JP6215728B2 - 受発光素子モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、受光素子と発光素子とが同一基板上に配置された受発光素子モジュールに関する。
従来より、発光素子から被照射物へ光を照射し、被照射物へ入射する光に対する正反射光と拡散反射光とを受光素子によって受光することで被照射物の特性を検出するセンサ装置が種々提案されている。このセンサ装置は広い分野で利用されており、例えば、フォトインタラプタ、フォトカプラ、リモートコントロールユニット、IrDA(Infrared Data Association)通信デバイス、光ファイバ通信用装置、さらには原稿サイズセンサなど
多岐にわたるアプリケーションで用いられている。
たとえば、特許文献1に記載されているように、同一の基板上に受光素子および発光素子をそれぞれ配置し、この受光素子および発光素子の上方にレンズを配置したセンサ装置が使用されている。
ところが、このようなセンサ装置では、受光素子と発光素子とをそれぞれ基板上に実装することから、受光素子と発光素子とが所定の位置からずれて配置されたり、あるいはレンズを基板の上に設けた遮光体の上に別途配置することから、受光素子および発光素子の中心とレンズの光軸とが所定の位置からずれて配置されたりするため、センサ装置のセンシング性能を高めることが難しいという問題点があった。
特開2006−203111号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、センシング性能の高い受発光素子モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る受発光素子モジュールは、配線基板と、受発光素子と、レンズ部材と、遮光体とを備える。
配線基板は、一主面に第1嵌合部を有する。受発光素子は、基板と、該基板の上面に配置された発光素子および受光素子と、を含み、前記配線基板の前記一主面に配置される。レンズ部材は、前記発光素子からの光を照射対象物に導く第1レンズと、照射対象物からの反射光を前記受光素子へ導く第2レンズと、前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、前記第1レンズおよび前記第2レンズを支持する支持部と、を含み、前記第2嵌合部を前記第1嵌合部と嵌合させることで前記第1レンズおよび前記第2レンズを前記受発光素子の上方に間隔を空けた状態で所定の位置に保持する。遮光体は、前記発光素子と前記第1レンズとを結ぶ光路および前記受光素子と前記第2レンズとを結ぶ光路の間に配置された遮光材料からなる中間部と、前記中間部から連続して形成された,前記レンズ部材の前記支持部と嵌合する第3嵌合部と、を有し、前記第3嵌合部を前記支持部と嵌合させて保持される。
本発明の受発光素子モジュールによれば、センシング性能の高いものとすることができる。
本発明の受発光素子モジュールの実施の形態の一例を示す概略断面図である。 (a)は、図1に示した受発光素子モジュールを構成する受光素子の断面図である。(b)は、図1に示した受発光素子モジュールを構成する発光素子の断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュールの断面図および上面図である。 図3に示した受発光素子モジュールを各構成要素ごとに分解した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュールを各構成要素ごとに分解した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュールの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュールの要部を透視状態とした上面図である。
以下、本発明の受発光素子モジュールの実施の形態の例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の例は本発明の実施の形態を例示するものであって、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
(受発光素子モジュール100)
図1に示す受発光素子モジュール100は、発光素子からの光を照射し、その反射光を受光素子により検出することで照射対象物の表面状態等をセンシングするセンサ装置として機能する。例えば、コピー機やプリンタなどの画像形成装置に組み込まれて、トナーやメディアなどの照射対象物の位置情報、距離情報または濃度情報などを検出するセンサ装置として機能する。
受発光素子モジュール100は、配線基板1と受発光素子2とレンズ部材3と遮光体4とを有する。配線基板1は、一主面1a上に第1嵌合部11を有する。
受発光素子2は、基板21と、基板21の上面21aに配置された発光素子23と受光素子24とを備える。このような受発光素子2は配線基板1の一主面1a上に配置されている。
レンズ部材3は、第1レンズ31と第2レンズ32と支持部33とを有する。支持部33は、2つの機能を有する。第1の機能は、第1レンズ31と第2レンズ32とを受発光素子2から間隔を空けて保持するものである。第2の機能は、支持部33が備える第2嵌合部33aを、配線基板1の第1嵌合部11に嵌合させることで、レンズ部材3を配線基板1に対して位置決めされて配置させるものである。
遮光体4は、遮光材料からなる中間部41を有する。中間部41は、発光素子23と第1レンズ31とをつなぐ光路と、受光素子24と第2レンズ32とをつなぐ光路との間に位置する。すなわち、中間部41により、発光素子23が出射する光と受光素子24が受光する光とを分離することができる。そして、遮光体4は第3嵌合部42をさらに有する。第3嵌合部42は、レンズ部材3の支持部33と嵌合するものであり、第3嵌合部42
により、中間部41を所定の位置に保持することができる。
このような構成とすることにより発光素子23は照射対象物に照射する光の光源として機能し、発光素子23から発せられた光が、照射対象物で反射されて受光素子24に入射する。受光素子24は、光の入射を検出する光検出部として機能する。
以下、各部位について詳述する。
<配線基板1>
配線基板1は、受発光素子2の実装基板として機能するものであり、プリント基板やLTCC(Low Temerature Co−fired Ceramics)基板等を用いることができる。この例では、樹脂製のプリント基板を用いている。そして、後述する受発光素子2および外部装置とそれぞれ電気的に接続されて、受発光素子2に形成された発光素子23および受光素子24にバイアスを印加したり、受発光素子2と外部装置との間で電気信号の授受を行なったりする。
そして、配線基板1は一主面1aに第1嵌合部11を備えている。第1嵌合部11は、後述する第2嵌合部33aと嵌合する形状であれば特に限定されないが、この例ではボス穴となっている。このボス穴は配線基板1を厚み方向に貫通している。
このような第1嵌合部11は、1つでもよいし、複数個有していてもよい。複数個有する場合には、受発光素子2を配置する領域を挟んで一方側と他方側とにそれぞれ少なくとも1つ配置させるようにすればよい。このように第1嵌合部11を配置することで、配線基板1にレンズ部材3を高精度に配置させることができる。
<受発光素子2>
受発光素子2は、同一基板21に発光素子23と受光素子24が一体形成されている。
基板21は、一導電型の半導体材料からなる。一導電型の不純物濃度に限定はないが、高い電気抵抗を有することが望ましい。本例では、シリコン(Si)基板に一導電型の不純物としてリン(P)を1×1017〜2×1017atoms/cmの濃度で含むn型のシリコン(Si)基板を用いている。n型の不純物としては、リン(P)の他に、例えば窒素(N)、砒素(As)、アンチモン(Sb)およびビスマス(Bi)などが挙げ
られ、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cmとされる。以下、n型を一導電型、p型を逆導電型とする。
基板21の上面21aに、発光素子23および受光素子24が配置されている。発光素子23は照射対象物に照射する光の光源として機能し、発光素子23から発せられた光が、照射対象物で反射されて受光素子24に入射する。受光素子24は、光の入射を検出する光検出部として機能する。
発光素子23は、図2(b)に示すように、基板21の上面21aに複数の半導体層が積層されて形成されている。これらの半導体層は、例えば、MOCVD(有機金属化学気相成長:Metal-organic Chemical Vapor Deposition)装置により、基板21にエピタキ
シャル成長させることにより形成することができる。
まず、基板21の上面には、基板21と基板21の上面に積層される半導体層(本例の場合は後に説明するn型コンタクト層230b)との格子定数の差を緩衝するバッファ層230aが形成されている。バッファ層230aは、基板21と基板21の上面21aに形成される半導体層との格子定数の差を緩衝することによって、基板21と半導体層との
間に発生する格子歪などの格子欠陥を少なくし、ひいては基板21の上面21aに形成される半導体層全体の格子欠陥または結晶欠陥を少なくする機能を有する。
本例のバッファ層230aは、不純物を含まないガリウム砒素(GaAs)からなり、その厚さが2〜3μm程度とされている。なお、基板21と基板21の上面に積層される半導体層との格子定数の差が大きくない場合には、バッファ層230aは省略することができる。
バッファ層230aの上面には、n型コンタクト層230bが形成されている。n型コンタクト層230bは、ガリウム砒素(GaAs)にn型不純物であるシリコン(Si)またはセレン(Se)などがドーピングされており、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cm程度とされるとともに、その厚さが0.8〜1μm程度とされている。
本例では、n型不純物としてシリコン(Si)が1×1018〜2×1018atoms/cmのドーピング濃度でドーピングされている。n型コンタクト層230bの上面の一部は露出しており、この露出している部分に発光素子側第1電極231aを介して、配線基板1とワイヤボンディングまたはフリップチップ接続などによって電気的に接続されている。n型コンタクト層230bは、n型コンタクト層230bに接続される発光素子側第1電極231aとの接触抵抗を下げる機能を有している。
発光素子側第1電極231aは、例えば金(Au)アンチモン(Sb)合金、金(Au)ゲルマニウム(Ge)合金またはNi系合金などを用いて、その厚さが0.5〜5μm程度で形成される。それとともに、基板21の上面からn型コンタクト層230bの上面を覆うように形成される絶縁層208の上に配置されているため、基板21およびn型コンタクト層230b以外の半導体層とは電気的に絶縁されている。
絶縁層208は、例えば窒化シリコン(SiN)または酸化シリコン(SiO)などの無機絶縁膜や、ポリイミドなどの有機絶縁膜などで形成され、その厚さが0.1〜1μm程度とされている。
n型コンタクト層230bの上面には、n型クラッド層230cが形成されており、後に説明する活性層230dに正孔を閉じ込める機能を有している。n型クラッド層230cは、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)にn型不純物であるシリコン(Si)またはセレン(Se)などがドーピングされており、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cm程度とされるとともに、その厚さが0.2〜0.5μm程度とされている。本例では、n型不純物としてシリコン(Si)が1×1017〜5×1017atoms/cmのドーピング濃度でドーピングされている。
n型クラッド層230cの上面には、活性層230dが形成されており、電子や正孔などのキャリアが集中して、再結合することによって光を発する発光層として機能する。活性層30dは、不純物を含まないアルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)であるとともに、その厚さが0.1〜0.5μm程度とされている。なお、本例の活性層230dは、不純物を含まない層であるが、p型不純物を含むp型活性層であっても、n型不純物を含むn型活性層であってもよく、活性層のバンドギャップがn型クラッド層230cおよび後に説明するp型クラッド層230eのバンドギャップよりも小さくなっていればよい。
活性層230dの上面には、p型クラッド層230eが形成されており、活性層230dに電子を閉じ込める機能を有している。p型クラッド層230eは、アルミニウムガリ
ウム砒素(AlGaAs)にp型不純物である亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)または炭素(C)などがドーピングされており、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cm程度とされるとともに、その厚さが0.2〜0.5μm程度とされている。本例では、p型不純物としてマグネシウム(Mg)が1×1019〜5×1020atoms/cmのドーピング濃度でドーピングされている。
p型クラッド層230eの上面には、p型コンタクト層230fが形成されている。p型コンタクト層230fは、アルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)にp型不純物である亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)または炭素(C)などがドーピングされており、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cm程度とされるとともに、その厚さが0.2〜0.5μm程度とされている。
p型コンタクト層230fは、発光素子側第2電極231bを介して、配線基板1とワイヤボンディングまたはフリップチップ接続などによって電気的に接続されている。p型コンタクト層230fは、p型コンタクト層230fに接続される発光素子側第2電極配線231bとの接触抵抗を下げる機能を有している。
また、p型コンタクト層230fの上面には、p型コンタクト層230fの酸化を防止する機能を有するキャップ層を形成してもよい。キャップ層は、例えば不純物を含まないガリウム砒素(GaAs)で形成して、その厚さを0.01〜0.03μm程度とすればよい。
