JP5310239B2 - 接続端子および伝送線路 - Google Patents

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Description

本発明は、多層基板と多層基板とを接続する接続端子、および多層基板と接続端子から構成される伝送線路に関する。
従来より、光通信用の高速送受信モジュールにおいて、光デバイスと回路基板との接続には、光デバイスと回路基板の位置ズレ精度を補正するため伝送線路で作られたフレキシブル基板を使用している。
しかし、このような光通信用の高速送受信モジュールは、10Gbpsを超える通信速度で十分な高周波特性を実現することが困難である。そこで、10Gbpsを超える通信速度の光通信用の高速送受信モジュールは、セラミックなどで作られた中継基板を中継用の基板としてフレキシブル基板と回路基板間に接続していた。
また、コネクタ素子の接地線と信号線の導体部に互いに対向する面の部分を設け、誘電性材料により覆った高周波伝送用のコネクタ素子の提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−215819号公報
しかしながら、上述のようなセラミック製の中継基板は高価であり、また、中継基板とフレキシブル基板、回路基板との接続には精度が必要で、組立てにも時間を要した。そのため、光通信用の高速送受信モジュールを製造するにあたって、コストアップの要因となっていた。
また、上述の高周波伝送用のコネクタ素子は、伝送線路を構成する信号線とグランド配線について、基板との接続形態が十分に考慮されたものではなかった。そのため、コネクタ素子の高周波伝送特性が良好であったとしても、基板との接続部分において、高速信号の損失が生じる可能性があった。
そこで、本発明は、簡易な構成であって、良好な高速信号特性が得られる接続端子および伝送線路の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、信号端子と、接地端子と、保持媒体とを有する接続端子が提供される。信号端子は、第1の多層基板の信号線と、第2の多層基板の信号線とを接続する。接地端子は、第1の多層基板の接地層と、第2の多層基板の接地層とを接続する。保持媒体は、絶縁性であって、信号端子と接地端子とを間隔を有する対にして複数組を保持する。信号端子と接地端子のうち一の端子は、第1の多層基板と第2の多層基板のうち少なくとも一方の多層基板に対して保持媒体に対向する表面層と接続する対向層接続部を有する。信号端子と接地端子のうち他の端子は、一方の多層基板の端子挿入孔を通じて対向する表面層と異なる層と接続する非対向接続部を有し、保持媒体は、1列に配設された信号端子の列と1列に配設された接地端子の列とを対向させて保持し、列を構成する複数の接地端子の、保持媒体に埋設保持される端子本体部を、保持媒体内で接続する。
また、上記課題を解決するために、第1の多層基板と、第2の多層基板と、接続端子とを有する伝送線路が提供される。第1の多層基板は、信号線と接地層とを異なる層に配設する。第2の多層基板は、信号線と接地層とを異なる層に配設する。接続端子は、信号端子と、接地端子と、保持媒体とを有し、第1の多層基板と第2の多層基板とを接続する。
上記の接続端子および伝送線路によれば、簡易な構成で、良好な高速信号特性を得ることができる。
第1の実施形態の光送受信モジュールを示す図である。 第1の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。 第1の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。 第1の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の信号用リードピンの外観を示す斜視図である。 第1の実施形態のGND用リードピンの外観を示す斜視図である。 第1の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。 第1の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。 第2の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。 第2の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第2の実施形態のマイクロストリップ線路を示す図である。 第3の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。 第3の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。 第3の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。 第4の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。 第4の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。 第5の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。 第5の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。 第5の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第5の実施形態のフレキシブル基板の信号線の配線面である。 第5の実施形態のフレキシブル基板の接地層の配線面である。 第5の実施形態のリジッド基板の信号線の配線面である。 第6の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第7の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。 第7の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。 第7の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第8の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。 第9の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。 コプレーナ線路を示す図である。 マイクロストリップ線路を示す図である。 グランデットコプレーナ線路を示す図である。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態の光送受信モジュールを示す図である。
