JP3503629B2 - 船外機の補助部品設置構造 - Google Patents

船外機の補助部品設置構造

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JP3503629B2 JP2002034537A JP2002034537A JP3503629B2 JP 3503629 B2 JP3503629 B2 JP 3503629B2 JP 2002034537 A JP2002034537 A JP 2002034537A JP 2002034537 A JP2002034537 A JP 2002034537A JP 3503629 B2 JP3503629 B2 JP 3503629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶推進用の船外
機、詳しくは電装部品等の補助部品がエンジン自体に設
けられた船外機の補助部品設置構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、4サイクル型式の多気筒エンジン
が搭載された船外機では、電装部品等の補助部品が、エ
ンジンの一側に設置された気化器やインテークパイプ等
の吸気装置の反対側に設置されていた(例えば特開平3
−32998号公報に記載されている船外機)。この理
由は、エンジンの一側で気化器が大きなスペースを占有
しているので気化器と補助部品との干渉を避けるため
と、エンジンの他側に大きなスペースが空くのでレイア
ウトのバランスを取るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、4サイ
クル型式のガソリンエンジンでは点火プラグやイグニッ
ションコイル等、点火装置として多数の部品が備えられ
ており、その設置に多くのスペースが必要となるため、
上記のレイアウトではエンジンルームのスペースが不足
する懸念がある。
【0004】また、吸気装置の反対側には高温を発する
排気装置が設けられているため、この側に補助部品を設
置するためには補助部品を専用の収納ケースに納めて熱
害を防止する必要があり、このような収納ケースに補助
部品を納めることによって補助部品の着脱が困難になる
と同時にレイアウト上の制約が大きくなり、しかも収納
ケースによって部品点数が増加するので船外機の製造コ
スト上好ましくなかった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、電装部品等の補助部品をエンジンの吸気
装置が設置された側に効率良く設置してエンジンルーム
のスペース効率を向上させるとともに、補助部品の着脱
性向上と部品点数の削減を図ることのできる船外機の補
助部品設置構造を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明のもう一つの目的は、補助部
品の防振性と防水性と冷却性を向上させ、併せて補助部
品の設置に伴うエンジン組立作業の複雑化を防止するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る船外機の補助部品設置構造は、請求項
1に記載したように、クランク軸が鉛直方向を向くよう
に水冷4サイクル型式の多気筒エンジンが縦置きに搭載
され、このエンジンの吸気装置が、クランクケース側に
設けられたサージタンクと、このサージタンクから略水
平方向に延出してシリンダブロックの一側を通りシリン
ダヘッドの各吸気ポートに繋がる気筒数分のインテーク
パイプとを備えて構成された船外機において、上記イン
テークパイプの中間部分を弾性材料で直管状に形成して
上記シリンダブロックの側面に略平行させ、このインテ
ークパイプと内部に冷却水が循環するシリンダブロッ
クとの間に補助部品設置空間を設けるとともに、この補
助部品設置空間内であって上記インテークパイプの数本
にガードされる位置、かつ上記シリンダブロック側の部
位に収納部を設け、この収納部に上記補助部品を設置し
たことを特徴とする。
【0008】 また、本発明に係る船外機の補助部品設
置構造は、請求項2に記載したように、クランク軸が鉛
直方向を向くように水冷4サイクル型式の多気筒エンジ
ンが縦置きに搭載され、このエンジンの吸気装置が、ク
ランクケース側に設けられたサージタンクと、このサー
ジタンクから略水平方向に延出してシリンダブロックの
一側を通りシリンダヘッドの各吸気ポートに繋がる気筒
数分のインテークパイプとを備えて構成された船外機に
おいて、上記インテークパイプの中間部分を直管状に形
成して上記シリンダブロックの側面に略平行させ、この
インテークパイプと、内部に冷却水が循環するシリンダ
ブロックとの間に補助部品設置空間を設け、この補助部
品設置空間内であって、平面視で前記エンジンの上部に
設けられたベルトカバーの下方に隠れる位置、かつ側面
視で上記インテークパイプに隠れるようにインテークパ
イプの数本にガードされる位置に発熱性の補助部品を設
置したことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る船外機のエン
ジン付近の縦断面図であり、向かって左側が船舶の進行
方向である。また、図2および図3はエンジンの左側面
図および平面図である。
【0011】この船外機1のエンジン2は、例えば水冷
4サイクル型式の直列4気筒エンジンであり、そのクラ
ンク軸3が鉛直方向を向くように縦置きに搭載されてい
る。エンジン2の下部にはエンジンホルダ4を介してド
ライブユニット5が連結されており、ドライブユニット
5の下部に図示しないプロペラが設けられている。
【0012】また、エンジン2全体がエンジンカバー6
a,6bに覆われている。エンジンカバー6a,6bは
合成樹脂製で上下に分割可能であり、下側のエンジンカ
バー6aがドライブユニット5側に固定され、上側のエ
ンジンカバー6bが着脱されるようになっている。エン
ジンカバー6a,6bの分割部にはシール部材7が設け
られ、さらに上下のエンジンカバー6a,6b間を固定
する複数のロックレバー8が取り付けられている。
【0013】エンジン2は、クランクケース11、シリ
ンダブロック12、シリンダヘッド13、ヘッドカバー
14を主体に構成されており、クランクケース11内に
前記クランク軸3が軸支されている。また、シリンダヘ
ッド13の内部には図示しない動弁装置が収容されてお
り、この動弁装置を駆動するカム軸15がシリンダヘッ
ド13に軸支されている。
【0014】シリンダブロック12およびシリンダヘッ
ド13の右側面には排気装置16が設けられ、排気装置
16の前方にはパーツホルダ17が設けられている。ま
た、この船外機1の吸気装置18は、クランクケース1
1の前部に設けられたサージタンク19と、このサージ
タンク19の右側面に固定されたスロットルボディ20
と、サージタンク19の左側面から延びる気筒数分、即
ち4本のインテークパイプ21とを備えて構成されてい
る。
【0015】4本のインテークパイプ21は、それぞれ
シリンダブロック12の左側を通ってシリンダヘッド1
3の吸気ポート22(図2参照)に繋がる。詳しくは、
4本のインテークパイプ21のシリンダヘッド13側の
端部が板状のフランジ23に溶着されており、このフラ
ンジ23が数本のボルトでシリンダヘッド13に固定さ
れる。なお、インテークパイプ21の中間部はゴム等の
弾性材料で形成された接続管21aとされている。ま
た、フランジ23には燃料噴射用のインジェクタ24が
設けられている。
【0016】さらに、エンジン始動用のスタータモータ
26がサージタンク19に隣接して設けられており、図
3に示すように、スタータモータ26の上端に設けられ
た小径なピニオンギヤ27がクランク軸3に設けられた
大径なリングギヤ28に噛み合い、スタータモータ26
の動力がクランク軸3に伝達されてエンジン2の始動が
行われるようになっている。
【0017】また、クランク軸3にはカムドライブプー
リ30が設けられている一方、カム軸15にはカムドリ
ブンプーリ31が設けられており、両プーリ30,31
の間にベルト32が巻き掛けられている。このため、ク
ランク軸3の回転がカム軸15に伝達されてシリンダヘ
ッド13内の動弁装置が駆動される。
【0018】エンジン2の上部にはベルトカバー33が
設けられており、このベルトカバー33によってスター
タモータ26、ピニオンギヤ27、リングギヤ28、カ
ムドライブプーリ30、カムドリブンプーリ31、ベル
ト32等の部材が覆われている。なお、クランク軸3に
はリングギヤ28やカムドライブプーリ30と共に図示
しない冷却ファンが回転一体に設けられており、クラン
ク軸3が回転するとこの冷却ファンも回転して下方に風
を送り、エンジン2全体を冷却する。また、シリンダヘ
ッド13の進行方向右側には4個の点火プラグ34が設
けられ、ヘッドカバー14の右側面にはイグニッション
コイル35が上下に2個設けられている。
【0019】ところで、吸気装置18のインテークパイ
プ21は、その両端付近がエンジン2側に向って湾曲し
ているが、中間の接続管21aの部分は直管状であり、
シリンダブロック12の左側面にほぼ平行している。こ
の接続管21aとシリンダブロック12との間には補助
部品設置空間37が設けられている。
【0020】そして、この補助部品設置空間37に補助
部品38が設置される。この補助部品38は、例えば点
火装置のレギュレータとなっているが、他の部品であっ
てもよい。図3に示すように、補助部品設置空間37の
位置は、平面視で補助部品38がベルトカバー33の下
方に隠れるように定められている。
【0021】補助部品設置空間37は上方に開口するよ
うに形成されており、補助部品38は上方から補助部品
設置空間37内に出し入れされる。また、補助部品38
は、シリンダブロック12の側面12aにボルトやビス
等の締結部材39を用いて固定される。図2に示すよう
に、締結部材39は上下に2個設けられており、各締結
部材39の位置は側面視でインテークパイプ21の間と
されている。
【0022】この補助部品設置構造において、補助部品
38を取り付ける際には、まず補助部品38を上方から
補助部品設置空間37内に挿入し、次に挿入した補助部
品38をインテークパイプ21の間から指で押さえて位
置決めをし、そしてインテークパイプ21の間からボッ
クスレンチやドライバ等を用いて締結部材39の締め付
けを行う。
【0023】このように、インテークパイプ21とシリ
ンダブロック12との間に補助部品設置空間37を設
け、この補助部品設置空間37に補助部品38を設置す
る構造とすれば、従来、デッドスペースとなっていたシ
リンダブロック12とインテークパイプ21との間の空
間に補助部品38を設けることができ、これによって補
助部品38をエンジン2の吸気装置18が設置された側
に効率良く設置してエンジンルームのスペース効率を向
上させることができる。
【0024】しかも、補助部品38が吸気装置18側に
設けられることから、反対側に設けられている排気装置
16の高熱が補助部品38に及ぶことがなく、補助部品
38を専用の収納ケース等に納めて熱害を防止する必要
がなくなるため、この点でも補助部品38の着脱性を良
くすることができる上、収納ケースの設置によるレイア
ウト上の制約も少なく、さらに収納ケースが不要なため
船外機1の部品点数を削減することができる。
【0025】また、補助部品設置空間37を上方に開口
するように形成し、補助部品38を上方から補助部品設
置空間37内に出し入れするようにしたため、補助部品
38の着脱の際にインテークパイプ21(吸気装置1
8)を取り外す必要がなく、しかも補助部品38を固定
する締結部材39を各インテークパイプ21の間から容
易に締めたり緩めたりすることができるため、補助部品
38の着脱性が非常に良い。
【0026】一方、補助部品38がシリンダブロック1
2とインテークパイプ21との間に、かつ平面視でベル
トカバー33の下方に隠れるように配置されているた
め、クランク軸3に設けられた図示しない冷却ファンが
回転して発生する冷却風がシリンダブロック12とイン
テークパイプ21との間を通って補助部品38に良く当
たる。
【0027】これに加え、シリンダブロック12の内部
には冷却水が循環し、インテークパイプ21内には外部
からの空気が常に流れているため、エンジン2の熱が補
助部品38に伝達することもない。このため、補助部品
38が発熱性の部品であっても、これを効率良く冷却す
ることができる。また、補助部品38が数本のインテー
クパイプ21にガードされているため、補助部品38が
発熱性の部品であっても、人の手が触れる懸念が少な
い。
【0028】さらに、補助部品38が平面視でベルトカ
バー33の下方に隠れているため、万一エンジン2の上
方から水が降り注いでも、この水がベルトカバー33に
遮られて補助部品38にはかかりづらい。したがって、
補助部品38の防水性を向上させることができる。
【0029】図4および図5は、別な実施形態を示すエ
ンジンの左側面図および平面図である。この図4および
図5において、枠AおよびBで囲んだ補助部品設置部以
外の部分の構成は、図1〜図3に示したものと同一であ
るため、同一符号を付して説明を省略する。
【0030】ここにおいても、エンジン2のシリンダブ
ロック12と吸気装置18のインテークパイプ21との
間に、上方に開口する補助部品設置空間42が設けられ
ている。そして、この補助部品設置空間42には、補助
部品43を保持するための収納部44が形成されてい
る。
【0031】収納部44の位置は、図5に示すように平
面視で補助部品43がベルトカバー33の下方にほぼ隠
れるように定められている。この収納部44は、シリン
ダブロック12の側面12aに一体に形成された3つの
サポート部45,46,47と、インテークパイプ21
のフランジ23に一体に形成された2つのサポート部4
8,49と、シリンダブロック12の側面12aおよび
インテークパイプ21自体で構成されている。
【0032】シリンダブロック12の側面12aに一体
形成された3つのサポート部45,46,47の内、1
番上と2番目のサポート部45,46は、補助部品43
の前方(クランクケース11側)への移動を規制する突
起状に形成されており、1番下のサポート部47は、補
助部品43の前方への移動と下方への脱落とを規制する
棚状に形成されている。
【0033】一方、インテークパイプ21のフランジ2
3に一体形成された2つのサポート48,49は、補助
部品43の後方(シリンダヘッド13側)への移動と、
進行方向左側(インテークパイプ21側)への移動を規
制する鉤状に形成されている。さらに、インテークパイ
プ21(接続管21a)自体によっても補助部品43の
進行方向左側への移動が規制されている。
【0034】この補助部品設置構造において、補助部品
43を取り付ける際は、補助部品43を上方からスライ
ドさせて収納部44に収納する。また、補助部品43の
取り外しは補助部品43を上方にスライドさせるだけで
よい。なお、補助部品43は、例えばゴム製のホルダ5
0に収納されており、エンジン2の振動が補助部品43
に伝わりくくされている。
【0035】このように、補助部品設置空間42に補助
部品43を上方からスライドさせて収納可能にする収納
部44を形成した場合、図1〜図3の場合と同様な効果
が奏されることに加え、ボルトやビス等の締結部材を一
切用いずに補助部品43を補助部品設置空間42に設置
することができるため、船外機1の部品点数を一層削減
することができる。また、補助部品43自体にも固定用
のフランジといった特別な形状を与える必要がないた
め、補助部品43を小型化するとともに補助部品43の
製作を容易にすることができる。
【0036】しかも、収納部44が、シリンダブロック
12の側面12aと、インテークパイプ21自体と、シ
リンダブロック12の側面12aおよびインテークパイ
プ21のフランジ23に一体形成した複数のサポート部
45,46,47,48,49とによって構成されてい
るため、インテークパイプ21を取り付けると同時に補
助部品43の設置が可能になり、補助部品43の設置に
伴うエンジン2の組立作業の複雑化を防止することがで
きる。
【0037】図6および図7は、さらに別な実施形態を
示すエンジンの左側面図および平面図である。この図6
および図7において、枠CおよびDで囲んだ補助部品設
置部以外の部分の構成は、やはり図1〜図3に示したも
のと同一であるため、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0038】ここにおいても、エンジン2のシリンダブ
ロック12と吸気装置18のインテークパイプ21との
間に、上方に開口する補助部品設置空間53が設けられ
ており、ここに設けられた収納部54に補助部品55が
設置されるようになっている。
【0039】ここでは、インテークパイプ21の中間部
の、弾性材料で形成された接続管21aに収納部54が
一体に形成されている。収納部54は接続管21aの内
側(シリンダブロック12側)に箱状に形成されていて
柔軟であり、補助部品55を上方からスライドさせて収
納することができる。収納部54の位置は、図7に示す
ように平面視で補助部品55がベルトカバー33の下方
にほぼ隠れるように定められている。
【0040】このように、弾性材料で形成されたインテ
ークパイプ21の接続管21aに収納部54を一体に形
成すれば、柔軟な収納部54によってエンジン2の振動
が補助部品55に伝わりくくなるため、補助部品55
の防振性を向上させることができる。しかも、収納部5
4を形成するための専用部品を設ける必要がなく、エン
ジン2側にも専用形状を設けなくてもよいため、船外機
1の部品点数削減とエンジン2の製造性向上に貢献する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来、デッドスペースとなっていたシリンダブロックと
インテークパイプとの間の空間に補助部品を設けること
ができ、これによって補助部品をエンジンの吸気装置が
設置された側に効率良く設置してエンジンルームのスペ
ース効率を向上させることができる。
【0042】しかも、補助部品が吸気装置側に設けられ
ることから、排気装置の高熱が補助部品に及ぶことがな
く、補助部品を専用の収納ケース等に納めて熱害を防止
する必要がないため、この点でも補助部品の着脱性を良
くすることができ、収納ケースによるレイアウト上の制
約も少なく、さらに収納ケースが不要なため部品点数を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機のエンジン付近の縦断面
図。
【図2】エンジンの左側面図。
【図3】エンジンの平面図。
【図4】別な実施形態を示すエンジンの左側面図。
【図5】別な実施形態を示すエンジンの平面図。
【図6】さらに別な実施形態を示すエンジンの左側面
図。
【図7】さらに別な実施形態を示すエンジンの平面図。
【符号の説明】
1 船外機 2 エンジン 3 クランク軸 11 クランクケース 12 シリンダブロック 12a シリンダブロックの側面 13 シリンダヘッド 14 ヘッドカバー 16 排気装置 18 吸気装置 19 サージタンク 20 スロットルボディ 21 インテークパイプ 21a インテークパイプ21の弾性材料部分 22 吸気ポート 33 ベルトカバー 37,42,53 補助部品設置空間 38,43,55 補助部品 39 締結部材 44,54 収納部 45,46,47,48,49 サポート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/00 F02B 77/00 B63H 21/26 F02M 35/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸が鉛直方向を向くように水冷
    4サイクル型式の多気筒エンジンが縦置きに搭載され、
    このエンジンの吸気装置が、クランクケース側に設けら
    れたサージタンクと、このサージタンクから略水平方向
    に延出してシリンダブロックの一側を通りシリンダヘッ
    ドの各吸気ポートに繋がる気筒数分のインテークパイプ
    とを備えて構成された船外機において、上記インテーク
    パイプの中間部分を弾性材料で直管状に形成して上記シ
    リンダブロックの側面に略平行させ、このインテークパ
    イプと内部に冷却水が循環するシリンダブロックとの
    間に補助部品設置空間を設けるとともに、この補助部品
    設置空間内であって上記インテークパイプの数本にガー
    ドされる位置、かつ上記シリンダブロック側の部位に
    納部を設け、この収納部に上記補助部品を設置したこと
    を特徴とする船外機の補助部品設置構造。
  2. 【請求項2】 クランク軸が鉛直方向を向くように水冷
    4サイクル型式の多気筒エンジンが縦置きに搭載され、
    このエンジンの吸気装置が、クランクケース側に設けら
    れたサージタンクと、このサージタンクから略水平方向
    に延出してシリンダブロックの一側を通りシリンダヘッ
    ドの各吸気ポートに繋がる気筒数分のインテークパイプ
    とを備えて構成された船外機において、上記インテーク
    パイプの中間部分を直管状に形成して上記シリンダブロ
    ックの側面に略平行させ、このインテークパイプと、内
    部に冷却水が循環するシリンダブロックとの間に補助部
    品設置空間を設けるとともに、この補助部品設置空間内
    であって、平面視で前記エンジンの上部に設けられたベ
    ルトカバーの下方に隠れる位置、かつ側面視で上記イン
    テークパイプに隠れるようにインテークパイプの数本に
    ガードされる位置に発熱性の補助部品を設置したことを
    特徴とする船外機の補助部品設置構造。
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