JP5323514B2 - 鞍乗り型車両のラジエーター取付構造 - Google Patents

鞍乗り型車両のラジエーター取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のラジエーター取付構造に関する。
自動二輪車には、車体フレームがヘッドパイプから左右一対に延びるダウンチューブを有し、左右一対のダウンチューブの間にラジエーターを配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この自動二輪車では、ラジエーターがダウンチューブの外径にほぼ等しい厚みに形成されており、このラジエーターの上部の左右両側部にサイドプレートを各々固設し、各サイドプレートを介してラジエーターを両ダウンチューブに支持すると共に、ラジエーターの下端部に支持ピンを固着し、この支持ピンを両ダウンチューブ間のクロスパイプに緩衝用のゴム部材を介して支持している。そして、この支持構造により、ラジエーターの前面をダウンチューブの前縁に対しほぼ面一となる位置関係で配置している。また、このラジエーターの前面側には、ネット状のスクリーンが取り付けられ、このスクリーンでラジエーターを保護している。
特許第2834998号公報
しかしながら、従来の構成では、左右一対のダウンチューブおよびスクリーンを側面視で直線形状に形成し、直線形状のダウンチューブに側面視で重ねて面一で配置するので、ダウンチューブの形状が制限されてしまう。また、ラジエーターを前方へ傾斜させて配置した場合に前方傾斜角度が大きくなると、つまり、ラジエータが寝てしまうと、走行風を効率的に取り入れることが難しくなるため、冷却性能の向上を図るためにはラジエーターを大型化するといった対応が必要である。
仮に、この制限を解除してダウンチューブを側面視で湾曲させたとすると、ラジエーターの上端部および下端部がダウンチューブ側に固定されているため、この湾曲部分に存在するラジエーター等が側面視で露出して目立ってしまう。
一方、ダウンチューブの湾曲部からのラジエーターの露出を回避するために、ラジエーターをダウンチューブの湾曲部に沿わせた湾曲形状にした場合には、ラジエーターを専用設計する必要が生じ、汎用品を使用することが困難である。このため、ラジエーターは一般的な側面視で直線形状のもの、つまり、全体形状が直方体形状のものが望まれる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、ダウンチューブを湾曲部を有する形状にしつつ、ラジエーターを起立させ、かつ、目立つことなく配置可能な鞍乗り型車両のラジエーター取付構造を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、車体フレーム(11)がヘッドパイプ(12)から左右一対に延びるダウンチューブ(27)を有し、左右一対のダウンチューブ(27)の下部間にラジエーター(70)を備えた鞍乗り型車両のラジエーター取付構造において、前記ダウンチューブ(27)の上部は、側面視でヘッドパイプ(12)から延びながら傾斜角度が垂直に近づくように後下がりに湾曲する湾曲部(27A)とし、前記ダウンチューブ(27)の下部は、側面視で前記湾曲部(27A)から直線的に下方に延びる直線部(27B)とし、前記ラジエーター(70)の前面が、前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)と側面視で重なる又は沿って前記ダウンチューブ(27)の前に出ないことにより、起立したことを特徴とする。
この発明によれば、ダウンチューブを湾曲部を有する形状にしつつ、ラジエーターを起立させ、かつ、目立つことなく配置できる。ラジエーターが起立するので、ラジエーターを大型化せずに冷却性能を確保でき、ラジエーターが目立たないので、車両の外観性が向上する。
上記構成において、前記ラジエーター(70)の前方にラジエーターグリル(100)が設けられ、前記ラジエーターグリル(100)の前面が、前記ダウンチューブ(27)の湾曲部(27A)および直線部(27B)の前面に沿うようにしてもよい。この構成によれば、ラジエーターグリルを、湾曲部を有するダウンチューブに沿わせて目立たなく配置することができ、このラジエーターグリルによってラジエーターを保護しつつ、ラジエーターをより目立たなくすることができる。
また、上記構成において、前記ラジエーター(70)の上部後方部分(α)は、側面視で前記ダウンチューブ(27)の後面から突出し、その突出部分の下方で、前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けるようにしてもよい。この構成によれば、ラジエーターとダウンチューブとが側面視で重なる部分で取り付けられるので、この取り付け部分を目立たなくすることができる。
また、上記構成において、前記ラジエーター(70)の上部後方部分(α)の下方で、前記ラジエーター(70)と前記ダウンチューブ(27)とが側面視で重なる位置のうち、最も上方位置(X1)に前記ラジエーター(70)から左右に突出するボス部(90)を設け、これらボス部(90)の位置で前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けるようにしてもよい。
また、上記構成において、前記ボス部(90)は、前記ラジエーター(70)の左右方向に延びる同一軸線に沿って左右に突出する左右一対の円柱形状を有し、前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)には、このダウンチューブ(27)から車幅方向内側に向かって突出し、前記ボス部(90)の外周面に沿って上方が開口する円弧溝を形成する断面形状に形成されて、前記ボス部(90)を受ける左右一対のボス受け部(95)が設けられ、前記ラジエーター(70)を、前記ボス部(90)の軸心を中心に回動自在に前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けるようにしてもよい。