光送受信モジュール1は、リード端子(接続端子)100と、フレキシブル基板300と、リジッド基板400と、光素子500とを備える。光送受信モジュール1は、光ファイバケーブル510を伝送媒体にして光により伝送される信号の送受信機能を有する。光素子500は、光により伝送される信号と電気的な信号とを相互に変換する機能を有する。光素子500は、フレキシブル基板300を介して入力される電気信号を光信号にして光ファイバケーブル510に送出する。また、光素子500は、光ファイバケーブル510を介して入力される光信号を電気信号にしてフレキシブル基板300に送出する。フレキシブル基板300は、光素子500とリード端子100とを接続する。フレキシブル基板300は、信号線と接地層とを異なる層に配した多層基板であり、たとえば、2層のフレキシブル基板では、一方の面に信号線を、他方の面に接地層を配している。リード端子100は、フレキシブル基板300とリジッド基板400とを接続する。リジッド基板400は、リード端子100と接続し、高速の信号と低速の信号とを相互に変換するIC(Integrated Circuit)490を装着している。IC490は、20GHz以上の高速信号、たとえば40GHzを、10GHz×4、または2.5GHz×16の低速信号に変換する。また、IC490は、20GHz未満の低速信号、たとえば10GHz×4、または、2.5GHz×16を高速信号に変換する。したがって、光信号から電気信号に変換された高速信号は、光素子500からIC490の間を高速の電気信号で伝送される。
次に、リード端子100によるフレキシブル基板300とリジッド基板400との接続状態を説明する。図2は、第1の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。接続状態の理解を容易にするために、フレキシブル基板300とリジッド基板400については、一部のみを図示する。
リード端子100は、信号用リードピン(信号端子)200とGND(接地)用リードピン(図2に図示せず)(接地端子)を対にして備える。なお、実施の形態では、信号用リードピンを2本、GND用リードピンを2本の2対4本を備えるが、1対2本、または3対6本以上であってもよい。信号用リードピン200は、基板との接続部210、220を備える。接続部210は、フレキシブル基板300の挿入孔を通じて、信号パタン310とランド320で接続される。また、接続部220は、リジッド基板400の信号パタン410と接続される。また、GND用リードピンは、図示しない接続部によりフレキシブル基板300のGNDパタン330とリジッド基板400のGNDパタン420とを接続する。
なお、リジッド基板信号パタン幅(信号パタン410の幅)W1は、たとえば、250μm〜300μmである。また、リードピン接続部幅(接続部220の幅)W2は、たとえば、50μm〜100μm程度である。また、たとえば、リジッド基板信号線ギャップ(リジッド基板400の信号パタン410の間隔)W3は、リジッド基板400(比誘電率ε=3程度として)の厚さの2倍程度である。また、フレキシブル基板信号パタン幅(信号パタン310の幅)W4は、たとえば、100μm程度である。また、フレキシブル基板信号線ギャップ(フレキシブル基板300の信号パタン310の間隔)W5は、たとえば、400μm程度である。
このように、信号パタン310、410や接続部210、220は、たかだか数百μmの幅であるため、±50μm程の精度での接続が必要とされる。また、悪い精度で接続すると、高速信号の伝送特性が劣化する。
次に、リード端子100の外観と、リード端子100の内部構成を図3、図4を用いて説明する。図3は、第1の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。図4は、第1の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子100は、2本の信号用リードピン200と、2本の信号用リードピン200とそれぞれ対となる2本のGND用リードピン250、そして2本の信号用リードピン200と対とならない2本のGND用リードピン250を備える。リード端子100は、2本の信号用リードピン200の本体部230と、4本のGND用リードピン250の本体部280とを保持体110に埋設して、信号用リードピン200およびGND用リードピン250を保持している。保持体110は、直方体の外形をしていて、上面(フレキシブル基板300との接触面)から2本の信号用リードピン200の接続部210が突出している。また、4本のGND用リードピン250の接続部260は、保持体110の上面からフレキシブル基板300に向かって接続面を臨ませながら、裏面(図1のIC490側からリード端子100に向かったときに裏面となる面)から突出している。
また、保持体110の下面(リジッド基板400との接触面)から4本のGND用リードピン250の接続部270が突出している。さらに、2本の信号用リードピン200の接続部220は、保持体110の下面からリジッド基板400に向かって接続面を臨ませながら、正面(図1のIC490側からリード端子100に向かったときに正面となる面)から突出している。
また、2本の信号用リードピン200の本体部230は、2本の信号用リードピン200と対となる2本のGND用リードピン250の本体部280と、一定の間隔を有して面部を対向させている。対向する本体部230と本体部280の面部の間には、保持体110が充填されているため、保持体110の比誘電率をパラメータの一つにして、リード端子100に形成されるマイクロストリップ線路のインピーダンスが規定される。なお、保持体110は、たとえば、樹脂により成形され、より具体的には、液晶ポリマーが挙げられる。たとえば、比誘電率3の液晶ポリマーは、マイクロストリップラインのインピーダンスの設計を容易にする。また、液晶ポリマーは、モールド成形可能であるため、リード端子100の製作を容易にする。
なお、2本の信号用リードピン200が形成するリードピンの列と、4本のGND用リードピン250が形成するリードピンの列とは、一定の間隔を有して保持体110に保持される。
なお、一つのリードピンの列を構成する4本のGND用リードピン250の本体部280は、4つの本体部280で1つの接地面(GND面)を形成していると捉えることもできる。したがって、複数の本体部280は、1つの接地面を形成し、1つの信号用リードピン200は、1つの接地面に対して1組の対を形成すると捉えることができる。
次に、信号用リードピン200の形状について詳細に説明する。図5は、第1の実施形態の信号用リードピンの外観を示す斜視図である。
信号用リードピン200は、本体部230と、接続部210と、接続部220とからなる。信号用リードピン200は、たとえば、金属などの導体であり、具体的には、銅、メッキ銅、黄銅などを材質とする。接続部210は、フレキシブル基板側本体幅(フレキシブル基板300側の本体部230の幅)W6で保持体110の上面に臨み、そこからフレキシブル基板側接続部幅(フレキシブル基板300側の接続部210の幅)W7で保持体110の上面から突出する。また、接続部220は、リジッド基板側本体幅(リジッド基板400側の本体部230の幅)W8で保持体110の正面に臨み、そこからリジッド基板側接続部幅(リジッド基板400側の接続部220の幅)W9で保持体110の正面から突出する。本体部230は、途中で直角に屈曲し、接続部210側の長さを折り返し長さW10、接続部220側の長さを折り返し長さW11とし、折り返し長さW10と折り返し長さW11は、異なる値に設定されている。なお、本体部230のうち、折り返し長さW10の長さ分(GND用リードピン対向部)は、対となるGND用リードピン250とともにマイクロストリップ線路を形成する。本体部230のうち、折り返し長さW11の長さ分(リジッド基板対向部)は、リジッド基板400のGNDパタン(GND層)420とともにマイクロストリップ線路を形成する。なお、折り返し長さW10と折り返し長さW11とを、等しく設定するようにしてもよい。
