JP5294975B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の方法、及びプログラムに関するものである。
ネットワークに接続された装置を用いて、画像データに関連した複数の処理を実行させる設定を可能とする情報処理装置が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の処理の連携に関する設定を、他の外部装置によって再利用する方法が提案されている。具体的には、特許文献1では、複数の処理を連携する指示書データを生成し、当該指示書データを他の外部装置又は他のユーザによって利用可能とする構成が提案されている。
なお、以下では、このような連携対象となる処理をタスクと称する。タスクとは、例えば複合的な機能を有する画像形成装置等における個々の機能において実現可能な処理や、情報処理装置等によって実行されるアプリケーションによって実現可能な個々の処理を指す。例えば、画像形成装置が有するタスクとして、原稿のスキャン、スキャンしたデータの保存、メール送信、Fax送信、印刷等が挙げられる。タスク連携処理フローとは、上記のような複数のタスクをつなぎ合わせて、時系列的に処理をすることを目的に作成された一連のタスクの組み合わせである。この組み合わせには、あるタスクの結果を入力として他のタスクを実行することも含め様々な組み合わせ処理が可能である。
図1は、タスク連携処理フローの登録方法を説明する図である。図1に示すように、タスク101、102、103には、それぞれ、処理内容が登録される。また、図1に示すタスク連携処理フローでは、タスク101、タスク102、タスク103の順で処理されることを示している。このように、ユーザは、処理フローにおけるタスクを選択して、定義することができる。その際に、タスクの組み合わせと順序だけではなく、個々のタスクにおける処理の詳細な設定を指定することもできる。例えば、画像形成装置においては、スキャンを行い、その内容を画像形成装置内のハードディスク内に保存し、続いて、その内容を指定した宛先にメールするという処理フローが考えられる。このとき、保存先のフォルダやメールの宛先などの詳細な設定項目が必要とされる。以下では、タスクの実行に際して必要となる設定値をパラメータと称する。
また、コンピュータのような情報処理装置又は画像形成装置においては、その利用時に個人認証を行う(以下、ログインと称する。)ことがある。また、これらの装置では、ログインしたユーザのみに利用可能なユーザ領域と、複数のユーザが利用可能な共通領域とを有することがある。タスク連携処理フローの利用形態においても、ログインユーザだけが利用できるログインユーザ用のタスク連携処理フローと、複数のユーザが共有して利用できる共有利用目的のタスク連携処理フローという2種類の利用形態を有することがある。
図2は、情報処理装置又は画像形成装置における格納領域を示す図である。図2に示すように、ログインユーザ用のタスク連携処理フローの定義は、ハードディスク内の各ユーザのためのユーザ領域201、202、203にそれぞれのユーザグループ206、207、208として保存される。一方、共有利用目的のタスク連携処理フローの定義は、共有領域204に1つの共有グループ205として保存される。「共有グループ」に属するタスク連携処理フローは、複数のユーザが、複数の画像形成装置や情報処理装置から呼び出されて実行される。即ち、「共有グループ」に属するタスク連携処理フローは、様々な場所から、様々なユーザに利用される。
このように、タスク連携処理フローを別のユーザに公開する手法は提案されているが、以下のような課題があった。例えば、あるユーザが定義し、登録したタスク連携処理フローには、そのフローに含まれる個々のタスクにおいて、上述のような各種パラメータが存在する。特に、画像形成装置を主体としたタスク連携処理フローにおいては、これらタスクのパラメータが重要な位置付けを有している。したがって、パラメータの状態が把握されないまま登録されているタスク連携処理フローを利用すると、利用者の意図しない結果が出力されてしまう可能性が高くなる。そのため、画像形成装置を主体としたタスク連携処理フローに関して、他人の定義したフローを利用することは実質的に困難となる。
例えば、タスク連携処理フローのタスクの順番や組み合わせが自分が期待するフローと合致していたとしても、そのタスクの中の出力処理である印刷において、その印刷枚数が所望の枚数と異なる枚数に設定されている場合がある。また、スキャンしたデータの保存先が、自分の管理下のフォルダでない場合がある。このような場合、ユーザは、所望する結果を得ることができない。
一般に、タスク連携処理フローにおいては、各タスクの組み合わせとその順序、即ちフローのツリー構造が重要であることは言うまでもない。しかしながら、上述したように、例えば画像形成装置を主体としたタスク連携処理フローにおいては、各タスクの設定パラメータもツリー構造に劣らず重要であることがわかる。このような課題に対して、特許文献2には、新規のタスク処理フローを登録する時に、各ユーザから利用可能に、かつ、タスク処理フローのパラメータを各ユーザの利用形態に合わせて変更して登録する技術が提案されている。
特開2004―287860号公報 特開2007−129580号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。問題となる一例を図4を用いて説明する。図4は、タスク連携処理フローを格納する際の動作を示す図である。401は、ある1つのタスク連携処理フローをあるユーザが登録する処理を示す。また、402は、タスク連携処理フローを登録する際に、登録されているユーザ全てのユーザの利用領域に各ユーザの利用形態に適応させて一度に登録する処理を示す。また、402の登録処理は、各タスクの設定内容を自動的に設定する処理を示す。403は、402の登録処理とは異なり、各タスクの設定内容を選択して登録する処理を示す。404は、複製元のタスク連携処理フロー1を示す。405、406は、タスク連携処理フロー1から複製され、各ユーザの利用形態に応じて一部の設定パラメータを変更したタスク連携処理フロー1_2、1_Nを示す。
