JPH06123224A - 船外機の電装部品の配置 - Google Patents
船外機の電装部品の配置Info
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- JPH06123224A JPH06123224A JP4297870A JP29787092A JPH06123224A JP H06123224 A JPH06123224 A JP H06123224A JP 4297870 A JP4297870 A JP 4297870A JP 29787092 A JP29787092 A JP 29787092A JP H06123224 A JPH06123224 A JP H06123224A
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- power transistor
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- outboard motor
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Links
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、エンジン部位を冷却する以前の空
気によってパワートランジスタを確実に冷却し、パワー
トランジスタの熱による劣化や損傷を防止してパワート
ランジスタの性能を十分に発揮させるとともに、パワー
トランジスタとその他の電装部品との配線を良好とする
ことを目的としている。 【構成】 このため、エンジンの他側に電装部品を装着
する電装部品用ホルダを配設し、電装部品用ホルダ近傍
且つ空気取入口の下部にはパワートランジスタを配設し
ている。
気によってパワートランジスタを確実に冷却し、パワー
トランジスタの熱による劣化や損傷を防止してパワート
ランジスタの性能を十分に発揮させるとともに、パワー
トランジスタとその他の電装部品との配線を良好とする
ことを目的としている。 【構成】 このため、エンジンの他側に電装部品を装着
する電装部品用ホルダを配設し、電装部品用ホルダ近傍
且つ空気取入口の下部にはパワートランジスタを配設し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は船外機の電装部品の配
置に係り、特に上部に空気取入口が設けられたエンジン
ケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4サイク
ルエンジンを配設するとともに、エンジンの一側に吸気
マニホルドを配設した船外機の電装部品の配置に関す
る。
置に係り、特に上部に空気取入口が設けられたエンジン
ケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4サイク
ルエンジンを配設するとともに、エンジンの一側に吸気
マニホルドを配設した船外機の電装部品の配置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】船の推進装置は、配置により船内機関
(インボードエンジン)、船内外機(インボード・アウ
トドライブエンジン)、船外機(アウトボードエンジ
ン)の3種に大別される。
(インボードエンジン)、船内外機(インボード・アウ
トドライブエンジン)、船外機(アウトボードエンジ
ン)の3種に大別される。
【0003】前記船内機関は、エンジンが船内中央付近
に据え付けられ、船内を通るプロペラ軸によってプロペ
ラを回転させるものであり、全長が略10メートル以上
の大型の船に多用されている。
に据え付けられ、船内を通るプロペラ軸によってプロペ
ラを回転させるものであり、全長が略10メートル以上
の大型の船に多用されている。
【0004】また、前記船内外機は、エンジン本体が船
尾船体内に据え付けられ、ドライブユニットは船外に配
設され、プロペラを回転させる形式であり、全長が略1
0メートル以下の中型の船に多用されている。
尾船体内に据え付けられ、ドライブユニットは船外に配
設され、プロペラを回転させる形式であり、全長が略1
0メートル以下の中型の船に多用されている。
【0005】更に、船外機は、全長が略6メートル以下
の小型の船に多用され、船体船尾部の外側に取り付けら
れている。この船外機は、上部にエンジンが配設され、
このエンジンの下部にドライブ機構が装着されており、
船外機全体を左右方向に回転させることにより船体を旋
回させている。
の小型の船に多用され、船体船尾部の外側に取り付けら
れている。この船外機は、上部にエンジンが配設され、
このエンジンの下部にドライブ機構が装着されており、
船外機全体を左右方向に回転させることにより船体を旋
回させている。
【0006】更にまた、船外機としては、特開平3−3
2998号公報に開示される如く、エンジンの一側に燃
焼室と連通する吸気マニホルド部位に気化器を設け、エ
ンジンの他側にオイルフィルタと、点火プラグに連絡さ
れた電装部品とを設けたものがあった。
2998号公報に開示される如く、エンジンの一側に燃
焼室と連通する吸気マニホルド部位に気化器を設け、エ
ンジンの他側にオイルフィルタと、点火プラグに連絡さ
れた電装部品とを設けたものがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の船外
機は、パワートランジスタを使用したエンジンを搭載し
たものがなかった。
機は、パワートランジスタを使用したエンジンを搭載し
たものがなかった。
【0008】また、前記パワートランジスタは、使用時
に熱を発生するため、エンジンの駆動時に高温となる箇
所に配設してしまうと、前記パワートランジスタが高温
となってしまい、故障等の不都合を招く惧れがあった。
に熱を発生するため、エンジンの駆動時に高温となる箇
所に配設してしまうと、前記パワートランジスタが高温
となってしまい、故障等の不都合を招く惧れがあった。
【0009】このため、前記パワートランジスタは、熱
を発散できる箇所に配置する必要があった。
を発散できる箇所に配置する必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、上部に空気取入口が設けら
れたエンジンケース内にクランク軸を上下方向に指向さ
せて4サイクルエンジンを配設するとともにこのエンジ
ンの一側に吸気マニホルドを配設した船外機において、
前記エンジンの他側に電装部品を装着する電装部品用ホ
ルダを配設し、この電装部品用ホルダ近傍且つ前記空気
取入口の下部にはパワートランジスタを配設したことを
特徴とする。
述不都合を除去するために、上部に空気取入口が設けら
れたエンジンケース内にクランク軸を上下方向に指向さ
せて4サイクルエンジンを配設するとともにこのエンジ
ンの一側に吸気マニホルドを配設した船外機において、
前記エンジンの他側に電装部品を装着する電装部品用ホ
ルダを配設し、この電装部品用ホルダ近傍且つ前記空気
取入口の下部にはパワートランジスタを配設したことを
特徴とする。
【0011】
【作用】上述の如く発明したことにより、船外機を駆動
させた際には、空気取入口からエンジンケース内に空気
が流入され、空気の一部は、エンジンの一側を通過して
エンジンの一側に配設された吸気マニホルドを冷却した
後にエンジンの吸気系上流側に供給され、残りの空気
は、エンジンの他側を通過してエンジンの他側に配設さ
れた電装部品用ホルダ近傍且つ前記空気取入口の下部に
配設されたパワートランジスタを冷却した後にエンジン
の吸気系上流側に供給されている。
させた際には、空気取入口からエンジンケース内に空気
が流入され、空気の一部は、エンジンの一側を通過して
エンジンの一側に配設された吸気マニホルドを冷却した
後にエンジンの吸気系上流側に供給され、残りの空気
は、エンジンの他側を通過してエンジンの他側に配設さ
れた電装部品用ホルダ近傍且つ前記空気取入口の下部に
配設されたパワートランジスタを冷却した後にエンジン
の吸気系上流側に供給されている。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1〜図4はこの発明の実施例を示すもの
である。図2において、2は船外機、4はミドルユニッ
トである。前記船外機2のミドルユニット4には、船外
機2を船体(図示せず)に取り付ける船外機保持部6が
設けられている。この船外機保持部6には、船外機2の
傾斜用のチルド軸8が取り付けられている。
である。図2において、2は船外機、4はミドルユニッ
トである。前記船外機2のミドルユニット4には、船外
機2を船体(図示せず)に取り付ける船外機保持部6が
設けられている。この船外機保持部6には、船外機2の
傾斜用のチルド軸8が取り付けられている。
【0014】また、前記ミドルユニット4内には、図2
に示す如く、ドライブシャフト10が上下方向に軸支さ
れている。このドライブシャフト10近傍の上側にオイ
ルパン12が配設されているとともに、下側に排気チュ
ーブ14が配設されている。
に示す如く、ドライブシャフト10が上下方向に軸支さ
れている。このドライブシャフト10近傍の上側にオイ
ルパン12が配設されているとともに、下側に排気チュ
ーブ14が配設されている。
【0015】前記ドライブシャフト10は、後述するエ
ンジン36のクランク軸34の駆動力をギヤケース16
内のギヤ(図示せず)を介してプロペラ18に伝達する
ものである。
ンジン36のクランク軸34の駆動力をギヤケース16
内のギヤ(図示せず)を介してプロペラ18に伝達する
ものである。
【0016】前記ミドルユニット4の下部には、ギヤケ
ース16が取り付けられている。このギヤケース16内
には、前記ドライブシャフト10の下端に連絡されたギ
ヤ(図示せず)が収容されている。また、このギヤケー
ス16には、前記ギヤ(図示せず)に連結するプロペラ
18が回動可能に取り付けられている。
ース16が取り付けられている。このギヤケース16内
には、前記ドライブシャフト10の下端に連絡されたギ
ヤ(図示せず)が収容されている。また、このギヤケー
ス16には、前記ギヤ(図示せず)に連結するプロペラ
18が回動可能に取り付けられている。
【0017】更に、前記ミドルユニット4の上部には、
エンジンケース20が取り付けられている。このエンジ
ンケース20は、ロアケース22とアッパケース24と
により構成されている。前記アッパケース24は、上部
側の後部が凹設されており、この凹設部位には、上方
(図7において上側)に開口する空気取入口26が形成
されている。
エンジンケース20が取り付けられている。このエンジ
ンケース20は、ロアケース22とアッパケース24と
により構成されている。前記アッパケース24は、上部
側の後部が凹設されており、この凹設部位には、上方
(図7において上側)に開口する空気取入口26が形成
されている。
【0018】更にまた、凹設部位には、断面が略L字形
状のカバー部28が取り付けられている。このカバー部
28には、凹設部位への取付時に後部(図2において左
側)に開口する開口部30が形成されている。
状のカバー部28が取り付けられている。このカバー部
28には、凹設部位への取付時に後部(図2において左
側)に開口する開口部30が形成されている。
【0019】また、前記エンジンケース20内に形成さ
れる空間部32には、クランク軸34を上下方向に指向
させて4サイクルエンジン36が配設されている。
れる空間部32には、クランク軸34を上下方向に指向
させて4サイクルエンジン36が配設されている。
【0020】前記エンジン36のシリンダブロック38
は、前記空間部32の略中央部位に配設されている。こ
のシリンダブロック38の後部(図7において左側)に
は、シリンダヘッド40とシリンダヘッドカバー42と
が順次取り付けられている。
は、前記空間部32の略中央部位に配設されている。こ
のシリンダブロック38の後部(図7において左側)に
は、シリンダヘッド40とシリンダヘッドカバー42と
が順次取り付けられている。
【0021】前記シリンダブロック38の前部(図2に
おいて右側)には、クランク軸用保持部44によって前
記クランク軸34が軸支されている。
おいて右側)には、クランク軸用保持部44によって前
記クランク軸34が軸支されている。
【0022】また、前記エンジン36の一側には、吸気
マニホルド46が配設されている。この吸気マニホルド
46は、前記第1〜第4吸気分岐管48−1〜48−4
とこの第1〜第4吸気分岐管48−1〜48−4の上流
側に配設されるサージタンク50とにより構成されてい
る。このサージタンク50の上流側には、スロットルボ
ディ52が配設されている。前記サージタンク50は、
エンジン36の一側且つ前部に配設されている。前記ス
ロットルボディ52は、図3に示す如く、前記エンジン
36の前部且つ下部にこのエンジン36の他側に指向さ
れて配設されている。
マニホルド46が配設されている。この吸気マニホルド
46は、前記第1〜第4吸気分岐管48−1〜48−4
とこの第1〜第4吸気分岐管48−1〜48−4の上流
側に配設されるサージタンク50とにより構成されてい
る。このサージタンク50の上流側には、スロットルボ
ディ52が配設されている。前記サージタンク50は、
エンジン36の一側且つ前部に配設されている。前記ス
ロットルボディ52は、図3に示す如く、前記エンジン
36の前部且つ下部にこのエンジン36の他側に指向さ
れて配設されている。
【0023】更に、前記エンジン36の他側に電装部品
を装着する板状の電装部品用ホルダ54を配設し、この
電装部品用ホルダ54近傍且つ前記空気取入口26の下
部には、パワートランジスタ56を配設する。
を装着する板状の電装部品用ホルダ54を配設し、この
電装部品用ホルダ54近傍且つ前記空気取入口26の下
部には、パワートランジスタ56を配設する。
【0024】詳述すれば、前記電装部品用ホルダ54を
電装部品用ホルダ54用の弾性部材58を介して前記エ
ンジン36の他側に電装部品用ホルダ54用のボルト6
0によって固設する。
電装部品用ホルダ54用の弾性部材58を介して前記エ
ンジン36の他側に電装部品用ホルダ54用のボルト6
0によって固設する。
【0025】前記電装部品用ホルダ54には、ブースト
センサ62、ブーストセンサ連結リレー64、PTTリ
レー66、スタータモータリレー68及び制御部70が
取り付けられている。これらブーストセンサ62、ブー
ストセンサ連結リレー64、PTTリレー66、スター
タモータリレー68及び制御部70は、前記電装部品用
ホルダ54の周縁部位に取り付けられる電装部品包囲用
のカバー部72によって包囲されている。
センサ62、ブーストセンサ連結リレー64、PTTリ
レー66、スタータモータリレー68及び制御部70が
取り付けられている。これらブーストセンサ62、ブー
ストセンサ連結リレー64、PTTリレー66、スター
タモータリレー68及び制御部70は、前記電装部品用
ホルダ54の周縁部位に取り付けられる電装部品包囲用
のカバー部72によって包囲されている。
【0026】前記電装部品用ホルダ54の後部(図3に
おいて右側)には、イグニションコイル74を取り付け
るイグニションコイル取付部76がイグニションコイル
取付部76用の弾性部材78を介してエンジン36にイ
グニションコイル取付部76用のボルト80によって取
り付けられている。このイグニションコイル取付部76
は、熱伝導率の小なる部材、例えば樹脂によって形成さ
れている。
おいて右側)には、イグニションコイル74を取り付け
るイグニションコイル取付部76がイグニションコイル
取付部76用の弾性部材78を介してエンジン36にイ
グニションコイル取付部76用のボルト80によって取
り付けられている。このイグニションコイル取付部76
は、熱伝導率の小なる部材、例えば樹脂によって形成さ
れている。
【0027】前記イグニションコイル取付部76の上部
のエンジン36側には、レギュレータ82が取り付けら
れている。
のエンジン36側には、レギュレータ82が取り付けら
れている。
【0028】また、前記電装部品用ホルダ54近傍且つ
空気取入口26の下部である前記イグニションコイル取
付部76の上部であり、且つエンジンカバー20側に
は、パワートランジスタ56が配設されている。つま
り、このパワートランジスタ56は、イグニションコイ
ル74の上部であり、制御部70の図3において右側部
位に配置されている。
空気取入口26の下部である前記イグニションコイル取
付部76の上部であり、且つエンジンカバー20側に
は、パワートランジスタ56が配設されている。つま
り、このパワートランジスタ56は、イグニションコイ
ル74の上部であり、制御部70の図3において右側部
位に配置されている。
【0029】次に作用について説明する。
【0030】船外機2を駆動させた際には、空気取入口
26からエンジンケース20内に空気が流入され、空気
の一部は、エンジン36の一側を通過してこのエンジン
36の一側に配設された吸気マニホルド46を冷却した
後にエンジン36の吸気系上流側であるスロットルボデ
ィ52に供給されている。
26からエンジンケース20内に空気が流入され、空気
の一部は、エンジン36の一側を通過してこのエンジン
36の一側に配設された吸気マニホルド46を冷却した
後にエンジン36の吸気系上流側であるスロットルボデ
ィ52に供給されている。
【0031】また、残りの空気は、まず、エンジン36
の他側に配設された電装部品用ホルダ54近傍且つ前記
空気取入口26の下部に配設されたパワートランジスタ
56を冷却し、その後に前記エンジン36の他側を通過
してエンジン36の吸気系上流側であるスロットルボデ
ィ52に供給されている。
の他側に配設された電装部品用ホルダ54近傍且つ前記
空気取入口26の下部に配設されたパワートランジスタ
56を冷却し、その後に前記エンジン36の他側を通過
してエンジン36の吸気系上流側であるスロットルボデ
ィ52に供給されている。
【0032】これにより、エンジン36部位を冷却する
以前の空気によって電装部品用ホルダ54近傍且つ空気
取入口26の下部のパワートランジスタ56を確実に冷
却でき、このパワートランジスタ56の熱による劣化や
損傷を防止でき、前記パワートランジスタ56の性能を
十分に発揮させ得て、実用上有利である。
以前の空気によって電装部品用ホルダ54近傍且つ空気
取入口26の下部のパワートランジスタ56を確実に冷
却でき、このパワートランジスタ56の熱による劣化や
損傷を防止でき、前記パワートランジスタ56の性能を
十分に発揮させ得て、実用上有利である。
【0033】また、電装部品用ホルダ54近傍且つ空気
取入口26の下部にパワートランジスタ56を配設した
ことにより、このパワートランジスタ56とその他の電
装部品である制御部70やイグニションコイル74との
配線を良好とすることができる。
取入口26の下部にパワートランジスタ56を配設した
ことにより、このパワートランジスタ56とその他の電
装部品である制御部70やイグニションコイル74との
配線を良好とすることができる。
【0034】更に、熱伝導率の小なる樹脂によってイグ
ニションコイル取付部76を形成するとともに、このイ
グニションコイル取付部76をエンジン36に弾性部材
78を介してエンジン36にボルト80によって取り付
けたことにより、エンジン36側の熱のパワートランジ
スタ56への伝導を効果的に防止できるとともに、エン
ジン36側から振動の伝達を防止でき、実用上有利であ
る。
ニションコイル取付部76を形成するとともに、このイ
グニションコイル取付部76をエンジン36に弾性部材
78を介してエンジン36にボルト80によって取り付
けたことにより、エンジン36側の熱のパワートランジ
スタ56への伝導を効果的に防止できるとともに、エン
ジン36側から振動の伝達を防止でき、実用上有利であ
る。
【0035】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく種々の応用改変が可能である。
ものではなく種々の応用改変が可能である。
【0036】例えば、この発明の実施例においては、エ
ンジン36の他側にスロットルボディ52を指向させる
構成としたが、図5に示す如く、エンジン36の前部に
スロットルボディ52Xを指向させ、上述実施例と略同
様にパワートランジスタ56を効果的に冷却する構成と
することも可能である。
ンジン36の他側にスロットルボディ52を指向させる
構成としたが、図5に示す如く、エンジン36の前部に
スロットルボディ52Xを指向させ、上述実施例と略同
様にパワートランジスタ56を効果的に冷却する構成と
することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、エンジンの他側に電装部品を装着する電装部品用ホ
ルダを配設し、電装部品用ホルダ近傍且つ空気取入口の
下部にはパワートランジスタを配設したので、エンジン
部位を冷却する以前の空気によってパワートランジスタ
を確実に冷却でき、パワートランジスタの熱による劣化
や損傷を防止でき、パワートランジスタの性能を十分に
発揮させ得て、実用上有利である。また、電装部品用ホ
ルダ近傍且つ空気取入口の下部にパワートランジスタを
配設したことにより、パワートランジスタとその他の電
装部品との配線を良好とすることができ、実用上有利で
ある。
ば、エンジンの他側に電装部品を装着する電装部品用ホ
ルダを配設し、電装部品用ホルダ近傍且つ空気取入口の
下部にはパワートランジスタを配設したので、エンジン
部位を冷却する以前の空気によってパワートランジスタ
を確実に冷却でき、パワートランジスタの熱による劣化
や損傷を防止でき、パワートランジスタの性能を十分に
発揮させ得て、実用上有利である。また、電装部品用ホ
ルダ近傍且つ空気取入口の下部にパワートランジスタを
配設したことにより、パワートランジスタとその他の電
装部品との配線を良好とすることができ、実用上有利で
ある。
【図1】この発明の実施例を示す船外機の平面図であ
る。
る。
【図2】船外機の断面図である。
【図3】船外機の要部拡大断面図である。
【図4】船外機の拡大背面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す船外機の断面図で
ある。
ある。
2 船外機 4 ミドルユニット 16 ギヤケース 18 プロペラ 20 エンジンケース 22 ロアケース 24 アッパケース 26 空気取入口 28 カバー部 30 開口部 32 空間部 34 クランク軸 36 エンジン 46 吸気マニホルド 48 吸気分岐管 50 サージタンク 52 スロットルボディ 54 電装部品用ホルダ 56 パワートランジスタ 58 弾性部材 60 ボルト 70 制御部 72 カバー部 74 イグニションコイル 76 イグニションコイル取付部 78 弾性部材 80 ボルト 82 レギュレータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
フロントページの続き (72)発明者 庄村 伸行 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 義岡 英彦 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 雑賀 治郎 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 上部に空気取入口が設けられたエンジン
ケース内にクランク軸を上下方向に指向させて4サイク
ルエンジンを配設するとともにこのエンジンの一側に吸
気マニホルドを配設した船外機において、前記エンジン
の他側に電装部品を装着する電装部品用ホルダを配設
し、この電装部品用ホルダ近傍且つ前記空気取入口の下
部にはパワートランジスタを配設したことを特徴とする
船外機の電装部品の配置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297870A JPH06123224A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機の電装部品の配置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297870A JPH06123224A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機の電装部品の配置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123224A true JPH06123224A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17852197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4297870A Pending JPH06123224A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 船外機の電装部品の配置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06123224A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998027325A1 (fr) * | 1996-12-19 | 1998-06-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Moteur hors-bord |
JP2007297997A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Honda Motor Co Ltd | 船外機 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4297870A patent/JPH06123224A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998027325A1 (fr) * | 1996-12-19 | 1998-06-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Moteur hors-bord |
US6293839B1 (en) | 1996-12-19 | 2001-09-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Outboard engine system |
JP2007297997A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Honda Motor Co Ltd | 船外機 |
JP4699937B2 (ja) * | 2006-05-01 | 2011-06-15 | 本田技研工業株式会社 | 船外機 |
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