JP6483531B2 - 受発光素子モジュールおよびセンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受発光素子モジュールおよびセンサ装置に関する。
従来、発光素子から光を出射し、反射体にて反射した光を受光素子で受光するセンサ装置が提案されている。
例えば特許文献1では、センサ装置として、基材上に光学素子が配置され、基材上に光学素子を囲んで透光樹脂体(レンズ)および遮光樹脂体が配置され、基材と透光樹脂体および遮光樹脂体との間に接着層が介在している。
特開2015−88518号公報
従来のセンサ装置では、基材と透光樹脂体および遮光樹脂体との間に介在した接着層が樹脂からなるため、接着層の熱膨張量が大きい場合、透光樹脂体および遮光樹脂体位置ずれやすくなる。その結果、光学素子とレンズとの位置がずれて、センサ装置のセンシング性能が低下しやすい。
そこで、本発明は、センシング性能を向上させる受発光素子モジュールおよびセンサ装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュールは、上面に開口した第1穴部を有する配線基板と、前記配線基板上に配された発光素子および受光素子と、前記発光素子および前記受光素子を囲んで前記配線基板上に配され、前記発光素子および前記受光素子を囲んだ枠状の壁部ならびに前記壁部の上端部近傍の内面に設けられて前記壁部で囲んだ領域を覆うように配されるとともに前記発光素子および前記受光素子の光路上に位置した光通過部を有する蓋部を有し、且つ上下面に開口した第2穴部を有しており、前記第2穴部の開口が前記第1穴部の開口に重なった枠体と、前記配線基板の上面と前記枠体の下面との間に配された樹脂接着材と、前記発光素子および前記受光素子ならびに前記枠体の上面から離れて上方に位置した、前記発光素子の出射光を集光する第1レンズおよび被対象物からの反射光を集光する第2レンズを支持する支持部を有する支持部を有するレンズ部を有するともに、前記支持部の下面に設けられ、前記樹脂接着材を貫通して前記第1穴部内および前記第2穴部内に配された支柱を有するレンズ部材と、を備える。
本発明の一実施形態に係るセンサ装置は、上記の受発光素子モジュールと、前記受発光素子モジュールに電気的に接続され、前記受発光素子モジュールを制御する制御用回路と、を備え、前記発光素子から対象物に光を照射し、該対象物からの反射光に応じて出力される前記受光素子からの出力電流に応じて前記対象物を検出する。
本発明によれば、受発光素子モジュールおよびセンサ装置のセンシング性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュールを示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュールを示した拡大図である。 本発明の一実施形態に係るセンサ装置を示した断面図である。
(受発光素子モジュール)
本発明の受発光素子モジュールの実施の形態の例について、図面を参照しつつ説明する。なお、受発光素子モジュールは、いずれの方向が上方または下方とされて使用されてもよいものであるが、本明細書では、便宜的に、直交座標系(X,Y,Z)を定義するとともに、Z軸方向の正側を上方として、上面または下面などの語を用いるものとする。
また、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
受発光素子モジュール1は、図1に示すように、配線基板2と、配線基板2上に配された発光素子3および受光素子4とを有している。受発光素子モジュール1は、対象物に発光素子3からの光を照射し、対象物での反射光を受光素子4で受光する。その結果、受発光素子モジュール1は、対象物の表面状態などをセンシングすることができる。受発光素子モジュール1は、例えば、コピー機またはプリンタなどの画像形成装置に組み込まれて、トナーまたはメディアなど(対象物)の位置情報、距離情報または濃度情報などを検出することができる。
なお、図1は、本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュール1を上下方向に切断したときの断面を模式的に示している。
受発光素子モジュール1は、発光素子3からの光を集光するレンズ部材5をさらに有している。また、受発光素子モジュール1は、意図しない光(迷光)が受光素子4で受光されないように、迷光の受光を低減する枠体6をさらに有している。また、受発光素子モジュール1は、枠体6を配線基板2に接着する樹脂接着材7をさらに有している。
