JP4730512B2 - エスカレ−タ−のセフティガ−ド - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は、駅構内の階段等大量の人が同一方向に移動する時、健康な人はもとより車椅子の人も手軽に利用できる、速く且つ安全なエスカレーターを提供するものである。
従来のエスカレーターは増減速が出来ない構造になっているため、移動スピードに限界があった。
発明が解決しようとする課題
高速エスカレーターを実現するには乗降部のスピードに制約があるため、昇降部の移動速度をより大きくし傾斜角度も大きくする必要がある、この時予想される利用者の恐怖心並びに転落事故等、高速化に伴う負の部分を除くために開発した。
課題を解決するための手段
増減速可能なエスカレーターの一つの階段を複数個のステップによって構成し、且つメインステップの谷側前面に、利用者の転落を防止するため出没自在なセフティガードを設置する。
作用
複数個のステップによって一つの階段を構成し、増減速によって階段の段差間に発生する隙間をこれらのステップによってカバーすると共にこれらステップの位置関係を利用してセフティガードを出没させる。
本発明の実施例について説明する。図1は当該エスカレーターを駆動している可変速チェーンである。図において(1)はチェーンの連結ピン、(2)はスリット、連結ピン(1)はスリット(2)内を移動し最小ピッチα及び最大ピッチβを実現する。
図2は昇降部の側面図、この時可変速チェーンは最大ピッチβの状態である。
(4)はフロントステップ、当該フロントステップの一端には蹴込板(9)その下端にはリフトバー(7)及び姿勢制御ピン(15)が設けられている。
(3)はメインステップ、メインステップにはその下端にリンクバー(8)を有するセフティガード(6)及び踏板(12)並びに姿勢制御レール(14)が設けられている。なお踏板(12)と蹴込板(9)の間には隙間(19)が設けられており上記セフティガード(6)がこの隙間を通って踏板(12)の上下に移動出来る構造となっている。
(5)はその一端に蹴込板(9)を保持するリヤステップである。
メインステップ踏板(12)の山側は、メインステップ・リヤステップ・フロントステップのそれぞれに設けた蹴込板(9)によってカバーされその安全を確保している。
図3はこれ等を正面から見たものである、上下の踏板(12)の間は前記説明の通り蹴込板(9)によってカバーされ、メインステップの左右に設けた手摺(13)の間にはセフティガード(6)がその谷側前面に出現して利用者の安全を確保する構造になっている。
図4は可変速チェーンのピッチが最小α時つまり乗降部の側面図である。この場合各ステップは水平に移動しており蹴込板(9)は横に重なった状態で踏板(12)の下に収まる、なおセフティガード(6)はメインステップの左右に設けた手摺(13)の谷側前面に設けた凹部(20)をスライドして下降し踏板の下に収納される、そのため床板(10)と踏板(12)の間には障害が無くなる。
図5はメインステップの正面図である。
図6はメインステップとフロントステップを下から見た説明図であり、フロントステップ(4)の下部に設けたリフトバー(7)とメインステップ(3)の前面に設けたセフティガード(6)及びリンクバー(8)の関連を示す、メインステップ(3)に設けた姿勢制御レール(14)上をリンクバー(8)に設けた姿勢制御ピン(15)が上下にスライドすることによりメインステップを正常な状態に保つ。
本発明は以上の通り、エスカレーターの踏板は複数個のステップで支えているが、姿勢制御レール及び同ピンにより極めて安定した状態にあり、更に踏板の谷側前面に設けたセフティガードは乗降部では引っ込んだ状態だが、移動して傾斜部にさしかかると出現して利用者の安全を確保する。
以下、本発明の実施例2について説明する。
図7は高速エスカレーター駆動時におけるセフティガード(6)の出没状況を示す説明図である。セフティガードは乗降部の床板(10)を通過後に出現し始め、その上端部は点線(A)に示すカーブを描いて出没する。
前記図面の傾斜部においては実施例1の図2で説明した通りメインステップ(3)とフロントステップ(4)の間に高低差があるため、この差を利用してセフティガード(6)が出現する。しかし平坦部ではこの高低差がないため以下に示す方法で出現させる。
図8・図9はこの方法を説明するため図4からセフティガードを出没させているリフトバー(7)及びリンクバー(8)を抽出して描いたものである。図面の(6)はセフティガード・(8)はセフティガード下部に設けたリンクバー、(4)はフロントステップ・(9)は蹴込板・(7)はフロントステップ下部に設けたリフトバー、更に当該リフトバーは軸(18)を中心として旋回する構造となっておりその下面にはリフトピン(16)が設けられている。 リフトピン(16)がエスカレーター本体に設けたリフトレール(17)の所にきてこれに乗り上げるとリフトバー(7)が軸(18)を中心に旋回し、これに伴ってリンクバー(8)及びセフテイガード(6)が押し上げられ、床板(10)上にセフティガード(6)が出現する。
本発明は以上の通り、エスカレーターの傾斜部においてはメインステップとフロントステップの高低差によってセフティガードを出現させ、更に本体に設置下リフトレール(17)によってセフティガード(6)の出没開始位置を決定することを特長とする。
発明の効果
エスカレーター前面の谷側にセフティガードを設けることにより、設置角度をより大きくしてエスカレーターの移動速度を上げる事が可能である。
更に車椅子の人が乗り込むさいセフティガードが車止めの役目を兼ねることとなるため安全性がより向上する。
高速エスカレーターの各ステップを保持している可変速チェーンの説明図である。 昇降部の側面図 昇降部の正面図 乗降部の側面図 乗降部の正面図 メインステップ及びフロントステップを下から見た説明図 セフティガードの出没状況を示す説明図 リンクバーとリフトバーの関連を示す説明図 セフティガード出没開始時の状況を示す説明図
(1)連結ピン (2)スリット
(3)メインステップ (4)フロントステップ
(5)リヤステップ (6)セフティガード
(7)リフトバー (8)リンクバー
(9)蹴込板 (10)床板
(11)案内レール (12)踏板
(13)手摺り (14)姿勢制御レール
(15)姿勢制御ピン (16)リフトピン
(17)リフトレール (18)軸
(19)隙間 (20)凹部

Claims (1)

  1. エスカレーターを構成しているメインステップの踏板と蹴込板の間に隙間を設け、且つメインステップの両側に設けた手摺りの谷側前端に前記隙間を通過する凹部を設置し、当該凹部に保持され且つその中をスライドしてエスカレーターの利用者が乗降する際は踏板の下側に位置し、エスカレーターが昇降中は踏板の上方に移動してその上端は手摺りの高さに達する増減速可能な高速エスカレーターのセフティガード。
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