しかし、403の登録処理において、設定内容を選択できるのはタスク連携処理フロー1を登録するユーザ1であり、他のユーザがそれぞれ選択できるわけではない。つまり、ユーザ1が登録を行ったときに、他のユーザ2、3、…、Nに対応させた登録内容をユーザ1が選択できたとしても、例えばユーザ2のタスク連携処理フロー1_2をユーザ2が如何に動作させたいかは、ユーザ1には不明である。したがって、タスク連携処理フローを登録する者と実行する者が異なる場合、ユーザ1がユーザ2の設定内容を選択できたとしても有効ではない。また、共通領域に共通のタスク連携処理フローを定義したとしても、ユーザ固有の設定を行うことができない。
上述のように、タスク連携処理フローを登録する者と実行する者とが異なるケースには、以下のようなケースが想定される。例えば、あるログインユーザが自分の為に利用することを目的とし、そのログインユーザが、ある他のユーザが作成したタスク連携処理フローの内容を自分の「ユーザグループ」へ複製し、その複製したタスク連携処理フローを利用するケースが想定される。また、複数のユーザが利用できるように、管理者権限を有する第三者が、ある他のユーザが作成したタスク連携処理フローの内容を「共有グループ」へ複製し、その複製したタスク連携処理フローを、各ログインユーザが利用するケースが想定される。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものである。本発明は、特定のユーザが使用可能なタスク連携処理フローを、のユーザによって共用可能なタスク連携処理フローとして登録する場合に、登録したタスク連携処理フローを利用するユーザの利便性が低下することを抑制する仕組み、を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、情報処理装置であって、設定されたパラメータに従って一連の処理を実行するための処理フローを登録する登録手段と、前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて、特定のユーザの使用が許可され他のユーザの使用が許可されない処理フロー又は前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する生成手段と、前記生成手段が前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する場合に、前記パラメータを変更せず、前記生成手段が前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザの使用が許可され前記他のユーザの使用が許可されない処理フローを生成する場合に、前記パラメータを前記特定のユーザに対応する値に変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、例えば、本発明は、特定のユーザが使用可能なタスク連携処理フローを、のユーザによって共用可能なタスク連携処理フローとして登録する場合に、登録したタスク連携処理フローを利用するユーザの利便性が低下することを抑制することができる。
タスク連携処理フローの登録方法を説明する図である。 情報処理装置又は画像形成装置における格納領域を示す図である。 本実施形態に係るXML形式で定義されたタスク連携処理フローを示す図である。 タスク連携処理フローを格納する際の動作を示す図である。 本実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。以 本実施形態に係る画像形成装置510のソフトウェアモジュールの構成例を示す図である。 本実施形態に係るタスク連携処理フローを設定させるためにユーザに提示される設定画面を示す図である。 本実施形態に係るタスク連携処理フローの登録方法を説明するための図である。 本実施形態に係るユーザと使用可能なタスク連携処理フローとを示す図である。 本実施形態におけるタスク連携処理フローの複製処理を説明するための図である。 第1の実施形態に係るタスク連携処理フローを複製し、実行する手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るタスク連携処理フローの複製処理における手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る変更確認画面1400の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るXMLデータファイルの変換処理を示す図である。 第2の実施形態に係るタスク連携処理フローを実行する実行処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るXMLデータファイルの変換処理を示す図である。 第3の実施形態に係る設定画面1800を示す図である。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<画像形成システムの構成>
まず、図5を参照して、本発明の実施形態における画像形成システムについて説明する。画像形成システム500は、画像形成装置510、クライアントコンピュータ520、及びサーバコンピュータ530とがイーサネット(登録商標)などからなるLAN540を介して接続されている。ここでは各装置が1台ずつ接続された例を示している。しかし、本発明は、複数の各装置が接続されたシステムにも適用可能である。
