JP3250681B2 - 船舶推進機 - Google Patents
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/007—Other engines having vertical crankshafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/02—Arrangements of lubricant conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/10—Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant venting or purifying means, e.g. of filters
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
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- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は船舶推進機に係わり、
特に、オイルフィルタの配置レイアウトを改良した船舶
推進機に関する。
特に、オイルフィルタの配置レイアウトを改良した船舶
推進機に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の船舶推進機は、エンジンの潤滑
オイル等各種のオイルをろ過するオイルフィルタを備
え、このオイルフィルタは所定の期間を経過すると交換
される必要があるため、エンジンの外側に配置されるの
が通常である。
オイル等各種のオイルをろ過するオイルフィルタを備
え、このオイルフィルタは所定の期間を経過すると交換
される必要があるため、エンジンの外側に配置されるの
が通常である。
【０００３】船舶推進機のオイルフィルタのレイアウト
に関する従来例として、例えば、特開平３−３２９９８
号に記載するものが存在する。この従来例は、エンジン
の一側に燃焼室と連通する吸気マニホルド遊端に装置さ
れた気化器を設け、エンジンの他側にオイルフィルタと
点火プラグに接続された電装部品とを設けることによ
り、オイルフィルタおよびエンジン電装部品と気化器と
がの干渉しないようにしている。
に関する従来例として、例えば、特開平３−３２９９８
号に記載するものが存在する。この従来例は、エンジン
の一側に燃焼室と連通する吸気マニホルド遊端に装置さ
れた気化器を設け、エンジンの他側にオイルフィルタと
点火プラグに接続された電装部品とを設けることによ
り、オイルフィルタおよびエンジン電装部品と気化器と
がの干渉しないようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、電装部品とオイルフィルタとが同じ側に配置
されているために、特にオイルフィルタを大型化した場
合などでは、オイルフィルタが電装部品と干渉するおそ
れが残っていた。そこで、この発明は、オイルフィルタ
が電装部品やその他の部品と干渉するおそれがないレイ
アウトで配置された船舶推進機を提供することを目的と
する。
来例では、電装部品とオイルフィルタとが同じ側に配置
されているために、特にオイルフィルタを大型化した場
合などでは、オイルフィルタが電装部品と干渉するおそ
れが残っていた。そこで、この発明は、オイルフィルタ
が電装部品やその他の部品と干渉するおそれがないレイ
アウトで配置された船舶推進機を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のに、この発明は、カウリング内にエンジンを配設する
とともに、当該エンジンは内部にクランク軸を収納する
クランクケースを備えるとともに、船体のチルト軸回り
に回動可能に構成された船舶推進機であって、前記クラ
ンクケースの下方の前方には、オイル通路を介してオイ
ルポンプと接続するオイルフィルタが付設されなり、さ
らに、前記エンジンの下方に設けられたオイルパンか
ら、オイルが前記オイルポンプより前記オイルフィルタ
に圧送されるように構成されてなり、かつ前記エンジン
の側面を前後方向に吸気系統が配設されてなることを特
徴とする。
のに、この発明は、カウリング内にエンジンを配設する
とともに、当該エンジンは内部にクランク軸を収納する
クランクケースを備えるとともに、船体のチルト軸回り
に回動可能に構成された船舶推進機であって、前記クラ
ンクケースの下方の前方には、オイル通路を介してオイ
ルポンプと接続するオイルフィルタが付設されなり、さ
らに、前記エンジンの下方に設けられたオイルパンか
ら、オイルが前記オイルポンプより前記オイルフィルタ
に圧送されるように構成されてなり、かつ前記エンジン
の側面を前後方向に吸気系統が配設されてなることを特
徴とする。
【０００６】
【作用】前記本発明によれば、クランクケースの前方に
オイルフィルタを配置する構成であるため、このオイル
フィルタと電装品等の他部品とを離して配置することが
できる。この結果、オイルフィルタと他部品との干渉を
なくすことができる。また、クランクケースの下方の前
方には、オイルポンプとオイル通路を介して接続するオ
イルフィルタが付設されてなることから、オイルフィル
タのオイル通路に対する出入り口をオイルフィルタの後
端部に配置できる。したがって、船舶推進機をチルトア
ップした状態で保管する場合、エンジン内の潤滑オイル
がオイルフィルタ内に溜まることになる。その後、船舶
推進機をチルトダウンしてエンジンを始動する時にオイ
ルフィルタに溜まっていたオイルがオイルポンプに流
れ、オイルポンプの呼び油となってオイルポンプのオイ
ル吸い上げを早め、さらにエンジン各所へオイル供給を
早めることができる。
オイルフィルタを配置する構成であるため、このオイル
フィルタと電装品等の他部品とを離して配置することが
できる。この結果、オイルフィルタと他部品との干渉を
なくすことができる。また、クランクケースの下方の前
方には、オイルポンプとオイル通路を介して接続するオ
イルフィルタが付設されてなることから、オイルフィル
タのオイル通路に対する出入り口をオイルフィルタの後
端部に配置できる。したがって、船舶推進機をチルトア
ップした状態で保管する場合、エンジン内の潤滑オイル
がオイルフィルタ内に溜まることになる。その後、船舶
推進機をチルトダウンしてエンジンを始動する時にオイ
ルフィルタに溜まっていたオイルがオイルポンプに流
れ、オイルポンプの呼び油となってオイルポンプのオイ
ル吸い上げを早め、さらにエンジン各所へオイル供給を
早めることができる。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図１
は本発明が適用される船外機の概略構成を示すものであ
り、この船外機１は船体２の船尾板２ａにクランプブラ
ケット３を介して取付られている。さらに、詳しくは、
スイベルブラケット５がクランプブラケット３に対して
チルト軸４の回りに回動可能に取り付けられ、スイベル
ブラケット５に対して船外機１のドライブユニット６が
連結されている。
は本発明が適用される船外機の概略構成を示すものであ
り、この船外機１は船体２の船尾板２ａにクランプブラ
ケット３を介して取付られている。さらに、詳しくは、
スイベルブラケット５がクランプブラケット３に対して
チルト軸４の回りに回動可能に取り付けられ、スイベル
ブラケット５に対して船外機１のドライブユニット６が
連結されている。
【０００８】符号７は内部にエンジンを収納するカウリ
ングであり、８はエンジンによって回転駆動されるプロ
ペラユニットである。そして、スイベルブラケット５を
チルトシリンダ９によってチルトアップ（２点鎖線で示
す）またはチルトダウンし、かつスイベルブラケットを
２本のトリムシリンダ９Ａによってトリム調整する。な
お、９Ｂはステアリングブラケットであり、図示しない
ステアリング軸の回りでスイベルブラケット５に対して
ドライブユニット６を回動させ、ステアリング操作を行
う。
ングであり、８はエンジンによって回転駆動されるプロ
ペラユニットである。そして、スイベルブラケット５を
チルトシリンダ９によってチルトアップ（２点鎖線で示
す）またはチルトダウンし、かつスイベルブラケットを
２本のトリムシリンダ９Ａによってトリム調整する。な
お、９Ｂはステアリングブラケットであり、図示しない
ステアリング軸の回りでスイベルブラケット５に対して
ドライブユニット６を回動させ、ステアリング操作を行
う。
【０００９】前記船外機１のエンジンは、図２の水平断
面図に示すように、その本体部分２０がシリンダヘッド
２２、シリンダボディ２４およびクランクケース２６か
ら構成され、シリンダヘッド２２側を前進行方向の後方
に向け、一方、クランクケース２６をその前方に向け
て、シリンダヘッド２２等を配置している。
面図に示すように、その本体部分２０がシリンダヘッド
２２、シリンダボディ２４およびクランクケース２６か
ら構成され、シリンダヘッド２２側を前進行方向の後方
に向け、一方、クランクケース２６をその前方に向け
て、シリンダヘッド２２等を配置している。
【００１０】前記エンジン本体２０は、６つのシリンダ
が片側３気筒づつ上下にＶ型配置されたており、各シリ
ンダ内には図示しないピストンが嵌装され、このピスト
ンが同様に図示しないコンロッドによりクランク軸２８
に連結されている。
が片側３気筒づつ上下にＶ型配置されたており、各シリ
ンダ内には図示しないピストンが嵌装され、このピスト
ンが同様に図示しないコンロッドによりクランク軸２８
に連結されている。
【００１１】クランク軸２８は、前記シリンダボディ２
４の前方でこれと一体に円筒状に形成されたクランクケ
ース２６内を垂直に貫通して配置されている。当該クラ
ンク軸２８の下端にはクランク軸に対して同軸にオイル
ポンプ３０が設けられ（図３参照）、このオイルポンプ
３０はクランク軸２８と一体に回転するように形成され
ている。さらに、クランク軸２８の上端にはリングギヤ
３２が設けられている。
４の前方でこれと一体に円筒状に形成されたクランクケ
ース２６内を垂直に貫通して配置されている。当該クラ
ンク軸２８の下端にはクランク軸に対して同軸にオイル
ポンプ３０が設けられ（図３参照）、このオイルポンプ
３０はクランク軸２８と一体に回転するように形成され
ている。さらに、クランク軸２８の上端にはリングギヤ
３２が設けられている。
【００１２】前記シリンダボディ２４の両側面には吸気
系統３４が付設され、また、Ｖ型配置された気筒間には
排気系統３６が画成されている。そして、シリンダヘッ
ド２２には、吸気弁３８および排気弁４０が設けられ、
それぞれが燃焼室４２に向けて開閉される。
系統３４が付設され、また、Ｖ型配置された気筒間には
排気系統３６が画成されている。そして、シリンダヘッ
ド２２には、吸気弁３８および排気弁４０が設けられ、
それぞれが燃焼室４２に向けて開閉される。
【００１３】前記吸気系統３４はエンジン本体２０の両
側面を前後方向に配設されており、空気取入管４４、気
化器４６および吸気管４８からなり、吸気管４４は吸気
ポート５０に続いている。排気弁４０は排気管５２の排
気ポート５４を開閉するものであり、この排気管５２は
エンジン本体２０のＶ型に配置された気筒同士の間を上
下に貫通する前記排気系統３６に連接されている。
側面を前後方向に配設されており、空気取入管４４、気
化器４６および吸気管４８からなり、吸気管４４は吸気
ポート５０に続いている。排気弁４０は排気管５２の排
気ポート５４を開閉するものであり、この排気管５２は
エンジン本体２０のＶ型に配置された気筒同士の間を上
下に貫通する前記排気系統３６に連接されている。
【００１４】シリンダヘッド２２の後部にはカム軸５６
およびロッカーアーム５８からなる動弁機構がシリンダ
ヘッドカバー６０内に収納配置され、前記吸気弁３８お
よび排気弁４０をタイミングをとって駆動させている。
前記シリンダヘッド２２の後部には、模式的に示すイグ
ニッションコイル６２やＣＤＩユニット６４等の電装系
統６６が設けられている。
およびロッカーアーム５８からなる動弁機構がシリンダ
ヘッドカバー６０内に収納配置され、前記吸気弁３８お
よび排気弁４０をタイミングをとって駆動させている。
前記シリンダヘッド２２の後部には、模式的に示すイグ
ニッションコイル６２やＣＤＩユニット６４等の電装系
統６６が設けられている。
【００１５】前記エンジン本体２０のクランクケース２
６の下方の前面には、前記オイルポンプ３０とオイル通
路６８を介して接続するオイルフィルタ７０が付設され
ている。このオイルフィルタ７０は前記クランクケース
の前面の略中心を上下に配設されるメインギャラリ７２
に連接されている。
６の下方の前面には、前記オイルポンプ３０とオイル通
路６８を介して接続するオイルフィルタ７０が付設され
ている。このオイルフィルタ７０は前記クランクケース
の前面の略中心を上下に配設されるメインギャラリ７２
に連接されている。
【００１６】オイルはエンジン本体２０の下方に設けら
れる、図示しないオイルパンから前記オイルポンプ３０
よりオイルフィルタ７０の下端内に圧送される。このオ
イルはオイルフィルタ７０内でろ過された後、その上端
から前記メインギャラリ７２内に圧送される。このメイ
ンギャラリ７２は、また、第２のオイル通路７４Ａ〜７
４Ｄを介してクランク軸２１のジャーナル部分に連接さ
れ、このジャーナル部分にオイルを供給できるようにな
っている。この後、オイルはエンジン本体２０の下方の
オイルパン内に落下してオイルポンプ３０により再度循
環供給される。
れる、図示しないオイルパンから前記オイルポンプ３０
よりオイルフィルタ７０の下端内に圧送される。このオ
イルはオイルフィルタ７０内でろ過された後、その上端
から前記メインギャラリ７２内に圧送される。このメイ
ンギャラリ７２は、また、第２のオイル通路７４Ａ〜７
４Ｄを介してクランク軸２１のジャーナル部分に連接さ
れ、このジャーナル部分にオイルを供給できるようにな
っている。この後、オイルはエンジン本体２０の下方の
オイルパン内に落下してオイルポンプ３０により再度循
環供給される。
【００１７】前記実施例において、クランクケース２６
寄りのカウリング７Ａと当該クランクケース２６との間
には十分なスペースを確保できることから、クランクケ
ース２６の前方にオイルフィルタ７０を配置する。そし
て、各気筒がクランク軸２８に対してＶ状には位置され
ているために、主として水平方向に隣接する気筒間に前
記電装系統６６を配置でき、この結果、当該電装系統６
６とオイルフィルタ７０とがエンジン本体２０を境にし
て互いに反対側に配置されたことになる。よって、オイ
ルフィルタ７０と電装系統６６との干渉を防ぐことがで
きる。また、前記吸気系統３４は、エンジン本体２０の
側面に配置していることにより、オイルフィルタ７０と
吸気系統３４との干渉も防ぐことができる。
寄りのカウリング７Ａと当該クランクケース２６との間
には十分なスペースを確保できることから、クランクケ
ース２６の前方にオイルフィルタ７０を配置する。そし
て、各気筒がクランク軸２８に対してＶ状には位置され
ているために、主として水平方向に隣接する気筒間に前
記電装系統６６を配置でき、この結果、当該電装系統６
６とオイルフィルタ７０とがエンジン本体２０を境にし
て互いに反対側に配置されたことになる。よって、オイ
ルフィルタ７０と電装系統６６との干渉を防ぐことがで
きる。また、前記吸気系統３４は、エンジン本体２０の
側面に配置していることにより、オイルフィルタ７０と
吸気系統３４との干渉も防ぐことができる。
【００１８】本実施例によれば、オイルフィルタと電装
系統との干渉を防ぐことができるため、オイルフィルタ
から電装系統への油漏れによる影響を回避することがで
きる。そして、電装系統６６および吸気系統３４の設置
のスペースを、オイルフィルタの大きさに制約されるこ
となく、十分確保することができる。さらに、オイルフ
ィルタ７０の容積を増大することができる。また、オイ
ルフィルタ７０をエンジン本体の前面に配置しているこ
とにより、オイルフィルタの交換が容易になる。なお、
本実施例において、オイルフィルタ７０をクランクケー
ス２６の下方に配置することにより、クランクケースの
上方に配置されることがあるスタータモータ７３との干
渉を避けることができる。
系統との干渉を防ぐことができるため、オイルフィルタ
から電装系統への油漏れによる影響を回避することがで
きる。そして、電装系統６６および吸気系統３４の設置
のスペースを、オイルフィルタの大きさに制約されるこ
となく、十分確保することができる。さらに、オイルフ
ィルタ７０の容積を増大することができる。また、オイ
ルフィルタ７０をエンジン本体の前面に配置しているこ
とにより、オイルフィルタの交換が容易になる。なお、
本実施例において、オイルフィルタ７０をクランクケー
ス２６の下方に配置することにより、クランクケースの
上方に配置されることがあるスタータモータ７３との干
渉を避けることができる。
【００１９】次に第２の実施例を図４に基づいて説明す
る。この実施例が既述の第１の実施例と異なる点は、各
気筒が上下に直列に配置されていることである。図４に
示すように、本実施例では複数の気筒が直列に配置され
ているため、エンジン本体２０をその幅方向にコンパク
にでき、電装系統６６をエンジン本体２０の側方に配置
することができる。一方、オイルフィルタ７０はクラン
クケース２６の前方に配置されていることから、第１の
実施例と同様にオイルフィルタ７０と他部品との干渉を
防ぐことができる。
る。この実施例が既述の第１の実施例と異なる点は、各
気筒が上下に直列に配置されていることである。図４に
示すように、本実施例では複数の気筒が直列に配置され
ているため、エンジン本体２０をその幅方向にコンパク
にでき、電装系統６６をエンジン本体２０の側方に配置
することができる。一方、オイルフィルタ７０はクラン
クケース２６の前方に配置されていることから、第１の
実施例と同様にオイルフィルタ７０と他部品との干渉を
防ぐことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
船舶推進機によれば、クランクケースの前方にオイルフ
ィルタを設けた構成であるため、オイルフィルタが他部
品と干渉するおそれがないレイアウトをとることができ
る。また、クランクケースの下方の前方には、オイルポ
ンプとオイル通路を介して接続するオイルフィルタが付
設されてなることから、オイルフィルタのオイル通路に
対する出入り口をオイルフィルタの後端部に配置でき
る。したがって、船舶推進機をチルトアップした状態で
保管する場合、エンジン内の潤滑オイルがオイルフィル
タ内に溜まることになる。その後、船舶推進機をチルト
ダウンしてエンジンを始動する時にオイルフィルタに溜
まっていたオイルがオイルポンプに流れ、オイルポンプ
の呼び油となってオイルポンプのオイル吸い上げを早
め、さらにエンジン各所へオイル供給を早めることがで
きる。
船舶推進機によれば、クランクケースの前方にオイルフ
ィルタを設けた構成であるため、オイルフィルタが他部
品と干渉するおそれがないレイアウトをとることができ
る。また、クランクケースの下方の前方には、オイルポ
ンプとオイル通路を介して接続するオイルフィルタが付
設されてなることから、オイルフィルタのオイル通路に
対する出入り口をオイルフィルタの後端部に配置でき
る。したがって、船舶推進機をチルトアップした状態で
保管する場合、エンジン内の潤滑オイルがオイルフィル
タ内に溜まることになる。その後、船舶推進機をチルト
ダウンしてエンジンを始動する時にオイルフィルタに溜
まっていたオイルがオイルポンプに流れ、オイルポンプ
の呼び油となってオイルポンプのオイル吸い上げを早
め、さらにエンジン各所へオイル供給を早めることがで
きる。
【図１】本発明が適用される船外機の概略構成を示す図
である。
である。
【図２】エンジン本体の構成を示す水平断面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図である。
【図４】第２の実施例に係わるエンジン本体の水平断面
図である。
図である。
１ 船外機（船舶推進機） ２０ エンジン本体 ２６ クランクケース ２８ クランク軸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−33416（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F01M 11/03 B63H 20/00 F02B 67/00
Claims (1)
- 【請求項１】 カウリング内にエンジンを配設するとと
もに、当該エンジンは内部にクランク軸を収納するクラ
ンクケースを備えるとともに、船体のチルト軸回りに回
動可能に構成された船舶推進機であって、前記クランク
ケースの下方の前方には、オイル通路を介してオイルポ
ンプと接続するオイルフィルタが付設されなり、さら
に、前記エンジンの下方に設けられたオイルパンから、
オイルが前記オイルポンプより前記オイルフィルタに圧
送されるように構成されてなり、かつ前記エンジンの側
面を前後に吸気系統が配設されてなる船舶推進機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35589292A JP3250681B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 船舶推進機 |
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