JP5297344B2 - 加熱硬化型導電性ペースト組成物 - Google Patents
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1.銀粉末
(A)銀粉末は、(a1)フレーク状銀粉末と(a2)球状銀粉末からなり、(a1)フレーク状銀粉末および(a2)球状銀粉末の少なくともいずれか一方の銀粉末の表面に多価カルボン酸を付着させることが好ましい。フレーク状とは、部分的に凹凸があり、変形が見られても、全体として見た場合に、平板または厚みの薄い直方体を含む意であり、薄片状および鱗片状を含む意である。球状とは、部分的に凹凸があり、変形が見られても、全体として見た場合に、直方体よりは立方体に近い立体形状を含む意であり、粒状を含む意である。
(2)加熱硬化性成分
本発明に用いる加熱硬化性成分としては、エポキシ樹脂が好ましく、より好ましくは、エポキシ樹脂とブロック化ポリイソシアネート化合物を併用するのがよい。
(3)硬化剤
硬化剤としては、イミダゾール類、フッ化ホウ素を含むルイス酸及びそれらの錯体または塩、アミンアダクト、3級アミン、ジシアンジアミド等が使用可能である。イミダゾール類としてはイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−フェニル−4メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−アミノエチル−2−メチルイミダゾール、1−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾールを挙げることができる。フッ化ホウ素を含むルイス酸及びそれらの錯体または塩としては、3フッ化ホウ素エチルエーテル、3フッ化ホウ素フェノール、3フッ化ホウ素ピペリジン、酢酸3フッ化ホウ素、3フッ化ホウ素トリエタノールアミン、3フッ化ホウ素モノエチルアミン、3フッ化ホウ素モノエタノールアミンを挙げることができる。アミンアダクトとしては、味の素ファインテクノ社から市販されているアミキュアシリーズや富士化成工業社から市販されているフジキュアシリーズを挙げることができる。3級アミンとしてはジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルミリスチルアミン、ジメチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルベヘニルアミン、ジラウリルモノエチルアミン、メチルジデエシルアミン、メチルジオレイルアミン、トリアリルアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエチルアミン、3−(ジブチルアミノ)プロピルアミン、トリ−n−オクチルアミン、2,4,6−トリスジメチルアミノメチルフェノール、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ジアザビシクロウンデセンを挙げることができる。
(4)溶剤
溶剤としては、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテル類、及びそれらの酢酸エステル、DBE、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレートなどのエステル類、シクロヘキサノン、イソホロンなどのケトン類、テルピネオールとその酢酸エステル、水添ターピネオール及びその酢酸エステル、γ−ブチロラクトン、リモネン等を例示することができる。スクリーン印刷で電極形成を行う場合には版乾きの問題が生じ易いので、ペースト中に含まれる溶剤の少なくとも半分以上は沸点が200℃以上の高沸点溶剤を用いるのが好ましい。好ましい高沸点溶剤としては、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、テルピネオールなどを挙げることができる。
(5)電極または配線パターンの形成
本発明の加熱硬化型導電性ペースト組成物を、フィルムや基板や電子部品等の基材上に塗布または印刷した後、該導電性ペースト組成物を150〜250℃の温度範囲で加熱硬化させることにより電極または配線パターンを形成することが好ましい。150℃より低温の場合は硬化が不充分であり、250℃より高温の場合は樹脂の分解や基材からの電極の剥離が起こるので好ましくない。
発明の技術的範囲を逸脱しない範囲において適宜変更と修正が可能である。
(1)多価カルボン酸を表面に付着させた球状銀粉末の製造
《製造例1》
銀濃度7重量%の硝酸銀水溶液を3000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を30℃に調整し、30℃に調整した硝酸銀水溶液に13重量%に調製した水酸化ナトリウム水溶液1500gを10分間かけて加え、酸化銀含有スラリーを生成した。得られた酸化銀含有スラリーを攪拌しながら、ホルマリン(ホルムアルデヒドの37重量%水溶液)150gを15分間かけて添加することにより銀粒子を析出させた。上記ホルマリン添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてオレイン酸を0.2g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.01重量%のマロン酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、マロン酸を付着させた球状銀粉末を205g得た。
(平均粒径D50および最大粒径Dmaxの測定)
レーザー回折法による平均粒径D50(累積50質量%粒径)および最大粒径Dmaxは、銀粉末試料0.3gを50mlビーカーに秤量し、イソプロピルアルコール30mLに加えた後、超音波洗浄器(アズワン社製USM−1)により5分間分散させ、マイクロトラック粒度分布測定装置(ハネウエル−日機装社製のマクロトラック粒度分布測定装置9320−HRA X−100)を使用して測定した。
(平均粒径DSEMの測定)
銀粉末を走査型電子顕微鏡(日本電子社製のJSM−5500)により観察して、2万倍に拡大した画像から100個の銀粒子を無作為に選択して、その粒径(画像上の長径)を計測し、100個の銀粒子の粒径を個数平均することにより平均粒径DSEMを得た。
(BET比表面積の測定)
BET比表面積は、銀粉末試料1gをモノソーブ(カウンタクローム社製)を用いて窒素吸着によるBET1点法で測定した。なお、当該BET比表面積測定において、測定前の脱気条件は60℃、10分間とした。
(タップ密度の測定)
タップ密度は、タップ密度測定装置(柴山科学社製のカサ比重測定装置SS−DA−2)を使用し、銀粉末試料15gを計量して20mLの試験管に入れ、落差20mmで1000回タッピングし、次の式によりタップ密度を求めた。
(ナトリウムイオン量とカリウムイオン量の測定)
銀粉末に含まれるナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、銀粉末試料1gを硝酸に溶解し、純水を添加して希釈した後、原子吸光法により求めた。
《製造例2》
マロン酸を添加しなかった以外は製造例1と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末206gを得た。得られた球状銀粉末2の平均粒径D50は6.3μm、最大粒径Dmaxは26.2μm、平均粒径DSEMは0.40μm、BET比表面積は1.04m2/g、タップ密度は2.1g/cm3、ナトリウムイオン量は70ppm、カリウムイオン量は10ppm未満であった。
《製造例3》
銀濃度7重量%の硝酸銀水溶液を3000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を30℃に調整し、30℃に調整した硝酸銀水溶液に13重量%に調製した水酸化ナトリウム水溶液1500gを10分間かけて加え、酸化銀含有スラリーを生成した。得られた酸化銀含有スラリーを攪拌しながら、ホルマリン150gを15分間かけて添加することにより銀粒子を析出させた。その後、銀粒子を析出させた液を、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.1重量%のアゼライン酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、アゼライン酸を付着させた球状銀粉末を205g得た。
《製造例4》
アゼライン酸を添加しなかった以外は製造例3と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末207gを得た。得られた球状銀粉末4の平均粒径D50は14.1μm、最大粒径Dmaxは62.2μm、平均粒径DSEMは0.51μm、BET比表面積は0.75m2/g、タップ密度は1.2g/cm3、ナトリウムイオン量は50ppm、カリウムイオン量は10ppm未満であった。
《製造例5》
銀濃度4重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水300gを3秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液30gを2秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてオレイン酸を0.3g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.05重量%のアジピン酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、アジピン酸を付着させた球状銀粉末を78g得た。
《製造例6》
アジピン酸を添加しなかった以外は製造例5と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末77gを得た。得られた球状銀粉末6の平均粒径D50は2.2μm、最大粒径Dmaxは9.3μm、平均粒径DSEMは0.34μm、BET比表面積は0.99m2/g、タップ密度は3.3g/cm3、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《製造例7》
銀濃度2重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水150gを2秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液15gを1秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてオレイン酸を0.2g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.08重量%のグルタル酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、グルタル酸を付着させた球状銀粉末を38g得た。
《製造例8》
オレイン酸をステアリン酸に、グルタル酸をピメリン酸に変更した以外は製造例7と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末38gを得た。得られた球状銀粉末8の平均粒径D50は1.8μm、最大粒径Dmaxは7.8μm、平均粒径DSEMは0.37μm、BET比表面積は1.01m2/g、タップ密度は3.9g/cm3、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《製造例9》
オレイン酸をパルミチン酸に、グルタル酸をスベリン酸に変更した以外は製造例7と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末39gを得た。得られた球状銀粉末9の平均粒径D50は1.7μm、最大粒径Dmaxは7.8μm、平均粒径DSEMは0.32μm、BET比表面積は1.00m2/g、タップ密度は3.6g/cm3、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《製造例10》
銀濃度4重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水300gを3秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液30gを2秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてベンゾトリアゾールを0.3g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.15重量%のコハク酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、コハク酸を付着させた球状銀粉末を39g得た。
《製造例11》
コハク酸を添加しなかった以外は製造例10と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末37gを得た。得られた球状銀粉末11の平均粒径D50は2.3μm、最大粒径Dmaxは9.3μm、平均粒径DSEMは0.36μm、BET比表面積は1.40m2/g、タップ密度は3.1g/cm3、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《製造例12》
コハク酸をセバシン酸に変更した以外は製造例10と同様の操作を行うことにより、球状銀粉末38gを得た。得られた球状銀粉末12の平均粒径D50は2.2μm、最大粒径Dmaxは9.3μm、平均粒径DSEMは0.33μm、BET比表面積は1.45m2/g、タップ密度は3.0g/cm3、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《製造例13》
銀濃度4重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水300gを3秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液30gを2秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてベンゾトリアゾールナトリウム溶液(固形分40重量%)を0.5g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別した。さらに、この篩別後の銀粉末に対して0.2重量%のドデカン二酸を添加し、再度カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、ドデカン二酸を付着させた球状銀粉末を37g得た。
《製造例14》
銀濃度4重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水300gを3秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液30gを2秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてオレイン酸を0.3g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、硝酸銀水溶液に含まれる銀量の0.05重量%のアジピン酸を添加し、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、アジピン酸を付着させた球状銀粉末を37g得た。
《製造例15》
銀濃度4重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を18℃に調整し、18℃に調整した硝酸銀水溶液に25重量%に調製したアンモニア水300gを3秒間で加え、銀のアンミン錯体水溶液を生成した。この銀のアンミン錯体水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した銀のアンミン錯体水溶液を攪拌しながら、ヒドラジン一水和物の80重量%水溶液30gを2秒間で添加することにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン一水和物溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤(表面処理剤)としてベンゾトリアゾールを0.3g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、硝酸銀水溶液に含まれる銀量の0.05重量%のコハク酸を添加し、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末をカッターミル(図示せず)により解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、コハク酸を付着させた球状銀粉末を37g得た。
(2)フレーク状銀粉末の製造
《フレーク状銀粉末1》
銀濃度8重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した硝酸銀水溶液に20重量%に調製したL−アスコルビン酸の水溶液1500gを10秒間かけて攪拌しながら加えることにより銀粒子を析出させた。L−アスコルビン酸の水溶液添加終了の5秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤としてステアリン酸を0.3g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末100gと1/16インチの直径のステンレスボール1000gとをボールミル(図示せず)に入れ、20時間かけて粉砕、篩別することにより、フレーク状銀粉末1を96g得た。得られたフレーク状銀粉末1の平均粒径D50は8.1μm、BET比表面積は0.29m2/g、タップ密度は4.7g/cm3、アスペクト比は9.8、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
(アスペクト比の測定)
