JP5322280B2 - 光学用粘着剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置の液晶セルなどの光学部品に偏光板などの部材を貼着するために用いる光学用粘着剤組成物に関する。
液晶表示装置を構成する液晶セルは、所定の方向に配向した液晶成分を2枚のガラス基板で挟み、これらのガラス基板の外側に光学用粘着剤組成物から形成された粘着剤層を介して偏光板または偏光板と位相差板との積層体などの光学機能性フィルムを貼着してなるものである。近年、車両搭載用、屋外計器用およびパソコンなどのディスプレイまたはテレビなどの表示装置の軽量化および薄型化により、液晶表示装置が広く使用されるようになり、その需要はますます増加傾向にある。それに伴い液晶表示装置の使用環境も、屋内外を問わず非常に過酷になってきている。
液晶表示装置に使用される偏光板は、ポリビニルアルコール系偏光子の両面をトリアセチルセルロース系保護フィルムで挟んだ3層構造を有しているが、それらの材料の特性から寸法安定性に乏しい。また、偏光板などの光学機能性フィルムは延伸によって成形されているため、経時による伸縮が起こり易い。このため、液晶表示装置においては、光学機能性フィルムの伸縮により生じる内部応力を、粘着剤層が吸収・緩和できないと、光学機能性フィルムに作用する残留応力の分布が不均一となり、特にその周縁部に応力が集中する。その結果、液晶表示装置の周縁部が中央より明るくなったり、または暗くなったりし、液晶表示装置に色むら・白抜け現象が発生する原因になる。
また、液晶表示装置に色むら・白抜け現象が発生する他の要因として、応力によって光学機能性フィルムや粘着剤層に発生する光学的な歪(複屈折の発生など)が考えられる。
上記の問題点を解決するために多くの手段が検討されてきた。例えば、特許文献1では、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするポリマーと架橋剤とからなる粘着剤組成物であって、硬化後のゲル分率が30〜60%のものが開示されている。しかしながら、この技術では、偏光板が、ディスコティック液晶がコートされている偏光板、延伸トリアセチルセルロース系フィルム、延伸ポリシクロオレフィン系フィルム、延伸セルロースアセテートプロピオネートフィルム、またはポリメチルメタクリレートフィルムを基材とする偏光板である場合には、十分に色むらおよび白抜けを抑えることができない。
特許文献2では、特定の分子量を有する(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするポリマーと架橋剤とからなる粘着剤組成物であって、硬化後のゲル分率が45〜95%(実施例では55〜72%)のものが開示されている。しかしながら、この技術では、偏光板が、ディスコティック液晶がコートされている偏光板、延伸トリアセチルセルロース系フィルム、延伸ポリシクロオレフィン系フィルム、延伸セルロースアセテートプロピオネートフィルム、またはポリメチルメタクリレートフィルムを基材とする偏光板である場合には、十分に色むらおよび白抜けを抑えることができない。
特開2003−34781号公報 特開2005−325340号公報
本発明の目的は、液晶表示装置を構成する偏光板に使用する粘着剤組成物であって、帯電防止性に優れるとともに、偏光板の伸縮に起因する液晶表示装置の色むら・白抜け現象の発生を防止でき、リワーク性にも優れた粘着剤層を形成するための光学用粘着剤組成物を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、以下の本発明によって上記目的が達成されることを見いだした。
すなわち、本発明は、カルボキシル基および/または水酸基を含有する単量体単位を0.1〜5質量%含むアクリル共重合体と、帯電防止剤としての50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物を上記共重合体100質量部当たり1〜20質量部と、グリコールエーテルおよび/またはアルコキシエチルアジペートを上記共重合体100質量部当たり1〜40質量部と、架橋剤を含むことを特徴とする光学用粘着剤組成物を提供する。
上記本発明においては、帯電防止剤が、窒素原子に置換基として炭素数8〜16のアルキル基を有し、それ以外のα位からγ位までに置換基の無いピリジニウム系カチオンと、六フッ化リン酸アニオン、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオンまたはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオンとの塩であり、50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物であること;アクリル共重合体が、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル単量体aと、芳香環を有する共重合可能な単量体bと、カルボキシル基および/または水酸基を含有する共重合可能な単量体cとの共重合体であり、単量体a〜cの合計を100質量%としたときに、単量体bが5〜30質量%、単量体cが0.1〜5質量%、および残りが単量体aであり、重量平均分子量が70万以上で、シランカップリング剤を含むことが好ましい。
