JPH06129223A - 船外機のオイルフィルタ - Google Patents
船外機のオイルフィルタInfo
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- JPH06129223A JPH06129223A JP4297873A JP29787392A JPH06129223A JP H06129223 A JPH06129223 A JP H06129223A JP 4297873 A JP4297873 A JP 4297873A JP 29787392 A JP29787392 A JP 29787392A JP H06129223 A JPH06129223 A JP H06129223A
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- JP
- Japan
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- oil filter
- engine
- oil
- outboard motor
- casing
- Prior art date
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Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 72
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、オイルフィルタの着脱時にオイル
を流出させる惧れが全くなく、作業性を向上し得るとと
もに、オイルフィルタの取付箇所よりも下方に形成され
る空間部位を有効利用し得ることを目的としている。 【構成】 このため、船外機のエンジン近傍にブラケッ
トを介してオイルフィルタを設け、オイルフィルタを配
設する際にオイルフィルタの取付軸中心を上下方向に指
向させるとともにオイルフィルタの一部をロアケース上
端面よりも上方に位置させる構成としている。
を流出させる惧れが全くなく、作業性を向上し得るとと
もに、オイルフィルタの取付箇所よりも下方に形成され
る空間部位を有効利用し得ることを目的としている。 【構成】 このため、船外機のエンジン近傍にブラケッ
トを介してオイルフィルタを設け、オイルフィルタを配
設する際にオイルフィルタの取付軸中心を上下方向に指
向させるとともにオイルフィルタの一部をロアケース上
端面よりも上方に位置させる構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は船外機のオイルフィル
タに係り、特にロアケースとアッパケースとからなるエ
ンジンケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4
サイクルエンジンを配設するとともに、オイルフィルタ
の配設状態を特定した船外機のオイルフィルタに関す
る。
タに係り、特にロアケースとアッパケースとからなるエ
ンジンケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4
サイクルエンジンを配設するとともに、オイルフィルタ
の配設状態を特定した船外機のオイルフィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】船の推進装置は、配置により船内機関
(インボードエンジン)、船内外機(インボード・アウ
トドライブエンジン)、船外機(アウトボードエンジ
ン)の3種に大別される。
(インボードエンジン)、船内外機(インボード・アウ
トドライブエンジン)、船外機(アウトボードエンジ
ン)の3種に大別される。
【0003】前記船内機関は、エンジンが船内中央付近
に据え付けられ、船内を通るプロペラ軸によってプロペ
ラを回転させるものであり、全長が略10メートル以上
の大型の船に多用されている。
に据え付けられ、船内を通るプロペラ軸によってプロペ
ラを回転させるものであり、全長が略10メートル以上
の大型の船に多用されている。
【0004】また、前記船内外機は、エンジン本体が船
尾船体内に据え付けられ、ドライブユニットは船外に配
設され、プロペラを回転させる形式であり、全長が略1
0メートル以下の中型の船に多用されている。
尾船体内に据え付けられ、ドライブユニットは船外に配
設され、プロペラを回転させる形式であり、全長が略1
0メートル以下の中型の船に多用されている。
【0005】更に、船外機は、全長が略6メートル以下
の小型の船に多用され、船体船尾部の外側に取り付けら
れている。この船外機は、上部にエンジンが配設され、
このエンジンの下部にドライブ機構が内蔵されており、
船外機全体を左右方向に回転させることにより船体を旋
回させている。
の小型の船に多用され、船体船尾部の外側に取り付けら
れている。この船外機は、上部にエンジンが配設され、
このエンジンの下部にドライブ機構が内蔵されており、
船外機全体を左右方向に回転させることにより船体を旋
回させている。
【0006】前記船外機のオイルフィルタとしては、特
開平3−33416号公報に開示されるものがある。こ