フレーク状銀粉末を走査型電子顕微鏡(日本電子製JSM−5500)により観察して、2000倍に拡大した画像から、10個の銀粉末を無作為に選択して、その粒径(外接円の直径)を計測し、個数平均することにより長辺を求めた。また、同様に2000倍に拡大した画像から、10個の銀粉末を無作為に選択して、その厚みを計測し、個数平均することにより厚みを求めた。このようにして求めた長辺を厚みで除することによりアスペクト比を求めた。
《フレーク状銀粉末2》
上記のようにして得られたフレーク状銀粉末1に対して0.1重量%のアジピン酸を添加し、カッターミルにより解砕し、篩目150μmの振動篩で篩別することにより、アジピン酸を付着させたフレーク状銀粉末2を97g得た。得られたフレーク状銀粉末2の平均粒径D50は8.3μm、BET比表面積は0.27m2/g、タップ密度は4.5g/cm3、アスペクト比は9.4、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《フレーク状銀粉末3》
銀濃度8重量%の硝酸銀水溶液を2000g秤量し、この硝酸銀水溶液の温度を20℃に調整し、20℃に調整した硝酸銀水溶液にヒドラジン−水和物の水溶液100gを5秒間かけて攪拌しながら加えることにより銀粒子を析出させた。ヒドラジン−水和物の水溶液添加終了の3秒後に、上記の銀粒子含有スラリーに分散剤としてオレイン酸を0.5g添加し、ブフナーロート(図示せず)により、ろ過、水洗、脱水した後、真空乾燥機(図示せず)により70℃で20時間乾燥させた。得られた乾燥粉末100gと1/16インチの直径のステンレスボール1000gとをボールミル(図示せず)に入れ、20時間かけて粉砕、篩別することにより、フレーク状銀粉末3を97g得た。得られたフレーク状銀粉末3の平均粒径D50は5.5μm、BET比表面積は0.44m2/g、タップ密度は5.1g/cm3、アスペクト比は6.5、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《フレーク状銀粉末4》
真空乾燥機による乾燥温度を80℃とした以外はフレーク状銀粉末1の製造の場合と同様の操作を行うことにより、フレーク状銀粉末4を95g得た。得られたフレーク状銀粉末4の平均粒径D50は11.9μm、BET比表面積は0.25m2/g、タップ密度は3.5g/cm3、アスペクト比は11.2、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
《フレーク状銀粉末5》
オレイン酸添加量を1.0gとした以外はフレーク状銀粉末3の製造の場合と同様の操作を行うことにより、フレーク状銀粉末5を95g得た。得られたフレーク状銀粉末5の平均粒径D50は2.7μm、BET比表面積は0.78m2/g、タップ密度は5.4g/cm3、アスペクト比は7.6、ナトリウムイオン量とカリウムイオン量は、ともに10ppm未満であった。
(3)加熱硬化型導電性ペースト組成物の作製
(A)銀粉末、(B)加熱硬化性成分、(C)硬化剤および(D)溶剤を下記の表1と表2と表3に示す割合(重量部)で配合し、3本ロールミルで混練してペースト化することにより、実施例1〜15および比較例1〜4の加熱硬化型導電性ペースト組成物を得た。
(5)特性の評価結果
比較例1ないし4は多価カルボン酸を付着させていない球状銀粉末とフレーク状銀粉末を使用しているため、いずれも比抵抗が高い。
2 パッド
3 枕電極
4 枕電極
Claims (4)
- (A)銀粉末と、(B)加熱硬化性成分と、(C)硬化剤とを含有する加熱硬化型導電性ペースト組成物であって、
(A)銀粉末が、(a1)フレーク状銀粉末と(a2)球状銀粉末からなり、
(a1)フレーク状銀粉末の平均粒径D50が2〜20μmであるとともに、(a2)球状銀粉末の平均粒径D50が0.1〜5μmであり、
(a1)フレーク状銀粉末および(a2)球状銀粉末、もしくは(a2)球状銀粉末の表面に、(A)銀粉末重量に対して0.01〜1重量%の多価カルボン酸が付着されており、かつ、
固形分中における(A)銀粉末の比率が90〜95重量%であり、
さらに、(a2)球状銀粉末が、酸化銀含有スラリーまたは銀錯塩含有水溶液から銀粒子を還元析出させた後に、前記多価カルボン酸を加えて得られた乾燥粉末を解砕、篩別することにより製造されたものであって、凝集度(平均粒径D50/平均粒径DSEM)が4.9〜10.5であり、
前記多価カルボン酸が、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、リンゴ酸、およびクエン酸からなる群から選ばれる1種類以上であり、
(B)加熱硬化性成分が、エポキシ樹脂とブロック化ポリイソシアネート化合物とを含み、
(C)硬化剤が、イミダゾール、フッ化ホウ素を含むルイス酸及びそれらの錯体または塩、アミンアダクト、3級アミン、ジシアンジアミドの少なくともいずれかであることを特徴とする加熱硬化型導電性ペースト組成物。 - (a1)フレーク状銀粉末のBET比表面積が0.1〜1m2/gであり、
タップ密度が3〜7g/cm3であり、
アスペクト比が5〜15であることを特徴とする
請求項1記載の加熱硬化型導電性ペースト組成物。 - (a2)球状銀粉末のBET比表面積が0.5〜1.7m2/gであり、
タップ密度が2〜5g/cm3であることを特徴とする
請求項1または2に記載の加熱硬化型導電性ペースト組成物。 - (A)銀粉末に含まれるナトリウムイオン量およびカリウムイオン量がそれぞれ200ppm未満であることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の加熱硬化型導電性ペースト組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009253170A JP5297344B2 (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | 加熱硬化型導電性ペースト組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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