なお、実施の形態では、フレキシブル基板側本体幅W6とリジッド基板側本体幅W8、は、それぞれ等しいが、フレキシブル基板300またはリジッド基板400の信号パタンの間隔、パタン幅に応じて異ならせてもよい。
また、実施の形態では、フレキシブル基板側接続部幅W7とリジッド基板側接続部幅W9は、それぞれ等しいが、フレキシブル基板300またはリジッド基板400の信号パタンの間隔、パタン幅に応じて異ならせてもよい。
次に、GND用リードピン250の形状について詳細に説明する。図6は、第1の実施形態のGND用リードピンの外観を示す斜視図である。
GND用リードピン250は、本体部280と、接続部260と、接続部270とからなる。GND用リードピン250は、たとえば、金属などの導体であり、具体的には、銅、メッキ銅、黄銅などを材質とする。接続部260は、フレキシブル基板側本体幅(フレキシブル基板300側の本体部280の幅)W12で保持体110の上面に臨み、そこから保持体110の上面に沿って直角に屈曲する。そして、接続部260は、フレキシブル基板側接続部幅(フレキシブル基板300側の接続部260の幅)W13で保持体110の裏面から突出する。また、接続部270は、リジッド基板側本体幅(リジッド基板400側の本体部280の幅)W14で保持体110の下面に臨み、そこからリジッド基板側接続部幅(リジッド基板400側の接続部270の幅)W15で保持体110の下面から突出する。
なお、実施の形態では、フレキシブル基板側本体幅W12とリジッド基板側本体幅W14、フレキシブル基板側接続部幅W13とリジッド基板側接続部幅W15は、それぞれ等しいが、フレキシブル基板300またはリジッド基板400の信号パタンの間隔、パタン幅に応じて異ならせてもよい。
次に、フレキシブル基板300とリジッド基板400とを接続するリード端子100が形成する伝送線路について図7、図8を用いて説明する。図7は、第1の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。図8は、第1の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。
フレキシブル基板300は、基材を挟んで上側に信号パタン310、下側にGNDパタン330を備える。信号パタン310とGNDパタン330は、マイクロストリップ構造MS1を形成する。
リジッド基板400は、基材を挟んで上側に信号パタン410、下側にGNDパタン420を備える。信号パタン410とGNDパタン420は、マイクロストリップ構造MS3を形成する。
リード端子100は、保持体110を挟んで一方に信号用リードピン200の本体部230、他方にGND用リードピン250の本体部280を備える。信号用リードピン200の本体部230とGND用リードピン250の本体部280は、マイクロストリップ構造MS2を形成する。
このように、実施の形態の伝送線路は、フレキシブル基板300のマイクロストリップ構造MS1、リード端子100のマイクロストリップ構造MS2、リジッド基板400のマイクロストリップ構造MS3と連続的にマイクロストリップ構造を有する。このような伝送線路は、伝達信号の損失が低減され、50GHzまでの高速信号の損失を−3dB未満とするシミュレーション結果10(図8)を得る。なお、このシミュレーション結果は、3次元の構造まで考慮したシミュレーション方法によってのみ得られるものであり、伝送線路の計算式である(1)式より類推可能なものではない。後述のシミュレーション結果についても同様である。
また、リード端子100とフレキシブル基板300の接続のために、信号用リードピン200は、フレキシブル基板300の貫通孔に挿入されて接続部210がフレキシブル基板300の上面から突出する。そして、信号用リードピン200とフレキシブル基板300は、ハンダ900により固定される。このように、信号用リードピン200は、フレキシブル基板300の貫通孔に挿入されることで、リード端子100とフレキシブル基板300の位置決めをしている。そのため、精度よくリード端子100とフレキシブル基板300を接続することができ、高速信号の伝送特性の劣化を防止する。また、伝送線路の高周波特性は、信号パタン310から突出した信号用リードピン200の先端部分を短くした方がよくなることがある。
なお、信号用リードピン200を2本以上とすることで、リード端子100とフレキシブル基板300の位置決めをより確実にすることができる。
また、リード端子100とフレキシブル基板300の接続のために、GND用リードピン250は、フレキシブル基板300を接続部260に載置するように接続する。そして、GND用リードピン250とフレキシブル基板300は、ハンダ902により固定される。このように、信号用リードピン200とGND用リードピン250は、高さ方向にギャップGP1を有し、フレキシブル基板300の信号パタン310とGNDパタン330の層間の距離より大きく設定される。このようなギャップGP1は、フレキシブル基板300のマイクロストリップ構造MS1とリード端子100のマイクロストリップ構造MS2とが、連続的なマイクロストリップ構造を有する伝送線路の実現に貢献する。
また、リード端子100とリジッド基板400の接続のために、GND用リードピン250は、リジッド基板400のビア430に挿入されて接続部270がリジッド基板400の下面から突出する。そして、GND用リードピン250とリジッド基板400は、ハンダ903により固定される。このように、GND用リードピン250は、リジッド基板400の貫通孔に挿入されることで、リード端子100とリジッド基板400の位置決めをしている。そのため、精度よくリード端子100とリジッド基板400を接続することができ、高速信号の伝送特性の劣化を防止する。
なお、GND用リードピン250を2本以上とすることで、リード端子100とリジッド基板400の位置決めをより確実にすることができる。
また、リード端子100とリジッド基板400の接続のために、信号用リードピン200は、接続部220がリジッド基板400に載置されるように接続する。そして、信号用リードピン200とリジッド基板400は、ハンダ901により固定される。このように、信号用リードピン200とGND用リードピン250は、高さ方向にギャップGP2を有し、リジッド基板400の信号パタン410とGNDパタン420の層間の距離より大きく設定される。このようなギャップGP2は、リジッド基板400のマイクロストリップ構造MS3とリード端子100のマイクロストリップ構造MS2とが、連続的なマイクロストリップ構造を有する伝送線路の実現に貢献する。
次に、第2の実施形態について説明する。リード端子の外観と、リード端子の内部構成を図9、図10を用いて説明する。図9は、第2の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。図10は、第2の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子101は、2本の信号用リードピン200と、2本の信号用リードピン200と対となるGND用リードピン251を備える。GND用リードピン251は、4本のGND用リードピン250(第1の実施形態参照)と同等の接続部を有するが、本体部を一体化している点で異なる。このような本体部281の一枚化(一体化)により、GND用リードピン251は、大きな接地領域を得ている。リード端子101は、2本の信号用リードピン200の本体部230と、GND用リードピン251の本体部281とを保持体111に埋設して、信号用リードピン200およびGND用リードピン251を保持している。保持体111は、直方体の外形をしていて、上面(フレキシブル基板300との接触面)から2本の信号用リードピン200の接続部210が突出している。また、4本のGND用リードピン251の接続部261a、261b、261c、261dは、保持体111の上面からフレキシブル基板300に向かって接続面を臨ませながら、裏面(図1のIC490側からリード端子101に向かったときに裏面となる面)から突出している。
また、保持体111の下面(リジッド基板400との接触面)から4本のGND用リードピン251の接続部271a、271b、271c、271dが突出している。さらに、2本の信号用リードピン200の接続部220は、保持体111の下面からリジッド基板400に向かって接続面を臨ませながら、正面(図1のIC490側からリード端子101に向かったときに正面となる面)から突出している。
また、2本の信号用リードピン200の本体部230は、対となるGND用リードピン251の本体部281と一定の間隔を有して面部を対向させている。対向する面部の間には、保持体111が充填されているため、保持体111の比誘電率をパラメータの一つにして、リード端子101に形成されるマイクロストリップ線路のインピーダンスが規定される。なお、保持体111は、たとえば、樹脂により成形され、より具体的には、液晶ポリマー(たとえば、比誘電率3)が挙げられる。
なお、2本の信号用リードピン200が形成するリードピンの列と、GND用リードピン251の接続部261a、261b、261c、261d(または、接続部271a、271b、271c、271d)が形成するリードピンの列とは、一定の間隔を有して保持体111に保持される。
なお、GND用リードピン251は、本体部281の一枚化により、複数の信号用リードピン200と対となる。
言い換えれば、GND用リードピン251は、本体部281の一枚化により、複数の信号用リードピン200が形成する接地面と対となる。
次に、マイクロストリップ線路のインピーダンスの算出について説明する。図11は、第2の実施形態のマイクロストリップ線路を示す図である。
信号用リードピン200の本体部230とGND用リードピン251の本体部281が保持体111を挟んで形成するマイクロストリップ線路のインピーダンスは、(1)式により求めることができる。なお、図中のリード端子101は、フレキシブル基板300との接続方向からリード端子101を臨んだ様子であり、マイクロストリップラインを形成する領域を模式図にして抜き出している。
Figure 0005310239
(1)式中のパラメータwは、信号用リードピン200の本体部230の幅(信号線幅)である。(1)式中のパラメータhは、信号用リードピン200の本体部230と、信号用リードピン200の本体部230に対向するGND用リードピン251の本体部281との間隔(誘電体厚)である。(1)式中のパラメータtは、信号用リードピン200の本体部230の厚さ(信号線厚)である。(1)式中のパラメータεrは、保持体111の比誘電率である。
なお、実施の形態は、近接した2本の信号用リードピン200に逆相の電圧を与えることにより差動マイクロストリップラインを形成する差動伝送路とすることができる。この場合、信号用リードピン本体間隔W16を基板との接続のための実装上の制約を受けない範囲で近接させることが望ましい。
なお、実施の形態の信号用リードピン200の本体部230の厚さは、たとえば、100μm程度である。
次に、第3の実施形態について説明する。ここでは、基板から突出したリードピンの影響について図12、図13、図14を用いて説明する。図12は、第3の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。図13、図14は、第3の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。
リード端子102は、信号用リードピン202とGND用リードピン250の高さ方向のギャップGP3が、リード端子100(第1の実施形態参照)のギャップGP1より小さく設定されている点で第1の実施形態と異なる。
信号用リードピン202は、リード端子102とフレキシブル基板300の接続のために、フレキシブル基板300の貫通孔に挿入されて接続部212がフレキシブル基板300の上面から突出する。このとき、突出量(リードピン突出高さ)Lhは、リード端子100の場合と比較して抑制されたものとなっている。具体的には、2.0mm以下であることが望ましく、さらに好ましくは、0.7mm程度であるとよい。これにより、リード端子102とフレキシブル基板300の位置決めと、高速信号の伝送特性の劣化防止との両立を図ることができる。
シミュレーション結果11は、突出量Lhを0.7mmとした場合の、信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。このような伝送線路は、50GHzまでの高速信号の損失が低減される。また、シミュレーション結果12は、突出量Lhを2.0mmとした場合の、信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。このような伝送線路は、30GHz前後で高速信号の損失を−9dB程度とするものの、25GHzまでの広い周波数帯で高速信号の損失が低減される。
次に、第4の実施形態について説明する。ここでは、リジッド基板に設けたビアの影響について図15、図16を用いて説明する。図15は、第4の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。図16は、第4の実施形態の信号線の透過特性を示すシミュレーション結果である。
リード端子103は、GND用リードピン253がリジッド基板403に表面実装される点で、リード端子100(第1の実施形態参照)のGND用リードピン250がリジッド基板400にインサートして実装される第1の実施形態と異なる。
GND用リードピン253の接続部273は、保持体113の下面から保持体113の下面に沿って直角に屈曲している。したがって、GND用リードピン253は、接続部263と本体部283で直角に屈曲し、接続部273と本体部283で直角に屈曲したコ字状の形態をしている。このようなGND用リードピン253は、接続部273がリジッド基板403に載置されるように接続され、リード端子103とリジッド基板403を接続する。具体的には、リジッド基板403にクリームハンダ904が塗布され、自動実装機によりリード端子103が載置され、リフローハンダ付けされる。リジッド基板403は、GNDパタン420とGNDパタン423とをビア433で接続することにより、リード端子103が表面実装デバイス(SMD:Surface Mount Device)となることを可能にしている。
