JP3255491B2 - 船舶推進機の潤滑装置 - Google Patents

船舶推進機の潤滑装置

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JP3255491B2 JP14123093A JP14123093A JP3255491B2 JP 3255491 B2 JP3255491 B2 JP 3255491B2 JP 14123093 A JP14123093 A JP 14123093A JP 14123093 A JP14123093 A JP 14123093A JP 3255491 B2 JP3255491 B2 JP 3255491B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船舶推進機の潤滑装
置に係わり、特に4サイクル船外機の潤滑装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、4サイクル船外機の潤滑装置とし
て、カウリング内に機関本体を配置し、この機関本体の
下端に機関本体の必要部分を潤滑したオイルを受けるオ
イル受けを備え、さらに、潤滑オイルを貯留するオイル
タンクと、オイル受け内のオイルをオイルタンクに移送
するとともに、機関本体の必要部分にオイルを圧送する
オイルポンプとを備えたものが存在する。
【0003】例えば、特開平2−271020号に開示
された4サイクル船外機の潤滑装置では、クランクケー
スの側方ないしは前方に、オイルタンクを付設し、シリ
ンダブロックの下部側面にオイルポンプを備えている。
また、例えば特開平2−258495号に開示された4
サイクル船外機の潤滑装置では、前記オイルポンプに連
通するオイル吸い込み口はオイル受け内に別体で設けら
れ、かつ吸い込み口にストレーナを設けた構造となって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、機関本体の運
転時、潤滑オイルはエンジンの熱によって高温になるた
め、オイルの冷却の観点あるいはカウリングに与える熱
の影響を少なくする目的で、カウリングとオイルタンク
等をなるべく離間させることが望ましい。
【0005】しかしながら、従来はオイルタンクは別体
に形成されていため、オイルタンクを設置するためのス
ペースを必要としていた。船舶推進機、特に、船外機は
コンパクトである必要があるため、カウリング内にオイ
ルタンク、オイル受け、オイルポンプ、あるいはオイル
配管等の潤滑機構をよりコンパクトに配置して、機関本
体とカウリングとの間に必要な空間を確保する等の必要
がある。
【0006】一方、前記船外機では、前記オイルポンプ
に連通するオイル吸い込み口はオイル受け内に別体に設
けられ、かつ吸い込み口に水平にストレーナを設けた構
造となっているため、船外機の姿勢が変動した状態で運
転された場合には、オイル吸い込み口が油面から突出
し、オイル吸い込み口から空気を吸い上げるという欠点
がある。
【0007】そこで、この発明は、潤滑機構がコンパク
トに配置される船舶推進機の潤滑装置を提供することを
目的とする。また、他の目的は、さらにオイル受け内に
おけるオイル吸い口から空気を吸い上げることがない船
舶推進機の潤滑装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 このような目的を達成
するために、本発明の船舶推進機の潤滑装置は、カウリ
ング内に機関本体を配置し、この機関本体の下端に潤滑
用オイルのオイル受けを備え、さらに、オイルを貯留す
るオイルタンクと、前記オイル受け内のオイルを前記オ
イルタンクに移送するオイルポンプとを備え、前記オイ
ルタンクは機関本体のクランクケースと一体に形成され
ていることを特徴とする。
【0009】そして、前記オイルポンプの駆動軸は前記
オイルタンクのオイル室内を貫通して上下に配置され、
前記オイルタンクの上面に形成されたギア室内には前記
駆動軸の上端に嵌着されたオイルポンプ駆動用ギアが配
設され、前記クランク軸の回転が前記オイルポンプ駆動
用ギアに伝達されて前記駆動軸が回転駆動され、前記オ
イルタンクがチルト軸より上方に配設されるとともに、
オイルタンクの進行方向前面側にオイル給排口が設けら
れていることを特徴とする。
【0010】またさらには前記オイルポンプに連通す
るオイル吸い込み口をオイル受けの最下部に配設し、か
つ前記オイルポンプに連通するオイル通路の途中にスト
レーナを設けていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、オイルタンクをクランクケー
スと一体に構成したため、両者を別体に構成した場合に
比較して、オイルタンクをカウリング内にコンパクトに
配置することができる。
【0012】また、オイルポンプの駆動軸がオイルタン
クのオイル室内を貫通して上下に配置され、オイルタン
クの上面に形成されたギア室内には前記駆動軸の上端に
嵌着されたオイルポンプ駆動用ギアが配設されている
とにより、ギアによってオイル室内のオイルが攪拌され
ることを防止し、油温の上昇及び馬力のロスを避ける
とができる。
【0013】さらに、オイルタンクがチルト軸より上方
に配設されるとともに、オイルタンクの進行方向前面側
にオイル給排口を設けているため、船外機をチルト軸回
りに傾動(チルトアップ)させるだけで、オイルタンク
内のオイルの大部分を容易に排出でき、オイルの交換を
簡単に行うことができる。
【0014】またさらに、前記オイルポンプに連通する
オイル吸い込み口をオイル受けの最下部に一体的に形成
することにより、オイルは確実にオイル吸い込み口に流
れ込み、オイル吸い込み口からの空気の吸い込みを防止
することができ、かつ前記オイルポンプに連通するオイ
ル通路の途中にストレーナを設けたので、ゴミ等の異物
を確実に除去することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明が適用される船外機の全体が概略的に示さ
れたものであり、船外機10は船体12の船尾板12A
にクランプブラケット14を介して取付られている。さ
らに、詳しくは、スイベルブラケット16がクランプブ
ラケット14に対してチルト軸18の回りに回動可能に
取付られて、スイベルブラケット16に対して、ドライ
ブユニット20が連結されている。
【0016】符号22は機関本体24を内部に収容する
カウリングであり、26は機関本体のエンジンによりド
ライブシャフト27を介して回転駆動されるプロペラユ
ニットである。そして、スイベルブラケット16をチル
トシリンダ28によってチルトアップ(2点鎖線で示
す)またはチルトダウンし、かつ、スイベルブラケット
を2本のトリムシリンダ28Aによってトリム調整す
る。なお、28Bはステアリングブラケットであり、図
示しないステアリング軸の回りでスイベルブラケット1
4に対してドライブユニット20を回動させ、ステアリ
ング操作を行う。後で詳細に説明するように、図1に示
す船外機は、機関本体24の前進方向側面においてオイ
ルタンク58とクランクケース34とが一体に形成され
ている。
【0017】前記船外機の機関本体24は、図2、3に
詳細に示されるように、4サイクル内燃機関であって、
大きくは、シリンダブロック32と、クランクケース3
4と、シリンダヘッド36と、ヘッドカバー38とによ
って構成される。
【0018】シリンダブロック32内にはシリンダ40
およびこのシリンダ内を往復するピストン42が3気筒
分横置き配置されている。前記シリンダブロック32と
クランクケース34との間に形成される空間は、クラン
ク室44となるものであって、このクランク室内をクラ
ンク軸46が貫通して縦置き配置されている。このクラ
ンク軸46は、クランクケース34とシリンダブロック
32との合面に設けられた軸受(図示せず)に支持さ
れ、上端寄りに後述のポンプ駆動ギヤ70を回動するた
めのギヤ48が嵌着されている。このクランク軸46に
は、コンロッド50が固定され、この各コンロッドに各
気筒のピストン42が連接されている。なお、シリンダ
ヘッド36とヘッドカバー38との間の空間はカム室5
2とされ、カム室内にカム軸54が縦置配置されてい
る。
【0019】前記機関本体はドライサンプ式の潤滑装置
を備えるもので、前記シリンダブロック22の下端に機
関本体の潤滑必要部分(例えば、クランク軸、コンロッ
ド、オイルポンプやディストリビュータの駆動ギヤ、カ
ム等)を潤滑して落下してきたオイルを受けるオイルパ
ン56を配置している。さらに、前記クランクケース3
4の船外機の前進方向の側面にオイルタンク58をクラ
ンクケースと一体に構成している。このオイルタンク5
8内には潤滑用オイルを貯留するオイル室60が形成さ
れている。
【0020】このオイルタンク58の底面のオイルパン
56寄りには、オイルポンプ62がオイルタンクに直接
配設され、このオイルポンプおよび前記オイル室60内
を貫通してオイルポンプの駆動軸64が上下に配置され
ている。この駆動軸64のオイルポンプ62内の端部付
近には、油圧を発生させるためのローター66が嵌着さ
れている。そして、オイルタンク58の上面に形成され
たギヤ室68内には、駆動軸64の上端に嵌着されたオ
イルポンプ駆動用ギヤ70が設けられている。この駆動
用ギヤ70はアイドラギヤ71に歯合し、さらにアイド
ラギヤ71は前記クランク軸46のギヤ48に歯合して
いる。
【0021】図4に示すように、前記オイルパン56の
オイルタンク58寄りには、オイルを吸い上げるオイル
吸い上げ通路72が形成されている。このオイル吸い上
げ通路72は、さらにクランクケース34の前面に突出
形成された、他のオイル吸い上げ通路74に連通してい
る。この吸い上げ通路74は、オイルポンプ62に向か
って直角に屈曲してオイルポンプと連通口75において
通じている(図2参照)。この吸い上げ通路74はオイ
ルポンプ62を通過してオイル室60内の下端付近で終
了している。これらのオイル通路72,74を介してオ
イルパン56内のオイルをオイルポンプ62まで移送す
るようになっている。
【0022】前記クランクケース44のオイル通路74
よりさらに進行方向右側(図面の奥方向)には、オイル
室60内にオイルを供給するオイル供給通路76がクラ
ンク軸46に沿って突出形成されている。このオイル供
給通路76は、オイル室60の油面78より上方で終端
しており、一方、その始端はオイルポンプ62に連通
し、オイルポンプ内で前記連通口75とつながってい
る。
【0023】一方、図2に示すように、オイルポンプ6
2の幅方向には、オイル室60からのオイル吸い口80
とこのオイル吸い口80から吸われたオイルを後述のメ
インホール82に圧送するオイル送出口84が設けられ
ている。メインホール82は、オイル送出口84と連通
した、オイルを機関本体のエンジン部分その他の潤滑必
要箇所に移送するための油路であり、シリンダブロック
32と一体になってクランク室34を船外機の進行方向
に貫通して形成されたものである。このメインホール8
2は、さらにシリンダヘッド38寄りでクランク軸46
に沿って上下に分岐し各気筒の必要部分にオイルを供給
できるようになっている。
【0024】なお、このオイル送出口84は、前記メイ
ンホールと反対側でリリーフバルブ86と連通している
ものであり(図2,4)、なんらかの原因により油圧が
所定値を越える場合、開放状態になってオイル送出口8
4からオイルをオイル室60内に逃がすことができるよ
うになっている。
【0025】前記オイルタンク58の上部にはブリーザ
ー室88が一体に形成され、このブリーザー室の側面に
は、ブリーザー出口90が突設されている。また、オイ
ルタンク58の進行方向前面には、オイルタンク58内
のオイル室60内に給油あるいはオイル室から排油する
ためのオイル給排口92が設けられ、このオイル吸排口
にはキャップ94が嵌装されている。
【0026】次に本実施例の動作について説明する。機
関本体24が運転状態にあるとすると、クランク軸46
の回転にともなってギヤ48が回転し、この回転運動が
アイドラギヤ71を介してオイルポンプ駆動ギヤ70に
伝達される。次いで、オイルポンプ駆動軸64が回動す
ると、ローター66が回動しオイルを移送するための必
要な油圧を発生できるようになっている。
【0027】この際、オイルパン56内のオイルは、オ
イル吸い上げ通路72および74を通過してオイルポン
プ62内に入り、連通口75からオイル送出通路76を
上昇して、その終端からオイルがオイル室60内に吐出
される。この結果、オイルパン56内のオイルをオイル
室60内に移送することができる。
【0028】次いで、オイル室60に貯留されたオイル
はオイル吸い口80からオイル送出口84を経てメイン
ホール82内に送出され、機関本体の潤滑必要部分に送
られた後オイルパン56内に落下する。
【0029】前記実施例によれば、オイルタンク58は
クランクケース44と一体に形成されているため、従来
のようにオイルタンクをクランクケースと別に形成して
いる場合に比較してオイルタンク58をカウリング内で
コンパクトに配置することができ、カウリングを大きく
することなく、オイルタンクとカウリングとの間に必要
な空間を確保することができる。そして、オイルタンク
を船外機の前進方向側に設けているため、機関本体の重
心が前進方向寄りになり、操縦安定性を向上することが
できる。
【0030】また、オイルタンク58の下端にオイルポ
ンプ62を直接取り付けているため、オイルポンプに連
通するオイル通路(オイル供給通路76等)を短くコン
パクトに配置することができ、これらのオイル通路をク
ランクケースに一体に形成すれば、別の配管経路を特に
必要としない。オイル通路を短くコンパクトにすること
ができることにより、オイル移送の際の抵抗損失を少な
くすることができる。その他、シリンダヘッドからのオ
イル戻し通路を十分確保できるため、円滑な潤滑性能を
発揮することができる。
【0031】さらに、オイル給排口92をオイルタンク
58の前面側に設け、しかもオイルタンクはチルト軸1
8より上に存在するため、図3に示すように、船外機を
チルト軸回りに一点鎖線の如く傾動(チルトアップ)さ
せるだけで、オイルタンク58内のオイルの大部分を船
外に容易に排出することができる。これにより、例え
ば、船内からオイルの交換を行うことができる等、オイ
ルの交換を簡単に行うことができる。
【0032】またさらに、本実施例によれば、オイルポ
ンプをクランク軸端に配設した駆動ギヤによって動作さ
せるため、新たな駆動源が不要であり構造を簡略化する
ことができる。また、オイルポンプ駆動ギヤはオイル室
内の油面よりも上に設けられているため、ギヤによって
オイルが攪拌されず、油温の上昇および馬力のロスを避
けることができる。
【0033】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本発明の第2実施例は、図5および6に示すよう
に、前記オイルポンプ62に連動するオイル吸い上げ通
路74の下部のオイル吸い込み口98をオイルパン56
の最下部に一体的に形成し、かつ前記オイルポンプ62
に連通するオイル吸い上げ通路74の下部であってオイ
ル吸い込み口98の下流側にストレーナ99を設けた点
を除き、前記実施例と同じである。
【0034】オイルパン56にオイルは、オイル吸い込
み口98から吸い込まれる。オイル吸い込み口98から
吸い込まれたオイルは、ストレーナ99により不純物が
除去された後、オイル吸い上げ通路74を通ってオイル
ポンプ62に吸い込まれる。オイルポンプ62で加圧さ
れたオイルは、連通口75からオイル送出通路76を上
昇し、オイル送出通路76の終端からオイル室60に吐
出される。これにより、オイルパン56内のオイルは、
オイル室60に移送することができる。
【0035】このように本実施例では、オイル吸い込み
口98をオイルパン56の最下部に一体的に配置したこ
とにより、オイルは確実にオイル吸い込み口98に流れ
込み、機関本体24の姿勢が変動した状態で運転して
も、オイル吸い込み口からの空気の吸い込みを防止する
ことができる。また、ストレーナ99をオイル吸い上げ
通路74の途中に配置したため、ゴミ等の異物を確実に
除去できる。さらに、オイル吸い込み口98は、オイル
パン56に一体的に構成されているため、別部材のオイ
ル通路が不要となり、構造が簡略化できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
イルタンクをクランクケースと一体に構成したため、潤
滑機構をコンパクトに配置した船外機の潤滑装置を提供
することができる。
【0037】また、オイルタンクの上面に形成されたギ
ア室内に、駆動軸の上端に嵌着されたオイルポンプ駆動
用ギアを配設したことにより、油温の上昇及び馬力のロ
スを避けることができる。さらに、オイル給排口をオイ
ルタンクの進行方向前面に設けているため、オイルタン
クからオイルを容易に排出することがきる。
【0038】またさらに、オイル吸い込み口をオイル受
けの最下部に一体的に設けてあり、かつオイル吸い上げ
通路の途中にストレーナを設けているため、機関本体の
姿勢の変動した状態で運転しても、オイル吸い込み口か
らの空気の吸い込みを防止することができ、かつゴミ等
の不純物を除去することができる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される船外機の概略構成図であ
る。
【図2】機関本体の詳細な構成を示す船外機の水平断面
図である。
【図3】図2のIIIーIII断面図である。
【図4】オイルポンプ付近の詳細な構成を示す縦断面図
である。
【図5】本発明の第2実施例における図2のIIIーI
II断面図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるオイルポンプ付近
の詳細な構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 船外機 22 カウリング 24 機関本体 34 クランクケース 56 オイルパン(オイル受け) 58 オイルタンク 62 オイルポンプ 92 オイル給排路 98 オイル吸い込み口 99 ストレーナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウリング内に機関本体を配置し、この
    機関本体の下端に潤滑用オイルのオイル受けを備え、さ
    らに、オイルを貯留するオイルタンクと、前記オイル受
    け内のオイルを前記オイルタンクに移送するオイルポン
    プとを備え、前記オイルタンクは機関本体のクランクケ
    ースと一体に形成され、前記オイルポンプの駆動軸は前記オイルタンクのオイル
    室内を貫通して上下に配置され、前記オイルタンクの上
    面に形成されたギア室内には前記駆動軸の上端に嵌着さ
    れたオイルポンプ駆動用ギアが配設され、前記クランク
    軸の回転が前記オイルポンプ駆動用ギアに伝達されて前
    記駆動軸が回転駆動され、 前記オイルタンクがチルト軸より上方に配設されるとと
    もに、オイルタンクの進行方向前面側にオイル給排口が
    設けられ ている船舶推進機の潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記オイルポンプに連通するオイル吸い
    込み口をオイル受けの最下部に配設し、かつ前記オイル
    ポンプに連通するオイル通路の途中にストレーナを設け
    ている請求項1記載の船舶推進機の潤滑装置。
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