また、上記構成において、前記ラジエーター(70)は、背面側にラジエーターファン(80)を備え、前記ボス部(90)は、前記ラジエーター(70)の前記ラジエーターファン(80)の略中央部より上方に位置しており、前記ラジエーター(70)の下部に設けられたブラケット(92)を、前記ダウンチューブ(27)に設けられたステー(97)にねじ部品(93、94)を取り付けることにより、前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)に固定するようにしてもよい。
本発明では、ダウンチューブの上部は、側面視で湾曲する湾曲部とし、ダウンチューブの下部は、側面視で前記湾曲部から直線的に下方に延びる直線部とし、ラジエーターが、ダウンチューブの直線部と側面視で重なるので、ダウンチューブを湾曲部を有する形状にしつつ、ラジエーターを起立させ、かつ、目立つことなく配置することができる。また、ダウンチューブを湾曲部を有する形状にできたので、直線部のみのダウンチューブにラジエーターを配置するよりもラジエーター面を車体前方に向けることができ、冷却性能をより向上させる走行風を得ることができ、ラジエーターを小型化することができる。
また、ラジエーターの前方にラジエーターグリルが設けられ、ラジエーターグリルの前面がダウンチューブの湾曲部および直線部の前面に沿うようにしたので、ラジエーターグリルを目立たなく配置することができると共に、ラジエーターグリルでラジエーターを保護しつつ、ラジエーターをより目立たなくすることができる。
また、ラジエーターの上部後方部分は、側面視でダウンチューブの後面から突出し、その突出部分の下方で、ラジエーターをダウンチューブの直線部に取り付けるようにしたので、ラジエーターとダウンチューブとの間の取り付け部分を目立たなくすることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお、以下の説明中、前後左右および上下といった方向は、車体の乗員から見た方向であり、図中矢印Fは車体前方を、矢印Lは車体左方を、矢印Uは車体上方をそれぞれ示している。
図1は本発明の鞍乗り型車両の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。
この自動二輪車10は、クルーザータイプの自動二輪車であり、車体フレーム11と、車体フレーム11の前端部に取り付けられたヘッドパイプ12に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上端部を支持するトップブリッジ14に取り付けられた操舵用のハンドル15と、フロントフォーク13に回転自在に支持された前輪16と、車体フレーム11に支持されたエンジン(パワーユニット)17と、車体フレーム11の後下部のピボット20に上下に揺動自在に支持されたリヤスイングアーム21と、このリヤスイングアーム21の後端部に回転自在に支持された後輪(駆動輪)22と、リヤスイングアーム21と車体フレーム11との間に介挿されたリヤクッション23とを備えている。なお、図1では、エンジン吸気系を構成するエアクリーナや燃料供給装置、エンジン排気系を構成する排気管や排気マフラー等については図示を省略している。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から後下がりに延びる左右一対の鋼管製のメインチューブ(メインフレームとも言う)25と、メインチューブ25の後端部から後方に延設した左右一対の鋼管製のリヤチューブ(リヤフレームとも言う)26と、ヘッドパイプ12から下方に延びた後に屈曲して後方へ略水平に延びる左右一対の鋼管製のダウンチューブ(ダウンフレームとも言う)27と、左右一対のダウンチューブ27の後端とリヤチューブ26の後端とを連結する左右一対のピボットプレート28とを備えている。
本車両では、この左右一対のメインチューブ25が、車幅方向の中心を通って車体前後に延びる面(以下、車体中央面)に対して左右対称形状に形成されており、ヘッドパイプ12から後ろ下がりに略直線的に延びる直線フレームに形成されている。このメインチューブ25には、上方から跨ぐように燃料タンク31が取り付けられる。
この燃料タンク31は、ヘッドパイプ12寄りに配置されてメインチューブ25に略沿って前後方向に延びるタンク形状に形成されている。
また、左右一対のダウンチューブ27は、車幅方向中心に対して左右対称形状に形成されており、このダウンチューブ27の上部は、湾曲する湾曲フレームに形成されている。
詳述すると、左右一対のダウンチューブ27は、ヘッドパイプ12から後ろ下がりに湾曲する湾曲部27Aと、この湾曲部27Aの下端から直線的に後ろ下がりに延びる直線傾斜部(直線部)27Bと、この直線傾斜部27Bの下端から後方に向けて屈曲する屈曲部27Cと、この屈曲部27Cの後端から後方へ直線的に略水平に延びる水平部27Dとを一体に備えている。つまり、ダウンチューブ27の上部を、側面視で湾曲する湾曲部27Aとし、ダウンチューブ27の下部を、側面視で湾曲部27Aから直線的に延びる直線傾斜部27Bとしている。また、屈曲部27Cの後端部間には、つまり、ダウンチューブ27の下部間には、クロスフレーム40Aが配設されている。
また、左右一対のダウンチューブ27の前端は、互いに接合されて合流し、この合流部27Fを介してヘッドパイプ12に連結されている。この合流部27Fからは補強用のガセットパイプ29が後方へ延びてメインチューブ25に連結されている。これによって、車体フレーム11前部のフレーム剛性が十分に確保されるようになっている。
また、ヘッドパイプ12の前部には、ヘッドライト41が設けられる。また、左右一対のフロントフォーク13には、前輪16の上方から後方を覆うフロントフェンダ43が取り付けられる。
また、燃料タンク31の後方には、乗員が着座するシート45が支持されており、このシート45は、燃料タンク31の上面の傾斜に沿って後方へ延びて運転者が着座する前座シート45Aと、この前座シート45Aから後方に延びて後輪22上方に位置し、同乗者が着座する後座シート45Bとを一体に備え、メインチューブ25後部およびリヤチューブ26に支持される。このシート45の後下方には、後輪22の上方を覆うリヤフェンダ47が支持され、リヤフェンダ47の後部には、テールライト48Aやウインカ48B等の灯火類48が支持されるようになっている。
エンジン17は、メインチューブ25とダウンチューブ27とピボットプレート28とによって囲まれた空間内に支持される。このエンジン17は、クランクケース51と、このクランクケース51から車体前後に所定の挟み角度で立ち上がる2つのシリンダ部52F、52Rを備える前後V型の2気筒水冷式4サイクルエンジンである。また、このエンジン17の動力は、リヤスイングアーム21内に配設されて後輪22の側方(本例では左側)を通るドライブシャフト53を介して後輪22に伝達され、つまり、シャフトドライブ機構54を介してエンジン17の動力が後輪に伝達される。
また、このエンジン17の前部は、左右一対のダウンチューブ27の間に入っておらず、これらダウンチューブ27よりも若干の隙間を空けて後方に配置されている。これによって、側面からエンジン17全体を視認可能に構成されると共に、クランクケース51とダウンチューブ27との間には前後に狭いスペースが形成され、このスペースには、ダウンチューブ27の前部間を連結するクロスフレーム40Bが配置されている。
このエンジン17の前方における左右一対のダウンチューブ27の間には、エンジン17を冷却する冷却水が通るラジエーター70と、このラジエーター70の少なくとも前面を覆うラジエーターグリル100とが配置されている。
図2はラジエーター70を車体フレーム11と共に示す斜視図であり、図3は、図2の構成にラジエーターグリル100を取り付けた状態を車体フレーム11と共に示す斜視図である。また、図4(A)(B)は、ラジエーター70にラジエーター装着部品を組み込んだ状態(以下、ラジエーターアッセンブリー71という)を側方から見た図と車体後方から見た図を各々示している。
ラジエーター70は、縦長の直方体形状に形成されており、走行風を通過可能な隙間を有したフィンチューブ型のラジエーターに構成されている。このラジエーター70の上部には、パイプ部72Aを有するアッパータンク部72が装着され、ラジエーター70の下部には、パイプ部73Aを有するロアータンク部73が装着され、このラジエーター70の左右の側面には、アッパータンク部72とロアータンク部73との間に架橋される左右一対の板状メンバー部材74が略密着して装着されている。
アッパータンク部72およびロアータンク部73は、ラジエーター70の幅と略同幅の台形ケース形状に形成されており、これにより、これら両タンク部72、73をラジエーター70に装着した状態でもラジエーターアッセンブリー71の幅が大きくならず、ラジエーター70の幅程度にすることができる。
また、このアッパータンク部72のパイプ部72Aは、アッパータンク部72の背面から後ろ上がりに延びており、ラジエーター70を通過した冷却水を排出する下流側パイプとして機能するものである。また、ロアータンク部73のパイプ部73Aは、ロアータンク部73の下面から延びて後方向きに屈曲し、エンジン17の冷却水ポンプ取付側(本例ではエンジン17左側)に向けて左斜め後方向きに屈曲する屈曲パイプに形成されており、エンジン17からの冷却水をラジエーター70へ流す上流側パイプとして機能するものである。
なお、これらパイプ部72A、73Aには、ゴム等の柔軟材料で形成されたホース55A、55B(図2、図3参照)を介して配管部品或いはエンジン17へと連結される。また、図中、符号57は、ラジエーターキャップ57Aを有する配管部品であり、パイプ部72Aの下流側に設けられている。
左右一対の板状メンバー部材74は、ラジエーター70の左右の側面を上端から下端に渡って略覆うように直線的に延びる薄板形状に形成されている。これによって、この板状メンバー部材74を装着した状態でもラジエーターアッセンブリー71全体の幅が殆ど大きくならず、ラジエーター70の幅程度に抑えることができる。
これら左右一対の板状メンバー部材74には、ラジエーター70の上半部背面側にラジエーターファン80を取り付けるための複数の板状ブラケット76が設けられている。このラジエーターファン80は、ラジエーター70の幅内に略収まるカバー形状に形成されたシュラウド81と、このシュラウド81に固定されるモーターユニット82と、シュラウド81内に配置されてモーターユニット82により回転駆動されるクーリングファン(不図示)とを備えており、シュラウド81が上記板状ブラケット76を介して板状メンバー部材74に固定されることによってラジエーター70に一体的に固定されるようになっている。
これによって、ラジエーター70には、アッパータンク部72、ロアータンク部73、板状メンバー部材74およびラジエーターファン80が一体的に取り付けられ、これらを一体部品のラジエーターアッセンブリー71として車体フレーム11に取り付け、或いは、取り外しが可能に構成されている。
図5はラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)を車体フレーム11に取り付けた状態を左斜め前方から見た斜視図であり、図6は側方(車体左側)から見た図であり、図7は車体の前上部から見た図である。
ここで、図6中、符号L2は、ダウンチューブ27の湾曲部27Aと直線傾斜部27Bとの境に相当する位置を示している。また、図6中、符号L3は、ダウンチューブ27の直線傾斜部27Bと屈曲部27Cとの境に相当する位置を示している。
これらの図に示すように、このラジエーター70、つまり、ラジエーターアッセンブリー71は、エンジン17前方における左右一対のダウンチューブ27の間の隙間よりも幅狭であって、このラジエーター70に上記アッパータンク部72、ロアータンク部73および板状メンバー部材74を取り付けた状態でも、ラジエーターアッセンブリー71全体の幅が上記ダウンチューブ27間の隙間内に収まるように形成されている。
また、図6に示すように、ラジエーター70単体は、ダウンチューブ27の管径より小さい厚さであって、側面視でダウンチューブ27の直線傾斜部27Bよりも長い上下長に形成されており、アッパータンク部72およびロアータンク部73は、側面視でダウンチューブ27の管径と略同程度の厚さ(奥行き)に形成されている。
すなわち、本構成ではラジエーター70が直方体形状であり、このラジエーター70の上下にアッパータンク部72およびロアータンク部73を取り付けたアッセンブリー状態、つまり、ラジエーターアッセンブリー71においても、全体が略直方体形状に形成されている。
