JP2009252918A - 光データリンク - Google Patents

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直樹 西山
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Abstract

【課題】リードピンを有する光素子サブアセンブリ(OSA)とリジッド回路基板とをフレキシブル回路基板(FPC)で接続する光データリンクであって、リードピンの配置の制約を受けずに、インピーダンスマッチングを向上させることを可能とするものを提供する
【解決手段】光データリンクは、発光素子または受光素子を搭載し外部電気接続手段としてリードピンを有するOSA3と、そのOSAとの間で電気信号の授受を行うリジッド回路基板5とが、FPC6を介して電気接続されて成る。光データリンクにおいて、OSA3のリードピンのうち、少なくとも光信号伝送用リードピン3bが、FPC6の信号用電極パッド上に平行に載置されて半田接続され、他のリードピン3bが、FPCのスルーホールに挿入されて半田接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光素子サブアセンブリと回路基板とがフレキシブル回路基板を介して電気接続される光データリンクに関する。
図5は、光通信に用いられる光データリンクの一例であるプラガブル光トランシーバ(以下、光トランシーバという)の一般的な外観を示す図である。図6は、従来の光トランシーバの内部の様子を示す図である。図7は、従来のフレキシブル(プリント)回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit board)の斜視図である。
図5に示す光トランシーバ1は、10Gbpsで光信号を送受信する、いわゆるXFP型のもので、図示しないホスト装置に設けられた金属製のケージに着脱自在に装着されて用いられる。光トランシーバ1は、その一端部に開口2が形成されており、開口2とは反対側の端部からホスト装置に挿入される。開口2は、光コネクタを受納する光レセプタクルを構成する。この開口2に光コネクタを挿入し、光コネクタ中の光ファイバと、光トランシーバ1中の受信用及び送信用の光素子サブアセンブリ3,4(図6参照)の光電変換素子と、を光結合させることで、光トランシーバ1は光送信及び光受信の双方の機能を発揮する。
光トランシーバ1は、光電変換を行うための光素子サブアセンブリ(OSA:Optical Sub-Assembly)として、図6(A)に示すように、電気信号を光信号に変換する送信用OSA(TOSA:Transmitting OSA)3、光信号を電気信号に変換する受信用OSA(ROSA:Receiving Optical Sub-Assembly)4を内部に備える。図示のOSAは、CANパッケージの光モジュールからなる同軸型のものである。さらに、光トランシーバ1は、OSAとの間で電気信号の授受を行うリジッド回路基板5を内蔵している。光トランシーバ1とこれを用いるホスト装置の基板(ホストボード)との間の電気接続は、リジッド回路基板5のOSA側とは反対側の部分に設けられたエッジコネクタ5aによって行われる。
このような光トランシーバ1においては、従来、TOSA3とリジッド回路基板5との電気接続手段や、ROSA4とリジッド回路基板5との電気接続手段として、FPC100を用いていた。図6(B)及び図7に示すような従来のFPC100のOSA3(4)と接する部分(OSA底面3a(4a)と平行な面101)には、FR−4グレードの一般的なガラスエポキシ基板が補強のために張り合わせられている。また、このFPC100とリジッド回路基板5との接続においては、FPC100におけるリジッド回路基板5に沿った部分102とOSA底面3a(4a)に平行な面101との間の折り曲げ部103の導体にダメージが加わらないようにある程度の曲げ半径をもって且つ寸法のバラツキを吸収する撓みを有するように、接続をするのが一般的である。
また、FPC100には、一端部に電極パッド(図示せず)が形成され他端部にスルーホール104が形成され、さらに、電極パッドとスルーホール104を電気接続するように配線パターンが形成されている。OSA3(4)の外部電気接続手段としてのリードピン3b(4b)を、FPC100のスルーホール104に挿入して半田付けし、リジッド回路基板5の電極パッドとFPC100の電極パッドとを半田付けすることにより、OSA3(4)とリジッド回路基板5とを電気接続することができるようになっている。
