JP5093121B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光素子を基板にフリップチップ実装し、基板に光素子からの光を通過させるための導光孔を形成した光モジュールに関するものである。
VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)などの光素子を基板に実装する方法として、従来、ワイヤボンディングが用いられている。
ワイヤボンディングでは、図6に示すように、光素子61と基板62の配線パターン63(あるいは他の素子)とをワイヤ64を介して電気的に接続している。
しかし、このワイヤボンディングでは、ワイヤ64がある程度の長さを有するため、ワイヤ64に起因するインダクタンス成分が発生してしまい、特性インピーダンスの調整が困難となり、その結果、高周波特性が劣化してしまう問題がある。
そこで、光素子と基板とをAuバンプ、半田バンプなどのバンプを介して電気的に接続するフリップチップ実装が注目されている。フリップチップ実装では、実装面積を小さくでき、また、インピーダンス整合などの電気特性に優れるという特徴がある。
VCSELなどの面発光素子(あるいは面受光素子)では、一般に、発光部(あるいは受光部)と電極は同じ面に形成されている。したがって、例えば、VCSELをフリップチップ実装する場合、VCSELはバンプ(電極)が形成された面から光を出射するため、VCSELが出射した光は基板の方へ向かうことになる。
光素子が出射する光(あるいは受光する光)が基板によって遮られないようにする方法として、基板に透明基板を用いる方法がある。しかし、透明基板として一般的に用いられるガラス基板や透明樹脂からなる基板は、熱伝導性が悪いという問題がある。そのため、光素子の冷却が不十分となり、誤動作の原因となるおそれがある。
そこで、ガラス基板や透明樹脂からなる基板と比較して熱伝導性のよいセラミック基板を用い、セラミック基板に光が通過するための導光孔を形成した光モジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−134492号公報 特開2006−23777号公報
しかしながら、上述のセラミック基板を用いた光モジュールでは、以下のような問題がある。
図7に示すように、光素子72から出射された光が導光孔73を通過する際に、光の発散角度により、光がセラミック基板74に遮られてしまう問題がある。
この問題を解決するために、セラミック基板74を薄くすることが考えられるが、強度の点からある程度以上には薄くできない。
また、図7の光モジュール71では、セラミック基板74の光素子72を実装した面と反対の面側にレンズを配置するが、光素子72とレンズ間の距離は、光結合の点から、近いことが好ましい。
特に、光素子72として、複数の光素子をアレイ状に配置したアレイ光素子を用いる場合は、各々の光素子に対応したレンズのサイズが小さくなってしまうため、光素子72とレンズ間の距離が短いことが要求される。
図8は、アレイ状のVCSELの一例を示す平面図である。図8に示すように、VCSEL81では、1列に配列された発光部82と、各発光部82に対応した電極(カソード電極83、アノード電極84、ダミーパッド85,85)とを備えており、各発光部82の間隔(ピッチ)は、例えば、約250μmである。よって、図8のVCSEL81を光素子72として用いる場合、各発光部82に対応するレンズは、その径が最大で250μmとなる。したがって、発光部82から出射する光を全て光結合させるためには、光素子72とレンズ間の距離が短いことが要求される。
しかしながら、上述のようにセラミック基板74を薄くすることは強度の点から困難であるため、光素子72とレンズ間の距離を短くすることができない問題がある。
導光孔73の径を途中から大きくし、レンズの一部を導光孔73に入れて、レンズと光素子72間の距離を短くする構成が考えられるが、セラミック基板74の導光孔73は、キリやドリルなどで切削加工して形成するため、途中で径が変わる断面視で略凸字状やV字状の孔を形成することは容易ではない。また、導光孔73を形成するための工程が増えることとなり、手間がかかるという問題もある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、光素子とレンズ間の距離を短くでき、かつ、容易に製造可能な光モジュールを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、光素子と、
