JP6974208B2 - 受発光素子モジュールおよびセンサー装置 - Google Patents
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Description
図1,2に、本開示の受発光素子モジュールの一例の概要を示す。図2は、図1に記載の受発光素子モジュールをII−II線で切断したときの断面の図である。
の対象物の位置情報、距離情報または濃度情報などを検出することができる。
い。発光素子52は、基板51の上面に配された複数の半導体層520と、複数の半導体層520に電圧を印加する一対の第1電極541とを有している。
第1電極541の他方と電気的に接続される。第1電極541によって電圧が印加されたとき、電子および正孔などのキャリアが、第1半導体層521を介して第3半導体層523に流れこみ、第3半導体層523が発光することができる。
1クラッド層521bとを有している。第1コンタクト層521aの上面には、第1クラッド層521bの他に、一方の第1電極541も配されている。第1クラッド層521bには、第3半導体層523が積層されている。
。第1コンタクト層521aは、例えば、n型の不純物を含むガリウムヒ素(GaAs)であればよい。第1コンタクト層521aのn型の不純物としては、例えば、シリコン(Si)またはセレン(Se)等であればよい。第1コンタクト層521aの厚みは、例えば、0.8μm以上1μm以下である。
ッド層521bは、例えば、n型の不純物を含むアルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)であればよい。第1クラッド層521bのn型の不純物は、例えば、シリコン(Si)またはセレン(Se)等であればよい。第1クラッド層521bの厚みは、例えば、0.2μm以上0.5μm以下である。
クラッド層522aは、例えば、p型の不純物を含むアルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)であればよい。第2クラッド層522aのp型の不純物は、例えば、亜鉛(Zn)またはマグネシウム(Mg)等であればよい。第2クラッド層522aの厚みは、例えば、0.2μm以上0.5μm以下である。
有している。第2コンタクト層522bは、例えば、p型の不純物を含むアルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)であればよい。第2コンタクト層522bの厚みは、例えば、0.2μm以上0.5μm以上であればよい。なお、第2コンタクト層522bは、電極との接触抵抗を低減するために、第2クラッド層522aよりもキャリア密度が高く設定されている。
アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)等であればよい。第3半導体層523の厚みは
、例えば、0.1μm以上0.5μm以下である。
数の電極54との接続箇所を除いて絶縁層55が配されている。
4半導体層524の厚みは、例えば、2μm以上3μm以下である。
導体層520は、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を利用して、基板51の上面に順次エピタキシャル成長させることによって形成することができる
。また、絶縁層55は、例えばP−CVD(Plasma Chemical Vapor Deposition)法を利用して形成することができる。また、複数の電極54は、例えば蒸着法、スパッタ法またはめっき法などを利用して形成することができる。
たはPT(photo transistor)などであればよい。
領域532、第1領域531および第2領域532に接続した一対の第2電極542を有している。受光素子53は、第1,2領域531,532でpn接合を形成しており、光を電流に変換することができる。一対の第2電極542は、変換された電流を取り出すことができる。
1受光素子53では、第2領域532が基板51の上面の一部を構成しており、受光領域となる
。
素子52の上方に位置した第1貫通孔311と、受光素子53の上方に位置した第2貫通孔312とを有している。第1貫通孔311には発光素子52の出射光が通過し、第2貫通孔312には対象物からの反射光が通過する。
よび中間部320を囲む周辺部330をさらに有している。中間部320は、発光素子52と受光素
子53との間の領域に位置しており、発光素子52が出射した光が通過する領域と、受光素子53が受光する光が通過する領域とを分けることができる。周辺部330は、外部から入射す
る不要な光を低減することができる。
して、発光素子52側に傾斜した第1傾斜面321を有していてもよい。また中間部320の下面322は、発光素子52よりも上方に位置していてもよいし、発光素子52(複数の半導体層520)の上面よりも下方に位置していてもよい。中間部320の下面322が発光素子52よりも上方に位置していれば、上壁31と基板51との接触を低減することができる。
よび受光素子53の一対の第2電極パッド542は、上壁31を平面視したときに、それぞれ複
数の貫通孔310内に位置している。すなわち、上壁31を平面視したときに、一対の第1電
極パッド541および一対の第2電極パッド542に接続される金属線22の一部が、貫通孔310
内に位置することになる。したがって、貫通孔310内に金属線22が位置しない場合に比較
し、上壁31を配線基板5に近づけることができ、受発光素子モジュール1を小型化するこ
とができる。
していてもよい。その結果、金属線22の全てが、複数の貫通孔310内に位置するため、厚
み方向において、より小型化することができる。
次に、受発光素子モジュール1を備えたセンサー装置6について説明する。図7に示したように、本開示のセンサー装置6は、受発光素子モジュール1と、受発光素子モジュール1に電気的に接続された制御用回路7とを有している。制御用回路7は、受発光素子モジュール1を制御することができる。制御用回路7は、例えば、受発光素子5を駆動させるための駆動回路、受発光素子5の電流を処理する演算回路または外部装置と通信するための通信回路などを含んでいる。なお、図7に示した破線の矢印は、発光素子52から出る光の経路を例示している。
2 配線基板
3 筐体
4 レンズ部材
5 受発光素子
6 センサー装置
7 制御用回路
Claims (3)
- 複数の主電極パッドを有した配線基板と、
前記配線基板上に配された、一対の第1電極パッドを有した発光素子と、
前記配線基板上に前記発光素子から離れて配された、一対の第2電極パッドを有した受光素子と、
前記配線基板の上方に位置するとともに、前記発光素子および前記受光素子の上方にそれぞれ位置した複数の貫通孔を有した上壁と、
前記一対の第1電極パッドとそれぞれ対応する前記主電極パッドとを、および前記一対の第2電極パッドとそれぞれ対応する前記主電極パッドとを接続した、金属線と、を備え、
前記上壁を平面視したときに、前記一対の第1電極パッドおよび前記一対の第2電極パッドが、前記複数の貫通孔内に位置している、とともに、
前記受光素子は、第1導電型領域および第2導電型領域を有し、前記第1導電型領域および前記第2導電型領域が重複領域を有した基板を有し、
前記発光素子は、前記基板の前記重複領域とは異なる位置に配されており、
前記第1電極パッドおよび前記第2電極パッドは、前記基板上に位置しており、
前記発光素子および前記受光素子は、前記基板を介して前記配線基板に実装されており、
前記配線基板の上面は、前記基板の上面よりも広く、
前記複数の主電極パッドは、前記配線基板の上面のうち前記基板よりも外側に位置する領域に配されており、
前記発光素子および前記受光素子を囲み、前記上壁が高さ方向の途中に配された側壁をさらに備え、
前記側壁は、前記配線基板の上面のうち前記基板よりも外側に位置する領域に配されており、
前記基板は、前記発光素子および前記受光素子が並んだ第1方向に延びており、
前記複数の主電極パッドは、前記配線基板の上面のうち前記基板よりも前記第1方向に直交する第2方向に沿って外側に位置する領域に配されている、
受発光素子モジュール。 - 前記配線基板は、前記配線基板の上面のうち前記基板よりも前記第2方向の正方向および負方向に沿って外側に位置する領域を有しており、
前記複数の主電極パッドは、前記第2方向の正方向および負方向に沿って外側に位置する領域に位置している、請求項1に記載の受発光素子モジュール。 - 請求項1または2に記載の受発光素子モジュールと、
前記受発光素子モジュールに接続され、前記受発光素子モジュールを制御する制御用回路と、を有するセンサー装置。
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