このように、リード端子103を表面実装デバイスとすることにより、リード端子103とリジッド基板403の接続の位置決めのために、リジッド基板403にGND用リードピン253を挿入しなくてもよい。そして、GND用リードピン253をリジッド基板403に挿入しなくても、精度よくリード端子103とリジッド基板403を接続することができ、高速信号の伝送特性の劣化を防止する。
このような伝送線路は、伝達信号の損失が低減され、30GHzまでの高速信号の損失を−3dB未満とするシミュレーション結果13(図16)を得る。
次に、第5の実施形態について説明する。ここでは、リジッド基板403にグランデットコプレーナ線路を形成した伝送線路と、リジッド基板403に接続するリード端子について図17、図18、図19を用いて説明する。図17は、第5の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。接続状態の理解を容易にするために、フレキシブル基板304とリジッド基板404については、一部のみを図示する。図18は、第5の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。図19は、第5の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子104は、信号用リードピン200とGND用リードピン250を対にして備えたうえで、信号用リードピン200を挟むようにして信号用リードピン200と同列にGND用リードピン204を備える。信号用リードピン200は、基板との接続部210、220を備える。接続部210は、フレキシブル基板304の挿入孔を通じて、信号パタン310とランド320で接続される。また、接続部220は、リジッド基板404の信号パタン410と接続される。また、GND用リードピン250は、接続部260によりフレキシブル基板304のGNDパタン334とリジッド基板404のGNDパタン420とを接続する。また、GND用リードピン204は、基板との接続部214、224を備える。接続部214は、フレキシブル基板304の挿入孔を通じて、GNDパタン334とランド324で接続される。また、接続部224は、リジッド基板404のGNDパタン414と接続される。
このように、2つの信号パタン410がGNDパタン414に挟まれたうえで、GNDパタン420と異なる層に配設されることでリジッド基板404にグランデットコプレーナ線路を形成している。また、2つの信号用リードピン200がGND用リードピン204に挟まれたうえで、信号用リードピン200と対にして備えられるGND用リードピン250が配設されることでリード端子104にグランデットコプレーナ線路を形成している。
リード端子104は、2本の信号用リードピン200の本体部230と、4本のGND用リードピン250の本体部280と、2本のGND用リードピン204の本体部234を保持体114に埋設して、信号用リードピン200、GND用リードピン250およびGND用リードピン204を保持している。保持体114は、直方体の外形をしていて、上面(フレキシブル基板304との接触面)から2本の信号用リードピン200の接続部210と、2本のGND用リードピン204の接続部214が突出している。また、4本のGND用リードピン250の接続部260は、保持体114の上面からフレキシブル基板304に向かって接続面を臨ませながら、裏面から突出している。
また、保持体114の下面(リジッド基板404との接触面)から4本のGND用リードピン250の接続部270が突出している。さらに、2本の信号用リードピン200の接続部220と、2本のGND用リードピン204の接続部224は、保持体114の下面からリジッド基板404に向かって接続面を臨ませながら、正面から突出している。
また、2本の信号用リードピン200の本体部230は、対となる2本のGND用リードピン250の本体部280と一定の間隔を有して面部を対向させている。対向する面部の間には、保持体114が充填されているため、保持体114の比誘電率をパラメータの一つにして、リード端子104に形成されるグランデットコプレーナ線路のインピーダンスが規定される。なお、保持体114は、たとえば、樹脂により成形され、より具体的には、液晶ポリマー(たとえば、比誘電率3)が挙げられる。
なお、2本の信号用リードピン200と2本のGND用リードピン204が形成するリードピンの列と、4本のGND用リードピン250が形成するリードピンの列とは、一定の間隔を有して保持体114に保持される。
次に、第5の実施形態のフレキシブル基板304について図20、図21を用いて説明する。図20は、第5の実施形態のフレキシブル基板の信号線の配線面である。図21は、第5の実施形態のフレキシブル基板の接地層の配線面である。
フレキシブル基板304の信号パタン310の配線面には、2本の信号用リードピン200の接続部210と、2本のGND用リードピン204の接続部214の挿入孔があり、挿入孔の周囲にそれぞれランド320、ランド324が設けられる。フレキシブル基板304とリード端子104は、2本の信号用リードピン200の接続部210と、2本のGND用リードピン204の接続部214が挿入孔に挿入されることで位置決めされる。ランド320は、信号パタン310と接続している。ランド324は、GND用リードピン204の接続部214とフレキシブル基板304をハンダ付けにより固定するとともに、フレキシブル基板304のGNDパタン334と導通して接続する。
フレキシブル基板304のGNDパタン334の配線面には、2本の信号用リードピン200の挿入部周辺が抜けたベタでGNDパタン334が設けられている。GNDパタン334には、4本のGND用リードピン250の接続部210をハンダ付けするためのフットプリント350が設けられる。
次に、第5の実施形態のリジッド基板404について図22を用いて説明する。図22は、第5の実施形態のリジッド基板の信号線の配線面である。
リジッド基板404の信号パタン410の配線面には、2本の信号用リードピン200の接続部220をハンダ付けするためのフットプリント450が設けられる。また、リジッド基板404のGNDパタン414の配線面には、2本のGND用リードピン204の接続部224をハンダ付けするためのフットプリント454が設けられる。また、リジッド基板404の信号パタン410の配線面には、4本のGND用リードピン250の接続部270の挿入孔と、接続部270をリジッド基板404にハンダ付けするためのランド434が設けられる。ランド434は、図示しないビアによってGNDパタン(GND層)と導通して接続する。
次に、第6の実施形態について説明する。リード端子の内部構成を図23を用いて説明する。図23は、第6の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子105は、2本の信号用リードピン200と、2本の信号用リードピン200と対となるGND用リードピン255を備える。GND用リードピン255は、4本のGND用リードピン250、2本のGND用リードピン204(第5の実施形態参照)と同等の接続部を有するが、本体部を一体化している点で異なる。このような本体部285の一枚化(一体化)により、GND用リードピン255は、大きな接地領域を得ている。リード端子105は、2本の信号用リードピン200の本体部230と、GND用リードピン255の本体部285とを保持体115に埋設して、信号用リードピン200およびGND用リードピン255を保持している。
