることにより吸収液の再生を行う第1再生器
203と、この第1再生器203で分離された冷媒蒸気
を、ヒートポンプサイクルの熱効率を高めるために、第
2再生器205の駆動熱源として利用し、第2再生器2
05で発生した冷媒蒸気を凝縮する凝縮器204とを有
している。
【0004】上記構成において、冷水を得る場合には、
蒸発器201、吸収器202、各再生器203,205
および凝縮器204を駆動させて吸収サイクルを作動さ
せることにより、蒸発器201内を挿通して設けられた
冷水供給管211内を流れる熱交換流体が冷却されて冷
水が得られる。
【0005】また、温水を得る場合には、開閉弁221
,222,223を閉状態とし、加熱装置206で熱を
第1再生器203に加え、ここで発生した蒸気を中間熱
輸送媒体として利用して、温水供給管212内を流れる
温水を加熱するようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の吸収式
冷温水装置においては、温水製造時には、吸収式ヒート
ポンプとしては作動しておらず、単に熱交換装置として
作動しているだけで、この時の熱効率は、せいぜい80
〜90%程度しか得られないという問題があった。
【0007】このため、上述したような吸収式の冷温水
装置を冷暖房に用い、しかもその熱効率を飛躍的に向上
させようとすると、低熱源が必要なことおよびその熱を
暖房が可能な温度迄高める必要が生じる。
【0008】ところで、低熱源として、比較的どこでも
利用できるものとしては、河川水、下水、海水などが考
えられるが、これらは暖房が必要な冬期には、5〜15
℃であり、また暖房用温水としては、大型電動ヒートポ
ンプで47℃、吸収式冷温水装置では55℃程度であり
、この温度レベルまで昇温させる必要がある。
【0009】しかし、従来の吸収式ヒートポンプ装置に
用いられる吸収液はH2 O/LiBrであり、LiB
rの溶解度の制限からそのままでは充分な昇温幅が得ら
れないという問題があった。
【0010】なお、これを解決するものとして、蒸発・
吸収を2回行わせる2段昇温サイクルを採用することも
考えられるが、性能が良好で、機器のコストが安価で、
冷暖房の切り替えが容易で、かつ高度な真空維持が可能
なものは見当たらない。
【0011】そこで、本発明は上記問題を解消し得る吸
収式ヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の吸収式ヒートポンプ装置は、第1ヒートポン
プと第2ヒートポンプとを有する吸収式ヒートポンプ装
置であって、第1ヒートポンプを、冷媒を蒸発させる第
1蒸発器と、この第1蒸発器で蒸発された冷媒蒸気を吸
収液に吸収する第1吸収器と、この第1吸収器で冷媒蒸
気を吸収して希釈された稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を
分離させる第1再生器と、この第1再生器で分離された
冷媒蒸気を凝縮させる第1凝縮器とから構成し、上記第
2ヒートポンプを、冷媒を蒸発させる第2蒸発器と、こ
の第2蒸発器で蒸発された冷媒蒸気を吸収液に吸収する
第2吸収器と、この第2吸収器で冷媒蒸気を吸収して希
釈された稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を分離させる第2
再生器と、この第2再生器で分離された冷媒蒸気を上記
第1再生器内に設けられた加熱用伝熱管に導いて凝縮さ
せるようにした第2凝縮部と、上記第1蒸発器の伝熱管
内に熱交換流体を供給する第1熱交換流体供給管と、上
記第1吸収器の伝熱管内に熱交換流体を供給する第2熱
交換流体供給管と、上記第1凝縮器の伝熱管内に熱交換
流体を供給する第3熱交換流体供給管と、上記第2蒸発
器の伝熱管内に熱交換流体を供給する第4熱交換流体供
給管と、上記第2吸収器の伝熱管内に熱交換流体を供給
する第5熱交換流体供給管と、これら各熱交換流体供給
管に、冷水または温水、および熱源用水または冷却用水
を供給する熱交換流体用供給管および熱源流体用供給管
とから構成し、冷水を得る際には、上記熱源流体用供給
管内を流れる冷却用水を第1吸収器、第2吸収器および
第1凝縮器に供給するとともに冷水を第1蒸発器および
第2蒸発器に供給するようになし、温水を得る際には、
熱源流体用供給管内を流れる熱源用水を第1蒸発器の伝
