JP5302853B2 - 船外機のマウント構造 - Google Patents
船外機のマウント構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5302853B2 JP5302853B2 JP2009251058A JP2009251058A JP5302853B2 JP 5302853 B2 JP5302853 B2 JP 5302853B2 JP 2009251058 A JP2009251058 A JP 2009251058A JP 2009251058 A JP2009251058 A JP 2009251058A JP 5302853 B2 JP5302853 B2 JP 5302853B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- housing
- thrust
- outboard motor
- upper case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 35
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 24
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/02—Mounting of propulsion units
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
また、この発明の他の目的は、ハウジングの確実な保護、および推力の効率的な伝達を達成できる船外機のマウント構造を提供することである。
前記目的を達成するための請求項1記載の発明は、船外機のプロペラにより発生される推力が入力される第1部材と、前記第1部材を介して前記推力が伝達される第2部材と、前記第1および第2部材間で前記推力を伝達する伝達部材と、前記推力の作用方向に前記第2部材および伝達部材を挟持する一対の挟持部を有する挟持部材と、前記伝達部材に固定された低弾性部材と、前記第1部材に連結され、前記第1部材と協働して、前記第1部材からの前記推力が前記低弾性部材に伝達されるように、前記低弾性部材を保持するハウジングと、前記低弾性部材よりも大きい弾性率を有し、前記伝達部材側の挟持部に対して前記作用方向に間隔を空けて対向するように前記ハウジングに固定された高弾性部材とを含む、船外機のマウント構造である。
この構成によれば、高弾性部材がハウジングの内面に沿って配置されているので、高弾性部材とハウジングとの係合により、ハウジングに対する高弾性部材の移動が規制される。これにより、高弾性部材がハウジングに対してより確実に固定される。
この構成によれば、高弾性部材の固定部がハウジングに固定されることにより、高弾性部材全体がハウジングに固定される。これにより、高弾性部材がハウジングから外れることが防止される。また、伝達部材側の挟持部に対向する部分(対向部)と、ハウジングに固定される部分(固定部)とが分けられているので、高弾性部材の製造が容易である。より具体的には、固定部は、対向部を所定位置で固定できるように形成されていれば高い寸法精度が要求されない。したがって、高弾性部材の製造が容易である。
この構成によれば、高弾性部材が、伝達部材側の挟持部と反対側から第1部材に支持されているので、高弾性部材と伝達部材側の挟持部とが当接すると、高弾性部材が、第1部材と伝達部材側の挟持部とによって挟持される。そして、この状態で、推力が、高弾性部材を介して第1部材から伝達部材側の挟持部に伝達される。これにより、第1部材から伝達部材側の挟持部に推力が確実に伝達される。したがって、プロペラから発生される推力が効率的に伝達される。
この構成によれば、高弾性部材が弾性材料により一体形成されるので、高弾性部材の生産効率が高められる。
図1は、本発明の一実施形態に係る船外機1の側面図である。また、図2は、船外機1の分解斜視図である。図1では、船外機1が基準姿勢にある状態を示している。基準姿勢とは、プロペラ7の回転軸線が水平になるときの船外機1の姿勢である。以下の説明における前後、左右、および上下は、それぞれ、船外機1が基準姿勢にあるときの前後、左右、および上下である。
図3は、図1に示すIII−III線に沿う船外機1の断面図である。
船外機1は、緩衝部材18と、第1ボルト19および第1ナット20と、ハウジング21と、高弾性部材22(図3参照)とを含む。緩衝部材18は、第1ボルト19および第1ナット20によってロアブラケット17に連結されている。また、緩衝部材18は、ハウジング21およびアッパーケース10によって保持されている。したがって、アッパーケース10およびロアブラケット17は、緩衝部材18を介して互いに連結されている。第1ボルト19および第1ナット20は、この発明の挟持部材の一例である。また、第1ボルト19の頭部19bおよび第1ナット20は、本発明の一対の挟持部の一例である。
図4は、ハウジング21を内側から見た図である。
ハウジング21は、側方からアッパーケース10に組み付けられている。緩衝部材18、第1ナット20、および高弾性部材22は、ハウジング21とアッパーケース10との間に配置されている。ハウジング21は、これらの部材を間に挟んだ状態で、複数の第2ボルト29(図1参照)によってアッパーケース10に固定されている。
図5は、高弾性部材22を後側から見た図である。また、図6は、高弾性部材22を左側から見た図である。また、図7は、図3の一部を拡大した図である。図6は、図5に示す矢印VIの方向に高弾性部材22を見た図に相当する。また、図7に示す高弾性部材22の断面は、図5に示すVII−VII線に沿う断面である。
ハウジング21に設けられた第1弾性部材保持部31は、アッパーケース10側が開放された箱形に形成されている。第1弾性部材保持部31は、概ね四角形状の第1周壁31a(図4参照)と、第1周壁31aに連結された第1側壁31b(図7参照)と、第1周壁31aに形成された複数(たとえば4つ)の突起31c(図4参照)とを含む。また、図7に示すように、アッパーケース10に設けられた第2弾性部材保持部33は、ハウジング21側が開放された凹状に形成されている。第2弾性部材保持部33は、第2周壁33aと、第2側壁33bとを含む。