配線基板2は、上面および下面を有している。配線基板2の上面には、発光素子3および受光素子4が、例えばワイヤーボンディング実装またはフリップチップ実装される。そして、配線基板2は、外部装置に電気的に接続されて、例えば発光素子3および受光素子4にバイアスを印加する。
配線基板2は、例えば矩形状に形成される。配線基板2は、例えば樹脂基板またはセラミック基板を使用することができる。本実施形態に係る配線基板2は、樹脂基板である。なお、樹脂基板とは、配線基板2中の絶縁材料が樹脂材料から成る基板を指す。また、セラミック基板とは、配線基板2中の絶縁材料がセラミックス材料から成る基板を指す。配線基板2は、従来周知の工法によって形成される。
本実施形態に係る発光素子3および受光素子4は、同一の半導体基板8に形成されている。そして、発光素子3および受光素子4は、半導体基板8を介して、一体的に配線基板2に実装される。なお、本実施形態に係る受発光素子モジュール1は、発光素子3と受光素子4とを1つずつ備えているが、複数の発光素子3および複数の受光素子4を備えていてもよい。
半導体基板8は、一導電型の半導体材料からなる。本実施形態に係る半導体基板8は、例えばn型のSi基板を使用している。すなわち、半導体基板8は、Si基板にn型の不純物をドーピングしている。Si基板に対するn型の不純物は、例えばP、N、As、SbまたはBiなどが挙げられる。
なお、本明細書中において、一導電型をn型とし、逆導電型をp型とする。
発光素子3は、図2(a)に示すように、半導体基板8の上面に複数の半導体層9が積層されて形成されている。複数の半導体層9は、例えば、MOCVD(有機金属化学気相成長:Metal-organic Chemical Vapor Deposition)装置により、半導体基板8にエピタ
キシャル成長させることにより形成することができる。
なお、図2(a)は、本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュール1を上下方向に切断したときの断面のうち、発光素子3のみを拡大して示している。
複数の半導体層9は、半導体基板8の上面に積層されたバッファ層91を有している。バッファ層1は、半導体基板8と複数の半導体層9との界面での格子定数の差を緩和するものである。バッファ層91は、例えば、GaAsで形成される。
複数の半導体層9は、バッファ層91の上面に積層されたn型コンタクト層92を有している。n型コンタクト層92は、上面に発光素子3のカソード電極9aが形成され、発光素子3とカソード電極9aとの接触抵抗を低減するものである。n型コンタクト層92は、例えばGaAsに、n型の不純物をドーピングして形成される。GaAsに対するn型の不純物としては、SiまたはSeなどが挙げられる。
複数の半導体層9は、n型コンタクト層92の上面に積層されたn型クラッド層93を有している。n型クラッド層93は、後に説明する活性層94に正孔を閉じ込める機能を有している。n型クラッド層93は、例えばAlGaAsにn型の不純物をドーピングして形成される。AlGaAsに対するn型の不純物は、例えばSiまたはSeなどが挙げられる。
複数の半導体層9は、n型クラッド層93の上面に積層された活性層94を有している。活性層94は電子や正孔などのキャリアが集中して、再結合することによって光を発する発光部として機能する。活性層94は、例えばAlGaAsで形成される。
複数の半導体層9は、活性層94の上面に積層されたp型クラッド層95を有している。p型クラッド層95は、活性層94に電子を閉じ込める機能を有している。p型クラッド層95は、例えばAlGaAsにp型の不純物をドーピングして形成される。AlGaAsに対するp型の不純物は、例えばZn、MgまたはCなどが挙げられる。
複数の半導体層9は、p型クラッド層95の上面に積層されたp型コンタクト層96を有している。p型コンタクト層96は、上面に発光素子3のアノード電極9bが形成され、発光素子3とアノード電極9bとの接触抵抗を低減するものである。p型コンタクト層96は、例えばAlGaAsにp型の不純物をドーピングして形成される。なお、p型コンタクト層96は、p型クラッド層95よりもキャリア密度が高く設定されている。
受光素子4は、図2(b)に示すように、半導体基板8の上面にp型半導体領域41を
設けることによって、n型の半導体基板8とp型半導体領域41との界面でpn接合を形成して構成される。p型半導体領域41は、半導体基板8にp型の不純物をドーピングすることによって形成されている。本実施形態に係る半導体基板8はSi基板であることから、p型の不純物としては、例えばZn、Mg、C、B、InまたはSeなどが挙げられる。