該光素子をフリップチップ実装し、前記光素子からの光を通過させるための導光孔を形成した積層セラミック基板とを備え、
前記積層セラミック基板を、2層以上のセラミック基板で形成し、それらセラミック基板に、前記導光孔となる径の異なる貫通孔を形成し、該貫通孔の径が、一方の面に前記光素子をフリップチップ実装する第1層目のセラミック基板で最も小さく、前記光素子から離れるにしたがって大きくなるよう、前記セラミック基板を前記第1層目のセラミック基板の他方の面側に積層して形成した光モジュールである。
前記積層セラミック基板の前記光素子を実装した面と反対の面側に、前記光素子と光学的に結合するレンズ素子を配置し、該レンズ素子の一部または全体を前記導光孔内に配置するとよい。
前記レンズ素子がブロック状のレンズブロックであり、該レンズブロックを前記導光孔に嵌合させて、前記レンズブロックの一部または全体を前記導光孔内に配置してもよい。
前記レンズ素子がブロック状のレンズブロックであり、該レンズブロックを前記導光孔に挿入すると共に、前記レンズブロックと前記積層セラミック基板との間に接着剤を充填し、前記レンズブロックの位置決めを行った後に前記接着剤を硬化させて、前記レンズブロックの一部または全体を前記導光孔内に配置してもよい。
前記積層セラミック基板の前記レンズ素子を配置する側の面に、前記レンズ素子を位置決めするための嵌合孔を形成すると共に、前記レンズ素子に位置決め用ピンを形成し、該位置決め用ピンを前記嵌合孔に嵌合させることで、前記レンズ素子を位置決めしてもよい。
前記第1層目のセラミック基板の前記光素子を実装した面と反対の面に、グランド電極を形成するとよい。
本発明によれば、光素子とレンズ間の距離を短くでき、かつ、容易に製造可能な光モジュールを提供できる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略断面図であり、図1(b)はその要部拡大図である。 レンズ素子を導光孔内に配置することを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略断面図である。 従来のワイヤボンディングを用いた光モジュールの概略断面図である。 従来のセラミック基板を用いた光モジュールの概略断面図である。 アレイ状のVCSELの平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
本発明の光モジュールは、例えば、光トランシーバとして用いられるものである。
図1(a)は、本実施形態に係る光モジュールの概略断面図であり、図1(b)はその要部拡大図である。
図1(a)、(b)に示すように、光モジュール1は、光素子2を積層セラミック基板3にフリップチップ実装し、積層セラミック基板3に光素子2からの光Lを通過させるための導光孔4を形成したものである。
光素子2は、複数の光素子をアレイ状に配置したアレイ光素子である。本実施形態では、光素子2として、アレイ状のVCSELを用いる場合を説明する。光素子2をアレイ状とするのは、伝送容量を増大させるためである。光素子2はこれに限定されず、アレイ状でない光素子を用いてもよいし、また、VCSEL以外の他の発光素子でもよく、フォトダイオードなどの受光素子であってもよい。
光素子2は、積層セラミック基板3の先端部(図示右側)にフリップチップ実装され、光素子2からの光Lが通過する位置の積層セラミック基板3には、導光孔4が形成される。
光素子2の後端部側(図示左側)の積層セラミック基板3には、光素子2を駆動するためのIC5がフリップチップ実装され、光素子2とIC5とは、積層セラミック基板3に形成された配線パターン(電極および導体パターン)6を介して電気的に接続される。
積層セラミック基板3の光素子2を実装した面と反対の面側には、光素子2と光学的に結合するレンズ素子としてのレンズブロック7が配置され、そのレンズブロック7と対向するように光ファイバ8が配置される。これにより、光素子2と光ファイバ8とは、レンズブロック7を介して光結合される。本実施形態では、レンズブロック7として、光素子2からの光を90度方向変換して光ファイバ8と光結合させるものを用いたが、これに限定されない。