の公報に開示される船外機用エンジンの潤滑装置は、船
体のブラケットを介して取り付けられるケーシングと、
ケーシングの上面に着脱自在なエンジンカバーとによっ
て形成されるエンジン室内に、クランク軸およびカム軸
を上下方向に配して取り付けられるエンジンであって、
エンジン本体の一側方に気化器を備えている船外機用4
サイクルエンジンの潤滑装置において、もエンジン下方
のオイルパンから潤滑油を吸入するオイルポンプと、オ
イルポンプの吐出口に接続された主油路と、主油路中に
挿入されたオイルフィルタと、主油路のオイルフィルタ
より下流の部分から分岐したクランク軸潤滑油路と、下
流部分から分岐したカム軸潤滑油路とからなり、オイル
フィルタは、エンジンの気化器に対して反対側の他側面
に設けられるとともに、ケーシングの上縁より上方の部
分に設けられ、充分に清浄化した潤滑油を潤滑部に供給
している。
開平3−33416号公報に開示されるものがある。こ
の公報に開示される船外機用エンジンの潤滑装置は、船
体のブラケットを介して取り付けられるケーシングと、
ケーシングの上面に着脱自在なエンジンカバーとによっ
て形成されるエンジン室内に、クランク軸およびカム軸
を上下方向に配して取り付けられるエンジンであって、
エンジン本体の一側方に気化器を備えている船外機用4
サイクルエンジンの潤滑装置において、もエンジン下方
のオイルパンから潤滑油を吸入するオイルポンプと、オ
イルポンプの吐出口に接続された主油路と、主油路中に
挿入されたオイルフィルタと、主油路のオイルフィルタ
より下流の部分から分岐したクランク軸潤滑油路と、下
流部分から分岐したカム軸潤滑油路とからなり、オイル
フィルタは、エンジンの気化器に対して反対側の他側面
に設けられるとともに、ケーシングの上縁より上方の部
分に設けられ、充分に清浄化した潤滑油を潤滑部に供給
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の船外
機においては、傾斜した取付状態あるいは作業スペース
たる工具差込みスペースが少ない等の因子によってオイ
ルフィルタの着脱時に、溜っていたオイルが外部に流出
することとなり、作業性が悪いという不都合がある。
機においては、傾斜した取付状態あるいは作業スペース
たる工具差込みスペースが少ない等の因子によってオイ
ルフィルタの着脱時に、溜っていたオイルが外部に流出
することとなり、作業性が悪いという不都合がある。
【0008】また、オイルフィルタを配設した際の、オ
イルフィルタ下部に形成される空間部を有効利用するこ
とができず、実用上不利であるという不都合がある。
イルフィルタ下部に形成される空間部を有効利用するこ
とができず、実用上不利であるという不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、ロアケースとアッパケース
とからなるエンジンケース内にクランク軸を上下方向に
指向させて4サイクルエンジンを配設した船外機におい
て、前記エンジン近傍にブラケットを介してオイルフィ
ルタを設け、このオイルフィルタを配設する際にはオイ
ルフィルタの取付軸中心を上下方向に指向させるととも
にオイルフィルタの一部を前記ロアケース上端面よりも
上方に位置させる構成としたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、ロアケースとアッパケース
とからなるエンジンケース内にクランク軸を上下方向に
指向させて4サイクルエンジンを配設した船外機におい
て、前記エンジン近傍にブラケットを介してオイルフィ
ルタを設け、このオイルフィルタを配設する際にはオイ
ルフィルタの取付軸中心を上下方向に指向させるととも
にオイルフィルタの一部を前記ロアケース上端面よりも
上方に位置させる構成としたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の如く発明したことにより、ブラケットを
介してオイルフィルタを配設する際には、オイルフィル
タの取付軸中心を上下方向に指向させるとともに、オイ
ルフィルタの一部をロアケース上端面よりも上方に位置
させるべく配設し、オイルフィルタ着脱時のオイルの流
出を防止するとともに、オイルフィルタ下方の空間部位
を利用可能としている。
介してオイルフィルタを配設する際には、オイルフィル
タの取付軸中心を上下方向に指向させるとともに、オイ
ルフィルタの一部をロアケース上端面よりも上方に位置
させるべく配設し、オイルフィルタ着脱時のオイルの流
出を防止するとともに、オイルフィルタ下方の空間部位
を利用可能としている。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1〜図8はこの発明の実施例を示すもの
である。図2〜図6において、2は船外機、4はミドル
ユニットである。前記船外機2のミドルユニット4に
は、船外機2を船体(図示せず)に取り付ける船外機保
持部6が設けられている。この船外機保持部6には、船
外機2の傾斜用のチルド軸8が取り付けられている。
である。図2〜図6において、2は船外機、4はミドル
ユニットである。前記船外機2のミドルユニット4に
は、船外機2を船体(図示せず)に取り付ける船外機保
持部6が設けられている。この船外機保持部6には、船
外機2の傾斜用のチルド軸8が取り付けられている。
【0013】また、前記ミドルユニット4内には、図2
に示す如く、ドライブシャフト10が上下方向に軸支さ
れている。このドライブシャフト10近傍の上側にオイ
ルパン12が配設されているとともに、下側に排気チュ
ーブ14が配設されている。
に示す如く、ドライブシャフト10が上下方向に軸支さ
れている。このドライブシャフト10近傍の上側にオイ
ルパン12が配設されているとともに、下側に排気チュ
ーブ14が配設されている。
【0014】前記ドライブシャフト10は、後述するエ
ンジン36のクランク軸34の駆動力をギヤケース16
内のギヤ(図示せず)を介してプロペラ18に伝達する
ものである。
ンジン36のクランク軸34の駆動力をギヤケース16
内のギヤ(図示せず)を介してプロペラ18に伝達する
ものである。
【0015】前記ミドルユニット4の下部には、ギヤケ
ース16が取り付けられている。このギヤケース16内
には、前記ドライブシャフト10の下端に連絡されたギ
ヤ(図示せず)が収容されている。また、このギヤケー
ス16には、前記ギヤ(図示せず)に連結するプロペラ
18が回動可能に取り付けられている。
ース16が取り付けられている。このギヤケース16内
には、前記ドライブシャフト10の下端に連絡されたギ
ヤ(図示せず)が収容されている。また、このギヤケー
ス16には、前記ギヤ(図示せず)に連結するプロペラ
18が回動可能に取り付けられている。
【0016】更に、前記ミドルユニット4の上部には、
エンジンケース20が取り付けられている。このエンジ
ンケース20は、ロアケース22とアッパケース24と
により構成されている。このアッパケース24は、上部
の後部が凹設されており、この凹設部位には、上方(図
2において上側)に開口する空気取入口26が形成され
ている。
エンジンケース20が取り付けられている。このエンジ
ンケース20は、ロアケース22とアッパケース24と
により構成されている。このアッパケース24は、上部
の後部が凹設されており、この凹設部位には、上方(図
2において上側)に開口する空気取入口26が形成され
ている。
【0017】更にまた、前記凹設部位には、断面が略L
字形状のカバー部28が取り付けられている。このカバ
ー部28には、凹設部位への取付時に後部(図2におい
て左側)に開口する開口部30が形成されている。
字形状のカバー部28が取り付けられている。このカバ
ー部28には、凹設部位への取付時に後部(図2におい
て左側)に開口する開口部30が形成されている。
【0018】また、前記エンジンケース20内に形成さ
れる空間部32には、クランク軸34を上下方向に指向
させて4サイクルエンジン36が配設されている。
れる空間部32には、クランク軸34を上下方向に指向
させて4サイクルエンジン36が配設されている。
【0019】前記エンジン36のシリンダブロック38
は、前記空間部32の略中央部位に配設されている。こ
のシリンダブロック38の後部(図2において左側)に
は、シリンダヘッド40とシリンダヘッドカバー42と
が順次取り付けられている。
は、前記空間部32の略中央部位に配設されている。こ
のシリンダブロック38の後部(図2において左側)に
は、シリンダヘッド40とシリンダヘッドカバー42と
が順次取り付けられている。
【0020】前記シリンダブロック38内には、例えば
4個のシリンダ44が夫々形成されている。これらシリ
ンダ44には、ピストン46が往復動可能に夫々配設さ
れている。
4個のシリンダ44が夫々形成されている。これらシリ
ンダ44には、ピストン46が往復動可能に夫々配設さ
れている。
【0021】また、前記エンジン36近傍にブラケット
48を介してオイルフィルタ50を設け、このオイルフ
ィルタ50を配設する際にオイルフィルタ50の取付軸
50C中心を上下方向に指向させるとともにオイルフィ
ルタ50の一部を前記ロアケース22の上端面22aよ
りも上方に位置させる構成とする。
48を介してオイルフィルタ50を設け、このオイルフ
ィルタ50を配設する際にオイルフィルタ50の取付軸
50C中心を上下方向に指向させるとともにオイルフィ
ルタ50の一部を前記ロアケース22の上端面22aよ
りも上方に位置させる構成とする。
【0022】詳述すれば、エンジン36の一側(図7に
おいて左側)に吸気マニホルド52を配設するととも
に、エンジン36の他側(図7において右側)に板状の
電装部品用ホルダ54を配設し、このホルダ54下方に
円筒状の前記オイルフィルタ50を配設している。
おいて左側)に吸気マニホルド52を配設するととも
に、エンジン36の他側(図7において右側)に板状の
電装部品用ホルダ54を配設し、このホルダ54下方に
円筒状の前記オイルフィルタ50を配設している。
【0023】そして、このオイルフィルタ50を配設す
る際に、図1に示す如く、略逆L字形状のブラケット4
8を介して前記エンジン36のシリンダブロック38に
装着している。
る際に、図1に示す如く、略逆L字形状のブラケット4
8を介して前記エンジン36のシリンダブロック38に
装着している。
【0024】また、オイルフィルタ50は、取付軸50
C中心を上下方向に指向させるべく配設されるととも
に、オイルフィルタ50の一部、つまり上部部位を前記
ロアケース22の少許傾斜する上端面22aよりも上方
に位置させ、図示しない工具の差込みスペースを確保す
るものである。
C中心を上下方向に指向させるべく配設されるととも
に、オイルフィルタ50の一部、つまり上部部位を前記
ロアケース22の少許傾斜する上端面22aよりも上方
に位置させ、図示しない工具の差込みスペースを確保す
るものである。
【0025】なお、符号56は前記オイルパン12内の
オイルストレーナ、58はオイル通路、60はメインギ
ャラリ、62は制御ユニット(ECU)、64はオイル
ポンプである。
オイルストレーナ、58はオイル通路、60はメインギ
ャラリ、62は制御ユニット(ECU)、64はオイル
ポンプである。
【0026】次に作用について説明する。
【0027】前記オイルフィルタ50の着脱、例えば取
り外し作業の際には、予め確保される差込みスペースを
利用して図示しない工具を差込み、所定の図示しない固
定具を外し、ブラケット48及びオイルフィルタ50を
取り外す。
り外し作業の際には、予め確保される差込みスペースを
利用して図示しない工具を差込み、所定の図示しない固
定具を外し、ブラケット48及びオイルフィルタ50を
取り外す。
【0028】また、逆に、オイルフィルタ50を取り付
ける際には、差込みスペースを利用して図示しない工具
を差込み、所定の図示しない固定具によってブラケット
48及びオイルフィルタ50を固定する。
ける際には、差込みスペースを利用して図示しない工具
を差込み、所定の図示しない固定具によってブラケット
48及びオイルフィルタ50を固定する。
【0029】参考までにオイルの流通経路を説明する
と、オイルパン12内のオイルは、オイルポンプ64に
よってオイルストレーナ56、図示しない吸入管を経
て、シリンダブロック38に送給され、このシリンダブ
ロック38からオイル通路58に導かれ、オイルフィル
タ50にて濾過された後に、メインギャラリ60から各
気筒(図示せず)に分配される。
と、オイルパン12内のオイルは、オイルポンプ64に
よってオイルストレーナ56、図示しない吸入管を経
て、シリンダブロック38に送給され、このシリンダブ
ロック38からオイル通路58に導かれ、オイルフィル
タ50にて濾過された後に、メインギャラリ60から各
気筒(図示せず)に分配される。
【0030】これにより、前記オイルフィルタ50の着
脱時にオイルを流出させる惧れが全くなく、作業性を向
上し得て、実用上有利である。
脱時にオイルを流出させる惧れが全くなく、作業性を向
上し得て、実用上有利である。
【0031】また、オイルフィルタ50の上部部位を前
記ロアケース22の上端面22aよりも上方に位置させ
たことにより、オイルフィルタ50の取付箇所よりも下
方に形成される空間部位を有効利用することが可能であ
る。
記ロアケース22の上端面22aよりも上方に位置させ
たことにより、オイルフィルタ50の取付箇所よりも下
方に形成される空間部位を有効利用することが可能であ
る。
【0032】更に、オイルフィルタ50のブラケット4
8の一部に対してオーバラップして制御ユニット(EC
U)62等の大型の艤装品を装着することが可能となっ
たことにより、レイアウトを改善でき、スペースの有効
利用に寄与し得るものである。
8の一部に対してオーバラップして制御ユニット(EC
U)62等の大型の艤装品を装着することが可能となっ
たことにより、レイアウトを改善でき、スペースの有効
利用に寄与し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、船外機のエンジン近傍にブラケットを介してオイル
フィルタを設け、オイルフィルタを配設する際にオイル
フィルタの取付軸中心を上下方向に指向させるとともに
オイルフィルタの一部をロアケース上端面よりも上方に
位置させる構成としたので、オイルフィルタの着脱時に
オイルを流出させる惧れが全くなく、作業性を向上し得
て、実用上有利である。また、オイルフィルタの一部を
ロアケースの上端面よりも上方に位置させたことによ
り、オイルフィルタの取付箇所よりも下方に形成される
空間部位を有効利用することが可能である。更に、オイ
ルフィルタのブラケットの一部に対してオーバラップし
て大型の艤装品を装着すれば、レイアウトを改善でき、
スペースの有効利用に寄与し得るものである。
ば、船外機のエンジン近傍にブラケットを介してオイル
フィルタを設け、オイルフィルタを配設する際にオイル
フィルタの取付軸中心を上下方向に指向させるとともに
オイルフィルタの一部をロアケース上端面よりも上方に
位置させる構成としたので、オイルフィルタの着脱時に
オイルを流出させる惧れが全くなく、作業性を向上し得
て、実用上有利である。また、オイルフィルタの一部を
ロアケースの上端面よりも上方に位置させたことによ
り、オイルフィルタの取付箇所よりも下方に形成される
空間部位を有効利用することが可能である。更に、オイ
ルフィルタのブラケットの一部に対してオーバラップし
て大型の艤装品を装着すれば、レイアウトを改善でき、
スペースの有効利用に寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す船外機のエンジンの他
側部分の概略図である。
側部分の概略図である。
【図2】図5の〓−〓線による拡大断面図である。
【図3】船外機の正面図である。
【図4】船外機の左側面図である。
【図5】船外機の背面図である。
【図6】船外機の右側面図である。
【図7】図1の〓−〓線による断面図である。
【図8】図2の〓−〓線による断面図である。
2 船外機 4 ミドルユニット 6 船外機保持部 8 チルド軸 10 ドライブシャフト 12 オイルパン 16 ギヤケース 18 プロペラ 20 エンジンケース 22 ロアケース 24 アッパケース 34 クランク軸 36 エンジン 38 シリンダブロック 40 シリンダヘッド 42 シリンダヘッドカバー 44 シリンダ 48 ブラケット 50 オイルフィルタ 52 吸気マニホルド 54 ホルダ 56 オイルストレーナ 58 オイル通路 60 メインギャラリ 62 制御ユニット(ECU)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図6】
【図1】
【図2】
【図5】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄村 伸行 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 義岡 英彦 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 雑賀 治郎 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ロアケースとアッパケースとからなるエ
ンジンケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4
サイクルエンジンを配設した船外機において、前記エン
ジン近傍にブラケットを介してオイルフィルタを設け、
このオイルフィルタを配設する際にはオイルフィルタの
取付軸中心を上下方向に指向させるとともにオイルフィ
ルタの一部を前記ロアケース上端面よりも上方に位置さ
せる構成としたことを特徴とする船外機のオイルフィル
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297873A JPH06129223A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機のオイルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297873A JPH06129223A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機のオイルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129223A true JPH06129223A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17852232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4297873A Pending JPH06129223A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機のオイルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06129223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108936A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Suzuki Motor Corp | 船外機のオイルフィルタ取付構造 |
JP2020026150A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | スズキ株式会社 | 船外機 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4297873A patent/JPH06129223A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108936A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Suzuki Motor Corp | 船外機のオイルフィルタ取付構造 |
JP2020026150A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | スズキ株式会社 | 船外機 |
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