JP2698153B2 - 4サイクル船外機の潤滑装置 - Google Patents

4サイクル船外機の潤滑装置

Info

Publication number
JP2698153B2
JP2698153B2 JP1077862A JP7786289A JP2698153B2 JP 2698153 B2 JP2698153 B2 JP 2698153B2 JP 1077862 A JP1077862 A JP 1077862A JP 7786289 A JP7786289 A JP 7786289A JP 2698153 B2 JP2698153 B2 JP 2698153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
engine
oil tank
exhaust
lubricating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1077862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02256809A (ja
Inventor
保彦 柴田
Original Assignee
三信工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三信工業株式会社 filed Critical 三信工業株式会社
Priority to JP1077862A priority Critical patent/JP2698153B2/ja
Priority to US07/501,272 priority patent/US5037340A/en
Publication of JPH02256809A publication Critical patent/JPH02256809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2698153B2 publication Critical patent/JP2698153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/12Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/001Arrangements, apparatus and methods for handling fluids used in outboard drives
    • B63H20/002Arrangements, apparatus and methods for handling fluids used in outboard drives for handling lubrication liquids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/007Other engines having vertical crankshafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/20Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/12Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10
    • F01M2001/126Dry-sumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/0004Oilsumps
    • F01M2011/0083Dry sumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1816Number of cylinders four

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船外機用エンジンの潤滑装置に係り、特にエ
ンジン各部を潤滑する潤滑オイルのオイルタンクやオイ
ルパン(以下オイルタンクという)を備え、特に4サイ
クルエンジンに好適な潤滑装置に関する。
[従来の技術] 従来の船外機用エンジン、特に4サイクルエンジンに
おいては、エンジン各部の軸受等を潤滑するため、オイ
ルポンプ、オイルタンク、ストレーナーなどからなる潤
滑システムを有している。潤滑に必要とされる潤滑オイ
ルの量は、エンジンのスロットル弁全開状態での使用頻
度の高い船外機においては特に多くなり、従ってこの潤
滑オイルの貯溜室であるオイルタンクも大型化する。
ここで従来においては、このオイルタンクは、エンジ
ンをその上部に支持する推進ユニットケーシングの中に
収納されている(実公昭47−27113号公報参照)。
ところで、この種のエンジンにおいては、エンジンか
らの排気は推進ユニットのケーシングを通る排気通路を
介し、水中に排出されるものが多く、この排気通路には
排気音の低減のために排気膨張室を形成することが必要
である。
[発明が解決するための課題] このように従来の船外機用エンジンにおいては、推進
ユニットのケーシング内に大型のオイルタンクと排気通
路が併存しており、従って排気音の消音に必要な排気膨
張室の容積がオイルタンクの存在によって充分にとれ
ず、排気音の低減を犠牲にしているという問題があっ
た。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、推進ユニットのケ
ーシング内部を排気膨張室として有効に活用でき、かつ
オイルタンクの容積も充分確保して潤滑システムを機能
させることができる船外機用エンジンの潤滑装置を提供
するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、エンジ
ン各部を潤滑する潤滑オイルのオイルタンクと、該オイ
ルタンクのオイルをエンジン各部へ圧送する潤滑ポンプ
と、エンジン下部に配置され、クランク室からのオイル
を溜めるオイル受けと、オイル受けのオイルをオイルタ
ンクへ圧送する送油ポンプとを備え、エンジンを覆うカ