なお、このようなGND用リードピン255を用いた場合、フレキシブル基板304のランド324は、接続部215とフレキシブル基板304をハンダ付けにより固定するのみで、フレキシブル基板304のGNDパタン334と導通させないこともできる。
次に、第7の実施形態について説明する。ここでは、フレキシブル基板と接続するリード端子について図24、図25、図26を用いて説明する。図24は、第7の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す斜視図である。図25は、第7の実施形態のリード端子の外観を示す斜視図である。図26は、第7の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子106は、信号用リードピン200とGND用リードピン256を対にして備える。信号用リードピン200は、基板との接続部210、220を備える。接続部210は、フレキシブル基板306の挿入孔を通じて、信号パタン310とランド320で接続される。また、接続部220は、リジッド基板406の信号パタン410と接続される。また、GND用リードピン256は、接続部266によりフレキシブル基板306のGNDパタン336とリジッド基板406のGNDパタン420とを接続する。接続部266は、フレキシブル基板306の挿入孔を通じて、GNDパタン336とランド326で接続される。
これにより、リード端子106とフレキシブル基板306の接続は、フレキシブル基板306のGNDパタン336の配線面のハンダ付けによりすることができる。
リード端子106は、2本の信号用リードピン200の本体部230と、GND用リードピン256の本体部286を保持体116に埋設して、信号用リードピン200、GND用リードピン256を保持している。保持体116は、直方体の外形をしていて、上面(フレキシブル基板306との接触面)から2本の信号用リードピン200の接続部210と、GND用リードピン256の2本の接続部266が突出している。
また、保持体116の下面(リジッド基板406との接触面)からGND用リードピン256の2本の接続部276が突出している。さらに、2本の信号用リードピン200の接続部220は、保持体116の下面からリジッド基板406に向かって接続面を臨ませながら、正面から突出している。
また、2本の信号用リードピン200の本体部230は、対となるGND用リードピン256の本体部286と一定の間隔を有して面部を対向させている。対向する面部の間には、保持体116が充填されているため、保持体116の比誘電率をパラメータの一つにして、リード端子106に形成されるマイクロストリップ線路のインピーダンスが規定される。なお、保持体116は、たとえば、樹脂により成形され、より具体的には、液晶ポリマー(たとえば、比誘電率3)が挙げられる。
なお、2本の信号用リードピン200が形成するリードピンの列と、GND用リードピン256の接続部266(または、接続部276)が形成するリードピンの列とは、一定の間隔を有して保持体116に保持される。
次に、第8の実施形態について説明する。リード端子の内部構成を図27を用いて説明する。図27は、第8の実施形態のリード端子の内部構成を示す斜視図である。
リード端子107は、リード端子106(第7の実施形態参照)のGND用リードピン256を別体化した点で異なる。
リード端子107は、信号用リードピン200とGND用リードピン257を対にして備える。2本の信号用リードピン200と、対となるGND用リードピン257とは、本体部230と本体部287とを一定の間隔を有するとともに、面部を正面に見て左右方向にずれて対向している。
これにより、複数のGND用リードピン257を一体化した場合(たとえば、第7の実施形態のGND用リードピン256)に、ピン数に応じて本体部の大きさの異なるGND用リードピンを用意する必要がない。
なお、GND用リードピン257の両端の接続部を結んだ中心軸に対して、本体部287を偏らせて設定してもよい。たとえば、本体部287の中心軸に対して一側を本体部230の正面対向位置まで大きくしてもよい。
次に、第9の実施形態について説明する。屈曲部のない信号用リードピンを備えるリード端子について図28を用いて説明する。図28は、第9の実施形態のリード端子と基板との接続の様子を示す断面模式図である。
リード端子108は、信号用リードピン208がリジッド基板408にインサートして実装される点で、リード端子100(第1の実施形態参照)の信号用リードピン200がリジッド基板400に表面実装される第1の実施形態と異なる。
信号用リードピン208は、接続部218をフレキシブル基板300の挿入孔に通して接続し、接続部228をリジッド基板408のビア438に通して接続する。そのため、信号用リードピン208は、屈曲部を有さない。
接続部228は、リジッド基板408にハンダ905で固定され、信号パタン418と導通して接続する。リジッド基板408は、信号パタン418とGNDパタン420とでマイクロストリップラインが形成される。
これにより、信号用リードピン208は、曲げ加工を必要とせず製作できる。
ここで、あらためて伝送線路について説明する。図29は、コプレーナ線路を示す図である。図30は、マイクロストリップ線路を示す図である。図31は、グランデットコプレーナ線路を示す図である。
コプレーナ線路600は、配線層を一層だけ使用して形成される。一層の配線層には、信号パタン602と、信号パタン602の両側にGNDパタン601、603が設けられる。信号パタン602とGNDパタン601との間には、幅W21のギャップが設けられる。同様にして、信号パタン602とGNDパタン603との間には、幅W21のギャップが設けられる。
このようなコプレーナ線路600は、配線層が一層であるため基板間の接続が容易になるが、幅W21が数十μm以下となり、接続部の位置合わせやハンダ付けが困難である。
マイクロストリップ線路610は、配線層を二層使用して形成される。一層の配線層には、信号パタン611が設けられる。信号パタン611の両側には、コプレーナ線路600のギャップと比較して大きなギャップを設けることができる。そして、もう一層の配線層には、GNDパタン(GND面)612を設ける。
このようなマイクロストリップ線路610は、配線層が二層あるため基板間の接続が面倒になるが、信号パタン611の両側に大きなギャップを設けることができるため、接続部の位置合わせやハンダ付けが容易となる。
グランデットコプレーナ線路620は、配線層を二層使用して形成される。一層の配線層には、信号パタン622と、信号パタン622の両側にGNDパタン621、623が設けられる。信号パタン622とGNDパタン621との間には、幅W23のギャップが設けられる。同様にして、信号パタン622とGNDパタン623との間には、幅W23のギャップが設けられる。信号パタン622の両側には、コプレーナ線路600のギャップと比較して大きなギャップを設けることができる。そして、もう一層の配線層には、GNDパタン(GND面)624を設ける。
このようなグランデットコプレーナ線路620は、配線層が二層あるため基板間の接続が面倒になるが、信号パタン622の両側に大きなギャップを設けることができるため、接続部の位置合わせやハンダ付けが容易となる。
したがって、リード端子が接続する基板は、マイクロストリップ線路またはグランデットコプレーナ線路でリード端子と接続することが好ましい。
なお、実施の形態のリード端子は、それぞれマイクロストリップ線路が形成された2つの基板を接続する場合のほかに、一方の基板がグランデットコプレーナ線路で形成された場合、および両方の基板がグランデットコプレーナ線路で形成された場合にも適用できる。
これにより、リード端子内部、リード端子と基板の接続部、および接続する2つの基板にわたって、マイクロストリップ線路またはグランデットコプレーナ線路を形成することができる。
なお、リード端子がリジッド基板とフレキシブル基板を接続する場合について説明してきたが、リジッド基板とリジッド基板、あるいはフレキシブル基板とフレキシブル基板のように同種の基板の接続の場合にも適用できる。
また、多層基板としてプリント基板であるリジッド基板と、同じくプリント基板であるフレキシブル基板を用いて説明したが、これに限らずその他の基板、たとえば、リジッドフレキシブル基板やフィルム状配線材を用いることができる。
なお、実施の形態の説明では、一列に設けられるリードピンの数を4本程度として説明したが、これに限らず数十本とすることもできる。その場合、伝送線路を構成しない信号やGNDのリードピンが含まれてもかまわない。つまり、一つのリード端子は、伝送線路を構成する端子群(伝送線路を構成する信号用端子と接地端子)と、伝送線路を構成しない端子群(伝送線路を構成しない端子(信号端子、接地端子、空き端子、他))とを備えることもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) 第1の多層基板の信号線と、第2の多層基板の信号線とを接続する信号端子と、
前記第1の多層基板の接地線と、前記第2の多層基板の接地線とを接続する接地端子と、
前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして保持する絶縁性の保持媒体と、
を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板と前記第2の多層基板のうち少なくとも一方の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する対向層接続部を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を通じて前記対向する表面層と異なる層と接続する非対向接続部を有することを特徴とする接続端子。
(付記2) 前記信号端子と前記接地端子との対を複数組有し、
前記保持媒体は、1列に配設された前記信号端子の列と1列に配設された前記接地端子の列とを対向させて保持し、
前記列を構成する複数の前記接地端子の、前記保持媒体に埋設保持される端子本体部を、前記保持媒体内で接続したことを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記3) 前記非対向接続部は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を貫通するとともに、貫通孔から突出する高さが2mm以下であることを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記4) 前記表面層に対向する前記保持媒体の対向面部からの、前記対向層接続部の突出高さと、前記非対向接続部の突出高さとの差が、前記一方の多層基板の前記信号線と、前記一方の多層基板の前記接地線との基板厚さ方向の間隔より大きいことを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記5) 前記信号端子が接続する前記第1の多層基板の前記信号線と同層に配設された前記接地線と、前記信号端子が接続する前記第2の多層基板の前記信号線と同層に配設された前記接地線とを接続する信号線同層接地端子を有し、
前記保持媒体は、複数の前記信号線同層接地端子の間に前記信号端子が配設された列と前記接地端子からなる列とを対向させて保持したことを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記6) 前記対向層接続部の端子幅は、接続する前記多層基板上の配線幅よりも狭いことを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記7) 前記対向層接続部は、前記他の端子のうち、前記保持媒体に埋設保持される前記他の端子の端子本体部から屈曲して、前記表面層に沿っていることを特徴とする付記6記載の接続端子。
(付記8) 前記対向層接続部の前記表面層と接続する接続面と、前記表面層に対向する前記保持媒体の対向面部とが、面一であることを特徴とする付記7記載の接続端子。
(付記9) 第1の多層基板の信号線と、多層のフレキシブル基板の信号線とを接続する信号端子と、
前記第1の多層基板の接地線と、前記フレキシブル基板の接地線とを接続する接地端子と、
前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして保持する絶縁性の保持媒体と、
を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する第1対向層接続部と、
前記フレキシブル基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と異なる層と端子挿入孔を通じて接続する第1非対向接続部と、
を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記フレキシブル基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と端子挿入孔に挿入された状態で接続する第2対向層接続部と、
前記第1の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層以外の層と端子挿入孔を通じて接続する第2非対向接続部と、
を有することを特徴とする接続端子。
(付記10) 前記第1の多層基板と前記第2の多層基板は、前記信号線と前記接地線とでマイクロストリップ線路を構成していることを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記11) 前記一方の多層基板は、フレキシブル基板であることを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記12) 前記保持媒体は、液晶ポリマーで形成されていることを特徴とする付記1記載の接続端子。
(付記13) 信号線と接地線とを異なる層に配設した第1の多層基板と、
信号線と接地線とを異なる層に配設した第2の多層基板と、
前記第1の多層基板と前記第2の多層基板とを接続する接続端子と、
を有し、
前記接続端子は、
前記第1の多層基板の信号線と、前記第2の多層基板の信号線とを接続する信号端子と、
