JP2002089225A - 小型船舶用エンジンの潤滑装置 - Google Patents
小型船舶用エンジンの潤滑装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型船舶が転覆してもエンジンが停止するま
での間に必要な量のオイルを供給してエンジンの焼き付
きを防ぐことができる小型船舶用エンジンの潤滑装置を
提供すること。 【構成】 小型船舶用エンジンのクランクケース内の底
部に溜ったオイルを回収用ポンプでオイルタンク34に
送り込み、オイルタンク内のオイルを圧送用ポンプでエ
ンジン内を循環させて各部の潤滑を行う小型船舶用エン
ジンの潤滑装置において、前記オイルタンク34の底部
を貫通してオイルタンク34内に開口するオイル圧送用
パイプ40の上端開口部の周囲を、下方が開放された容
器状のバッフルプレート41で囲む。本発明によれば、
小型船舶が転覆したためにオイルタンク34の上下が逆
になった場合、バッフルプレート41にオイルが溜り、
エンジンが停止するまでの間はバッフルプレート41に
溜ったオイルがエンジン各部に供給されるため、オイル
不足によるエンジンの焼き付きが効果的に防がれる。
での間に必要な量のオイルを供給してエンジンの焼き付
きを防ぐことができる小型船舶用エンジンの潤滑装置を
提供すること。 【構成】 小型船舶用エンジンのクランクケース内の底
部に溜ったオイルを回収用ポンプでオイルタンク34に
送り込み、オイルタンク内のオイルを圧送用ポンプでエ
ンジン内を循環させて各部の潤滑を行う小型船舶用エン
ジンの潤滑装置において、前記オイルタンク34の底部
を貫通してオイルタンク34内に開口するオイル圧送用
パイプ40の上端開口部の周囲を、下方が開放された容
器状のバッフルプレート41で囲む。本発明によれば、
小型船舶が転覆したためにオイルタンク34の上下が逆
になった場合、バッフルプレート41にオイルが溜り、
エンジンが停止するまでの間はバッフルプレート41に
溜ったオイルがエンジン各部に供給されるため、オイル
不足によるエンジンの焼き付きが効果的に防がれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライサンプ方式
を採用した小型船舶用エンジンの潤滑装置に関する。
を採用した小型船舶用エンジンの潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に4サイクルエンジンにおいては、
オイルポンプによって圧送されるオイルによって各部の
潤滑がなされるが、潤滑方式にはウェットサンプ方式と
ドライサンプ方式がある。
オイルポンプによって圧送されるオイルによって各部の
潤滑がなされるが、潤滑方式にはウェットサンプ方式と
ドライサンプ方式がある。
【0003】上記ウェットサンプ方式は、クランクケー
ス内の底部にオイルパンを設け、このオイルパンに溜っ
たオイルをオイルポンプで循環させてエンジン各部を潤
滑する方式であり、ドライサンプ方式は、圧送用ポンプ
と回収用ポンプ及びオイルタンクを設け、クランクケー
ス内の底部の浅いオイル溜りに溜ったオイルを回収用ポ
ンプでオイルタンクに送り込み、このオイルタンク内の
オイルを圧送用ポンプで循環させてエンジン各部を潤滑
する方式である。
ス内の底部にオイルパンを設け、このオイルパンに溜っ
たオイルをオイルポンプで循環させてエンジン各部を潤
滑する方式であり、ドライサンプ方式は、圧送用ポンプ
と回収用ポンプ及びオイルタンクを設け、クランクケー
ス内の底部の浅いオイル溜りに溜ったオイルを回収用ポ
ンプでオイルタンクに送り込み、このオイルタンク内の
オイルを圧送用ポンプで循環させてエンジン各部を潤滑
する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、潤滑方式と
してドライサンプ方式を採用する4サイクルエンジンを
搭載する小型船舶が転覆すると、オイルタンクの上下が
逆となって該オイルタンクからエアーが圧送用オイルに
吸引されて油圧が低下し、エンジン各部に十分な量のオ
イルが供給されなくなるという問題が発生する。特に、
高速走行時に小型船舶が転覆すると、エンジンが停止す
るまでの僅かな時間にオイル不足によるエンジンの焼き
付きが発生してしまう。
してドライサンプ方式を採用する4サイクルエンジンを
搭載する小型船舶が転覆すると、オイルタンクの上下が
逆となって該オイルタンクからエアーが圧送用オイルに
吸引されて油圧が低下し、エンジン各部に十分な量のオ
イルが供給されなくなるという問題が発生する。特に、
高速走行時に小型船舶が転覆すると、エンジンが停止す
るまでの僅かな時間にオイル不足によるエンジンの焼き
付きが発生してしまう。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、小型船舶が転覆してもエンジ
