JP5351029B2 - 電源安定化回路、電子デバイス、および、試験装置 - Google Patents

電源安定化回路、電子デバイス、および、試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、電源安定化回路、電子デバイス、および、試験装置に関する。本出願は、下記の日本出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
特願2007−229463 出願日 2007年9月4日
半導体回路等の電子デバイスの動作回路に供給される電源電圧を安定化する技術として、電源配線にパスコンデンサを接続する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。一般にパスコンデンサは、電子デバイスのチップ外において、電子デバイスに電源を入力する電源配線と、接地電位との間に設けられる。
そして、電子デバイスの消費電流の変動に応じた電流を、電源入力端子を介して電子デバイスに供給することで、電源配線に流れる電流の変動を抑制する。これにより、電流の変動による電源電圧の変動を抑制することができる。パスコンデンサの容量としては、数十nF〜数μF程度が一般に用いられる。
特開平7−333249号公報
しかし、電子デバイスの電源入力端子から動作回路までの配線においても、動作回路の消費電流の変動に応じて電源電圧が変動する。係る電源電圧の変動は、電子デバイスのチップ外に設けたパスコンデンサでは、補償することができない。
このような問題に対して、電子デバイスのチップ内にも、同様のパスコンデンサを設けることが考えられる。電子デバイスのチップ内のコンデンサとしては、トランジスタのゲート容量を用いることが考えられる。しかし、トランジスタ1個のゲート容量は、数fF程度であるので、チップ内にパスコンデンサを設ける場合、非常に多数の素子を形成しなければならない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる電源安定化回路、電子デバイス、および、試験装置を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、電子デバイスのチップ内に設けられ、電子デバイスの動作回路に供給される電源電圧を安定化する電源安定化回路であって、動作回路に電源電圧を供給する主電源配線における電源電圧の変動成分を検出し、検出した変動成分を増幅して出力する増幅器と、増幅器の出力端および主電源配線の間に設けられ、増幅器の出力に応じて、主電源配線における電源電圧の変動を抑制する電流を、主電源配線に供給する安定化キャパシタとを備える電源安定化回路を提供する。
本発明の第2の形態においては、動作回路と、動作回路と同一チップ内に設けられ、動作回路に供給される電源電圧を安定化する電源安定化回路とを備える電子デバイスであって、電源安定化回路は、動作回路に電源電圧を供給する主電源配線における電源電圧の変動成分を検出し、検出した変動成分を増幅して出力する増幅器と、増幅器の出力端および主電源配線の間に設けられ、増幅器の出力に応じて、主電源配線における電源電圧の変動を抑制する電流を、主電源配線に供給する安定化キャパシタとを有する電子デバイスを提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、予め定められた試験信号を生成して、被試験デバイスに入力する信号入力部と、試験信号に応じて被試験デバイスが出力する被測定信号に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、信号入力部は、試験信号を生成すべく動作する動作回路と、動作回路と同一チップ内に設けられ、動作回路に供給される電源電圧を安定化する電源安定化回路とを有し、電源安定化回路は、動作回路に電源電圧を供給する主電源配線における電源電圧の変動成分を検出し、検出した変動成分を増幅して出力する増幅器と、増幅器の出力端および主電源配線の間に設けられ、増幅器の出力に応じて、主電源配線における電源電圧の変動を抑制する電流を、主電源配線に供給する安定化キャパシタとを含む試験装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る、電子デバイス100の構成の一例を示す図である。 電子デバイス100の他の構成例を示す図である。 電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。 電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。 電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。 電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。 