熱管内に供給させるとともに、熱交換流体用供給管から
供給される温水を第2吸収器および第1凝縮器に供給す
るようになし、かつ第1吸収器の伝熱管内を流れる循環
水を第2蒸発器の伝熱管内に循環させるようにしたもの
である。
【0013】
【作用】上記の構成において、冷水を得る場合には、冷
却用水を第2熱交換流体供給管、第3熱交換流体供給管
および第5熱交換流体供給管を介して、第1吸収器、第
1凝縮器および第2吸収器の伝熱管内に流して吸収サイ
クルで発生した熱を奪うとともに、冷水が第1蒸発器お
よび第2蒸発器の伝熱管内に流されて、蒸発潜熱により
冷却が行われる。
【0014】また、温水を得る場合には、熱源用水を第
1熱交換流体供給管を介して第1蒸発器の伝熱管内に流
し、第1蒸発器内で冷媒を蒸発させるとともに、第2熱
交換流体供給管および第4熱交換流体供給管を介して、
第1吸収器と第2蒸発器との間で循環水を循環させ、第
1吸収器で発生した熱により第2蒸発器内で冷媒を蒸発
させる。そして、温水は第5熱交換流体供給管および第
3熱交換流体供給管を介して第2吸収器および第1凝縮
器の伝熱管内を流れ、吸収により発生した熱および凝縮
熱により所定の温度に加熱される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
き説明する。本実施例にかかる吸収式ヒートポンプ装置
は、図1に示すように、低温側の第1ヒートポンプ1と
、高温側の第2ヒートポンプ2とから構成されている。
【0016】上記第1ヒートポンプ1は、内部に伝熱管
21が配置された第1蒸発器11と、内部に伝熱管22
が配置された第1吸収器12と、内部に加熱用の伝熱管
23が配置された第1再生器13と、内部に伝熱管24
が配置された第1凝縮器14と、途中に溶液ポンプ35
が介装されて、第1吸収器12で希釈された稀吸収液を
第1再生器13に移送するための第1稀吸収液移送管3
1と、第1再生器13で再生された濃吸収液を第1吸収
器12に移送する第1濃吸収液移送管32と、第1凝縮
器14内で凝縮された冷媒液を第1蒸発器11に移送す
る第1冷媒液移送管33と、上記第1濃吸収液移送管3
2と第1稀吸収液移送管31との間に配置されて、濃吸
収液の持つ熱を稀吸収液に回収するための第1熱交換器
34と、途中に循環ポンプ37が介装されて、第1蒸発
器11内の冷媒液を循環させる第1冷媒液循環管36と
から構成されている。
【0017】また、上記第2ヒートポンプ2は、内部に
伝熱管61が配置された第2蒸発器51と、内部に伝熱
管62が配置された第2吸収器52と、内部にガス加熱
器55および加熱ガス用の伝熱管63が配置された第2
再生器53と、上記第1再生器13内に配置された伝熱
管23により構成される第2凝縮部54と、第2再生器
53で蒸発された冷媒を第2凝縮部54である伝熱管2
3内に移送する第2冷媒蒸気移送管71と、第2凝縮部
54で凝縮された冷媒液を第2蒸発器51に移送する第
2冷媒液移送管72と、途中に溶液ポンプ75が介装さ
れて、第2吸収器52内で冷媒蒸気を吸収して希釈され
た稀吸収液を第2再生器53内に移送する第2稀吸収液
移送管73と、第2再生器53で再生された濃吸収液を
第2吸収器52に移送する第2濃吸収液移送管74と、
第2濃吸収液移送管74と第2稀吸収液移送管73との
間に設けられて、濃吸収液の持つ熱を稀吸収液に回収す
るための第2熱交換器56と、上記第2冷媒液移送管7
2途中に介装された第3熱交換器57と、途中に循環ポ
ンプ77が介装されて第2蒸発器51内の冷媒液を循環
させる第2冷媒液循環管76とから構成されている。
【0018】また、本実施例に係る吸収式ヒートポンプ
装置には、上記第1蒸発器11の伝熱管21内に熱交換
流体を供給する第1熱交換流体供給管81と、上記第1
吸収器12の伝熱管22内に熱交換流体を供給する第2
熱交換流体供給管82と、上記第1凝縮器14の伝熱管
24内に熱交換流体を供給する第3熱交換流体供給管8
3と、上記第2蒸発器51の伝熱管61内に熱交換流体
を供給する第4熱交換流体供給管84と、上記第2吸収
器52の伝熱管62内に熱交換流体を供給する第5熱交
換流体供給管85と、これら各熱交換流体供給管に、冷
水または温水、および熱源用水または冷却用水を供給す
る熱交換流体用供給管86および熱源流体用供給管87
とが設けられ、さらに各供給管途中には、三方切換弁9
1〜98がそれぞれ介装されるとともに、各供給管内を