発光素子側第2電極231bは、例えば金(Au)やアルミニウム(Al)と、密着層であるニッケル(Ni)、クロム(Cr)またはチタン(Ti)とを組み合わせたAuNi、AuCr、AuTiまたはAlCr合金などで形成されており、その厚さが0.5〜5μm程度とされるとともに、基板21の上面21aからp型コンタクト層230fの上面を覆うように形成される絶縁層208の上に配置されているため、基板21およびp型コンタクト層230f以外の半導体層とは電気的に絶縁されている。
このようにして構成された発光素子23は、発光素子側第1電極231aと発光素子側第2電極231bとの間にバイアスを印加することによって、活性層230dが発光して、光の光源として機能する。
受光素子24は、図2(a)に示すように、基板21の上面21aにp型半導体領域232を設けることによって、n型の基板21とでpn接合を形成して構成される。p型半導体領域232は、基板21にp型不純物を高濃度に拡散させて形成されている。p型不純物としては、例えば亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、炭素(C)、ホウ素(B)、インジウム(In)またはセレン(Se)などが挙げられ、ドーピング濃度は1×1016〜1×1020atoms/cmとされる。本例では、p型半導体領域232の厚さが0.5〜3μm程度となるように、ホウ素(B)がp型不純物として拡散されている。
p型半導体領域232は、受光素子側第1電極233aと電気的に接続されており、n型半導体である基板21には、図示はしないが受光素子側第2電極233bが電気的に接続されている。
受光素子側第1電極233aは、基板21の上面21aに絶縁層208を介して配置されているため、基板21と電気的に絶縁されている。
受光素子側第1電極233a、受光素子側第2電極233bは、例えば金(Au)とク
ロム(Cr)、アルミニウム(Al)とクロム(Cr)または白金(Pt)とチタン(Ti)の合金などで、その厚さが0.5〜5μm程度となるように形成されている。
このように構成された受光素子24は、p型半導体領域232に光が入射すると、光電効果によって光電流が発生して、この光電流を受光素子側第1電極233aを介して取り出すことによって、光検出部として機能する。なお、受光素子側第1電極233aと受光素子側第2電極233bとの間に逆バイアスを印加すれば、受光素子24の光検出感度が高くなるので好ましい。
本例の発光素子23および受光素子24は、基板21の上面21aに一体的に形成されている。このような構成とすることで、発光素子23と受光素子24とを所定の位置に配置することが可能となり、センシング性能を高めることができる。なお、発光素子23と受光素子24とを1つずつ備えた例を用いて説明したが、複数の発光素子3aおよび複数の受光素子3bが並列に並んでいるアレイ構成としてもよい。なお、発光素子23が多数子ある場合には、発光素子側第1電極231aが発光素子毎に個別電極として設けられていれば、発光素子側第2電極231bは発光素子毎に設ける必要はなく、共通の発光素子側第1電極231bを少なくとも1つ設ければよい。当然のことながら、発光素子側第1電極231aを共通電極として、発光素子側第1電極231bを発光素子のそれぞれに個別電極として設けてもよい。
このような構成の受発光素子2は、配線基板1の一主面1aに実装される。このとき、配線基板1が備える第1嵌合部11を位置決めの基準とする。このことからも、第1嵌合部11が複数個あることにより、位置決め精度を高めることができる。
<レンズ部材3>
レンズ部材3が、第1レンズ31と第2レンズ32と支持部33とを有する。
第1レンズ31および第2レンズ32は、それぞれ発光素子23の発した光を集光する機能と、照射対象物で反射された光を集光する機能を有する。第1レンズ31および第2レンズ32を有することにより、受発光素子モジュール100と照射対象物との距離が長くなった場合でもセンシング性能を高くすることができる。
第1レンズ31および第2レンズ32の材質は、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂ならびにエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、またはポリカーボネート樹脂ならびにアクリル樹脂などの熱可塑性樹脂などのプラスチック、あるいはサファイアおよび無機ガラスなどが挙げられる。
本例の第1レンズ31および第2レンズ32は、シリコーン樹脂で形成された球面レンズである。
そして、この第1レンズ31および第2レンズ32を支持部33が保持する。具体的には、支持部33は、第2嵌合部33aと上壁部33bとを備える。第2嵌合部33aは、第1嵌合部11と嵌合するものであり、この例では円柱状のボスとなっている。すなわち、この第2嵌合部33aは、第1嵌合部11と嵌合させることにより、配線基板1の上面1aに対して垂直方向に延びる支柱となる。そして、この第2嵌合部33aの上方において上壁部33bが接続されている。上壁部33bはこの例では、第2嵌合部33aの上端に接続されてなり、配線基板1の一主面1aおよび、基板21の上面21aと間隔を空けて平行に保持されている。なお、第2嵌合部33aの長さは、配線基板1の下面と上壁部33bの下面との距離と略同一とする。そして、この上壁部33bの一部に第1レンズ31および第2レンズ32が保持される。具体的には、厚み方向において、第1レンズ31
と第2レンズ32とのレンズ中心が、上壁部33bの厚み中心と重なるように配置されている。
本例では、このような、第1レンズ31,第2レンズ32,支持部33が一体形成されてなる。すなわち、レンズ部材3は、全て透光性材料からなる。このようにレンズ部材3が一体形成されることにより、第1レンズ31と第2レンズ32とが、第1嵌合部11を基準として、高さ(厚み,Z)方向および平面内における位置であるXY方向共に位置決めされる。このことは、第1嵌合部11という1つの基準をもとに、発光素子23,受光素子24,第1レンズ31,第2レンズ32が位置決めされるものとなり、位置合わせ精度を高めることができるものとなる。
なお、レンズ部材3は、上壁部33bの下面のうち、第2嵌合部33a近傍に凹部33cが形成されている。凹部33cは後述する遮光体4を位置決めして配置させるためのものである。
<遮光体4>
遮光体4は、発光素子23と第1レンズ31との光路と、受光素子24と第2レンズ32との光路との間に位置する中間部41と、レンズ部材3の支持部33と嵌合する第3嵌合部42とを有する。
本例では、遮光体4は、受発光素子2の上方に位置する上壁部43を有する。上壁部43には貫通孔43aと貫通孔43bとが形成されている。この貫通孔43a,貫通孔43bは、第1レンズ31,第2レンズ32にそれぞれ対応して形成されている。すなわち、平面視で、貫通孔43a,貫通孔43bと、第1レンズ31,第2レンズ32とがそれぞれ少なくとも一部一部重なるように配置されている。そして、このような貫通孔43aと貫通孔43bとの間に位置する部分が、中間部41となる。中間部41により、発光素子23からの光と照射対象物からの反射光とを分離させることができる。さらに、受発光素子2の上方に遮光部材である上壁部43が配置されることにより、レンズ部材3の上壁部33bを介して意図せぬ光が受光素子24に入射することを抑制することができる。
このような、中間部41を含む上壁部43は、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)などの汎用プラスチック、ポリアミド樹脂(PA)ポリカーボネイト樹脂(PC)などのエンジニアリングプラスチック、液晶ポリマーなどのスーパーエンジニアリングプラスチック、およびアルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの金属材料で形成される。
そして、上壁部43の上側の面の外縁部には、レンズ部材3の支持部33と嵌合させる第3嵌合部42を備えている。本例では、第3嵌合部42は、レンズ部材3の凹部33cと嵌合する突起部である。この第3嵌合部42より、レンズ部材3との相対的な位置合わせが可能となる。
さらに、本例では、遮光体4は配線基板1の上面1aに受発光素子2を取り囲むように配置された外壁44を有する。そして、発光素子23が発した光が照射対象物に向かう方向以外に散乱するのを防止したり、受光素子24に被照射物で反射された以外の光が入射するのを防止したり、配線基板2および受発光素子2を外部環境から保護する機能を有する。
外壁44は、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、アクリロニトリル/ブタジ
エン/スチレン樹脂(ABS)などの汎用プラスチック、ポリアミド樹脂(PA)ポリカーボネイト樹脂(PC)などのエンジニアリングプラスチック、液晶ポリマーなどのスーパーエンジニアリングプラスチック、およびアルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの金属材料で形成される。
なお、外壁44の奥行および幅の寸法は、少なくとも発光素子3aおよび受光素子3bが覆われる寸法であればよい。
外壁44の上端部には上壁部43が接続されている。すなわち、外壁44は、上壁部43を支え、厚み方向において所望の位置に保持する機能も有する。
このような、第3嵌合部42,上壁43,外壁44は、例えば射出形成等により一体形成されてなる。
<受発光素子モジュール>
上述の構成の受発光素子モジュール100によれば、以下の理由よりセンシング性能の高いものとすることができ。
まず、受発光素子2は、受光素子23と発光素子24とを基板21に一体形成していることから、両者の位置精度を常に一定に保つことができる。また、レンズ部材3は、第1レンズ31および第2レンズ32位置決めされているので、両者の位置精度を常に一定に保つことができる。そして、このような受発光素子2とレンズ部材3とを第1嵌合部11のみを基準として位置合わせしていることから、精度よく配線基板1,受発光素子2,レンズ部材3の相対位置を合わせることができる。言い換えると、多数の基準をもち、複数の部材をそれぞれの相対位置をあわせながら個々に実装するのではなく、絶対基準をもとに複数の構成要素を1つの構成体(受発光素子2,レンズ部材3)にまとめて配置することで精度を高めることができる。
さらに、一体型の受発光素子2を用いたときに、受発光素子2とレンズ部材3との相対位置、受発光素子2と遮光体4との相対位置、レンズ部材3と遮光体4との相対位置、それぞれについて、それぞれの位置ずれ許容度を精査し、加えて、複数の構成要素を1つの構成体(受発光素子2,レンズ部材3)とするときの各構成体中の構成要素の位置精度等を精査した。その結果、レンズ部材3に位置決めをする第2嵌合部33aを備えさせ、レンズ部材3を直接的に位置合わせすることが重要であることを見出したことにより、本例の構成に至った。すなわち、レンズ部材3の位置合わせ精度を、遮光体4の位置合わせ精度よりも高めている。これにより、受発光素子モジュール100のセンシング性能を高め、かつ、その高い位置合わせ精度により実現する高いセンシング性能を、再現性よく、かつ生産性高く実現することができる。
このような配置は、特に受発光素子2のように、同一基板21に発光素子23,受光素子24を作りこむような、小型な受発光素子2の場合に効果的である。
ここで、本例では、レンズ部材3が、第1レンズ31,第2レンズ32,支持部33が一体形成されたものを用いている。このように、レンズ部材3を一体形成することにより、より位置決め精度を高めることができる。
さらに、第1嵌合部11をボス穴とし、第2嵌合部33aをボスとしている。これにより、簡易な構成により正確に位置決めできるものとなる。
また、本例では、配線基板1は第1嵌合部11が複数個あり、レンズ部材3はそれぞれ
に対応する第2嵌合部33aを備え、さらに、第1嵌合部11が、受発光素子2が実装される領域を挟んで一方側と他方側とにある。これにより、実装領域を跨ぐ2点により、より正確に、唯一の位置基準を決定することができるので、さらに正確に位置合わせをすることができるものとなる。さらに、第2嵌合部33aは、第1レンズ31,第2レンズ32を、受発光素子2から間隔をあけて保持する役割も備えているため、平面視で実装領域に重なる領域全体において高さ方向における位置精度を高めることができる。
(受発光素子モジュール100A)
次に、図3,図4を用いて、本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュール100Aについて説明する。図3において、(a)は(b)のIIIa線における受発光素子モジュール100Aの断面図であり、(b)は上面図である。また、図4は、受発光素子モジュール100Aを各構成ごとに分解した斜視図である。
受発光素子モジュール100Aは、受発光素子モジュール100と比較して、遮光体4Aを有する点で異なる。以下、異なる部分のみを説明し、重複する説明を省略する。
受発光素子モジュール100Aは、遮光体4Aの第3嵌合部42Aが、レンズ部材3Aの第2嵌合部33Aaと嵌合している。
具体的には、遮光体4Aは外壁44Aの厚いキャップ状となっている。すなわち、配線基板1A上に配置したときに、配線基板1Aの上面1Aaとの間に、受発光素子2Aを収容する空間が形成される。なお、この空間は、貫通孔43Aa,43Abと連通している。そして、第3嵌合部42Aは、遮光体4Aの上壁部43Aおよび外壁44Aを貫通する貫通孔で構成される。すなわち、肉厚の外壁44Aの内部に貫通孔が形成されるものとなる。そして、この貫通孔である第3嵌合部42Aに、ボスである第2嵌合部33Aaを嵌合させる。言い換えると、第2嵌合部33Aaであるボスが、第1嵌合部11A,第3嵌合部42Aの両貫通孔を連続して通るよう挿入されている。
このような構成により、遮光体4Aのレンズ部材3Aに対する位置決めが、レンズ部材3Aを配線基板1Aへ位置決めする第2嵌合部33Aaを基準になされることとなり、位置精度を向上させることができる。
また、レンズ部材3Aを配線基板1Aに対して位置決めして配置すると同時に遮光体4Aも位置決めして配置されるものとなり、生産性を高めることができる。
さらに、遮光体4Aがレンズ部材3Aの第2嵌合部33Aaの周囲に配置されているため、第2嵌合部33Aaを保護するものとなる。これにより、外部の衝撃に対して強い受発光素子モジュール100Aとなる。
(受発光素子モジュール100B)
次に、図5を用いて、本発明の他の実施形態に係る受発光素子モジュール100Bについて説明する。図5は、受発光素子モジュール100Bを各構成ごとに分解した斜視図である。
受発光素子モジュール100Bは、受発光素子モジュール100Aと比較して、レンズ部材3B,遮光体4Bを有する点で異なる。以下、異なる部分のみを説明し、重複する説明を省略する。
レンズ部材3Bは、上壁部33Bbの下面に、補助支柱34を有する。この例では、補助支柱34を2つ有し、平面視で、上壁部33Bbの対角線上に位置するように配置する
。すなわち、2つの補助支柱34と、2つの第2嵌合部33Baとが平面視における上壁部33Bbの四隅に配置されるものとなる。
なお、補助支柱34の長さは、上壁部33Bbの下面から、配線基板1Bの一主面1Baまでの距離と略同一とする。
また、この例では、補助支柱34の先端部34aが丸みを帯びている。具体的には曲面となっている。
遮光体4Bは、その上壁部43Bおよび外壁44Bを貫通する貫通孔45Bが形成されている。この貫通孔45Bは、補助支柱34がその内部を通るものであり、補助支柱34の配置位置に合わせ形成される。なお、貫通孔45Bは、補助支柱34の断面形状よりも大きいものとしてもよい。補助支柱34はXY平面内における位置決め機能は持たせないためである。
そして、レンズ部材3Bを配線基板1Bに位置決めして配置する際に、2つの補助支柱34と、2つの第2嵌合部33Baとを、遮光体4Bの2つの貫通孔45Bと、2つの第3嵌合部42Bとにそれぞれ通し、補助支柱34は配線基板1Bの一主面1Baに当接させ、第2嵌合部33Baは第1嵌合部11Bに嵌合させる。
このように、補助支柱34を設けることにより、第1レンズ31B,第2レンズ32Bと配線基板1Bとの距離を設計通りに保つことが可能となる。これにより、より、位置精度を高め、センシング性能の高い受発光素子モジュールを提供することができる。
さらに、本例では、補助支柱34を複数個有し、かつ、受発光素子2Bが配置される領域を挟んで一方側と他方側に配置していることで、受発光素子2Bが配置される領域の面内における第1レンズ31B,第2レンズ31Bの高さ方向における位置精度を高めることができる。特に、本例では、平面視で、レンズ部材4Bの対角線上に位置させているので、より広域にわたり、受発光素子2Bが配置される領域の面内における第1レンズ31B,第2レンズ31Bの高さ方向における位置精度を高めることができる。
また、補助支柱34の周囲には遮光体4Bの外壁44Bが位置し、補助支柱34を保護する構造となっている。これにより、外部からの衝撃に強い受発光素子モジュール100Bとなる。
また、補助支柱34は、基板21Bではなく、配線基板1Bに当接させている。これにより、破損しやすく、かつ応力により発光素子23Bを構成する半導体層に意図せぬ応力が発生する虞のある基板21Bに接触することなく、正確に厚み方向(Z方向)の位置決めをすることができる。
また、本例では、補助支柱34の先端部34aが曲面となっていることより、第1レンズ31B,第2レンズ32Bが傾いたときに先端部が平坦になっている場合に比べ位置ズレの影響を小さくすることができる。このため、先端部34aの曲率半径は小さい方が好ましい。
(変形例1:レンズ保護)
図6を用いて、本発明の受発光素子モジュールの変形例を説明する。図6に示す受発光素子モジュール100Cは、厚み方向において、レンズ部材4Cの第2嵌合部33Ca,遮光体4Cの外壁部44Cが第1レンズ31Cおよび第2レンズ32Cよりも突出している。具体的には、レンズ部材3Cの上壁部33Cbは、第2嵌合部33Caの上端ではな
く途中に取り付けられている。これにより、第1レンズ31Cおよび第2レンズ32Cが受発光素子モジュール100Cの実装時等に外部の構造物と接触することを抑制することができる。
遮光体4Cは、その外壁44Cの一部に突出部44Caを有する。突出部44Caは、厚み方向において、第1レンズ31Cおよび第2レンズ32Cよりも突出している。このように構成することにより、受発光素子モジュール100Cの直上に位置する部分以外からの光が、第2レンズ32Cに入射することを抑制することができるので、よりセンシング性能を高めることができる。
(変形例2:第1嵌合部と第2嵌合部との嵌合)
第1嵌合部11および第2嵌合部33aの形状は上述した限りではない。
例えば、上述の例では、複数個ある第1嵌合部11や、複数個ある第2嵌合部33aの形状は全て同一とした例を用いて説明したが、複数個ある第1嵌合部11のうち1つの形状を他のものに比べ遊びが大きくなるような大きさに設定してもよい。これにより、同一形状の第2嵌合部33aを嵌合させるときに、組立が容易となる。ここで、複数個ある第1嵌合部11のうち遊びが大きくなるような大きさに設定したものは、XY方向に均等に遊びを持たせるのではなく、一方向にのみ限定して遊びを大きくすることが望ましい。例えば、図7に示すように、2つある第1嵌合部11Dのうち一方を配線基板1Aの長手方向(図の左右方向)にのみ遊びを持たせた楕円形状とすればよい。これにより位置ズレを小さくすることができる。なお、図7は、図5に示す受発光素子モジュール100Bにおいて、第1嵌合部の形状を一部変更した受発光素子モジュール100Dを示している。図7において、第1嵌合部11D,第2嵌合部33Da,第3嵌合部42D,補助支柱34D,貫通孔45Dの位置関係の把握が容易となるように、これらの構成部材について透視状態とし、配線基板1Dの構成要素を破線で、遮光体3Dの構成要素を一点破線で、レンズ部材2Dの構成要素を実線でそれぞれ示している。
また、第1嵌合部11およびそれに嵌合する第2嵌合部33aの形状を平面視において回転角度によって対称とならない形状としてもよい。例えば、平面視で突起部を有するような形状や十字形状とすることにより、例え嵌合部11が1つであっても、平面視における位置に加え向きも制御可能となる。
さらに、第1嵌合部11がボスであり、第2嵌合部33aをボス穴としてもよい。
(変形例3:補助支柱の位置)
図5に示す例では、2つの補助支柱34と、2つの第2嵌合部33Baとが平面視における上壁部33Bbの四隅に配置されるものとなるものを例に説明したが、上壁部33Bbの外縁と補助支柱34との距離は、上壁部33Bbの外縁と第2嵌合部33Baとの距離と異ならせてもよい。例えば、上壁部33Bbの外縁と補助支柱34との距離を大きく、すなわち補助支柱34を内側に配置するときには、上壁部33Abの傾きをより正確に是正することが可能となる。図7においても、同様の位置関係となっている。
(変形例4:中間部の断面形状)
また、遮光体4の中間部41は、上壁部43の下面よりも下方(受発光素子2側)へ延在する遮光壁を有していてもよい。遮光壁を備えることで、より発光素子23が出射する光と、受光素子24に入射される光を分離することができる。この遮光壁の下面は受光素子23側から発光素子22側に向かうにつれ上壁部43の下面に近付くような傾斜面としてもよい。傾斜面とすることにより、発光素子23が出射する光を効率よく第1レンズ31に導くことができるからである。
以上、本発明の具体的な実施の形態の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
1・・・配線基板
1a・・・一主面
11・・・第1嵌合部
2・・・受発光素子
21・・・基板
21a・・・上面
23・・・発光素子
24・・・受光素子
3・・・レンズ部材
31・・・第1レンズ
32・・・第2レンズ
33・・・支持部
33a・・・第2嵌合部
34・・・補助支柱
4・・・遮光体
41・・・中間部
42・・・第3嵌合部
100・・・受発光素子モジュール

Claims (7)

  1. 一主面に第1嵌合部を有する配線基板と、
    記配線基板の前記一主面に配置された受光素子および発光素子と、
    前記受光素子および前記発光素子の上方に配された複数のレンズと、前記複数のレンズを支持する支持部と、を有したレンズ部材と、
    前記受光素子および前記発光素子と前記複数のレンズの間に配置された上壁部を有した遮光体と、を備え、
    前記支持部は、前記第1嵌合部に嵌合した第2嵌合部と、下面に凹部を有した上壁部とを有しており、
    前記遮光体の前記上壁部は、前記支持部の前記上壁部の前記凹部に嵌合した第3嵌合部を有している、受発光素子モジュール。
  2. 前記レンズ部材は、前記複数のレンズと前記支持部とが一体形成されてなる、請求項1に記載の受発光素子モジュール。
  3. 前記第1嵌合部はボス穴であり、前記第2嵌合部はボスである、請求項1または2に記載の受発光素子モジュール。
  4. 前記第1嵌合部は複数個あり、上面視で、前記受光素子および前記発光素子を挟んだ一方側と他方側に設けられており、
    前記ンズ部材は、この複数個の前記第1嵌合部それぞれに対応する複数の前記第2嵌合部を備える、請求項1〜3のいずれかに記載の受発光素子モジュール。
  5. 前記レンズ部材の前記支持部は、補助支柱をさらに有し、
    前記補助支柱の先端は、前記配線基板に当接している、請求項1〜4のいずれかに記載の受発光素子モジュール。
  6. 前記補助支柱は、前記配線基板に当接する部分が丸みを有している、請求項に記載の
    受発光素子モジュール。
  7. 前記遮光体は、前記受発光素子を取り囲んだ、遮光材料を有する外壁を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の受発光素子モジュール。
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