前記第1の多層基板の接地線と前記第2の多層基板の接地線とを接続する接地端子と、
前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして保持する絶縁性の保持媒体と、
を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板と前記第2の多層基板のうち少なくとも一方の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する対向層接続部を有し、
前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を通じて前記対向する表面層以外の層と接続する非対向接続部を有することを特徴とする伝送線路。
(付記14) 前記保持媒体は、液晶ポリマーで形成されていることを特徴とする付記13記載の伝送線路。
(付記15) 前記接続端子は、
前記保持媒体に保持された前記信号端子と前記接地端子が形成する接続端子内の伝送路と、前記第1の多層基板と、前記第2の多層基板とがインピーダンスマッチングする前記信号端子の幅と、前記間隔とが設定されていることを特徴とする付記14記載の伝送線路。
1 光送受信モジュール
100 リード端子
110 保持体
200 信号用リードピン
210 接続部(フレキシブル基板側)
220 接続部(リジッド基板側)
230 本体部(信号用リードピン)
250 GND用リードピン
280 本体部(GND用リードピン)
300 フレキシブル基板
310 信号パタン(フレキシブル基板側)
320 ランド
330 GNDパタン(フレキシブル基板側)
400 リジッド基板
410 信号パタン(リジッド基板側)
420 GNDパタン(リジッド基板側)
490 IC
500 光素子
510 光ファイバケーブル

Claims (8)

  1. 第1の多層基板の信号線と、第2の多層基板の信号線とを接続する信号端子と、
    前記第1の多層基板の接地線と、前記第2の多層基板の接地線とを接続する接地端子と、
    前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして複数組を保持する絶縁性の保持媒体と、
    を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板と前記第2の多層基板のうち少なくとも一方の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する対向層接続部を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を通じて前記対向する表面層と異なる層と接続する非対向接続部を有し、
    前記保持媒体は、1列に配設された前記信号端子の列と1列に配設された前記接地端子の列とを対向させて保持し、
    前記列を構成する複数の前記接地端子の、前記保持媒体に埋設保持される端子本体部を、前記保持媒体内で接続することを特徴とする接続端子。
  2. 前記非対向接続部は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を貫通するとともに、貫通孔から突出する高さが2mm以下であることを特徴とする請求項1記載の接続端子。
  3. 前記表面層に対向する前記保持媒体の対向面部からの、前記対向層接続部の突出高さと、前記非対向接続部の突出高さとの差が、前記一方の多層基板の前記信号線と、前記一方の多層基板の前記接地線との基板厚さ方向の間隔より大きいことを特徴とする請求項1記載の接続端子。
  4. 前記対向層接続部の端子幅は、接続する前記多層基板上の配線幅よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の接続端子。
  5. 前記対向層接続部は、前記他の端子のうち、前記保持媒体に埋設保持される前記他の端子の端子本体部から屈曲して、前記表面層に沿っていることを特徴とする請求項4記載の接続端子。
  6. 前記対向層接続部の前記表面層と接続する接続面と、前記表面層に対向する前記保持媒体の対向面部とが、面一であることを特徴とする請求項5記載の接続端子。
  7. 第1の多層基板の信号線と、多層のフレキシブル基板の信号線とを接続する信号端子と、
    前記第1の多層基板の接地線と、前記フレキシブル基板の接地線とを接続する接地端子と、
    前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして複数組を保持する絶縁性の保持媒体と、
    を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する第1対向層接続部と、
    前記フレキシブル基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と異なる層と端子挿入孔を通じて接続する第1非対向接続部と、
    を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記フレキシブル基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と端子挿入孔に挿入された状態で接続する第2対向層接続部と、
    前記第1の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層以外の層と端子挿入孔を通じて接続する第2非対向接続部と、
    を有し、
    前記保持媒体は、1列に配設された前記信号端子の列と1列に配設された前記接地端子の列とを対向させて保持し、
    前記列を構成する複数の前記接地端子の、前記保持媒体に埋設保持される端子本体部を、前記保持媒体内で接続することを特徴とする接続端子。
  8. 信号線と接地線とを異なる層に配設した第1の多層基板と、
    信号線と接地線とを異なる層に配設した第2の多層基板と、
    前記第1の多層基板と前記第2の多層基板とを接続する接続端子と、
    を有し、
    前記接続端子は、
    前記第1の多層基板の信号線と、前記第2の多層基板の信号線とを接続する信号端子と、
    前記第1の多層基板の接地線と前記第2の多層基板の接地線とを接続する接地端子と、
    前記信号端子と前記接地端子とを、間隔を有する対にして複数組を保持する絶縁性の保持媒体と、
    を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち一の端子は、前記第1の多層基板と前記第2の多層基板のうち少なくとも一方の多層基板に対して前記保持媒体に対向する表面層と接続する対向層接続部を有し、
    前記信号端子と前記接地端子のうち他の端子は、前記一方の多層基板の端子挿入孔を通じて前記対向する表面層以外の層と接続する非対向接続部を有し、
    前記保持媒体は、1列に配設された前記信号端子の列と1列に配設された前記接地端子の列とを対向させて保持し、
    前記列を構成する複数の前記接地端子の、前記保持媒体に埋設保持される端子本体部を、前記保持媒体内で接続することを特徴とする伝送線路。
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