流れる流体の流路を変更するバイパス管101〜106
が設けられている。
【0019】なお、第2熱交換流体供給管82途中の三
方切換弁96と、第4熱交換流体供給管84途中の三方
切換弁93とを接続するバイパス管106途中には、循
環ポンプ107が介装され、また第3熱交換流体供給管
83途中から、第3熱交換器57に熱交換流体分岐管8
3aが分岐されており、第2ヒートポンプ2における凝
縮液から熱を回収するようにしている。
【0020】上記三方切換弁91〜98を適宜切り換え
ることにより、冷水を得る際には、熱源流体用供給管8
7内の冷却用水を、第2吸収器52の伝熱管62、第1
吸収器12の伝熱管22および第1凝縮器14の伝熱管
24内に供給するとともに、冷水を第1蒸発器11の伝
熱管21および第2蒸発器51の6伝熱管61内に供給
し、温水を得る際には、熱源流体用供給管87内の熱源
用水を第1蒸発器11の伝熱管21内に供給するととも
に、熱交換流体用供給管86から供給される温水を第2
吸収器52の伝熱管62内および第1凝縮器14の伝熱
管24内に供給するようになし、かつ第1吸収器12の
伝熱管22内を流れる循環水を第2蒸発器51の伝熱管
61内に循環させるようにしている。
【0021】以下、動作について説明する。■冷房を行
うために、冷水を必要とする場合を、図1に基づいて説
明する。まず、三方切換弁91〜98を図1に示すよう
に切り換える(黒で塗り潰した箇所は閉状態である)。
【0022】すなわち、この状態では、冷却用水(例え
ば、河川水、下水などの低温水)Cは第2熱交換流体供
給管82および第5熱交換流体供給管85を介して、第
1吸収器12および第2吸収器52の伝熱管22,62
内に流されて吸収サイクルで発生した熱を奪うとともに
、熱交換流体である冷水Aが第1蒸発器11および第2
蒸発器51の伝熱管21,61内に流されて、蒸発潜熱
により冷却が行われる。
【0023】■暖房を行うために、温水を必要とする場
合を、図2に基づいて説明する。まず、三方切換弁91
〜98を図2に示すように切り換える(黒で塗り潰した
箇所は閉状態である)。
【0024】すなわち、この状態では、熱源用水(例え
ば、河川水、下水などの低温水)Cは、バイパス管10
3および第1熱交換流体供給管81を介して、第1蒸発
器11の伝熱管21内に流されて、第1蒸発器11内で
冷媒を蒸発させるようにしている。
【0025】また、バイパス管105および106によ
り、第2熱交換流体供給管82および第4熱交換流体供
給管84が循環接続されて、第1吸収器12と第2蒸発
器51との間で循環水Dが循環されて、第1吸収器12
で発生した熱により第2蒸発器51内で冷媒を蒸発させ
るようにしている。
【0026】そして、熱交換流体である温水Bは、バイ
パス管101を介して、第5熱交換流体供給管85およ
び第3熱交換流体供給管83を介して、第2吸収器52
および第1凝縮器14の伝熱管62,24内を流れ、吸
収により発生した熱および凝縮熱により所定の温度に加
熱される。なお、この時、温水Bは熱交換流体分岐管8
3aを介して第3熱交換器57に供給され、第2ヒート
ポンプにおける凝縮熱を回収するようにしている。
【0027】このように、第3熱交換器57により、凝
縮熱を回収しているのは、下記のような理由による。す
なわち、装置全体が定常に運転されるためには、第1吸
収器12と第2蒸発器51、第2凝縮部54と第1再生
器13における移動熱量がそれぞれ等しい必要があるが
、第1ヒートポンプ1と第2ヒートポンプ2との各サイ
クルは独立しており、各伝熱管部での性能により、必ず
しも等しくはならない。このため、第3熱交換器57を
設けるとともに、第2凝縮部54で発生する凝縮熱量と
第1再生器13での加熱量とが等しくなるようにこの第
3熱交換器57を作動させて、第1吸収器12で発生す
る熱量と第2蒸発器51で奪われる熱量との差を修正す
ると同時に、サイクル効率の向上が図られている。なお
、冷房時には、第1吸収器12と第2蒸発器51とにお
いては熱の授受がなく、第2凝縮部54と第1再生器1
3においてだけ、第1ヒートポンプ1におけるサイクル
と第2ヒートポンプ2におけるサイクルとが関係づけら
れ、他の機器においては独立に作動することになる。
【0028】ここで、上記各サイクル作動時の状態を、
デューリング線図に示すと、図3および図5のようにな