プロペラ7により発生される前進方向への推力は、ロアケース11を介して、アッパーケース10に入力される。そして、前進方向への推力が小さい場合には、低弾性部材24を介して、この推力がロアブラケット17に伝達される。一方、前進方向への推力が大きい場合には、低弾性部材24に加え、高弾性部材22をも介して、この推力がロアブラケット17に伝達される。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
7 プロペラ
10 アッパーケース(第1部材)
17 ロアブラケット(第2部材)
19 第1ボルト(挟持部材)
19b 第1ボルトの頭部(挟持部)
20 第1ナット(挟持部材、挟持部)
21 ハウジング
22 高弾性部材
23 インナースリーブ(伝達部材)
24 低弾性部材
36 円板部(対向部)
36a 円板部の後面(前後方向係合部、支持部)
36b 円板部の外周部の一部(左右方向係合部)
37 足部(固定部)
37a 第1先端部(前後方向係合部、上下方向係合部)
38 足部(固定部)
38c 第2角部(左右方向係合部)
X1 前後方向(作用方向)
Claims (6)
- 船外機のプロペラにより発生される推力が入力される第1部材と、
前記第1部材を介して前記推力が伝達される第2部材と、
前記第1および第2部材間で前記推力を伝達する伝達部材と、
前記推力の作用方向に前記第2部材および伝達部材を挟持する一対の挟持部を有する挟持部材と、
前記伝達部材に固定された低弾性部材と、
前記第1部材に連結され、前記第1部材と協働して、前記第1部材からの前記推力が前記低弾性部材に伝達されるように、前記低弾性部材を保持するハウジングと、
前記低弾性部材よりも大きい弾性率を有し、前記伝達部材側の挟持部に対して前記作用方向に間隔を空けて対向するように前記ハウジングに固定された高弾性部材とを含む、船外機のマウント構造。 - 前記高弾性部材は、
前記第1部材またはハウジングに対して前側および後側からそれぞれ係合する一対の前後方向係合部と、
前記第1部材またはハウジングに対して左側および右側からそれぞれ係合する一対の左右方向係合部と、
前記第1部材またはハウジングに対して上側および下側からそれぞれ係合する一対の上下方向係合部とを含む、請求項1記載の船外機のマウント構造。 - 前記高弾性部材は、前記ハウジングの内面に沿う形状を有しており、前記ハウジングの内面に沿って配置されている、請求項1または2記載の船外機のマウント構造。
- 前記高弾性部材は、前記伝達部材側の挟持部に対向する対向部と、前記ハウジングに固定された固定部とを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の船外機のマウント構造。
- 前記高弾性部材は、前記伝達部材側の挟持部と反対側から前記第1部材に支持された支持部を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の船外機のマウント構造。
- 前記高弾性部材は、弾性材料により一体形成されたものである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の船外機のマウント構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009251058A JP5302853B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | 船外機のマウント構造 |
US12/774,741 US8118628B2 (en) | 2009-10-30 | 2010-05-06 | Mount structure of outboard motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009251058A JP5302853B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | 船外機のマウント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011093475A JP2011093475A (ja) | 2011-05-12 |
JP5302853B2 true JP5302853B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=43925911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009251058A Active JP5302853B2 (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | 船外機のマウント構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8118628B2 (ja) |
JP (1) | JP5302853B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244750A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Yamaha Motor Co Ltd | 船外機 |
JP6036243B2 (ja) * | 2012-12-06 | 2016-11-30 | スズキ株式会社 | 船外機のマウント装置 |
US9643703B1 (en) * | 2014-02-27 | 2017-05-09 | Brunswick Corporation | Vibration isolation mounting arrangement for outboard motor |