画像形成装置510は、コピー機能、ファクシミリ機能、電子メール送信機能を有するとともに、原稿画像を読み取り、読み取られた画像データをLAN540上の各装置に送信処理するデータ送信機能を有する。さらに、画像形成装置510は、原稿画像から読み取った画像や、LAN540上に接続されているコンピュータから受信したデータを、画像形成装置510内のハードディスクの特定領域に保存することが可能である。また、原稿画像を読み取り、ハードディスクにデジタル画像として保存することも可能であり、当該デジタル画像を印刷することもできる。
画像形成装置510は、操作部511、画像入力デバイスであるスキャナ部512、画像出力デバイスであるプリンタ部513、ファクシミリ送信を行うFAX送信部514、及び電子メールを送信するメール送信部515を備える。スキャナ部512は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。さらに、スキャナ部512は、電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとしてコントローラ600に対して出力する。具体的には、ユーザが操作部511から読み取り開始を指示すると、コントローラ600からスキャナ部512に対して、原稿フィーダにセットされた原稿の読み取り指示が与えられる。スキャナ部512は、この指示を受けると原稿フィーダから原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。なお、原稿の読み取り方法は原稿フィーダによる自動送り方式ではなく、原稿を不図示のガラス面上に載せ、露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。プリンタ部513は、後述するコントローラ600から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。サーバコンピュータ530は、オペレーティングシステム(以下OS)や各種のアプリケーションプログラムがCPUにより実行され、OSの管理下で、アプリケーションを実行することで種々のデータ処理を行う。クライアントコンピュータ520についても同様である。
<画像形成装置の構成>
次に、図6を参照して、画像形成装置510の制御構成について説明する。以下では、主に本発明に関する制御ブロックについて説明する。したがって、本発明に係る画像形成装置は、他の制御ブロックを含んで構成されてもよい。画像形成装置510は、装置全体を統括的に制御するコントローラ600を備える。コントローラ600は、スキャナ部512やプリンタ部513と電気的に接続され、また、LAN540を介してクライアントコンピュータ520やサーバコンピュータ530と接続されている。このような接続により、コントローラ600は、画像データやデバイス情報の入出力を制御している。
コントローラ600は、CPU601、ROM602、RAM603、HDD604、操作部I/F605を備える。また、コントローラ600は、ネットワークI/F606、メール送信I/F607、スキャナI/F608、画像処理部609、プリンタ610I/F及びFAXI/F611を備える。各ブロックは、システムバス612を介して接続されている。CPU601は、ROM602に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御するとともに、コントローラ600内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。
ROM602には、装置のブートプログラムなどが格納されている。RAM603は、CPU601が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM603は、記憶した内容を電源off後も保持しておくSRAMや、電源off後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMなどにより構成されている。HDD604は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納する。
操作部I/F605は、システムバス612と操作部511とを接続するためのインタフェースである。この操作部I/F605は、操作部511に表示するための画像データをシステムバス612を介して受け取り操作部511に出力するとともに、操作部511から入力された情報をシステムバス612へと出力する。ネットワークI/F606は、LAN540、WAN550及びシステムバス612に接続され、情報の入出力を行う。スキャナI/F608は、スキャナ部512から受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。なお、スキャナI/F608は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を属性データと称する。
画像処理部609は、画像データの方向変換、画像圧縮、伸張部などの画像処理を行う。プリンタI/F610は、画像処理部609から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像処理を施し、プリンタ部513に出力する。
FAXI/F611は、画像処理部609から送られた画像データを、FAX送信部514に出力し、指定された送信先にLAN540又はWAN550を通じて送信させる。電子メールI/F613は、画像処理部609から送られた画像データを、メール送信部515に出力し、指定された送信先にLAN540又はWAN550を通じて送信させる。