ンが停止するまでの間に必要な量のオイルを供給してエ
ンジンの焼き付きを防ぐことができる小型船舶用エンジ
ンの潤滑装置を提供することにある。
で、その目的とする処は、小型船舶が転覆してもエンジ
ンが停止するまでの間に必要な量のオイルを供給してエ
ンジンの焼き付きを防ぐことができる小型船舶用エンジ
ンの潤滑装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、小型船舶用エンジンのクラ
ンクケース内の底部に溜ったオイルを回収用ポンプでオ
イルタンクに送り込み、オイルタンク内のオイルを圧送
用ポンプでエンジン内を循環させて各部の潤滑を行う小
型船舶用エンジンの潤滑装置において、前記オイルタン
クの底部を貫通してオイルタンク内に開口するオイル圧
送用パイプの上端開口部の周囲を、下方が開放された容
器状のバッフルプレートで囲んだことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、小型船舶用エンジンのクラ
ンクケース内の底部に溜ったオイルを回収用ポンプでオ
イルタンクに送り込み、オイルタンク内のオイルを圧送
用ポンプでエンジン内を循環させて各部の潤滑を行う小
型船舶用エンジンの潤滑装置において、前記オイルタン
クの底部を貫通してオイルタンク内に開口するオイル圧
送用パイプの上端開口部の周囲を、下方が開放された容
器状のバッフルプレートで囲んだことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記バッフルプレートの頂部にエアー抜き
孔を形成したことを特徴とする。
明において、前記バッフルプレートの頂部にエアー抜き
孔を形成したことを特徴とする。
【0008】従って、請求項1記載の発明によれば、小
型船舶が転覆したためにオイルタンクの上下が逆になっ
た場合、バッフルプレートにオイルが溜り、エンジンが
停止するまでの間はバッフルプレートに溜ったオイルが
エンジン各部に供給されるため、オイル不足によるエン
ジンの焼き付きが効果的に防がれる。
型船舶が転覆したためにオイルタンクの上下が逆になっ
た場合、バッフルプレートにオイルが溜り、エンジンが
停止するまでの間はバッフルプレートに溜ったオイルが
エンジン各部に供給されるため、オイル不足によるエン
ジンの焼き付きが効果的に防がれる。
【0009】又、請求項2記載の発明によれば、バッフ
ルプレートの頂部にエアー抜き孔を形成したため、小型
船舶の通常走行時にオイルタンク内のバッフルプレート
の頂部にエアーが溜ることがなく、圧送用ポンプがエア
ーを吸引することによる油圧の低下が防がれてエンジン
各部に必要十分な量のオイルを安定的に供給することが
できる。
ルプレートの頂部にエアー抜き孔を形成したため、小型
船舶の通常走行時にオイルタンク内のバッフルプレート
の頂部にエアーが溜ることがなく、圧送用ポンプがエア
ーを吸引することによる油圧の低下が防がれてエンジン
各部に必要十分な量のオイルを安定的に供給することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0011】図1は小型船舶の一形態としての小型滑走
艇の側面図、図2は同小型滑走艇の平面図である。
艇の側面図、図2は同小型滑走艇の平面図である。
【0012】図1及び図2に示す小型滑走艇1は、断面
略V字形のハル2aとその上部に被着されたデッキ2b
を接合一体化して成る艇体2を有しており、該艇体2の
ハル2aの前後方向略中央部には本発明に係る潤滑装置
を備える4サイクル4気筒エンジン3が搭載されてい
る。そして、エンジン3の前方(図1及び図2の矢印F
方向)には燃料タンク4が配されており、エンジン3、
燃料タンク4等の上方はカウリング5と左右一対のカバ
ー部材6によって覆われており、エンジン3の上方のカ
バー部材6外にはステアリングハンドル7が設けられて
いる。
略V字形のハル2aとその上部に被着されたデッキ2b
を接合一体化して成る艇体2を有しており、該艇体2の
ハル2aの前後方向略中央部には本発明に係る潤滑装置
を備える4サイクル4気筒エンジン3が搭載されてい
る。そして、エンジン3の前方(図1及び図2の矢印F
方向)には燃料タンク4が配されており、エンジン3、
燃料タンク4等の上方はカウリング5と左右一対のカバ
ー部材6によって覆われており、エンジン3の上方のカ
バー部材6外にはステアリングハンドル7が設けられて
いる。
【0013】又、艇体2を構成するデッキ2bの前記ス
テアリングハンドル7の前方には左右一対の吸気ダクト
8の上端が開口しており、ステアリングハンドル7の後
方にはシート9が着脱自在に配され、該シート9の後部
下方には収納ボックス10が配設されている。尚、各吸
気ダクト8は艇体2内を大気に連通させて前記エンジン
3への吸気の供給と艇体2内の換気を行うためのもので