JP7350039B2 (ja) * | 2021-11-11 | 2023-09-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機の懸架構造、船外機 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57198196A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-04 | Sanshin Ind Co Ltd | Propellent unit supporting structure for outboard engine |
JP2716804B2 (ja) * | 1989-06-26 | 1998-02-18 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
JP2905257B2 (ja) * | 1990-04-25 | 1999-06-14 | 本田技研工業株式会社 | 船外機の弾性マウントを介した連結構造 |
JP3210290B2 (ja) * | 1990-04-25 | 2001-09-17 | 本田技研工業株式会社 | 船外機の弾性マウントを介した連結構造 |
JPH0776297A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機用マウントラバー |
JPH10119891A (ja) | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
JP3878300B2 (ja) * | 1997-09-15 | 2007-02-07 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機 |
JPH11334691A (ja) * | 1998-05-27 | 1999-12-07 | Suzuki Motor Corp | 船外機の防振マウント装置 |
JP3956579B2 (ja) * | 1999-05-21 | 2007-08-08 | スズキ株式会社 | 船外機のマウント構造 |
JP2001071994A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-21 | Suzuki Motor Corp | 船外機のマウント構造 |
JP4709686B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2011-06-22 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
-
2009
- 2009-10-30 JP JP2009251058A patent/JP5302853B2/ja active Active
-
2010
- 2010-05-06 US US12/774,741 patent/US8118628B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011093475A (ja) | 2011-05-12 |
US20110104964A1 (en) | 2011-05-05 |
US8118628B2 (en) | 2012-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5302853B2 (ja) | 船外機のマウント構造 | |
JP2012096772A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6162097B2 (ja) | シフト装置 | |
JP2018052470A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
US10018111B2 (en) | Outboard motor | |
JP4582374B2 (ja) | チルトステアリング装置 | |
JP3159294U (ja) | 船外機 | |
US8932093B2 (en) | Outboard motor | |
JP3159586U (ja) | 船外機 | |
JP2008236982A (ja) | 電動モータの取付構造 | |
JP2006312379A (ja) | 船外機のマウント装置 | |
JP4791241B2 (ja) | 防眩ミラー取付装置 | |
JP2009298194A (ja) | 船外機のマウント装置 | |
JP2001355675A (ja) | 船外機の防振マウント装置 | |
JP2000318689A (ja) | 船外機のマウント構造 | |
JP6477175B2 (ja) | 船外機の操舵ハンドル取付構造 | |
JP6932573B2 (ja) | 動力機器 | |
JP2010215098A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP5187014B2 (ja) | 船外機のマウント装置 | |
JP2013199159A (ja) | 乗物用シート | |
JP2004249792A (ja) | 船外機の操舵装置 | |
JP2008195317A (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JP5966700B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4569751B2 (ja) | 船外機の装着構造 | |
JP6706527B2 (ja) | 船外機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5302853 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |