JP2009020665A - 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 特定の工程を組み合わせた必要最小限のテストワークフロー作成して実行させることである。
【解決手段】 ワークフローを実行させる情報処理装置において、実行対象として選択されたワークフローについてテストを実行することを指示する(S604)。そして、当該実行対象として選択されたワークフロー用のテストワークフローを生成する(S605)。そして、S604により生成されたテストワークフローを実行する(S606)構成を特徴とする。
【選択図】 図6
【解決手段】 ワークフローを実行させる情報処理装置において、実行対象として選択されたワークフローについてテストを実行することを指示する(S604)。そして、当該実行対象として選択されたワークフロー用のテストワークフローを生成する(S605)。そして、S604により生成されたテストワークフローを実行する(S606)構成を特徴とする。
【選択図】 図6
Description
本発明は、特定の工程を組み合わせたワークフローを実行させる情報処理装置の処理に関するものである。
従来、画像処理装置や情報処理装置を含むシステムにおいて、スキャンや印刷、Boxへのファイル保存、ファイル送信などの複数の工程を組み合わせた一連の処理を実行するワークフローシステムが提案されている。
上記ワークフローシステムにおいて、ワークフローシステムの管理者(以下、管理者)がワークフローを定義し、ワークフローシステムを利用するユーザ(以下、ユーザ)が管理者によって定義されたワークフローを指定して実行するのが一般的であった。
また、各クライアント装置において実際に実行されたデータ処理作業の進行状況の履歴を保存し、ワークフロー情報設定装置が該履歴に基づいて新たなワークフロー情報を設定する機能を有するデータ処理作業の進行管理システムがあった。なお、このようなデータ処理作業の進行管理システムとして、下記特許文献1が公開されている。
また、ワークフローのルールを予め格納しておき、ワークフローの実行命令が来たときは、ルールが適用されたワークフローを実行する。また、ワークフローのシミュレーション実行命令が来たときは、ワークフローを実際には実行せず、ルールが適用された仮想的な実行を行う。
これにより、ワークフローがルールを逸脱するか否かを確認することが出来るワークフロー支援システムもあった。
なお、このようなワークフロー支援システムとして、下記特許文献2が公開されている。
特開平11−306254号公報
特開2004−127321号公報
しかし、上記ワークフローシステムで実行されるワークフローは、複数の工程によって構成される一連の処理である。
従って、管理者によって定義されたワークフローをユーザが実行した際に、例えば最後の工程でエラーが発生すると、一連の処理全てがエラー終了ということになり、最後の工程直前までの処理が無駄になる。
したがって、工程の処理エラーによりワークフロー全体がエラーとなる無駄を避けるためには、管理者が定義したワークフローをテストする必要があり、管理者の負荷が大きくなった。
一方、上記特許文献1のようなワークフロー設定装置では、過去に各クライアント装置によって実行されたデータ処理作業の進行状況の履歴から、履歴に基づいた新たなワークフローを設定することが出来る。
しかし、作成されたワークフローを正常に実行可能か否かを、ワークフローを実行するユーザが知ることは出来なかった。
一方、上記特許文献2のようなワークフロー支援システムは、ワークフローの仮想実行をするものであり、ルールに抵触しているか否かを確認することは出来る。しかしながら、ワークフローの処理には、例えばアクセス権の有無など仮想実行では判断できない処理が含まれるため、特許文献2では対応できないおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、特定の工程を組み合わせた必要最小限のテストワークフロー作成して実行させることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
特定の工程を組み合わせたワークフローを実行させる情報処理装置であって、実行された前記ワークフローの履歴情報を保存する保存手段と、記憶されるテストルールに従って生成される工程を追加してテストワークフローを生成する生成手段と、前記生成手段により生成される各工程をテストワークフローに追加する必要があるかどうかを前記履歴情報に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段により追加する必要がないと判断した工程を含まないテストワークフローを作成する作成手段と、前記作成手段により作成されたテストワークフローを実行する実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、特定の工程を組み合わせた必要最小限のテストワークフロー作成して実行させることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<ワークフローテストシステムの全体構成図>
まず、本ワークフローテストシステムの構成について、図1を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
<ワークフローテストシステムの全体構成図>
まず、本ワークフローテストシステムの構成について、図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。本例は、画像形成装置101とSMB(Server Message Block)プロトコルで通信するSMBサーバ121とがネットワーク120を介して通信可能なシステム例である。なお、本実施形態では、画像形成装置101を情報処理装置の例として説明するが、他のデバイス、例えば複合画像形成装置、印刷装置であっても、本発明を適用可能である。
図1において、画像形成装置101は、ワークフローの定義および実行機能や、テストワークフローの作成および実行機能を提供する。SMBサーバ121は、画像形成装置101から受信したファイルデータを保存する機能を提供する。
ここで、図1には、サーバ装置として、SMBサーバ121の例を示しているが、SMBプロトコル以外のファイルサーバでもよい。また、画像形成装置101上で実行するワークフローがファイル送信を含まない場合には、ワークフローシステムにおいて、SMBサーバ121が存在しなくてもよい。
画像形成装置101は、ユーザ情報記憶部102、フロー情報記憶部103、テストルール情報記憶部104、テストフロー情報記憶部105、処理履歴情報記憶部106、BOX情報記憶部107を備える。さらに、画像形成装置101は、エラー対応情報記憶部108、ユーザ情報管理部109、フロー情報管理部110、テストルール情報管理部111、テストフロー情報管理部112、処理履歴情報管理部113を備える。
さらに、画像形成装置101は、BOX情報管理部114、エラー対応情報管理部115、表示部116、統括処理部117、テストフロー作成実行部118、通信部119を備える。なお、画像形成装置101は、後述するようなハードウエアとソフトウエアとを備える。また、図1では、画像形成装置101のエンジン構成について省略しているが、図2に示すようなエンジン構成を備える。
ユーザ情報記憶部102は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101にログイン可能なユーザの情報を格納する機能を有する。
ここで、ユーザ情報は、例えば、ユーザID、ユーザ名、パスワード、管理ユーザフラグなどである。ユーザ情報管理部109は、ユーザ情報記憶部102に格納されているユーザ情報を管理し、統括処理部117から受け取ったユーザIDを用いて、ユーザIDに対するユーザ情報を、ユーザ情報記憶部102から読み出す機能を有する。
フロー情報記憶部103は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101で実行可能なワークフロー定義情報を格納する機能を有する。
ここで、ワークフロー定義情報は、例えば、フローID、フロー名、管理ユーザ、実行ユーザ、フロー定義、変更時刻などである。
フロー情報管理部110は、フロー情報記憶部103に格納されているフロー情報を管理する。フロー情報管理部110は、統括処理部117から受け取ったフロー情報を、フロー情報記憶部103へ格納する機能を有する。
また、フロー情報管理部110は、統括処理部117から受け取ったユーザIDを用いて、ユーザIDを管理ユーザとするフロー情報を、フロー情報記憶部103から読み出す機能を有する。
また、フロー情報管理部110は、統括処理部117から受け取ったユーザIDを用いて、ユーザIDを実行ユーザとするフロー情報を、フロー情報記憶部103から読み出す機能を有する。
また、フロー情報管理部110は、統括処理部117から受け取ったフローIDのフロー情報を、フロー情報記憶部103から読み出す機能を有する。
テストルール情報記憶部104は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101でワークフローからテストワークフローを作成する際に使用するテストルールを格納する機能を有する。
ここで、テストルール情報は、例えば、テストルールID、ステップ種別、テスト工程、変更時刻などである。
テストルール情報管理部111は、テストルール情報記憶部104に格納されているテストルール情報を管理する。すなわち、テストルール情報管理部111は、統括処理部117から受け取ったフロー情報を用いて、フロー内の工程に対応するステップ種別のテストルール情報を、テストルール情報記憶部104から読み出す機能を有する。
テストフロー情報記憶部105は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101で実行可能なテストフロー定義情報を格納する機能を有する。
テストフロー情報は、例えば、テストフローID、フローID、実行ユーザ、テストフロー定義、変更時刻、実行時刻などである。
テストフロー情報管理部112は、テストフロー情報記憶部105に格納されているテストフロー情報を管理する。
テストフロー情報管理部112は、統括処理部117から受け取ったテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105へ格納する機能を有する。また、テストフロー情報管理部112は、統括処理部117から受け取ったユーザIDを用いて、ユーザIDを実行ユーザとするテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105から読み出す機能を有する。
また、テストフロー情報管理部112は、統括処理部117から受け取ったテストフローIDのテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105から読み出す機能を有する。
処理履歴情報記憶部106は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101で過去に実行された処理の履歴情報を格納する機能を有する。
ここで、処理履歴情報は、例えば、履歴ID、実行ユーザ、処理履歴、処理時刻などである。
処理履歴情報管理部113は、処理履歴情報記憶部106に格納されている処理履歴情報を管理する。処理履歴情報管理部113は、統括処理部117から受け取った処理履歴情報を、処理履歴情報記憶部106へ格納する機能を有する。
また、処理履歴情報管理部113は、統括処理部117から受け取ったユーザIDを実行ユーザとし、かつ、フロー情報の各工程に対応する処理履歴の処理履歴情報を、処理履歴情報記憶部106から読み出す機能を有する。
BOX情報記憶部107は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101上にファイル文書を保管することができるBOXの情報を格納する機能を有する。なお、Boxとは、ファイル等を記憶するための記憶領域を指す。
ここで、BOX情報は、例えば、BOXID、BOX名、管理ユーザ、利用ユーザ、実フォルダ、変更時刻、アクセス権などを含む。
BOX情報管理部114は、BOX情報記憶部107に格納されているBOX情報を管理する。BOX情報管理部114は、統括処理部117から受け取ったBOX名を用いて、BOX名に対応するBOX情報を、BOX情報記憶部107から読み出す機能を有する。
また、BOX情報管理部114は、統括処理部117から受け取ったBOX情報を、BOX情報記憶部107へ格納する機能を有する。
エラー対応情報記憶部108は、後述するHDD313(図3に示す)内に設けられており、画像形成装置101上で発生したエラーに対して、ユーザが対応するための情報を格納する機能を有する。
ここで、エラー対応情報は、例えば、エラーID、ステップ種別、エラー内容、対応内容などである。
エラー対応情報管理部115は、エラー対応情報記憶部108に格納されているエラー対応情報を管理し、統括処理部117から受け取ったエラー内容に対するエラー対応情報を、エラー対応情報記憶部108から読み出す機能を有する。
表示部116は、後述のログイン画面1101(図11に示す)、ワークフロー定義画面1201(図12に示す)、テストフロー実行画面1301(図13に示す)を後述のCRT309(図3に示す)に表示させる機能を有する。