ある。
テアリングハンドル7の前方には左右一対の吸気ダクト
8の上端が開口しており、ステアリングハンドル7の後
方にはシート9が着脱自在に配され、該シート9の後部
下方には収納ボックス10が配設されている。尚、各吸
気ダクト8は艇体2内を大気に連通させて前記エンジン
3への吸気の供給と艇体2内の換気を行うためのもので
ある。
【0014】一方、艇体2の後端部であって、艇体2の
幅方向中央部にはジェット推進機11が配置されてお
り、該ジェット推進機11のインペラ軸12はジェット
推進機11内に導入され、その後端部にはジェット推進
機11に内蔵された不図示のインペラが取り付けられて
いる。尚、ジェット推進機11の後端部には、前記ステ
アリングハンドル7の操舵操作によってその方向が左右
に変化する操向ノズル13が揺動自在に取り付けられて
いる。
幅方向中央部にはジェット推進機11が配置されてお
り、該ジェット推進機11のインペラ軸12はジェット
推進機11内に導入され、その後端部にはジェット推進
機11に内蔵された不図示のインペラが取り付けられて
いる。尚、ジェット推進機11の後端部には、前記ステ
アリングハンドル7の操舵操作によってその方向が左右
に変化する操向ノズル13が揺動自在に取り付けられて
いる。
【0015】ここで、前記エンジン3とその潤滑装置を
図3〜図7に基づいて説明する。尚、図3はエンジンの
斜視図、図4は同エンジンの破断側面図、図5は同エン
ジンの潤滑系とベンチレーション系の構成を示すブロッ
ク図、図6は通常運転時のオイルタンクの断面図、図7
は転覆時のオイルタンクの断面図である。
図3〜図7に基づいて説明する。尚、図3はエンジンの
斜視図、図4は同エンジンの破断側面図、図5は同エン
ジンの潤滑系とベンチレーション系の構成を示すブロッ
ク図、図6は通常運転時のオイルタンクの断面図、図7
は転覆時のオイルタンクの断面図である。
【0016】本実施の形態に係る前記4サイクルエンジ
ン3は燃料噴射式エンジンであって、図4に示すよう
に、該エンジン3のシリンダブロック14には4つのシ
リンダ15(図4には1つのみ図示)が艇体2の前後方
向(図4の矢印F方向が前方)に並設され、各シリンダ
15にはピストン16が上下摺動自在にそれぞれ嵌挿さ
れている。そして、各ピストン16はコンロッド17を
介してクランク軸18に連結されている。尚、各ピスト
ン16のシリンダ15内での上下方向の往復直線運動は
コンロッド17を介してクランク軸18の回転運動に変
換される。
ン3は燃料噴射式エンジンであって、図4に示すよう
に、該エンジン3のシリンダブロック14には4つのシ
リンダ15(図4には1つのみ図示)が艇体2の前後方
向(図4の矢印F方向が前方)に並設され、各シリンダ
15にはピストン16が上下摺動自在にそれぞれ嵌挿さ
れている。そして、各ピストン16はコンロッド17を
介してクランク軸18に連結されている。尚、各ピスト
ン16のシリンダ15内での上下方向の往復直線運動は
コンロッド17を介してクランク軸18の回転運動に変
換される。
【0017】ところで、上記クランク軸18はクランク
ケース19内野クランク室S1において艇体2の前後方
向に長く配されており、その前端にはフライホイールマ
グネトー(以下、フラマグと略称する)20が取り付け
られ、同クランク軸18のクランクケース19から後方
へ延出する後端部には減速ギヤ21が取り付けられてい
る。そして、クランクケース19の前端面には、前記フ
ラマグ20を覆うフラマグカバー22が被着され、その
内部にはフラマグ室S2が形成されている。又、クラン
クケース19の後端面には、前記減速ギヤ21を覆うギ
ヤカバー23が被着されており、その内部にはギヤ室S
3が形成されている。
ケース19内野クランク室S1において艇体2の前後方
向に長く配されており、その前端にはフライホイールマ
グネトー(以下、フラマグと略称する)20が取り付け
られ、同クランク軸18のクランクケース19から後方
へ延出する後端部には減速ギヤ21が取り付けられてい
る。そして、クランクケース19の前端面には、前記フ
ラマグ20を覆うフラマグカバー22が被着され、その
内部にはフラマグ室S2が形成されている。又、クラン
クケース19の後端面には、前記減速ギヤ21を覆うギ
ヤカバー23が被着されており、その内部にはギヤ室S
3が形成されている。
【0018】ここで、エンジン3の全体は、図3に示す
ように、クランクケース19の前後に取り付けられた左
右一対のエンジンマウント24を介して艇体2のハル2
a(図1参照)にマウントされている。
ように、クランクケース19の前後に取り付けられた左
右一対のエンジンマウント24を介して艇体2のハル2
a(図1参照)にマウントされている。
【0019】又、図4に示すように、エンジン3の前記
シリンダブロック14の上面に被着されたシリンダヘッ