試験装置200の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・動作回路、12・・・主電源配線、12−H・・・高圧側電源配線、12−L低圧側電源配線、14・・・パッケージ、16・・・電源端子、18・・・バイパスコンデンサ、20・・・電源安定化回路、22・・・安定化キャパシタ、22−H・・・高圧側安定化キャパシタ、22−L・・・低圧側安定化キャパシタ、24・・・増幅器、24−H・・・高圧側増幅器、24−L・・・低圧側増幅器、26・・・AC結合キャパシタ、26−H・・・高圧側AC結合キャパシタ、26−L・・・低圧側AC結合キャパシタ、28・・・コンデンサ、30・・・抵抗、40・・・基準電位生成部、100・・・電子デバイス、200・・・試験装置、210・・・信号入力部、220・・・判定部、300・・・被試験デバイス
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る、電子デバイス100の構成の一例を示す図である。電子デバイス100は、半導体チップ等のデバイスであってよい。電子デバイス100は、動作回路10、パッケージ14、電源安定化回路20、主電源配線12(高圧側電源配線12−H、低圧側電源配線12−L)、および、複数の電源端子16(16−1〜16−4)を備える。
パッケージ14は、動作回路10、電源安定化回路20、および主電源配線12を格納する。例えば、動作回路10、電源安定化回路20、および主電源配線12は半導体基板に形成され、パッケージ14は、当該半導体基板を覆うように形成される樹脂、セラミック等であってよい。また、パッケージ14の表面には、電子デバイス100のチップ内外との間で電源電力、信号等を受け渡す端子が形成される。パッケージ14には、図1に示す電源端子16の他に、動作回路10との間で信号を伝送する信号端子が設けられてよい。
動作回路10は、与えられる電源電圧および与えられる信号に応じて動作する。動作回路10は、例えばメモリ回路、デジタル回路、アナログ回路、またはこれらの組み合わせであってよい。主電源配線12は、電源端子16−3および電源端子16−4を介して与えられる電源電圧VDDおよび電源電圧VSSを、動作回路10に供給する。
電源安定化回路20は、動作回路10と同一チップ内に設けられ、動作回路10に供給される電源電圧を安定化する。電源安定化回路20は、動作回路10の近傍において、主電源配線12を伝送する電源電圧の変動を検出して、検出した電源電圧の変動に応じた電流を主電源配線12に供給してよい。
電源安定化回路20は、AC結合キャパシタ26、増幅器24、および、安定化キャパシタ22を有する。AC結合キャパシタ26は、動作回路10に供給される電源電圧の変動を検出する。本例のAC結合キャパシタ26は、一端が動作回路10の近傍の高圧側電源配線12−Hに接続され、他端が増幅器24の入力端子に接続される。このような構成により、AC結合キャパシタ26は、動作回路10に供給される電源電圧のうち、交流成分(変動成分)を増幅器24に入力することができる。
増幅器24は、動作回路10に電源電圧を供給する主電源配線12における電源電圧の変動成分を検出して、検出した変動成分を増幅して出力する。本例の増幅器24は、AC結合キャパシタ26を介して、電源電圧の変動成分を検出する。また、本例の増幅器24は、電源電圧の変動成分を、所定の増幅率で反転増幅する反転増幅器であってよい。
また、増幅器24は、電源端子16−1および電源端子16−2から、主電源配線12とは異なる配線を介して電源電圧VDDHおよび電源電圧VSSLを受け取る。電源電圧VDDHおよび電源電圧VSSLは、電源電圧VDDおよび電源電圧VSSとは異なる電源系統から与えられることが好ましい。また、電源電圧VDDHおよび電源電圧VSSLは、動作回路10に入力される電源電圧VDDおよび電源電圧VSSの変動成分に対して、増幅器24が有するべき増幅率を乗算した程度の電圧値を有してよい。
安定化キャパシタ22は、増幅器24の出力端および主電源配線12の間に設けられ、増幅器24の出力に応じて、主電源配線12における電源電圧の変動を抑制する電流を、主電源配線12に供給する。本例の安定化キャパシタ22は、高圧側電源配線12−Hに接続される。増幅器24は、動作回路10に供給される電源電圧の変動成分を増幅して出力するので、動作回路10から電源安定化回路20を見ると、安定化キャパシタ22の容量が、増幅器24の増幅率で増幅されたように見える。
本例の電源安定化回路20によれば、比較的に小さい容量の安定化キャパシタ22を用いて、動作回路10に供給される電源電圧の変動を補償することができる。このため、電子デバイス100のチップ内に、電源安定化回路20を容易に設けることができ、チップ内で生じる電源電圧の変動を補償することができる。