積層セラミック基板3の後端部には、PCB(Printed-Circuit Board)9が接続される。積層セラミック基板3の配線パターン6とPCB9の配線パターンとは、ワイヤ10を介して電気的に接続される。積層セラミック基板3とPCB9の接続はこれに限定されず、例えば、FPC(フレキシブルプリント基板)を用いて接続するようにしてもよい。
PCB9の後端部には、外部電気機器11に接続されるコネクタ12が設けられる。また、光素子2、IC5、積層セラミック基板3、PCB9等を保護するため、これらを覆うようにケース13が設けられる。レンズブロック7および光ファイバ8は、ケース13や図示しない支持部材により支持される。
さて、本実施形態に係る光モジュール1では、積層セラミック基板3として、2層のセラミック基板3a,3bからなる多層基板を用いる。本実施形態では、積層セラミック基板3として、2層のセラミック基板3a,3bからなるものを用いる場合を説明するが、これに限定されず、積層セラミック基板3として、3層、4層など3層以上のセラミック基板からなるものを用いてもよい。
積層セラミック基板3は、セラミック基板3a,3bに、導光孔4となる径の異なる貫通孔4a,4bを形成すると共に、貫通孔4a,4bの径が、光素子2を実装する第1層目のセラミック基板3aで最も小さく、光素子2から離れるにしたがって徐々に大きくなるよう、セラミック基板3a,3bを積層して形成される。すなわち、光素子2を実装する第1層目のセラミック基板3aに形成された貫通孔4aの径よりも、第2層目のセラミック基板3bに形成された貫通孔4bの径が大きく形成される。
第1層目のセラミック基板3aに形成される貫通孔4aの径は、例えば、100μm程度である。第2層目のセラミック基板3bに形成される貫通孔4bの径は、レンズブロック7の一部が挿入できる程度の大きさであるとよく、光素子2をフリップチップ実装できない大きさであっても問題ない。
第1層目のセラミック基板3aの裏面(光素子2を実装した面と反対の面)には、光素子2とIC5間のインピーダンスを調整するためのグランド電極14が形成される。また、セラミック基板3a,3bには、スルーホール15が適宜設けられる。
ここで、積層セラミック基板3の製造方法を簡単に説明する。
一般的に、積層基板を形成する際は、シート状の部材にスルーホールを打ち抜いて、導体ペーストにてスルーホールを埋めた後、電極や導体パターンの形成を行って薄型基板を形成し、これを積層して積層基板を形成する。
本実施形態では、シート状の部材としてセラミックシートを用い、スルーホール15を形成する際に、スルーホール15と同様に貫通孔4aを打ち抜いておき、スルーホール15のみを導体ペーストで埋めて、貫通孔4aには何も埋めずに空洞の状態にしておく。その後、電極、導体パターン等の配線パターン6を形成して第1層目のセラミック基板3aを形成する。
同様にして、第1層目のセラミック基板3aの貫通孔4aよりも径が大きい貫通孔4bを形成した第2層目のセラミック基板3bを形成し、これらセラミック基板3a,3bを積み重ねた後、圧着して積層体を形成して焼成すると、途中で径が変わる導光孔4が形成された積層セラミック基板3が得られる。
このように、従来のスルーホールを形成する手法を用いて導光孔4を形成することができるため、導光孔4を容易に形成することが可能である。また、径の異なる貫通孔4a,4bを形成したセラミック基板3a,3bを積層することで、途中で径が変わる導光孔4を容易に形成することができる。
以上により製造された積層セラミック基板3を用いることで、第2層目のセラミック基板3bに形成された貫通孔4bの径を大きく形成できるため、レンズ素子であるレンズブロック7の一部を導光孔4内に配置することが可能となり、これにより、光素子2とレンズブロック7間の距離を短くすることが可能となる。
図2に示すように、レンズ素子(図2では丸型レンズ21)を少なくとも第2層目のセラミック基板3bの表面よりも内側(光素子2側)に配置することで、光素子2とレンズブロック7間の距離を短くすることができる。図2では、レンズ素子として丸型レンズ21を用いた場合を示しているが、レンズブロック7を用いた場合も同様である。
本実施形態では、レンズ素子の一部を導光孔4内に配置したが、レンズ素子全体を導光孔4内に配置するようにしてもよい。
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態に係る光モジュール1では、積層セラミック基板3を、2層以上(本実施形態では2層)のセラミック基板3a,3bで形成し、それらセラミック基板3a,3bに、導光孔4となる径の異なる貫通孔4a,4bを形成すると共に、貫通孔4a,4bの径が、光素子2を実装する第1層目のセラミック基板3aで最も小さく、光素子2から離れるにしたがって徐々に大きくなるよう、セラミック基板3a,3bを積層して形成している。