なお、画像形成装置510に対するユーザ指示やユーザへの情報提示は、例えば、操作部511を介して行うようにしてもよいし、LAN540を通じて接続されたクライアントコンピュータ520を介して行うようにしてもよい。
次に、図7を参照して、画像形成装置510のソフトウェアモジュールの構成について説明する。なお、ここでは、ソフトウェアモジュールとして説明するが、これらの後述する機能がハードウェア又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、図7で示されるソフトウェアモジュールの処理は、CPU601がROM602に格納された各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。また、本発明において画像形成装置510で実行される機能は、プリント機能、コピー機能、スキャン機能、データ送信機能、製本機能など、画像形成装置が提供する機能であれば特に限定されない。
ログイン管理部701は、UI部702から操作者であるユーザのログイン情報を受け取り、ユーザのセッションの管理を行う。UI部702は、操作部I/F605を介して操作部511に表示を行ったり、操作部511からのユーザの入力を処理したりする。権限取得部704は、ユーザに対する画像形成装置510の機能の使用可/不可に関するアクセス制限情報をサーバコンピュータ530に問い合わせる。権限リスト管理部708はログインしているユーザのアクセス制限情報を管理する。複製処理実行部703は、タスク連携処理フロー設定ファイル709を、HDD604の共有領域や他のユーザのユーザ領域に複製する。通信部705はネットワークI/F606を操作して通信を行う。
タスク連携処理フロー実行部706は、フローを機能単位のタスク設定(例えばスキャンタスク設定、プリントタスク設定、送信タスク設定等)に分解し、実際に処理をタスク連携処理フローのリスト順に実行する。タスク連携処理フローリスト管理部707は、タスク連携処理フロー設定ファイル709(XML)を管理する。また、各ユーザがログインしているときに、どのフロー実行ボタンを操作部511に表示させるかという情報を管理する。
<タスク連携処理フロー>
画像形成装置510に登録されるタスク連携処理フローは、各ユーザの定型業務フローを予め登録することができるようになっており、操作部511を介して定義される。以下に、操作部511の操作パネル上に表示されるタスクとして登録可能な機能の一例について説明する。
1.入力:原稿スキャン機能、スキャンデータ保存機能
2.処理:スキャンデータ編集機能、画像表示機能
3.出力:スキャンデータのE−Mail送信機能、Fax機能、プリント機能
これらの機能を任意に組み合わせることにより、タスク連携処理フローを定義することができる。
タスク連携処理フローの機能の中で、出力におけるE−Mail送信機能では、例えば、画像形成装置510にログインしたユーザが、スキャンしたデータを所定の宛先にメール送信することがある。この場合、ログインしたユーザは、自身のメール送信先のパラメータ(設定値)を、ネットワークサーバ又は画像形成装置510内のHDD604に登録されているアドレス帳から取得して設定することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態におけるタスク連携処理フローの生成方法について説明する。図3に示すように、タスク連携処理フローは、例えば、XMLのような形式で定義される。ここで示すように、XMLの内容としては、タスクを定義したタグがあり、その中には、そのタスクで使用しているパラメータが定義されている。図3に示すように、本実施形態では、XMLデータ内のメール宛先などの個人データと考えられるデータのタグの属性に、ユーザごとに固有の情報であることを示す属性記号301(ここでは、privateとする。)が自動的に付加される。このprivate属性を付加するかどうかは、当該データが、ネットワークサーバ又はHDD604において、ユーザに紐付く情報として定義されているパラメータであるか否かによって判断される。E−Mailのアドレスのような場合は、HDD604のアドレス帳にアドレスを有するため、private属性として判断される。ここで、private属性は、ユーザが予めデータに対して付加できるようにしてもよい。
また、ユーザごとに紐付けられたパラメータでない場合でも、ユーザ毎に値が変わり得るパラメータについては、ユーザが、そのことを示す属性記号302(ここでは、alternativeとする。)をパラメータ毎に付与してもよい。図8は、本実施形態に係るタスク連携処理フローを設定させるためにユーザに提示される設定画面(操作画面)を示す図である。設定画面800は、操作部511に含まれる表示部に表示される。設定画面800に示すように、ユーザは個々のパラメータについて共通パラメータであるか又は個人パラメータであるかの属性を設定することができる。図9は、本実施形態に係るタスク連携処理フローの登録方法を説明するための図である。図9に示すように、本実施形態によれば、タスク連携処理フローは、タスク連携処理フロー設定ファイル709として定義されたXMLデータと、1対1で対応して登録される。