なお、AC結合キャパシタ26の容量は、増幅器24の入力容量より大きいことが好ましい。また、AC結合キャパシタ26の容量は、安定化キャパシタ22の容量より小さくてよい。また本例では、増幅器24の電源電圧は、動作回路10と異なる系統で与えられるが、他の例では、増幅器24の電源電圧は、動作回路10と同一の系統で与えられてもよい。また本例では、AC結合キャパシタ26は、高圧側電源配線12−Hに接続されたが、他の例では、低圧側電源配線12−Lに接続されてもよい。この場合、安定化キャパシタ22も、低圧側電源配線12−Lに接続されてよい。
図2は、電子デバイス100の他の構成例を示す図である。本例の電子デバイス100は、図1に関連して説明した電子デバイス100の構成に加え、バイパスコンデンサ18を更に備える。バイパスコンデンサ18は、主電源配線12と、所定の電位との間に設けられる。本例では、バイパスコンデンサ18は、高圧側電源配線12−Hと、低圧側電源配線12−Lとの間に設けられる。バイパスコンデンサ18は、動作回路10の近傍に設けられることが好ましい。
バイパスコンデンサ18は、主電源配線12における電源電圧の変動に応じた電流を、主電源配線12に供給する。バイパスコンデンサ18は、増幅器24より高速に電源電圧の変動に追従することが好ましい。増幅器24は、トランジスタ等で形成されるので、トランジスタ等の動作は、一定の遅延を有する。トランジスタの動作が遅延している間は、安定化キャパシタ22は、主電源配線12における電源電圧の変動を補償できない場合がある。バイパスコンデンサ18は、係るトランジスタの動作が遅延している間の、電源電圧の変動を補償する。
より具体的には、バイパスコンデンサ18の時定数は、増幅器24の時定数より小さいことが好ましい。つまり、バイパスコンデンサ18の時定数が、増幅器24の時定数より小さくなるような容量を有するように、バイパスコンデンサ18が形成されることが好ましい。このような構成により、より精度よく電源電圧の変動を補償することができる。
図3は、電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。本例の電源安定化回路20は、増幅器24および安定化キャパシタ22を有する。安定化キャパシタ22は、図1に関連して説明した安定化キャパシタ22と同一であってよい。また本例では、増幅器24として差動増幅器を用いる。
増幅器24の一方の入力端子(本例では負入力端子)は、主電源配線12(本例では高圧側電源配線12−H)に接続され、他方の入力端子(本例では正入力端子)には、所定の基準電位Vrefが入力される。増幅器24の入力端子は、動作回路10の近傍で、主電源配線12に接続されてよい。またパッケージ14には、基準電位Vrefを外部から受け取る電源端子16−5が更に設けられてよい。また、他の例では、電源端子16−3が受け取る電源電圧VDDを、基準電位Vrefとして増幅器24に入力してもよい。
このような構成によっても、電子デバイス100のチップ内で生じる電源電圧の変動を補償することができる。また、本例の電源安定化回路20によれば、AC結合キャパシタ26を省略することができる。なお、本例の電源安定化回路20は、図1または図2に関連して説明したいずれの電子デバイス100にも適用することができる。
図4は、電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。本例の電源安定化回路20は、安定化キャパシタ22、増幅器24、および、基準電位生成部40を有する。本例の安定化キャパシタ22および増幅器24は、図3に関連して説明した安定化キャパシタ22および増幅器24と同一であってよい。本例では、増幅器24として差動増幅器を用いる。
基準電位生成部40は、増幅器24に供給する基準電位Vrefを生成する。このため、本例の電子デバイス100は、図3に関連して説明した電源端子16−5を有さなくてよい。基準電位生成部40は、抵抗30およびコンデンサ28を有する。
抵抗30は、増幅器24の正入力端子と、高圧側電源配線12−Hとの間に設けられる。また、コンデンサ28は、増幅器24の正入力端子と、低圧側電源配線12−Lとの間に設けられる。このような構成により、高圧側電源配線12−Hを伝送する電源電圧VDDと、低圧側電源配線12−Lを伝送する電源電圧VSSとの間の電圧変動成分を除去した基準電位Vrefを生成することができる。
このような構成によっても、電子デバイス100のチップ内で生じる電源電圧の変動を補償することができる。また、本例の電源安定化回路20によれば、基準電位Vrefを電子デバイス100の内部で生成するので、基準電位Vrefがパッケージ14を通過するときの、基準電位Vrefの変動を防ぐことができる。なお、本例の電源安定化回路20は、図1または図2に関連して説明したいずれの電子デバイス100にも適用することができる。