また、本発明においては、ピリジニウム系カチオンが、1−オクチルピリジニウム、1−ノニルピリジニウム、1−デシルピリジニウムまたは1−ウンデシルピリジニウムであること;グリコールエーテルまたはアルコキシエチルアジペートが、ジメチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジエトキシエチルアジペート、ジプロポキシエチルアジペートまたはジブトキシエチルアジペートであることが好ましい。
前記本発明の粘着剤組成物は、偏光板用として有用であり、特に該偏光板が、ディスコティック液晶がコートされている偏光板、延伸トリアセチルセルロース系フィルム、延伸ポリシクロオレフィン系フィルム、延伸セルロースアセテートプロピオネートフィルム、またはポリメチルメタクリレートフィルムを基材とする偏光板であることが好ましい。
本発明によれば、帯電防止性に優れるとともに、偏光板の伸縮に起因する液晶表示装置の色むら・白抜け現象の発生を防止でき、リワーク性にも優れた粘着剤層を形成するための光学用粘着剤組成物を提供することができる。
次に発明を実施するための形態を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。なお、本明細書および特許請求の範囲における「(メタ)アクリル」という用語は、「アクリル」および「メタクリル」の双方を意味し、また、「(メタ)アクリレート」という用語は、「アクリレート」および「メタクリレート」の双方を意味する。
本発明で使用するアクリル共重合体は、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル単量体aと、芳香環を有する共重合可能な単量体bと、カルボキシル基および/または水酸基を含有する共重合可能な単量体cとの共重合体であり、単量体a〜cの合計を100質量%としたときに、単量体bが5〜30質量%、単量体cが0.1〜5質量%、および残りが単量体aであることが好ましい。
前記(メタ)アクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル単量体aとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、これらは単独でも或いは組み合わせてもよい。
前記単量体bとしては、例えば、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレートなどの芳香族環を有する単量体が挙げられる。これらは単独でも或いは組み合わせてもよい。
前記単量体bの使用割合が5質量%未満であると、液晶表示装置の色むら・白抜け現象の発生を防止できない。一方、前記単量体bの使用割合が30質量%を超えると、液晶表示装置の色むら・白抜け現象の発生を防止することができるが、使用割合が増え過ぎることで、逆に色むら・白抜け現象が悪くなる可能性があるため好ましくない。
前記単量体cとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、カルボキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、これらの単量体cはいずれも粘着剤の分野において公知であり、公知の単量体cはいずれも本発明で使用することができる。
前記単量体cの使用割合が0.1質量%未満であると、共重合体の架橋が不十分となり、耐久性に劣る。一方、前記単量体cの使用割合が5質量%を超えると、耐久性において剥がれが発生し易くなる。
上記単量体a〜cを共重合して得られる共重合体の重量平均分子量(GPC測定、標準ポリスチレン換算)は70万以上、好ましくは100万〜200万であり、より好ましい重量平均分子量は130万〜180万である。重量平均分子量が70万未満であると、粘着剤組成物とし、かつ粘着剤層を形成した場合、その粘着剤層の耐久性が不十分となる。一方、重量平均分子量が、200万を超えると色むら・白抜け現象の発生の抑制が不十分であるので好ましくない。
上記の粘着剤組成物において使用する共重合体は、通常の溶液重合、塊状重合、乳化重合または懸濁重合などにより製造することができるが、上記共重合体が溶液として得られる溶液重合により製造することが好ましい。上記共重合体が溶液として得られることにより、そのまま本発明の粘着剤組成物の製造に使用することができる。この溶液重合に使用する溶剤としては、例えば、酢酸エチル、トルエン、n−ヘキサン、アセトン、メチルエチルケトンなどの有機溶剤を挙げることができる。
また、重合に使用する重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキシド、ラウリルパーオキシドなどの過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスバレロニトリルなどのアゾビス化合物または高分子アゾ重合開始剤などを挙げることができ、これらは単独でもまたは組み合わせても使用することができる。また、上記重合においては、共重合体の分子量を調整するために従来公知の連鎖移動剤を使用することができる。
本発明で使用する帯電防止剤は、特に限定されないが、窒素原子に置換基として炭素数8〜16のアルキル基を有し、それ以外のα位からγ位までに置換基の無いピリジニウム系カチオンと、六フッ化リン酸アニオン、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオンまたはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオンとの塩であり、50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物であることが好ましい。上記イオン性化合物の50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m未満であると、帯電防止性に劣り、粘着剤層の表面抵抗を1.0×1010Ω/□以下にすることができない。
前記ピリジニウム系カチオンとしては、1−オクチルピリジニウム、1−ノニルピリジニウム、1−デシルピリジニウムまたは1−ウンデシルピリジニウムであることが好ましい。
以上の如き帯電防止剤は、本発明の粘着剤組成物に表面抵抗が1.0×1010Ω/□以下の表面抵抗を与えるために使用する。その使用量は、前記共重合体100質量部当たり1〜20質量部の割合で使用することが好ましい。帯電防止剤の使用割合が1質量部未満であると、50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物を使用しても帯電防止性に劣り、粘着剤の表面抵抗を1.0×1010Ω/□以下にすることができない。一方、帯電防止剤の使用割合が20質量部を超えると、帯電防止性には優れるが、粘着性能を劣らせるため好ましくない。
本発明で使用するグリコールエーテルとしては、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールジプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールジプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテルが挙げられる。
グリコールエーテルとしては、さらに、エチレングリコールの縮合体であるジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ペンタエチレングリコールジエチルエーテル、ヘキサエチレングリコールジプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル、テトラプロピレングリコールジメチルエーテル、ヘキサプロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、3−メトキシ−1−ブタノール、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノールなども挙げられる。
特に好ましいグリコールエーテルとしては、ジメチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテルおよびテトラエチレングリコールジメチルエーテルが挙げられる。
本発明で使用するアルコキシエチルアジペートとしては、例えば、ジメトキシエチルアジペート、ジエトキシエチルアジペート、ジプロポキシエチルアジペート、ジブトキシエチルアジペート、ジヘキサオキシエチルアジペート、ジオクタオキシエチルアジペートおよびジデカオキシエチルアジペートが挙げられる。特に好ましい化合物は、ジエトキシエチルアジペート、ジプロポキシエチルアジペートおよびジブトキシエチルアジペートである。
以上のグリコールエーテルおよびアルコキシエチルアジペートは単独もしくは、2種類以上の併用で使用可能である。上記のグリコールエーテルまたはアルコキシエチルアジペートは、本発明の粘着剤組成物において、イオン性化合物の分子運動を容易にして電荷の発生による分子の再配列を起こし易くして、帯電防止性能を向上させる。これらの化合物の使用量は前記共重合体100質量部当たり1〜40質量部が好ましい。上記化合物の使用割合が1質量部未満であると、イオン性化合物のみの帯電防止のみになるため、粘着剤層の表面抵抗を1.0×1010Ω/□以下にすることが難しくなる。一方、上記化合物の使用割合が40質量部を超えると、粘着力が低下するなど、粘着性能に劣るため好ましくない。
本発明の粘着剤組成物は架橋剤を含む。本発明で使用する架橋剤としては、例えば、1分子中にグリシジル基を2個以上有するポリグリシジル化合物、1分子中にイソシアネート基を2個以上有するポリイソシアネート化合物、1分子中にアジリジニル基を2個以上有するポリアジリジン化合物、1分子中にオキサゾリン基を2個以上有するポリオキサゾリン化合物、金属キレート化合物、またはブチル化メラミン化合物などを使用することができる。好ましくはポリグリシジル化合物、ポリイソシアネート化合物、ポリアジリジン化合物および金属キレート化合物などが挙げられ、単独もしくは2種類以上の併用で使用可能である。上記架橋剤の含有量は、前記共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部であることが好ましい。
