JP5376140B2 - 乗客コンベア - Google Patents
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Description
そして本発明においては、それぞれの踏段体の踏面に、足の一部を掛けることができる足掛け部となる切り欠き部を設けたものである。切り欠き部は、踏段体が傾斜した際にほぼ水平となる面と、そのほぼ水平となる面とほぼ90°の角度を有する面とで構成した。
1.乗客コンベアの全体構成(図1,図2)
2.踏段体の具体的構成例(図3,図4)
3.踏段体の切り欠き部の具体的形状の例(図5)
4.変形例
図1は、本実施の形態の乗客コンベアとしてのエスカレータの乗降部近傍を示す側面図であり、図2は斜視図として示したものである。
この図1及び図2に示すように、本実施の形態の乗客コンベア1は、いわゆる傾斜型動く歩道として構成されたものである。即ち、複数の踏段体20の踏面21が連続的に平板状で続いた状態で、途中の踏面21が所定角度傾斜して、上階と下階の間などの段差のある箇所を移動する乗客コンベアである。図1は上階側の乗降部近傍を示した図であり、図2は下階側の乗降部近傍を示した図である。
複数の踏段体20は、案内レール10に沿って連続して配置され、その案内レール10の上を環状に回転する。踏段体20は、無端状に環状に接続されたチェーン2に連結されて移動する。この場合、各踏段体20は、図3に示すように前輪25と後輪26を有して、案内レール10上を走行する。
複数連続して配置されたそれぞれの踏段体20は、案内レール10に沿って移動し、ハンドレール4は、欄干3に沿って移動する。駆動用のモータ6の回転は、制御装置5により回転が制御される。これらの回転駆動機構は、例えは上階側の乗降部の下側に配置される。
ここまで説明した構成は、従来からある、動く歩道として構成された乗客コンベアと基本的に同じ構成である。
本実施の形態においては、それぞれの踏段体20の踏面21に、足の一部を掛けることができる足掛け部となる切り欠き部を設けたものである。この切り欠き部は、踏段体20が動いて傾斜する方向とは逆方向に傾斜した面を備えた構成としてある。この場合、特に本実施の形態の場合には、乗客コンベア全体が傾斜した場合に、切り欠き部の傾斜面が、ほぼ水平な状態となるようにしてある。但し、後述するように、切り欠き部は足掛け部として機能する構成であればよく、1つの面が傾斜時にほぼ水平な状態となる点は、必須の構成要素ではない。
このように乗降部床12の先端が入る深さよりも、切り欠き部の深さH1を浅くすることで、切り欠き部と乗降部床12との接続がスムーズになり、従来の乗客コンベアと同様の取り扱い性が確保される。
図6は、踏段体の切り欠き部の具体的形状の例を示したものである。図6(a),(b),(c)は、それぞれの形状の例を示し、図6(d),(e),(f)は、図6(a),(b),(c)の各例の踏段体が傾斜した状態を示した図である。
図6(a),(d)の例は、図1〜図4に示した形状のものである。即ち、踏段体20が傾斜した際に、所定の傾斜角度を持つ第1傾斜面22と、その第1傾斜面22とほぼ90°の角度を持って配置された第2傾斜面23とを配置した例である。第1傾斜面22と第2傾斜面23とは、直交した角ができた状態である。
このように構成したことで、乗客コンベアが傾斜した状態では、図6(f)に示すように、第1傾斜面42がほぼ水平状態などの傾斜角が緩い状態となると共に、第2傾斜面43についても、踏面41となす角度が比較的小さくなる。従って、この図6(c),(f)の例では、切り欠き部の凹みが目立ちにくくなる。また、図6(b)の場合と同様に、第1傾斜面42と第2傾斜面43との間に角ができない状態となり、塵などが溜まりにくい良好な形状となる。
このため、例えば屋外で濡れるような環境で乗客コンベアを設置した場合であっても、滑りにくい踏面形状が実現できる。もちろん、屋内用として使用してもよい。
なお、上述した実施の形態では、1つの踏段体20に、前後、2つの切り欠き部を設けた構成としたが、1つ或いは3つ以上の切り欠き部を1つの踏段体に設けた構成としてもよい。
また、既に説明したように、切り欠き部の1つ面を、踏段体が傾斜して配置される箇所でほぼ水平となるようにしたのは1つの例であり、踏段体が傾斜して配置される箇所で、水平よりも緩い角度などの異なる角度を持つようにしても、滑り止めとして有効に機能する。
さらに、踏面に切り欠き部を設けた箇所には、塗装などで周囲の踏面と色を変えて、切り欠き部があることを乗客に確実に判るようにしてもよい。この色を変える際には、例えば踏面の周囲の縁部を示す黄色とは別の色として、踏面の縁部とは異なる態様で、乗客に警告を行うようにしてもよい。
Claims (5)
- 案内部材に沿って連続して複数配置された所定長の踏段体と、
前記複数の踏段体を前記案内部材に沿って移動させる駆動手段とを有し、
前記複数の踏段体の踏面が連続的に平板状で続いた状態で、踏面が所定角度傾斜する乗客コンベアにおいて、
前記それぞれの踏段体の踏面に、足の一部を掛けることができる足掛け部となる切り欠き部を設け、
前記切り欠き部は、前記踏段体が動く方向に傾斜する傾斜面と、その傾斜面とほぼ90°の角度を有する面を有し、
前記傾斜面は、前記踏段体が傾斜した際にほぼ水平になることを特徴とする乗客コンベア。 - 請求項1記載の乗客コンベアにおいて、
前記踏段体が傾斜した際にほぼ水平となる面と、そのほぼ水平となる面とほぼ90°の角度を有する面とは、曲面で接続したことを特徴とする乗客コンベア。 - 請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の乗客コンベアにおいて、
前記切り欠き部は、前記踏段体の動く方向と直交する横方向の両端部を除いて、連続して配置したことを特徴とする乗客コンベア。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベアにおいて、
前記切り欠き部を、前記踏段体の動く方向に沿って、1つの踏段体に2箇所配置したことを特徴とする乗客コンベア。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗客コンベアにおいて、
前記切り欠き部の切り欠き深さは、乗降部床の先端の櫛歯部が配置された深さよりも浅くしたことを特徴とする乗客コンベア。
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