JP2013199159A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部と駆動源をコンパクトに配置することで、乗物用シートをコンパクト化することを目的とする。
【解決手段】乗物用シートは、左右のサイドフレーム20の間で乗員の後方に配置される受圧部材40と、受圧部材40の左右両側に配置され、受圧部材40の左端部または右端部を前後方向に揺動させる揺動機構50を備え、受圧部材40は、乗員の背中を支持する受圧部40Aと、当該受圧部40Aの左右両端部から左右方向外側および前方に向けて延び出し、乗員の上体側部を支持する支持部41を有し、揺動機構50は、受圧部材40の左端部または右端部を前後方向に押圧する押圧部材と、押圧部材に駆動力を与える駆動源(アクチュエータ51)を備え、駆動源が、前後方向から見て支持部41と重なるように、支持部41の後側に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートクッションおよびシートバックを備える乗物用シートに関する。
従来より、左右のサイドフレームの間で乗員の後方に配置され、左右のサイドフレームに対して後方へ移動可能に設けられた受圧部材を備えた車両用シートが知られている(特許文献1参照)。このような受圧部材は、通常の着座時にはクッション材を介して乗員の上体を後方から支持し、後突時には後退移動する乗員の上体に押されて後方へ移動することで、乗員の上体をシートバックに沈み込み可能としている。乗員の上体がシートバックに沈み込むことで、乗員の頭部がヘッドレストに近づいて支持されるため、後突時に乗員の頸部に加わる衝撃を軽減することができる。
特開2010−83268号公報
ところで、本願出願人は、車両の旋回により乗員に加わる遠心力を受圧部材で好適に受けるために、受圧部材を、乗員の背中を支持する受圧部と、当該受圧部の左右両端部から左右方向外側および前方に向けて延び出し、乗員の上体側部を支持する支持部とで構成し、左右一対のアクチュエータによって受圧部材の左右両端部を車両の旋回に合わせて前後方向に揺動させることを考えている。この場合、左右方向外側および前方に向けて延び出す支持部に対して、左右一対のアクチュエータをコンパクトに配置することが望まれる。
そこで、本発明は、支持部とアクチュエータ(駆動源)をコンパクトに配置することで、乗物用シートをコンパクト化することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、シートクッションおよびシートバックを備え、前記シートバックの左右のフレームを構成する左右のサイドフレームを有する乗物用シートであって、前記左右のサイドフレームの間で乗員の後方に配置される受圧部材と、前記受圧部材の左右両側に配置され、前記受圧部材の左端部または右端部を前後方向に揺動させる揺動機構と、を備え、前記受圧部材は、乗員の背中を支持する受圧部と、当該受圧部の左右両端部から左右方向外側および前方に向けて延び出し、乗員の上体側部を支持する支持部と、を有し、前記揺動機構は、前記受圧部材の左端部または右端部を前後方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材に駆動力を与える駆動源と、を備え、前記駆動源が、前後方向から見て前記支持部と重なるように、前記支持部の後側に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、駆動源を前後方向から見て支持部と重なるように配置したので、例えば駆動源を前後方向から見て支持部と重ならないように配置した構造に比べ、乗物用シートを上下方向または左右方向にコンパクト化することができる。
また、前記した構成において、前記駆動源は、前記サイドフレームの左右方向内側に配置されているのが望ましい。
これによれば、駆動源をサイドフレームの左右方向内側に配置したので、例えば駆動源をサイドフレームの左右方向外側に配置した構造に比べ、乗物用シートを左右方向にコンパクト化することができる。すなわち、例えば駆動源をサイドフレームの左右方向外側に配置した場合には、乗物用シートが左右方向に大型化してしまうという課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記駆動源は、長尺状に形成されており、その長手方向が前記サイドフレームに沿うように配置されているのが望ましい。
これによれば、長尺状の駆動源をサイドフレームに沿って配置したので、例えばサイドフレームに対して長尺状の駆動源を前後方向に傾けて配置するような構造に比べ、乗物用シートを前後方向にコンパクト化することができる。すなわち、例えばサイドフレームに対して長尺状の駆動源を前後方向に傾けて配置する場合には、駆動源がサイドフレームよりも前後方向に突出して、乗物用シートが前後方向に大型化するといった課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記支持部は、前記サイドフレームと左右方向で対向するように配置され、前記駆動源は、左右方向において、前記サイドフレームと前記支持部との間に配置されているのが望ましい。
これによれば、左右方向に対向した支持部とサイドフレームとの間に駆動源が配置されるので、例えば支持部とサイドフレームが左右方向で対向しない構造や支持部とサイドフレームの間に駆動源が配置されない構造に比べ、乗物用シートを前後方向にコンパクト化することができる。すなわち、例えば支持部とサイドフレームが左右方向で対向しない場合や支持部とサイドフレームの間に駆動源が配置されない場合には、乗物用シートが前後方向に大型化するといった課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記支持部の前端部は、前記駆動源の外面に沿うように左右方向外側へ向けて延びるのが望ましい。
これによれば、支持部の前端部を駆動源の外面に沿って左右方向外側へ延びるように形成したので、例えば支持部の前端部を斜め前に真っ直ぐ延ばす構造に比べて、乗物用シートを前後方向にコンパクト化することができる。すなわち、例えば支持部の前端部を斜め前に真っ直ぐ延ばした場合には、乗物用シートが前後方向に大型化するといった課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記支持部には、後方に突出する凸部が形成され、前記駆動源は、前記凸部から離れているのが望ましい。
これによれば、凸部によって支持部の剛性を高くすることができる。また、駆動源が凸部から離れているので、例えば駆動源が凸部に接触している構造に比べ、凸部が駆動源に干渉して駆動源が損傷するのを抑えることができる。すなわち、支持部に凸部が形成されない場合には、支持部の剛性が低くなるといった課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。また、例えば駆動源が凸部に接触している場合には、凸部が駆動源に干渉して駆動源が損傷するといった課題が生じるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記受圧部材は、前記受圧部および前記支持部を後側から支持し、かつ、左右両端部が前記押圧部材に連結される連結ワイヤをさらに備え、前記受圧部および前記支持部には、前記連結ワイヤと係合して当該連結ワイヤで支持される係合爪が設けられ、前記支持部に設けられる係合爪は、前記凸部上に一体に形成されているのが望ましい。
これによれば、剛性の高い凸部上に係合爪を形成することで、係合爪に係合した連結ワイヤが剛性の高い凸部を押圧するので、支持部を良好に揺動させることができる。すなわち、例えば連結ワイヤで支持部の剛性の低い部分を押圧した場合には、支持部を良好に揺動させることができなくなるおそれがあるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
また、前記した構成において、前記受圧部材は、前記受圧部を後側から支持し、かつ、左右両端部が前記押圧部材に連結される連結ワイヤをさらに備え、前記受圧部には、前記連結ワイヤと係合して当該連結ワイヤで支持される係合爪が設けられ、前記係合爪は、前記受圧部の左右方向外側の端部に設けられているのが望ましい。
これによれば、連結ワイヤで受圧部の左右方向外側の端部を押圧することができるので、受圧部を連結ワイヤで良好に揺動させることができる。すなわち、例えば係合爪を受圧部の左右方向中央寄りに設けた場合には、受圧部を連結ワイヤで良好に揺動させることができなくなるおそれがあるが、前述した構成によれば、このような課題を解決することができる。
本発明によれば、支持部と駆動源をコンパクトに配置したので、乗物用シートをコンパクト化することができる。
また、本発明によれば、駆動源をサイドフレームの左右方向内側に配置することで、乗物用シートをさらにコンパクト化することができる。
また、本発明によれば、長尺状の駆動源をサイドフレームに沿って配置することで、乗物用シートをさらにコンパクト化することができる。
また、本発明によれば、左右方向に対向した支持部とサイドフレームとの間に駆動源を配置することで、乗物用シートをさらにコンパクト化することができる。
また、本発明によれば、支持部の前端部を駆動源の外面に沿って左右方向外側へ延びるように形成することで、乗物用シートをさらにコンパクト化することができる。
また、本発明によれば、凸部によって支持部の剛性を高くすることができ、また、駆動源を凸部から離すことで、駆動源が損傷するのを抑えることができる。
また、本発明によれば、剛性の高い凸部上に係合爪を形成することで、連結ワイヤで支持部を良好に揺動させることができる。
また、本発明によれば、受圧部の左右方向外側の端部に係合爪を設けることで、受圧部を連結ワイヤで良好に揺動させることができる。
一実施形態に係る乗物用シートとしての車両用シートの斜視図である。 車両用シートに内蔵されるシートフレームの斜視図である。 シートフレームを構成するシートバックフレームの正面図である。 揺動機構を示す拡大斜視図である。 揺動機構を分解して示す分解斜視図である。 揺動機構の動作を示す平面図である。 車両が右旋回するときの揺動機構や受圧部材の動きを示す説明図(a)〜(c)である。 2つの第1ビードの間の部位に第2リンク部材が接触している状態を示す断面図である。 第1ビードに第2リンク部材が接触する形態を示す断面図である。 第1ビードが水平に形成される形態を示す拡大図である。 支持部の第1ビード上に係合爪を設けた形態を示す拡大図(a)と、図11(a)のX−X断面図(b)である。 受圧部の左右方向外側の端部に係合爪を設けた形態を示す拡大図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、乗物用シートの一例としての車両用シートの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
図1に示すように、車両用シートSは、自動車の運転席に使用されるシートであり、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを主に備えている。
シートクッションS1およびシートバックS2には、図2に示すようなシートフレームFが内蔵されている。シートフレームFは、シートクッションS1のフレームを構成するシートクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームを構成するシートバックフレームF2とから主に構成されている。シートクッションS1は、シートクッションフレームF1に、ウレタンフォームなどのクッション材からなるシートクッションパッドと、合成皮革や布地などからなる表皮材を被せることで構成され、シートバックS2は、シートバックフレームF2に、クッション材からなるシートバックパッドと、合成皮革や布地などからなる表皮材を被せることで構成されている。
シートクッションフレームF1は、自動車のフロアにスライドレールSLを介して設置されている。これにより、車両用シートSは、前後位置を調整可能となっている。また、シートバックフレームF2は、その下部がシートクッションフレームF1の後部にリクライニング機構RLを介して回動自在に連結されている。これにより、シートバックS2は、シートクッションS1に対し前後に傾動可能となっている。
なお、本明細書において、前後、左右および上下は、リクライニング機構RLによってシートバックS2が倒されていない状態の車両用シートSに着座した乗員を基準とする。
シートバックフレームF2は、上部フレーム10と、左右のサイドフレーム20と、下部フレーム30とを主に有して構成され、上部フレーム10、左右のサイドフレーム20および下部フレーム30が溶接などによって一体に結合された枠状に形成されている。そして、この枠状のシートバックフレームF2の内側には、後で詳述する受圧部材40と左右一対の揺動機構50が配置されている。なお、図2や図3等においては、揺動機構50を適宜簡略化して図示している。
上部フレーム10は、略U形状に屈曲するパイプ材で構成されており、左右方向に延びる横パイプ部11の前側には、ヘッドレストS3を取り付けるための左右一対のサポートブラケット12が溶接によって固定されている。また、上部フレーム10の上下方向に延びる左右の縦パイプ部13は、それぞれ、その下部に結合される左右のサイドフレーム本体部21と一体となって左右のサイドフレーム20を構成している。
左右のサイドフレーム本体部21は、金属板をプレス加工するなどして断面視略U形状に形成され、左右方向に対向して配置されている。サイドフレーム本体部21は、その上部において縦パイプ部13を抱持した状態で縦パイプ部13と結合されており、その下部が上部よりも前方に向けて張り出す張出部22を有する形状に形成されている。
以下に、受圧部材40および揺動機構50について詳細に説明する。
受圧部材40は、樹脂などからなる弾性変形可能な板状の部材であり、左右のサイドフレーム20の間で乗員の後方に配置されている。詳しくは、図3に示すように、受圧部材40は、乗員の背中を前述したクッション材等を介して支持する受圧部40Aと、乗員の上体側部をクッション材等を介して支持する支持部41と、受圧部40Aを後側から支持する上部連結ワイヤW1および下部連結ワイヤW2とで構成されている。
受圧部40Aは、乗員の背中を広い面で支持するために比較的大きな面積(枠状のシートバックフレームF2の内部空間を少なくとも1/3以上を塞ぐ面積)で形成されており、シートバックS2の中央部に対応した位置に配置されている。そして、受圧部40Aには、後方に突出する第2ビードB2が形成されている。
具体的に、第2ビードB2は、前から見て凹んだ凹形状に形成されており、主に、上下方向に延びる複数の上下ビード部B21と、左右方向に延びて複数の上下ビード部B21を連結する連結ビード部B22とで構成されている。このように受圧部40Aに第2ビードB2を設けることで、受圧部40Aの剛性を高くすることが可能となっている。
支持部41は、受圧部40Aの左右両端の上部、より具体的には、受圧部40Aの乗員の胸部の高さに対応する部分の左右両側から、左右方向外側の斜め前方に向けて延び出すように受圧部40Aと一体に形成されている(図2参照)。言い換えると、支持部41は、シートバックS2の中央部の左右両側から前方に張り出した左右の側部に対応した位置に配置されている。
また、支持部41は、図7に示すように、サイドフレーム20と左右方向で対向するように配置されている。これにより、例えば支持部とサイドフレームが左右方向で対向しない構造に比べ、車両用シートSを前後方向にコンパクト化することが可能となっている。
また、支持部41の前端部は、後述する駆動源の一例としてのアクチュエータ51の円筒状の外周面(外面)に沿うように左右方向外側へ向けて円弧状に延びている。これにより、例えば支持部の前端部を斜め前に真っ直ぐ延ばす構造に比べて、車両用シートSを前後方向にコンパクト化することが可能となっている。
また、図3に示すように、支持部41には、後方に突出する凸部の一例としての第1ビードB1が形成されている。これにより、支持部41の剛性を高くすることが可能となっている。
具体的に、第1ビードB1は、上下に間隔を空けて複数形成されており、支持部41の左右方向外側の端部から第2ビードB2に向けて延び、当該第2ビードB2(詳しくは、左右方向の最も外側の上下ビード部B21)に繋がるように形成されている。これにより、受圧部40Aと支持部41との境界部分42(折れ線部分)の剛性を高めることができ、受圧部40Aに対して支持部41が変形するのを抑えることが可能となっている。
さらに、第1ビードB1は、水平面に対して斜めに形成されている。詳しくは、第1ビードB1は、第2ビードB2から左右方向外側に向けて上方へ傾斜するように形成されている。これにより、例えば第1ビードを十字状に形成する構造に比べ、乗員から支持部41に対して様々な方向から加わる荷重をシンプルな構造で効率良く受け止めることが可能となっている。
上部連結ワイヤW1および下部連結ワイヤW2は、受圧部40Aの後側に配置されており、受圧部40Aに形成される図示せぬ係合爪に係合することで、受圧部40Aおよび支持部41を後退移動可能に支持している。詳しくは、上部連結ワイヤW1は、左右の端部が後述する揺動機構50に連結され、下部連結ワイヤW2は、左右の端部がサイドフレーム本体部21の内側面に固定された後方に揺動可能なワイヤ支持アーム23に連結されている。
これにより、例えば車両の後ろから後突荷重が加わった場合などにおいて、受圧部40Aおよび支持部41に対して後方に向かう荷重(後退移動荷重)が作用したときに、上部連結ワイヤW1の左右両端の屈曲部分が撓んだり、ワイヤ支持アーム23の揺動によって下部連結ワイヤW2の左右の端部が後方へ移動したりすることで、受圧部40Aおよび支持部41が後方に移動して、乗員にかかる荷重を吸収することが可能となっている。なお、ワイヤ支持アーム23は、引張コイルばね(符号省略)を用いた公知の機構により、所定値以上の後退移動荷重が作用した場合に後方へ揺動するように構成されている。
揺動機構50は、受圧部材40の左右両側に配置され、受圧部材40の左端部または右端部を前後方向に揺動させるように構成されている。詳しくは、揺動機構50は、図示せぬ制御装置によって制御されることで、車両の旋回方向と同じ方向に受圧部材40を揺動するようになっており、これにより、乗員にかかる荷重(遠心力)を受圧部材40で受けることが可能となっている。
なお、制御装置による制御方法としては、様々な方法を採用できる。一例を挙げるとすると、例えば、車輪速センサと操舵角センサからの信号に基づいて横加速度や旋回方向を算出し、当該横加速度が所定の閾値を超えたときに、旋回方向の外側の揺動機構50を作動させ、当該揺動機構50によって受圧部材40の旋回方向の外側の部位を前方に押し出すような方法が挙げられる。
図4および図5に示すように、揺動機構50は、主に、アクチュエータ51と、保持ブラケット52と、押圧部材の一例としての第1リンク部材53および第2リンク部材54と、トーションバネ55とを備えて構成されている。
アクチュエータ51は、第1リンク部材53および第2リンク部材54に駆動力を与えて回動させるための駆動源であり、上下方向に長い長尺状に形成されている。具体的に、アクチュエータ51は、ステッピングモータ51Aと、ギヤボックス51Bと、出力軸51Cとを備え、出力軸51Cが上下方向に沿うように配置されている。そして、ステッピングモータ51Aからの駆動力がギヤボックス51Bで減速されて出力軸51Cに伝達されることで、出力軸51Cが所定角度で回動するようになっている。
そして、このアクチュエータ51は、図3に示すように、前後方向から見て、受圧部材40の支持部41と重なるように、支持部41の後側に配置されている。これにより、例えばアクチュエータを前後方向から見て支持部と重ならないように配置する構造に比べ、車両用シートSを上下方向または左右方向にコンパクト化することが可能となっている。
また、アクチュエータ51は、サイドフレーム20の左右方向内側に配置されている。これにより、例えばアクチュエータをサイドフレームの左右方向外側に配置する構造に比べ、車両用シートSを左右方向にコンパクト化することが可能となっている。
さらに、アクチュエータ51は、その長手方向がサイドフレーム20(円管状の縦パイプ部13)に沿うように配置されている。これにより、例えばサイドフレームに対して長尺状のアクチュエータを前後方向に傾けて配置するような構造(サイドフレームからアクチュエータが前後に突出するような構造)に比べ、車両用シートSを前後方向にコンパクト化することが可能となっている。
また、図7に示すように、アクチュエータ51は、左右方向において、サイドフレーム20と支持部41との間に配置されている。これにより、例えば支持部とサイドフレームの間に駆動源を配置しない構造に比べ、乗物用シートを前後方向にコンパクト化することが可能となっている。
また、アクチュエータ51は、支持部41に形成された第1ビードB1から離れている。これにより、例えばアクチュエータが第1ビードに接触している構造に比べ、第1ビードB1がアクチュエータ51に干渉してアクチュエータ51が損傷するのを抑えることが可能となっている。
図4および図5に示すように、保持ブラケット52は、略半円状の板状部材であり、円弧状に形成された取付面52Aを介して縦パイプ部13(サイドフレーム20)に溶接等により固定されている。また、保持ブラケット52には、アクチュエータ51の出力軸51Cを貫通させるための貫通孔52Bが形成されている。そして、保持ブラケット52の下面には、図示せぬネジ等によりアクチュエータ51の上端面51Dが固定されている。
第1リンク部材53は、長尺状に形成される板状部材であり、その一端部がアクチュエータ51の出力軸51Cに固定されることで、他端部が出力軸51Cを中心に前後方向に揺動可能となっている(図6参照)。すなわち、第1リンク部材53は、サイドフレーム20に対して回動可能となっている。
具体的に、第1リンク部材53の一端部には、出力軸51Cの断面視D型の先端部と係合する断面視D型の係合孔53Aが形成され、他端側には、第2リンク部材54の揺動中心となる段付ボルト56およびカラー57が挿入される挿入孔53Bが形成されている。また、第1リンク部材53のうち挿入孔53Bの一端側と他端側には、それぞれ、第2リンク部材54の揺動範囲を規定する2つの矩形板状の規制壁58を固定するための矩形の嵌合穴53Cが1つずつ形成されている。
これにより、第2リンク部材54が第1リンク部材53に対して揺動しすぎてしまうのを、2つの規制壁58で規制することが可能となっている。さらに、第1リンク部材53のうち係合孔53Aと挿入孔53Bとの間には、トーションバネ55の一端部55Aを固定するための固定穴53Dが形成されている。
第2リンク部材54は、前述した段付ボルト56、カラー57およびナット59によって第1リンク部材53に回動可能に設けられている。具体的に、第2リンク部材54の一端部には、段付ボルト56の軸部56Aを挿通させる挿通孔54Aが形成されている。一方、段付ボルト56は、軸部56Aと、軸部56Aよりも大径で、かつ、頭部56Bよりも小径に形成される中径部56Cを有している。
カラー57は、第1リンク部材53の挿入孔53Bに回動可能に支持されるとともに、段付ボルト56の軸部56Aが挿通される円筒部57Aと、円筒部57Aの上端から径方向外側に延びるフランジ部57Bとを有している。円筒部57Aは、フランジ部57Bが第1リンク部材53の上面に当接した状態において、第1リンク部材53の下面から僅かに突出するように形成されている。
フランジ部57Bは、段付ボルト56の中径部56Cとの間で第2リンク部材54を挟み込んで支持するとともに、カラー57が第1リンク部材53から下方に抜けるのを抑える抜け止めとして機能している。ナット59は、カラー57の円筒部57Aの下端から下方に突出する段付ボルト56の軸部56A(ネジ部)に捩じ込まれることで、カラー57の下端に締結されるようになっている。そして、ナット59は、カラー57に締結された状態において、カラー57が第1リンク部材53から上方に抜けるのを抑える抜け止めとして機能している。
つまり、第2リンク部材54は、第1リンク部材53に対して、段付ボルト56、カラー57およびナット59とともに一体に揺動可能となっている。また、第2リンク部材54の他端部(挿通孔54Aとは反対側の端部:以下、先端部)には、図6に示すように、前述した上部連結ワイヤW1の先端が回動可能に係合する連結孔54Bが形成されている。
これにより、第1リンク部材53が後方の初期位置(実線の位置)から前方に揺動すると、第2リンク部材54の先端部が上部連結ワイヤW1によって左右方向外側に移動することが規制されることで、第2リンク部材54が第1リンク部材53に対して離れる(開く)方向に揺動するようになっている。また、第1リンク部材53が前方の位置(2点鎖線の位置)から初期位置に揺動すると、後述するトーションバネ55によって、第2リンク部材54が第1リンク部材53に対して近づく(閉じる)方向に揺動するようになっている。
また、図5に示すように、第2リンク部材54のうち挿通孔54Aと連結孔54Bとの間には、トーションバネ55の他端部55Bを固定するための固定穴54Cが形成されている。
トーションバネ55は、第1リンク部材53と第2リンク部材54との間(機構的な間)に配置され、第1リンク部材53と第2リンク部材54とを互いに引き寄せるような付勢力を発生するように構成されている。すなわち、トーションバネ55は、第2リンク部材54を第1リンク部材53に対する初期位置(図6に実線で示す位置)に付勢するように構成されている。これにより、トーションバネ55の付勢力によって第2リンク部材54を初期位置に戻すことが可能となっている。
具体的に、トーションバネ55は、コイル部55Cと、コイル部55Cの下端から径方向外側に延びた後下方に延びるL字状の第1アーム部55Dと、コイル部55Cの上端から径方向外側に延びた後下方に延びるL字状の第2アーム部55Eとを有している。
そして、トーションバネ55のコイル部55Cは、段付ボルト56の中径部56C(第2リンク部材54の第1リンク部材53側の回動軸)を囲うように配置されている。これにより、例えばトーションバネのコイル部を第2リンク部材の回動軸を囲わないように配置する構造に比べ、揺動機構50のコンパクト化を図ることが可能となっている。
以上のように構成される揺動機構50では、図7(a)〜(c)に示すように、例えば車両を右方向(図示時計回り)に旋回させる場合には、左側の揺動機構50が前方に揺動することで、受圧部材40が図示時計回りに揺動する。この際、第1リンク部材53の先端と上部連結ワイヤW1との間に第2リンク部材54が設けられていることによって、例えば第2リンク部材を設けずに第1リンク部材を上部連結ワイヤに直接連結させる構造に比べ、上部連結ワイヤW1の左端の前方へのストローク量が大きくなる。これにより、受圧部材40が大きく揺動するので、車両旋回時において乗員に加わる遠心力を受圧部材40で良好に受けることができる。
また、第2リンク部材54は、図7(a)に示す初期位置から、図7(c)に示す最も前方の位置まで揺動するまでの間、常に、受圧部材40の支持部41に接触するようになっている。これにより、例えば乗員から支持部にかかる荷重を上部連結ワイヤで支持する構造に比べ、乗員から支持部41にかかる荷重を第2リンク部材54で良好に受けることができる。
特に、本実施形態においては、図8に示すように、第2リンク部材54は、支持部41のうち2つの第1ビードB1の間の部位に接触している。これにより、第2リンク部材54が上下(2つの第1ビードB1の配列方向)にずれるのを、2つの第1ビードB1によって抑えることができる。
以上によれば、前述した効果に加え、次の効果を奏することができる。
第2リンク部材54を上部連結ワイヤW1に連結したので、例えば第2リンク部材を受圧板に連結する構造に比べ、連結部分の構造を簡易化することができる。
上部連結ワイヤW1の先端を第2リンク部材54の先端部に形成された連結孔54Bに係合させることで上部連結ワイヤW1と第2リンク部材54を連結したので、例えば上部連結ワイヤの先端をリング状に屈曲させ、この先端を第2リンク部材に形成した鉤状の部位に引っ掛けるような構造に比べ、構造を簡易化することができる。
受圧部材40が弾性変形可能に構成されているので、弾性変形により受圧部材40を乗員にフィットさせることができ、乗員に加わる遠心力をより良好に受圧部材40で受けることができる。
受圧部40Aの広い面で乗員の背中を支持するので、例えば従来のように受圧部材を矩形の棒状に形成するような構造に比べ、乗員が背中に違和感を感じるのを抑えることができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以下の他の形態に示すように、適宜変形して実施することが可能である。なお、以下の説明において、前記実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
前記実施形態では、第2リンク部材54を支持部41のうち2つの第1ビードB1の間の部位に接触させたが、本発明はこれに限定されず、図9に示すように、第2リンク部材54を第1ビードB1に接触させてもよい。これによれば、剛性の高い部分である第1ビードB1を第2リンク部材54で支持するので、乗員の荷重を第2リンク部材54で良好に受けることができる。
前記実施形態では、第1ビードB1を水平面に対して斜めに形成したが、本発明はこれに限定されず、図10に示すように、第1ビードB1を水平面と平行な方向に沿って形成してもよい。なお、この場合には、揺動機構50を、前記実施形態と同様に、アクチュエータ51の出力軸51Cが上下方向に沿うように配置するのが望ましい。
すなわち、第2リンク部材54が水平面内において回動可能に構成されているのが望ましい。これによれば、例えば図に示すように、第2リンク部材54が第1ビードB1に接触する場合には、回動する第2リンク部材54が第1ビードB1から外れるのを抑えることができるので、第1ビードB1を第2リンク部材54で確実に支持することができる。また、例えば第2リンク部材が複数の第1ビードの間の部位に接触する場合には、第2リンク部材が第1ビードの間から外れるのをより抑えることができる。
前記実施形態では、連結ワイヤW1,W2と係合して当該連結ワイヤW1,W2で支持される係合爪(図示略)を受圧部40Aに形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図11(a)に示すように、上部連結ワイヤW1に係合する係合爪H1を、受圧部40Aの他、支持部41にも形成してもよい。
また、この場合には、係合爪H1を、図11(b)に示すように、第1ビードB1上に一体に形成するのが望ましい。これによれば、剛性の高い第1ビードB1上に係合爪H1を形成することで、係合爪H1に係合した上部連結ワイヤW1が剛性の高い第1ビードB1を押圧するので、支持部41を良好に揺動させることができる。
具体的に、この係合爪H1は、第1ビードB1から後方に延びる基部H11と、基部H11の後端から下方に延びる爪部H12とによって断面視L字状に形成され、爪部H12が第1ビードB1の下縁B11よりも下方に延びるように形成されている。これによれば、爪部H12が第1ビードB1の下縁B11よりも下方に延びるので、上部連結ワイヤW1が係合爪H1から外れることを抑制することができる。
また、図12に示すように、受圧部40Aに設ける係合爪H1は、受圧部40Aの左右方向外側の端部(支持部41との境界部分42)に隣接して設けられるのが望ましい。これによれば、上部連結ワイヤW1で受圧部40Aの左右方向外側の端部を押圧することができるので、受圧部40Aを上部連結ワイヤW1で良好に揺動させることができる。
前記実施形態では、駆動源(アクチュエータ51)の外面形状を円筒状としたが、本発明はこれに限定されず、例えば多角形状であってもよい。この場合には、支持部を、多角形状の駆動源の外面に沿うように形成してもよい。
前記実施形態では、受圧部40Aと支持部41を一体に形成したが、本発明はこれに限定されず、受圧部と支持部はそれぞれ別体として構成されていてもよい。
前記実施形態では、凸部として凹形状(中空)の第1ビードB1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば中実状の突起であってもよい。
前記実施形態では、受圧部材40の左端部または右端部を前後方向に押圧する押圧部材を2つのリンク部材53,54で構成したが、本発明はこれに限定されず、1つまたは3つ以上のリンク部材で押圧部材を構成してもよい。また、押圧部材は、サイドフレームに対して揺動するリンク部材に限らず、例えば、サイドフレームに対して前後方向に移動可能な部材であってもよい。
前記実施形態では、第2リンク部材54を、初期位置から最も前方の位置まで揺動するまでの間、常に、受圧部材40の支持部41に接触させたが、本発明はこれに限定されず、第2リンク部材54は、少なくとも受圧部材40が最も前方に揺動した位置で支持部41に接触するように構成されていればよい。この場合であっても、受圧部材40が最も前方に揺動した位置で支持部41を第2リンク部材54で支持するので、車両旋回時において乗員に加わる遠心力を、第2リンク部材54で良好に受けることができる。
前記実施形態では、トーションバネ55で2つのリンク部材を付勢したが、本発明はこれに限定されず、他の付勢部材、例えば板バネや線バネなどであってもよい。
前記実施形態で示したシートフレームF(シートクッションフレームF1およびシートバックフレームF2)の具体的な構成は一例であり、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、シートバックフレームF2の左右のサイドフレーム20は、パイプ状の縦パイプ部13と、板状のサイドフレーム本体部21とから構成されていたが、これに限定されず、サイドフレームは、パイプ状のフレームだけから構成されていてもよいし、板状のフレームだけから構成されていてもよい。
前記実施形態では、乗物用シートとして、自動車で使用される車両用シートSを例示したが、本発明はこれに限定されず、その他の乗物用シート、例えば、船舶や航空機などで使用されるシートに適用することもできる。
20 サイドフレーム
40 受圧部材
40A 受圧部
41 支持部
50 揺動機構
51 アクチュエータ
53 第1リンク部材
54 第2リンク部材
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック

Claims (8)

  1. シートクッションおよびシートバックを備え、前記シートバックの左右のフレームを構成する左右のサイドフレームを有する乗物用シートであって、
    前記左右のサイドフレームの間で乗員の後方に配置される受圧部材と、
    前記受圧部材の左右両側に配置され、前記受圧部材の左端部または右端部を前後方向に揺動させる揺動機構と、を備え、
    前記受圧部材は、
    乗員の背中を支持する受圧部と、
    当該受圧部の左右両端部から左右方向外側および前方に向けて延び出し、乗員の上体側部を支持する支持部と、を有し、
    前記揺動機構は、
    前記受圧部材の左端部または右端部を前後方向に押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材に駆動力を与える駆動源と、を備え、
    前記駆動源が、前後方向から見て前記支持部と重なるように、前記支持部の後側に配置されていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記駆動源は、前記サイドフレームの左右方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記駆動源は、長尺状に形成されており、その長手方向が前記サイドフレームに沿うように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記支持部は、前記サイドフレームと左右方向で対向するように配置され、
    前記駆動源は、左右方向において、前記サイドフレームと前記支持部との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  5. 前記支持部の前端部は、前記駆動源の外面に沿うように左右方向外側へ向けて延びることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  6. 前記支持部には、後方に突出する凸部が形成され、
    前記駆動源は、前記凸部から離れていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記受圧部材は、前記受圧部および前記支持部を後側から支持し、かつ、左右両端部が前記押圧部材に連結される連結ワイヤをさらに備え、
    前記受圧部および前記支持部には、前記連結ワイヤと係合して当該連結ワイヤで支持される係合爪が設けられ、
    前記支持部に設けられる係合爪は、前記凸部上に一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
  8. 前記受圧部材は、前記受圧部を後側から支持し、かつ、左右両端部が前記押圧部材に連結される連結ワイヤをさらに備え、
    前記受圧部には、前記連結ワイヤと係合して当該連結ワイヤで支持される係合爪が設けられ、
    前記係合爪は、前記受圧部の左右方向外側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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