本発明の架橋形態として、放射線(好ましくは紫外線)架橋も有効であり、その際には光重合開始剤(増感剤も含む)を含み、光重合開始剤としては、従来の放射線(紫外線)による光重合開始剤が使用でき、例えば、アミノケトン系、ヒドロケトン系、アシルフォスフィンオキサイド系、ベンジルジメチルケタール系、ベンゾフェノン系、トリクロロメチル基含有トリアジン誘導体などが挙げられる。
本発明の粘着剤組成物は、さらにシランカップリング剤を含むことが好ましい。これらのシランカップリング剤はいずれも粘着剤の分野において公知であり、公知のシランカップリング剤はいずれも本発明で使用することができる。シランカップリング剤を使用する場合は、その含有量は、前記共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部であることが好ましい。
本発明の粘着剤組成物は、さらに低分子量化合物を含み得る。好ましい低分子量化合物は、芳香族基を2個含有する化合物であり、例えば、安息香酸エステル系としてのジエチレングリコールジベンゾエート、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ベンジルベンゾエート、1,4−シクロヘキサンジメタノールジベンゾエート、t−スチルベン、ジフェニルスルフィド、4−フェニルフェノールなどが挙げられる。なお、「芳香族基」の個数の数え方は、ナフタレン環などの縮合環は1個と数える。上記低分子量化合物を添加する場合の添加量は、上記共重合体100質量部あたり5〜40質量部である。
本発明の粘着剤組成物は、さらに粘着力を調整する目的など、必要な特性に応じて、本発明の効果を損なわない範囲において、種々の添加剤を配合してもよい。例えば、テルペン系、テルペン−フェノール系、クマロンインデン系、スチレン系、ロジン系、キシレン系、フェノール系または石油系などの粘着付与樹脂、酸化防止剤、紫外線吸収剤、充填剤、顔料などを配合することができる。また、本発明の粘着剤組成物の製造方法自体は公知の方法でよく特に限定されないが、有機溶剤を含んだ溶液形態であることが好ましく、この場合、粘着剤層の形成が容易となる。
本発明の粘着剤組成物は、上記の成分を必要により溶剤中で任意の方法で混合することにより製造することができる。
本発明の粘着剤組成物は、偏光板用の粘着剤として適しており、本発明の粘着剤組成物を用いて粘着剤層を形成した偏光板は、高温或いは高温高湿下においてもガラス基板などから剥れることなく、粘着剤層に発泡が生じることのない特性(耐久性)と、長期間時間が経過しても容易に剥離でき、また、剥離後において基板などに残留物が生じない特性(リワーク性)とを併せ持ち、さらに帯電防止性にも優れる。
すなわち、上記偏光板が、ディスコティック液晶がコートされている偏光板である場合には、コートされていない偏光板(一般的には、無処理トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、通常接触角は60〜70°)に比べて、85〜95°と接触角が高く、粘着剤との密着性が劣るため、粘着剤層とパネルガラス表面との間の発泡または偏光板の浮き、剥がれが発生しやすく、かつ白抜けが発生しやすいなどの課題があるが、本発明の粘着剤組成物の使用により上記課題が解決された。
ディスコティック液晶がコートされている偏光板とは、TACフィルム上に、下記に示すような側鎖の末端に架橋基を有しているトリフェニレン系のディスコティック化合物が架橋し、配向状態に保たれたディスコティック層が有する視野角拡大フィルムと偏光フィルムとが一体化してなる偏光板であり、例えば、ポリビニルアルコール系偏光子(PVA)の両面に、それぞれTACフィルムを貼り合わせてなる偏光フィルムの片面に、例えば、ディスコティック液晶からなる視野角拡大機能層を塗布により設けたもの、あるいは視野角拡大フィルムを接着剤で貼り合わせたものなどを挙げることができる。特に、ディスコティック液晶がコートされた偏光板は、モニター(通常7〜26インチ)用に使用され、上記で説明したように視野角を拡大するために使用されている。
Figure 0005322280
また、上記偏光板が、延伸フィルム、例えば、延伸トリアセチルセルロース系フィルム、延伸ポリシクロオレフィン系フィルム、延伸セルロースアセテートプロピオネートフィルム、またはポリメチルメタクリレートフィルムを基材とした偏光板である場合には、一般的な偏光板(無処理TACフィルムを使用したもの)に比べて、フィルムが延伸されているために収縮率が大きく、特に、対角型に色むら・白抜け現象が発生し、それを抑制するのに不十分であるなどの課題がある。上記偏光板は、テレビ(通常15〜60インチ)用に使用され、色相、コントラストを向上させ、位相差をなくすためのものであり、このような課題が本発明の粘着剤組成物の使用により解決された。