ド25には、各気筒について不図示の吸気通路と排気通
路がそれぞれ形成されており、シリンダヘッド25の吸
気側(左舷側)の側面には、図5に示すように、前記吸
気通路に連なる吸気マニホールド26が接続され、同シ
リンダヘッド25の他端(右舷側)の側面には不図示の
排気マニホールドが接続されている。そして、排気マニ
ホールドは集合して図3に示す排気管27に接続されて
おり、排気管27はエンジン3の本体の前方を横切って
左舷側に向かい、そこから後方に向かって延び、その端
部には図示のようにウォータロック28が取り付けられ
ている。尚、シリンダヘッド25の上面にはヘッドカバ
ー29が被着されている。
シリンダブロック14の上面に被着されたシリンダヘッ
ド25には、各気筒について不図示の吸気通路と排気通
路がそれぞれ形成されており、シリンダヘッド25の吸
気側(左舷側)の側面には、図5に示すように、前記吸
気通路に連なる吸気マニホールド26が接続され、同シ
リンダヘッド25の他端(右舷側)の側面には不図示の
排気マニホールドが接続されている。そして、排気マニ
ホールドは集合して図3に示す排気管27に接続されて
おり、排気管27はエンジン3の本体の前方を横切って
左舷側に向かい、そこから後方に向かって延び、その端
部には図示のようにウォータロック28が取り付けられ
ている。尚、シリンダヘッド25の上面にはヘッドカバ
ー29が被着されている。
【0020】そして、図3に示すように、エンジン3の
本体の上方には吸気ボックス30が配置されており、こ
の吸気ボックス30内には図5に示すように前記吸気マ
ニホールド26の端部が臨んでおり、各吸気マニホール
ド26の途中にはスロットルバルブ31が設けられてい
る。
本体の上方には吸気ボックス30が配置されており、こ
の吸気ボックス30内には図5に示すように前記吸気マ
ニホールド26の端部が臨んでおり、各吸気マニホール
ド26の途中にはスロットルバルブ31が設けられてい
る。
【0021】而して、本実施の形態に係る4サイクルエ
ンジン3は潤滑方式としてドライサンプ方式を採用する
ものであって、これは図5に示すように回収用ポンプ3
2と圧送用ポンプ33及びこれらの上方に配設されたオ
イルタンク34を備えている。尚、回収用ポンプ32の
容量は圧送用ポンプ33のそれよりも大きく設定されて
いる。又、潤滑方式としてドライサンプ方式を採用する
エンジン3においては、クランク室S1とフラマグ室S
2及びギヤ室S3の底部には浅いオイル溜りが形成され
ている。
ンジン3は潤滑方式としてドライサンプ方式を採用する
ものであって、これは図5に示すように回収用ポンプ3
2と圧送用ポンプ33及びこれらの上方に配設されたオ
イルタンク34を備えている。尚、回収用ポンプ32の
容量は圧送用ポンプ33のそれよりも大きく設定されて
いる。又、潤滑方式としてドライサンプ方式を採用する
エンジン3においては、クランク室S1とフラマグ室S
2及びギヤ室S3の底部には浅いオイル溜りが形成され
ている。
【0022】ところで、図4に示すように、前記ギヤケ
ース23の後端面にはポンプハウジング35が取り付け
られており、このポンプハウジング35の下部には、前
記クランク軸18に対して幅方向にオフセットされたポ
ンプ軸36が貫通している。そして、このポンプ軸36
は前後一対のボールベアリング37によってポンプハウ
ジング35に回転自在に支承され、その前端には前記減
速ギヤ21に噛合する不図示の減速ギヤが取り付けら
れ、同ポンプ軸36の後端はカップリング38を介して
前記インペラ軸12が連結されている。尚、ポンプハウ
ジング35内には、ポンプ軸36によって駆動される前
記回収用ポンプ32と圧送用ポンプ33がそれぞれ収納
されている。
ース23の後端面にはポンプハウジング35が取り付け
られており、このポンプハウジング35の下部には、前
記クランク軸18に対して幅方向にオフセットされたポ
ンプ軸36が貫通している。そして、このポンプ軸36
は前後一対のボールベアリング37によってポンプハウ
ジング35に回転自在に支承され、その前端には前記減
速ギヤ21に噛合する不図示の減速ギヤが取り付けら
れ、同ポンプ軸36の後端はカップリング38を介して
前記インペラ軸12が連結されている。尚、ポンプハウ
ジング35内には、ポンプ軸36によって駆動される前
記回収用ポンプ32と圧送用ポンプ33がそれぞれ収納
されている。
【0023】そして、図5に示すように、前記ギヤカバ
ー23から導出するはオイル回収用パイプ39は前記オ
イルタンク34の底部に接続され、その途中には前記回
収用ポンプ32が設けられている。又、前記クランクケ
ース19の底部から導出するオイル圧送用パイプ40は
オイルタンク34の底部に接続され、その途中には前記
圧送用ポンプ33が設けられている。
ー23から導出するはオイル回収用パイプ39は前記オ