また、表示部116は、テストフロー再実行画面1401(図14に示す)、テストフロー実行結果画面1501(図15に示す)を後述のCRT309(図3に示す)に表示させる機能を有する。また、表示部116は、エラー対応画面1601(図16に示す)、デバイス処理画面1701(図17に示す)などを、後述のCRT309(図3に示す)に表示させる機能を有する。
統括処理部117は、ワークフロー定義処理、テストフロー作成実行処理、デバイス処理を行う機能を有する。
統括処理部117は、ワークフロー定義処理については以下のような処理を行う。統括処理部117は、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
ユーザが後述のログイン画面1101(図11に示す)上で入力したユーザIDとパスワードを取得し、ユーザIDをユーザ情報管理部109に送信する。そして、ユーザ情報記憶部102に格納されている、ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しを依頼する。
このように受信したユーザ情報で認証を行い、認証に成功した場合は、表示部116に対して、後述のワークフロー定義画面1201(図12に示す)の表示を依頼する。
また、ユーザが後述のワークフロー定義画面1201(図12に示す)上で入力したフロー定義情報を、フロー情報管理部110に送信し、フロー情報をフロー情報記憶部103に格納するよう依頼する。
〔テストフローの作成処理〕
統括処理部117は、テストフロー作成実行処理については以下のような処理を行う。統括処理部117は、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
統括処理部117は、テストフロー作成実行処理については以下のような処理を行う。統括処理部117は、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
ユーザが後述のログイン画面1101(図11に示す)上で入力したユーザIDとパスワードを取得する。そして、ユーザIDをユーザ情報管理部109に送信し、ユーザ情報記憶部102に格納されている、ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しを依頼する。
このように受信したユーザ情報で認証を行い、認証に成功した場合は、ユーザ情報からログインしたユーザが管理ユーザであるか否かを判断する。
ユーザが、管理ユーザである場合には、後述のテストフロー実行画面1301(図13に示す)の表示を表示部116に依頼する。
ユーザが、後述のテストフロー実行画面1301(図13に示す)において、テスト実行を指示した場合には、テストフロー作成実行部118に対してテストフローの作成を依頼する。続いて、テストフロー作成実行部118に対してテストフローの実行を依頼する。
統括処理部117は、デバイス処理については以下のような処理を行う。統括処理部117は、ワークフロー定義処理については以下のような処理を行う。
表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
ユーザが後述のログイン画面1101(図11に示す)上で入力したユーザIDとパスワードを取得する。そして、ユーザIDをユーザ情報管理部109に送信し、ユーザ情報記憶部102に格納されている、ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しを依頼する。
このように受信したユーザ情報で認証を行い、認証に成功した場合は、表示部116に対して、後述の処理実行画面1701(図17に示す)の表示を依頼する。
ユーザが後述の処理実行画面1701(図17に示す)上で入力した処理を実行し、処理が成功したか否かを統括処理部117が判断する。そして、処理に成功したと判断した場合には、処理結果を処理履歴情報管理部113に送信して、処理履歴情報記憶部106への格納を依頼する。
テストフロー作成実行部118は、テストフローの作成処理と、テストフローの実行処理を行う機能を有する。
テストフロー作成実行部118は、テストフローの作成処理については以下のような処理を行う。
テストフロー作成実行部118は、統括処理部117から受信したフロー情報をテストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105に格納されているフロー情報に対応するテストフロー情報の読み出しを依頼する。
ここで、テストフロー情報を受信した場合には、統括処理部117がテストフローの工程にBOX操作が含まれているか否かを判断する。
そして、統括処理部117がテストフローの工程にBOX操作が含まれていると判断した場合には、ユーザ情報とBOX情報をBOX情報管理部114に送信する。そして、BOX情報記憶部107に格納されている対応するBOX情報の読み出しを依頼する。
そして、統括処理部117が読み出されたBOX情報の変更時刻から実行ユーザが変更されているか否かを判断し、変更されていないならば、テストフローを実行しない。これにより、変更されていない工程を実行させずに済む。
一方、テストフロー情報が読み出されなかった場合には、フロー情報から1工程ずつ順に読み出し、テストルール情報記憶部104に格納されている、工程に対応するテストルールの読出しをテストルール情報管理部111に依頼する。
次に、テストルール情報管理部111から受信したテストルール情報を用いて、テスト工程に変換する。
さらに、変換後のテスト工程をテストフローに追加する。フロー情報の全工程についてテストフローに変換した後、作成されたテストフローをテストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105への送信を依頼する。
〔テストフローの実行処理〕
テストフロー作成実行部118は、テストフローの実行処理について以下のような処理を行う。
テストフロー作成実行部118は、テストフローの実行処理について以下のような処理を行う。
そして、統括処理部117から受信したテストフロー情報について、既に実行されているか否かを判断する。ここで、既に実行されていると判断した場合には、表示部116に対して、後述のテストフロー再実行画面1401(図14に示す)の表示を依頼する。
また、ユーザがテストフローの再実行を指示した場合、テストフロー作成実行部118は、テストフローの全工程を1工程ずつ順に実行する。そして、テストフローの実行が終了した場合、表示部116は、後述のテストフロー実行結果画面1501(図15に示す)表示をする。
さらに、テストフローがエラーであった場合、テストフロー作成実行部118は、エラー内容をエラー対応情報管理部115に送信し、エラー対応情報記憶部108に格納されている、エラー内容に対するエラー情報の読み出しを依頼する。そして、エラー情報を受信すると、受信したエラー情報を表示部116に送信して、後述のエラー対応画面1601(図16に示す)の表示を依頼する。
通信部119は、通信部122に対して、統括処理部117から受信したユーザ情報とフォルダ情報を送信し、アクセス権情報の送信を依頼する機能を有する。
また、通信部119は、通信部122から受信したアクセス権情報を、統括処理部117に送信する機能を有する。また、通信部119は、通信部122に対して、統括処理部117から受信したファイルデータを送信し、ファイルデータの格納依頼を行う機能を有する。
また、通信部119は、通信部122から受信したファイルデータを、統括処理部117に送信する機能を有する。
SMBサーバ121は、通信部122、データ保存部123を備える。
通信部122は、通信部119から受信したユーザ情報とフォルダ情報をデータ保存部123に送信し、アクセス権情報の読み出しを依頼する機能を有する。
また、通信部122は、データ保存部123から受信したアクセス権情報を、通信部119に送信する機能を有する。また、通信部122は、通信部119から受信したファイルデータを、データ保存部123に送信し、ファイルデータの保存をデータ保存部123に依頼する機能を有する。
さらに、通信部122は、通信部119から受信したファイル情報をデータ保存部123に送信し、ファイル情報に対応したファイルデータを、データ保存部123から受信し、受信したファイルデータを通信部119に送信する機能を有する。
データ保存部123は、通信部119から受信したユーザ情報とフォルダ情報に対応するアクセス権情報を読み出し、通信部122に送信する機能を有する。また、データ保存部123は、通信部122から受信したファイルデータを格納する機能を有する。また、データ保存部123は、通信部122から受信したファイル情報に対応するファイルデータを読み出し、通信部122に送信する機能を有する。
<画像形成装置の構成図>
次に、画像形成装置101について図2を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101について図2を参照しながら説明する。
図2は、図1に示した画像形成装置101のエンジン構成を示す断面図である。
図2において、画像形成装置101は、プリントエンジン201、ドキュメントフィーダ(DF)202、原稿読取部203、光源204、CCD205、レーザ記録部206を備える。
また、画像形成装置101は、コントローラ207、用紙カセット208、定着部209、フィニッシャー210、排紙トレイ211を備える。
本実施形態において、画像形成装置101は、デジタル複合機の例を示す。このデジタル複合機は、コピー・プリンタ・FAXのそれぞれの機能を有している。プリントエンジン201は、白黒のプリント記録用のプリントエンジンである。なお、エンジンは、カラープリントエンジンであってもよい。
ドキュメントフィーダ(DF)202、原稿読取部203、光源204、CCD205、レーザ記録部206、用紙カセット208、定着部209、フィニッシャー210、排紙トレイ211は、アクセサリーである。
ドキュメントフィーダ(DF)202に、原稿をフェースアップで載置して、スタートキーを押すと、原稿が原稿読取部203の上面に搬送される。そして、光源204で原稿を照射し、CCD205でその反射光を読み取って、デジタル信号に変換される。そして、コントローラ207で所望の画像処理を行ってレーザ記録信号に変換される。そして、その記録信号は、レーザ記録部206で記録レーザに変換され、感光体に照射され、感光体に潜像を形成する。
そして、トナー現像を行い、用紙カセット208から給紙された転写紙に、トナーを転写し、定着部209でトナーを定着させてフィニッシャー210に排出する。
フィニッシャー210では、オペレータに指定された機能に応じて各種動作をする。具体的には、ステープル等各種機能を有している。
排紙トレイ211は2つ有り、画像形成装置101の設定によって、コピー・プリンタ・FAXの機能毎に排紙トレイを振り分けることができる。
プリントエンジン201は、プリンタとして利用される場合、画像形成装置101の設定により以下の機能を設定できる。なお、画像形成装置101のエンジンがカラープリントエンジンを備える場合には、例えば、白黒プリント/カラープリント、用紙サイズ、両面、ステープル、開始ページ番号の各種設定を行う機能を有する。
コントローラ207は、画像形成装置101の各種制御および演算などを行う中央処理装置として機能する。また、コントローラ207には、アプリケーションプログラム、各種データなどを保存するメモリとしての機能も有する。本実施形態におけるアプリケーションプログラムとは、各種処理手段を実行するソフトウェアプログラムなどである。コントローラ207の詳細については、図3において説明する。
<画像形成装置101のコントローラおよびSMBサーバ121の構成図>
次に、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121の構成について図3を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121の構成について図3を参照しながら説明する。
図3は、図1に示した画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121の構成を示すブロック図である。なお、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121の構成は同一である。また、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121は、図3に示す各ブロックを備える。
図3において、301はCPUで、システムバス300を介して、RAM302、ROM303、外部記憶媒体読み取り/書き込みユニット304、NET I/F305が接続されている。また、CPU301は、システムバス300を介して、VRAM308、KBC310、HDD313、IOC314およびそれらのユニットと接続されている。ここで、システムバス300は、各ユニット間のデータおよび制御情報を伝送する伝送路である。
CPU301は、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121の各種制御および演算などを行う中央処理装置として機能する。
RAM302はランダムアクセスメモリであり、CPU301の主メモリとして、実行プログラムの格納領域、該プログラムの実行領域ならびにデータ格納領域を提供する。
ROM303は、CPU301の動作処理手順を記憶している読み取り専用メモリである。ROM303は、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121内の各ユニットの制御を行う基本プログラム(一般的にBIOSと呼ばれる)や、システムを稼働するために必要な情報などを記憶する。