本発明の粘着剤組成物は、通常使用されている塗布装置、例えば、ロール塗布装置などを用いて、上記偏光板の片面或いは両面に塗工し、塗工層を乾燥することにより粘着剤層を形成するのに使用する。また、本発明の粘着剤組成物を、まず、シリコーン樹脂などの剥離剤を表面にコートしたポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)などの保護フィルムに粘着剤組成物を塗布して乾燥し粘着剤層を形成した後に、該粘着剤層に上記偏光板を貼り合わせる方法でも使用できる。
本発明の粘着剤組成物の塗布量は、乾燥後の粘着剤層の厚さが、10〜25μmとなる程度であることが好ましい。上記粘着剤層の厚さを上記範囲内とすることにより、より耐久性とリワーク性のバランスがとれた偏光板となる。以上の本発明の粘着剤組成物を用いた偏光板は、通常使用されている手段にて、液晶表示装置のガラス基板上に貼着することができる。
次ぎに実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。なお、文中「部」とあるのは質量基準である。
<共重合体溶液の調製>
[共重合体溶液1〜14]
攪拌機、温度計、還流冷却器および窒素導入管を備えた反応装置に、窒素ガスを導入して、この反応装置内の空気を窒素ガスに置換した。その後、この反応装置中に、ブチルアクリレート90部、フェノキシエチルアクリレート10部、ベンジルアクルレート10部、アクリル酸1部、アゾビスイソブチロニトリル0.1部および酢酸エチル100部を加えた。これを攪拌させながら、窒素ガス気流中において、68℃で8時間反応させ、重量平均分子量150万のアクリル共重合体の溶液を得た。さらに酢酸エチルで希釈して固形分20%の共重合体溶液1を得た。同様にして表1に記載のモノマー組成で共重合体溶液2〜14を得た。
Figure 0005322280
・BA:ブチルアクリレート
・EA:エチルアクリレート
・PHEA:フェノキシエチルアクリレート
・BZA:ベンジルアクリレート
・BZMA:ベンジルメタクリレート
・PHDEA:フェノキシジエチレングリコールアクリレート
・AA:アクリル酸
・HEA:ヒドロキシエチルアクリレート
<粘着剤組成物の製造、偏光板の作製および評価>
[実施例1]
前記共重合体の固形分100部に対して、表2に記載の各成分を配合して実施例および比較例の粘着剤組成物を得た。
Figure 0005322280
・B−1:1−オクチルピリジニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(750)
・B−2:1−オクチルピリジニウム六フッ化リン酸塩(650)
・B−3:1−オクチルピリジニウムビス(フルオロスルホニル)イミド(760)
・B−4:1−ノニルピリジニウムビス(フルオロスルホニル)イミド(460)
・B−5:1−ノニルピリジニウム六フッ化リン酸塩(300)
・B−6:2−メチル−1−ドデシルピリジニウム六フッ化リン酸塩(190)
・B−7:1−オクチルピリジニウムドデシルベンゼンスルホン酸塩(95)
・B−8:ジアリルメチルラウリルアンモニウム六フッ化リン酸塩(86)
(上記B−1〜8において括弧内の数値は、帯電防止剤の50質量%トルエン溶解時の電気伝導度(ms/m)を示す。)
・C−1:ジメチレングリコールジメチルエーテル
・C−2:トリエチレングリコールジメチルエーテル
・C−3:テトラエチレングリコールジメチルエーテル
・D−1:ジエトキシエチルアジペート
・D−2:ジプロポキシエチルアジペート
・D−3:ジブトキシエチルアジペート
・コロネートL:日本ポリウレタン工業(株)製ポリイソシアネート
・テトラッドX:三菱瓦斯化学(株)製ポリグリシジル化合物
・テトラッドC:三菱瓦斯化学(株)製ポリグリシジル化合物
・TAZM:トリメチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート
・アルミキレートA:川研ファインケミカル(株)製アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)
・KBM−803:信越化学工業(株)製、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン
・KBM−802:信越化学工業(株)製、γ−メルカプトプロピルメチルトリメトキシシラン
・X−41−1810:信越化学工業(株)製、メチルメルカプト系アルコキシオリゴマー
・X−41−1805:信越化学工業(株)製、メルカプト系アルコキシオリゴマー
<偏光板の作製および評価>
上記で得られた実施例1の粘着剤組成物をシリコーン樹脂コートされたPETフィルム上に塗布後、90℃で乾燥することによって溶媒を除去し、厚さ25μmの粘着剤層を形成した。この粘着剤層を形成した面に、厚さ180μmの偏光板(EWV)を貼り合わせた後、23℃、50%RHの雰囲気で7日間養生することにより、実施例1の偏光板を作製した。該実施例1と同様にして表3に記載の実施例2〜8および比較例1〜6の偏光板を得た。
この偏光板を後述する試験方法にて、表面抵抗値、耐久性および色むら(白抜け)の評価を行った。実施例の評価結果は全ての項目で良好であった。評価結果を表3に示す。