図5は、電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。本例の電源安定化回路20は、高圧側安定化キャパシタ22−H、高圧側増幅器24−H、高圧側AC結合キャパシタ26−H、低圧側安定化キャパシタ22−L、低圧側増幅器24−L、および、低圧側AC結合キャパシタ26−Lを有する。
高圧側安定化キャパシタ22−Hおよび低圧側安定化キャパシタ22−Lは、同一の特性を有してよい。また、高圧側安定化キャパシタ22−Hおよび低圧側安定化キャパシタ22−Lは、図1に関連して説明した安定化キャパシタ22と同一の特性を有してよい。
高圧側増幅器24−Hおよび低圧側増幅器24−Lは、同一の特性を有してよい。また、高圧側増幅器24−Hおよび低圧側増幅器24−Lは、図1に関連して説明した増幅器24と同一の特性を有してよい。
高圧側AC結合キャパシタ26−Hおよび低圧側AC結合キャパシタ26−Lは、同一の特性を有してよい。また、高圧側AC結合キャパシタ26−Hおよび低圧側AC結合化キャパシタ26−Lは、図1に関連して説明したAC結合キャパシタ26と同一の特性を有してよい。
高圧側AC結合キャパシタ26―Hは、高圧側電源配線12−Hが伝送する電源電圧の変動を検出する。また、低圧側AC結合キャパシタ26―Lは、低圧側電源配線12−Lが伝送する電源電圧の変動を検出する。
高圧側増幅器24―Hは、高圧側AC結合キャパシタ26―Hを介して、高圧側電源配線12−Hが伝送する電源電圧の変動成分を検出する。低圧側増幅器24―Lは、低圧側AC結合キャパシタ26―Lを介して、低圧側電源配線12−Lが伝送する電源電圧の変動成分を検出する。また、高圧側増幅器24―Hおよび低圧側増幅器24−Lは、共通の電源端子16−1および電源端子16−2から、電源電圧VDDHおよび電源電圧VSSLを受け取ってよい。
高圧側安定化キャパシタ22―Hは、高圧側増幅器24―Hの出力端および高圧側電源配線12―Hの間に設けられ、高圧側増幅器24―Hの出力に応じて、高圧側電源配線12−Hにおける電源電圧の変動を抑制する電流を、高圧側電源配線12―Hに供給する。低圧側安定化キャパシタ22―Lは、低圧側増幅器24―Lの出力端および低圧側電源配線12―Lの間に設けられ、低圧側増幅器24―Lの出力に応じて、低圧側電源配線12−Lにおける電源電圧の変動を抑制する電流を、低圧側電源配線12―Lに供給する。
このような構成により、高圧側電源配線12−Hおよび低圧側電源配線12−Lが伝送するそれぞれの電源電圧を安定化させることができる。また、本例の電源安定化回路20は、図1または図2に関連して説明したいずれの電子デバイス100にも適用することができる。また、電子デバイス100は、高圧側電源配線12−Hと接地電位との間、および、低圧側電源配線12−Lと接地電位との間に、それぞれバイパスコンデンサ18を有してもよい。
図6は、電源安定化回路20の他の構成例を示す図である。本例の電源安定化回路20は、高圧側安定化キャパシタ22−H、低圧側安定化キャパシタ22−L、および、増幅器24を有する。本例では、増幅器24として、図3または図4において説明した例と同様に、差動増幅器を用いる。増幅器24に供給する基準電位Vrefは、図3または図4において説明したいずれの方法で生成してもよい。
高圧側安定化キャパシタ22−Hおよび低圧側安定化キャパシタ22−Lは、同一の特性を有してよい。また、高圧側安定化キャパシタ22−Hおよび低圧側安定化キャパシタ22−Lは、図1に関連して説明した安定化キャパシタ22と同一の特性を有してよい。
高圧側安定化キャパシタ22−Hは、増幅器24の正出力端または負出力端の一方(本例では正出力端)と、高圧側電源配線12−Hとの間に設けられる。低圧側安定化キャパシタ22−Lは、増幅器24の正出力端または負出力端の他方(本例では負出力端)と、低圧側電源配線12−Lとの間に設けられる。
このような構成により、簡易な構成で、高圧側電源配線12−Hおよび低圧側電源配線12−Lが伝送するそれぞれの電源電圧を安定化させることができる。また、本例の電子デバイス100は、図5において説明した例と同様に、バイパスコンデンサ18を有してよい。
図7は、試験装置200の構成の一例を示す図である。試験装置200は、半導体回路等の被試験デバイス300を試験する装置であって、信号入力部210および判定部220を備える。
信号入力部210は、予め定められた試験信号を生成して、被試験デバイス300に入力する。試験信号は、例えば被試験デバイス300の論理回路を動作させるべく、所定の論理パターンを有する信号であってよい。また、試験信号は、例えば被試験デバイス300のメモリのアドレスを指定して、被試験デバイス300にデータを書き込み、または被試験デバイス300からデータを読み出す信号であってもよい。また、試験信号は、アナログ信号であってもよい。
信号入力部210は、図1から図6に関連して説明したいずれかの電子デバイス100を用いて、試験信号を生成してよい。例えば信号入力部210は、電子デバイス100の動作回路10から、試験信号を出力してよい。上述したように、電子デバイス100は、動作回路10に供給される電源電圧を安定化させることができるので、精度よく試験信号を生成することができる。
判定部220は、試験信号に応じて被試験デバイス300が出力する被測定信号に基づいて、被試験デバイス300の良否を判定する。例えば判定部220は、被測定信号の論理パターンが、予め定められた期待値パターンと一致するか否かに基づいて、被試験デバイス300の良否を判定してよい。本例の試験装置200によれば、試験信号を精度よく生成することができる。このため、被試験デバイス300を精度よく試験することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。

Claims (9)

  1. 電子デバイスのチップ内に設けられ、前記電子デバイスの動作回路に供給される電源電圧を安定化する電源安定化回路であって、
    前記動作回路に前記電源電圧を供給する主電源配線における前記電源電圧の変動成分を検出し、検出した前記変動成分を増幅して出力する増幅器と、
    前記増幅器の出力端および前記主電源配線の間に設けられ、前記増幅器の出力に応じて、前記主電源配線における前記電源電圧の変動を抑制する電流を、前記主電源配線に供給する安定化キャパシタと
    前記主電源配線と、所定の電位との間に設けられ、前記主電源配線における前記電源電圧の変動に応じた電流を、前記主電源配線に供給するバイパスコンデンサと
    を備え
    前記増幅器の電源電力は、前記主電源配線とは異なる配線を介して前記増幅器に供給される電源安定化回路。
  2. 前記バイパスコンデンサの時定数は、前記増幅器の時定数より小さい
    請求項に記載の電源安定化回路。
  3. 前記増幅器の入力端子および前記主電源配線の間に設けられ、前記電源電圧の変動成分を前記増幅器に入力するAC結合キャパシタを更に備える
    請求項1または2に記載の電源安定化回路。
  4. 前記増幅器は、前記AC結合キャパシタから入力される前記電源電圧の変動成分を、反転増幅して出力する反転増幅器である
    請求項に記載の電源安定化回路。
  5. 前記増幅器は差動増幅器であり、一方の入力端子が前記主電源配線に接続され、他方の入力端子に所定の基準電位が入力される
    請求項1または2に記載の電源安定化回路。
  6. 前記主電源配線は、高圧側電源配線および低圧側電源配線を有し、
    前記増幅器は、
    前記高圧側電源配線における前記電源電圧の変動成分を増幅して出力する高圧側増幅器と、
    前記低圧側電源配線における前記電源電圧の変動成分を増幅して出力する低圧側増幅器と
    を有し、
    前記安定化キャパシタは、
    前記高圧側増幅器の出力端および前記高圧側電源配線の間に設けられる高圧側安定化キャパシタと、
    前記低圧側増幅器の出力端および前記低圧側電源配線の間に設けられる低圧側安定化キャパシタと
    を有する請求項1に記載の電源安定化回路。
  7. 前記主電源配線は、高圧側電源配線および低圧側電源配線を有し、
    前記増幅器は差動増幅器であり、一方の入力端子が前記高圧側電源配線または前記低圧側電源配線の一方に接続され、他方の入力端子に所定の基準電位が入力され、
    前記安定化キャパシタは、
    前記増幅器の正出力端または負出力端の一方と、前記高圧側電源配線との間に設けられる高圧側安定化キャパシタと、
    前記増幅器の正出力端または負出力端の他方と、前記低圧側電源配線との間に設けられる低圧側安定化キャパシタと
    を有する請求項1に記載の電源安定化回路。
  8. 動作回路と、前記動作回路と同一チップ内に設けられ、前記動作回路に供給される電源電圧を安定化する請求項1から7のいずれか一項に記載の電源安定化回路とを備える電子デバイス。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    予め定められた試験信号を生成して、前記被試験デバイスに入力する信号入力部と、
    前記試験信号に応じて前記被試験デバイスが出力する被測定信号に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記信号入力部は、
    前記試験信号を生成すべく動作する動作回路と、
    前記動作回路と同一チップ内に設けられ、前記動作回路に供給される電源電圧を安定化する請求項1から7のいずれか一項に記載の電源安定化回路と
    を含む試験装置。
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