外部記憶媒体読み取り/書き込みユニット304は、フロッピー(登録商標)(R)ディスクやCD−ROMなど、取り外し可能な外部記憶媒体のデータ入出力を行うユニット群である。
NETI/F305はネットワークインタフェースであり、モデム306を介して外部ネットワークに接続する、またはLAN307に接続するものである。
NETI/F305は、ネットワーク120を介して画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121を含むほかの機器との間でデータ転送を行うための制御や接続状況の診断を行う。
モデム306は、外部ネットワークと画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121とを電話回線を介して接続するための、モデムやISDN接続用のターミナルアダプタ(TA)などからなる。
LAN307は、イーサネット(登録商標)などのネットワークシステムである。本実施の形態において、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121は、モデム306を介することによって、ネットワーク120に接続する。なお、画像形成装置101のコントローラ207およびSMBサーバ121は、LAN307上に接続されているルータやゲートウェイなどの通信機器を介することによって、ネットワーク120に接続する構成であってもよい。
VRAM308は、ビデオRAMであって、CRT309に表示する画像データを展開し、表示の制御を行う。ここで、CRT309に代えて液晶表示装置などを用いることも可能である。
KBC310は、キーボード311およびマウス312からの入力信号を制御するコントローラである。
ここで、キーボード311に代えて、液晶表示装置上のソフトウェアキーボード等を用いることも可能である。また、マウス312に代えて液晶表示装置上のタッチパネルなどを用いることも可能である。
HDD313はハードディスクドライブであり、アプリケーションプログラム、各種データなどを保存するメモリとして用いられる。本実施の形態におけるアプリケーションプログラムとは、各種処理手段を実行するソフトウェアプログラムなどである。
IOC314は、プリンタ315、スキャナ316を制御するためのものであり、プリンタ315やスキャナ316以外の外部入出力装置、例えば外部接続HDDやMOドライブなどを接続することも可能である。
<ユーザ情報、フロー情報、テストルール情報、テストフロー情報、処理履歴情報、BOX情報、エラー対応情報を示す図>
図4は、図1に示したデータ処理システムで処理される各種情報のデータ構造を説明する図である。
図4は、図1に示したデータ処理システムで処理される各種情報のデータ構造を説明する図である。
図4において、ユーザ情報は、図4の(a)に示すように、ユーザ情報のデータベース401から構成される。データベース401における行は、ユーザ情報を示す。なお、図4の(a)に示されるユーザ情報は、画像形成装置101のユーザ情報記憶部102に格納される。
データベース401の各列のデータは、それぞれ、ユーザID402、ユーザ名403、パスワード404、管理ユーザフラグ405などを示す。
また、上記管理ユーザフラグ405に示されるデータにおいて、"1"はそのユーザが管理ユーザであることを示し、"0"はそのユーザが一般ユーザであることを示す。これにより、ログインしたが管理ユーザであるかを特定することができる。
本実施形態において、データベース401で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。また、データベース401において他の付加情報(ユーザの権限、ユーザの所属、ユーザの住所、ユーザの連絡先等の情報)が格納されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース401の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されている。しかし、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
フロー情報は、図4の(b)に示すように、フロー情報のデータベース406から構成される。データベース406における行は、フロー情報を示す。なお、図4の(b)に示されるフロー情報は、画像形成装置101のフロー情報記憶部103に格納されるフロー情報である。
データベース406の各列のデータは、それぞれ、フローID407、フロー名408、管理ユーザ409、実行ユーザ410、フロー定義411、変更時刻412などを示す。
本実施形態において、データベース406で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース406において他の付加情報(フロー定義種別、実行時刻等の情報)が格納されていてもよい。
また、データベース406で示されたフロー定義411のデータは一例であり、フロー定義411がXML等のドキュメント形式で記述されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース406の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
テストルール情報は、図4の(c)に示すように、テストルール情報のデータベース413から構成される。データベース413における行は、テストルール情報を示す。
なお、図4の(c)に示されるテストルール情報は、画像形成装置101のテストルール情報記憶部104に格納されるテストルール情報である。
データベース413の各列のデータは、それぞれ、テストルールID414、ステップ種別415、テスト工程416、変更時刻417などを示す。
本実施形態において、データベース413で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース413において他の付加情報(テストルール種別、テストルール定義ユーザ、バージョンID等の情報)が格納されていてもよい。また、データベース413で示されたテスト工程416のデータは一例であり、テスト工程416がXML等のドキュメント形式で記述されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース413の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
テストフロー情報は、図4の(d)に示すように、テストフロー情報のデータベース418から構成される。データベース418における行は、テストフロー情報を示す。
なお、図4の(d)に示されるテストフロー情報は、画像形成装置101のテストフロー情報記憶部105に格納されるテストフロー情報である。
データベース418の各列のデータは、それぞれ、テストフローID419、フローID420、実行ユーザ421、テストフロー定義422、変更時刻423、実行時刻424などを示す。
本実施形態において、データベース418で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース418において他の付加情報(テストフロー種別、定義ユーザ等の情報)が格納されていてもよい。
また、データベース418で示されたテストフロー定義422のデータは一例であり、テストフロー定義422がXML等のドキュメント形式で記述されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース418の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
処理履歴情報は、図4の(e)に示すように、処理履歴情報のデータベース425から構成される。データベース425における行は、処理履歴情報を示す。なお、図4の(e)に示される処理履歴情報は、画像形成装置101の処理履歴情報記憶部106に格納される処理履歴情報である。
データベース425の各列のデータは、それぞれ、履歴ID426、実行ユーザ427、処理履歴428、処理時刻429などを示す。
本実施形態において、データベース425で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース425において他の付加情報(処理履歴種別、処理時間等の情報)が格納されていてもよい。また、データベース425で示された処理履歴428のデータは一例であり、処理履歴428がXML等のドキュメント形式で記述されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース425の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
BOX情報は、図4の(f)に示すように、BOX情報のデータベース430から構成される。データベース430における行は、BOX情報を示す。なお、図4の(f)に示されるBOX情報は、画像形成装置101のBOX情報記憶部107に格納されるBOX情報である。
データベース430の各列のデータは、それぞれ、BOXID431、BOX名432、管理ユーザ433、利用ユーザ434、実フォルダ435、変更時刻436などを示す。
本実施形態において、データベース430で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース430において他の付加情報(BOX種別、BOX作成時刻、BOX操作履歴、BOX容量、最大ファイル数、現在のファイル数等の情報)が格納されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース430の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
エラー対応情報は、図4の(g)に示すように、エラー対応情報のデータベース437から構成される。データベース437における行は、エラー対応情報を示す。
なお、図4の(g)に示されるエラー対応情報は、画像形成装置101のエラー対応情報記憶部108に格納されるエラー対応情報である。
データベース437の各列のデータは、それぞれ、エラーID438、ステップ種別439、エラー内容440、対応内容441などを示す。
本実施形態において、データベース437で示されたデータは一例であり、さらに多くのデータベースが設けられていてもよい。
また、データベース437において他の付加情報(エラー対応種別、エラー対応定義時刻、エラー対応履歴等の情報)が格納されていてもよい。また、データベース437で示されたエラー内容440および対応内容441のデータは一例であり、エラー内容440および対応内容441がXML等のドキュメント形式で記述されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、データベース437の各レコードは、データベース形式で記憶装置に格納されているが、これらのレコードは、ファイル形式で記憶装置に格納してもよいことはいうまでもない。
<ワークフロー定義に伴う画像形成装置のフローチャート>
次に、画像形成装置101によるワークフロー定義処理について図5を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるワークフロー定義処理について図5を参照しながら説明する。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した画像形成装置101によるワークフロー定義処理の手順例である。なお、S501〜S506は各ステップを示す。また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
まず、統括処理部117が、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
次に、ユーザは後述のログイン画面1101(図11に示す)上において、S501で、ユーザID1102およびパスワード入力ボックス1103からパスワードを入力し、OKボタン1104を押下する。これらのユーザの処理に従って、統括処理部117は、パスワードとユーザIDとを取得する。
そして、統括処理部117は、取得したユーザIDをユーザ情報管理部109に送信し、当該ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しをユーザ情報管理部109に依頼する。
そして、ユーザ情報管理部109は、受信したユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部102から読み出し、統括処理部117に送信する。
ここで、統括処理部117は、受信したユーザ情報と、S501でユーザが入力したパスワードを使用して、ユーザIDおよびパスワードの認証を行う(S502)。
統括処理部117は、認証に成功したか否かを判断する(S503)。具体的に、ユーザ情報記憶部102に、S501にて取得したユーザIDに対応するユーザ情報が格納されており、かつ、読み出されたユーザ情報のパスワードと、ユーザが入力したパスワードが一致する場合、統括処理部117は、認証成功であると判断する。一方、そうでない場合には、統括処理部117は、認証失敗であると判断して、S501に戻る。
S503において認証に成功したと判断された場合、統括処理部117は、ログインユーザが管理者であるか否かを判定する(S504)。具体的には、統括処理部117が、取得したユーザ情報の管理ユーザフラグが"0"であると判断した場合、ユーザが一般ユーザであると判断して、S501に戻る。
一方、統括処理部117が、管理ユーザフラグが"1"であると判断した場合には、ユーザが管理ユーザであると判断して、S505に進む。
そして、統括処理部117が表示部116に対して、後述のワークフロー定義画面1201(図12に示す)の表示を依頼する。次に、S505で、ユーザは、後述のワークフロー定義画面1201(図12に示す)上でワークフロー定義を行い、OKボタン1210を押下する。当該ユーザ操作に従って、統括処理部117は、ユーザにより定義されたワークフローを取得する。
次に、統括処理部117は、取得されたフロー定義情報をフロー情報管理部110に送信し、フロー定義情報をフロー情報記憶部103に格納するよう依頼する。
そして、S506で、フロー情報管理部110は、受信したフロー定義情報をフロー情報記憶部103に格納し、格納した旨を統括処理部117に送信して、本処理を終了する。
<テストフロー作成実行に伴う画像形成装置のフローチャート>
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成実行処理について図6を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成実行処理について図6を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像形成装置101によるテストフロー作成実行処理の手順例である。なお、S601〜S606は各ステップを示す。また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
まず、統括処理部117が、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
次に、S601で、ユーザは後述のログイン画面1101(図11に示す)上において、ユーザID1102およびパスワード入力ボックス1103からパスワードを入力し、OKボタン1104を押下する。これらのユーザ操作に従って、統括処理部117は、ユーザIDとパスワードとを取得する。そして、統括処理部117は、取得したユーザIDをユーザ情報管理部109に送信し、当該ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しをユーザ情報管理部109に依頼する。
そして、ユーザ情報管理部109は、受信したユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部102から読み出し、統括処理部117に送信する。
ここで、統括処理部117は、受信したユーザ情報と、S601でユーザが入力したパスワードを使用して、ユーザIDおよびパスワードの認証を行う(S602)。
次に、S603において、統括処理部117は、S601にて取得されたユーザIDに対応するユーザ情報がユーザ情報記憶部102に格納されており、かつ、読み出されたユーザ情報のパスワードと、ユーザが入力したパスワードが一致するかどうかを判断する。ここで、統括処理部117が一致すると判断した場合には、認証成功であると判断し、一致しないと判断した場合には、認証失敗であると判断する。
そして、統括処理部117がS602で受信したユーザ情報をフロー情報管理部110に送信する。さらに、統括処理部117は、フロー情報記憶部103に格納されているフロー情報のうち、S602で取得したユーザ情報に対応するフロー情報を読み出すよう依頼する。つまり、ログインしたユーザによって実行されるフローが読み出される。
そして、フロー情報管理部110は、フロー情報記憶部103に格納されているフロー情報のうち、統括処理部117から受信したユーザ情報に対応するフロー情報を読み出す。そして、フロー情報管理部110は、読み出されたフロー情報を統括処理部117に送信する。
そして、統括処理部117は表示部116に対して、受信したフロー情報を送信し、後述のテストフロー実行画面1301(図13に示す)を表示するよう依頼する。そして、ユーザは、後述のテストフロー実行画面1301(図13に示す)上で、実行対象となるフローを選択し、OKボタン1306を押下する。
このユーザの操作に従って、統括処理部117は、ユーザにより選択されたフローのテストを実行することを指示する(S604)。
次に、統括処理部117が、S604において指示されたフロー情報を取得する。そして、統括処理部117は、テストフロー作成実行部118に対して、取得されたフロー情報を送信してテストフローの作成を依頼し、テストフロー作成実行部118がワークフロー用のテストフローを作成する(S605)。
そして、テストフロー作成実行部118は、テストフローの作成処理が終了すると統括処理部117に対して、テストフロー作成処理終了の旨を送信して、S606に進む。なお、S605はサブルーチンであり、S605における処理の詳細については、図7の説明で述べる。
次に、S606で、統括処理部117がテストフロー作成実行部118に対してテストフローの実行を依頼し、テストフロー作成実行部118がテストフローを実行する。そして、テストフロー作成実行部118は、テストフローの実行処理が終了すると統括処理部117に対して、テストフロー実行処理終了の旨を送信して、処理を終了する。
なお、S606はサブルーチンであり、S607における処理の詳細については、図8の説明で述べる。
<テストフローを作成するサブルーチンのフローチャート>
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成処理について図7を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成処理について図7を参照しながら説明する。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像形成装置101によるテストフロー作成処理の手順例である。また、図7の画像形成装置101におけるテストフロー作成処理は、図6の説明のS606に該当するサブルーチン処理である。
なお、S701〜S711は各ステップを示す。また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
まず、テストフロー作成実行部118が、統括処理部117から受信したフロー情報をテストフロー情報管理部112に送信する。そして、フロー情報に対するテストフロー情報の読み出しを依頼する。
そして、テストフロー情報管理部112は、受信したフロー情報のフローIDに対応するテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105から読み出し、テストフロー作成実行部118に送信する。
次に、テストフロー作成実行部118は、統括処理部117から受信したフロー情報に対するテストフローが作成されているか否かを判断する(S701)。
ここで、テストフロー作成実行部118は、テストフロー情報管理部112から受信したテストフロー情報読み出し結果が、読み出し成功であると判断した場合は、既にテストフローが作成されていると判断して、S702に進む。
一方、S701で、テストフロー作成実行部118は、テストフロー情報管理部112から受信したテストフロー情報読み出し結果が、読み出し失敗であると判断した場合は、テストフローが作成されてないと判断して、S704に進む。ここでは、テストフロー作成実行部118が、既にテストフローが作成されていると判断したと仮定して、S702に進む。
そして、S702で、テストフロー作成実行部118が、S701において受信したテストフロー情報のテストフロー定義を参照し、テストフロー定義で示されているフロー定義の工程に、BOX操作が含まれているか否かを判断する。ここで、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義にBOX操作が含まれていると判断した場合には、S703に進む。
一方、S702で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義にBOX操作が含まれていないと判断した場合には、本処理を終了する。つまり、既に作成されているテストフローを用いてテスト処理が実行される。
そして、S702において、BOX操作が含まれていると判断された場合、テストフロー作成実行部118が、S701で受信したテストフローが過去に実行されてから、BOXのアクセス権が変更されているか否かを判断する(S703)。
まず、テストフロー作成実行部118が、S701で受信したテストフローの実行時刻を参照する。そして、テストフロー作成実行部118は、テストフローの実行時刻が存在する場合、S701で統括処理部117から受信したフロー情報のBOX操作の対象となるBOXを取得する。
次に、テストフロー作成実行部118は、取得したBOX情報をBOX情報管理部114に送信し、BOX情報のBOX名に対応するBOX情報を、BOX情報記憶部107から読み出すよう依頼する。
そして、テストフロー作成実行部118は、受信したBOX情報のBOX名に対応するBOX情報を、BOX情報記憶部107から読み出し、テストフロー作成実行部118に送信する。
次に、テストフロー作成実行部118は、受信したBOX情報(アクセス権を含む)の変更時刻と、S701で受信したテストフロー情報の実行時刻を比較する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、S701において受信したテストフローの実行時刻が存在し、かつ、実行時刻が、BOX情報の変更時刻以降の場合は、BOXのアクセス権は変更されていないと判断し、処理を終了する。
一方、テストフローの実行時刻がBOX情報の変更時刻以前の場合、BOXのアクセス権は変更されたと判断される。
一方、S703で、テストフロー作成実行部118が、BOXのアクセス権は変更されていると判断した場合、処理をS704へ進める。
そして、S704で、テストフロー作成実行部118が、S701で受信したフロー情報のフロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値を「1」で初期化して、S705に進む。
次に、S705で、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であるか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であると判断した場合は、S706に進む。
一方、S705で、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下でないと判断した場合は、S710に進む。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であると判断したと仮定して、S706に進む。
そして、S706で、テストフロー作成実行部118が、S701で受信したフロー情報の、フロー定義のi番目の工程情報を、テストルール情報管理部111に送信する。さらに、テストフロー作成実行部118が、テストルール情報管理部111に対して、i番目の工程の処理に対応するステップ種別を持つテストルール情報の読み出しを依頼する。
そして、テストルール情報管理部111は、テストルール情報記憶部104から、i番目の工程の処理に対応するステップ種別を持つテストルール情報を読み出し、テストフロー作成実行部118に送信して、S707に進む。
次に、S707で、テストフロー作成実行部118が、S701で受信したフロー情報の、フロー定義のi番目の工程を、S706において受信したテストルール情報のテスト工程に変換して、S708に進む。
そして、S708で、テストフロー作成実行部118が、S707において変換されたテスト工程をテストフローに追加して、S709に進む。
次に、S709においては、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値に「1」を加えてインクリメントして、S705に戻る。
一方、S705で、ポインタ変数iの値がフローの工程数以下でないと判断した場合は、S710で、テストフロー作成実行部118が、S708においてテスト工程を追加して作成したテストフローの工程数が、「0」より大きいか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、S708で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きいと判断した場合には、S711に進む。
一方、S710で、テストフロー作成実行部118が、S708で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きくないと判断した場合には、処理を終了する。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、S708で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きいと判断したと仮定して、S711に進む。
そして、テストフロー作成実行部118が、S708においてテスト工程を追加して作成した実行対象ワークフロー用のテストフローを、テストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105に格納するよう依頼する。
そして、S711で、テストフロー情報管理部112は、受信したテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105に格納し、格納した旨をテストフロー作成実行部118に送信して、処理を終了する。
<テストフローを実行するサブルーチンのフローチャート>
次に、画像形成装置101によるテストフロー実行処理について図8を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるテストフロー実行処理について図8を参照しながら説明する。
図8は、本実施形態を示す画像形成装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像形成装置101によるテストフロー実行処理の手順例である。
また、図8の画像形成装置101におけるストフロー実行処理は、図6の説明のS606に該当するサブルーチン処理である。なお、S801〜S812は各ステップを示す。
また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置101においては、図8に示すように、まず、テストフロー作成実行部118が、テストフロー情報管理部112に対して、統括処理部117から受信したフロー情報を送信する。
さらに、フローIDに対応するテストフローを、テストフロー情報記憶部105から読み出すよう依頼する。
そして、S801で、テストフロー情報管理部112はテストフロー作成実行部118から受信したフロー情報のフローIDに対応するテストフローをテストフロー情報記憶部105から読み出して、テストフロー作成実行部118に送信して、S802に進む。
そして、S802で、テストフロー作成実行部118が、S801で受信したテストフロー情報の実行時刻を参照し、実行時刻の値が存在する場合には、テストフローが既に実行されていると判断して、S803に進む。
一方、S802で、テストフロー作成実行部118が、S801で受信したテストフロー情報の実行時刻を参照し、実行時刻の値が存在しないと判断した場合には、テストフローがまだ実行されていないと判断して、S805に進む。
そして、テストフロー作成実行部118が、表示部116に後述のテストフロー再実行画面1401(図14に示す)の表示を依頼する。
次に、S803で、ユーザは、後述のテストフロー再実行画面1401(図14に示す)上のOKボタン1406、または、キャンセルボタン1407を押下した場合は、S804に進む。
次に、S804で、テストフロー作成実行部118が、S803において、ユーザがテストフローの再実行を指示したか否かを判断する。テストフロー作成実行部118が、ユーザが後述のテストフロー再実行画面1401(図14に示す)上のOKボタン1406を押下した場合には、テストフローの再実行を指示したと判断して、S805に進む。
一方、S804で、テストフロー作成実行部118が、ユーザが後述のテストフロー再実行画面1401(図14に示す)上のキャンセルボタン1407を押下した場合には、テストフローの再実行を指示していないと判断する。そして、S809に進む。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、ユーザがテストフローの再実行を指示したと判断したと仮定して、S805に進む。
次に、S805で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値を「1」で初期化して、S806に進む。
そして、S806で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値が、S801で読み出されたテストフロー定義の工程数以下であるか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値が、S801で読み出されたテストフロー定義の工程数以下であると判断した場合には、S807に進む。
一方、S806で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値が、S801で読み出されたテストフロー定義の工程数以下でないと判断した場合には、S809に進む。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値が、S801で読み出されたテストフロー定義の工程数以下であると判断したと仮定して、S807に進む。
そして、S807で、テストフロー作成実行部118が、S801で読み出されたテストフロー情報の、テストフロー定義のk番目のテスト工程を実行する。そして、S808に進む。
次に、S808で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義を構成するテスト工程を指すポインタ変数kの値に「1」を加えてインクリメントして、S806に戻る。
一方、S804でテストフローを歳実行しないと判断した場合は、テストフロー作成実行部118が、S801で読み出されたテストフロー情報のフローIDと現在時刻を、テストフロー情報管理部112に送信する。
さらに、テストフロー情報記憶部105に格納されている、テストフローIDに対応するテストフロー情報の実行時刻に、現在時刻を格納するよう依頼する。テストフロー情報管理部112は、テストフロー情報記憶部105に格納されている、テストフローIDに対応するテストフロー情報の実行時刻に、現在時刻を格納し、格納した旨をテストフロー作成実行部118に送信する。
次に、S809で、テストフロー作成実行部118は、S807においてテストされたテスト工程の実行結果を、表示部116に送信し、後述のテストフロー実行結果画面1501(図15に示す)を表示するよう依頼して、S810に進む。
そして、S810で、テストフロー作成実行部118が、S807においてテストされたテスト工程の実行結果がエラーであるか否かを判断する。ここで、テストフロー作成実行部118が、テスト工程の実行結果がエラーであると判断した場合には、S811に進む。このように、テストフロー作成実行部118は、実行結果がエラーとなっているかどうかのエラー判断を行う。
一方、S810で、テストフロー作成実行部118が、S807においてテストされたテスト工程の実行結果がエラーでないと判断した場合には、処理を終了する。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、テスト工程の実行結果がエラーであると判断したと仮定して、S811に進む。
そして、テストフロー作成実行部118が、S807において実行結果がエラーであったテスト工程を、エラー対応情報管理部115に送信する。そして、S811で、実行結果がエラーであったテスト工程に対応するステップ種別のエラー対応情報を、エラー対応情報記憶部108から読み出すよう依頼する。
そして、エラー対応情報管理部115は、受信したテスト工程に対応するステップ種別のエラー対応情報を、エラー対応情報記憶部108から読み出し、読み出されたエラー対応情報を、テストフロー作成実行部118に送信する。そしてS812に進む。
次に、S812で、テストフロー作成実行部118が、S811で読み出されたエラー対応情報を表示部116に送信し、後述のエラー対応画面1601(図16に示す)を表示するよう依頼して、処理を終了する。
なお、エラーの通知方法は、上記エラー対応情報を表示部116に送信して表示する以外の方法であってもよい。
これにより、ワークフローシステム上でワークフローのテスト実行を出来る。このことで、ユーザがワークフローを構成する複数の工程のうち、実行に支障がある工程を知ることが出来、さらに、ワークフローが正常に実行することが可能か否かを知ることができる。
また、各ユーザが、ワークフローのテスト実行を指示することに従ってテストフローが生成されるため、管理者の負担を軽減することが出来る。
本実施形態によれば、保存された履歴情報から新たなワークフローを作成するのではなく、テスト用のワークフローを作成してユーザが実行することで、ユーザが、ワークフローが正常に実行することが可能か否かを知ることが出来る。
また、ワークフローのルールに抵触しているかだけでなく、ユーザがワークフローをテスト実行出来ることで、ワークフローが正常に実行することが可能か否かをユーザが知ることが出来る。
また、ワークフローがBoxへの保存やSMBサーバへのファイル送信を含む場合、ユーザ毎にBoxやSMBサーバに対するアクセス権が異なるため、ワークフローが正常に実行できるか否かを管理者が確認すべく、ユーザ毎にフローをテストする必要があった。
ここで、本実施形態を用いることで、実行ユーザがテストを指示することで、テストワークフローが生成されるため、管理者の負荷を軽減することが可能となる。
以下、本実施形態を示す画像形成装置101の表示部116に表示可能な各種のユーザインタフェースについて説明する。
<ログイン画面>
次に、ログイン画面1101について図11を参照しながら説明する。
次に、ログイン画面1101について図11を参照しながら説明する。
図11は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるログイン画面の例である。
この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図11において、ログイン画面1101には、ユーザID入力ボックス1102、パスワード入力ボックス1103、OKボタン1104などが表示される。また、ログイン画面1101に対して、例えば、ユーザ情報として、ユーザグループ入力ボックスや、ユーザ所属入力ボックスなどを追加することができる。
ユーザID入力ボックス1102は、ユーザが画像形成装置101に対して、ユーザ情報におけるユーザIDを入力するための入力ボックスである。入力されたユーザIDは、統括処理部117においてユーザ認証に用いられる。
パスワード入力ボックス1103は、ユーザが画像形成装置101に対して、ユーザ情報におけるパスワードを入力するための入力ボックスである。入力されたパスワードは、統括処理部117においてユーザ認証に用いられる。
OKボタン1104は、ユーザが画像形成装置101に対して、ユーザIDおよびパスワードを用いてユーザ認証を行うことを指示するためのボタンである。OKボタン1104が押下されると、ユーザID入力ボックス1102に入力されているユーザID、及び、パスワード入力ボックス1103に入力されているパスワードが、ユーザ情報として、統括処理部117において取得される。
そして、統括処理部117が判断したユーザ認証結果が認証失敗であった場合は、ログイン画面1101上に認証失敗である旨を表示する。
また、統括処理部117が判断したユーザ認証結果が認証成功であった場合は、後述のワークフロー定義画面1201(図12)、または、後述のテストフロー実行画面1301(図13)、または、後述の処理実行画面1701(図17)に移行する。
<ワークフロー定義画面>
次に、ワークフロー定義画面1201について図12を参照しながら説明する。
次に、ワークフロー定義画面1201について図12を参照しながら説明する。
図12は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるワークフロー定義画面の一例である。この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図12において、ワークフロー定義画面1201には、スキャンボタン1202、Box読込ボタン1203、文書結合ボタン1204、ページ消去ボタン1205、プレビュー表示ボタン1206などが表示される。さらに、ワークフロー定義画面1201には、Box保存ボタン1207、印刷ボタン1208、送信ボタン1209、OKボタン1210、キャンセルボタン1211などが表示される。
なお、ワークフロー定義画面1201に対して、例えば、ファイルサーバ受信ボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
スキャンボタン1202は、ユーザがワークフロー定義の入力としてスキャンを選択する際に押下するボタンである。ここで、スキャンボタン1202が押下された場合、ワークフロー定義の入力がスキャンであるとし、スキャン設定ダイアログ画面が表示され、ユーザがスキャン設定を行うことが出来る。
ユーザがスキャン設定を入力すると、ワークフロー定義の入力としてスキャン処理が設定される。
Box読込ボタン1203は、ユーザがワークフロー定義の入力としてBox読込を選択する際に押下するボタンである。
ここで、Box読込ボタン1203が押下された場合、ワークフロー定義の入力がBox読込であるとし、Box読込設定ダイアログ画面が表示され、ユーザがBox読込設定を行うことが出来る。
ユーザがBox読込設定を入力すると、ワークフロー定義の入力としてBox読込処理が設定される。なお、Box読込処理とは、Boxに格納されているデータを読み出す処理を指す。
文書結合ボタン1204は、ユーザがワークフロー定義の編集として文書結合を選択する際に押下するボタンである。
ここで、文書結合ボタン1204が押下された場合、ワークフロー定義の編集が文書結合であるとし、文書結合設定ダイアログ画面が表示され、ユーザが文書結合設定を行うことが出来る。ユーザが文書結合設定を入力すると、ワークフロー定義の編集として文書結合処理が設定される。なお、文書結合とは複数のデータを1つのデータに結合する処理を指す。
ページ消去ボタン1205は、ユーザがワークフロー定義の編集としてページ消去を選択する際に押下するボタンである。ここで、ページ消去ボタン1205が押下された場合、ワークフロー定義の編集がページ消去であるとし、ページ消去設定ダイアログ画面が表示され、ユーザがページ消去設定を行うことが出来る。
ユーザがページ消去設定を入力すると、ワークフロー定義の編集としてページ消去処理が設定される。
プレビュー表示ボタン1206は、ユーザがワークフロー定義の編集としてプレビューを選択する際に押下するボタンである。ここで、プレビュー表示ボタン1206が押下された場合、ワークフロー定義の編集がプレビューであるとし、プレビュー設定ダイアログ画面が表示され、ユーザがプレビュー設定を行うことが出来る。
ユーザがプレビュー設定を入力すると、ワークフロー定義の編集としてプレビュー処理が設定される。
Box保存ボタン1207は、ユーザがワークフロー定義の出力としてBox保存を選択する際に押下するボタンである。ここで、Box保存ボタン1207が押下された場合、ワークフロー定義の出力がBox保存であるとし、Box保存設定ダイアログ画面が表示され、ユーザがBox保存設定を行うことが出来る。
ユーザがBox保存設定を入力すると、ワークフロー定義の出力としてBox保存処理が設定される。
印刷ボタン1208は、ユーザがワークフロー定義の出力として印刷を選択する際に押下するボタンである。ここで、印刷ボタン1208が押下された場合、ワークフロー定義の出力が印刷であるとし、印刷設定ダイアログ画面が表示され、ユーザが印刷設定を行うことが出来る。
ユーザが印刷設定を入力すると、ワークフロー定義の出力として印刷処理が設定される。
送信ボタン1209は、ユーザがワークフロー定義の出力として送信を選択する際に押下するボタンである。ここで、送信ボタン1209が押下された場合、ワークフロー定義の出力が送信であるとし、送信設定ダイアログ画面が表示され、ユーザが送信設定を行うことが出来る。ユーザが送信設定を入力すると、ワークフロー定義の出力として送信処理が設定される。
OKボタン1210は、ユーザが画像形成装置101に対して、ワークフロー定義画面1201において選択されたフロー情報を、画像形成装置101に保存するよう指示するためのボタンである。ここで、OKボタン1210が押下されると、統括処理部117は、ユーザがワークフロー定義画面1201上で入力したフロー情報を取得する。
キャンセルボタン1211は、ユーザが画像形成装置101に対して、ワークフロー定義画面1201において選択されたフロー情報を、画像形成装置101に保存せずに処理を中止するよう指示するためのボタンである。ここで、キャンセルボタン1211が押下されると、統括処理部117は処理を中止し、表示部116に対してログイン画面1101を表示するよう依頼する。
<テストフロー実行画面>
次に、テストフロー実行画面1301について図13を参照しながら説明する。
次に、テストフロー実行画面1301について図13を参照しながら説明する。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるテストフロー実行画面の例である。
この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図13において、テストフロー実行画面1301には、テストフロー選択ラジオボタン1302、フローID表示1303、フロー名表示1304、フロー内容表示1305、OKボタン1306、キャンセルボタン1307などが表示される。
なお、テストフロー選択ラジオボタン1302については、いずれか1つのみ選択することができる。また、テストフロー実行画面1301に対して、例えば、テストフロー作成時刻表示、テストフロー実行時刻表示、プロパティボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
テストフロー選択ラジオボタン1302は、ユーザがテスト実行したいフローを選択する際に押下するボタンである。ここで、テストフロー選択ラジオボタン1302が押下された場合、ユーザがテスト実行したいフローを選択することが出来る。
フローID表示1303は、すでに定義されているフローのうち、ユーザが実行することが可能なフローのフローIDの表示である。
フロー名表示1304は、すでに定義されているフローのうち、ユーザが実行することが可能なフローのフロー名の表示である。本実施形態においては、テストフロー実行画面1301上にフロー名表示1304が設けられているが、フロー名表示1304は必ずしも必要ではない。
フロー内容表示1305は、すでに定義されているフローのうち、ユーザが実行することが可能なフローのフロー内容の表示である。本実施形態においては、テストフロー実行画面1301上にフロー内容表示1305が設けられているが、フロー内容表示1305は必ずしも必要ではない。
OKボタン1306は、ユーザが画像形成装置101に対して、テストフロー実行画面1301において選択されたフロー情報を、画像形成装置101にテストフロー実行するよう指示するためのボタンである。
ここで、OKボタン1306が押下されると、統括処理部117は、ユーザがテストフロー実行画面1301上で選択したフロー情報を取得する。
キャンセルボタン1307は、ユーザが画像形成装置101に対して、テストフローを実行せずに処理を中止するよう指示するためのボタンである。ここで、キャンセルボタン1307が押下されると、統括処理部117は処理を中止し、表示部116に対して前記ログイン画面1101を表示するよう依頼する。
<テストフロー再実行画面>
次に、テストフロー再実行画面1401について図14を参照しながら説明する。
次に、テストフロー再実行画面1401について図14を参照しながら説明する。
図14は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるテストフロー再実行画面の例である。この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図14において、テストフロー再実行画面1401には、フローID表示1402、フロー名表示1403、フロー内容表示1404、最終実行日時表示1405、OKボタン1406、キャンセルボタン1407などが表示される。
また、テストフロー再実行画面1401に対して、例えば、テストフロー作成時刻表示、テストフロー実行時刻表示、プロパティボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
フローID表示1402は、テストフロー実行が指示されたテストフローのフローIDの表示である。本実施形態においては、テストフロー再実行画面1401上にフローID表示1402が設けられているが、フローID表示1402は必ずしも必要ではない。
フロー名ID表示1403は、テストフロー実行が指示されたテストフローのフロー名の表示である。本実施形態においては、テストフロー再実行画面1401上にフロー名表示1403が設けられているが、フロー名表示1403は必ずしも必要ではない。
フロー内容表示1404は、テストフロー実行が指示されたテストフローのフロー内容の表示である。本実施形態においては、テストフロー再実行画面1401上にフロー内容表示1404が設けられているが、フロー内容表示1404は必ずしも必要ではない。
最終実行日時表示1405は、テストフロー実行が指示されたテストフローの最終実行日時の表示である。本実施形態においては、テストフロー再実行画面1401上に最終実行日時表示1405が設けられているが、最終実行日時表示1405は必ずしも必要ではない。
OKボタン1406は、ユーザが画像形成装置101に対して、テストフロー再実行画面1401において、画像形成装置101にテストフロー再実行するよう指示するためのボタンである。ここで、OKボタン1406が押下されると、統括処理部117は、ユーザがテストフローの再実行を指示したとして、テストフローの再実行を行う。
キャンセルボタン1407は、ユーザが画像形成装置101に対して、テストフローを再実行せずに処理を中止するよう指示するためのボタンである。ここで、キャンセルボタン1407が押下されると、統括処理部117は処理を中止し、表示部116に対して前記ログイン画面1101を表示するよう依頼する。
<エラー対応画面>
次に、テストフロー実行結果画面1501について図15を参照しながら説明する。
次に、テストフロー実行結果画面1501について図15を参照しながら説明する。
図15は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるテストフロー実行結果画面の例である。
この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図15において、テストフロー実行結果画面1501には、フローID表示1502、フロー名表示1503、フロー内容表示1504、実行結果表示1505、エラー詳細表示1506、OKボタン1507などが表示される。
また、テストフロー実行結果画面1501に対して、例えば、テストフロー作成時刻表示、テストフロー実行時刻表示、プロパティボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
フローID表示1502は、テストフロー実行されたテストフローのフローIDの表示である。本実施の形態においては、テストフロー実行結果画面1501上にフローID表示1502が設けられているが、フローID表示1502は必ずしも必要ではない。
フロー名ID表示1503は、テストフロー実行されたテストフローのフロー名の表示である。本実施形態においては、テストフロー実行結果画面1501上にフロー名表示1503が設けられているが、フロー名表示1503は必ずしも必要ではない。
フロー内容表示1504は、テストフロー実行されたテストフローのフロー内容の表示である。本実施形態においては、テストフロー実行結果画面1501上にフロー内容表示1504が設けられているが、フロー内容表示1504は必ずしも必要ではない。
実行結果表示1505は、テストフロー実行されたテストフローの実行結果の表示である。エラー詳細表示1506は、テストフロー実行されたテストフローのエラー詳細の表示である。エラー詳細表示1506は、テストフロー実行された際、エラーが発生した場合のみ表示される。
OKボタン1507は、ユーザが画像形成装置101に対して、テストフロー実行結果画面1501において、画像形成装置101にテストフロー実行結果を確認した旨を指示するためのボタンである。
ここで、OKボタン1507が押下されると、統括処理部117は、ユーザがテストフローの実行結果を確認したとし、テストフローが正常終了した場合には処理を終了する。
また、テストフローがエラー終了した場合には、後述のエラー対応画面1601(図16に示す)の表示を、表示部116に依頼する。
<テストフロー実行結果画面>
次に、エラー対応画面1601について図16を参照しながら説明する。
次に、エラー対応画面1601について図16を参照しながら説明する。
図16は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるエラー対応画面の例である。
この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図16において、エラー対応画面1601には、実行結果表示1602、エラー詳細表示1603、対処方法表示1604、OKボタン1605などが表示される。
また、エラー対応画面1601に対して、例えば、フローID表示、フロー名表示、フロー内容表示、テストフロー作成時刻表示、テストフロー実行時刻表示、プロパティボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
実行結果表示1602は、テストフロー実行されたテストフローの実行結果の表示である。エラー詳細表示1603は、テストフロー実行されたテストフローのエラー詳細の表示である。
対処方法表示1604は、テストフロー実行時のエラーに対応する方法の表示である。OKボタン1605は、ユーザが画像形成装置101に対して、エラー対応画面1601において、画像形成装置101にエラー対応方法を確認した旨を指示するためのボタンである。
ここで、OKボタン1605が押下されると、統括処理部117は、ユーザがテストフロー実行時のエラー対応方法を確認したとし、処理を終了する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態のワークフローテストシステムは、第1実施形態のワークフローテストシステムにおけるテストフロー作成処理に加えて、画像形成装置上で行われた処理の履歴を用いて、効率的なテストフローの作成を行う点が異なる。
第2実施形態のワークフローテストシステムは、第1実施形態のワークフローテストシステムにおけるテストフロー作成処理に加えて、画像形成装置上で行われた処理の履歴を用いて、効率的なテストフローの作成を行う点が異なる。
すなわち、第2実施形態のワークフローテストシステムにおいては、ワークフローからテストフローを作成する際に、ワークフローの工程の中に、過去に実施した処理と同様の処理を行う工程が存在する場合には、その工程を除いたテストフローを作成する。
これにより、過去に実施した実績のある工程のテストは行われず、ワークフローの効率的なテストを実施することが可能である。
第2実施形態は、図1のテストフロー作成実行部118における処理が異なっている点と、図7が異なる点、図9、図17が追加される点以外は、全て第1実施形態と同じ実施形態である。
なお、第2実施形態の図10は、第1実施形態の図7を置き換えるものである。第2実施形態の図9、図17は、第1実施形態に追加するものである。
<ワークフローテストシステムの全体構成図>
まず、本ワークフローテストシステムの構成について、図1を参照しながら第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
まず、本ワークフローテストシステムの構成について、図1を参照しながら第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
図1において、テストフロー作成実行部118は、テストフローの作成処理については以下のような処理を行う。テストフロー作成実行部118は、統括処理部117から受信したフロー情報をテストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105に格納されているフロー情報に対応するテストフロー情報の読み出しを依頼する。そして、テストフロー情報を受信した場合には、テストフローの工程にBOX操作が含まれているか否かを判断する。
テストフローの工程にBOX操作が含まれている場合には、ユーザ情報とBOX情報をBOX情報管理部114に送信し、BOX情報記憶部107に格納されている対応するBOX情報の読み出しを依頼する。そして、読み出されたBOX情報の変更時刻から実行ユーザが変更されているか否かを判断し、変更されていないならば、テストフローを実行しない。
一方、テストフロー情報が読み出されなかった場合には、フロー情報から1工程ずつ順に読み出し、以下の処理を行う。
具体的には、工程情報とユーザ情報を処理履歴情報管理部113に送信して処理履歴情報記憶部106に格納された処理履歴情報のうち、ユーザ情報のユーザIDが実行ユーザであり、かつ工程の処理が処理履歴となっている処理履歴情報の読み出しを依頼する。
処理履歴情報管理部113から処理履歴情報の検索結果を受信し、検索結果として工程情報とユーザ情報に該当する処理履歴情報が存在した場合には、そのワークフローの工程は、テストフローから除外する。
処理履歴情報管理部113から受信した処理履歴情報の検索結果が、工程情報とユーザ情報に該当する処理履歴情報が存在しなかった場合には、そのワークフローの工程をテストする工程をテストフローに加える。
すなわち、テストルール情報記憶部104に格納されている、工程に対応するテストルールの読出しをテストルール情報管理部111に依頼する。テストルール情報管理部111から受信したテストルール情報から、テスト工程に変換し、変換後の処理をテストフローに追加する。
フロー情報の全工程についてテストフローに変換した後、作成されたテストフローをテストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105への送信を依頼する。
<デバイス処理実行における画像形成装置のフローチャート>
次に、画像形成装置101によるワークフロー定義処理について図9を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるワークフロー定義処理について図9を参照しながら説明する。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像形成装置101によるデバイス処理の手順例である。
なお、S901〜S907は各ステップを示す。また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置101においては、図9に示すように、まず、統括処理部117が、表示部116に対して、後述のログイン画面1101(図11に示す)の表示を依頼する。
次に、S901で、ユーザは後述のログイン画面1101(図11に示す)上において、ユーザID1102およびパスワード入力ボックス1103からパスワードを入力し、OKボタン1104を押下して、S902に進む。
そして、統括処理部117が、S901においてユーザが入力したユーザIDおよびパスワードを取得する。統括処理部117は、取得したユーザIDをユーザ情報管理部109に送信し、ユーザ情報記憶部102に格納されている、ユーザIDに対応するユーザ情報の読み出しを依頼する。
ユーザ情管理憶部109は、受信したユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部102から読み出し、統括処理部117に送信する。
ここで、統括処理部117は、受信したユーザ情報と、前記S901でユーザが入力したパスワードを使用して、ユーザIDおよびパスワードの認証を行う(S902)。
そして、統括処理部117は、ユーザ情報記憶部102に、ユーザIDに対応するユーザ情報が格納されており、かつ、読み出されたユーザ情報のパスワードと、S901においてユーザが入力したパスワードが一致するか否かを判断する。ここで、ユーザが入力したパスワードが一致すると判断した場合には、認証成功であると判断する。
そして、S903においては、統括処理部117が、S902において、ユーザIDとパスワードを認証した結果が、成功であるか否かを判断する。ここで、認証失敗であると判断した場合には、S901に戻る。
一方、S903で、統括処理部117が、認証成功であると判断した場合には、S904に進む。ここでは、統括処理部117が、認証成功であると判断したと仮定して、S904に進む。
そして、統括処理部117が表示部116に対して、後述のデバイス処理画面1701(図17に示す)の表示を依頼する。次に、S904で、ユーザは、後述のデバイス処理画面1701(図17に示す)上でデバイス処理設定を行い、印刷ボタン1711、送信ボタン1712、Boxボタン1713のいずれかを押下して、S905に進む。
次に、統括処理部117が、前記S904において、ユーザが後述のデバイス処理画面1701(図17に示す)上で入力したデバイス処理設定情報を取得する。そして、S905で、統括処理部117は、取得されたデバイス処理設定情報にしたがって、デバイス処理を実行して、S906に進む。
そして、S906で、統括処理部117が、S905において、デバイス処理を行った結果が成功であったか否かを判断する。ここで、統括処理部117が、デバイス処理を行った結果が成功であったと判断した場合には、S907に進む。
一方、S906で、統括処理部117が、デバイス処理を行った結果が成功ではなかったと判断した場合には、処理を終了する。
そして、統括処理部117が、S905で実行したデバイス処理情報とユーザ情報、現在時刻を、処理履歴情報管理部113に送信し、処理履歴情報として、処理履歴情報記憶部106に格納するよう依頼する。
そして、S907で、処理履歴情報管理部113は、受信したデバイス処理情報とユーザ情報、現在時刻を、処理履歴情報として、処理履歴情報記憶部106に格納し、格納した旨を統括処理部117に送信して、処理を終了する。
<テストフローを作成するサブルーチン>
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成処理について図10を参照しながら説明する。
次に、画像形成装置101によるテストフロー作成処理について図10を参照しながら説明する。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置における第6のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、画像形成装置101によるテストフロー作成処理の手順例である。なお、本テストフロー作成処理は、図6のS606で実行されるサブルーチン処理の詳細手順である。
なお、S1001〜S1013は各ステップを示す。また、各ステップは、図3に示したCPU301によりRAM302にロードされる制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置101においては、図10に示すように、まず、テストフロー作成実行部118が、統括処理部117から受信したフロー情報をテストフロー情報管理部112に送信する。
さらに、フロー情報に対するテストフロー情報の読み出しを依頼する。テストフロー情報管理部112は、受信したフロー情報のフローIDに対応するテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105から読み出し、テストフロー作成実行部118に送信する。
次に、S1001で、テストフロー作成実行部118は、統括処理部117から受信したフロー情報に対するテストフローが作成されているか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118は、テストフロー情報管理部112から受信したテストフロー情報読み出し結果が、読み出し成功の場合は、既にテストフローが作成されていると判断して、S1002に進む。
一方、テストフロー作成実行部118は、テストフロー情報管理部112から受信したテストフロー情報読み出し結果が、読み出し失敗の場合は、テストフローが作成されてないと判断して、S1004に進む。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、既にテストフローが作成されていると判断したと仮定して、S1002に進む。
そして、S1002においては、テストフロー作成実行部118が、S1001において受信したテストフロー情報のテストフロー定義を参照し、テストフロー定義で示されているフロー定義の工程に、BOX操作が含まれているか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義にBOX操作が含まれていると判断した場合には、S1003に進む。
一方、S1002で、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義にBOX操作が含まれていないと判断した場合には、処理を終了する。ここでは、テストフロー作成実行部118が、テストフロー定義にBOX操作が含まれていると判断したと仮定して、S1003に進む。
そして、S1003で、テストフロー作成実行部118が、S1001で受信したテストフローが過去に実行されてから、BOXのアクセス権が変更されているか否かを以下のように判断する。
まず、テストフロー作成実行部118が、S1001で受信したテストフローの実行時刻を参照する。テストフロー作成実行部118は、実行時刻が存在する場合には、S1001で統括処理部117から受信したフロー情報の、フロー定義のBOX操作の対象となるBOXを取得する。
そして、テストフロー作成実行部118は、取得したBOX情報をBOX情報管理部114に送信し、BOX情報のBOX名に対応するBOX情報を、BOX情報記憶部107から読み出すよう依頼する。
そして、テストフロー作成実行部118は、受信したBOX情報のBOX名に対応するBOX情報を、BOX情報記憶部107から読み出し、テストフロー作成実行部118に送信する。
そして、テストフロー作成実行部118は、受信したBOX情報の変更時刻と、S1001で受信したテストフロー情報の実行時刻を比較する。テストフロー作成実行部118が、S1001において受信したテストフローの実行時刻が存在し、かつ、実行時刻が、BOX情報の変更時刻以降の場合は、BOXのアクセス権は変更されていないと判断し、処理を終了する。
一方、S1003で、上記判断と異なる場合は、テストフロー作成実行部118が、BOXのアクセス権は変更されていると判断し、S1004に進む。ここでは、テストフロー作成実行部118が、BOXのアクセス権は変更されていると判断して仮定して、S1004に進む。
そして、S1004で、テストフロー作成実行部118が、前記S1001で受信したフロー情報のフロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値を「1」で初期化して、S1005に進む。
そして、S1005で、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であるか否かを以下のように判断する。
具体的には、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であると判断した場合は、S1006に進む。
一方、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下でないと判断した場合は、S1012に進む。
ここでは、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値が、フロー定義の工程数以下であると判断したと仮定して、S1006に進む。
そして、テストフロー作成実行部118が、S1001で受信したフロー情報の、フロー定義のi番目の工程情報とユーザ情報を、処理履歴情報管理部113に送信する。
次に、テストフロー作成実行部118は、処理履歴情報管理部113に、処理履歴情報記憶部106に格納されている処理履歴情報のうち、ユーザ情報のユーザIDが実行ユーザと等しく、かつ工程の処理が処理履歴と等しい処理履歴情報の読み出しを依頼する。
そして、S1006で、処理履歴情報管理部113は、処理履歴情報記憶部106に格納されている処理履歴情報のうち、ユーザ情報のユーザIDが実行ユーザと等しく、かつ、工程の処理が処理履歴と等しい処理履歴情報の読み出す。さらに、処理履歴情報管理部113は、処理履歴情報を読み出した結果を、テストフロー作成実行部118に送信して、S1007に進む。
次に、S1007で、テストフロー作成実行部118が、前記S1006において、処理履歴情報管理部113から受信した処理履歴情報の読み出し結果が、検索に成功したか否かを判断する。ここで、テストフロー作成実行部118が、処理履歴情報の読み出し結果が、検索に成功したと判断した場合は、S1011に進む。
一方、テストフロー作成実行部118が、処理履歴情報の読み出し結果が、検索に成功していないと判断した場合は、S1008に進む。ここでは、テストフロー作成実行部118が、処理履歴情報の読み出し結果が、検索に成功していないと判断したと仮定して、S1008に進む。
そして、テストフロー作成実行部118が、S1001で受信したフロー情報の、フロー定義のi番目の工程情報を、テストルール情報管理部111に送信する。
さらに、テストルール情報記憶部104から、i番目の工程の処理に対応するステップ種別を持つテストルール情報の読み出しを依頼する。そして、S1008で、テストルール情報管理部111は、テストルール情報記憶部104から、i番目の工程の処理に対応するステップ種別を持つテストルール情報の読み出し、テストフロー作成実行部118に送信して、S1009に進む。
そして、S1009で、テストフロー作成実行部118が、S1001で受信したフロー情報の、フロー定義のi番目の工程を、S1008において受信したテストルール情報のテスト工程に変換して、S1010に進む。
次に、S1010で、テストフロー作成実行部118が、前記S1009において変換されたテスト工程をテストフローに追加して、S1011に進む。
そして、S1011で、テストフロー作成実行部118が、フロー定義を構成する工程を指すポインタ変数iの値に「1」を加えてインクリメントして、S1005に戻る。
このように、本実施形態では、テストルール情報記憶部104に記憶されるテストルールに従って生成される工程を追加してテストフローを生成する。この時、生成される各工程をテストワークフローに追加する必要があるかどうかを処理履歴情報記憶部106に履歴情報に基づいて判断する。
そして、作成される工程を追加する必要がないと判断した場合、テストフローの中で実行されている工程を含まないテストフローを作成することができる。
そのため、ワークフローシステム上で以前に正常に実行されている工程までテスト用のワークフローにて実行されるため、テスト用ワークフローの実行時に、正常に実行されている工程をさらにテストするという、処理の無駄を削減することが可能となる。
また、本実施形態は、例えば過去にBoxからのファイル読込みが成功したとしても、アクセス権の変更の有無に基づいてテストフローに当該Boからファイル読込み工程を追加すべきか否かを判断する。そのため、アクセス権の変更を事前のテストワークフローで知ることが可能となる。
具体的には、一般ユーザは、本番用のワークフローA(スキャン→SMB送信→印刷)のテスト実行をデバイスに指示する。
この場合に、本番用のワークフロー(スキャン→SMB送信→印刷)からテスト用フローTを自動的に生成する。画像形成装置101は、処理履歴情報を使用して、ワークフロー(スキャン→SMB送信→印刷)のうち、すでに処理が成功しているステップを除いたステップで、テスト用フローT1を作成する。ここで、 印刷という工程が既に実行されている場合には、テスト用ワークフローT1(スキャン→SMB送信)を作成する。
これにより、従来のようにすべての工程を含まない、すなわち必要な工程からなるワークフローを作成することができる。
一方、S1005で変数iがフロー工程数を超えていると判断した場合は、S1012に進む。そして、S1012で、テストフロー作成実行部118が、S1010においてテスト工程を追加して作成したテストフローの工程数が、「0」より大きいか否かを判断する。
ここで、テストフロー作成実行部118が、S1010で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きいと判断した場合には、S1013に進む。
一方、テストフロー作成実行部118が、S1010で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きくないと判断した場合には、処理を終了する。ここでは、テストフロー作成実行部118が、前記S1010で追加されて作成されたテストフローの工程数が、「0」より大きいと判断したと仮定して、S1013に進む。
そして、S1013で、テストフロー作成実行部118が、S1010においてテスト工程を追加して作成したテストフローを、テストフロー情報管理部112に送信し、テストフロー情報記憶部105に格納するよう依頼する。
そして、テストフロー情報管理部112は、受信したテストフロー情報を、テストフロー情報記憶部105に格納し、格納した旨をテストフロー作成実行部118に送信して、処理を終了する。
これにより、一般ユーザが本番フローのテスト実行する際に、デバイス上で実行された処理の履歴(処理履歴情報)を使用して、すでに成功している処理のステップを除いたテストフローを作成する。さらに、テストフローは、本番フローのステップそのままではなく、あらかじめ定義されたルールに従ったテスト用のステップを組み合わせて作成することができる。
これにより、一般ユーザが、フローの全てのステップを実行することなく、効率的に、定義されているフローが、正しく実行できるかどうかを確認することが出来る。
<デバイス処理画面>
次に、デバイス処理画面1701について図17を参照しながら説明する。
次に、デバイス処理画面1701について図17を参照しながら説明する。
図17は、本実施形態を示す画像形成装置で表示可能なユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、画像形成装置101に表示されるデバイス処理画面の例である。
この画面の表示処理はCPU301の命令に基づいて表示部116により実行される。本画面上でのユーザによる入力操作には、キーボード311、マウス312などが用いられる。
図17において、デバイス処理画面1701には、倍率表示1702、用紙表示1703、部数表示1704、倍率ボタン1705、用紙ボタン1706、濃度ボタン1707などが表示される。
さらに、デバイス処理画面1701には、画質ボタン1708、仕上げボタン1709、両面ボタン1710、印刷ボタン1711、送信ボタン1712、BOXボタン1713などが表示される。なお、デバイス処理画面1701に対して、例えば、原稿状態表示、ショートカット実行ボタン、ヘルプボタンなどを追加することができる。
倍率表示1702は、ユーザが後述の倍率ボタン1705を押下した際に設定した倍率を表示する。本実施形態においては、デバイス処理画面1701上に倍率表示1702が設けられているが、倍率表示1702は必ずしも必要ではない。
用紙表示1703は、ユーザが後述の用紙ボタン1706を押下した際に設定した用紙を表示する。本実施形態においては、デバイス処理画面1701上に用紙表示1703が設けられているが、用紙表示1703は必ずしも必要ではない。
部数表示1704は、ユーザが後述の用紙ボタン1706を押下した際に設定した部数を表示する。本実施形態においては、デバイス処理画面1701上に部数表示1704が設けられているが、部数表示1704は必ずしも必要ではない。
倍率ボタン1705は、ユーザがデバイス処理設定として、スキャン時または印刷時の倍率を設定するためのボタンである。用紙ボタン1706は、ユーザがデバイス処理設定として、印刷時の用紙と部数を設定するためのボタンである。
濃度ボタン1707は、ユーザがデバイス処理設定として、スキャン時の濃度を設定するためのボタンである。
画質ボタン1708は、ユーザがデバイス処理設定として、スキャン時の画質を設定するためのボタンである。仕上げボタン1709は、ユーザがデバイス処理設定として、印刷時の仕上げを設定するためのボタンである。
両面ボタン1710は、ユーザがデバイス処理設定として、スキャン時および印刷時の両面設定を設定するためのボタンである。印刷ボタン1711は、ユーザがデバイス処理設定として、印刷設定を設定し、印刷を指示するためのボタンである。
送信ボタン1712は、ユーザがデバイス処理設定として、送信設定を設定し、送信を指示するためのボタンである。BOXボタン1713は、ユーザがデバイス処理設定として、BOX操作設定を設定し、BOX操作を指示するためのボタンである。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、通常のユーザがテストワークフローを作成する場合に、検索にヒットした工程をテストワークフローに追加しないように処理する場合について説明した。
上記第2実施形態では、通常のユーザがテストワークフローを作成する場合に、検索にヒットした工程をテストワークフローに追加しないように処理する場合について説明した。
そこで、認証するユーザの属性、管理ユーザか通常のユーザかを識別することで、第1実施形態と第2実施形態との処理を自動的に切り替えるように構成してもよい。
つまり、管理ユーザが作成されたすべての工程を含むテストワークフローを実行させたい場合と、ユーザが実行する必要のない工程を含まないテストワークフローを実行させたい場合とを作成モードで自在に切り替えてもよい。例えば認証時点で、いずれの作成モードとするかを決定すればよい。
これにより、管理ユーザおよび通常ユーザのテストワークフロー作成要求に利便性よく応えることができる。
〔第4実施形態〕
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図18は、本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5〜図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
101 画像形成装置
102 ユーザ情報記憶部
103 フロー情報記憶部
104 テストルール情報記憶部
105 テストフロー情報記憶部
106 処理履歴情報記憶部
107 BOX情報記憶部
102 ユーザ情報記憶部
103 フロー情報記憶部
104 テストルール情報記憶部
105 テストフロー情報記憶部
106 処理履歴情報記憶部
107 BOX情報記憶部
Claims (10)
- 特定の工程を組み合わせたワークフローを実行させる情報処理装置であって、
実行対象として選択されたワークフローについてテストを実行することを指示する指示手段と、
前記指示手段によってテストを実行することが指示された場合、当該実行対象として選択されたワークフロー用のテストワークフローを生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成されたテストワークフローを実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 実行されたワークフローの履歴情報を保存する保存手段と、
前記指示手段によりテストを実行することが指示された場合、前記履歴情報に基づいて、当該ワークフローを構成する各工程についてテストワークフローの工程に追加すべきか否かを判断する判断手段とを更に有し、
前記生成手段は、前記判断手段により追加する必要があると判断された工程を用いてテストワークフローを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、前記実行対象となるワークフローに含まれる工程のうち、既に実行された工程についてテストフローに追加する必要はないと判断することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記判断手段は、前記実行対象として選択されたワークフローに記憶領域へのアクセスを必要とする工程が含まれている場合、当該記憶領域のアクセス権の変更の有無に基づいて、当該記憶領域へのアクセスを必要とする工程をテストフローに追加すべきか否かを判断することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
- 特定の工程を組み合わせたワークフローを実行させる情報処理装置における情報処理方法であって、
実行対象として選択されたワークフローについてテストを実行することを指示する指示ステップと、
前記指示ステップによってテストを実行することが指示された場合、当該実行対象として選択されたワークフロー用のテストワークフローを生成する生成ステップと、
前記生成ステップによって生成されたテストワークフローを実行する実行ステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 実行されたワークフローの履歴情報を保存手段に保存する保存ステップと、
前記指示ステップによりテストを実行することが指示された場合、前記履歴情報に基づいて、当該ワークフローを構成する各工程についてテストワークフローの工程に追加すべきか否かを判断する判断ステップとを更に有し、
前記生成ステップは、前記判断ステップにより追加する必要があると判断された工程を用いてテストワークフローを生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。 - 前記判断ステップは、前記実行対象となるワークフローに含まれる工程のうち、既に実行された工程についてテストフローに追加する必要はないと判断することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
- 前記判断ステップは、前記実行対象として選択されたワークフローに記憶領域へのアクセスを必要とする工程が含まれている場合、当該記憶領域のアクセス権の変更の有無に基づいて、当該記憶領域へのアクセスを必要とする工程をテストフローに追加すべきか否かを判断することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理方法。
- 請求項5乃至8のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項5乃至8のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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