Figure 0005322280
・EWV:ディスコティック液晶がコートされている偏光板
・延伸TAC:延伸トリアセチルセルロースフィルムを使用した偏光板
・延伸COP:延伸ポリシクロオレフィン系フィルムを使用した偏光板
・PMMA:ポリメチルメタクリレートフィルムを使用した偏光板
<試験方法および評価基準>
[表面抵抗値の測定]
実施例および比較例における偏光板を100mm×100mmの大きさに切断後セパレーターを剥がし、温度23±2℃、湿度50±5%RHの恒温恒湿室にてハイレジスタンスメーターおよび測定電極を用い表面抵抗値を計測する。ハイレジスタンスメーターはYOKOGAWA-HEWLETT・PACKARD社製HIGH RESISTANCE METER 4329A、測定電極はHEWLETT・PACKARD社製RESISTIVITY CELL 16008Aを用いる。
[耐久性試験]
実施例および比較例における偏光板を、それぞれ300mm×400mmに断裁し、PETフィルムを剥離した後、ガラス基板上に貼り付け、オートクレーブ処理を行い、評価用サンプルを作製した。得られた評価用サンプルについて、それぞれ下記項目の試験を行った。
(1)80℃
上記評価用サンプルを、80℃(DRY)の雰囲気下に500時間放置した後、発泡および剥れについて目視により確認した。評価基準は下記の通りである。
(2)60℃・90%RH
上記評価用サンプルを、60℃・90%RHの雰囲気下に500時間放置した後、発泡および剥れについて目視により確認した。評価基準は下記の通りである。
・評価基準
(1)発泡
○:偏光板に発泡が確認されない。
△:偏光板に発泡が僅かに確認された。
×:偏光板に発泡が確認された。
(2)剥れ
○:偏光板に剥れが確認されない。
△:偏光板に剥れが僅かに確認された。
×:偏光板に剥れが確認された。
[白抜け試験]
実施例および比較例における偏光板を用いた80℃耐久試験後の同試料を2枚液晶パネルの上下面にクロスニコルにして貼り合わせ、液晶モニターのバックライトを点灯して、白抜けの状態を目視で観察した。
・評価基準
○:偏光板に白抜けが観察されなかった。
△:偏光板に白抜けが僅かに観察された。
×:偏光板に白抜けが観察された。
本発明によれば、偏光板の伸縮に起因する液晶表示装置の色むら・白抜け現象の発生を防止でき、リワーク性にも優れ、さらに帯電防止性にも優れた粘着剤層を形成するための光学用粘着剤組成物を提供することができる。

Claims (6)

  1. カルボキシル基および/または水酸基を含有する単量体単位を0.1〜5質量%含むアクリル共重合体と、帯電防止剤としての50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物を上記共重合体100質量部当たり1〜20質量部と、グリコールエーテルおよび/またはアルコキシエチルアジペートを上記共重合体100質量部当たり1〜40質量部と、架橋剤を含むことを特徴とする光学用粘着剤組成物。
  2. 帯電防止剤が、窒素原子に置換基として炭素数8〜16のアルキル基を有し、それ以外のα位からγ位までに置換基の無いピリジニウム系カチオンと、六フッ化リン酸アニオン、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオンまたはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオンとの塩であり、50質量%トルエン溶解時の電気伝導度が200ms/m以上のイオン性化合物である請求項1に記載の光学用粘着剤組成物。
  3. アクリル共重合体が、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル単量体aと、芳香環を有する共重合可能な単量体bと、カルボキシル基および/または水酸基を含有する共重合可能な単量体cとの共重合体であり、単量体a〜cの合計を100質量%としたときに、単量体bが5〜30質量%、単量体cが0.1〜5質量%、および残りが単量体aであり、重量平均分子量70万以上で、シランカップリング剤を含む請求項1または2に記載の光学用粘着剤組成物。
  4. ピリジニウム系カチオンが、1−オクチルピリジニウム、1−ノニルピリジニウム、1−デシルピリジニウムまたは1−ウンデシルピリジニウムである請求項2に記載の光学用粘着剤組成物。
  5. グリコールエーテルまたはアルコキシエチルアジペートが、ジメチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジエトキシエチルアジペート、ジプロポキシエチルアジペートまたはジブトキシエチルアジペートである請求項1に記載の光学用粘着剤組成物。
  6. 偏光板用であり、該偏光板が、ディスコティック液晶がコートされている偏光板、延伸トリアセチルセルロース系フィルム、延伸ポリシクロオレフィン系フィルム、延伸セルロースアセテートプロピオネートフィルム、またはポリメチルメタクリレートフィルムを基材とする偏光板である請求項1に記載の光学用粘着剤組成物。
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