次に、図10を参照して、ユーザごとに使用できるタスク連携処理フローについて説明する。画像形成装置510にログインしたユーザ1004(ユーザ1)は、図10に示すように、自分のユーザ1グループ1001に属するタスク連携処理フローと、共有グループ1003に属するタスク連携処理フローとを使用することができる。同様に、ユーザ1005(ユーザ2)がログインした場合は、自分のユーザ2グループ1002に属するタスク連携処理フローと、共有グループ1003に属するタスク連携処理フローとを使用することができる。このように、ユーザグループに属するタスク連携処理フローは、特定のユーザによって利用可能であり、共有グループに属するタスク連携処理フローは、複数のユーザによって共用可能である。したがって、ユーザ2がユーザ1グループ1001に属するタスク連携処理フローを使用したい場合は、そのタスク連携処理フローを共有グループ1003又はユーザ2グループ1002に複製する必要がある。即ち、ユーザグループ1001に属するタスク連携処理フローを、共有グループ又は別のユーザグループに複製することで、第1のユーザが使用可能なタスク連携処理フローを、第2のユーザが使用可能な状態にすることができる。
<タスク連携処理フローの複製処理>
次に、図11を参照して、タスク連携処理フローの複製処理について説明する。図11に示すように、タスク連携処理フローの複製処理においては、そのタスク連携処理フローの複製とともに、当該タスク連携処理フローに1対1で対応するXMLデータの複製も同時に行われる。このようにタスク連携処理フローを複製すれば、他のユーザでも簡単に同じ機能を使うことが可能となる。
ただし、各個人にだけ有用なパラメータ情報もそのままの値で複製されることになると、他のユーザでは有効でないと思われる設定パラメータのままタスク連携処理フローが定義されることになる。例えば、あるユーザの送信機能の宛先にuser1@xxx.comという自分の宛先設定があるタスク連携処理フローがあるとする。ユーザはこの連携処理フローを実行することにより、データを自分のメール宛先に送信することができる。このタスク連携処理フローが複製された場合、設定パラメータがそのままの値で複製されるとすると、複製されたタスク連携処理フローを定義しているXMLデータの中でもuser1@xxx.comという値がそのまま複製される。したがって、他のユーザ2がこの複製されたタスク連携処理フローを使用する場合、自分のメールアドレス(ユーザ2のメールアドレス)ではなく、ユーザ1に送信する設定となってしまう。通常、ユーザ2が使用するときは、ユーザ2に送信するようなパラメータに設定されていることが望ましい。よって、単純な複製を行うだけでは実用上の機能のニーズとしては不足している。以下に、このような問題を解決する各実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
以下では、図12乃至図15を参照して、第1の実施形態について説明する。本実施形態では、タスク連携処理フローの登録者と利用者が異なるユーザというケースを想定する。例えば、ログインユーザが利用することを目的とし、そのログインユーザが、他のユーザが作成したタスク連携処理フローを自分の「ユーザグループ」へ複製し、その複製したタスク連携処理フローを利用するというケースが考えられる。以下では、一例として、ユーザ1がスキャンしたデータを自分宛てにE−Mailで送信し、かつ、それを印刷するように定義したタスク連携処理フローを、ユーザ2が自身のユーザグループへ複製するケースを考える。
図12を参照して、第1の実施形態に係るタスク連携処理フローを複製し、実行する手順について説明する。以下で説明する処理は画像形成装置510のCPU601によって統括的に制御される。まず、ステップS1201で、CPU601は、タスク連携処理フローの複製を開始する。次に、ステップS1202において、CPU601は、所定のタスク連携処理フローをどの領域に複製するかを判定する。具体的には、共有グループに複製するか又は何れかのユーザグループに複製するかを判定する。ここで、共有グループの場合はステップS1207に進み、ユーザグループの場合はステップS1203に進む。なお、ステップS1207乃至S1210は、後述する第2の実施形態で説明する。
ステップS1203において、CPU601は、当該タスク連携処理フローをユーザグループへ複製する。ここでの複製処理では、ユーザ2の要望に応じてパラメータを変更し、変更したパラメータを有するタスク連携処理フローを自身のユーザ領域に格納する。具体的な複製処理については、図13を用いて後述する。
その後、ステップS1204で、CPU601は、複製処理が終了したと判断する。続いて、ステップS1205において、CPU601は、ユーザ2がこのタスク連携処理フローを実行する場合に、ユーザ2のユーザグループに複製したタスク連携処理フローをそのままの実行する。これにより、ユーザ2が期待するタスク連携処理フローを実行することができる。
次に、図13を参照して、第1の実施形態に係るタスク連携処理フローの複製処理における手順について説明する。以下で説明する処理は画像形成装置510のCPU601によって統括的に制御される。まず、ステップS1301において、CPU601は、複製処理を開始する。この複製処理は、ユーザによる操作部からの指示によって行われる。複製の指示の方法は、ドラッグアンドドロップであってもよいし、コマンドによって複製する方法であってもよい。次に、ステップS1302において、CPU601は、複製するXMLデータ内にprivate又はalternative属性を有するパラメータが存在するか否かを判定し、当該パラメータを検出する。ここで、そのようなパラメータが存在しない場合はステップS1313に進み、そのようなパラメータが存在する場合はステップS1303に進む。ステップS1313において、CPU601は、そのままのパラメータで、例えば、ユーザ2の「ユーザグループ」へXMLデータを複製する。
一方、ステップS1303において、CPU601は、private又はalternative属性を有するパラメータが検出されると、当該属性を有するパラメータを取り出す。続いて、ステップS1304において、CPU601は、パラメータが取り出せたか否かを判定する。ここで、当該パラメータを取り出せた場合はステップS1305に進み、当該パラメータが取り出せなかった場合は、全てのパラメータについてステップS1303乃至S1308の処理が終了したと判断し、ステップS1309に進む。