なお、図2(b)は、本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュール1を上下方向に切断したときの断面のうち、受光素子4のみを拡大して示している。
レンズ部材5は、光が通過するレンズ部10と、レンズ部10の下面に設けられた支柱11とを有している。レンズ部材5は、透光性の材料で形成される。レンズ部材5は、例えばシリコーン樹脂、ウレタン樹脂ならびにエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、またはポリカーボネイト樹脂ならびにアクリル樹脂などの熱可塑性樹脂などのプラスチック、あるいはサファイアおよび無機ガラスなどで形成される。なお、レンズ部材5において、光路上に位置する部分のみ透光性を有していればよく、例えば支柱11は透光性を有していなくてもよい。
レンズ部10は、発光素子3および受光素子4から離れて上方に位置しており、発光素子3の出射光および被対象物での反射光を集光し誘導する機能を有する。レンズ部10は、発光素子3の出射光を集光する第1レンズ12と、被対象物からの反射光を集光する第2レンズ13とを有している。本実施形態に係る第1レンズ12および第2レンズ13のそれぞれは、例えば凸レンズ、球面レンズまたは非球面レンズなどである。
レンズ部10は、第1レンズ12および第2レンズ13を支持する支持部14をさらに有している。そして、支柱11は、支持部14の下面に設けられており、レンズ部10ひいてはレンズ部材5を支持する機能を有する。
支持部14は、例えば板状に形成される。支持部14は、例えば支持部14に貫通孔を形成し、貫通孔に第1レンズ12および第2レンズ13はめ込むことによって、第1レンズ12および第2レンズ13を保持する。また、支持部14は、第1レンズ12および第2レンズ13と一体的に形成されることによって第1レンズ12および第2レンズ13を保持してもよい。
レンズ部10および支柱11は、例えば射出成形などによって、一体的に形成されてなる。これによって、例えばレンズ部材5の各構成部材を別々に作製した後それらを接着させてレンズ部材5を形成する場合と比べて、各構成部材の位置関係のばらつきを低減することができる。
枠体6は、レンズ部材5と配線基板2との間に配されており、発光素子3および受光素子4を囲むように配置されている。その結果、枠体6は、迷光が受光素子4で受光されることを低減する機能を有する。
枠体6は、例えば、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)などの汎用プラスチック、ポリアミド樹脂(PA)、ポリカーボネイト樹脂(PC)などのエンジニアリングプラスチック、液晶ポリマーなどのスーパーエンジニアリングプラスチック、およびアルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの金属材料で形成される。枠体6は、例えば射出成形などにより形成される。
枠体6は、具体的には、発光素子3および受光素子4を囲んだ枠状の壁部15と、壁部15の上端部近傍の内面に設けられて壁部15で囲んだ領域を覆うように配された蓋部16とを有している。すなわち、壁部15は上面を有しており、壁部15とともに枠体6の上面を構成するように蓋部16が設けられている。また、蓋部16は、発光素子3から第1レンズ12までの光路上および第2レンズ13から受光素子4までの光路上に位置した光通過部17を有している。なお、本実施形態においては、光通過部17は、複数の貫通孔によって形成されている。
枠体6(壁部15)は、上面および下面を有している。枠体6の上面は、レンズ部材5
の支持部14の下面から離れて下方に位置していてもよい。その結果、例えば枠体6の熱膨張などによってレンズ部材5が押し上げられることを低減することができる。
受発光素子モジュール1を上面視したときに、枠体6の外縁は、レンズ部材5の外縁よりも外側に位置していてもよい。そして、枠体6の外縁部の上面が上方に突出した凸部18を有していてもよい。その結果、例えば外部応力からレンズ部材5を保護することができる。なお、本実施形態においては、凸部18は支持部14を囲むように、連続して形成されている。
樹脂接着材7は、配線基板2の上面と枠体6の下面との間に介在して、枠体6を配線基板2に接着するものである。樹脂接着材7は、例えば熱硬化性樹脂である。樹脂接着材7は、例えば変性シリコーン系樹脂またはウレタン系樹脂などで形成される。樹脂接着材は、例えばスタンピングによって枠体6の下面に塗布されて、枠体6が配線基板2の上面に配置されることによって配線基板2の上面と枠体6の下面との間に介在する。
ここで、本実施形態における受発光素子モジュール1において、配線基板2は、配線基板2の上面に開口した第1穴部19を有している。また、枠体6は、枠体6の上面および
下面に開口した第2穴部20を有しており、枠体6は第2穴部20の開口が第1穴部19の開口に重なるように配されている。そして、レンズ部材5の支柱11は、樹脂接着材7を貫通して第1穴部19および第2穴部20に配されている。言い換えれば、支柱11は、枠体6の第2穴部20に挿入されて、樹脂接着材7を貫通して、配線基板1の第1穴部19に挿入されている。
その結果、レンズ部材5の平面方向(XY方向)への移動が、第1穴部19によって制限されるため、例えば配線基板2と枠体6との間の樹脂接着材6の熱膨張量が大きい場合でも、レンズ部材5と発光素子3および受光素子4との平面方向への位置ずれを低減することができる。また、レンズ部材5の支柱11が樹脂接着材7を貫通していることから、レンズ部材5が樹脂接着材7上に載っている場合と比較して、支柱11が樹脂接着材7の上下方向(Z方向)への熱膨張を低減することができるため、レンズ部材5と発光素子3および受光素子4との上下方向への位置ずれを低減することができる。
なお、配線基板2の第1穴部19は、例えばレーザー加工などによって形成することができる。
第1穴部19の開口幅は、支柱11の幅よりも大きくてもよい。そして、樹脂接着材7は、第1穴部19の内面と支柱11の側面との間に配されていてもよい。その結果、樹脂接着材7の接着面積を大きくすることができるため、樹脂接着材7の剥離を低減することができる。
第1穴部19は、配線基板2の上面の開口に向かって幅広になっていてもよい。その結果、樹脂接着材7を効果的に第1穴部19内に誘導することができる。したがって、例えば樹脂接着材7の量が多い場合でも、樹脂接着材7が不必要に流動することを低減することができる。
第2穴部20の枠体6の下面の開口の開口幅は、支柱11の幅よりも大きくてもよい。そして、樹脂接着材7は、第2穴部20の内面と支柱11の側面との間に配されていてもよい。その結果、樹脂接着材7の接着面積を大きくすることができるため、樹脂接着材7の剥離を低減することができる。
樹脂接着材7は、遮光性であってもよい。その結果、配線基板2の上面と枠体6の下面
との間、または配線基板2の第1穴部19の内面とレンズ部材5の支柱11の側面との間からの迷光の進入を低減することができる。なお、この場合、樹脂接着材7は、例えば黒色である。また、樹脂接着材7は、例えば樹脂材料中に黒色の顔料を添加することによって、着色することができる。
第1穴部19は、配線基板2の上面および下面に開口していてもよい。その結果、例えば配線基板2の上面のみを開口させる場合と比較して、効率的に第1穴部19を加工することができる。
レンズ部5の支柱11の下端面には、樹脂接着材7が配されていてもよい。その結果、レンズ部5の支柱11が透光性の材料からなっていたとしても、樹脂接着材7を遮光性にすることによって、配線基板2の下面側から支柱11を介して迷光が進入してくることを低減することができる。なお、この場合、枠体6の下面に樹脂接着材7を塗布した後に、配線基板2の上面に枠体6を押圧し、樹脂接着材7を第1穴部19内に配した後に、支柱11を挿入することによって、支柱11の下端面に配することができる。
樹脂接着材7のヤング率は、枠体6の下面部および配線基板2の上面部のヤング率よりも小さくてもよい。その結果、枠体6または配線基板2の熱膨張が樹脂接着材7によって制限されることを低減し、枠体6または配線基板2が歪むことを低減することができる。
なお、樹脂接着材7のヤング率は、例えば0.1MPa以上100MPa以下に設定されている。枠体6のヤング率は、例えば5GPa以上200GPa以下に設定されている。配線基板2のヤング率は、例えば20GPa以上400GPa以下に設定されている。なお、各構成部材のヤング率は、例えばナノインデンターを使用して測定することができる。
また、支柱11の先端部は、先端に向かって先細り形状になっていてもよい。その結果、配線基板2の下面から支柱11に迷光が進入することを低減することができる。
レンズ部材5は、枠体6の凸部18の内面と支持部14の側面とにおいて樹脂接着材7を介して、固定されていてもよい。その結果、支持部14の下面と枠体15の蓋部16の上面との間に入り込む樹脂接着材7の量を低減することができる。
