JP3855519B2 - 船外機の燃料ポンプ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機の燃料ポンプ構造に係り、特にその配置場所に特徴を有する船外機の燃料ポンプ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、4サイクルエンジンには動弁装置を構成するカムシャフト上に形成された偏心カムを用いて機械式の燃料ポンプを駆動するようにしたものがある。通常偏心カムは動弁用カム間に設けられているため、燃料ポンプはシリンダヘッドカバー上に取り付けられ、そのプランジャの進退方向がカムシャフトの軸に直交する様に設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シリンダヘッドカバー上に燃料ポンプを配置した場合、整備上の理由でシリンダヘッドカバーを取り外す時はシリンダヘッドカバーだけではなく、燃料ポンプやこの燃料ポンプに接続された配管類まで取り外さなければならず、整備性が良くない。
【0004】
また、上述した問題点を解決するために燃料ポンプの位置を変更すると、燃料ポンプの駆動機構が複雑になる虞がある。
【0005】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、簡単な構造で整備性の向上を図った船外機の燃料ポンプ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る船外機の燃料ポンプ構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、前側からクランクケース、シリンダブロック、シリンダヘッドを順に組み合わせて構成されるエンジンがエンジンホルダの上方に設置され、上記シリンダヘッド内に動弁装置を駆動するカムシャフトを略垂直に配置して備え、このカムシャフトで燃料ポンプを駆動する船外機の燃料ポンプ構造において、上記エンジンホルダの下面側の後部にオイルポンプを配置し、上記エンジンホルダの最後部で上記カムシャフトの下端と上記オイルポンプとの間のスペースに上記燃料ポンプを配置し、上記オイルポンプと上記カムシャフトの下端とを連結部材で連結すると共に、この連結部材に偏心カムを設けて上記燃料ポンプを駆動するように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、この発明を適用した船外機の左側面図である。図1に示すように、この船外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ2の上方にエンジン3が設置される。また、エンジンホルダ2の下方にはオイルパン4が配置されると共に、エンジンホルダ2にはブラケット5が取付けられ、このブラケット5を介して船外機1が船体6のトランサム6aに装着される。なお、図示しないが、例えば小型の船外機等エンジンホルダ2を備えずにオイルパン4の上方にエンジン3が設置されたものもあり、この場合ブラケット5はオイルパン4に取り付けられる。
【0011】
この船外機1に搭載されるエンジン3は、例えばシリンダヘッドカバー7、シリンダヘッド8、シリンダブロック9およびクランクケース10等を組み合わせて構成される。また、エンジン3の周囲は船外機カバー11により覆われる。
【0012】
エンジン3の最前部、図1においては左側に配置されるクランクケース10の後方(右側)にはシリンダブロック9が配置される。また、シリンダブロック9の後方にはシリンダヘッド8が配置される。そして、クランクケース10とシリンダブロック9との接合部内にはクランクシャフト12が略垂直に配置される。
【0013】
エンジン3の下部にはシャフトハウジング13が設置される。シャフトハウジング13内にはドライブシャフト14が略垂直に配置され、その上端部がクランクシャフト12の下端部に連結される。ドライブシャフト14はシャフトハウジング13内を下方に向かって延び、シャフトハウジング13の下部に設けられたギヤケース15内のベベルギヤ16およびプロペラシャフト17を介してプロペラ18を駆動するように構成される。
【0014】
図2は、エンジン3の縦断面図である。図2に示すように、このエンジン3は、例えば水冷4サイクル4気筒エンジンであり、シリンダヘッド8内には図示しない動弁機構を構成する吸気バルブや排気バルブ(共に図示せず)を開閉操作するカムシャフト19が前記クランクシャフト12と平行に配置され、シリンダヘッド8はシリンダヘッドカバー7によって覆われる。そして、タイミングベルト20を介してクランクシャフト12の回転がカムシャフト19に伝達され、各バルブが作動するように構成される。
【0015】
ところで、この船外機1にはエンジン3の内部を潤滑するための潤滑装置が備えられる。この潤滑装置は、オイルパン4内に貯溜されたオイルをオイルポンプ21で吸い上げてエンジン3に供給するものであり、このオイルポンプ21はエンジンホルダ2下面側の最後部で、シリンダヘッド8内のカムシャフト19直下に設けられる。
【0016】
図3は、オイルポンプ21周辺の拡大図である。図3に示すように、オイルポンプ21は例えば一般的なトロコイドポンプであり、オイルポンプ21を駆動するポンプドライブシャフト22がカムシャフト19と同一軸線上になるよう略垂直に配置される。
【0017】
ポンプドライブシャフト22の上端には凸部23が形成される一方、カムシャフト19の下端にはポンプドライブシャフト22の凸部23に整合する凹部24を備えた連結部材25が設けられ、ポンプドライブシャフト22とカムシャフト19とが回転一体に、かつ分離可能に連結される。すなわち、エンジン3が作動してカムシャフト19が回転するとオイルポンプ21が駆動される。
【0018】
一方、この船外機1のエンジン3には機械式の燃料ポンプ26が備えられる。この燃料ポンプ26は先端が外部に突出したプランジャ27の進退運動により燃料を汲み上げ・圧送するものであり、この燃料ポンプ26はエンジンホルダ2の最後部で、カムシャフト19の下端とオイルポンプ21との間のスペースに配置される。また、燃料ポンプ26はそのプランジャ27の進退方向線28がカムシャフト19の軸線29と直交するよう、略水平に配置される。
【0019】
図4は、図3のIV矢視図である。図3および図4に示すように、カムシャフト19の下端とポンプドライブシャフト22の上端とを連結する連結部材25にはその径方向に偏心した偏心カム30が一体に形成される。そして、この偏心カム30のカム面に燃料ポンプ26のプランジャ27先端が当接する。
【0020】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0021】
エンジン3が始動するとクランクシャフト12の回転がタイミングベルト20を介してカムシャフト19に伝達される。カムシャフト19はその回転で吸・排気バルブ(図示せず)を開閉操作すると共に、その下端に連結部材25を介して連結されたオイルポンプ21も駆動する。
【0022】
また、カムシャフト19によって回転される連結部材25には偏心カム30が一体に形成されており、そのカム面に当接するプランジャ27をその軸線28に沿って進退させ、燃料ポンプ26を駆動する。
【0023】
上述したように、燃料ポンプ26をカムシャフト19の下端とカムシャフト19の下方に配置されたオイルポンプ21との間のスペースに配置したことにより、例えばシリンダヘッド8の整備等でシリンダヘッド8やシリンダヘッドカバー7を取り外す時、あるいは、エンジン自体をエンジンホルダ2から取り外す時においても、従来のように燃料ポンプ26を取り外す必要がなくなる。その結果、整備性が向上する。
【0024】
また、カムシャフト19とその下方に配置されたオイルポンプ21とを連結する連結部材25に燃料ポンプ26駆動用の偏心カム30を設けて燃料ポンプ26を駆動するようにしたことにより、部品の増加もなく、また簡単な構造で燃料ポンプ26を駆動できる。
【0025】
さらに、オイルポンプ21をそのポンプドライブシャフト22がカムシャフト19と同一軸線上になるよう略垂直に配置し、燃料ポンプ26をそのプランジャ27の進退方向線28がカムシャフト19の軸線29と直交するよう略水平に配置することにより、複雑な駆動系統が不要になり、また、エンジンホルダ2後部のスペースも有効に利用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る船外機の燃料ポンプ構造によれば、前側からクランクケース、シリンダブロック、シリンダヘッドを順に組み合わせて構成されるエンジンがエンジンホルダの上方に設置され、上記シリンダヘッド内に動弁装置を駆動するカムシャフトを略垂直に配置して備え、このカムシャフトで燃料ポンプを駆動する船外機の燃料ポンプ構造において、上記エンジンホルダの下面側の後部にオイルポンプを配置し、上記エンジンホルダの最後部で上記カムシャフトの下端と上記オイルポンプとの間のスペースに上記燃料ポンプを配置し、上記オイルポンプと上記カムシャフトの下端とを連結部材で連結すると共に、この連結部材に偏心カムを設けて上記燃料ポンプを駆動するように構成したため、シリンダヘッドやシリンダヘッドカバーを取り外す時、あるいは、エンジン自体をエンジンホルダから取り外す時においても、燃料ポンプを取り外す必要がなくなり、整備性を向上させることができる。
【0028】
また、上記カムシャフトの下方にオイルポンプを配置し、このオイルポンプと上記カムシャフトとを連結部材で連結すると共に、この連結部材に上記偏心カムを形成したため、燃料ポンプを簡単な構造で駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機の燃料ポンプ構造の一実施形態を示す船外機の左側面図。
【図2】エンジンの縦断面図。
【図3】オイルポンプ周辺の拡大図。
【図4】図3のIV矢視図。
【符号の説明】
1 船外機
2 エンジンホルダ
3 エンジン
7 シリンダヘッドカバー
8 シリンダヘッド
12 クランクシャフト
19 カムシャフト
21 オイルポンプ
25 連結部材
26 燃料ポンプ
27 プランジャ
30 偏心カム

Claims (1)

  1. 前側からクランクケース、シリンダブロック、シリンダヘッドを順に組み合わせて構成されるエンジンがエンジンホルダの上方に設置され、上記シリンダヘッド内に動弁装置を駆動するカムシャフトを略垂直に配置して備え、このカムシャフトで燃料ポンプを駆動する船外機の燃料ポンプ構造において、上記エンジンホルダの下面側の後部にオイルポンプを配置し、上記エンジンホルダの最後部で上記カムシャフトの下端と上記オイルポンプとの間のスペースに上記燃料ポンプを配置し、上記オイルポンプと上記カムシャフトの下端とを連結部材で連結すると共に、この連結部材に偏心カムを設けて上記燃料ポンプを駆動するように構成したことを特徴とする船外機の燃料ポンプ構造。
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