ウリング内に上記オイルタンクを配置し、エンジンから
の排気を推進ユニットのケーシングを通る排気通路を介
して排出する4サイクル船外機の潤滑装置において、上
記エンジンの一側面と上記カウリングの間に形成される
第1の空間にエンジンの吸気系を配置し、エンジンの上
記一側面の反対側の側面と上記カウリングの間に形成さ
れる第2の空間に上記オイルタンクを配置したものであ
る。
[作用] このように、オイルタンクを船外機のエンジン下部に
ある推進ユニットのケーシング内ではなく他の部分に配
置することにより、エンジンからの排気のための排気膨
張室の容積を充分確保することができ、排気音の消音を
充分に機能させることができる。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
まず第1ないし8図には本発明の第1実施例が示さ
れ、ここで船外機用のエンジン10は、推進ユニットのア
ッパーケーシング12上にエギゾーストガイド14を介して
載置され、この実施例ではエギゾーストガイド14は上部
および下部それぞれのエギゾーストガイドプレート14
A、14Bからなっている。アッパーケーシング12はスイベ
ルブラケット16に担持され、このスイベルブラケット16
はピボット軸17と一体であるステアリングハンドル18に
よって左右に回動可能とされ、操舵される。スイベルブ
ラケット16はチルト軸19を介してクランプブラケット20
に上下にも回動可能に支持され、クランプブラケット20
は船体の船尾板21に固定される。
22はロアーケーシングで、プロペラ23を備え、そのプ
ロペラ軸24は、前記エンジン10からアッパーケーシング
12を介して垂下するドライブ軸25にシフト用歯車群26を
介して連結される。27は水取入れ口であり、ドライブ軸
25によって駆動される冷却水ポンプ28によって海水を吸
上げ、冷却水としてエンジン10に供給する。
29はステアリングハンドル18に取付けられたマウント
支持ボルトであり、このマウント支持ボルト29は、第2
図に示すようにマウントラバー30によって被嵌される。
マウントラバー30は、エギゾーストガイド14のエギゾー
ストガイドプレート14Bと、該プレート14Bに取付けボル
ト32によって固定される固定ブラケット31とに挟持され
る。これにより、両プレートは取付けボルト32によって
互いに固定される。これにより、エンジン10、アッパー
ケーシング12、ロアーケーシング22の重量はマウント支
持ボルト29を介しステアリングハンドル18からスイベル
ブラケット16、ピボット軸17を介してクランプブラケッ
ト20に伝えられる。エギゾーストガイド14のエギゾース
トガイドプレート14Aは後述するクランク室からのオイ
ルを溜めるオイル受けを仕切る機能を有し、エギゾース
トガイドプレート14Bはこのマウント支持ボルト29を含
むマウント機構と後述する排気膨張室とを仕切る機能を
も有する。
34は、従来アッパーケーシング12内に配置されていた
オイルタンクであり、この実施例ではエンジン10に取付
けられてカウリング35内に収納されている。従って、エ
ンジン10からの排気は、エギゾーストガイド14に形成さ
れた排気路36から排気管37を介して下方に排出され、前
記オイルタンク34が存在しないために充分に容積の大き
い膨張室38で膨張され、ここで消音された後ロアーケー
シング22内を下降し、プロペラ23のボス部に形成された
排気出口39から水中に排出される。なお排気路36、排気
管37を通る排気はエンジン10を冷却した後の冷却水が通
過する水ジャケット40によって冷却され、さらに膨張室
38を通る排気は、アッパーケーシング12内に収容され、
膨張室を形成するマフラー47の外側において、アッパー
ケーシング12の堰壁12Aによって形成される水ジャケッ
ト41を通る冷却水により冷却される。42は水ジャケット
40の小孔、43は水ジャケット41の小孔である。なおエン
ジンアイドリング時における排気は、排気管37、排気膨
張室38から排気用小孔44を通って、マフラー47によって
形成される副排気通路45に導入されて膨張し、消音され
た後アイドル排気出口46から空気中に排出される。
第3ないし第5図に特に示すように、エンジン10の左
舷前方に配置されたオイルタンク34には、そのオイル注
入口48において注入口キャップ49が装着され、この注入
口キャップ49の下端はその下方に延在してオイルレベル
ゲージとしても機能する。オイルタンク34の下方寄りに
スクリーン51が配置され、このスクリーン51はオイル内
の気泡を下方に流入するのを防ぐ機能をも有する。52は
オイル流出管路であり、送油ポンプと潤滑ポンプが合体
されたオイルポンプ53に連通している。オイルポンプ53
のポンプ軸54は、第6、7図にも示すように、縦置き配
置のクランク軸55に嵌着された駆動歯車56が被動歯車57
と噛合し、この被動歯車57がポンプ軸54を駆動する駆動
軸58を回転させることにより回転駆動される。
ここで潤滑オイルの油圧回路を示す第9図をも参照
し、オイルタンク34のオイル流出管路52からの潤滑オイ
ルは、オイルポンプ53のポンプ軸54が駆動されることに
より、オイルポンプ53のうちの潤滑ポンプ59によって、
プリセット弁60を介し、送油ギャラリー61に上方に圧送
される。プリセット弁60はエンジン停止時に横置きした
場合、プリセット荷重によってオイルタンク34からのエ
ンジンへのオイルの流れを防止するチェック弁として機
能するものである。オイルは送油ギャラリー61からオイ
ルフィルター62に送られ、ここで再びろ過された後、分
配ギャラリー63を介してクランク軸55の軸受などのエン
ジン各部の軸受に分配される(第8図参照)。送油ギャ
ラリー61にはリリーフ弁64が配置され、潤滑ポンプ59か
らの潤滑オイルの供給管路の圧力を一定に保っている
(第3、8図参照)。
クランク軸55の軸受等を潤滑した後、オイルは、第4
図に示すように、流路65を経てカム軸66に導入され、こ
こでシリンダヘッドカバー67内の各構成要素を潤滑した
後、クランク室68の下方に設けられるオイル受け70にス