第2穴部20は、枠体6の上面側の開口に向かって幅広になっていてもよい。その結果、枠体6の凸部18の内面と支持部14の側面との間に配された樹脂接着材7が、支持部14の下面と枠体15の蓋部16の上面との間に入り込む樹脂接着材7の量を低減することができる。
なお、本実施形態においては、支柱11は複数あり、発光素子3および受光素子4を挟んで、配線基板2の対角線上に位置している。また、本実施形態においては、配線基板2の一方の対角線上には、2つの第1支柱11が位置しており、他方の対角線上には2つの支柱11が位置することになる。
配線基板2の第1穴部19の形状は全て同一でもよいし、同一でなくてもよい。すなわち、複数の第1穴部19のうち1つの形状を他のものに比べ遊びが大きくなるような大きさに設定してもよい。これにより、同一形状の支柱11を挿入させるときに、組立が容易となる。ここで、複数の第1穴部19のうち遊びが大きくなるような大きさに設定したものは、XY方向に均に遊びを持たせるのではなく、一方向にのみ限定して遊びを大きくすることが望ましい。例えば2つある第1穴部19のうち一方を配線基板2の長手方向(図のX軸方向)にのみ遊びを持たせた楕円形状とすればよい。これにより位置ずれを小さくすることができる。
(センサ装置)
次に、受発光素子モジュール1を備えたセンサ装置100について説明する。図3に示すように、本実施形態のセンサ装置100は、受発光素子モジュール1と、受発光素子モジュール1に電気的に接続された制御用回路101とを有している。制御用回路101は、受発光素子モジュール1を制御するものである。制御用回路101は、例えば、発光素子3を駆動させるための駆動回路、受光素子4からの電流を処理する演算回路または外部装置と通信するための通信回路などを含んでいる。なお、図3に示す破線の矢印は、発光素子3から出る光の経路を例示している。
1 受発光素子モジュール
2 配線基板
3 発光素子
4 受光素子
5 レンズ部材
6 枠体
7 樹脂接着材
8 半導体基板
9 複数の半導体層
10 レンズ部
11 支柱
12 第1レンズ
13 第2レンズ
14 支持部
15 壁部
16 蓋部
17 光通過部
18 凸部
19 第1穴部
20 第2穴部
100 センサ装置
101 制御用回路

Claims (7)

  1. 上面に開口した第1穴部を有する配線基板と、
    前記配線基板上に配された発光素子および受光素子と、
    前記発光素子および前記受光素子を囲んで前記配線基板上に配され、前記発光素子および前記受光素子を囲んだ枠状の壁部ならびに前記壁部の上端部近傍の内面に設けられて前記壁部で囲んだ領域を覆うように配されるとともに前記発光素子および前記受光素子の光路上に位置した光通過部を有する蓋部を有し、且つ上下面に開口した第2穴部を有しており、前記第2穴部の開口が前記第1穴部の開口に重なった枠体と、
    前記配線基板の上面と前記枠体の下面との間に配された樹脂接着材と、
    前記発光素子および前記受光素子ならびに前記枠体の上面から離れて上方に位置した、前記発光素子の出射光を集光する第1レンズおよび被対象物からの反射光を集光する第2レンズを支持する支持部を有するレンズ部を有するともに、前記支持部の下面に設けられ、前記樹脂接着材を貫通して前記第1穴部内および前記第2穴部内に配された支柱を有するレンズ部材と、を備える受発光素子モジュール。
  2. 前記第1穴部の開口幅は、前記支柱の幅よりも大きく、
    前記樹脂接着材は、前記第1穴部の内面と前記支柱の側面との間に配されている、請求項1に記載の受発光素子モジュール。
  3. 前記樹脂接着材は、遮光性である、請求項1または2に記載の受発光素子モジュール。
  4. 前記第1穴部は、前記配線基板の上下面に開口を有している、請求項3に記載の配線基板。
  5. 前記レンズ部および前記支柱は、一体的に形成されており、
    前記支柱の下端面には、前記樹脂接着材が配されている、請求項4に記載の受発光素子モジュール。
  6. 前記樹脂接着材のヤング率は、前記枠体の下面部および前記配線基板の上面部のヤング率よりも小さい、請求項1〜5のいずれかに記載の受発光素子モジュール。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の受発光素子モジュールと、
    前記受発光素子モジュールに電気的に接続され、前記受発光素子モジュールを制御する制御用回路と、を備え、
    前記発光素子から対象物に光を照射し、該対象物からの反射光に応じて出力される前記受光素子からの出力電流に応じて前記対象物を検出する、センサ装置。
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