る。冷房時(夏場)においては、図3に示すように、蒸
発器および吸収器での圧力および吸収液の濃度は、第1
ヒートポンプ1と第2ヒートポンプ2とでは、殆ど同じ
であるため、COPは1.302となる。
【0029】この時の冷水温度は、12℃→7℃に冷却
され、例えばこの装置における冷房能力は3.08Gc
al/hである。また、暖房時(冬場)においては、図
5に示すように、第1ヒートポンプ1におけるサイクル
は、第2ヒートポンプ2におけるサイクルに比べ、吸収
液の濃度が50〜54%と薄いところでバランスするこ
とがわかる。このため、サイクルのCOPは1.477
となり、単なる熱交換方式に比べて、47.7%も改善
される。
【0030】さらに、第1吸収器12と第2蒸発器51
との熱量差81Mcal/hを出力として利用すると、
51.8%改善されることになる。この時の温水温度は
、52℃→58℃に昇温され、例えばこの装置における
暖房能力は3.0Gcal/hである。
【0031】なお、冷房時および暖房時における、吸収
式ヒートポンプ装置のヒートバランスを、図4および図
6の図表に示しておく。また、図3〜図6中、Eは蒸発
器、Aは吸収器、Rは再生器、Cは凝縮器を示し、また
各添え字の1は第1ヒートポンプの場合を示し、2は第
2ヒートポンプの場合を示している。
【0032】ところで、上記暖房時においては、サイク
ル上、Q(E2 )は1257Mcal/hであるが、
Q(A2 )=Q(E2)となるように、Q(A2 )
−Q(E2)=82Mcal/hの熱量を、C2 で発
生する凝縮水からの熱を第3熱交換器57を介して温水
に供給しているため、Q(E2 )=1339Mcal
/hとなる。
【0033】このように、暖房時においても、ヒートポ
ンプ機能を使用して、2段に昇温させることにより、サ
イクル効率を50%程度向上させることができる。また
、2段に昇温させる方式として、上述したように、第1
および第2のヒートポンプを組み合わせることにより、
冷暖房の切換えを、外部流体側だけの切り換えだけで行
うことができ、したがって高真空度に維持する必要があ
るとともに腐食性を考慮しなければならない吸収液側を
触らずに、すなわち信頼性の高い高効率な吸収式ヒート
ポンプ装置を実現することができる。
【0034】さらに、冷房および暖房のいずれにおいて
も、各機器がフルに作動して稼働効率が向上するため、
装置全体をコンパクトにすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、2
つのヒートポンプを2段に使用するとともに、冷房時お
よび暖房時の両方においても吸収式サイクルを行わせる
ことができ、しかもその切換えは、熱交換流体供給管内
を流れる外部流体の流路を変更するだけでよく、したが
って高真空度に維持する必要があるとともに腐食性を考
慮しなければならない吸収液側を触らずに、すなわち信
頼性の高い高効率な吸収式ヒートポンプ装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における吸収式ヒートポンプ
装置の概略全体を示す構成図である。
【図2】同実施例における吸収式ヒートポンプ装置の動
作を説明する概略全体構成図である。
【図3】同実施例の冷房時におけるサイクルを示すデュ
ーリング線図である。
【図4】同実施例の冷房サイクルにおけるヒートバラン
スの図表である。
【図5】同実施例の暖房時におけるサイクルを示すデュ
ーリング線図である。
【図6】同実施例の暖房サイクルにおけるヒートバラン
スの図表である。
【図7】従来例の吸収式冷温水装置の概略全体を示す構
成図である。
【符号の説明】
1              第1ヒートポンプ2 
             第2ヒートポンプ11  
            第1蒸発器12      
        第1吸収器13          
    第1再生器14              
第1凝縮器21〜24        伝熱管 31              第1吸収液移送管3
2              第1濃吸収液移送管3
3              第1冷媒液移送管51
              第2蒸発器52    
          第2吸収器53        
      第2再生器54            