光通信用の光データリンクにおいて、OSAとリジッド回路基板との電気接続手段として、上述のようにFPCを用いる事例は多く、OSAとリジッド回路基板の位置ズレの吸収や、OSAとリジッド回路基板との接続部のインピーダンスマッチング、クロストークノイズ対策、短い距離での高周波信号接続等のために、光データリンクにおけるFPCに関して様々な工夫が報告されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2007−43496号公報 特開2003−249711号公報 特開2004−71890号公報
特許文献1に開示の光データリンクでは、図6及び図7に示すものと同様に、一方がリジッド回路基板に接続されるFPCの他方の部分を、CANパッケージを有する同軸型のOSAの(ステムの)底面と平行になるように折り曲げて、さらに、当該他方の部分に設けられたスルーホールに、OSAの底面から突き出したリードピンを挿通して半田付けしている。このとき、FPCに設ける配線(パターン)のうち高周波信号ラインとなるものをマイクロストリップ線路としたりコプレーナ線路したりすることによって、インピーダンス整合を行うようにし、高速光伝送を図っている。しかし、このように、OSAとリジッド回路基板との接続に、FPCのスルーホール及びOSAのリードピンを用いる形態では、インピーダンスを整合して高速光伝送を達成することは難しい。
また、特許文献2に開示の光データリンクでは、OSAは、外部へ電気接続するための手段(外部電気接続手段)として、一般的な導体線材によるリードピンを備えるのではなく、平面上に電極パッド(入出力端子)を形成したセラミック基板を備えており、セラミック基板とリジット回路基板との間をFPCで接続している。この形態は、OSAが有するリードピン等を用いて接続する形態に比べ、インピーダンスマッチング(整合)を容易に行うことができる。しかし、リードピンを有するCAN型の一般的なOSAは安価であるのに対し、セラミック基板を有するCAN型のものは、特注となり、かつ加工方法も一般的ではないため高価である。すなわち、特許文献2に開示の光データリンクは、コスト面で改善の余地がある。
さらに、特許文献3は、OSAの底面から導出されたリードピンを一旦、小型の基板と接続して、その小型の基板と回路基板との接続手段としてFPCを用いる構造を開示している。この構造を有する光データリンクでも、インピーダンスマッチング(整合)を容易に行うことができる。しかし、特許文献3に開示の技術は、OSAにおけるリードピン配置に制約を受けるものであり、特に、リードピンが図6(A)に示すように同心状に配される形態には適用できない場合がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、リードピンを有するOSAとリジッド回路基板とをFPCで接続する光データリンクであって、リードピンの配置の制約を受けずに、インピーダンスマッチングを向上させることを可能とするものを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光データリンクは、発光素子または受光素子を搭載し外部電気接続手段としてリードピンを有する光素子サブアセンブリと、その光素子サブアセンブリとの間で電気信号の授受を行うリジッド回路基板とが、フレキシブル回路基板を介して電気接続されて成るものであって、光素子サブアセンブリのリードピンのうち少なくとも信号伝送用のリードピンは、フレキシブル回路基板の信号用電極パッド上に平行に載置されて半田接続され、他のリードピンは、フレキシブル回路基板のスルーホールに挿入されて半田接続されていることを特徴とする。
なお、フレキシブル回路基板には、信号用電極パッドが形成された第1の接続部と、スルーホールが形成された第2の接続部と、リジッド回路基板と接続する回路基板接続部と、第1の接続部と第2の接続部とを隔てる切り欠きが設けられ、この切り欠きにより、フレキシブル回路基板において、第2の接続部を回路基板接続部に対して折り曲げたときに、回路基板接続部から延伸する舌片状の第1の接続部が形成されることが好ましい。また、フレキシブル回路基板の切り欠きの端部が、円弧状に形成されているとよい。なお、フレキシブル回路基板において、信号用電極バッドと結線される配線パターンが、その配線パターンが形成されている側とは反対側の面に形成されるベタグラウンドの配線パターンとの間でマイクロストリップラインを形成していることも好ましい。
本発明によれば、外部電気接続手段としてリードピンを有する光素子サブアセンブリを用いた光データリンクにおいて、リードピンのうち信号伝送用のリードピンをフレキシブル回路基板の信号用電極パッドと電気接続するようにし、他のリードピンについてはスルーホールと電機接続するようにしたため、リードピンの配置の制約を受けずに、インピーダンスマッチングを向上させることができる。
本発明の光データリンク(光トランシーバ)は、光素子アセンブリ(OSA)−リジッド回路基板間を接続するフレキシブル回路基板(FPC)の構造と、当該FPCのOSA等への接続方法に特徴があるものである。したがって、以下では、その特徴部分について、図1及び図2を用いて前述の図5及び図6を参照して説明し、その他の構成については、例えば、前述の図5及び図6と同様であるので説明を省略する。また、以下の説明の多くは、TOSAとリジッド回路基板とを接続するFPCに関するものであるが、ROSAとリジット回路基板とを接続するものについては、これと同様であるので、その説明を省略する。
図1は、本発明の光トランシーバに折り曲げて用いられるFPCを示す図であり、図1(A)は、折り曲げ前の様子を示す平面図であり、図1(B)は、リジッド回路基板側から見た、折り曲げ後の様子を示す図である。図2は、図1のFPCが光トランシーバに取り付けられたときの当該光トランシーバ内部の様子を示す側面図であり、図2(A)はFPC付近の様子を部分に拡大して示しており、図2(B)は、図2(A)に示したものを一部を破断して示している。
本発明の光データリンクに用いられるFPCは、リードピンを有するCAN型のOSAとリジッド回路基板を電気接続(導電接続)するものであって、例えば、一の基材の両面に銅パターンが形成されて成っている。そして、図1に示すように、本発明の「第2の接続部」に相当する非信号用接続部6aと、本発明の「第1の接続部」に相当する信号用接続部6bと、回路基板接続部6cとを有する。
非信号用接続部6aは、TOSA3のリードピン3bのうち高周波信号を伝送する出力ピン以外のものが接続される部分で、接続用にスルーホール6dが形成されている。
信号用接続部6bは、TOSA3のリードピン3bのうち高周波信号を伝送する出力ピンが接続される部分で、接続用に信号用電極パッド6eが形成されている。
回路基板接続部6cは、リジッド回路基板5と接続される部分で、接続用に電極パッド6fが形成されている。回路基板接続部6cにおいては、図1(A)で見えている上側の面のみならず、下側の面にも同様な電極パッドを形成し、上下の電極パッドをスルーホールにより接続してもよい。
また、FPC6の上側の面には、非信号用接続部6aのスルーホール6d(電源用やDC信号用リードピンのためのもの)とリジッド回路基板5(すなわち、回路基板接続部6cの電極パッド6f)とを結線する配線パターン6gが形成されている。また、FPC6の上側の面には、信号用接続部6bの信号用電極パッド6eと回路基板接続部6cの電極パッド6fとを結線する略直線状の配線パターン6hも形成されている。なお、図では見えないが、FPC6の下側の面には、リジッド回路基板5と結線する配線パターンとして、グラウンド電位となるベタ電極パターンが形成されている。このような構造により、FPC6において、上記配線パターンのうち、少なくとも、信号用接続部6bの信号用電極パッド6eから回路基板接続部6cの電極パッド6fに至る配線パターン6h(伝送線路)が、所定の特性インピーダンスとなるようなマイクロストリップラインを構成している。
また、FPC6には、非信号用接続部6aと信号用接続部6bとの間に、両部分を隔てるようにコの字型の切り欠き(スリット)6iが設けられている。FPC6は、折り曲げて用いられるが、このスリット6iにより、このコの字の開放側の端部を含む部分から、非信号用接続部6aを信号用接続部6b及び回路基板接続部6cに対して折り曲げたときに、図1(B)に示すように、ロの字型の開口部6jが形成されるとともに、図2に示すように、回路基板接続部から延伸する延伸部を構成する舌片状の信号用接続部6bが形成される。
上述のFPCが光トランシーバに取り付けられたときの当該光トランシーバ内部の様子を次に説明する。
図2に示すように、FPC6の回路基板接続部6cは、従来のものと同様にして、半田付けなどの任意の方法によって、高周波信号用か否かを特に問わず、その電極パッド6fがリジッド回路基板5の電極パッドと電気的に接続されている。
また、非信号用接続部6aは、回路基板接続部6cに対して許容曲率半径以内で曲げられることによって、スルーホール6d(図1(A)参照)が形成された部分がTOSA3の底面3aと平行になっており、スルーホール6dが、挿通されたTOSA3のリードピン(出力ピン3bでないピン3b)と、半田7により電気接続されている。
また、FPC6の信号用接続部6bは、回路基板接続部6cに対して曲げられておらず、回路基板接続部6cに沿うリジッド回路基板5から平行に延伸されたようになっており、信号用電極パッド6eから直線状の配線パターン6hを介した電極パッド6fへの配線が、リジッド回路基板5に沿うようになっている。この回路基板接続部6cの信号用電極パッド6eは、高周波信号用のリードピン(光信号伝送用リードピン)3bの導出方向に延在するようになっており、当該電極パッド6eには、開口部6j(図1(B)参照)を通された高周波信号用のリードピン3bが、当該接続部6cに沿うように載置されて、半田7により電気接続される。
このように、FPC6を用いた光トランシーバ1においては、高周波信号用のリードピン3bとの接続にスルーホールを用いておらず、さらに、FPCの高周波信号用の配線をマイクロストリップラインとしているため、インピーダンスの整合を容易に行うことができる。また、本発明の光トランシーバは、図6(A)のように、OSAのリードピンが同心状に配されていた形態にも適用できる。さらに、光トランシーバ1の構造は、高周波信号を伝送する経路(リードピン3bからリジッド回路基板5の電極パッドまでの経路)をリジッド回路基板5に平行な面上で略直線状に走らせること、すなわち、上記経路を最短にすることが可能となる構造である。すなわち、光トランシーバ1の雑音特性を向上させることが可能となる構造である。
続いて、上述のFPC6の作製方法の一例について述べる。以下の作製方法では、一度に複数のFPC6を一つの基板(ベース)から作製する
FPC6を作製するベースには、例えば、ポリイミドの基材の両面に銅箔が張り合わされたものを使用する。まず、一方の面の銅箔がベタグラウンド、電源パッド等のパターンとなるように、そして、他方の面の銅箔が高周波信号ライン、電源ライン、GNDパッド等のパターンとなるように、上記ベースへレジストでパターニングする。その後、銅箔の不要部分をエッチングすることにより、所望のパターンを形成する。
続いて、パターン形成後のベースに、リードピンを通すスルーホールのための孔あけ加工を行い、その後に、ニッケルと銅を用いてスルーホールメッキを行う。スルーホールメッキ後、ポリイミド製のカバーレイ若しくはレジストを用いて、表面の絶縁、保護を行う。
スリット6iの形成は、コの字型のカット冶具を用い、打ち抜きプレスにて行う。なお、ベタグラウンドのコの字型にカットされる部分は、銅箔のエッチング時に抜いておくことが好ましい。
最後に、以上のような加工等が施されたベースを、打ち抜き型などを用いて外形を打ち抜くことで、個片のFPC6となる。
上述の方法等により作製されるFPCを用いた光データリンク(光トランシーバ)を作製する際は、例えば、まず、TOSAとFPCとを半田接続し、FPCとリジッド回路基板とを半田接続することで、TOSAとリジッド回路基板とを接続し、ROSAについても同様にしてリジッド回路基板と接続する。そして、TOSA、ROSA、リジッド回路基板を一体化させた状態でパッケージ筐体に組み込むことで、図5に示すようなXFP型光トランシーバが完成する。
上述のように、本発明により、光トランシーバにおいて、一般的なCAN型のOSAを用いる形態であっても、追加の部材を使うことなく、インピーダンスマッチングを向上させることができ、しかも、高周波信号に関して、短い配線距離で、OSAと回路基板を接続することを可能とした。光トランシーバにおいて、コの字型の切り欠き6iにより開口部6j及び延伸部(信号用接続部6b)を形成したFPC6による効果は、特に送信器側で大きいことが期待される。そのため、本発明の光トランシーバと従来のFPCを用いた光トランシーバとを実際の送信器波形で比較した。
評価は、同じTOSA、リジッド回路基板を用い、常温において、31段の10Gbps疑似ランダム信号を入れて行った。図3(A)は、図1等に示したFPCを用いた本発明の光トランシーバの送信器波形を示し、図3(B)は、従来の光トランシーバの送信器波形を示している。図の結果からも明らかなとおり、インピーダンスマッチングが取りやすいようにし、FPCを短くしたことの効果が本発明の光トランシーバの波形には現れており、本発明の光トランシーバでは、従来のものに比べて、送信器波形のジッタが小さく、光伝送特性が良好になっている。
なお、本発明は、発明の主旨を変えない範囲で、様々に変更することが可能であり、例えば、FPCの形状を図4のようにしてもよい。図4は、本発明に係るFPCの他の例の示す平面図である。図4のスリット6’の、図1のFPC6と同様の構成部分については、同じ符号を付すことによりその説明を省略する。FPCのスリットの形状は、コの字型に限定されるものではなく、開口部と延伸部(リジッド回路基板と平行な高周波接続部)を設けることができればよい。これらを設けることにより、非信号用のリードピンに関してはFPCのスルーホールを用いる接続方法で、高周波の信号用のものに関してはFPCの導体パターンに沿って接続する接続方法で、追加の部材を用いることなく、リードピンの接続を実現できるところに、本発明の本質がある。
図4のFPC6’は、図1等のFPC6と同様に、使用状態において開口部6j(図2参照)及び上記延伸部が形成されるようにスリット6i’が設けられているが、その形状が、図1のFPC6のものと異なる。すなわち、FPC6’のスリット6i’のコの字の開放側の端部6k’が丸く(すなわち、曲面となるように)加工されている。スリットをこのような形状とすることにより、スリットが端部から裂けること等を回避したり、折り曲げによる応力を分散させたりでき、また、折り曲げを行い易くなる。
なお、このFPC6’を作製する場合は、方法の例としては、上記端部6K’に相当する部分を予めドリル等で丸く孔空け加工を行った後、コの字型のカット冶具を用いて打ち抜き、プレス加工する方法や、コの字型のカット冶具を用いた打ち抜きプレス後に、ドリル等で丸く加工する方法がある。
本発明の光データリンクの一例である光トランシーバに折り曲げて用いられるFPCの一例を示す図である。 図1のFPCが光トランシーバに取り付けられたときの当該光トランシーバ内部の様子を示す部分拡大側面図である。 本発明の光トランシーバにおける送信器波形を説明する図である。 本発明の光トランシーバに用いられるFPCの他の例を示す図である。 光トランシーバの一般的な外観を示す図である。 従来の光トランシーバの内部の様子を示す図である。 従来のFPCの斜視図である。
符号の説明
1…光トランシーバ、2…開口、3…OSA、3…TOSA、3…光素子サブアセンブリ、3a…OSA底面、3b…リードピン、4…ROSA、5…リジッド回路基板、5a…エッジコネクタ、6…FPC、6a…非信号用接続部、6b…信号用接続部、6c…回路基板接続部、6d…スルーホール、6e…信号用電極パッド,6f…電極パッド、6g,6h…配線パターン、6h…配線パターン、6i…スリット、6j…開口部、7…半田。

Claims (4)

  1. 発光素子または受光素子を搭載し外部電気接続手段としてリードピンを有する光素子サブアセンブリと、該光素子サブアセンブリとの間で電気信号の授受を行うリジッド回路基板とが、フレキシブル回路基板を介して電気接続されて成る光データリンクであって、
    前記光素子サブアセンブリの前記リードピンのうち少なくとも信号伝送用のリードピンは、前記フレキシブル回路基板の信号用電極パッド上に平行に載置されて半田接続され、他のリードピンは、前記フレキシブル回路基板のスルーホールに挿入されて半田接続されていることを特徴とする光データリンク。
  2. 前記フレキシブル回路基板には、前記信号用電極パッドが形成された第1の接続部と、前記スルーホールが形成された第2の接続部と、前記リジッド回路基板と接続する回路基板接続部が設けられ、さらに、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを隔てる切り欠きが設けられ、
    該切り欠きにより、前記フレキシブル回路基板において、前記第2の接続部を前記回路基板接続部に対して折り曲げたときに、前記回路基板接続部から延伸する舌片状の前記第1の接続部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の光データリンク。
  3. 前記フレキシブル回路基板の切り欠きの端部は、円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光データリンク。
  4. 前記フレキシブル回路基板において、前記信号用電極バッドと結線される配線パターンが、該配線パターンが形成されている側とは反対側の面に形成されるベタグラウンドの配線パターンとの間でマイクロストリップラインを形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光データリンク。
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