JP2001071994A - 船外機のマウント構造 - Google Patents

船外機のマウント構造

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JP2001071994A
JP2001071994A JP25464699A JP25464699A JP2001071994A JP 2001071994 A JP2001071994 A JP 2001071994A JP 25464699 A JP25464699 A JP 25464699A JP 25464699 A JP25464699 A JP 25464699A JP 2001071994 A JP2001071994 A JP 2001071994A
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mount
mounting
outboard motor
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engine
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Takuya Sato
卓弥 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン振動の低減を図った船外機のマウント
構造を提供するにある。 【解決手段】マウント装置6を介して船体に取付けられ
るエンジンホルダ2上に載置されたエンジン3の内部に
クランクシャフト4を略垂直に配置し、このクランクシ
ャフト4の回転力を、ドライブシャフト10を介して推
進装置に伝達する船外機において、ドライブシャフト1
0の軸芯をクランクシャフト4の軸芯より船外機1の後
方寄りにオフセットして配置すると共に、船外機1の重
心CG近傍のエンジンホルダ2内に左右一対のマウント
保持部58を形成し、これらのマウント保持部58にエ
ンジンホルダ2の前方からマウントユニット21を挿入
する一方、マウント保持部58間にはドライブシャフト
10が挿通され、マウント保持部58を、ドライブシャ
フト10の保護壁60を回避した最大の位置まで形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機のマウント
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機は一般にクランプブラケットを介
して船舶の船体に装着されている。また、船外機は例え
ばその上下二個所がマウント装置を介してクランプブラ
ケット(上側はステアリングブラケット)に取り付けら
れている。
【0003】マウント装置は、幅方向に並設された左右
一対のマウントユニットを船外機側に設け、このマウン
トユニットに備えられた例えばゴム等の弾性体からなる
マウントゴムでエンジンの振動が船体に伝わるのを低減
させている。
【0004】マウントユニットのうち、上側のマウント
ユニットは例えばエンジンホルダに、また、下側のマウ
ントユニットはドライブシャフトハウジングに取り付け
られるのが一般的である。上側のマウントユニット(ア
ッパーマウントユニット)のエンジンホルダへの取付方
法としては、鋳造段階で予めエンジンホルダに形成され
たマウント保持部にアッパーマウントユニットのマウン
トゴム部分を装入し、このマウントゴム部分をマウント
カバーで押さえて固定する方法が一般的である。また、
マウントゴム部分の装入方向としてはエンジンホルダの
上側から挿入する方法と、エンジンホルダの前側から挿
入する方法とがある。
【0005】そして、アッパーマウントユニットのマウ
ントゴム部分は、エンジンの振動を充分に吸収できるよ
う、船外機全体の重心近傍に配置され、左右のピッチを
狭くすることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンホルダに形成されたマウント保持部にアッパーマウン
トユニットのマウントゴム部分をエンジンホルダの前側
から挿入する方法の場合、ドライブシャフトが左右のマ
ウントゴム部間に挿通されているため、ドライブシャフ
トの保護壁が障害となって左右のピッチを狭くすること
が困難である。
【0007】また、マウントゴム部分を船外機全体の重
心近傍に配置しようとすると、筒状のマウント保持部の
前後方向長さが長くなり、加工が困難であったり鋳造時
の抜き勾配の関係からマウント保持部の容量が充分に稼
げず、マウントゴムが小型になってしまう場合がある。
さらに、マウント保持部の前後方向長さが長くなると、
マウントゴムを押さえるマウントカバーの形状が複雑に
なってしまう。
【0008】一方、筒状のマウント保持部にアッパーマ
ウントユニットのマウントゴム部分をエンジンホルダの
前側から挿入する場合、マウント保持部が密封状態とな
って内部の空気の逃げ場が無くなり、マウントゴム部分
の挿入が非常に困難になると共に、メンテナンスなどで
マウントゴム部分をマウント保持部から取り外す場合、
今度はマウント保持部内が負圧となってマウントゴム部
分の取外しが非常に困難になる。
【0009】従来、上記問題を解決するために、マウン
トゴムの外周面に溝を形成したものがあるが、マウント
ゴムそのものに溝を形成するとそのばね定数が変化して
振動の吸収性能に影響を与えるおそれがある。また、溝
によってマウントゴムに方向性が生じ、組付け時に注意
が必要になる場合もある。
【0010】ところで、アッパーマウントユニットをス
テアリングブラケットに取り付ける場合、アッパーマウ
ントユニットのマウントボルトをステアリングブラケッ
トに形成されたマウントアームに挿通し、マウントボル
トの端部をナットで締め付けていたが、マウントボルト
が供回りしないよう、マウントボルトを手や他の工具で
押さえたり、マウントボルトに回り止めの切欠を設けて
いたが、締付けトルクが不充分であったり、切欠によっ
てマウントボルトの強度が低下するなどの問題があっ
た。
【0011】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、エンジン振動の低減を図った船外機のマウント
構造を提供することを目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、組付け工程数を低減
し、作業性の向上を図った船外機のマウント構造を提供
するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船外機のマ
ウント構造は、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、マウント装置を介して船体に取付
けられるエンジンホルダ上に載置されたエンジンの内部
にクランクシャフトを略垂直に配置し、このクランクシ
ャフトの回転力を、ドライブシャフトを介して推進装置
に伝達する船外機において、上記ドライブシャフトの軸
芯を上記クランクシャフトの軸芯より上記船外機の後方
寄りにオフセットして配置すると共に、上記船外機の重
心近傍の上記エンジンホルダ内に左右一対のマウント保
持部を形成し、これらのマウント保持部に上記エンジン
ホルダの前方からマウントユニットを挿入する一方、上
記マウント保持部間には上記ドライブシャフトが挿通さ
れ、上記マウント保持部を、上記ドライブシャフトの保
護壁を回避した最大の位置まで形成したものである。
【0014】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記マウントユニットを上記
エンジンホルダの前方から上記マウント保持部に挿入
し、その前方からマウントカバーにより上記エンジンホ
ルダに着脱自在に固定すると共に、上記マウントカバー
の形状を、上記ドライブシャフトの保護壁を逃げた左右
非対称形状に形成したものである。
【0015】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記マウント保持部の上記
エンジンホルダ前面側開口部を上記ドライブシャフトよ
り後方寄りに開口したものである。
【0016】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、上記マウントユニット
はマウントボルトと、このマウントボルトの途中に形成
されたストッパ部と、ストッパ部より後方の上記マウン
トボルトの周囲に配置された管状のインナーチューブ
と、このインナーチューブの周囲に巻装されたマウント
ゴムと、上記マウントボルトの後端に設けられ、上記イ
ンナーチューブおよびマウントゴムを固定する後部ナッ
ト等から構成され、上記マウントユニットを、上記スト
ッパ部を境に後側のマウント部と前側のステアリング固
定部とに分け、上記マウント装置の組付け前の段階で予
めそのマウントゴム部分を上記マウントボルトに固定し
てマウント部を形成し、このマウント部を上記エンジン
ホルダに固定した後に上記ステアリング固定部を船体側
に設けられるブラケットに固定したものである。
【0017】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、マウントボルトの途中に形
成されたストッパ部を非円形断面形状に形成すると共
に、上記船体側に設けられるブラケットに上記ストッパ
