JP5437127B2 - 保護部材およびこれを用いた梱包材 - Google Patents

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本発明は、被梱包物の荷重を複数の受け材で受ける梱包材から被梱包物を好適に保護することができる保護部材およびこれを用いた梱包材に関する。
従来から、動力機器や精密機器等の被梱包物(重量物)を梱包する際には、その底部を含む全体形状が複雑であるため、梱包材は、被梱包物の底部を部分的に支持する構造となっている。このような梱包材として、図7に示すような梱包材20が一般的に利用されており、梱包材20は、被梱包物Wの荷重に対して剛性を確保するため金属製となっている。
梱包材20は、被梱包物Wの荷重を受ける4つの金属支柱(受け材)21と、金属支柱21を支持する金属基台22と、を備えている。金属支柱21は円柱状であり、各金属支柱21は、その端面21aで被梱包物Wの底部Wbを支承することができる位置に、配設されている。また、金属支柱21の端面21aには、被梱包物Wの載置時に、ウレタンゴム等の緩衝材を載置することもある。
また、別の態様として、被梱包物としてエンジンを梱包する梱包材が提案されている。この梱包材は、エンジンを支承する金属製の支承装置(受け材)と、該支承装置を支持する金属製のパレット基台とを備えている。支承装置は、板状の支持枠体(支持板)をパレット基台から立設させ、支持枠体の端部となるフランジ部には、エンジンを支承する金属製の支承片が設けられている(例えば特許文献1参照)。
実公平6−27591号公報
しかしながら、上述した梱包材を用いて、梱包又は開梱時に梱包材から被梱包物を出し入れする作業の際、受け材として図7に示す円柱状の金属支柱21を用い、その端面21aに緩衝材を配置したとしても、被梱包物Wと金属支柱21の側面21bとが金属接触し、被梱包物Wに傷がつくことがあった。従って、この出し入れ作業を行う場合、作業者は、前記接触を防ぐように、その作業を慎重にせねばならず、作業に時間がかかることがあった。
このような点を鑑みて、受け材の側面と接触するおそれがある被梱包物の部分に、ウレタンゴムなどの緩衝材(被梱包物を保護する部材)を用いて、被梱包物を予備梱包することがある。しかしながら、この場合であっても、動力機器や精密機器等の被梱包物は、上述したように全体形状が複雑であるため、緩衝材(保護部材)による梱包及び開梱の作業は、単純作業とはならず、その作業時間に多大な時間を要することがあった。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被梱包物を梱包材から出し入れする際、梱包材に接触することによる被梱包物の外的損傷を防止し、これにより、梱包材から被梱包物を簡単に出し入れすることができる保護部材及びこれを用いた梱包材を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に係る保護部材は、被梱包物の荷重を端面で受ける受け材と該受け材を支持する基台とを少なくとも備えた梱包材の前記受け材に取り付けて、前記被梱包物を保護するための保護部材であって、該保護部材は、前記受け材の側面を囲繞する発泡樹脂材と、少なくとも前記端面を覆う非発泡樹脂材と、を少なくとも備えることを特徴とする。
本発明によれば、受け材に保護部材を取り付けたときに、受け材の側面の周りには、発泡樹脂材が配置され、受け材の端面には非発泡樹脂材が配置される。これにより、梱包材から被梱包物を出し入れした場合、被梱包物は受け材に直接接触することなく、発泡樹脂材または非発泡樹脂材に接触するので被梱包物の外的損傷を回避することができる。この結果、被梱包物の出し入れの作業性がこれまでのものに比べて向上する。
また、発泡樹脂材を用いることにより保護部材の軽量化が図れるばかりでなく、被梱包物と接触頻度の高い受け材の端面には、非発泡樹脂材が配置されるので、被梱包物が接触したとしても、この部分は削り取られ難い。
ここで、本発明にいう「複数の受け材と基台とを備えた梱包材」とは、既存の梱包体ばかりでなく、この保護部材を取り付けるために新たに製造された被梱包物を支持する支持体をも含む概念である。したがって、複数の受け材と基台とからなる既存の梱包材を利用した場合、これに保護部材を取り付けることができるので、安価に被梱包物を保護することができる。また、複数の受け材と基台とを備えた支持体を新たに製造した場合、後述するように、発泡樹脂材の端部にも被梱包物の荷重を分散させて、これを発泡樹脂部材に担わせるようにすることもできる。これにより、受け材の支持断面を従来の受け材のものよりも小さくし、梱包材のさらなる軽量化を図ることができる。
そして、このような梱包材は、被梱包物の荷重を支持する強度が必要であることから、例えば、金属やカーボン等の、保護部材の発泡樹脂及び非発泡樹脂よりも硬質かつ高強度の材料からなる。また受け材は、従来から用いられる支柱(例えば図7参照)、特許文献1に示す支持板など、被梱包物の荷重を安定して受ける(支承)ことができるものであれば、その形状及び構造は特に限定されるものではない。従って、本発明に係る発泡樹脂材は、被梱包物と接触する受け材の側面を囲繞すればよく、例えば、可撓性の発泡樹脂シートを受け材に巻き付けたり、複数の発泡樹脂を受け材の周りを接着したりしてもよい。
しかしながら、前記受け材が支柱である場合には、発泡樹脂材には、該支柱を挿入するための貫通孔が形成されていることがより好ましい。本発明によれば、発泡樹脂材の貫通孔を介して、支柱の端部から発泡樹脂材を容易に挿入することができる。これにより、支柱(受け材)への保護部材の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、発泡樹脂材は、各受け材に配置できるよう個別に構成してもよいが、より好ましくは、各受け材を囲繞する発泡樹脂部分が連結するように一体成形されている。本発明によれば、このように一体成形されるので、各受け材の側面に対して同時に発泡樹脂材を囲繞することができ、さらなる作業性の向上を図ることができる。
また、発泡樹脂材は、前記受け材の端面と同一平面上に端面を有しており、該発泡樹脂材の端面は、前記受け材の端面とともに前記非発泡樹脂材に覆われていることがより好ましい。
本発明によれば、非発泡樹脂材が、発泡樹脂材の端面も覆うので、被梱包物の荷重の一部を、非発泡樹脂材を介して発泡樹脂材に分散させることができる。さらに、被梱包物の出し入れ時に、仮に非発泡樹脂材が梱包材から脱落した場合であっても、受け材の端面のエッジ近傍には、発泡樹脂材が配置されているので、受け材のエッジと被梱包物との直接接触を回避することができる。
また、非発泡樹脂材は、受け材の端面を覆うことができれば、接着剤等により受け材の端面に固着してもよいが、より好ましくは、前記非発泡樹脂材には、受け材の端面を含む端部と嵌合する嵌合凹部が形成されている。本発明によれば、受け材の端部を、非発泡樹脂材の嵌合凹部に挿入して、非発泡樹脂材を受け材に嵌合し固定することができる。
前記非発泡樹脂材と発泡樹脂材とは、前述した位置に配置することができるのであれば、これらは離間して配置されていてもよい。しかしながら、より好ましくは、前記非発泡樹脂材は、前記発泡樹脂材に嵌合する嵌合部が形成されている。これにより、非発泡樹脂材を発泡樹脂材に嵌合させた状態の保護部材を、上述した梱包材に配置することができるので、梱包材の製造時の作業性が向上する。さらに、梱包材から被梱包物を出し入れする際に、非発泡樹脂材の位置ずれ、脱落をも防止することができる。
なお、発泡樹脂材及び非発泡樹脂材を構成する樹脂は、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂の合成樹脂や、ウレタン、NBR等の合成ゴムなどを挙げることができ、発泡樹脂材に用いる樹脂は、被梱包物の(衝撃荷重も含む)荷重の緩衝材として作用し、発泡樹脂材に用いる樹脂は、発泡剤を用いて所望の発泡倍率に発泡させることができるものであれば、これらの樹脂は特に限定されるものではない。
本発明によれば、被梱包物を梱包材から出し入れする際に被梱包物を保護することができ、これにより、梱包材から被梱包物を容易に出し入れすることができる。
本発明の第1実施形態に係る保護部材及びこれを用いた梱包材を説明するための図であり、(a)は、保護部材及び梱包材の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図。 図1に示す梱包材への被梱包物の梱包を説明するための模式的斜視図。 本発明の第1実施形態に係る保護部材及びこれを用いた梱包材を説明するための図であり、(a)は、保護部材及び梱包材の模式的斜視図であり、(b)は、梱包材への被梱包物の梱包を説明するための模式的斜視図。 第1及び第2実施形態に係る保護部材の変形例であり、(a)は、金属支柱の端部近傍の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のB−B矢視断面図。 第1及び第2実施形態に係る保護部材の別の変形例であり、(a)は、金属支柱の端部近傍の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のC−C矢視断面図。 図5に示す保護部材のさらなる変形例であり、(a)は、金属支柱の端部近傍の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のD−D矢視断面図。 従来の被梱包物の梱包材の模式的斜視図。
以下に、図面に基づき、本発明に係る2つの実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る保護部材及びこれを用いた梱包材を説明するための図であり、(a)は、保護部材及び梱包材の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のA−A矢視断面図である。図2は、図1に示す梱包材への被梱包物の梱包を説明するための模式的斜視図である。
図1に示すように、本発明に係る保護部材10Aは、被梱包物Wを支持する金属製(例えば鉄製)の梱包材(支持体)20に取り付けて梱包材1Aとするものである。支持体20は、4本の金属支柱(受け材)21と、金属支柱21を支持する金属基台22とを少なくとも備えており、エンジンなどの重量物である被梱包物Wを支持するものである。
金属基台22は、4つの角材を連結したフレーム部25と、フレーム部25の内部において、角材を張り渡したサポート部26とを備えている。各金属支柱21は、円柱状の支柱であり、被梱包物Wの荷重を受ける位置に各端面21aが位置するように、サポート部26から立設して、これに固定されている。なお、ここでは、支持体20を金属製としたが、被梱包物Wの耐荷重性を満たすものであればカーボンなどの非金属などであってもよい。
保護部材10Aは、支持体20の金属支柱21に取り付けて、被梱包物Wを保護するためのものであり、各金属支柱21の側面21bを個別に囲繞する四角柱状の発泡樹脂材11Aを有している。ここでは、発泡樹脂材11Aは四角柱状であるが、円柱状であってもよい。この場合、円柱には角部がないので被梱包物と接触しても削れが生じ難い。
また、発泡樹脂材11Aは、ポリオレフィン系樹脂を発泡させたものであり、発泡倍率は、20倍程度である。この種の樹脂は、リサイクル性に長けて経済的であり、さらには他の樹脂に比べて、発泡時の緩衝性に優れかつ軽量である。
各発泡樹脂材11Aには、金属支柱21を挿入するための貫通孔11aが形成されている。貫通孔11aを設けることにより、これを介して金属支柱21の端部から発泡樹脂材を容易に挿入することができる(図1(a)参照)。
また、発泡樹脂材11Aの金属基台22側(基端側)の一端部には、サポート部26に係止する係止溝11bが形成されている。この係止溝11bにより、発泡樹脂材11Aの位置決めをすることができると共に、被梱包物Wの載置時に、発泡樹脂材11Aが円柱状の金属支柱21の軸芯周りを回転することを防止できる。
一方、発泡樹脂材11Aの他端部の端面11cは、金属支柱21の端面21aと同一平面上に形成されている。さらに、発泡樹脂材11Aの端面11cと、金属支柱21の端面21aとを共に覆うように、ウレタンからなるプレート状の非発泡樹脂材12Aが接着剤等を介して、少なくとも端面11cに固着されている。
なお、支持体20に保護部材10Aを設置する際には、まず、発泡樹脂材11Aを設置後、非発泡樹脂材12Aを接着してもよく、予め発泡樹脂材11Aに非発泡樹脂材12Aを接着後、これらを支持体20に設置してもよい。
上述した保護部材10Aを支持体20に配置した梱包材1Aを用いて、エンジンなどの被梱包物Wを梱包・開梱する(図2参照)。具体的には、梱包時には、梱包材1Aの上方からクレーン等を用いて、各非発泡樹脂材12Aの表面12aに被梱包物Wの荷重が支承されるように、被梱包物Wを梱包材1Aに載置する(梱包材1Aに被梱包物Wを入れる)。載置後の被梱包物Wを、ゴムバンド、専用の金属固定具などを用いて梱包材20に固定する(図示せず)。また、開梱時には、梱包時の逆の手順を行う。
そして、上述した作業のうち、梱包材1Aから被梱包物Wを出し入れする作業において、被梱包物Wは、金属支柱21に直接接触することなく、発泡樹脂材11Aまたは非発泡樹脂材12Aを介して接触するので、被梱包物Wの外面に傷が付くことはない。
また、保護部材10Aの一部に、発泡樹脂材11Aを用いることにより保護部材10Aの軽量化が図れるばかりでなく、被梱包物Wと接触頻度の高い保護部材10Aの支承面には、非発泡樹脂材12Aが配置されるので、被梱包物Wが接触したとしても、この部分は削り取られ難い。
さらに、非発泡樹脂材12Aが、発泡樹脂材11Aの端面も覆うので、非発泡樹脂材12Aを介して被梱包物Wの荷重の一部を、発泡樹脂材11Aに分散させることができる。これにより、被梱包物Wの荷重を支持する円柱状の金属支柱21の径(断面積)をさらに小さくすることもでき、梱包材1Aの軽量化を図ることもできる。
また、被梱包物Wの出し入れ時に、仮に非発泡樹脂材12Aが梱包材1Aから脱落した場合であっても、金属支柱21の端面21aのエッジ近傍には、発泡樹脂材11Aが配置されているので、金属支柱21のエッジと被梱包物Wとの直接接触を回避することができる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る保護部材及びこれを用いた梱包材を説明するための図であり、(a)は、保護部材及び梱包材の模式的斜視図であり、(b)は、梱包材への被梱包物の梱包を説明するための模式的斜視図である。
第2実施形態が、第1実施形態と相違する点は、保護部材のうち発泡樹脂材の構造である。従って、第1実施形態と同じ機能を有する部分及び部材に関しては、第1実施形態の符号と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態に係る梱包材1Bの発泡樹脂材11Bは、各金属支柱21を囲繞する発泡樹脂部分11hが、連結部11dにより連結するように一体成形されている。具体的には、この連結部11dは、2つのサポート部26の間、及び、サポート部26に沿って配置されている。また、発泡樹脂材11Bのサポート部26と接触する底面には、サポート部26に係止する係止溝11eが形成されている。
このように構成された保護部材10Bは、発泡樹脂材11Bを一体成形することにより、発泡樹脂材11Bを安定して配置することができると共に、各金属支柱を同時に囲繞することができ、さらなる作業性の向上を図ることができる。また、保護部材10Bは、非発泡樹脂材12Aの表面(支持面)12aを介して分散された被梱包物Wの荷重を、第一実施形態の係止溝11bよりも広い係止溝11eの底面で受けることができる。
さらに、第1及び第2実施形態では、平板状の非発泡樹脂材12Aを用いたが、別の態様としては、図4(a),(b)に示すように、非発泡樹脂材12Cは、発泡樹脂材11Cの端部側面11fに嵌合するように、鍔部(嵌合部)12bを有したキャップ形状であってもよい。これにより、発泡樹脂材11Cに非発泡樹脂材12Cを嵌合させ、その脱落を防止することができる。
また、別の態様としては、図5(a),(b)に示すように、非発泡樹脂材12Dは、厚さ方向に、発泡樹脂材11Dと内部で嵌合する嵌合凸部(嵌合部)12dを設け、さらにその中央に金属支柱21の端部に嵌合する嵌合凹部12fが設けられていてもよい。これにより、発泡樹脂材11Dと金属支柱21の双方に、非発泡樹脂材12Dを嵌合させ、その脱落をより確実に防止することができる。
また、図5に示す保護部材のさらなる変形例として、図6(a),(b)に示すように、非発泡樹脂材12Eの側面12eに、発泡樹脂材と係止するための切り欠き部12gを形成し、非発泡樹脂材12Eに側面全体を覆うように、発泡樹脂材11Eの端面に凹部11gを形成してもよい。これにより、金属支柱21の軸芯周りの非発泡樹脂材12Eの回転による位置ずれを防止することができる。
以上、本発明の2つの実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、第1及び2実施形態では、1つの被梱包物に対して支持する支持体を例示したが、支持体は複数の被梱包物を支持する支持パレットであってもよく、この支持パレットの各支柱を囲繞する発泡樹脂部分が連結されるように一体成形されていてもよい。
本発明に係る保護部材及びこれを用いた梱包材は、自動車用エンジンや小型農耕用エンジン、トランスミッションあるいはその構成部品、ディファレンシャルあるいはその構成部品、回転電機などの重量物の梱包に好適に用いることができる。
1A,1B:梱包材、10A,10B:保護部材、11A〜11E:発泡樹脂材、12A〜E:非発泡樹脂材、20:梱包材(支持体)、21:金属支柱、22:金属基台、21a:端面

Claims (6)

  1. 被梱包物の荷重を端面で受ける受け材と該受け材を支持する基台とを少なくとも備えた梱包材の前記受け材に取り付けて、前記被梱包物を保護するための保護部材であって、
    該保護部材は、前記受け材の側面を囲繞する発泡樹脂材と少なくとも前記受け材の端面を覆う非発泡樹脂材とを少なくとも備え
    前記受け材は支柱であって、前記発泡樹脂材には、前記支柱を挿入するための貫通孔が形成されていることを特徴とする保護部材。
  2. 前記発泡樹脂材は、各受け材を囲繞する発泡樹脂部分が連結するように一体成形されていることを特徴とする請求項に記載の保護部材。
  3. 前記発泡樹脂材は、前記受け材の端面と同一平面上に端面を有しており、該発泡樹脂材の端面は、前記受け材の端面とともに前記非発泡樹脂材に覆われていることを特徴とする請求項1または2に記載の保護部材。
  4. 前記非発泡樹脂材には、前記受け材の端部と嵌合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の保護部材。
  5. 前記非発泡樹脂材は、前記発泡樹脂材に嵌合する嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の保護部材。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の保護部材を前記梱包材に配置してなる梱包材。
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