イルタンク34の底部に接続され、その途中には前記回
収用ポンプ32が設けられている。又、前記クランクケ
ース19の底部から導出するオイル圧送用パイプ40は
オイルタンク34の底部に接続され、その途中には前記
圧送用ポンプ33が設けられている。
【0024】ここで、図6に示すように、前記オイル圧
送用パイプ40はオイルタンク34の底部を貫通してオ
イルタンク34内に開口しており、その上端開口部の周
囲は、下方が開放された逆円錐台状を成す容器状のバッ
フルプレート41で囲まれている。そして、このバッフ
ルプレート41の頂部中央にはエアー抜き孔41aが形
成されている。尚、このバッフルプレート41はオイル
タンク34に固定されている。
送用パイプ40はオイルタンク34の底部を貫通してオ
イルタンク34内に開口しており、その上端開口部の周
囲は、下方が開放された逆円錐台状を成す容器状のバッ
フルプレート41で囲まれている。そして、このバッフ
ルプレート41の頂部中央にはエアー抜き孔41aが形
成されている。尚、このバッフルプレート41はオイル
タンク34に固定されている。
【0025】又、図5に示すように、オイルタンク34
の上端側部から導出するオーバーフローパイプ42は前
記シリンダヘッド25に接続されている。
の上端側部から導出するオーバーフローパイプ42は前
記シリンダヘッド25に接続されている。
【0026】更に、オイルタンク34の上面から導出す
るベンチレーションホース43は前記吸気ボックス30
の底部に接続されており、このベンチレーションホース
43は図2及び図3に示すようにオイルタンク34の右
舷側から導出ちして船体中心線Lを横切って左舷側に延
び、その端部は吸気ボックス30の底部に接続されてい
る。そして、図3に示すように、ベンチレーションホー
ス43の途中にはT字状を成す三方管44が接続されて
いる。この三方管44はベンチレーションホース43の
最も低い位置に設けられており、この三方管44に接続
されたオイル戻しパイプ45はベンチレーションホース
43から分岐して前記ギヤケース23の上面に接続され
ている。
るベンチレーションホース43は前記吸気ボックス30
の底部に接続されており、このベンチレーションホース
43は図2及び図3に示すようにオイルタンク34の右
舷側から導出ちして船体中心線Lを横切って左舷側に延
び、その端部は吸気ボックス30の底部に接続されてい
る。そして、図3に示すように、ベンチレーションホー
ス43の途中にはT字状を成す三方管44が接続されて
いる。この三方管44はベンチレーションホース43の
最も低い位置に設けられており、この三方管44に接続
されたオイル戻しパイプ45はベンチレーションホース
43から分岐して前記ギヤケース23の上面に接続され
ている。
【0027】而して、以上の潤滑装置を備えるエンジン
3が駆動され、クランク軸18の回転が減速ギヤ21を
介して減速されてポンプ軸36とインペラ軸12に伝達
されると、これらのポンプ軸36とインペラ軸12が所
定の速度で回転駆動され、インペラ軸12に取り付けら
れた不図示のインペラが回転することによって前記ジェ
ット推進機11に所要の推進力が発生し、この推進力に
よって図1及び図2に示す小型滑走艇1が水上を所定の
速度で滑走する。
3が駆動され、クランク軸18の回転が減速ギヤ21を
介して減速されてポンプ軸36とインペラ軸12に伝達
されると、これらのポンプ軸36とインペラ軸12が所
定の速度で回転駆動され、インペラ軸12に取り付けら
れた不図示のインペラが回転することによって前記ジェ
ット推進機11に所要の推進力が発生し、この推進力に
よって図1及び図2に示す小型滑走艇1が水上を所定の
速度で滑走する。
【0028】又、エンジン3においては、ポンプ軸36
の回転によって回収用ポンプ32と圧送用ポンプ33が
同時に駆動され、オイルがエンジン3内を循環して各部
が潤滑及び冷却される。
の回転によって回収用ポンプ32と圧送用ポンプ33が
同時に駆動され、オイルがエンジン3内を循環して各部
が潤滑及び冷却される。
【0029】即ち、エンジン3の各部を潤滑及び冷却し
てクランク室S1内底部のオイル溜りに落下したオイル
とピストン16とシリンダ15(図4参照)の間からク
ランク室S1内に漏れ出るブローバイガスは、前記回収
用ポンプ32の駆動によって前記オイル回収用パイプ3
9を通ってオイルタンク34内に回収される。
てクランク室S1内底部のオイル溜りに落下したオイル
とピストン16とシリンダ15(図4参照)の間からク
ランク室S1内に漏れ出るブローバイガスは、前記回収
用ポンプ32の駆動によって前記オイル回収用パイプ3
9を通ってオイルタンク34内に回収される。
【0030】そして、上述のようにオイルタンク34内
に回収されたオイルは、圧送用ポンプ33の駆動によっ
てオイル圧送用パイプ40を通ってエンジン3内の各部