クリーン69を介して溜められる。オイル受け70からオイ
ルは再びオイルポンプ53のポンプ軸54によって駆動され
る送油ポンプ72によって逆止弁73を介し、前記オイルタ
ンク34にオイル戻し通路71を通って戻される。逆止弁73
はエンジン10を横置きした時にオイルタンク34からオイ
ルが逆流するのを防止する機能を奏する(第7図参
照)。この戻されるオイルは、第3図に示すように、オ
イル戻し通路71から立上ってオイルタンク34内の上下方
向中央部よりやや上方寄りにおいて開口する吐出口74か
ら、吐出還流され、これによってオイル内の気泡を分離
するように配慮されている。
なお送油ポンプ72は、オイル受け70内のオイルの溜り
量が少ない時、空気を吸って空気をオイルタンク34内に
送ってしまうことがあり、オイルタンク34内の空気をシ
リンダヘッドカバー67内に逃がすためのベンチレーショ
ン通路75が配置されている(第5図参照)。
なお第1および第3ないし5図において、77はフライ
ホイールマグネト、78はシリンダヘッド、79は燃料ポン
プ、80はシリンダボディ、特に第4図において81はピス
トン、第5図において82は吸気系を構成する気化器、83
は始動用の電動モータ、84は船外機を横倒しに置いた時
の油面である。
以上の第1実施例によれば、従来オイルタンク34の存
在によって排気膨張室を大きく採れなかったアッパーケ
ーシング12内を、充分排気膨張室として確保することが
でき、これによって排気騒音の低減を確保することがで
きる。
特に上記実施例によれば、オイルタンク34をエンジン
10の前方側すなわち船の前後方向についてクランク軸55
よりも前方側でチルト軸19に近接して配置しているの
で、船外機を、カウリングの手掛け部33を持ってチルト
軸19の周りに上方に持ち上げるチルトアップの作業をす
る際に必要な力は小さくてすむようになる。
次に第10および第11図には本発明の第2実施例が示さ
れ、この第2実施例が前記第1図に示した第1実施例と
異なる点は、オイルタンク34をカウリング35内に配置す
ることによって大きく形成されたアッパーケーシング12
内の空間を隔壁86によって仕切り、排気管37の外周なら
びに下方に小隔壁8によって第1膨張室88を形成し、こ
の第1膨張室88の出口を前記隔壁86とアッパーケーシン
グ12とによって形成される第2膨張室89に連通させ、こ
の第2膨張室89を前述のプロペラのボス部の排気出口に
連通させた点である。なお90はそれぞれ円環状のゴムシ
ール、91は第2膨張室89の底壁である。
このように第2実施例を構成することにより、第1実
施例で必要であったエギゾーストガイド14の下側のエギ
ゾーストガイドプレート14Bが不要となり、かつ隔壁86
をアッパーケーシング12内に設けることによってアッパ
ーケーシング12の剛性を高め、共振による騒音を低減す
ることができる。さらに2つの膨張室の形成により排気
騒音をさらに有効に低減することができる。
次に第12図には本発明の参考例が示され、この参考例
が前記第1実施例と異なる点は、オイルタンク34を船体
96内に配置した点であり、これに伴って必要な配管を施
している。すなわち、オイルタンク34のオイル流出管路
52は始動用手動ポンプ91を備えたホース92を介してエン
ジンのオイルポンプ53に連通され、オイルタンク34のオ
イル戻し通路71はホース93を介してオイルポンプ53に連
通され、両ホース92、93はカウリング35の位置で分離さ
れるとともにカップリング94によってそれぞれが着脱可
能に接続される。またベンチレーション通路75もカウリ
ング35の位置で途中分離され、カップリング95によって
着脱可能に接続される。
この参考例では、ベンチレーション通路75はクランク
室68の上部に接続され、かつオイルタンク34内への空気
の逆流を防止するため逆止弁を内蔵させるのがよい。
この参考例によれば、オイルタンク34は船体96内に配
置されるので、船外機自体からオイルタンク34の分だけ
その容積が不要となって船外機全体の小型化を達成する
ことができ、かつ船外機の重量も大幅に軽減されること
になり、チルトアップ作業時の必要な力のみならず、船
外機を運搬する場合にもオイルタンク34がない分だけ重
量が軽くなるという効果がある。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、オイルタンク
をカウリング内に配置することにより、エンジンからの
排気の排気膨張室を充分に確保することができ、よって
排気騒音を確実に低減することができるという優れた効
果がある。
さらに、本発明は、吸気系がエンジンに対するオイル
タンクの位置と反対側の位置に配置されるため、燃料供
給系に対するオイルタンクから発生する熱の影響を低減
し、安定したエンジン出力を確保できるという顕著な効
果を奏する。
さらに本発明は、オイルタンクを船体に配置すること
により、上記効果に加え、船外機の重量ならびに容積を
軽減でき、もってチルトアップ荷重の低減を図ることが
できるとともに運搬性を向上させることができる。
さらにオイルタンクを船外機を構成する部材の外壁に
取付ければ、少なくとも排気膨張室を充分に確保して排
気騒音を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る船外機用エンジンの潤滑装置の一
実施例の全体を示す切欠き側面図、第2図は第1図のII
−II線に沿う断面図、第3図は第1図の要部を拡大して
示す断面図、第4図は同実施例のエンジン内部を示す断
面図、第5図は第1図の一部を切欠いて示す拡大平面
図、第6図は第3図のVI−VI線に沿う断面図、第7図は
第3図のVII−VII線に沿う断面図、第8図は第3図のVI
II−VIII線に沿う断面図、第9図は同実施例の油圧回路
図、第10は本発明の第2実施例の要部を示す断面図、第
11図は第10図のXI−XI線に沿う断面図、第12図は本発明