  第2凝縮部61〜63        伝熱管 71              第2冷媒蒸気移送管
72              第2冷媒液移送管7
3              第2稀吸収液移送管7
4              第2濃吸収液移送管8
1              第1熱交換流体供給管
82              第2熱交換流体供給
管83              第3熱交換流体供
給管83a            熱交換流体分岐管
84              第4熱交換流体供給
管85              第5熱交換流体供
給管86              熱交換流体用供
給管87              熱源流体用供給
管91〜98        三方切換弁101〜10
5    バイパス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ヒートポンプと第2ヒートポンプとを
    有する吸収式ヒートポンプ装置であって、第1ヒートポ
    ンプを、冷媒を蒸発させる第1蒸発器と、この第1蒸発
    器で蒸発された冷媒蒸気を吸収液に吸収する第1吸収器
    と、この第1吸収器で冷媒蒸気を吸収して希釈された稀
    吸収液を加熱して冷媒蒸気を分離させる第1再生器と、
    この第1再生器で分離された冷媒蒸気を凝縮させる第1
    凝縮器とから構成し、上記第2ヒートポンプを、冷媒を
    蒸発させる第2蒸発器と、この第2蒸発器で蒸発された
    冷媒蒸気を吸収液に吸収する第2吸収器と、この第2吸
    収器で冷媒蒸気を吸収して希釈された稀吸収液を加熱し
    て冷媒蒸気を分離させる第2再生器と、この第2再生器
    で分離された冷媒蒸気を上記第1再生器内に設けられた
    加熱用伝熱管に導いて凝縮させるようにした第2凝縮部
    と、上記第1蒸発器の伝熱管内に熱交換流体を供給する
    第1熱交換流体供給管と、上記第1吸収器の伝熱管内に
    熱交換流体を供給する第2熱交換流体供給管と、上記第
    1凝縮器の伝熱管内に熱交換流体を供給する第3熱交換
    流体供給管と、上記第2蒸発器の伝熱管内に熱交換流体
    を供給する第4熱交換流体供給管と、上記第2吸収器の
    伝熱管内に熱交換流体を供給する第5熱交換流体供給管
    と、これら各熱交換流体供給管に、冷水または温水、お
    よび熱源用水または冷却用水を供給する熱交換流体用供
    給管および熱源流体用供給管とから構成し、冷水を得る
    際には、上記熱源流体用供給管内を流れる冷却用水を第
    1吸収器、第2吸収器および第1凝縮器に供給するとと
    もに冷水を第1蒸発器および第2蒸発器に供給するよう
    になし、温水を得る際には、熱源流体用供給管内を流れ
    る熱源用水を第1蒸発器の伝熱管内に供給させるととも
    に、熱交換流体用供給管から供給される温水を第2吸収
    器および第1凝縮器に供給するようになし、かつ第1吸
    収器の伝熱管内を流れる循環水を第2蒸発器の伝熱管内
    に循環させるようにしたことを特徴とする吸収式ヒート
    ポンプ装置。
JP14220591A 1991-06-14 1991-06-14 吸収式ヒートポンプ装置 Pending JPH04369359A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202589A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Hitachi Appliances Inc 吸収式ヒートポンプ装置

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JPS56127156A (en) * 1980-03-10 1981-10-05 Osaka Gas Co Ltd Air conditioner
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JPH0198863A (ja) * 1987-10-09 1989-04-17 Sanyo Electric Co Ltd 吸収冷凍装置

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