に圧送されて各部の潤滑に供される。又、オイルタンク
34内からオーバーフローした余分なオイルは、オーバ
ーフローパイプ42を通ってシリンダヘッド25内に送
られ、重力によって落下する過程でエンジン3内の各部
の潤滑に供される。尚、この場合、オイルタンク34内
では、図6に矢印にて示すようにオイルがバッフルプレ
ート41とオイルタンク34の底面との間を流れ、バッ
フルプレート41で囲まれたオイル圧送用パイプ40の
上端開口部から該オイル圧送用パイプ40内へと流れ込
んでエンジン3に向かって圧送されるが、前述のように
バッフルプレート41の頂部中央にエアー抜き孔41a
を形成したため、小型滑走艇1の通常走行時にオイルタ
ンク34内のバッフルプレート41の頂部にエアーが溜
ることがなく、圧送用ポンプ33がエアーを吸引するこ
とによる油圧の低下が防がれてエンジン3の各部に必要
十分な量のオイルを安定的に供給することができる。
に回収されたオイルは、圧送用ポンプ33の駆動によっ
てオイル圧送用パイプ40を通ってエンジン3内の各部
に圧送されて各部の潤滑に供される。又、オイルタンク
34内からオーバーフローした余分なオイルは、オーバ
ーフローパイプ42を通ってシリンダヘッド25内に送
られ、重力によって落下する過程でエンジン3内の各部
の潤滑に供される。尚、この場合、オイルタンク34内
では、図6に矢印にて示すようにオイルがバッフルプレ
ート41とオイルタンク34の底面との間を流れ、バッ
フルプレート41で囲まれたオイル圧送用パイプ40の
上端開口部から該オイル圧送用パイプ40内へと流れ込
んでエンジン3に向かって圧送されるが、前述のように
バッフルプレート41の頂部中央にエアー抜き孔41a
を形成したため、小型滑走艇1の通常走行時にオイルタ
ンク34内のバッフルプレート41の頂部にエアーが溜
ることがなく、圧送用ポンプ33がエアーを吸引するこ
とによる油圧の低下が防がれてエンジン3の各部に必要
十分な量のオイルを安定的に供給することができる。
【0031】一方、オイルと共にオイルタンク34内に
回収されたブローバイガスは、吸気ボックス30内に発
生する吸気負圧に引かれて前記ベンチレーションホース
43を通って吸気ボックス30に戻され、新気と共に吸
気マニホールド26に吸引されてエンジン3の各シリン
ダ15に吸引され、各気筒の燃焼室での燃焼に供され
る。
回収されたブローバイガスは、吸気ボックス30内に発
生する吸気負圧に引かれて前記ベンチレーションホース
43を通って吸気ボックス30に戻され、新気と共に吸
気マニホールド26に吸引されてエンジン3の各シリン
ダ15に吸引され、各気筒の燃焼室での燃焼に供され
る。
【0032】而して、エンジン3内の各部の潤滑に供さ
れたオイルはクランク室S1内の底部に形成されたオイ
ル溜りに落下し、このオイルとクランク室S1内に漏れ
出たブローバイガスは前記と同様にオイルタンク34に
回収され、以下、同様の作用が繰り返されることによっ
てエンジン3の各部がオイルによって連続的に潤滑され
るとともに、エンジン3内に発生するブローバイガスが
吸気系に戻されて燃焼に供される。
れたオイルはクランク室S1内の底部に形成されたオイ
ル溜りに落下し、このオイルとクランク室S1内に漏れ
出たブローバイガスは前記と同様にオイルタンク34に
回収され、以下、同様の作用が繰り返されることによっ
てエンジン3の各部がオイルによって連続的に潤滑され
るとともに、エンジン3内に発生するブローバイガスが
吸気系に戻されて燃焼に供される。
【0033】ところで、滑走中の小型滑走艇1が何らか
の原因で転覆した場合、図7に示すようにオイルタンク
34の上下が逆になり、オイル圧送用パイプ40の端部
がオイルタンク34内のオイルの油面の上方に位置する
が、本実施の形態では、前述のようにオイル圧送用パイ
プ40の開口部周りを容器状のバッフルプレート41で
囲んだため、上下が逆になったバッフルプレート41内
に図示のようにオイルが溜り、この溜ったオイルがエン
ジン3が停止するまでの間はオイル圧送用パイプ40を
通ってエンジン3の各部に供給されて各部の潤滑に供さ
れることとなり、オイル不足によるエンジン3の焼き付
きが効果的に防がれる。尚、この場合、上下が逆になっ
たバッフルプレート41の底面にエアー抜き孔41aが
開口し、バッフルプレート41に溜ったオイルの一部は
図示のようにエアー抜き孔41aから落下するが、エア
ー抜き孔41aの口径は十分小さく、このエアー抜き孔
41aから漏れ出るオイルは微量であるため、オイル不
足によるエンジン3の焼き付き防止に支障が生じること
はない。
の原因で転覆した場合、図7に示すようにオイルタンク
34の上下が逆になり、オイル圧送用パイプ40の端部
がオイルタンク34内のオイルの油面の上方に位置する
が、本実施の形態では、前述のようにオイル圧送用パイ
プ40の開口部周りを容器状のバッフルプレート41で
囲んだため、上下が逆になったバッフルプレート41内
に図示のようにオイルが溜り、この溜ったオイルがエン
ジン3が停止するまでの間はオイル圧送用パイプ40を
通ってエンジン3の各部に供給されて各部の潤滑に供さ
れることとなり、オイル不足によるエンジン3の焼き付
きが効果的に防がれる。尚、この場合、上下が逆になっ
たバッフルプレート41の底面にエアー抜き孔41aが
開口し、バッフルプレート41に溜ったオイルの一部は
図示のようにエアー抜き孔41aから落下するが、エア
ー抜き孔41aの口径は十分小さく、このエアー抜き孔
41aから漏れ出るオイルは微量であるため、オイル不
足によるエンジン3の焼き付き防止に支障が生じること
はない。
【0034】ところで、本実施の形態では、逆円錐台状
のバッフルプレート41を用いたが、図8に示すように
下方が開口する逆有底円筒状のバッフルプレート41’
を用いても前記と同様の効果が得られる。尚、この場合
も、バッフルプレート41’の上面(頂部)中央にはエ
アー抜き孔41a’が形成されている。
のバッフルプレート41を用いたが、図8に示すように
下方が開口する逆有底円筒状のバッフルプレート41’
を用いても前記と同様の効果が得られる。尚、この場合
も、バッフルプレート41’の上面(頂部)中央にはエ
アー抜き孔41a’が形成されている。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、小型船舶が転覆したためにオイル
タンクの上下が逆になった場合、バッフルプレートにオ
イルが溜り、エンジンが停止するまでの間はバッフルプ
レートに溜ったオイルがエンジン各部に供給されるた
め、オイル不足によるエンジンの焼き付きを防ぐことが
できるという効果が得られる。
記載の発明によれば、小型船舶が転覆したためにオイル
タンクの上下が逆になった場合、バッフルプレートにオ
イルが溜り、エンジンが停止するまでの間はバッフルプ
レートに溜ったオイルがエンジン各部に供給されるた
め、オイル不足によるエンジンの焼き付きを防ぐことが
できるという効果が得られる。
【0036】又、請求項2記載の発明によれば、バッフ
ルプレートの頂部にエアー抜き孔を形成したため、小型
船舶の通常走行時にオイルタンク内のバッフルプレート
の頂部にエアーが溜ることがなく、圧送用ポンプがエア
ーを吸引することによる油圧の低下が防がれてエンジン
各部に必要十分な量のオイルを安定的に供給することが
できるという効果が得られる。
ルプレートの頂部にエアー抜き孔を形成したため、小型
船舶の通常走行時にオイルタンク内のバッフルプレート
の頂部にエアーが溜ることがなく、圧送用ポンプがエア
ーを吸引することによる油圧の低下が防がれてエンジン
各部に必要十分な量のオイルを安定的に供給することが
できるという効果が得られる。
【図1】小型滑走艇の側面図である。
【図2】小型滑走艇の平面図である。
【図3】本発明に係る潤滑装置を備えるエンジンの斜視
図である。
図である。
【図4】本発明に係る潤滑装置を備えるエンジンの破断
側面図である。
側面図である。
【図5】本発明に係る潤滑装置を備えるエンジンの潤滑
系とベンチレーション系の構成を示すブロック図であ
る。
系とベンチレーション系の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】通常運転時のオイルタンクの断面図である。
【図7】転覆時のオイルタンクの断面図である。
【図8】バッフルプレートの別形態を示すオイルタンク
の断面図である。
の断面図である。
1 小型滑走艇(小型船舶) 3 エンジン(小型船舶用エンジン) 19 クランクケース 32 回収用ポンプ 33 圧送用ポンプ 34 オイルタンク 40 オイル圧送用パイプ 41,41’ バッフルプレート 41a,41a’ エアー抜き孔
Claims (2)
- 【請求項1】 小型船舶用エンジンのクランクケース内
の底部に溜ったオイルを回収用ポンプでオイルタンクに
送り込み、オイルタンク内のオイルを圧送用ポンプでエ
ンジン内を循環させて各部の潤滑を行う小型船舶用エン
ジンの潤滑装置において、 前記オイルタンクの底部を貫通してオイルタンク内に開
口するオイル圧送用パイプの上端開口部の周囲を、下方
が開放された容器状のバッフルプレートで囲んだことを
特徴とする小型船舶用エンジンの潤滑装置。 - 【請求項2】 前記バッフルプレートの頂部にエアー抜
き孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の小型船
舶用エンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284745A JP2002089225A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 小型船舶用エンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284745A JP2002089225A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 小型船舶用エンジンの潤滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089225A true JP2002089225A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18768919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000284745A Pending JP2002089225A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 小型船舶用エンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002089225A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1925855A3 (en) * | 2006-11-22 | 2010-08-11 | United Technologies Corporation | Lubrication system with extended emergency operability |
US8215454B2 (en) | 2006-11-22 | 2012-07-10 | United Technologies Corporation | Lubrication system with tolerance for reduced gravity |
CN105605397A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-05-25 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种表孔弧门水封的润滑方法及装置 |
EP2166196B1 (en) * | 2008-09-18 | 2017-11-15 | United Technologies Corporation | Continuous supply oil tank for zero and negative G operation |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000284745A patent/JP2002089225A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1925855A3 (en) * | 2006-11-22 | 2010-08-11 | United Technologies Corporation | Lubrication system with extended emergency operability |
US8215454B2 (en) | 2006-11-22 | 2012-07-10 | United Technologies Corporation | Lubrication system with tolerance for reduced gravity |
US8511435B2 (en) | 2006-11-22 | 2013-08-20 | United Technologies Corporation | Lubrication system with extended emergency operability |
US8517148B2 (en) | 2006-11-22 | 2013-08-27 | United Techologies Corporation | Lubrication system with tolerance for reduced gravity |
EP2166196B1 (en) * | 2008-09-18 | 2017-11-15 | United Technologies Corporation | Continuous supply oil tank for zero and negative G operation |
CN105605397A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-05-25 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种表孔弧门水封的润滑方法及装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060328 |