ところで、本構成のダウンチューブ27は、上部が湾曲部27Aに形成された湾曲フレームであるため、本構成のようにラジエーター70の上下長を比較的大きくした場合には、ラジエーター70の一部やラジエーター70の上下に取り付けられたアッパータンク部72およびロアータンク部73の一部にダウンチューブ27と側面視で重ねることができない部分が生じる。
そこで、本構成では、図6に示すように、ラジエーター70を、ラジエーター70の長手方向に延びる前後中心線L1が、ダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの延びる方向に沿うように傾け、この傾き角度で、ラジエーター70がダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの背面寄りに重なるように配置している。これによって、同図に示すように、ダウンチューブ27の湾曲部27Aを除く部分(直線傾斜部27Bおよび屈曲部27C)からはラジエーター70等が側面視で露出せず、ラジエーター70およびロアータンク部73をほぼ完全にダウンチューブ27に側面視で重ねることができるようになっている。
また、本構成では、湾曲部27Aは、ラジエーターファン80の略中央部より上方に位置しており、この湾曲部27Aは上方に行くに従って前方に徐々に湾曲するため、ラジエーターファン80の略中央部より上方になるほど、ラジエーター7は、少しずつ側面視でダウンチューブ27から露出し、アッパータンク部72では前半部が側面視でダウンチューブ27と重なるようになっている。つまり、ラジエーター70の上部後半部分αがダウンチューブ27の後面(背面)から若干突出することになる。しかしながら、この突出部分は、湾曲部27Aが直線傾斜部27Bの傾斜角度に近い角度で傾斜している部分から突出するため、その突出量は小さく、しかも、この突出部分近傍には、側面視でダウンチューブ27の後方に露出するラジエーターファン80が存在するため、この突出部分は目立たず、外観性への影響は小さい。
また、本構成では、ラジエーター70を、側面視でダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの背面に寄せて配置しており、より正確には、直線傾斜部27Bの背面に略面一となるように配置している。このため、ラジエーター70の前方に側面視でダウンチューブ27に重なるスペースを広く確保でき、このスペースをラジエーターグリル100のスペースに利用することができる。
また、このようにラジエーター70をダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの背面寄りに重ねて配置した場合でも、ラジエーター70上部のアッパータンク部72の前半部をダウンチューブ27の湾曲部27Aに重ねることができ、アッパータンク部72も目立たなく配置することができる。これらによって、ダウンチューブ27間にラジエーターグリル100のスペースを確保しつつラジエーターアッセンブリー71を目立たなく配置することができる。
次に、このラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)の車体フレーム11への支持構造について説明する。
ラジエーター70の上部左右には、左右に突出する左右一対のボス部90(図4(A)(B)参照)が一体に設けられており、車体フレーム11の左右一対のダウンチューブ27には、該ダウンチューブ27から車幅方向内側に向かって突出し、該ボス部90を受ける左右一対のボス受け部95(図5乃至図7参照)が設けられている。
詳述すると、上記左右一対のボス部90は、図4(A)(B)に示すように、ラジエーター70の上部にてラジエーター70の左右方向に沿って延びる同一軸線に沿って左右に突出する円柱形状を有し、左右一対の板状メンバー部材74を貫通して左右に突出する。
また、ダウンチューブ27側の左右一対のボス受け部95は、図5乃至図7に示すように、左右一対のダウンチューブ27の湾曲部27Aにてダウンチューブ27の内側面に溶接等で一体に接合されており、車幅方向内側に延びる屈曲板部材であって、左右一対のボス部90の外周面の円弧に沿って上方が開口する円弧溝を形成する断面形状に形成されている。
すなわち、ボス部90の曲面とボス受け部95の曲面とは一致しており、左右一対のボス部90を左右一対のボス受け部95に載せると、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)をボス部90の軸線を支点に回転自在にダウンチューブ27に支持できるようになっている。
図8は、このボス受け部95を周辺構成と共に示している。この図に示すように、ボス受け部95の前後一対の上端部には、ボス受け部95の上方開口を前後に拡げるように前後に向けて屈曲する前後一対の屈曲部96が一体に形成されており、これら屈曲部96によって、ラジエーター70のボス部90をボス受け部95内へ案内するように構成されている。
また、図6に示すように、ボス部90およびボス受け部95は、ラジエーター70とダウンチューブ27とが側面視で重なる位置に配置されており、より具体的には、その条件を満たす範囲で、最も上方位置X1をボス部90の軸心とするようにボス部90およびボス受け部95が設けられている。
これにより、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)のボス部90を、ダウンチューブ27のボス受け部95に挿入する場合に、その挿入位置を高くできるので、挿入位置の視認性が向上し、この作業、つまり、ラジエーター70の取り付け作業を容易にすることができる。
しかも、本構成では、ラジエーター70のボス部90がダウンチューブ27のボス受け部95に回転自在に支持されるので、上記取り付け作業の際に、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)を図5に示すようなダウンチューブ27に沿わせた姿勢(取付姿勢)で組み付ける必要がない。なお、この支持状態は、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)が回転自在の状態であり、最終的な取り付け状態ではないので、以下、仮取り付けの状態と言う。
この仮取り付けの状態では、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)が車幅方向に延びる左右一対のボス部90の共通軸を中心にして回動自在に支持されるので、ラジエーター70を回動させれば、ラジエーター70をダウンチューブ27に重なる姿勢に容易に調整することができる。このため、仮取り付けの段階では、ラジエーター70をダウンチューブ27に沿わせた姿勢(図6に示す傾けた姿勢)で取り付ける必要がなく、ラジエーター70の取り付け作業を容易にすることができ、かつ、仮取り付けの状態からダウンチューブ27に沿わせた姿勢への調整作業も容易である。
続いて、この仮取り付けの状態から、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)をダウンチューブ27に重ねた位置で固定する固定構造について説明する。
この固定構造は、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)の下部に設けられた左右一対のブラケット92(図4(A)(B)参照)と、車体フレーム11側に設けられ、このブラケット92がボルト93およびナット94を介して固定される左右一対のステー97(図5乃至図7参照)とによって構成されている。
詳述すると、左右一対のブラケット92は、図4(A)(B)に示すように、ラジエーター70の下部左右から左右方向に沿って延びてその端部に開口部92Aが形成された板部材で形成されており、より具体的には、板部材をL字状に屈曲し、一端側をラジエーター70の左右に設けられた板状メンバー部材74に各々固定してラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)に一体化し、他端側をラジエーター70の左右に突出させてその端部に、ラジエーター70の前後方向(前後中心線L1に直交する方向)に開口する開口部92Aを形成している。
また、車体フレーム11側に設けられる左右一対のステー97は、図5および図7に示すように、左右一対のダウンチューブ27の内側面から車幅方向内側に突出するように延在する板部材で形成されており、このステー97には、車体後ろ上がり方向に貫通するボルト挿通孔97A(図参照)が設けられている。より具体的には、左右一対のステー97は、ダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの下部に設けられており、このステー97に設けられたボルト挿通孔97Aは、ステー取付部材であるダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの延びる方向に対して側面視で直角方向に貫通する孔に形成されており、これによって、図6に示すように、このボルト挿通孔97Aに挿通されるボルト93の軸線L4は、ダウンチューブ27の直線傾斜部27Bに対して垂直となるようになっている。
そして、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)をダウンチューブ27に対して回動させ、このラジエーター70をダウンチューブ27に側面視で重なる位置にした後、この位置に保持させるようにボルト93およびナット94を締結することによって、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)を該位置に固定することができる。
ここで、図9は、ラジエーター70とダウンチューブ27のボルト固定構造を示している。なお、このボルト固定構造は、ラジエーターグリル100のボルト固定構造も兼ねるため、ラジエーターグリル100も示している。
この図に示すように、ラジエーター70側に設けられた左右一対のブラケット92には、その開口部92Aに、このブラケット92の前後に突出する筒状のラバー部材98が取り付けられている。このため、ラジエーター70をダウンチューブ27に向けて回動した場合には、このラバー部材98がダウンチューブ27側のステー97に当接し(図9参照)、ラジエーター70のそれ以上の回動を規制する。この規制された位置は、ラジエーター70がダウンチューブ27の直線傾斜部27Bに側面視で重なる位置(図6に示す位置)にほぼ対応しており、これによって、ラジエーター70を取付位置に容易に位置決めできるようになっている。
このボルト固定構造について詳述すると、図9に示すように、このラバー部材98の外周には、環状に延びる溝部98Aが形成されており、この溝部98Aが左右一対のブラケット92の開口部92Aに各々嵌ることによって、ラバー部材98が左右一対のブラケット92に一体的に取り付けられる。また、このラバー部材98は、前後に貫通する貫通孔98Bを有しており、この貫通孔98Bには、カラー99が挿通される。
このカラー99は、カラー本体を構成する筒部99Aと、この筒部99Aの前端から径方向に拡がるつば部99Bとを一体に備え、筒部99Aがラバー部材98の貫通孔98Bに挿入されてつば部99Bがラバー部材98の前端面に当接するようになっている。
そして、このカラー99に対して前方からボルト93を挿入することによって、このボルト93の先端をダウンチューブ27側のステー97のボルト挿通孔97Aを介してステー97後方に突出させ、この突出部分(雄ねじ部)にナット94を締結することによって、ラジエーター70とダウンチューブ27とをその間にラバー部材98を挟持させた状態でボルト固定することができる。
このようにラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)とダウンチューブ27との間にラバー部材98を配置したことにより、ラジエーター70をいわゆるラバーマウントすることができ、車体フレーム11側の振動がラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)に伝わるのを抑えることができる。
なお、上記カラー99によりボルト93がラバー部材98に直接接触するのが回避されるので、ボルト接触によるラバー部材98の損傷を回避することができる。
また、本構成では、図7に示すように、左右一対のダウンチューブ27の直線傾斜部27Bが、下方に行くに従って車幅方向外側に拡がっているため、ダウンチューブ27間の隙間は下方ほど広く形成されている。一方、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)の幅は上下で略一定であるため、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)とダウンチューブ27との間の間隙は、下方に行くほど広くなる。本構成では、図7に示すように、この下方の広い間隙内に、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)とダウンチューブ27とを固定するボルト固定構造を設けているので、そのための部品のレイアウトスペースを効率よく確保でき、また、スペースに余裕があるため、ボルト93およびナット94の締結作業も容易である。
さらに本構成では、図9に示すように、このボルト93の頭部とカラー99との間に、ラジエーターグリル100の一部が介挿され、これによって、ボルト93の締結力でラジエーターグリル100も保持できるように構成されている。
より具体的には、ラジエーターグリル100には、ラジエーター70の左右一対のブラケット92に対応する位置に、ボルト挿通孔102Aを有する左右一対のボルト締結部102が一体に形成されており、各ブラケット92に挿通するボルト93が、カラー105を介して、ラジエーターグリル100のボルト挿通孔102Aに通された後に、該ブラケット92を通ってナット94により固定されるようになっている。
なお、上記カラー105は、ボルト93の頭部とラジエーターグリル100との間に介挿されることによって、ボルト93がラジエーターグリル100に直接接触するのを回避する部品である。
すなわち、上記左右一対のボルト93には、ラジエーターグリル100も共締めされるようになっており、これによって、ラジエーター70(ラジエーターアッセンブリー71)とダウンチューブ27とのボルト固定構造およびラバーマウント構造が、ラジエーターグリル100とダウンチューブ27との間のボルト固定構造およびラバーマウント構造に兼用される。従って、これら構造をラジエーター70用とラジエーターグリル100用とに別々に設けた場合に比して部品点数を低減することができる。
次に、ラジエーターグリル100の他の構成について説明する。
図10(A)はラジエーターグリル100の正面図であり、図10(B)はラジエーターグリル100の側断面図である。なお、図10(A)(B)において、左右一対のダウンチューブ27を二点鎖線で示している。
ラジエーターグリル100は、ラジエーター70の前方を覆う部品であり、前面視で左右一対のダウンチューブ27間の間隙に収まり(図10(A)参照)、かつ、側面視でダウンチューブ27の前面に沿って上下に延びるグリル形状に形成されている(図10(B)参照)。
本構成では、このラジエーターグリル100が、側面視で左右一対のダウンチューブ27の上部の湾曲部27Aから直線傾斜部27Bを経て屈曲部27Cの下端まで延在することによって、ラジエーター70の前面だけでなく、アッパータンク部72およびロアータンク部73を含めたラジエーターアッセンブリー71の前面全体を覆うことができる大型のラジエーターグリルに形成されている。
詳述すると、このラジエーターグリル100は、ラジエーター70の前面に対応する位置に縦長の開口部120Aを有するグリル枠120と、この開口部120Aに井桁状に配設される複数の縦板122および横板124とを備え、これらが樹脂材料により一体に形成されている。
グリル枠120は、前面視で左右一対のダウンチューブ27間の間隙に収まり、かつ、側面視で左右一対のダウンチューブ27の前面に沿って上下に延びる四方枠形状に形成されており、左右一対の縦枠131と、左右一対の縦枠131の上部間を連結するように車幅方向に延在する上枠133と、左右一対の縦枠131の下部間を連結するように車幅方向に延在する下枠135とを備えている。
左右一対の縦枠131は、左右一対のダウンチューブ27の上部に位置する湾曲部27Aと、この湾曲部27Aから直線的に下方に延びる直線傾斜部27Bと、直線傾斜部27Bから屈曲する屈曲部27Cとに沿って略上下に延びる板状の枠部材に形成されている。
つまり、縦枠131は、図10(A)に示すように、前面視で、ダウンチューブ27の湾曲部27A、直線傾斜部27Bおよび屈曲部27Cの内側面に沿うように下方に行くに従って車幅方向外側に延びると共に、図10(B)に示すように、側面視で、ダウンチューブ27の湾曲部27A、直線傾斜部27Bおよび屈曲部27Cの前面に沿って下方へ延び、かつ、側面視の幅がダウンチューブ27湾曲部27A、直線傾斜部27Bおよび屈曲部27Cの幅に略収まる形状に形成されている。
このように、縦枠131には、ダウンチューブ27の湾曲部27Aに沿って湾曲する湾曲枠部131Aと、ダウンチューブ27の直線傾斜部27Bに沿って延びる直線枠部131Bと、ダウンチューブ27の屈曲部27Cに沿って延びる屈曲枠部131Cとが一体に形成され、これらの前面が、ダウンチューブ27に沿うように形成されているので、側面視で、ダウンチューブ27に重ねることができるように構成されている。
また、左右一対の縦枠131の開口部120Aの両側部分は、車体前方からの走行風を後方に行くに従って車幅方向内側に案内する傾斜面に形成され、この傾斜面によって車体前方からの走行風を開口部120Aの後方に位置するラジエーター70に効率よく案内するように構成されている。
また、上枠133は、左右一対の縦枠131の上部前縁間(湾曲枠部131A間に相当)をつなぐように車幅方向に延びる前面板部133Aと、左右一対の縦枠間の上端間をつなぐように車幅方向に延びてその前端が前面板部133Aの上縁につながる上面板部133Bとを備えており、側面視で縦枠131の湾曲枠部131Aの前面に略沿って湾曲する湾曲板形状に形成されている。
また、下枠135は、左右一対の縦枠131の下部前縁間(直線傾斜部27Bの下部から屈曲部27Cにかけての間に相当)をつなぐように車幅方向に延在し、下方に行くに従って後方に屈曲する屈曲板形状に形成され、側面視でダウンチューブ27の直線傾斜部27Bの下部および屈曲部27Cの前面に略沿って湾曲する湾曲板形状に形成されている。
このラジエーターグリル100の上部左右には、図10(B)および図に示すように、ラジエーター70側の左右一対のボス部90および車体フレーム11側の左右一対のボス受け部95に引っ掛け自在な左右一対の爪部141が一体に形成されている。すなわち、この左右一対の爪部141は、左右一対の直線枠部131Bの上部にて車幅方向外側に張り出して後方に延びる基部141Aと、この基部141Aの後端から環状に屈曲してその先端が下方を向いた屈曲先端部141Bとを有しており、これによって、図8に示すように、車体フレーム11の左右一対のボス受け部95にラジエーター70の左右一対のボス部90を支持した状態で、上方からボス部90およびボス受け部95に引っ掛けることができる。
この左右一対の爪部141を引っ掛けた状態では、ラジエーターグリル100が、ラジエーター70の車幅方向に延びる左右一対のボス部90の共通軸を中心にして回動自在に支持される。このため、ラジエーターグリル100を容易に車体フレーム11に仮取り付けすることができ、また、ラジエーターグリル100を回動してダウンチューブ27に重なる位置に容易に調整することができる。
本構成では、このラジエーターグリル100を回動させた場合に、ラジエーターグリル100に設けた左右一対のボルト締結部102(図10(A)(B)参照)が、図に示すように、カラー99のつば部99Bを介して車体フレーム11側のステー97に当接し、ラジエーターグリル100のそれ以上の回動が規制される。
ここで、図11はラジエーターグリル100を車体フレーム11に取り付けた状態を左斜め前方から見た斜視図を示している。上記回動が規制された位置は、図11に示すように、ラジエーターグリル100の前面が、ダウンチューブ27の前面に沿って配置されてラジエーターグリル100がダウンチューブ27と側面視で重なる位置となっている。すなわち、ラジエーターグリル100を回動させれば、ダウンチューブ27と重なる位置に容易に位置決めでき、ボルト93およびナット94で該位置に容易に固定できるようになっている。
このようにしてラジエーターグリル100を固定した場合には、図11および図3に示すように、ラジエーターグリル100の上枠133を構成する前面板部133Aおよび上面板部133Bが、ラジエーター70の上部に装着されるアッパータンク部72の前方および上方を覆うようになっている。このため、アッパータンク部72を保護する保護カバーおよびアッパータンク部72を外観視不能に覆う化粧カバーとして機能するようになっている。
また、ラジエーターグリル100の下枠135は、ラジエーター70の下部に装着されるロアータンク部73およびパイプ部73Aの前方および下方を覆うようになっており、これらを保護する保護カバーおよび外観視不能に覆う化粧カバーとして機能するようになっている。これによって、アッパータンク部72およびロアータンク部73を目立たなくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ダウンチューブ27の上部を側面視で湾曲する湾曲部27Aとし、ダウンチューブ27の下部を側面視で湾曲部27Aから直線的に下方に延びる直線傾斜部27Bとし、ラジエーター70をダウンチューブ27の直線傾斜部27Bと側面視で重ねて配置したので(図6参照)、ダウンチューブ27を、湾曲部27Aを有するラウンド形状にしつつ、側面視で直線形状のラジエーター70を目立つことなく配置することができる。このため、ラジエーター70が車体側面視で外観に露出せず、車両の外観性が向上する。
また、ダウンチューブ27を湾曲部27Aを有する形状にしたので、直線部のみのダウンチューブにした場合よりもダウンチューブ27の直線傾斜部27Bが垂直に近づいた傾斜角度となり、その分、この直線傾斜部27Bに沿うラジエーター70を起立させることができる。ラジエーター70が起立すれば、ラジエーター面が車体前方を向いて前面投影面積が広くなり、冷却性能をより向上させる走行風を得ることができる。
従って、本構成では、ラジエーター70を大型化せずに冷却性能を確保でき、ラジエーター70を小型化することが可能である。
ここで、ラジエーター70に向かう走行風には、前輪16の上方を通ってフロントフェンダ43に沿って流れる走行風(図6に走行風の流れを矢印で示している)と、前輪16の左右を通る走行風の大きく2種類があるが、本車両10では、前輪16に幅広タイヤを用いているため、前輪16の左右を通ってラジエーター70に向かう風量が少なくなる。上述のように、本車両10では、ラジエーター70を起立させてラジエーター面を車体前方に向けることができるので、フロントフェンダ43に沿って流れる走行風を効率よくラジエーター70に流すことができ、十分な冷却性能を得ることが可能である。
また、このラジエーター70の前方にラジエーターグリル100を設け、このラジエーターグリル100の前面をダウンチューブ27の湾曲部27Aおよび直線傾斜部27Bの前面に沿わせるようにしたので(図10(B)、図11参照)、ラジエーターグリル100を、湾曲部27Aを有するダウンチューブ27に沿わせて目立たなく配置することができ、しかも、このラジエーターグリル100によってラジエーター70を保護しつつ、ラジエーター70をより目立たなくすることができる。
また、図6に示すように、ラジエーター70の上部後方部分αが側面視でダウンチューブ27の後面から突出しており、ラジエーター70には、この突出部分(上部後方部分α)よりも下方に対応する領域に、左右一対のボス部90と、左右一対のブラケット92とが上下に間隔を空けて設けられ、ダウンチューブ27には、ラジエーター70の上部後方部分αよりも下方の領域に、上記ボス部90およびブラケット92を支持する左右一対のボス受け部95およびステー97が設けられる。
すなわち、本構成では、ラジエーター70のダウンチューブ27の後面から突出する突出部分の下方で、ラジエーター70をダウンチューブ27に取り付けるようにしたので、ラジエーター70とダウンチューブ27とを側面視で重なる部分で取り付けることができ、この取り付け部分を外観から見えないようにして目立たなくすることができる。
さらに、ラジエーター70の上側取付部を構成するボス部90は、ダウンチューブ27のボス受け部95に載せるだけなので(図8参照)、ラジエーター70をダウンチューブ27に簡易に仮取り付けすることができる。しかも、ボス部90をボス受け部95に載せた状態では、ラジエーター70がボス部90の軸線を支点にダウンチューブ27に回動自在に支持されるので、ラジエーター70をダウンチューブ27に側面視で重なる位置に容易に移動させることができる。
また、左右一対のダウンチューブ27間の間隔は下方に行くほど拡がるので(図7参照)、ラジエーター70の下側取付部を構成するブラケット92と、ダウンチューブ27のステー97とを配置するためのスペースを十分に確保でき、これらをボルト93およびナット94で締結する作業を容易にすることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。例えば、上記実施形態では、長方形のラジエーターを使用したが、台形のラジエーターや湾曲したラジエーター等、ラジエーターの形状を問わず使用することも可能である。さらに、湾曲したラジエーターを使用した場合、ラジエーターは、アッパータンク部およびロアータンク部も含めてラジエーター全体をダウンチューブに側面視で重ね、又は、沿わせることも可能となる。
また、上記実施形態では、図1に示した自動二輪車のラジエーター取付構造に本発明を適用する場合について説明したが、これに限らず、他の自動二輪車やATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両等の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造に本発明を適用してもよい。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 ラジエーターを車体フレームと共に示す斜視図である。 ラジエーターグリルを車体フレームと共に示す斜視図である。 (A)はラジエーターアッセンブリーを側方から見た図であり、(B)は車体後方から見た図である。 ラジエーターを車体フレームに取り付けた状態を左斜め前方から見た斜視図である。 ラジエーターを車体フレームに取り付けた状態を側方から見た図である。 ラジエーターを車体フレームに取り付けた状態を車体の前上部から見た図である。 ボス受け部を周辺構成と共に示す図である。 ラジエーターとダウンチューブのボルト固定構造を示す図である。 (A)はラジエーターグリルの正面図であり、(B)はラジエーターグリルの側断面図である。 ラジエーターグリルを車体フレームに取り付けた状態を左斜め前方から見た斜視図である。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
17 エンジン(パワーユニット)
25 メインチューブ
26 リヤチューブ
27 ダウンチューブ
27A 湾曲部
27B 直線傾斜部(直線部)
27C 屈曲部
27D 水平部
28 ピボットプレート
70 ラジエーター
71 ラジエーターアッセンブリー
72 アッパータンク部
73 ロアータンク部
100 ラジエーターグリル

Claims (6)

  1. 車体フレーム(11)がヘッドパイプ(12)から左右一対に延びるダウンチューブ(27)を有し、左右一対のダウンチューブ(27)の下部間にラジエーター(70)を備えた鞍乗り型車両のラジエーター取付構造において、
    前記ダウンチューブ(27)の上部は、側面視でヘッドパイプ(12)から延びながら傾斜角度が垂直に近づくように後下がりに湾曲する湾曲部(27A)とし、前記ダウンチューブ(27)の下部は、側面視で前記湾曲部(27A)から直線的に下方に延びる直線部(27B)とし、
    前記ラジエーター(70)の前面が、前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)と側面視で重なる又は沿って前記ダウンチューブ(27)の前に出ないことにより、起立したことを特徴とする鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
  2. 前記ラジエーター(70)の前方にラジエーターグリル(100)が設けられ、
    前記ラジエーターグリル(100)の前面が、前記ダウンチューブ(27)の湾曲部(27A)および直線部(27B)の前面に沿っていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
  3. 前記ラジエーター(70)の上部後方部分(α)は、側面視で前記ダウンチューブ(27)の後面から突出し、その突出部分の下方で、前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
  4. 前記ラジエーター(70)の上部後方部分(α)の下方で、前記ラジエーター(70)と前記ダウンチューブ(27)とが側面視で重なる位置のうち、最も上方位置(X1)に前記ラジエーター(70)から左右に突出するボス部(90)を設け、これらボス部(90)の位置で前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
  5. 前記ボス部(90)は、前記ラジエーター(70)の左右方向に延びる同一軸線に沿って左右に突出する左右一対の円柱形状を有し、
    前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)には、このダウンチューブ(27)から車幅方向内側に向かって突出し、前記ボス部(90)の外周面に沿って上方が開口する円弧溝を形成する断面形状に形成されて、前記ボス部(90)を受ける左右一対のボス受け部(95)が設けられ、
    前記ラジエーター(70)を、前記ボス部(90)の軸心を中心に回動自在に前記ダウンチューブ(27)の直線部(27B)に取り付けたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
  6. 前記ラジエーター(70)は、背面側にラジエーターファン(80)を備え、
    前記ボス部(90)は、前記ラジエーター(70)の前記ラジエーターファン(80)の略中央部より上方に位置しており、
    前記ラジエーター(70)の下部に設けられたブラケット(92)を、前記ダウンチューブ(27)に設けられたステー(97)にねじ部品(93、94)を取り付けることにより、前記ラジエーター(70)を前記ダウンチューブ(27)に固定したことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両のラジエーター取付構造。
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