部の断面形状に対応した嵌合部を形成し、この嵌合部に
上記マウントボルトのストッパ部を勘合させて上記マウ
ントボルトの供回りを防止したものである。
【0018】そしてまた、上述した課題を解決するため
に、請求項6に記載したように、上記後部ナットにリバ
ーススラストゴムを被装すると共に、上記マウント保持
部の奥に収納部を形成し、この収納部に上記リバースス
ラストゴムを収納したものである。
【0019】また、上述した課題を解決するために、請
求項7に記載したように、マウント保持部の内周面底部
に、その前後方向に延びてエンジンホルダ前面のマウン
ト保持部の開口部に達する溝を形成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1は、この発明を適用した船外機の実施
形態を示す左側面図である。図1に示すように、この船
外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ
2の上方にエンジン3が設置される。なお、このエンジ
ン3はその内部にクランクシャフト4を略垂直に配置し
たバーティカル(縦)型のエンジンである。
【0022】エンジンホルダ2の下方にはオイルパン5
が配置されると共に、例えば船外機1にはマウント装置
6を介してクランプブラケット7が取付けられ、このク
ランプブラケット7を介して船外機1が図示しない船体
のトランサムに装着される。また、この船外機1のエン
ジン3、エンジンホルダ2およびオイルパン5の周囲は
エンジンカバー8によって覆われる。
【0023】オイルパン5の下部にはドライブシャフト
ハウジング9が設置される。エンジンホルダ2、オイル
パン5およびドライブシャフトハウジング9内にはドラ
イブシャフト10が略垂直に配置され、その上端部がク
ランクシャフト4の下端部に連結手段11を介して連結
される。ドライブシャフト10はドライブシャフトハウ
ジング9内を下方に向かって延び、ドライブシャフトハ
ウジング9の下部に設けられたギヤケース12内のベベ
ルギヤ13およびプロペラシャフト14を介して推進装
置であるプロペラ15を駆動するように構成される。
【0024】上記クランプブラケット7にはチルト軸1
6を介してスイベルブラケット17が設けられ、このス
イベルブラケット17内にパイロットシャフト18が鉛
直方向に、且つ回動自在に軸支される。そして、このパ
イロットシャフト18の上下端にステアリングブラケッ
トを兼ねたアッパーマウントブラケット19およびロア
ーマウントブラケット20がそれぞれ回動一体に設けら
れる。
【0025】エンジンホルダ2の前部には船外機1の幅
方向に並設された左右一対のアッパーマウントユニット
21が設けられ、アッパーマウントブラケット19に連
結される。また、ドライブシャフトハウジング9の両側
部には一対のロアーマウントユニット22が設けられ、
ロアーマウントブラケット20に連結される。そして、
以上によりマウント装置6を構成し、船外機1はクラン
プブラケット7に対しパイロットシャフト18を中心に
左右に操舵可能になると共に、チルト軸16を中心に上
方に向かってチルトアップ可能になる。
【0026】図2は船外機中央部の拡大左側面図であ
り、図3は図2の縦断面図である。図2および図3に示
すように、この船外機1に搭載されるエンジン3は、例
えばシリンダヘッド23、シリンダブロック24および
クランクケース25等を組み合わせて構成された水冷4
サイクル直列四気筒エンジンである。
【0027】エンジン3の最前部、図2および図3にお
いては最も左側(船首側)に配置されるクランクケース
25の後方(右、船尾側)にはシリンダブロック24が
配置される。また、シリンダブロック24の後方にはシ
リンダヘッド23が配置される。
【0028】そして、図2に示すように、シリンダヘッ
ド23、シリンダブロック24およびクランクケース2
5の下面は例えば同一の平面上に形成され、エンジンホ
ルダ2の上面に載置されてエンジンホルダ2の下面から
複数本のボルト26によってシリンダヘッド23、シリ
ンダブロック24およびクランクケース25のすべてが
エンジンホルダ2に締結固定される。
【0029】さらに、エンジンホルダ2の下方に配置さ
れたオイルパン5の下方からは複数本のボルト27がエ
ンジンホルダ2を貫通して例えばシリンダヘッド23と
シリンダブロック24の下部に延び、エンジンホルダ2
とオイルパン5とがシリンダヘッド23とシリンダブロ
ック24の両方に共締めされ、固定される。
【0030】図1および図3に示すように、クランクケ
ース25とシリンダブロック24との合せ面には、上述
したように、クランクシャフト4が例えば複数のメタル
ベアリング28を介して略垂直に軸支される。また、シ
リンダブロック24内には4つのシリンダ29が上下方
向に略水平に並んで形成され、シリンダ29内にはピス
トン30がシリンダ29の軸線31上を軸方向に摺動自
在に挿入される。さらに、クランクシャフト4とピスト
ン30とがコンロッド32によって連結され、ピストン
30の往復ストロークがクランクシャフト4の回転運動
に変換されるようになっている。
【0031】シリンダヘッド23にはシリンダ29に整
合する燃焼室33が形成され、その外方から点火プラグ
34が結合される。また、シリンダヘッド23内には燃
焼室33に繋がる吸気ポート35やシリンダブロック2
4およびエンジンホルダ2の左側面に形成された排気通
路36に繋がる排気ポート37も形成される。さらに、
シリンダヘッド23内には両ポート35,37を開閉す
る吸気バルブ38および排気バルブ39が配置され、さ
らにまた、シリンダヘッド23の後部にはこれらのバル
ブ38,39を開閉させる二本の動弁用(吸気用および
排気用)カムシャフト40がクランクシャフト4と平行
に配置される。
【0032】シリンダヘッド23はシリンダヘッドカバ
ー41によって覆われる。シリンダヘッドカバー41に
は機械式の燃料ポンプ42が配置され、この燃料ポンプ
42はカムシャフト40上に設けられたカム43によっ
て駆動される。
【0033】また、図3に示すように、クランクシャフ
ト4の上端はエンジン3の上方に突出する。この突出部
44にはフライホイール45および発電用のマグネト装
置46が設けられ、これらはマグネトカバー47によっ
て覆われる。
【0034】ところで、クランクシャフト4およびドラ
イブシャフト10はそれぞれの軸芯がオフセットした状
態で配置され、例えばドライブシャフト10の軸芯はク
ランクシャフト4の軸芯より後方(シリンダヘッド2
3)寄りに配置される。
【0035】そして、ドライブシャフト10を後方寄り
にオフセットすることによってエンジンホルダ2および
オイルパン5の前部を後方寄りに移動でき(または、エ
ンジンホルダ2より上方のエンジン3前部を前方寄りに
移動でき)、その結果、船外機1全体の重心CG位置が
前方寄りに移動すると共に、クランクシャフト4の直下
にスペースが形成され、このスペースにパイロットシャ
フト18がクランクシャフト4とほぼ同軸線上に配置さ
れる様、前記マウント装置6が配置される。また、この
スペース直上のクランクケース25下面はエンジンホル
ダ2の前上部を前方に延長することによって形成される
延長部2aによって下方から塞がれる。
【0036】クランクシャフト4の下端はエンジン3の
下方に突出し、この突出部48にはクランクギヤ50が
圧入されると共に、エンジンホルダ2の上方に突出して
いるドライブシャフト10の上端には前記連結手段11
がドライブシャフト10と同軸上に例えばスプライン嵌
合されており、この連結手段11に上記クランクギヤ5
0が噛合うドリブンギヤ51が一体に形成されるそし
て、クランクシャフト4が回転すると、その回転力はク
ランクギヤ50からドリブンギヤ51に伝達され、ドラ
イブシャフト10を回転駆動させる。
【0037】エンジン3の下部とエンジンホルダ2の上
面との間の空間には、クランクシャフト4の回転をカム
シャフト40に伝達してカムシャフト40を回転駆動さ
せるカムシャフト駆動機構53が設けられる。このカム
シャフト駆動機構53は、例えばチェーン駆動方式であ
り、上記連結手段11に形成されたドリブンギヤ51の
下方に連結手段11と一体に形成されたタイミングスプ
ロケット54と、エンジン3の下面に突出している二本
のカムシャフト40の下端に回転一体に設けられた左右
(吸・排気)一対のカムスプロケット56と、これらの
スプロケット54,56の周囲に巻装されたタイミング
チェーン57とから構成される。
【0038】図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図
であり、アッパーマウントユニット21とアッパーマウ
ント(ステアリング)ブラケット19との連結構造を詳
細に示す。また、図5は図4のV−V線に沿う断面図で
ある。
【0039】図4および図5に示すように、エンジンホ
ルダ2の前部、図における向かって左側で、船外機1の
重心CG近傍には左右(図4における上下方向)一対
の、筒状のマウント保持部58が前後方向に延びて形成
され、その前部の開口部59はエンジンホルダ2の前面
に開口する。なお、左右のマウント保持部58間にはド
ライブシャフト10が挿通され、マウント保持部58と
ドライブシャフト10との間にはドライブシャフト10
の保護壁60が形成される。そして、マウント保持部5
8はドライブシャフト10の保護壁60を回避した最大
の位置まで形成される。
【0040】一方、アッパーマウント(ステアリング)
ブラケット19の後部には左右一対のマウントアーム6
1が後方(図における右側)に向かって延設され、これ
らの間に形成されるシャフト孔62に上述したパイロッ
トシャフト18が挿入され、固定される。
【0041】図6は、上述したアッパーマウントユニッ
ト21の拡大断面図である。図6に示すように、アッパ
ーマウントユニット21は主に棒状のマウントボルト6
3と、このマウントボルト63の途中に形成されたスト
ッパ部64と、ストッパ部64より後方のマウントボル
ト63の周囲に配置された管状のインナーチューブ65
と、このインナーチューブ65の周囲に巻装された、そ
れぞれの後端部が同一平面上になるように設定されたゴ
ム等の弾性体であるマウントゴム66と、マウントボル
ト63の後端に設けられ、インナーチューブ65および
マウントゴム66をストッパ部64との間で位置決めす
る後部ナット67と、この後部ナット67に被装された
リバーススラストゴム68等から構成される。
【0042】また、アッパーマウントユニット21はス
トッパ部64を境に、後側のマウント部69と前側のス
テアリング固定部70とに分けられる。なお、インナー
チューブ65とリバーススラストゴム68との間には後
部マウントワッシャ71が介装される。
【0043】そして、アッパーマウントユニット21
は、マウント装置6の組付け前の段階で予めそのマウン
トゴム66部分がマウントボルト63に固定されてマウ
ント部69が形成された後、エンジンホルダ2のマウン
ト保持部58に前方から挿入され、その前方からマウン
トカバー72がボルト73によりエンジンホルダ2に着
脱自在に固定されることによりエンジンホルダ2に保持
される。
【0044】また、アッパーマウントユニット21は、
マウント部69がエンジンホルダ2に固定された後、ス
テアリング固定部70、すなわちマウントボルト63の
前半分が、アッパーマウント(ステアリング)ブラケッ
ト19の後部に形成されたマウントアーム61に挿通さ
れて前方より前部ナット74によって固定される。な
お、前部ナット74とマウントアーム61との間には前
部マウントワッシャ75が介装される。
【0045】さらに、マウント保持部58の奥にはリバ
ーススラストゴム68の収納部76が形成され、アッパ
ーマウントユニット21のマウントゴム66部分がマウ
ント保持部58に挿入された時、この収納部76にアッ
パーマウントユニット21後端部のリバーススラストゴ
ム68が収納される。
【0046】図7は図5のVII矢視図であり、エンジ
ンホルダ2の前面を示す。なお、ドライブシャフト10
の保護壁60を挟んで右側はマウントカバー72が装着
された状態を示し、左側はマウントカバー72が非装着
の状態を示す。そして、図8は図7のVIII−VII
I線に沿う断面図である。
【0047】図4、図5、図7および図8に示すよう
に、例えばマウントカバー72は板状のものであって、
マウントゴム66より小径且つマウントボルト63のス
トッパ部64より大径の開口部77を有し、ドライブシ
ャフト10の保護壁60を逃げた形状、すなわち左右非
対称形状に形成されると共に、その上下部分がボルト7
3によりエンジンホルダ2に着脱自在に固定される。
【0048】また、マウント保持部58の内周面底部に
は、その前後方向に延びてエンジンホルダ2前面のマウ
ント保持部58の開口部59に達する溝79が形成され
る。この溝79は、マウント保持部58にアッパーマウ
ントユニット21を挿入する時や、マウント保持部58
からアッパーマウントユニット21を取り外す時、マウ
ント保持部58内が密封状態となるのを防止するエアベ
ントとして機能する。
【0049】図9は、アッパーマウント(ステアリン
グ)ブラケット19のマウントアーム61部分を拡大し
た図であり、図10は図9のX−X線に沿う断面図であ
る。
【0050】図9および図10に示すように、マウント
ボルト63の途中に形成されたストッパ部64は、非円
形断面形状(円形以外の断面形状)、本実施形態におい
ては六角形の断面形状を有し、マウントアーム61には
このストッパ部64の断面形状に対応した嵌合部80が
形成され、この嵌合部80にマウントボルト63のスト
ッパ部64が勘合することによりマウントボルト63の
周方向の動きが規制され、マウントボルト63の前端部
を前部ナット74で締着する際、マウントボルト63の
供回りを防止する。
【0051】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0052】クランクシャフト4およびドライブシャフ
ト10の軸芯をクランクシャフト4の軸芯より後方(シ
リンダヘッド23)寄りにオフセットして配置したこと
により、エンジンホルダ2およびオイルパン5の前方、
クランクシャフト4の直下にスペースが生じるので、こ
のスペースにスイベルブラケット17やマウントブラケ
ット、パイロットシャフト18等から構成されるマウン
ト装置6を配置することが可能になり、その結果船外機
1全体の前後長が短縮できて船外機1がコンパクトにな
る。
【0053】また、船外機1全体の前後長が短縮化した
ことによりエンジンホルダ2の前部に設けられた左右一
対のアッパーマウントユニット21を船外機1の重心C
G近傍に配置可能となり、エンジン3から船体に伝わる
振動が大幅に低減される。
【0054】さらに、アッパーマウントユニット21を
船外機1の重心CG近傍に配置可能となったことによ
り、マウント保持部58のエンジンホルダ2前面側開口
部59をドライブシャフト10より後方(シリンダヘッ
ド23)寄りに開口できる。その結果、アッパーマウン
トユニット21のマウントゴム66をマウント保持部5
8に装着した時、マウントゴム66の前端が開口部59
と同一面あるいは近傍に配置されることになり、従来複
雑な形状であったマウントカバー72を単純な形状とす
ることが可能となってコストや重量の低減を図れる。
【0055】さらにまた、マウント保持部58の前後方
向長さも短くできるので、エンジンホルダ2の軽量化、
鋳造性や加工性の向上および加工範囲の低減を図ること
ができると共に、マウント保持部58の容量を充分に稼
げる。
【0056】そして、マウント保持部58を、ドライブ
シャフト10の保護壁60を回避した最大の位置まで形
成したことにより、マウント保持部58の容量を充分に
稼げると共に、マウントカバー72の形状を、ドライブ
シャフト10の保護壁60を逃げた左右非対称形状に形
成したこともあって、マウントゴム66の左右のピッチ
を狭くすることができ、アッパーマウントユニット21
をより船外機1の重心CG近くに配置可能になる。
【0057】また、アッパーマウントユニット21を、
ストッパ部64を境に後側のマウント部69と前側のス
テアリング固定部70とに分け、マウント装置6の組付
け前の段階で予めそのマウントゴム66部分をマウント
ボルト63に固定してマウント部69を形成し、このマ
ウント部69をエンジンホルダ2に固定した後にステア
リング固定部70をアッパーマウント(ステアリング)
ブラケット19に固定すれば、組付け作業数が低減し、
作業性が向上する。
【0058】そしてまた、マウント保持部58の内周面
底部に、その前後方向に延びてエンジンホルダ2前面の
マウント保持部58の開口部59に達する溝79を形成
したことにより、アッパーマウントユニット21の挿入
および取外しが容易になると共に、航走時に降りかかる
水飛沫が例えばマウント保持部58内に侵入しても容易
に排水でき、アッパーマウントユニット21の耐久性を
向上させる。
【0059】さらに、マウントボルト63の途中に非円
形断面形状に形成されたストッパ部64を設け、このス
トッパ部64をマウントアーム61に勘合させてマウン
トボルト63の供回りを防止する様にしたことにより、
マウントボルト63の前端部を前部ナット74で締着す
る際、例えば前部マウントワッシャ75に廻り止め機構
を設けたり、マウントボルト63に回り止めの切欠を設
けたりする必要がなくなる。
【0060】また、マウントボルト63の前端部を前部
ナット74で締着する際、マウントボルト63を手や他
の工具で押さえる必要もなくなる。これらの結果、構造
が簡素化すると共に組付け作業性が向上し、さらにマウ
ントボルト63の強度を低下させることも無くなると共
に、締付けトルクも充分に得ることができる。
【0061】ところで、船外機1のエンジン逆回転(リ
バース)時に発生するスラストによるマウント装置6の
変位は、従来例えばゴム等の弾性体からなるスラストス
トッパを船外機とクランプブラケットとの間に介在させ
て規制している。本発明においては、インナーチューブ
65の後端部とマウントゴム66の後端部とを同一平面
上に配置し、マウントボルト63の後端に設けられた後
部ナット67にリバーススラストゴム68を被装するこ
とにより、このリバーススラストゴム68をスラストス
トッパとして機能させることができる。
【0062】また、船外機1を逆方向に航走させると船
体のトランサム(図示せず)が抵抗となって船外機1が
上下左右などあらゆる方向に変位するが、リバーススラ
ストゴム68をマウント保持部58の奥に形成された収
納部76に収納することにより、三次元的なあらゆる方
向のスラストを受けることが可能になる。
【0063】なお、上述した実施形態においては本発明
を直列四気筒エンジン3に適用した例を示したが、本発
明は気筒数には関係なく適用できる。さらに、本発明は
複数のシリンダが平面視V型に配置されたいわゆるV型
エンジンにも適用可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る船外
機のマウント構造によれば、マウント装置を介して船体
に取付けられるエンジンホルダ上に載置されたエンジン
の内部にクランクシャフトを略垂直に配置し、このクラ
ンクシャフトの回転力を、ドライブシャフトを介して推
進装置に伝達する船外機において、上記ドライブシャフ
トの軸芯を上記クランクシャフトの軸芯より上記船外機
の後方寄りにオフセットして配置すると共に、上記船外
機の重心近傍の上記エンジンホルダ内に左右一対のマウ
ント保持部を形成し、これらのマウント保持部に上記エ
ンジンホルダの前方からマウントユニットを挿入する一
方、上記マウント保持部間には上記ドライブシャフトが
挿通され、上記マウント保持部を、上記ドライブシャフ
トの保護壁を回避した最大の位置まで形成したため、マ
ウント保持部の容量を充分に稼げ、エンジンの振動を大
きく低減できる。
【0065】また、上記マウントユニットを上記エンジ
ンホルダの前方から上記マウント保持部に挿入し、その
前方からマウントカバーにより上記エンジンホルダに着
脱自在に固定すると共に、上記マウントカバーの形状
を、上記ドライブシャフトの保護壁を逃げた左右非対称
形状に形成したため、マウントゴムの左右のピッチを狭
くすることができ、エンジンの振動をさらに低減でき
る。
【0066】さらに、上記マウント保持部の上記エンジ
ンホルダ前面側開口部を上記ドライブシャフトより後方
寄りに開口したため、エンジンホルダの軽量化、鋳造性
の向上および加工性の向上が図れる。
【0067】さらにまた、上記マウントユニットはマウ
ントボルトと、このマウントボルトの途中に形成された
ストッパ部と、ストッパ部より後方の上記マウントボル
トの周囲に配置された管状のインナーチューブと、この
インナーチューブの周囲に巻装されたマウントゴムと、
上記マウントボルトの後端に設けられ、上記インナーチ
ューブおよびマウントゴムを固定する後部ナット等から
構成され、上記マウントユニットを、上記ストッパ部を
境に後側のマウント部と前側のステアリング固定部とに
分け、上記マウント装置の組付け前の段階で予めそのマ
ウントゴム部分を上記マウントボルトに固定してマウン
ト部を形成し、このマウント部を上記エンジンホルダに
固定した後に上記ステアリング固定部を船体側に設けら
れるブラケットに固定したため、組付け作業性が向上す
る。
【0068】そして、マウントボルトの途中に形成され
たストッパ部を非円形断面形状に形成すると共に、上記
船体側に設けられるブラケットに上記ストッパ部の断面
形状に対応した嵌合部を形成し、この嵌合部に上記マウ
ントボルトのストッパ部を勘合させて上記マウントボル
トの供回りを防止したため、組付け作業性が向上する。
【0069】そしてまた、上記後部ナットにリバースス
ラストゴムを被装すると共に、上記マウント保持部の奥
に収納部を形成し、この収納部に上記リバーススラスト
ゴムを収納したため、船外機が発生させる変位によるあ
らゆる方向からのスラストを受けることができる。
【0070】また、マウント保持部の内周面底部に、そ
の前後方向に延びてエンジンホルダ前面のマウント保持
部の開口部に達する溝を形成したため、マウントユニッ
トの組付け/取り外し作業性が向上すると共に、マウン
トユニットの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機のマウント構造の一実施形
態を示す船外機の左側面図。
【図2】船外機中央部の拡大左側面図。
【図3】図2の縦断面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】アッパーマウントユニットの拡大断面図。
【図7】図5のVII矢視図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】アッパーマウント(ステアリング)ブラケット
19のマウントアーム部分を拡大した図。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 船外機 2 エンジンホルダ 3 エンジン 4 クランクシャフト 6 マウント装置 7 クランプブラケット 10 ドライブシャフト 15 プロペラ(推進装置に) 19 アッパーマウントブラケット(船体側に設けられ
るブラケット) 21 アッパーマウントユニット 58 マウント保持部 59 マウント保持部のエンジンホルダ前面側開口部 60 ドライブシャフトの保護壁 61 マウントアーム 63 マウントボルト 64 ストッパ部 65 インナーチューブ 66 マウントゴム 67 後部ナット 68 リバーススラストゴム 69 マウント部 70 ステアリング固定部 72 マウントカバー 76 収納部 79 マウント保持部の開口部に達する溝 80 嵌合部 CG 船外機の重心

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウント装置を介して船体に取付けられ
    るエンジンホルダ上に載置されたエンジンの内部にクラ
    ンクシャフトを略垂直に配置し、このクランクシャフト
    の回転力を、ドライブシャフトを介して推進装置に伝達
    する船外機において、上記ドライブシャフト10の軸芯
    を上記クランクシャフト4の軸芯より上記船外機1の後
    方寄りにオフセットして配置すると共に、上記船外機1
    の重心CG近傍の上記エンジンホルダ2内に左右一対の
    マウント保持部58を形成し、これらのマウント保持部
    58に上記エンジンホルダ2の前方からマウントユニッ
    ト21を挿入する一方、上記マウント保持部58間には
    上記ドライブシャフト10が挿通され、上記マウント保
    持部58を、上記ドライブシャフト10の保護壁60を
    回避した最大の位置まで形成したことを特徴とする船外
    機のマウント構造。
  2. 【請求項2】 上記マウントユニット21を上記エンジ
    ンホルダ2の前方から上記マウント保持部58に挿入
    し、その前方からマウントカバー72により上記エンジ
    ンホルダ2に着脱自在に固定すると共に、上記マウント
    カバー72の形状を、上記ドライブシャフト10の保護
    壁60を逃げた左右非対称形状に形成した請求項1記載
    の船外機のマウント構造。
  3. 【請求項3】 上記マウント保持部58の上記エンジン
    ホルダ2前面側開口部59を上記ドライブシャフト10
    より後方寄りに開口した請求項1または2記載の船外機
    のマウント構造。
  4. 【請求項4】 上記マウントユニット21はマウントボ
    ルト63と、このマウントボルト63の途中に形成され
    たストッパ部64と、ストッパ部64より後方の上記マ
    ウントボルト63の周囲に配置された管状のインナーチ
    ューブ65と、このインナーチューブ65の周囲に巻装
    されたマウントゴム66と、上記マウントボルト63の
    後端に設けられ、上記インナーチューブ65およびマウ
    ントゴム66を固定する後部ナット67等から構成さ
    れ、上記マウントユニット21を、上記ストッパ部64
    を境に後側のマウント部69と前側のステアリング固定
    部70とに分け、上記マウント装置6の組付け前の段階
    で予めそのマウントゴム66部分を上記マウントボルト
    63に固定してマウント部69を形成し、このマウント
    部69を上記エンジンホルダ2に固定した後に上記ステ
    アリング固定部70を船体側に設けられるブラケット1
    9に固定した請求項1、2または3記載の船外機のマウ
    ント構造。
  5. 【請求項5】 マウントボルト63の途中に形成された
    ストッパ部64を非円形断面形状に形成すると共に、上
    記船体側に設けられるブラケット19に上記ストッパ部
    64の断面形状に対応した嵌合部80を形成し、この嵌
    合部80に上記マウントボルト63のストッパ部64を
    勘合させて上記マウントボルト63の供回りを防止した
    請求項4記載の船外機のマウント構造。
  6. 【請求項6】 上記後部ナット67にリバーススラスト
    ゴム68を被装すると共に、上記マウント保持部58の
    奥に収納部76を形成し、この収納部76に上記リバー
    ススラストゴム68を収納した請求項4または5記載の
    船外機のマウント構造。
  7. 【請求項7】 マウント保持部58の内周面底部に、そ
    の前後方向に延びてエンジンホルダ2前面のマウント保
    持部58の開口部59に達する溝79を形成した請求項
    1、2、3、4、5または6記載の船外機のマウント構
    造。
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