従来、光素子2から離れるにしたがって径の大きくなる導光孔4を形成するためには、別のドリルを用いて小さい孔と大きい孔を順次形成する必要があったが、この方法では、小さい孔と大きい孔の中心軸がずれる場合がある。
本実施形態では、スルーホールを形成するのと同様の方法でセラミック基板3a,3bにそれぞれ径の異なる貫通孔4a,4bを形成し、これを積層して積層セラミック基板3を形成しているため、貫通孔4a,4bの中心軸がずれることなく、光素子2から離れるにしたがって径の大きくなる導光孔4を容易に形成できる。これにより、光の発散角度により、光素子2からの光が積層セラミック基板3に遮られてしまうことがなくなる。
また、第2層目のセラミック基板3bの貫通孔4bの径を大きくできるので、レンズ素子の一部(または全体)を導光孔4内に配置することが可能となり、光素子2とレンズ素子間の距離を短くすることができる。したがって、光素子2としてアレイ状のものを用いる場合であっても、光素子2からの光Lをレンズ素子に全て光結合させることが可能となり、光損失を少なくすることができる。
さらに、光モジュール1では、ガラスや透明樹脂からなる基板と比較して放熱性の高い積層セラミック基板3を用いているため、放熱性に優れた光モジュール1を実現できる。
また、第1層目のセラミック基板3aの裏面に、グランド電極14を形成することで、光素子2とIC5間の配線パターン6と、グランド電極14とを接近させることが可能となり、光素子2とIC5間のインピーダンスを調整することが可能となる。さらに、光素子2とIC5間では高周波の信号を伝送するので、伝送する信号にノイズがのらないような工夫が必要となるが、グランド電極14を形成することで、電気的な反射を抑制してノイズを低減することが可能となる。したがって、光素子2とIC5間のインピーダンス整合などの電気的特性が良好な光モジュール1を実現できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図3に示す光モジュール31は、図1の光モジュール1と基本的に同じ構成であり、レンズ素子であるレンズブロック32を導光孔4に嵌合させて、レンズブロック32を積層セラミック基板3に固定するようにしたものである。
レンズブロック32は、丸型レンズ21の周囲に断面視で略矩形状の支持部33を形成したものである。レンズブロック32の形状はこれに限定されず、図1の光モジュール1で用いたレンズブロック7と同様に、光素子2からの光を90度方向変換して光ファイバ8と光結合させるように構成してもよい。
光モジュール31では、第2層目のセラミック基板3bの貫通孔4bを、レンズブロック32の形状と略同一に形成し、第2層目のセラミック基板3bの貫通孔4bにレンズブロック32を嵌合させて、レンズブロック32の一部を導光孔4内に配置するようにしている。
これにより、第2層目のセラミック基板3bに形成した貫通孔4bがレンズブロック32の位置決め用の孔の役割を兼ねることとなり、レンズブロック32の位置決めが容易となる。
図4に示す光モジュール41は、図3の光モジュール31において、レンズブロック32と積層セラミック基板3との間に接着剤42を充填し、レンズブロック32の位置決めを行った後に接着剤42を硬化させるものである。
光モジュール41では、セラミック基板3bの貫通孔4bは、レンズブロック32の形状よりも若干大きく形成され、レンズブロック32と積層セラミック基板3との間に接着剤42を充填した後、レンズブロック32の位置の微調整を行い、位置決め後に接着剤42を硬化させる。
一般的に、セラミック基板3a,3bを貼り合わせる際の位置合わせの精度(例えば、±10μm程度)は、レンズ素子の位置決めに要求される精度(例えば、±2μm程度)よりも低い場合が多い。
光モジュール41では、レンズブロック32の位置の微調整を行うことができるため、セラミック基板3a,3bを積層する際に位置ずれが生じた場合でも、レンズブロック32の位置を正確に位置決めすることが可能となる。
図5に示す光モジュール51は、図3の光モジュール31において、レンズブロック32に位置決め用ピン52を形成し、この位置決め用ピン52を、積層セラミック基板3に形成された嵌合孔53に嵌合させることで、レンズブロック32の位置決めを行うものである。
光モジュール51では、レンズブロック32の側面から積層セラミック基板3と平行に延びる平行部52aと、平行部52aから積層セラミック基板3に垂直に延びる垂直部52bとからなる位置決め用ピン52を2本形成したが、位置決め用ピン52の形状や本数はこれに限定されない。
嵌合孔53は、積層セラミック基板3のレンズブロック32を配置する側の面に形成される。本実施形態では、第2層目のセラミック基板3bにスルーホールを形成することで、嵌合孔53を形成した。
第2層目のセラミック基板3bの貫通孔4bは、レンズブロック32の形状よりも若干大きく形成され、嵌合孔53は、位置決め用ピン52の先端部(垂直部52bの先端部)と略同一の形状に形成される。
光モジュール51では、導光孔4とは別に嵌合孔53を形成し、その嵌合孔53に位置決め用ピン52を嵌合させることにより、レンズブロック32の位置決めを行っている。これにより、導光孔4にレンズブロック32の位置決め用の孔の役割をさせずとも、レンズブロック32の位置決めを容易に行うことが可能となる。嵌合孔53は、スルーホール15や導光孔4を形成するのと同様に形成することができるので、容易に形成できる。
図5では、位置決め用ピン52を嵌合孔53に嵌合させる場合を説明したが、嵌合孔53を位置決め用ピン52の先端部の形状よりも若干大きく形成し、位置決め用ピン52と嵌合孔53の間との間に接着剤を充填し、レンズブロック32の位置の微調整を行った後に、接着剤を硬化させるようにしてもよい。これにより、図4の光モジュール41と同様に、セラミック基板3a,3bを積層する際に位置ずれが生じた場合でも、レンズブロック32の位置を正確に位置決めすることが可能となる。
本発明は、上記実施形態には限定されず、当業者にとって想到し得る本明細書に説明された基本的教示の範囲に含まれる全ての変更、および代替的構成を具体化するものとして解釈されるべきである。
1 光モジュール
2 光素子
3 積層セラミック基板
3a,3b セラミック基板
4 導光孔
4a,4b 貫通孔
5 IC
6 配線パターン
7 レンズブロック(レンズ素子)
8 光ファイバ
9 PCB
10 ワイヤ
11 外部電気機器
12 コネクタ
13 ケース
14 グランド電極
15 スルーホール
L 光

Claims (6)

  1. 光素子と、
    該光素子をフリップチップ実装し、前記光素子からの光を通過させるための導光孔を形成した積層セラミック基板とを備え、
    前記積層セラミック基板を、2層以上のセラミック基板で形成し、それらセラミック基板に、前記導光孔となる径の異なる貫通孔を形成し、該貫通孔の径が、一方の面に前記光素子をフリップチップ実装する第1層目のセラミック基板で最も小さく、前記光素子から離れるにしたがって大きくなるよう、前記セラミック基板を前記第1層目のセラミック基板の他方の面側に積層して形成した
    ことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記積層セラミック基板の前記光素子を実装した面と反対の面側に、前記光素子と光学的に結合するレンズ素子を配置し、該レンズ素子の一部または全体を前記導光孔内に配置する請求項1記載の光モジュール。
  3. 前記レンズ素子がブロック状のレンズブロックであり、該レンズブロックを前記導光孔に嵌合させて、前記レンズブロックの一部または全体を前記導光孔内に配置する請求項2記載の光モジュール。
  4. 前記レンズ素子がブロック状のレンズブロックであり、該レンズブロックを前記導光孔に挿入すると共に、前記レンズブロックと前記積層セラミック基板との間に接着剤を充填し、前記レンズブロックの位置決めを行った後に前記接着剤を硬化させて、前記レンズブロックの一部または全体を前記導光孔内に配置する請求項2記載の光モジュール。
  5. 前記積層セラミック基板の前記レンズ素子を配置する側の面に、前記レンズ素子を位置決めするための嵌合孔を形成すると共に、前記レンズ素子に位置決め用ピンを形成し、該位置決め用ピンを前記嵌合孔に嵌合させることで、前記レンズ素子を位置決めする請求項2記載の光モジュール。
  6. 前記第1層目のセラミック基板の前記光素子を実装した面と反対の面に、グランド電極を形成する請求項1〜5いずれかに記載の光モジュール。
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