の第3実施例を示す側面図である。 10……エンジン,12……アッパーケーシング 20……クランプブラケット 34……オイルタンク,35……カウリング 37……排気管,38……膨張室 86……隔壁,88……第1膨張室 89……第2膨張室,96……船体 92、93……ホース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン各部を潤滑する潤滑オイルのオイ
    ルタンクと、該オイルタンクのオイルをエンジン各部へ
    圧送する潤滑ポンプと、エンジン下部に配置され、クラ
    ンク室からのオイルを溜めるオイル受けと、オイル受け
    のオイルをオイルタンクへ圧送する送油ポンプとを備
    え、エンジンを覆うカウリング内に上記オイルタンクを
    配置し、エンジンからの排気を推進ユニットのケーシン
    グを通る排気通路を介して排出する4サイクル船外機の
    潤滑装置において、上記エンジンの一側面と上記カウリ
    ングの間に形成される第1の空間にエンジンの吸気系を
    配置し、エンジンの上記一側面の反対側の側面と上記カ
    ウリングの間に形成される第2の空間に上記オイルタン
    クを配置したことを特徴とする4サイクル船外機の潤滑
    装置。
JP1077862A 1989-03-29 1989-03-29 4サイクル船外機の潤滑装置 Expired - Fee Related JP2698153B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1077862A JP2698153B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 4サイクル船外機の潤滑装置
US07/501,272 US5037340A (en) 1989-03-29 1990-03-29 Lubricating device for four stroke outboard motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1077862A JP2698153B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 4サイクル船外機の潤滑装置

Related Child Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8097324A Division JP3052255B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 4サイクル船外機のカム軸駆動機構
JP8097325A Division JP2657640B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 4サイクル船外機のオイルポンプ装置
JP8097322A Division JP2860640B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 4サイクル船外機
JP8097323A Division JP2618355B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 4サイクル船外機の潤滑装置
JP8097326A Division JP2887283B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 4サイクル船外機の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02256809A JPH02256809A (ja) 1990-10-17
JP2698153B2 true JP2698153B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=13645869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1077862A Expired - Fee Related JP2698153B2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 4サイクル船外機の潤滑装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5037340A (ja)
JP (1) JP2698153B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2868235B2 (ja) * 1989-09-01 1999-03-10 三信工業株式会社 船舶推進機の排気構造
JP3250681B2 (ja) * 1992-12-18 2002-01-28 三信工業株式会社 船舶推進機
US5503576A (en) * 1993-12-29 1996-04-02 Outboard Marine Corporation Vibration isolation means for outboard motor
JPH07237587A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Sanshin Ind Co Ltd 水上滑走艇
JPH09240592A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Yamaha Motor Co Ltd ウォータビークルのインペラ軸配置構造
US5997372A (en) * 1998-01-07 1999-12-07 Brunswick Corporation Marine propulsion device with an improved lubricant management system
US6227921B1 (en) * 2000-02-16 2001-05-08 Brunswick Corporation Marine propulsion device with an oil gage accessible through a cowl
JP2005256694A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Honda Motor Co Ltd 内燃機関における動弁系の潤滑構造
US7128027B1 (en) 2006-02-28 2006-10-31 Brunswick Corporation Cooling system for an outboard motor
JP4757098B2 (ja) * 2006-05-25 2011-08-24 本田技研工業株式会社 船外機
US7571705B2 (en) * 2006-09-29 2009-08-11 Honda Motor Co., Ltd. Lubrication device for engine and outboard engine system
US8028672B2 (en) * 2008-02-27 2011-10-04 GM Global Technology Operations LLC Dry sump oil tank assembly for a vehicle
US8146711B2 (en) * 2008-09-18 2012-04-03 United Technologies Corporation Reduced gulp fluid reservoir
DE102010055756B4 (de) * 2010-12-23 2016-03-03 Eme-Slr Gmbh Verbrennungsmotor und damit angetriebenes Stromaggregat
US8984972B2 (en) * 2012-07-17 2015-03-24 Cummins Ip, Inc. Power take-off system for an internal combustion engine
EP3354870B1 (en) * 2015-11-10 2021-05-19 OXE Marine AB An outboard motor
CN106567756B (zh) * 2016-11-08 2019-08-16 东风富奥泵业有限公司 一种电动机油泵

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4588385A (en) * 1981-09-10 1986-05-13 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Water cooled, four-cycle internal combustion engine for outboard motors
JPS58174111A (ja) * 1982-04-06 1983-10-13 Sanshin Ind Co Ltd 船外機の分離潤滑装置
US4692123A (en) * 1983-08-10 1987-09-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Outboard motor
JPS60261797A (ja) * 1984-06-11 1985-12-25 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 船外機のオイルリザ−バ−
US4735590A (en) * 1987-01-02 1988-04-05 Outboard Marine Corporation Lubrication system for marine propulsion device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02256809A (ja) 1990-10-17
US5037340A (en) 1991-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2698153B2 (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
US5215164A (en) Lubricating device for four stroke outboard motor
US5072809A (en) Lubricating device for four stroke outboard motor
JPH02291419A (ja) 4ストローク船外機の冷却装置
JP3640431B2 (ja) 船外機用エンジン
JP3156978B2 (ja) 船外機
JP2657640B2 (ja) 4サイクル船外機のオイルポンプ装置
JP4690989B2 (ja) 船外機の潤滑装置
JP3383383B2 (ja) 船外機
JP2618355B2 (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
JP2860640B2 (ja) 4サイクル船外機
JP2887283B2 (ja) 4サイクル船外機の支持装置
JP2850119B2 (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
JP3294239B2 (ja) 船外機
JPH1181950A (ja) ドライサンプ式4サイクルエンジン
JPH02271020A (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
JP3317402B2 (ja) 船外機
JP3255491B2 (ja) 船舶推進機の潤滑装置
JP2810984B2 (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
JP3087926B2 (ja) 船外機
JP3383642B2 (ja) 船外機
JP2652367B2 (ja) 4サイクルエンジン船舶推進機の潤滑装置
JP3052255B2 (ja) 4サイクル船外機のカム軸駆動機構
JP2810985B2 (ja) 4サイクル船外機の潤滑装置
JP2008088865A (ja) エンジンの潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees