JP2000118496A - 船外機 - Google Patents
船外機Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
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Abstract
能な吸気系を備えた船外機を提供するにある。 【解決手段】エンジンの周囲をエンジンカバー9で覆っ
た船外機において、エンジンカバー9に外気取入口28
を形成すると共に、エンジンは吸気装置20を備え、こ
の吸気装置20内に形成される吸気導入路33の最も上
流に吸気口34を形成し、この吸気口34を外気取入口
28に近接させ、且つこの外気取入口28より下方に配
置したものである。
Description
にその吸気系に特徴を有する船外機に関する。
温度が低ければ低いを度出力が増す特性を有する。船外
機の場合、そのエンジンはエンジンカバーで覆われてお
り、このエンジンカバーに外気の取入口を設けている
が、カバー内はエンジンの熱によって常に高温状態とな
っているため、エンジン側の吸気口をできる限り外気取
入口に近付けて配置することにより吸入空気の温度上昇
を防いでいる。
は水上で使用されるため、船舶が跳ね上げる水分が外気
に混じって吸入される虞がある。また、雨天時にも雨水
が外気に混じって吸入される虞がある。そして、水分が
空気と共にエンジン内に吸入されるとこの水分が潤滑油
と混じり、潤滑油の性能を劣化させてエンジンに支障を
与えるといった不具合が生じる。
もので、外気温度を高めず、且つ外気中の水分を分離可
能な吸気系を備えた船外機を提供することを目的とす
る。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載したよ
うに、エンジンの周囲をエンジンカバーで覆った船外機
において、上記エンジンカバーに外気取入口を形成する
と共に、上記エンジンは吸気装置を備え、この吸気装置
内に形成される吸気導入路の最も上流に吸気口を形成
し、この吸気口を上記外気取入口に近接させ、且つこの
外気取入口より下方に配置したものである。
求項2に記載したように、上記吸気口および上記外気取
入口をそれぞれの開口部がオーバーラップしない様に配
置したものである。
基づいて説明する。
面図でる。図1に示すように、この船外機1はエンジン
ホルダ2を備え、このエンジンホルダ2の上方にエンジ
ン3が設置される。また、エンジンホルダ2にはブラケ
ット4が取付けられ、このブラケット4を介して船外機
1が船体5のトランサム5aに装着される。
例えば水冷4サイクル三気筒エンジンであり、シリンダ
ヘッド6、シリンダブロック7およびクランクケース8
等を組み合わせて構成される。また、エンジン3の周囲
はエンジンカバー9により覆われる。
エンジンカバー9のみ断面図で示す。図2に示すよう
に、エンジン3の最前部、図2においては左側に配置さ
れるクランクケース8の後方(右側)にはシリンダブロ
ック7が配置される。また、シリンダブロック7の後方
にはシリンダヘッド6が配置される。クランクケース8
とシリンダブロック7との接合部内にはクランクシャフ
ト10が垂直に配置される一方、エンジンホルダ2の下
部にはオイルパン11が配置される。
にはシャフトハウジング12が設置される。また、クラ
ンクシャフト10の下端部にはドライブシャフト13の
上端部が例えばスプライン嵌合される。そして、シャフ
トハウジング12内をドライブシャフト13が下方に向
かって延び、シャフトハウジング12の下部に設けられ
たギヤケース14内のベベルギヤ15およびプロペラシ
ャフト16を介してプロペラ17を駆動するように構成
される。
端はエンジン3外に突出し、この突出部に発電用のフラ
イホイール・マグネト装置18が設けられる。そして、
このフライホイール・マグネト装置18はマグネトカバ
ー19によって上方から覆われて保護される。
る。この吸気装置20は主にマグネトカバー19と、サ
イレンサ21と、スロットルボディ22と、サージタン
ク23と、吸気マニフォールド24とから構成され、エ
ンジン3の側面、本実施形態においてはエンジン3の前
側から左側面にかけて配置される。
3のクランクケース8斜前方に配置され、このスロット
ルボディ22の下流側(後方)のエンジン3側部にサー
ジタンク23が並設される。サージタンク23からは吸
気マニフォールド24が各気筒毎に延びてシリンダヘッ
ド6に形成された吸気ポート25に接続される。
とエンジンカバー9との間のスペースに収納され、スロ
ットルボディ22の上流側(前方)に接続される。
9のコの字形断面を有するアッパーカバー26と、上記
マグネトカバー19およびサイレンサ21の縦断面図で
ある。また、図4は本発明の第一実施形態を示すアッパ
ーカバー26の平面図、そして図5は本発明の第二実施
形態を示すアッパーカバー26の平面図である。さら
に、図6は図4のVI−VI線に沿う断面図、また、図
7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
9のアッパーカバー26後上方には一段低い段部27が
形成される。この段部27にはエンジンカバー9内に外
気を導入する筒状の外気取入口28が形成される。この
外気取入口28は上方に向かって開口され、その上方に
チルトアップハンドル29が上記段部27を覆うように
配置される。さらに、このチルトアップハンドル29の
後部には外気導入口30が形成される。
トカバー19は閉断面構造を有し、その内部に空間31
を形成すると共に、マグネトカバー19の前方下部には
サイレンサ21の上部が連結される。また、連結部分に
形成される連通孔32によってマグネトカバー19内の
空間31とサイレンサ21の内部とが連通され、側面視
略L字状の吸気導入路33を形成する。そして、この吸
気導入路33の最も上流に吸気口34が形成される。
は、図4および図6に示すように、エンジンカバー9上
の外気取入口28は船外機1の幅方向に二ヶ所設けら
れ、これらの外気取入口28の間にマグネトカバー19
の吸気口34が配置される。また、この時吸気口34は
両外気取入口28の最も中心寄りの線35より内側にな
るようにその開口幅36が設定される。
図5および図7に示すように、マグネトカバー19の吸
気口34は船外機1の幅方向に二ヶ所設けられ、これら
の吸気口34の間に外気取入口28が配置される。ま
た、この時外気取入口28は両吸気口34の最も中心寄
りの線37より内側になるようにその開口幅38が設定
される。
気口34の開口部と外気取入口28の開口部とはオーバ
ーラップすることがない。
3、図6および図7に示すように、マグネトカバー19
の吸気口34は外気取入口28に近接して配置され、且
つ吸気口34の開口部上縁はエンジンカバー9上に形成
される外気取入口28の開口部上面より下方に配置され
る。
る。
トカバー19の吸気口34を、外気を導入する外気取入
口28より下方に配置することにより、図3に示すよう
に、空気(実線の矢印)と水分(破線の矢印)とが混ざ
った外気は外気取入口28からエンジンカバー9内に進
入した時点で比重の重い水分は下方に向かって落下し、
空気のみがマグネトカバー19の吸気口34に導かれ
る。
それぞれの開口部がオーバーラップしない様に配置する
ことにより、エンジン3の吸気負圧によって空気中の水
分が直接吸気口34に進入することもない。
8とを近接させて配置してもエンジン3内には水分が導
かれないので、温度の低い外気がエンジンカバー9内で
暖められることなくエンジン3に導入され、エンジン3
出力の向上が図れる。
機によれば、エンジンの周囲をエンジンカバーで覆った
船外機において、上記エンジンカバーに外気取入口を形
成すると共に、上記エンジンは吸気装置を備え、この吸
気装置内に形成される吸気導入路の最も上流に吸気口を
形成し、この吸気口を上記外気取入口に近接させ、且つ
この外気取入口より下方に配置したため、温度の低い外
気をエンジンに導くことが可能になり、エンジンの出力
が向上する。
それぞれの開口部がオーバーラップしない様に配置した
ため、温度の低い外気をエンジンに導くことが可能にな
り、エンジンの出力が向上する。
の左側面図。
バーおよびサイレンサの縦断面図。
平面図。
平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの周囲をエンジンカバーで覆っ
た船外機において、上記エンジンカバー9に外気取入口
28を形成すると共に、上記エンジン3は吸気装置20
を備え、この吸気装置20内に形成される吸気導入路3
3の最も上流に吸気口34を形成し、この吸気口34を
上記外気取入口28に近接させ、且つこの外気取入口2
8より下方に配置したことを特徴とする船外機。 - 【請求項2】 上記吸気口34および上記外気取入口2
8をそれぞれの開口部がオーバーラップしない様に配置
した請求項1記載の船外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29392398A JP3867418B2 (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 船外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29392398A JP3867418B2 (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 船外機 |
Publications (2)
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JP2000118496A true JP2000118496A (ja) | 2000-04-25 |
JP3867418B2 JP3867418B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=17800920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29392398A Expired - Lifetime JP3867418B2 (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 船外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3867418B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06208511A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-07-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ページ・フレームのデータを保護する方法 |
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-
1998
- 1998-10-15 JP JP29392398A patent/JP3867418B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP7275881B2 (ja) | 2019-06-12 | 2023-05-18 | スズキ株式会社 | 船外機の吸気構造 |
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JP3867418B2 (ja) | 2007-01-10 |
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