ステップS1305において、CPU601は、当該パラメータの属性がalternative属性であるか否かを判定する。alternative属性であれば、ステップS1308に進み、CPU601は、当該パラメータをメモリ上に記憶する。一方、当該パラメータの属性がprivate属性であった場合は、ステップS1306に進み、CPU601は、当該パラメータに紐付けられたデータがユーザ情報保持部に存在するか否かを判定する。存在しない場合はステップS1308に進み、存在する場合はステップS1307に進む。ここで、ユーザ情報保持部とは、ユーザごとに固有の情報を保持するメモリ領域を示す。例えば、ユーザの識別情報に紐付けられて、メールの送信先アドレス(private属性のパラメータ)が保持されている。
ステップS1308において、CPU601は、当該パラメータをメモリに記憶し、ステップS1303に戻る。一方、ステップS1307において、CPU601は、紐付けられたデータとパラメータとをメモリに記憶し、ステップS1303に戻る。以上のステップS1303乃至S1308の処理を繰り返し、最終的に属性を有するパラメータが見つからなくなったら、ステップS1309に進む。
ステップS1309において、CPU601は、変更対称データが存在するか否かを判定する。具体的には、メモリに記憶された属性を有するパラメータが存在するか否かを判定する。存在しない場合は、ステップS1313に進み、CPU601は、そのままのパラメータで、例えば、ユーザ2の「ユーザグループ」へXMLデータを複製する。一方、存在する場合は、ステップS1310に進み、CPU601は、図14に示すような変更候補を含んだ確認を促す変更確認画面を操作部511に表示する。
ここで、図14を参照して、第1の実施形態に係る変更確認画面1400の一例について説明する。図14に示すように、変更確認画面1400は、各タスクについての設定項目、設定データ、設定方法を含んで構成される。なお、変更確認画面1400は、変更画面の一例である。CPU601は、変更確認画面1400において、変更候補がある場合は変更候補1401を表示させる。また、CPU601は、private属性のデータであって、かつ、ユーザ情報保持部においてユーザ2に紐付くアドレスデータ情報がない場合、又はalternative属性のデータである場合は、候補を表示させずに複製元の値1402だけを表示させる。
また、ユーザは各パラメータの値をどう変更するかを決定する。ユーザは、変更候補をそのまま使う場合は候補ボタン1403を押下し、元々定義されているデータを使う場合は元ボタン1404を押下し、この場で任意のデータを再度設定したい場合は任意ボタン1405を押下する。
ステップS1310で変更確認画面1400を表示した後に、ステップS1311において、CPU601は、ユーザ2が変更確認画面1400を介して各パラメータに変更を加えたか否かを判定する。変更確認画面1400において、データが変更された場合、CPU601は、図15に示すように、指定した変更内容を反映すべく、XMLデータファイル1500をXMLデータファイル1510に変換する。この変換処理においては、例えば、メールの送信先アドレスが1501のuser1から1503のuser2のアドレスに変更され、印刷枚数が1502の5枚から1504の3枚に変更されている。
次に、ステップS1313において、CPU601は、ユーザ2の「ユーザグループ」へXMLデータを複製する。ここで、ステップS1311でデータの変更が無い場合、ステップS1309で変更対象が無い場合、又は、ステップS1302で所定の属性を有するパラメータが無いと判定された場合は、ユーザ1のXMLデータをそのままの定義で複製する。一方、ステップS1312でユーザ1のXMLデータのパラメータを変更した場合は、当該変換したXMLデータをユーザ2の「ユーザグループ」へ複製する。
この結果、複製されたタスク連携処理フローを定義しているユーザ2のユーザグループに属するXMLデータは、ユーザ2が設定確認を行ったパラメータが定義されている。したがって、ユーザ2が当該タスク連携処理フローを実行した場合に、期待通りの処理結果を得ることができる。つまり、本実施形態に係る情報処理装置では、タスク連携処理フローの登録者と、実行者とが異なる場合に、所定の領域にパラメータを変更したタスク連携処理フローを複製し、実行することで実行者が期待する処理結果を得ることができる。
<第2の実施形態>
次に、図12、図14、図16及び図17を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、図12のフローチャートにおけるステップS1202において、所定のタスク連携処理フローを共有グループへ複製する場合について説明する。具体的には、複数のユーザが利用できる共有利用を目的とし、管理者権限を有する第三者が他のユーザが作成したタスク連携処理フローの内容を「共有グループ」へ複製し、その複製したタスク連携処理フローをログインユーザが利用するケースを想定する。つまり、登録者と利用者が異なるユーザというケースを考えることになる。
まず、図12のフローチャートについて説明する。ここでは、ステップS1202において、タスク連携処理フローの複製先が共有グループである場合について説明する。即ち、ステップS1207乃至S1210のみについて説明する。ステップS1207において、CPU601は、複製したことを示す複製フラグをXMLデータに付加するとともに、「共有グループ」へ複製する。次に、ステップS1208でCPU601は、複製の終了を判断する。その後、ステップS1209において、CPU601は、所定のユーザから、このタスク連携処理フローを実行する指示を受け付ける。当該タスク連携処理フローの実行が指示されると、ステップS1210において、CPU601は、ユーザの要望に応じて当該タスク連携処理フローを変換した後に、実行する。この実行処理については、図16を用いて後述する。
次に、図16を参照して、第2の実施形態に係るタスク連携処理フローを実行する実行処理の手順について説明する。以下で説明する処理は画像形成装置510のCPU601によって統括的に制御される。まず、ステップS1601において、CPU601は、タスク連携処理フローの実行処理を開始する。次に、ステップS1602において、CPU601は、当該タスク連携処理フローに複製フラグが設定されているか否かを判定する。複製フラグが設定されていない場合、例えば、複製フラグの値が0値である場合は、ステップS1618に進み、タスク連携処理フローを、そのままの定義で実行する。したがって、複製フラグが設定されていない場合は、パラメータが変更されることなく、オリジナルのタスク連携処理フローが実行される。
一方、ステップS1602で複製フラグが設定されている場合は、例えば、複製フラグに1値が設定されている場合は、ステップS1603に進む。ステップS1603において、CPU601は、ユーザ固有の情報を保持するユーザ情報保持部に、以前このタスク連携処理フローが実行されたときに設定されている設定パラメータがあるか否かを判定する。通常、タスク連携処理フローの実行が1回目であれば、設定されたパラメータはないので、ステップS1604に進む。2回目以降は、設定内容が残っていることがあるので、その場合は、ステップS1605に進む。ステップS1605において、CPU601は、以前設定された設定パラメータに基づき、タスク連携処理フローを変換した上でステップS1618に進み、タスク連携処理フローを実行する。
ステップS1604において、CPU601は、実行するXMLデータ内にprivate又はalternative属性を有するパラメータが存在するか否かを判定する。ここで、そのようなパラメータが存在しないのであれば、ステップS1618に進み、タスク連携処理フローが実行される。
一方、そのようなパラメータが存在する場合は、ステップS1606に進み、CPU601は、所定の属性を有するパラメータを取り出す。続いて、ステップS1607において、CPU601は、パラメータが取り出せたか否かを判定する。取り出せた場合は、ステップS1608に進み、取り出させなかった場合は全てのパラメータについてステップS1606乃至S1611の処理を実行したと判断し、ステップS1612に進む。
ステップS1608において、CPU601は、当該パラメータの属性がalternative属性であるか否かを判定する。ここで、alternative属性であれば、ステップS1611に進み、CPU601は、当該パラメータをメモリ上に記憶する。一方、private属性であれば、ステップS1609に進み、CPU601は、当該パラメータに紐付けられたデータがユーザ情報保持部に存在するか否かを判定する。ここで、存在しない場合は、ステップS1611に進み、CPU601は、当該パラメータをメモリ上に記憶する。一方、存在していた場合は、ステップS1610に進み、CPU601は、紐付けられたデータとパラメータとを候補として記憶する。以上のステップS1606乃至S1611の処理を繰り返し、最終的に属性を有するパラメータが見つからなくなったら、ステップS1612に進む。
ステップS1612において、CPU601は、変更対象となる属性を有するパラメータが存在するか否かを判定する。ここで、無い場合は、ステップS1618に進み、タスク連携処理フローが実行される。一方、存在する場合は、ステップS1613に進み、CPU601は、上述した変更候補を含んだ確認を促すための変更確認画面1400を表示する。
次に、ステップS1614において、CPU601は、変更確認画面1400を介してユーザによってデータが変更されたか否かを判定する。ここで、変更があった場合はステップS1615に進み、変更が無かった場合はステップS1617に進む。変更確認画面1400については、第1の実施形態で説明したため、説明を省略する。
ステップS1615において、CPU601は、変更された設定内容をユーザ情報保持部に保存する。これにより、ステップS1603の判定で、次回以降は設定内容の履歴が保持されていると判定される。続いて、ステップS1616に進み、CPU601は、図17に示すように、ユーザの変更内容を反映すべく、XMLデータファイル1700をXMLデータファイル1710に変換する。例えば、メールの送信先アドレスが1701のuser1から1703のuser2のアドレスに変更され、印刷枚数が1702の5枚から1704の3枚に変更される。なお、ここでの変換処理は、タスク連携処理フローの実行モジュールのメモリ上で行われる。つまり、ここでは、メモリ上での変換であり、共有グループに複製されたタスク連携処理フローのXMLデータを変換するわけではない。
その後、ステップS1618に進み、CPU601は、変更後のパラメータを用いてタスク連携処理フローを実行する。また、ステップS1614でデータの変更が無い場合、ステップS1617へ進み、CPU601は、設定変更がないことを示す情報をユーザ情報保持部に保存する。その後、ステップS1618において、CPU601は、タスク連携処理フローを実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置では、タスク連携処理フローの登録者と、実行者とが異なる場合に、共有領域に複製されたタスク連携処理フローを実行する際に、パラメータを変更した上で実行する。これにより、実行者が期待する処理結果を得ることができる。
<第3の実施形態>
次に、図18を参照して、第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では、あるタスク連携処理フローの基本的に1回目の実行において、設定内容を確定し、この内容をユーザ情報保持部に保存している。したがって、図16のステップS1605では、その確定した設定内容でタスク連携処理フローを実行している。しかし、ユーザにとっては実行するごとに設定内容を変更したい場合もある。そのため、本実施形態では、ユーザ情報保持部に保存された設定内容を削除する構成を有する。これにより、再度タスク連携処理フローを実行する際に、ステップS1603の判定でステップS1605に進むことがなくなり、変更確認画面1400が表示されることとなる。つまり、これにより第2実施形態において初めて実行時されたときと同じ状態になり、再度設定確認を行った上での実行が可能となる。
図18に示すように、設定画面1800は、画像形成装置510の操作部511に表示される。設定画面1800には、1801のように各ユーザグループに属するタスク連携処理フローを選択するための選択ボタン1801と、タスク連携処理フローの設定を削除するための初回設定クリアボタン1802とが含まれる。ユーザは、選択ボタン1801を押下することで、タスク連携処理フローを選択し、初回設定クリアボタン1802を押下することで、選択したタスク連携処理フローと紐付けられた設定内容を削除することができる。具体的には、画像形成装置510は、上述のようなユーザ操作が行われると、タスク連携処理フロー設定内容が保持されているユーザ情報保持部から該当する設定内容を削除する。
<他の実施形態>
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(プロセッサ)にて実行することでも実現できる。

Claims (7)

  1. 情報処理装置であって、
    されたパラメータに従って一連の処理を実行するための処理フローを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて、特定のユーザの使用が許可され他のユーザの使用が許可されない処理フロー又は前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する生成手段と、
    前記生成手段が前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する場合に、前記パラメータを変更せず、前記生成手段が前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザの使用が許可され前記他のユーザの使用が許可されない処理フローを生成する場合に、前記パラメータを前記特定のユーザに対応する値に変更する変更手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記変更手段は、前記生成手段によって生成された前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローが実行される時に、当該処理フローのパラメータを変更することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 記変更手段は、当該複数のパラメータのうち、所定の属性が付加されたパラメータを変更前記所定の属性が付加されていないパラメータを変更しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変更手段が前記パラメータを前記特定のユーザに対応する値に変更する前に、前記パラメータを変更するための変更画面を表示する表示手段をさらに備え、
    前記変更手段は、前記表示手段に表示された前記変更画面を介して受け付けた指示に応じて、前記パラメータを前記特定のユーザに対応する値に変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記一連の処理は、データの送信処理を含み、前記パラメータは、当該データの送信処理によるデータの送信先であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置の制御方法であって、
    登録手段が、設定されたパラメータに従って一連の処理を実行するための処理フローを登録する登録ステップと、
    生成手段が、前記登録ステップにおいて登録された前記処理フローを用いて、特定のユーザの使用が許可され他のユーザの使用が許可されない処理フロー又は前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する生成ステップと、
    変更手段が、前記生成手段が前記登録ステップにおいて登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザ及び前記他のユーザの使用が許可される処理フローを生成する場合に、前記パラメータを変更せず、前記生成手段が前記登録手段によって登録された前記処理フローを用いて前記特定のユーザの使用が許可され前記他のユーザの使用が許可されない処理フローを生成する場合に、前記パラメータを前記特定のユーザに対応する値に変更する変更ステップと、を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 請求項に記載の情報処理装置の制御方法における各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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